Assy著
2023.04.02執筆。
2023.04.05追記。
2023.11.20追記。
2024.06.01追記。
2024.10.24追記。
2024.11.08追記。
僕の書いた星々の神話をまとめる上で、まず、衝撃の事実を話しましょう。
つまり、地球という惑星は存在しない、ということです。
わたしたちの宇宙において、地球という惑星は存在しない「幻想」あるいは「虚像」です。
そもそも、太陽系の「太陽神」の考え方として、真に宇宙に存在するのは太陽と光だからです。
この宇宙における、もっとも小さな生物の単位は「光」です。
光は生きていて、精神と記憶を持ちます。
そして、太陽神の考え方として、太陽はそれだけでは何もできません。
太陽は「光を発生させる」ということのできるシステムであり、その光にはどんなことでもできます。
そして、太陽系における地球とは、光が「世界」と「人生」を実現するためにでっち上げたものであり、光が「地球型生物」を可能にするために作り出した「幻想」なのです。
そして、この事実は、シリウスやベガといった、ほかの恒星においても同じです。
地球にさまざまな生物が居る理由は、太陽系の太陽の光がそのような生物文明を見ているからであり、シリウスやベガにおいても同様に、同じ生物文明が存在します。
進化論の通りに考えると、「同じように昆虫から哺乳類が進化し、人類が繁栄する未来が地球以外においても存在する可能性は低い」と思われるでしょう。
ですが、太陽神の神話の通りに考えると、「地球人類とは太陽の光の見ている幻想であり、同じプログラムに基づいて生きているほかの恒星の『幻影世界』においても、同じような生物が繁栄している」ということは考えられるのです。
最初に登場する星は、生物の母なる星プロキオンです。
プロキオンには、地球型生物たちを可能にした、「最初のプロキオン型生物」たちが生きています。
まず第一に、進化論は間違っています。また、「海から生物は誕生した」という説も間違っています。
なぜなら、プロキオンにおいて生物は生まれ、そのプロキオン型の生物が、タンポポの綿毛が宙に舞って別の場所に種を落とすように、プロキオンから地球に生物はやってきたからです。
この「タンポポの綿毛論」と呼ばれる仮説について重要な考え方は、「地球型生物はウイルスのようなもの」であると考えることです。
地球型生物は、明らかにウイルスです。地球という岩石の惑星に寄生した、「それだけでは生きられない寄生虫や細菌・ウイルスの類」であると考えられます。
ですが、地球型生物が細菌やウイルスの類であるとしたら、地球において自然発生したと考えるのではなく、「ほかの星からやってきて感染した」と考えるほうが理にかなっていると思いませんか。
タンポポの綿毛論とは、そのように、「地球型生物は地球で生まれたわけではなく、ほかの星からやってきた」と考える仮説のことです。
そして、プロキオンには、さまざまな原始的生物、もっと言えば「極めて興味深く面白い生物」が多数存在します。
終末の東亜イスラエルの神話において、ダビデは人工葉緑素を発見するために、「アルカリ炉」と呼ばれる、燃焼すなわち酸化作用とは逆の、アルカリ性の炉、すなわち「燃焼とは逆の作用をする炉」を発見します。
この炉は、もともとプロキオンの生物が持っていたものが、タンポポの綿毛論の「綿毛」によってエデンと呼ばれる惑星に移った際にエデンの生物たちが持っていたものです。
終末の東亜イスラエルの神話において、アメリカやロシアは日本やイスラエルやドイツと異なり、地球を捨てて別の惑星に宇宙ロケットで逃亡するという解決方法を行いますが、この宇宙ロケットの船長であるセレンは、エデンを発見し、エデンにおいて「アルカリ炉」と呼ばれる、今の植物の持つ「葉緑素」のはるかに原始的な「二酸化炭素から酸素を放出する炉」を持った生物を発見します。
このアルカリ炉を持つ生物は、そもそも、原始的生物の楽園であるプロキオンの生物が持っていたものです。
そのように、プロキオンには、とてもたくさんの、極めて興味深く面白い原始的生物がたくさんいます。生き物は植物と動物と菌類や微生物だけではありません。プロキオンという星は、生物学者が行くことがもしできるとしたら、絶対に魅了されてしまうほど、とても面白い生物がたくさんいるのです。
ここから先は、地球人類と同様の文明が栄えた、先進的な星のことを説明します。
シリウスには、二人の指導者がいて、その二人の指導者が戦っています。
