MLBに関する世界観です。野球も参照のこと。
2023~2024年シーズンの大谷とMLBの日本人選手については、日記のほうに掲載しているのでそちらをご覧ください。大谷だけではなく、吉田正尚や藤浪晋太郎や山本由伸などについても掲載しています。
たとえば、2023.05.03以降では、
月 | 日記 |
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2023.05 | 2023-05-28 |
2023.06 | 2023-06-01、2023-06-07、2023-06-16 |
2023.07 | 2023-07-06、2023-07-10、2023-07-15、2023-07-18、2023-07-20、2023-07-23、2023-07-28、2023-07-30 |
2023.08 | 2023-08-01、2023-08-02、2023-08-03、2023-08-14、2023-08-24、2023-08-26 |
2023.09 | 2023-09-07、2023-09-20 |
2023.10 | 2023-10-01、2023-10-02、2023-10-03 |
2023.11 | 2023-11-17 |
2023.12 | 2023-12-10、2023-12-14、2023-12-15、2023-12-17、2023-12-22 |
などの日記に、関連する内容があります。抜けがあったら申し訳ありません。
2024年以降は、
となります。最近はドジャースファンをやめてカブスファンになり、特に今永昇太投手のファンになりました。
最近、僕は大谷翔平よりも、「投げる哲学者」の異名を持つ、カブスの日本人投手の今永昇太に注目しています。
今永昇太はメジャーリーグでデビューから絶好調。なんと三試合で自責点0、防御率「0.00」をキープしています。
大谷翔平には本当に申し訳ないのだが、ドジャースは大谷翔平が打っても打たなくても勝つような、なんの心配もない常勝チーム。だから、応援する意味がなくなってしまいました。
多くの日本人はドジャースを応援していると思いますが、僕はここで、今永昇太と鈴木誠也の所属しているカブスを応援することにしたいです。
カブスはMLBの伝統チームで、本拠地を変えていない球団の中ではもっとも古い歴史を持つ、MLBでも屈指の人気チームですが、108年もの間ワールドシリーズ制覇から遠ざかっていた「ワールドシリーズを制覇するはずのないチーム」です。
さらに、僕はカープファンなので、鈴木誠也にも(プロ野球の試合はほとんど観ていないけど)広島人としての愛着があります。
頑張れ、カブス。頑張れ、今永昇太。僕は今永昇太に心を奪われました。大谷翔平や山本由伸のドジャースではなく、僕はカブスを応援しています。
2024-04-04、2024-04-07、2024-04-08の日記も参照のこと。
2024.04.17
僕は、今永昇太ができる理由、ほかの日本人投手と違う理由は、「アメリカにはアメリカのやり方がある」と考えた上で、「アメリカだからこそ効果的なやり方をやる」ということをしているところだと思う。
多くの日本で高い実績を収めた日本人投手が、「日本のマウンドで投げるのと同じようにアメリカでも投げる」ということを目指している。
だが、今永昇太は違う。今永昇太は、「アメリカで通用する方法」というのを研究し、日本のやり方とは異なるアメリカで通用するやり方をする。
たとえばメジャーの選手は、日本では見送られることの多い高めの速球(ストレート)をバンバン振ってくる。だから今永昇太はその投げ方に変えた。この速球があるから、変化球が活きる。
また、大谷や藤浪のような球速はないが回転数のあるストレートはキレがあり、アメリカの打者には簡単に打たれない。球の回転数が高いと初速と終速の差が小さくなるため、実際の球速よりも打者からは速く見える。今永昇太の回転数の高いストレートはボールが浮かび上がるようにホップするため、球の下を振ってしまう。だから、今永昇太は堂々とゾーンを狙ってそのような浮き上がる速球を投げてくる。
また、サウスポーは相対的に少ないためにさらに打たれにくく、さらに有利に働いている。そのため、球速はなくても三振を取ることができる。
また球速がない代わりに制球力が高いピッチャーであり、キャッチャーの示した場所に的確に投げられるため、頭脳を使って野球をすることができる。
今永昇太は、メジャーに行く前の準備段階として、そのような「アメリカでどのようにすれば自分は通用するか」ということを、勉強して研究してきた。同じチームにサイ・ヤング賞投手のバウアーがいたことも大きいだろう。僕が評するに、今永昇太は頭脳でメジャーを制した最高の日本人投手である。
ちなみに、アメリカではストレートのことをフォーシームと呼ぶ。多くの野球記事では、「今永昇太のフォーシームは回転数が高く浮かび上がる」と言われるが、これはストレートのことを言っている。
後日注記:今永昇太が打たれない理由は、単に浮かび上がるストレートだけではなく、下に落ちるスプリットのような変化球もあるところです。今永昇太は浮かび上がるストレートと落ちる変化球を同じピッチングフォームから投げてきます。バッターから見ると、上に浮かび上がるのかそれとも下に落ちるのか分かりません。なので、ストレートとスプリットだけで三振を奪うことができるのです。
2024.05.03-05
2024.05.11編集
日本の野球ではレベルスイングが主流ですが、アメリカの野球ではアッパースイングが主流。そして、アッパースイングでは今永昇太の浮かび上がる高めのストレートを打つことが非常に難しい。「面」ではなく「点」で打つようになってしまう。
日本では高めが危険であるとされるが、メジャーでは逆に高めこそが効果的。だから今永昇太はアメリカに来て、高めを攻め、低めには投げないように自らのスタイルを変えた。
浮かび上がるストレートに対応するには上から叩くように打つ必要があるが、そうすると逆に同じピッチングフォームから投げてくる落ちる変化球が打てなくなる。
すべては日本ではなくアメリカのやり方に合わせて今永昇太が対応した結果。それは見事に上手くいっている。
2024.05.20
僕が思うに、僕は山本由伸とよく似ていると思う。
山本由伸がドジャースでポストシーズンの中で活躍してくれて、僕はとても嬉しい。
そして、山本由伸の発言とか態度とかを見ていると、なぜか、僕とよく似ているような気がする。
何かしら、性格的なところが似ているのだと思うが、大人であるはずなのに、なぜか赤ちゃんのような感情を受けてしまうのが、山本由伸と僕である。
いろいろと、難しいところもあるだろうが、頑張ってほしい。山本由伸には僕の分身として、新しい時代の日本の野球界を担っていってほしいと思う。
2024.11.10