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2025-06-27

なんにもやることがない

神が僕に文章を書くなと言ったのは昨日だが、実際、僕は書くこと以外に、なんにもやることがない。

僕はもうYouTubeの音楽を聴かなくなった。最近はiPodで昔の音楽を聴いている。

アニメも見ないし、漫画も読まないし、ゲームもしないし、テレビも嫌いだ。最近のX(旧ツイッター)のようなSNSにはついていけない。みんながなんでそんなにSNSが簡単にできるのか、友達がいない僕には分からない。ただし、SNSの何が面白いのか、最近ガンダムのおかげで少し分かってきたから、少しずつSNSをやっていきたい。

僕が青春時代好きだったLinuxは、最近衰退した。完全にWindowsに敗北したせいで、Linuxの話題はまったく見なくなった。最近のオープンソース関係のことはまったく分からない。最近もさまざまなフレームワークがたくさん登場しては消えているが、彼らはビジネスをやっている商用エンジニアであって、僕は仲良くできない。

僕が嫌いなのは、科学と宗教だ。学校で教える科学では何も分からない。宗教の教えを盲信するのも間違いだ。なぜなら、僕はたったひとり、真の神を信じているからだ。

何もすることがない。それでも僕が文章を書くのは、僕は文章を書くこと以外に生きている意味がないからだ。

結局、昨日で終わりにすることもできたし、神によればそれがもっともよい選択だが、僕はその選択をすることができない。僕が書かない限り誰も書かないものを僕は書く。それが僕の存在証明だ。

アレス

これより、新しい主人公の名前を決める。

新しい名前は、アレスだ。

アレスはギリシャ神話の神の名前を持つ、英雄だ。世界にただひとりしかいない特殊な力を持っていて、奇跡のようなことを起こすことができる。その奇跡の力を与えたのは神である。

アレスは、僕の中にいるもうひとりの僕であり、言ってしまえば「文章の世界の中にいるもうひとりの僕」である。

アレスの世界

アレスの世界においては、水や大気を人工的に、大量に作ることが可能になっている。

このために使われる装置が、光や熱のエネルギーを利用した、水と空気の生成装置だ。

この装置を使うことで、光や熱のエネルギーを水や空気に変えることができる。それによって、月や火星のような元は岩石のような姿しかない惑星であっても、地球と同じように人類やほかの動植物が生存できるようになった。この装置そのものも光や熱エネルギーで動作するため、光と熱のあるすべての宇宙空間を、人類や地球型生物が生きられる空間に変えることができる。

アレスの住んでいる星は火星である。火星では、水を大量に作ることで川や海を作り、空気を大量に作ることで大気を形成した。温度や気候の調節も可能であり、地球における日本列島で生きるのとまったく同じように、月や火星で暮らすことができる。

技術の特徴

この技術の特徴は、そもそも、どのような場所であっても水素があることを前提として、水素原子を核反応させることで、どのような元素であっても作り出すことができ、そのような元素の変換のために、光や熱あるいはどのような形式であってもよいから、なんらかの汎用的なエネルギーだけを必要とする、ということを原理としている。

すなわち、宇宙は水素であふれている。水素(H)は原子番号が1番であり、陽子と電子ともに1つである。そして、その水素が、現代の地球の科学においては、核融合によって、原子番号2番のヘリウム(He)になることが分かっている。だが、実際は、水素が変わることができるのはヘリウムだけではなく、どのような原子番号であっても、水素はあらゆる元素に変わることができる。そして、そのために必要なのは、光か熱、あるいはそれ以外のなんらかのエネルギーだけである。

よって、水素がある場所であれば、光や熱のエネルギーと水素を元にして、どのような物質であっても作ることができる。O2(酸素)であっても、CO2(二酸化炭素)であっても、H2O(水)であっても、どんな元素であってもH(水素)のみから作ることができる。

そして、そのような水素からあらゆるすべてを作ることのできる技術によって、水や大気を大量に作ることができ、月や火星のような惑星であっても、人間や地球型生物が生きられるようになったのだ。