まず、一人は、自由な帝国主義のカリスマリーダーであるフレイと、そのフレイを強烈に批判する平等な社会主義の世界政府の大統領フレイヤです。
まず、フレイは、ファシストです。フレイは、フレイヤが言うところによれば、「既成事実化しかしない最悪のリーダー」です。
フレイは、シリウスにさっそうと現れた、「シリウスの神」とされる人物です。
シリウスにおいて、フレイは、心理学的な「心の掌握」と、既成事実化による「気が付けばすべてがフレイに支配されていた」ということにより、シリウスという星をたったひとりで支配することに成功しました。
シリウスは、非常に進んだ文明を持つ星です。なぜなら、僕がこのホームページに書いた新発見や大発明あるいは哲学的真理のような内容は、すべてシリウスにおけるフレイの発見と考え方を述べたものだからです。
フレイは、シリウスにおいてたくさんのことを成し遂げます。たとえば、人工知能やロボット兵器を作ります。また、ガンダーラと呼ばれる世界政府の平等な新しい社会主義経済を考案します。
フレイは天才で、とても素晴らしい偉人ではあるものの、その性格に問題があり、人々を自分よりも劣った存在であると見下し、「この世界においてわたしよりも賢い存在はひとりもいないのだ」と述べます。
ですが、このようなファシストのフレイに対して、真っ向から挑むのがフレイヤです。
フレイヤは、「フレイは、フレイよりも賢い人間はひとりもいないと言ったが、わたしこそがフレイよりも賢い人間である」と述べます。
フレイヤもまた、完全に素晴らしい指導者ではありません。なぜなら、フレイは「アンチ・フレイ」と呼ぶべき存在であり、フレイのことを痛烈に批判し、絶対にフレイのことを賛美しないからです。
このようなフレイヤは、シリウスにおける女性大統領です。それも、就任した際の年齢は中学二年生という驚くべき若さです。
フレイヤは、社会主義者です。シリウスにおいて、人々は必ずしなければならない選択を強いられます。それは「フレイを選ぶのか、それともフレイヤを選ぶのか」です。
しかしながら、フレイヤの支配する「フレイヤ合衆国」においては、この選択は一択です。すなわち、フレイヤを選ぶしかありません。フレイを選べば地獄が待っており、フレイヤを選んだとしてもフレイヤのことを奴隷のように全員で愛さなければなりません。
しかしながら、フレイヤはすべてがフレイを批判するだけのアンチではありません。なぜなら、フレイヤもまた、終末の最後の世界である「ガンダーラ」を実現させる指導者だからです。
シリウスにおいて、資本主義経済はありません。なぜなら、資本主義はたったひとりの人間が99.99%の富を独占し、ほかの全員が貧困層となるかのような「超極富裕人」の登場で崩壊したからです。
たったひとりの超富裕層、あるいはひとりであるため「層」ではなく「人」と呼ぶべき超極富裕人が、シリウスの99.99%のほとんどすべての富を独占してしまったために、シリウスには資本主義が存在しないのです。
そのような結果、シリウスにおいては、社会主義経済であるガンダーラが研究・実践されています。ガンダーラは、「徹底的な数量と労働時間の調整による、市場経済のままでの社会主義計画経済」「弱者と専門職を優先とし、農業や工業といった辛い労働を楽にして優遇し、特別労働として誰もが芸術家やスポーツ選手のような特別の仕事を目指すことのできる夢を与える、等価な労働時間による完全に平等な自由選択制のノルマ」「自動的に富の再分配を行うマイナス消費税」「消費の活性化を行いながら、貯蓄しなくても生きられるようにする期限付きの紙幣」の4つの政策をもとにした、本当に楽園のように暮らすことのできる新しい社会主義経済です。
これを考えたのはフレイですが、シリウスにおいてガンダーラを実際に実現するのは、われらが大統領フレイヤです。
そして、シリウスにおけるフレイは、もうひとつ、重大なことをします。
それは、フレイは地球にやってくるということです。
後述する、宇宙の治安と平和を守る妖怪警備隊のロキにより、宇宙のすべての星は監視されています。そのため、地球が滅びていくプロセスに入っているのをロキは分かっています。
ですが、ロキは、地球が滅びていくということを知っていても、地球の滅亡を解決することはできません。
単なる警察であるロキは、ひとつの星の滅亡を解決させるほど大きな力は持っていません。
