永遠の青空とともにに戻る

=2023-05-28=

心が平穏を保つための四カ条

ここに、「心が平穏を保つための四カ条」を記述する。

無視すること。

忘れること。

分かろうとしないこと。

焦らないこと。

最初の三つは、「気にしすぎるな」ということであり、どんなことも過ぎていく中のひとつにすぎず、特別重要ではない、ということだ。

そして、重要なのは最後の「焦らないこと」だ。古来より、「急いては事を仕損じる」と言う。大切なことだからこそ、焦らず、ゆっくりとやっていくこと。

みんなが自分のことを無視できないようにした

なぜ、僕が、無視して、忘れて、分かろうとしないことができないのか。

それは、みんなが自分のことを無視できないようにしたからだ。

みんなに自分が「神の言葉」を話すせいで、みんな、僕のことを無視できなくなった。

そのせいで、僕自身も、「神の言葉」を無視できなくなっている。

だから、みんなが僕のことを無視できるようにすれば、すぐに僕は自由を得られる。

自分の言葉だけを特別だと思っている

なぜ、僕が、焦らずにゆっくりと行うことができないのか。

それは、自分の言葉だけを特別だと思っているからだ。

僕は、今の自分の書きたいと思ったことを、「そのままの状態」ですぐに書こうとしてしまう。

これは、その「そのままの状態」を、何も変えず、そのままで残したいからだ。

そして、その理由は、その言葉を特別だと思っているからだ。

誰のことを尊重するよりも、自分の言葉を排他的に正しいと思う傲慢さが、このような「焦り」を生み出している。

自信がないのは練習不足のせい

また、焦る理由としていえるのは、「自信がない」からだ。

僕は、自分に自信がないため、自分のことを信用できていない。

ゆっくりと、自分の力を最大限発揮すればいいのに、それを信じられないから、どうしても焦ってしまう。今、自分ができるはずのことを、すぐにやりたくなってしまう。

つまり、すぐにしなければ自分はできない、と勘違いしているのだ。

実際は、すぐにしないほうが自分はできる。ゆっくりと時間をかけたほうが、よりよい文章や作品を作れる。

なぜ、自信がないのか。それはすべて練習不足のせいだ。練習が不足した中でやっているから、どうしても「自分はできない」という風に劣等感を思い込んでしまうのだ。

すぐにやめたいのは悪いことをしているから

また、じっくりゆっくりやればいいのに、なぜしないのか、その理由は、「悪いことをしている」という自覚があるからだ。

「このようなことは、今すぐに終えてすぐにやめたい」とどこかで思っているから、僕はすぐにやってすぐに終えるようにしかできない。

そして、その理由は、みんなに対して自分の言葉を強制的に受け入れさせ、無視できないようにしているからだ。

だから、結局のところ、みんなに自分のことを無視してもらうようにすれば、僕自身、楽な気持ちでいつまでも文章を記述し続けられる。

それができないのは、「悪いことはどこかでやめなければならない」という思い込みがあるからである。

最近生きるのがつまらなくなった

最近、生きるのがつまらなくなった。

人生でやるべきこと、あるいは自分のやりたいことが、何もないような気がしてしまう。

今まで、忙しくてタイトなスケジュールで、さまざまなことをこなしてきた。昨日と今日も英会話教室に通っているが、そのように、休日などあってないような日々を全力で生きてきた。

それから、辛かった精神も楽になった。いつまでも治らない部分を、あえて治すことなく殺すことで、治らないまま放っておくのではなく、治らない部分はもう必要ない部分だと割り切って削除した。

そのように、すべてが終わって、楽になった結果、僕にはなんにも残っていない。

結局、僕はいつも自分に自信がなく、何かをやりながら「みんなと同じようにはできない」ということがよく分かっていた。だが、だからこそ、自分にしかできない方法を行い、「自分ならこの方法でこのようにできる」ということを見つけることで、僕はいつでも目標に近づき、問題を解決し、困難を乗り越えてきた。

そのような僕が、むしろ、本当にみんなと同じぐらい、普通の楽な人間になったことで、逆に、自分にしかできないことというのを失ってしまった。

本当に、生きる意味が何もなくなってしまった。

これから、僕はどのように生きたらいいか分からない。地獄や試練は終わったのに、新しい「つまらない何もできない日々」という絶望が僕を襲っている。

大谷翔平の気持ちが分かる

そのような僕は、大谷翔平の気持ちが良く分かる。

二試合連続ノーヒットで、逆転のチャンスがあったにもかかわらず、あと少しのところでチャンスを失った大谷が、ヘルメットを叩きつけてつまらない表情をしたらしい。

抑えきれない悔しさ 大谷翔平、サヨナラチャンスで凡退にベンチでヘルメット「ゴンッ!」と自分への怒り「悔しそうな大谷さん……」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