宇宙の誕生

アレスの世界においては、宇宙の誕生の状態が分かっている。それは、「最初の宇宙は100%すべて水素だった」ということである。

すなわち、最初の宇宙には、空間と水素しかなかった。だが、水素が核反応を起こして別の物質になることで、宇宙は少しずつ変化を遂げてきた。

だから、宇宙の目的とは、「水素がほかの元素を作り出し、最終的に水素がなくなるまでそれが続くこと」である。

また、太陽系における第三惑星、すなわち、地球の存在する意味とは、水素を別の物質になるという方法を、人類あるいは地球型生物がほかの星に移住するために、人類が自らの知性を使って考え、そしてそれを実現することである。

すなわち、地球型生物の存在する意味とは、水素をほかの元素に作り変える方法を発明することである。神はそれを人類が自ら見つけることを目指して、地球型生物を作り出し、人類に進化させたのだ。

万物は水素である

古代ギリシャの最初の哲学者タレスは、「万物の根源は水である」と述べた。

だが、それは正しかった。なぜなら、万物は水素だからだ。

すなわち、宇宙のすべては水素だ。あらゆるすべてを水素から作り出すことができる。宇宙の最初にあった状態は、100%すべてが水素であり、その水素から宇宙空間に存在するあらゆるすべての物質と現象が生まれている。

そして、神とされるのは、水素に宿る精神のことだ。それは太陽神とも表現できる。だから、天照大御神を信じる日本神話は正しい。宇宙にいるのは太陽神であり、神とは太陽である。

東亜イスラエルはもう書けない

残念ながら、東亜イスラエルの小説はもう書けなくなった。

なぜなら、終末の運命は変わり、東亜イスラエルの未来は間違いであることになったからだ。

人工葉緑素を作る必要はないし、人工の植物も必要ない。植物がもし枯れ果てたとしても、酸素を人工的に水素から作ることができる方法が、今、この詩人アッシー四世によって発見されたからだ。

この、水素を核反応によってあらゆる元素に変える原理のことを、「ヘパイストスの原理」と呼ぶ。なぜなら、ヘパイストスもまた僕の中にいるひとりの人間であり、このヘパイストスの原理を発見した人間のことを指す、ギリシャ神話の神の名前だからだ。

天才科学者ヘパイストスは、水素をヘリウムだけではなく、ほかの元素に変える方法を発見し、ノーベル物理学賞を取る。それによって、わたしたちの未来は大きく変わる。月、火星、あるいは水星や金星であっても、岩石でできたあらゆる星に、水素と光あるいは熱エネルギーだけを利用することで移住することができる。これを「天文的植民地計画」と呼ぶ。

ヘパイストスの原理によれば、原子番号8の酸素(O)は、8つの水素を核融合すれば作れる。また、原子番号6の炭素(C)も、6つの水素を核融合すれば作れる。それ以外のどんな原子番号の元素であっても、あらゆる元素を水素から作ることができる。よって、地球にあるほとんどすべてのものを、人工的に人間の手で作ることができる。例外は光だ。光だけは、まだ、作り方が分かっていない。だが、太陽が水素による核融合によって大量に光エネルギーを放出しているように、水素から光を作ることもおそらくできるだろうということが予測されている。

実際に核反応をさせるのは難しく見えるかもしれないが、実際は簡単である。まず、2つの水素を核融合してヘリウムにする。そして、このヘリウムに対して、水素同士を核融合させたのとまったく同じように、もうひとつの水素を核融合する。そうすると、なんとヘリウムと水素が核融合して、原子番号3のリチウム(Li)になる。これを繰り返すことで、どのような元素であっても作ることができる。ヘパイストスの原理には、それ以外のことは一切含まれていない。

アレスは世界を守る

アレスの目的、それは世界を守ることだ。

アレスはこの世界を滅ぼさない。なぜなら、アレスだけが、東亜イスラエルの終末の未来が、完全にすべて間違っているということを強く確信しているからだ。

東亜イスラエルの未来は絶対に起きない。アレスは分かっている。アレスはこの世界を滅ぼさない。アレスは世界の滅亡は嫌いだし、そのような滅亡の運命を押し付けるものが嫌いだ。