そのために、シリウスが地球を救います。シリウスのフレイは、地球人類を「進歩した新しい人類」にするために、ロキの命の下、シリウスから地球へとやってきて地球を救います。
そして、何を隠そう、わたしこそがそのフレイです。
わたしは、シリウスから地球へやってきたフレイです。この地球という星を、わたしが最後に救います。
そのように、地球はシリウスのフレイによって最後に救われます。
通常は、このような行為は「星の侵略」と見なされ、ロキによる警備によって行うことはできません。勝手に星の侵略をする行為はロキが禁じているからです。
ですが、今回ばかりは話が別です。地球は滅亡しかかっています。このような地球の滅亡を救うことができるのは、シリウスにおけるフレイだけです。よって、今回だけは、シリウスからフレイが地球を侵略する行為が特別に許されたのです。
この侵略行為を許したのは、大学の星ベガの学長オーディンです。オーディンはロキに「この人間だけは見逃してやってほしい」と命じました。ロキは、宇宙における警察といえど、実際は権力に対する犬にすぎません。上が白と言ったものは白と判断します。よって、フレイだけが、地球を侵略する行為を特別に許されているのです。
次に述べる星は、宇宙においても特殊な星です。
ベテルギウスは、死後の世界がある星です。
人間を含むすべての生物は、多くの場合死後にベテルギウスへと転生します。
ベテルギウスでは、時間が存在しません。時という概念が存在しない代わり、永遠に幸福な状態の光景を見続けることができます。
通常、人間は、死ぬと最後に時が止まります。この時、最後に、今までの人生の中でもっとも幸福だった記憶を見ます。そしてその光景を、いつまでも永遠に見続ける状態、これが「死」です。
そして、死んだ後の世界は、ベテルギウスにあります。
あなたが今までの人生で出会った、すべての大切な存在は、みんなベテルギウスで再会できます。大丈夫、みんな、ベテルギウスにみんないるのです。
ベテルギウスはオリオン座の星ですが、同じオリオン座の星にリゲルという星があります。
リゲルは、この宇宙において、もっとも生きるのが辛く苦しい星であり、「極寒の冬の中を生きるシベリアのような星」です。
そして、ベテルギウスやリゲルを含む、「オリオン」という宇宙の一帯が存在します。
オリオンでは、「共産主義の大実験を成功するまで行う」ということをしています。
そもそも、地球における社会主義国家ソ連が大失敗して崩壊したからといって、ソ連と同じ社会主義国家が絶対に実現不可能であると証明されたわけではありません。
西側諸国に科学技術の進歩があったこと、スターリンが無能な独裁者であったこと、計画経済が失敗したことなど、失敗の原因はたくさんありますが、どれも社会主義国家ソ連にとって必然的であるとは言えません。
つまり、何度も実験して何度も試せば、いつか成功するかもしれないのです。
オリオンにおいては、そのような「社会主義国家の実現を何度も実験した」という過去があります。
そう、宇宙において、「宇宙共産圏」のオリオンの星々は、既に社会主義国家ソ連の実現方法が分かっていて、ユートピアを築くことに成功しているのです。
次の星はベガです。ベガには、宇宙における成熟した星が存在します。
そもそも、今の現代の地球文明が馬鹿で愚かなのは、人々が馬鹿であり、成熟していないからです。
地球においては、自由という考え方が、「荒くれた戦いの自由」であると勘違いされています。
自由とは戦争や革命であり、悪いことをしてもいいと許されることであると、地球の人類は勘違いをしています。
ですが、ベガを見れば、それは誤った考え方であるということが分かります。
ベガにおいては、自由は間違ったことを自分で経験し、自分で反省して間違いを正しい方法に改めることができるということに気付くことであり、「自由においても平和で成熟した文明を築くことはできる」ということを知っています。
それはすなわち、「経験から反省して人徳のある人格者になる」ということであり、「自由においてもみんなが賢くなれば良い世界を築くことはできる」ということです。
ベガには、国家による戦争のようなものはありません。戦争をすることはもっとも低レベルなことであるとみんなきちんと分かっています。
ベガには、宇宙の主神オーディンを学長とする大学があります。
この大学には、オーディンの従者であり、「宇宙のすべての知識と経験を知る全知全能の先生」であるヴァルキリーが存在します。