大谷翔平は2試合連続ノーヒット「3番DH兼投手」第4打席に四球で出塁、今季7個目の盗塁成功(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

本人の気持ちを僕が考えるに、「チームでひとりだけ、二刀流というありえないことをやっていて、そのためにおかしな努力をしているにもかかわらず、こんなに大切な場面で自分は打てないのか」というところではないかと思う。

二刀流なんて、そもそもがありえないことだと、大谷本人も分かっていると思う。それを「誇り」にだけ思えるなら楽だろうが、実際はそのために並大抵でない努力をしていて、実際二刀流を「やめたい」と思うことも多いと思うのである。

ひとりだけ、どうでもいい二刀流の努力をしていて、その結果、チャンスで打つことができないなど、これほどの屈辱はないだろう。

それこそ、投手で登板して打者として毎試合出場していて、疲れているだろうし、どちらかに専念すればタイトル争いができるポテンシャルがあるにもかかわらず、二刀流を選ぶこと一択しかなく、それによって中途半端な成績しか残せない。

本当は、エンゼルスにもそんなに良い思いはしていないだろう。エンゼルスは故障による離脱者が生まれればすぐに勝てなくなる弱小チームであり、どんなに自分ひとりだけが頑張っても、ひとり好投してもホームランを打ってもいつも負けてしまう。

そのような中で、「せっかく勝てるはずの試合」であったにもかかわらず、自分がそれを駄目にしてしまったことに、怒りが生じて、ヘルメットを叩きつけてしまったのだと思う。

そもそも日本人がアメリカ人と一緒にプレーすること自体、面白いと思うことよりもつまらないと思うことのほうが多いだろう。一昨年のホームランキングにも敬遠のせいでなれなかった。二刀流ということもあるだろうが、アジア人であることも理由のひとつであるように思う。大谷も、できることなら全員日本人のチームでプレイしたいと思うのではないだろうか。

大谷は、そのように、何もかもつまらないと思うような気持ちに反して、誰からも「日本人の礼儀作法の鑑」と言われる中、神のように祭り上げられる中で、本当の自分の意見を言えず、どんなに辛くても頑張るしかない状況は、果たして本当に大谷本人のためになる状況なのだろうか。

このニュース記事のヤフコメでは、「大谷ではなく大坂なおみなら批判の嵐なのに、大谷だけヘルメットを叩きつけても批判されない」という批判コメントもある中で、「大谷さんも人間だ」というコメントや「道具に当たるのは子供が真似をするからしちゃいけない」というコメントもあるが、大谷のそのような「大谷にとってすべてがつまらない現状」を書いたコメントは少ないように思う。

大谷よ、しかしながら、普通の人間などつまらないものだ。普通の人間になったところで、面白いことなど何もない。前を向いて、自らにしかできないことをやり続けよう。本当に辛くなった時は、建前ではなく本音を言おう。それ以外に僕たちには何もできない。結局未来がどうなるかは、神にしか分からない。だからこそ、神を信じて前を向いて生きるしかない。

大谷は中学生時代の僕と同じ

そのような大谷は、僕にとって、中学生時代の僕と重なって映る。

あの頃の僕も、大谷と同じように、クラスメイトの中で孤立しながら、たったひとりそこまで勉強と部活とネットゲームを頑張っていた。

大谷も、そのうち、誰にも告げることなく勝手に試合を欠場したりするようになるのではないだろうか。

さすがに高額の年俸をもらっているから、それはできないだろう。だが、それと同じように、誰とも関係を断ってひとり孤独に心の壁を作って引きこもるようになるのではないかと危惧する。

大谷には頑張ってほしいが、それは今の力を全力でマックスで使ってほしいということではない。長い人生、少しぐらいつまらない時期やスランプもあるだろう。そもそも自分の本当の実力はそれほどでもないのに、周りからのプレッシャーのせいで限界ギリギリまで努力して頑張り続けなければならないことも時には起きる。

そのような時、本当に自分のことを理解してくれる人がいないなら、僕が助けになりたい。僕は大谷のことがよく分かる。大谷はきっと僕よりも多くの試練の壁を越えてきている。それでも、僕にも分かることはそれなりにある。地獄を経験したという意味では、僕という存在は唯一無二のオンリーワンだと思う。僕は「地獄は決して悪いものではない」という。その地獄を乗り越えられたということが、逆に誰にも同じことのできない「自分だけの力」になって、最後まで自分の人生を助けてくれる。地獄は決して辛いだけの苦しみではなく、自分自身の力になってくれる。だからこそ、すぐに絶望に潰されてはいけない。必ず夜は明ける。太陽は必ず昇る。青空は決して永久には失われない。