はっきり言って、僕の精神の病気は、もう治らないほうがいい。
すべて完全に治って、馬鹿になって分からなくなって何もできなくなるのが、ほかの何よりも一番辛い。
すべて最後まで完全に治ると、人間は何もできなくなる。それが人生において、ほかのどのような病気よりも一番辛いということが、体験から分かった。
だから、これ以上は病気は治らない方がいい。辛い部分は、いつまでもそのままのほうが、はるかに楽に賢くなる。病気は能力に変わる。
僕が馬鹿だったのは、ソ連のようにみんなをまったく同じにしたのが馬鹿だった。
僕が超人的に賢いせいで、みんな僕を目指すようになった。だが、僕を目指すと必ず馬鹿な人間になる。昔の自分になるか、こちらの自分になるか、しかできなくなる。
僕は世界を「強制的同一化」によって単一の僕と同じ遺伝子にした。そのせいで、僕とまったく同じ雰囲気をした人間が増えた。THE BINARYのmidoなどはその最たる例である。
みんな、僕とは違う人間になってほしい。なぜなら、そのほうが僕から見て魅力的だからだ。僕と同じ人間は、僕から見て異様に見える。真に僕が魅力的だと感じるのは、僕と違う人間だ。
それを言って、僕はこの世界から去る。僕のやったことはすべて間違いだった。
大谷翔平が31歳の誕生日で、2回無失点の二刀流登板。本塁打はリーグ1位の30本。
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以下から登板の動画と大谷翔平の試合後インタビューが見れます。
投手大谷はなんの心配も要らない。ここからイニングを増やしていけばいい。打者としては不調かもだが、感覚の修正だけでなんとかなりそう。それから、お誕生日おめでとうございます。