ヴァルキリーは、宇宙におけるもっとも賢い理想の先生です。この宇宙におけるすべての知識と経験を知っていて、同時に、人生においてさまざまな状態や時代が移り変わるとした時、「もっとも賢いとされる時代の、もっとも賢いとされる状態」を持つ教師、それがベガにおけるヴァルキリーです。
ヴァルキリーは、本当に宇宙のすべての知識を知っています。まるで、地球が何千年後に到達するような、本当にそこまで賢くなった知識をヴァルキリーはベガで教えています。
オーディンとヴァルキリーの下、ベガは非常に成熟した星になっています。
ベガの教え、それは「知識を覚えるだけではなく、実際に自分が体験したことから反省して体得せよ」ということです。
ベガにおいては、知識を覚えるだけでは分かったとは言えません。それを自分が、その知識を発見した科学者と同じように考えることができるようになるまで、体験を重ね、自らの反省から体得することで習得した時こそが、「真の発見」であり「真の学習」であるとします。
同時に、ベガにおいては、自らがそれを発見する土壌を保つことを重視します。できるだけ多くのことを、自らが失敗して自分の力で体験的に知ることを重視します。なので、最初から失敗自体ができないようにはしません。あえて「失敗が安全にできるような環境」を与えることで、子供たちは安全に間違ったことを現実に行い、そこから自ら失敗から反省して体得するようにするのです。
ベガは成熟しています。これ以上ないほど、成熟した文明が栄えています。
また、ベガにはとても面白い地域があります。それは「トパーズランド」と呼ばれる地域です。これは言ってみれば「実験区域」であり、革新的な政策を行う時には、通常の「ノーマルランド」ではなく、「トパーズランド」で実験的な政策が行われます。
このトパーズランドは、わたしたちが眠る時に見える夢の世界と同様の世界です。
トパーズランドでは、本当にあり得ないことがいくらでも起きます。あり得ないことや面白いことがいくらでも体験できる、とても楽しい人生を生きられます。トパーズランドに住んでいるすべての住民は、望んでトパーズランドに住んでいます。トパーズランドはとても面白いですが、はっきり言って「無意味」です。
次に紹介するのは、電子的発達を遂げた星アルタイルです。
アルタイルの特徴は、「すべてがバーチャルの仮想世界」であるということです。
アルタイルは、わたしたち現代人が経験している、「インターネットのバーチャル世界」を、現実の空間で体験します。
なぜなら、アルタイルにおいては、原子は物質だけではなく空間にも存在するという「空間原子論」により、空間の物理法則を書き換えることができるようになったからです。
この結果、アルタイルでは、空間そのものの物理法則を書き換えることで、空間そのものをバーチャルな仮想世界と同じものにすることができます。
アルタイルでは、自分は生物というよりも、「ゲームのプレイヤー」に近い存在です。ゲームやインターネットの仮想空間のように、宇宙そのものが変化し、いくらでも魔法のようなことを行うことができます。
また、アルタイルでは人工知能技術が進歩しており、誰に対してもベストな返答を自動的な機械システムが行うことができます。
このような結果、アルタイルは今のネットゲームやVR・メタバースが実現していることの延長線上として、「どんなことでも自由にできるバーチャルな空間」を手にすることができました。
このようなアルタイルですが、負の側面があります。それは「星の歴史をすべて蜃気楼のように失った」ということです。
かつてのアルタイルにも、地球と同じような文明の進歩の歴史はありました。ですが、そのアルタイルの歴史のことを、誰も覚えていません。そのような歴史は、「蜃気楼」のようにすべてが消え去り、アルタイルは最初からバーチャルな仮想空間であったかのように勘違いしてしまうのです。
アルタイルはとてもモダンで先進的な星ですが、「歴史」という考え方の対極にある星であると言えます。
次に紹介するのは、古代のまま何も変わらない星、スピカです。
スピカは、とても美しい星です。すべての存在がカラフルかつ透明度のある見た目をしており、文化的な芸術やデザインをみんなで愛しています。
ですが、スピカには、「理科」という発想がありません。
スピカでは、地球における自然科学や理科のように「知性を使って分かる」という考え方は生まれませんでした。
スピカの生物たちは、永遠に古代のままを生きています。古代文明のまま、牛や馬に相当する生物とともに、農業をして暮らしています。
