イチローに関する世界観です。
今でこそ、大谷や吉田のメジャーの活躍と好成績が有名ですが、彼らの祖先的な存在として、MLB最高選手だったイチローを忘れてはいけません。
以下に、YouTubeでのイチローの面白い動画があります。
この動画はこれだけではありません。概要欄から、たくさんのイチローの名プレーを見ることができます。
実況を聞けば分かりますが、シアトルの人たちはみんなイチローが大好きです。「イチロール」という食べ物が紹介されていますが、「シアトルでは商品名にイチローを付ければなんでも売れる」と実況が話しています。
大谷は確かに偉大なホームランバッターですが、イチローは偉大な連続首位打者(日本で7年連続、MLBで2回)です。ほかにも、日米通算4367安打、10年連続200安打、シーズン最多262安打、10年連続ゴールドグラブ賞などという記録もあります。イチローは大谷にまだ負けていないと思います。
2023.08.18-19
2023.09.15編集
2024.08.25編集
2024.09.28編集
イチローを、守備範囲の広さとレーザービームのような鋭い送球によってランナーが走ることを諦めさせる「守備」、本来なら内野ゴロになるだろう内野安打もヒットになり一塁に出れば盗塁で二塁三塁に進む「走塁」から評価する人が多いですが、僕はイチローはやっぱりバッティングだと思います。
バットに当てて長く飛ぶだけではなく、自分の飛んでほしいところにダイレクトに飛ばすことのできるバッティング技術、これはイチローのもっとも凄いところだと思います。とにかく、自分の思った「その場所に飛ばせる技術」、これは素晴らしい技術ではないでしょうか。
また、ワンバウンドするような悪球も打てますし(ほかの選手なら絶対にバットを振らないようなボール球でもヒットにする)、ホームランは狙って打ちます(いつもは常にヒット狙いのスイングをするイチローだが、逆転サヨナラのような好機になるとホームラン狙いのスイングに変えて、狙ってホームランを打つ)。
そして何よりも、大きな怪我をまったくしませんでした。「MLB最高選手」と言われている理由が分かると思います。
2023.08.27
2023.09.05編集
2023.09.15編集
イチローは素晴らしいバッターですが、レーザービームを見るとピッチャーでも成功したかもしれません。
今でこそ大谷翔平が二刀流の開拓者だとされていますが、もしかしてイチローの時代に大谷がいたら、イチローも同じように二刀流に挑戦したかもしれません。
ですが、それだと守備範囲が投手になってしまうため、レーザービームやスーパーキャッチが見れません。なんとも贅沢な「たられば」だと思います。
2023.09.05
イチローの好守備の影響から、マリナーズの本拠地セーフコフィールド(旧称)のライトは「エリア51」と呼ばれるようになりました。エリア51とは秘密のベールに隠されたアメリカのネバダ州の米軍基地のことで、イチローの背番号51と掛け合わされています。
2024.04.23
イチローはその気になればピッチャーにはなれたでしょうが、大谷翔平と違うのはそのような実現困難なことは目指さず、ただ自分のできること(すなわちたくさんのヒットを増やすこと)をやるということ。そのようなストイックな職人気質がイチローの偉大な記録(シーズン最多安打記録など)を作り上げたのです。
2024.04.23
以下のイチローの記事が面白かった。
イチローのシーズン262安打はかなりのアンタッチャブルレコード。イチローは四球を選ばずボール球を悠々とヒットにする。内野安打もヒットにする足も必要。メジャーでも屈指の「野球そのものの概念を変える」ようなあり得ない大記録。超えるのは簡単ではない。
イチローは長打力がなく四球を選ばないため出塁率も低いので、OPS(出塁率+長打率)が評価される今の野球では分かってもらえないところがある。だが、実際は一塁に進めば二塁三塁と盗塁し、さらには守備でも華麗なレーザービームを見せる。「わたしたちが考えている野球とイチローの理想とする野球はまったく別である」としか評価できないだろう。
2024.06.23
イチローは今でも野球をプレーしている。イチローほか松井秀喜や松坂大輔と一緒にユニフォームを着た「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」は、先日女子高校野球の選抜チームと対戦した。
イチローは投手として130kmを投げながら9回を完投。50歳にもかかわらず体力の衰えを見せなかった。また4安打といういつもの活躍に、レーザービームも健在。これに対して50歳の松井秀喜は頑張りすぎたのか試合序盤で足を負傷(年齢を考えるとそれが普通です)したが、それでもスターだけあって、20年ぶりに東京ドームでホームラン。イチローと熱いハグを交わして、イチローは涙した。
以下は松井秀喜さんに関して。
以下はイチローに関して。
2024-09-23も参照のこと。
2024.09.24