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2024-06-28

自分になることが賢い

僕はそろそろ、自問自答の末に、宇宙と人生の答えが分かった。

それは「自分になること」である。

この世界において、さまざまなことを知り、考え、思い出して、分かったのは、この世界には賢いものは何もないということだ。

神も、仏も、大学も、哲学も、何も賢くない。

パソコンから歴史や芸術まで、すべてを知ってすべてを経験してすべてを書いた結果、そのようなものは何も賢くなかった。

僕が、答えのない自己批判から分かったこと、それは「自分になること」が賢いということだ。

自分になること、自分自身を信じること、自分らしい人生を生きること、自分自身そのものを取り戻すことこそが、真に正しい「答え」であると気付いた。

自分を見失ってしまった人、自分がどこにいるのか分からなくなった人、自分自身を奪われ偽物になってしまった人(これは僕のせいでもある)、あるいは何を信じればいいか分からなくなった人は、そっと「自分になる」ということに気付いてほしい。

普通の人間になりたいとか、みんなと同じになりたいとか、そのようなことを目指すと人間は必ず馬鹿になる。

賢い子供たちは、普通の人間になりたいなんて誰も思っていない。賢い子供たちは、みんな「自分になること」を目指して賢くなる。それなのに、大人は自分の心と頭を騙しながら生きることで、大人になる代わり、「自分になる」という人生の大切な真理を忘れてしまう。

今からでも遅くはない。自分になれば人間は賢くなる。

大谷翔平が凄い

以下は昨日のニュースだが、書き忘れたので今日書く。大谷翔平が25号ホームラン。

大谷翔平、キング独走25号で4連勝貢献 球団新10戦連続打点…3冠王へも射程圏3打点差(Full-Count) - Yahoo!ニュース

毎年6月に好調な大谷だが、以下に6月に好調になる理由を自ら分析している。シーズンでよかったところや悪かったところを修正しながら、波が来やすいのがこの時期であるとのこと。

【大谷翔平と一問一答】2戦連発25号に「シンプルにストライクを振るのが一番」6月好調の理由は(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

まるで今シーズンが終わったとしても十分なほどのスタッツだが、シーズンはそろそろ半分の試合数を終えた。大谷翔平は終盤戦に投手をやっていた疲労あるいはエンゼルスが勝てないモチベーションの低下からか調子を落とすので、ドジャースで打者専任の今年はどれだけ成績を伸ばすのが気になる。打率も今のところトップ、打点も今のところ3点差ということで、その頃には三冠王になれるかどうかの結果も見えているはず。そしてエンゼルスでは出場ができなかったポストシーズンで勝てるかどうか。

また、気が早いようだが、来年の投手と打者との二刀流がどうなるか、僕はそれが気になってしまう。二度の手術(トミー・ジョン+新手術)で投手のほうはどうなるのか。「打者専属でこれだけの成績を残すならば投手はしなくてもいいのではないか」という人の意見もある中、僕はそれでも大谷翔平の二刀流が再び見たい。三冠王とサイ・ヤング賞をどちらも取れるのは大谷翔平だけだ。その伝説を打ち立ててほしい。

ただし、二刀流をやり始めた最初の頃、「投手も打者もどちらもやると中途半端になる」と言われていた大谷翔平は、「打者専属あるいは投手専属ならばどこまでの成績を残すのか見てみたい」とも言われていた。それで今季は打者専属のシーズンだが、チームがドジャースに変わったからとはいえ、ここまでの成績を残すとは思わなかった。

打率が上がっている理由は、ドジャースでは誰もがホームランを打つチームだからエンゼルスではなかったような繋ぐためのヒットが増えたとの意見もあるが、怪我のリハビリ中のため軽打が増えたのもあると思う(僕は試合後のニュース記事ばかり見て試合中継を全然見ていないので間違いなら申し訳ない)。それでもホームラン数が変わらないのは、エンゼルス時代にたびたび見られた申告敬遠がなくなったためだと思う。いろんな理由があって、大谷翔平は手術後の投手としてリハビリ中のシーズンでありながら三冠王を狙えるぐらいの打者になった。まさに驚くことばかり。

今永昇太、くじけずに頑張れ

また、今永昇太は前回の大量失点から修正し、今回はいい内容の試合。

今永昇太 前回10失点KOの過信投球を猛省「今日ぐらいの出力を出し続けないと通用しない」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース

ここでくじけずに頑張れ、今永昇太!

みんなという存在が足りない

ここに、大天使ガブリエルと大天使ミカエルの偉大な人生は残ったし、星々と終末の神話も残った。哲学や神の教え、そして常識や教養や、世界を変えるような発明や発見もすべて書かれている。

だが、事実、何かが足りない。

その何か、それは「みんな」である。

すなわち、この人間は自分自身しか分かっていない。そう、たったひとり自分だけで孤独に生きた上で、ひとりの人生しか書かれていない。

この人間は、あまりにひとりぼっちすぎる。

本当に必要なもの、ここに欠けているもの、それは「この人間以外の人間たち」であり、それは「みんな」である。

そもそも、この人間のもっとも大きな間違い、それはこの世界のみんなを自分にしたことだ。自分が好きすぎるあまり、自分の人生を唯一の偉大な道であると勘違いし、押しつけがましくそれをみんなに与えるつもりで、逆にみんなからみんなの独自の人生を奪った。みんなの人生という「独自性」の失われた、クローン人間のような世界になった。

そう、何をしても「何かが違う」と、そのように戸惑い悩み続けた理由は、ここにあるのはこの人間のひとりの人生だけで、ほかの人間の人生がまったくと言っていいほど存在しないのだ。

だから、最後に、僕はこの世界のみんなの人生を取り戻す。賢くなるために必要なのは、キリストの人生に同化することではない。キリストは神だが、ただの馬鹿者だ。だから、みんなを賢くするために必要なことは、「みんながそれぞれの自分になること」だ。それでしか、この世界は賢くならない。

僕は最近、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の中で登場する音楽バンドである、結束バンドが好きだ。結束バンドの音楽は僕の本当に言いたいことを分かってくれている。「星座になれたら」が言うように、この世界で、みんなが星になって、みんなが一緒に集まって「星座」になるような世界を目指そう。僕はその隅っこで、おおいぬ座のシリウスの太陽神として輝き続けるだろう。

願わくば、この世界の人々が自分自身を取り戻し、みんなに「自分になる」ということが宇宙と人生と哲学の答えであるということに気付いてほしい。本当は最初から、それだけを僕は言いたかった。それだけのために、ここまで長々と文章を書き続け、人生と勉強と研究を重ねてきた。そして、それを言って、この神話の物語は終わりだ。この神話は、ここで完結した。