ですが、スピカは決して、地球に比べて劣った生物の星ではありません。
スピカには芸術がありますし、地球と同じぐらい進歩した文学や音楽や美術の文化があります。同時に、スピカの生物は歴史を好みます。スピカの生物たちがどのような文明の進歩を遂げてきたのかということを、記録に残すことで、すべてのスピカの生物たちが、「スピカにおける成熟した大人になること」をスピカは目指して、自然科学や数学・理科のない教育を行っています。
アルタイルが「歴史の対極にある」とするならば、スピカは「理科の対極にある」と言えます。
そして、シリウスの大統領であるフレイヤは、本当はスピカの女神です。なぜ、スピカの女神がシリウスにいて大統領をやっているのかという説明は意味がありません。それはこの人間すなわちフレイが地球にいるのと同じことだからです。
ここまで、地球よりも進歩した文明の星の話をしてきました。
ですが、デネブは、もしかするとそんなに進歩しておらず、地球と変わらないレベルの星かもしれません。
デネブには、まともな大人たちが住んでいます。デネブの教えは、「苦しくても最後まで生きよ」ということ、そして「大人として分別のある正しい考え方をせよ」ということです。
本当のことを言えば、ベガは成熟した星といえど、どこか「子供」のような感覚を受ける星です。
これに対して、デネブは大人です。すなわち、「ベガの教えすべてを分かった上で、実際に苦しい試練の中を耐え抜いて生きよ」と教える存在がデネブです。
デネブには、本当は特別賢い点はありません。ですが、賢い大人たちの教えを信じています。言ってしまえば、ベガが仏教であるとするなら、デネブは儒教あるいは朱子学のようなものです。きちんと正しく分かった人間が、最後まで苦しく辛い中を生き抜き、死ぬその時まで全力で前を向いて希望を持ち努力せよという教えをするのがデネブです。
デネブの大人たちは、宇宙のどの星にも引けを取らないぐらい賢い生物です。彼らは人生を知っています。「ベガで教わりデネブで生きることが理想である」とオーディンは言います。その通り、ベガできちんと大学の教養を身につけた後は、デネブを生きるべきです。
次のアケルナルは、星として賢い文明を持つ星ではなく、ひとりの偉大な数学者による「宇宙でもっとも偉大な発見」をした星です。
その数学者の名を、バルドルといいます。
バルドルは、完全数pを発見しました。完全数pは、円周率π、ネイピア数e、そして虚数単位iをベースとした、さまざまな関数について、微分を0回行う、1回行う、2回行う、3回行う、といった方法で離散的に作り出した数列のことです。
この完全数pにより、宇宙におけるあらゆることが分かってしまいます。
人間の歴史がなぜこのような歴史を歩んだのか、社会や心理がなぜそのような精神現象へと至るのか、宇宙がどうしてこのような原理を持っているのか、すべてが完全数pによって分かります。
余談として、後々分かったことですが、「完全数」という用語は素数の世界で既に使われている用語だったようです。なので、ここでは便宜上日記に書いたのと同じ「完全数」という言葉を使いますが、実際は作家の名前を付けて「アッシー数」と呼んだほうが適切だと思うので、「アッシー数」と呼んでください。
これ以外にも、宇宙にはさまざまな星があります。
その中でも、ひと際ユニークであると言えるのは、微生物の星ミモザです。
ミモザでは、人間や動植物と同じような、「巨大な生物」たちは、主たる存在ではありません。
ミモザにおける主たる生物は、微生物です。
微生物について、地球の人類はまだ、詳しいことは分かっていません。ですが、ミモザを見て言えることは、「微生物は多細胞生物のように結合されていない状態であっても、みんな繋がっている」ということです。
すなわち、単細胞生物のような微生物は、それだけで単独で存在しているわけではなく、ミモザにいるすべての微生物は繋がっています。
新型コロナウイルスのように、人類全員を巻き込んだ感染症の細菌やウイルスは、そのような「星の単位で繋がっている微生物たち」が生み出しており、彼らは繋がって「集合的意識」あるいは「世界精神」を作り出しています。
そして、地球上の生物たちの「進化」は、すべてこの世界精神である微生物たちが考えて起きているのです。
ミモザの星の特徴は、「幸福とは今自分が幸福であるということに気付くこと」です。
