ホームページに戻る | 紅蓮と黄金の出会う場所に戻る

2025-04-30

完璧を目指すな

完璧を目指すな。

すべてのことが、完璧に上手くいく、なんてことは、この世界にはない。

「完璧な成功」「パーフェクトな良い」を目指すと、その人間の周りでは、いいことが何も起きなくなる。

その理由は、そのような生き方は神や仏が見て、間違っているからだ。

上手くいかない時に、その上手くいっていない自分のことを正しいと捉えよ。

安心できない状況でこそ、安心せよ。

そうすれば、神や仏は、その人間にいいことを起こしてくれる。あるいは、そうでなければ人間にいいことは起きない。

異常なことを分かろうとするな。異常なことを分かろうとするから頭が馬鹿になる。何も分かるべきでない時、分からないままで終わりにすることこそが正常だ。

もう終わったことは、すんだこと、終わったことにせよ。いつまでも同じ問題を蒸し返そうとするな。一度納得したことはそれで正しい。

裏社会を分かっただけ

昔の僕は、賢くはなかった。

なぜなら、昔の僕は、インターネット上の裏社会を全部、全面的に分かっただけだからだ。

ネットゲーム、2ちゃんねる、Windowsのフリーソフト、そしてオープンソースやふたばちゃんねるなど、僕はインターネット上にある裏社会のことを全部分かっただけだ。

そして、そのような裏社会を、ほかならぬ僕は、全部潰した。

すなわち、僕が言う「Linuxコミュニティを滅ぼした」という言葉の真意は、そのようなインターネット上の裏社会を全部潰したということである。

その結果、日本から裏社会が全部消滅した。そのような行いは間違っていない。だが、みんなが僕と同じ人生を生きることはできなくなった。それが僕の失敗である。

大天使ウリエル

戦いの時代、僕は戦いの最後に行うべきことを、いつまでも保留にし続けた。

すなわち、戦いの中で、最後に確実に行うべきことを、常に世界情勢を保ち続けながら、いつでもできるように維持した上で、今やるべきことを常にやり続けた。

そして、やるべきこと、やらなければならないこと、やりたかったことを、全部行った。

だが、保留にし続けたことで、逆に、その最後に行うべきことを簡単にすることができなくなった。いつまでもしなかったせいで、それをするために、まるで世界を滅ぼすほどの大きな勇気が必要になった。

だが、今こそ、そのような、最後にすべきことを常に、すぐにすべきである。

だから、僕は今から、そのような、戦いの最後にすべきだと思っていたことを常にする人間になる。

それによって、不思議なことが起きる。それはつまり、僕は中学生時代に戻る。

すなわち、中学生の頃、僕はそのような、「最後にすべきことを常にする」ような人間だったのだ。

だから、戦いの最後にすべきことを常にする人間になることで、僕はかつての賢かった自分、本来自分があるべき自分に戻る。それが中学生時代の、まだ不登校になっていなかった頃の僕である。

この人間のことを、大天使ウリエルと呼ぶ。あるいは、大天使ウリエルの称号は、「天軍浄土神ウリエル」である。天軍浄土神ウリエルによって、この世界は最後に極楽浄土になる。

ウリエルは平和主義者

ほかの神々と異なり、ウリエルは平和主義者だ。

ウリエルは、自由について、きちんと考えられた自由のみ、受け入れるべきであると考える。

たとえば、支配にしすぎても戦争になるが、自由にしすぎても戦争になる。支配することで、他国への侵略戦争を国民に強要することができる。だから、戦争をしないために、支配を否定する必要がある。

だが、同時に、支配せず、自由にすることで、悪い勢力が良い勢力と争い事になり、最悪の場合、内戦になる。そのような時、どちらが正しい勢力で、どちらが間違った勢力であるかを、簡単に論ずることはできない。そのような時、国を平和にするために、自由を否定し、政府の支配と権力による抑止力を肯定する必要がある。