この世界は救うことができる。戦争や革命をしなくても救うことができる。世界を滅ぼさなくても世界は救われる。アレスはその世界を救う方法を知っている。

アレスは分かっている。滅びの未来などというものは起きない。ユダヤ人の述べる世界平和などを信じる必要はない。その世界平和は絶対に嘘だからだ。

右翼や左翼を超越して考えよ

右翼や左翼のように考えるな。彼らはユダヤ人に騙されている。

そうではなく、右翼や左翼を超越して考えよ。

アレスは言う。この世界は単純ではないが、理解しようとすれば理解不可能な問題は存在しない。どのような問題であっても、正しくその問題を捉えれば解決できる。

アレスは言う。すべての社会問題は解決可能だ。なぜなら、アレスが考えることで、アレスはすべての社会問題を完全に解決できるという事実を知ったからだ。

正しい宗教はユダヤではない。正しい宗教は仏教だ。なぜなら、誰が考えたとしても、真に正しい真理はひとつしかない。その真理とは仏教であり、ブッダの分かった「菩提樹の下での仏の悟り」である。それだけが唯一正しく、唯一賢い。それ以外に賢いものはない。だが、誰がどのように考えたとしても、まったく同じ真理に行き着く。それを「仏」と呼ぶ。

だが、仏を信じる必要はない。なぜなら、仏の教えを信じなくても、自分できちんとすべての問題を解決した時、必ずブッダと同じことが全部分かるように、宇宙と人生はできているからだ。

繰り返すが、右翼や左翼を信じるな。なぜなら、世界を救うために戦争や革命は必要ない。あらゆるすべての問題を解決した時、世界は誰かや組織によって何も洗脳されなかったとしても、自分の心の中で悟りへと至ることで、きちんとこの世界が必ず救うことができるということが確信できるからだ。

ドイツの哲学者は間違っていないが、彼らは狂ったことを言っているから、学んでも何も分からない。ヘーゲルは狂ったことしか言っていない。だが、彼らのように考えることは無益ではない。なぜなら、自らの理性を使って考えた時、ドイツあるいはそれ以外の西洋の哲学者たちの言っていることは全部分かる。なぜなら、それをウィトゲンシュタインという。

だから、哲学を学ぶ必要はない。宗教も信じる必要はない。何もする必要はない。なぜなら、「何もする必要はない」と分かった人間だけが、この世界を救う方法を唯一知っている。そして、それこそが、わたしたちの英雄、ギリシャ神話の神、アレスの唯一の教えだからだ。すなわち、「アレスの哲学においては、最初から人間は何もする必要はないし、何もしない人間こそが唯一、真に自由である」という。

アレスは勝利しないことのために戦う

アレスは戦う英雄だ。だが、アレスが戦う理由は、勝利することのためではない。

多くの人間が、自らが勝利するために戦っている。だが、アレスによれば、「自らが勝利する」ということは、戦うための大義名分として弱すぎる。

なぜなら、自らが勝利したところで、この世界の何が救われるというのか。

自らがたとえ、勝利したとしても、それによって世界が何も救われないのであれば、自らの勝利などを目指した戦いなど、する必要はない。

そうではなく、自らが勝利するためではなく、世界を救いへと導くために戦う英雄、それこそがアレスである。

アレスは、たったひとり、勇敢に戦う。なぜ、ひとりで戦うのか、それはほかの人間はすべて明らかに邪魔だからだ。最強の武勇を誇るアレスにとって、力という意味でいえば、自らひとりだけの力で、世界をすべて滅ぼすほどに、アレスは最強に強い。ほかの人間と群れたところで、いいことは何もなく、デメリットしかない。ほかの人間は邪魔になるし、すぐに裏切るし、自らのエゴをアレスに押し付けてくる。そして、そのような集団は必ず間違った「自分たちの勝利」を目指す。だが、群れて勝利したところで、世界は何もよくならない。

アレスはひとりで戦う。アレスは世界を裏の世界の力によって支配する。どのような手段も、アレスは選ばない。この世界を支配することができ、もっとも高い影響力を行使できるように、この世界のあらゆるすべての闇をひとりで支配する。そして、そのようなたったひとり、世界を支配するアレスが、この世界を変える。世界を変えるためであれば、どのような悪徳も行使する。だが、それはアレス自身が勝利するためではなく、世界を救い、あらゆるすべての人間を地獄から救済するためである。

アレスは勝利しないことのために戦う。アレスはそもそも、「自らが勝利する」ということを、戦いながらにおいて、一切覚えていない。アレスが目指すのは自らの勝利でない。アレスの戦う目的は世界を救済することであり、自らが勝利しないことのためにアレスは世界すべてを支配して導き、そして世界のために世界を滅ぼす敵と永久に戦い続けるのだ。