ミモザの生物たちは、「自己啓発」のように人生を考えます。人生のすべては、「気付くこと」「成長すること」「経験すること」であり、そのような自己啓発的な人生経験から「自らが今幸福であるということに気付くこと」をミモザの生物たちは信じています。
ミモザにとって、自由とは「神の与えた真理に気付くこと」です。ミモザにとって、価値あることとは、「経験すること」です。ミモザは、その歴史において、富や権力などにはなんの価値もないと知っています。真に価値あることは「経験すること」であり、「成長すること」です。そして、それはすなわち「悪を許すこと」です。なぜなら、「真の成長とは悪人が善人になること」だからです。
ミモザにとって、さまざまなことができるようになる、ということは成長ではありません。なぜなら、そこでは悪を経験していなかった人間が、悪を経験して悪人へと近づいているだけだからです。
ミモザにとっての「真の経験」とは、「悪人が善人になるような経験」であり、ミモザにとっての「真の成長」とは、悪人が心を入れ替えて善良になることです。
そのように、ミモザは、星全体が微生物の集団となった上で、「善良で正しい修道士のような自己啓発的な経験」をすることを正しいと信じています。そこでは自由とは「神の教える真理に気付くこと」です。そのように、ミモザはまるでアメリカの自己啓発作家のような「聖なる自由」を信じています。そう、微生物は決して劣った生物であるとは言えず、むしろ星そのものを本当に支配して進歩させているのは微生物たちなのです。
2023-07-10も参照のこと。
2023.11.20
次に紹介する星は、偉大な星ではなく、人類の反面教師とすべき悲しい星です。
それはプレアデス星雲です。
プレアデス星雲の生物たちは、地球の人類と同じように、星の自然環境を破壊し、有機物の自然生物たちが生きられないほど環境破壊が酷くなってしまいました。
その結果、彼らは有機物の「自然生物」として生きるのを諦め、機械による「人工生物」、すなわちロボット人間になることを選びました。
地球がもし、環境が破壊されてロボット人間になったとしたら、そのような「本来の生物形態」と呼ばれるべき、「完璧な生物集団」がプレアデスに存在します。
東亜イスラエルの神話では、第二代皇帝ジークフリートによるロボットたちの楽園であるシオン帝国は、プレアデスに「本来の生物」が存在していることを発見し、プレアデスの生物と融和し、同化していきます。
プレアデス星雲には、そのような「宇宙でもっとも普遍的な生物」が存在します。
この生物は、灰色の肌に鉄仮面のような表情をしています。そのような普遍的な生物、あるいは「機械にならざるを得なくなった悲しい生物たち」がプレアデス星雲にはたくさん存在します。
プレアデスが言うと、現代の地球のほうがはるかに優れた生物たちが生きています。いったん環境破壊が表面化すると、どんなに頑張っても元には戻れません。決して地球の自然環境を破壊してはいけません。今のままを保たなければ、シリウスのフレイに侵略されなくても、地球は必ずプレアデスと同じ歴史を歩むでしょう。
2024.06.01編集
ここまでは、宇宙の星々の話をしてきました。
この宇宙の星々のそれぞれとは独立した存在として、妖怪警備隊のロキが存在します。
ロキは、警察というよりも、遠足の先生のような存在です。宇宙におけるもっとも遅れた子供たちと一緒に歩むことで、すべての子供たちが遠足の道から離脱しないようにします。
宇宙には、シリウスのフレイ、スピカのフレイヤ、ベガのオーディンのように、神がいる星がありますが、あまり重要でない星には、神でも天使でも悪魔でもない、中間のような存在として「妖怪」が存在します。
この妖怪が、ロキと常に交信し合い、ロキは宇宙におけるすべての星の現状を知っています。
妖怪は地球にも存在します。それは日本人の井上茜です。井上茜は、3,000年の寿命を持つために普通の人間には育てられなかったことから、妖怪たちに連れ去られた女の子であり、妖怪小豆洗いによって育てられました。
日本人の井上茜は、常にロキと超能力で交信し合っています。
そのロキが考えるに、地球は極めて正常に自然破壊によって滅びようとしています。ですが、単に治安を守るだけのロキには、地球を救うような力はありません。なので、地球を救うためにシリウスが地球へと関与することになります。