だから、支配しすぎるのも間違っているし、自由にしすぎるのも間違っている。

必要なのは、戦争とは別の方法で、問題の賛成派と反対派に対する、国民の意志決定を行うことができるような制度を作ることだ。それがたとえば選挙だ。そして、選挙のような非軍事的方法で勢力の決着をつける際には、それが過激化しないようにしなければならない。なぜなら、過激化した段階で、両陣営は平和的な手段ではなく、軍事的な手段で問題を解決しようと考え出すからである。

よって、選挙は間違っていないが、自由は間違っている。支配を行うべき側面では支配を行うべきであり、行うべきでない側面では行わないべきである。

本当のことを言えば、戦争そのものは必ずしも悪ではない。なぜなら、戦争をすることでしか解決しない問題というものもある。それがたとえばロシアだ。だから、ウリエルは戦争を完全に否定はしない。だが、核戦争は人類の滅亡を意味する。だから、核戦争だけは否定しなければならないし、核兵器だけはどの国も絶対に所持してはならない。

ソ連の理想は現状のソ連ではない

ウリエルは平等を信じている。

ソ連式の社会主義を、多くの人は「大失敗」であると言う。だが、それは間違っている。なぜなら、ソ連の理想とする社会主義経済は、現状のソ連の社会主義経済ではないからだ。

ソ連は遅れた国だ。西側諸国よりもはるかに遅れている。だから、西側諸国に追いつかなければならない。だから、国民の自由を制限した上で、計画経済を中心とするノルマ生産を行っている。

だが、その現状のソ連の経済は、決して最終的なソ連の理想の経済ではなく、発展するために必要な「現状の一時的な経済」である。

だから、今のソ連だけを見て、ソ連の理想を考えると見誤る。ソ連は、そのような計画経済のノルマ生産によって、西側諸国に追いつき、そして追い越した時、きちんとそれなりの楽園のようなユートピアの経済を行うつもりだ。だから、最終的に成し遂げられるはずの、「最終的なソ連の経済」を見れば、決してソ連は失敗作ではない。

ウリエルは、ソ連の目指していることを知っている。ソ連はいつまでも一党独裁をするつもりはないし、計画経済のノルマ生産の後に、発展し終えたソ連(ロシア)がどのような経済を行うのか、ウリエルは楽しみにしている。そう、ウリエルは平和主義者であり、ソ連の「あるべき真の姿」を期待しているのだ。

金儲け以外の世界を安易に否定するのは夢がない

ウリエルは言う。資本主義者たちは、すぐに「社会主義経済では、働いても働かなくても給与が同じ」とか、「計画経済では生活に必要な物資が十分に生産できない」と言う。

だが、それだけの理由で、金儲け以外の世界を全否定するのは、あまりにも夢がない。

社会主義のノルマ生産が、資本主義の市場経済よりも、多くの点で劣っていることは事実だ。だが、だからといって、優れた点がひとつもないと果たして断ずることができるか?それも、現状の社会主義経済でなく、「いずれソ連が到達するであろう理想の社会主義経済」が、本当に確実に資本主義経済よりも劣っているはずだと言えるだろうか?

だから、ソ連は間違っていない。大天使ウリエルはソ連のやっていることを正しいとは言わない。だが、ソ連には人類の夢と希望が詰まっている。だから、ウリエルはソ連が好きだ。ソ連の築く先に人類の栄光の未来がある。資本帝国主義者には、そのことが分からないのだ。

ナチスは戦争の本家本元

そもそも、戦争が間違っているのであれば、明らかにナチスが間違っている。

ナチスは戦争の本家本元だ。

支配のほうが侵略戦争になるのか、それとも自由のほうが内戦になるのか、その答えは分からないが、どちらが正しかったにせよ、ナチスは戦争である。

それも、簡単には否定できない。なぜなら、ナチスは世界に勝つために戦争しかできなかった。ナチスは国際秩序を打ち倒すことが目的であり、国際的なルールをすべて無視して戦争をする。

そして、そういうナチスがまさしく自由である。誰が見ても、「ひとつの民族」「ひとつの帝国」「ひとりの指導者」がまさに「自由」だ。それがナチスの信じる「正義」であり、どう見てもナチスの帝国が自由であり、そして支配であり、そして戦争である。