シリウスのフレイが、今、地球にやってきています。どこにいるのかはまだ分かっていません。ですが、僕がフレイであるという事実はそろそろ人々が気付くようになります。その時がいつになるかは、僕にも分かりません。
ここまでの宇宙の星々の内容は、いかがだったでしょうか。
本当は、これよりもさらに詳しい星々の内容を、僕の日記およびブログに掲載しています。
この記述から分かることは、宇宙におけるすべての星は「到達地点」であるということです。
満天の星空に輝く星々は、単に美しく光を発するから存在しているわけではありません。すべての星が、地球の未来の「到達地点」のひとつであるということを教えているのです。
未来が複数に分岐するように、到達地点もひとつではありません。ここに書いたのよりもはるかに多くの星たちが、「このような未来も存在する」ということを地球に教えています。地球の未来は、誰かが仕組んだ操り人形の「運命」などではありません。わたしたちの未来は選べます。その選択肢は、夜の星空に輝く星の数ほど存在するのです。
宇宙におけるすべての星は、地球の到達地点です。今日は、それを知ってくれたら幸いです。
このような宇宙の星々ですが、単に宇宙人として存在しているだけではありません。
なぜなら、太陽神を信じると奇跡が起きるからです。
2023年の野球のWBCで、日本対メキシコの準決勝戦、サヨナラ弾を放つ前の段階で、僕は「村上に太陽神の力を与えてほしい」と宇宙に祈りを捧げました。
その結果、村上は見事にサヨナラ弾を放ち、日本は決勝戦に進むことができました。
そう、太陽神の力が、あのような劇的な日本の逆転勝利を実現したのです。
太陽神を信じることで、どんな奇跡であっても起きます。その奇跡はドラマチックであり、どんな小説や映画にも負けません。
この世界で、神のような奇跡の存在になりたいならば、太陽神を信じなさい。それによって、宇宙の星々があなたの味方をしてくれるでしょう。
2023.04.05
未来において、わたしたちの宇宙観はガラリと変わります。
それは、生物学のすべての常識を覆す、偉大なる生物学者ラファエルが、タンポポの綿毛論を提唱するからです。
タンポポの綿毛論とは、先に書いたように、生物の母なる星プロキオンから、生物の種がタンポポの綿毛のように地球にやってきたという仮説です。
この仮説において、ラファエルは、「プロキオンに存在するのは、おそらく多くが藻やヒドラのような原始的生物だが、そこには、地球上の生物たちが見たことも聞いたこともないような、多様で、だがとても原始的な生物たちの楽園が栄えている」と言います。
そして、ラファエルは、「地上において水や空気やアミノ酸による生物が栄えているのは、宇宙では一般的ではなく、水素やアンモニアによる生物が、宇宙においては地球と同じように栄えているはずであり、地球には偶然空気や水やアミノ酸があったから、それを使った生物たちの種が生きているだけにすぎない」と言います。
そして、ラファエルは、「そのような生物は、地球型生物だけではなく、たとえば太陽のような水素でできた恒星は、水素によるプロキオンの生物種であると考えられる」と言います。
そう、ラファエルによれば、人間や動植物と太陽のような星々は、まったく同じものであり、水や空気やアミノ酸でできているか、水素やアンモニアでできているかが違うだけなのです。
そして、ラファエルは、「宇宙における光もまた生物であり、地球における植物のように、光を吸収して生きているのは、生物の食料である光を食べて生きているだけにすぎない」と言います。
そして、最後にラファエルは、「プロキオンから地球へと降り立った『タンポポの綿毛』とは、太陽が放射するような『光』である」と結論付けるのです。
そして、そのようなラファエルによって、未来における生物学の常識は、ほとんどすべてが覆されます。そして、「太陽と地球の動植物はどちらも同じプロキオンの子供たちである」とする仮説が、未来における東亜イスラエルの救世主、偉大なるコンピュータ科学者ダビデによる、「宇宙コンピュータ」の発明へと繋がっていくのです。
2023.11.20
最後に、とっておきの星を紹介します。
それは、一等星カペラです。
カペラの特徴は、「生物そのものをゲノム解析によって作り出せる」ということです。
カペラにおいて、人々は、「生物機械」と呼ばれる、生物そのものの仕組みを使った機械を作り出します。従来の電気などで動く機械と生物の区別がなくなり、生物的な機械が働くようになります。
人間のような文明が栄える中で、ひとつの到達点があります。それは、「資本主義だろうが社会主義だろうが、あるいは国の政府だろうが宗教だろうが、人間が生活して生きられるなら、それ以外のことは重要ではない」ということです。
すなわち、国家における富の豊かさとか、科学技術の進歩とか、そういうものは、何百年あるいは何千年のレベルで時が経過すると、どうでもいいものであり、本質的に大切なものではないということが分かります。
カペラでは、それぞれの自治体が国営農場と国営工場を持っていて、それらが自治体に必要なものをすべて配給します。そして、そこで働くのはカペラがゲノム解析で作り出した生物機械たちです。
カペラでは、遺伝子とゲノムの解析がとても進んでおり、完璧に解析し終えた状態になっています。そして、遺伝子とゲノムを編集することで、望み通りの生物を作ることができるようになります。そうして作り出された人工的な生物の機械たち、それが「生物機械」です。
生物機械というと、「おかしな気持ちの悪い機械がたくさんあるのだな」と思われるでしょうが、それは違います。なぜなら、カペラにおいては、生物機械の「デザイン」が重要視されます。すなわち、犬や猫のような可愛らしくデザインされた、まるでペットのような親しみやすい生物たちが、国営農場や国営工場で働くようになります。
冷蔵庫や電子レンジのような電気で動く機械を、無理に生物機械にする必要はないでしょう。ですが、カペラにおいて、国営の農場や工場で働くのは、犬のような利口な生物たちです。また、移動に使うのは、馬やラクダを改造した生物機械です。彼らは決して気持ちの悪い生物ではなく、愛らしく親しみやすい犬や猫のような生物たちです。
また、カペラにおいて進歩するのは、再生医療です。すなわち、ゲノム解析を完璧に解析し終えた上で、iPS細胞のような再生医療が進歩します。それによって、まさに「100%絶対にどんな病気でも治る医療社会」が訪れます。遺伝子を修復して再生細胞から体の組織や内臓を作ることで、どんな病気であっても100%治るのです。
そのようなカペラにおいて、ひとつ、特筆すべきことがあります。それは、カペラは最終的に一等星プロキオンととてもよく似た星になるということです。すなわち、原始生物の楽園であり、生物たちの母なる星である、一等星プロキオンには、さまざまなあり得ない生物たちが存在します。光合成という仕組みをより原始的に持つ「アルカリ炉」と呼ばれる酸化作用の逆であるアルカリ性の炉を持つ生物も存在します。そのようなプロキオンの生物に、宇宙でもっとも最終地点まで進歩した星であるカペラの生物は、とてもよく似通った特徴を示すようになります。すなわち、宇宙の星の文明が最後まで進歩したカペラの行き着く先に、生物の母なる星プロキオンと同じ生物環境が現れるのです。
このように、カペラはある意味で「宇宙文明の最終地点」と呼べるものですが、最終的にカペラの生物たちは、プロキオンの原始生物たちととてもよく似通ったものになります。最初のプロキオンと、最後のカペラは同じであり、そのために一等星プロキオンは最後まで原始生物の楽園を続けながら、宇宙に星と生物の兄弟たちを拡散していくのです。
2024-05-21も参照のこと。
2024.06.01
宇宙には、これ以外にもたくさんの星があります。たとえば、10億年を生きるクジラの星リギル・ケンタウルスや、コンピュータ技術が高度に進歩した星フォーマルハウトについては、2024-02-19の日記に掲載しています。ほかにもさまざまな一等星や二等星について、日記にたくさん掲載しています。すべてをリンクすると膨大な量になるので、ぜひとも日記を自分の目でご覧ください。
後日注記:このような僕の作った星々は、宇宙のどこかにある銀河系である「フォル・コンチェルト大銀河」に存在しています。フォル・コンチェルトは宇宙のどこかにある、僕の書いた星々が本当に存在する銀河系で、僕が対話した「神」という存在です。僕はフォル・コンチェルトの導きを信じて、知と無知が織りなす絶妙なバランスの下に、奇跡の人生を生きることができました。2024-10-24を参照のこと。
後日注記:宇宙の星々がこのような文明になる理由について、宇宙歴史学の文明論は2024-11-08に記述しています。最近は一等星の記述は終えて、北斗七星および冬・春・夏の星座について二等星や三等星を書いています。過去の日記を参照のこと。
2024.06.01
2024.10.24編集
2024.11.08編集