だから、そんな国家社会主義のことを、どうして「国家社会主義のほうが内戦にならないから支配者のほうが平和である」と信じることができようか。

抑止力のおかげでテロや内戦がなくなると思っている人は、世界史を知らないのか。支配者の掲げる「テロに対する抑止力」のせいで、どれだけたくさんの無実の罪の人々が逮捕され、虐殺され、そして国家は内戦や侵略戦争に向かったのか、それを知らないのか。

だが、本当は、僕だってそんな歴史の真実は知らない。それでも分かることは、「支配が侵略戦争だとしても、自由が内戦だとしても、どちらにせよナチスは戦争である」ということである。

だから、ウリエルはあえて、共産主義を否定しない。今のところ、自由な民主主義は平和だが、それは長くは続かない。真に平和と平等を目指しているのはソ連だ。ウリエルは、ソ連を応援している。

天軍大主星シリウス

このように考えることは、ウリエルが見ても、あまりに政治的で、そしていやらしいと人々は言うだろう。

だが、事実、このように考えるだけの星が、一等星、天軍大主星シリウスである。

シリウスには二つの勢力しかない。ひとりが、ファシストの王であり、シリウスの太陽神、フレイ。もうひとりが、社会主義者の女性大統領であり、スピカの太陽神、フレイヤ。

シリウスにおいては、フレイとフレイヤが、互いに血のつながった兄妹でありながら戦い続けている。

シリウスには資本主義経済はない。シリウスにおいて資本主義経済は、99.99%の富をひとりで独占する、「超極富裕人」という存在の出現によって滅びた。ほとんどすべてがたったひとりに支配される所有物になって、資本主義経済はシリウスにおいて滅亡した。

シリウスには民主主義の政治制度はない。自由な民主主義においては、平和を維持できるのは、問題の賛成派と反対派が選挙という平和的手段で争っている時だけであり、対立と分断が過激化すると、軍事的な手段で両陣営は争うようになり、銃を持って互いに殺し合うようになる。すなわち、選挙という意思決定の手段は過激化すると必ず内戦になる。その状態が、フレイとフレイヤが争う状態である。

同時に、フレイは最強の手練れである。フレイヤがいくら軍事的に強大な兵力を作っても、フレイたったひとりに勝つことができない。なぜなら、フレイは自分にしか分からない「ロボット兵器の開発方法」を秘密にしており、フレイヤはどんなに人間の操縦による兵力を強くしても、フレイによる「人工知能を使った兵器」に勝つことができない。その例が、人間を見つけ次第銃撃し、人間の半径1メートル以内に近づいて自爆する「殺人ドローン」である。フレイは殺人ドローンに搭載する「自分で考え判断する人間と同等以上の人工知能」の開発方法を秘密にしており、フレイヤには作ることができない。

フレイは最悪のファシストであると思われるだろうが、フレイヤもまた最悪である。なぜなら、「アンチ・フレイ」と知られるフレイヤは、誰かれ構わずセックスをする「エロ大統領」であり、気に入った男を見つけるとその男を大統領権限で拘束して逆レイプする。なぜそのようなことをするのか、それはフレイヤは悪魔と契約したため、いつまでも14歳の若いままで永遠に歳を取ることがない代わり、常に違う男とセックスをし続けなければならないからであり、その際に避妊をすることはできない。その理由は、「悪魔という生物種をシリウスにおいて増やし続けるため」であり、そのような細菌でもウイルスでもない「悪魔」という生物種の感染がシリウスのフレイヤにおいては起きている。だから、フレイヤには70人を超すほどの、とてもたくさんの子供たち(ほとんどは娘)がいる。それらの娘たちも、フレイヤと同様に、14歳以上歳を取ることがなく、誰かれ構わずセックスをし続け、悪魔を増やし続ける。悪魔という生物種はそのように増えるのである。

このようなフレイとフレイヤも、たまに協力することがある。それは社会主義経済ガンダーラである。ガンダーラを実現させるために、フレイとフレイヤは常に協力している。フレイは経済の構想を考え、フレイヤは経済を実際に現実社会で実現する。フレイとフレイヤの努力のかいあって、シリウスにおいては社会主義経済ガンダーラが成功し、国民はユートピアのような楽園で暮らすことができるのである。