2009年の日記に戻る

=2010-03-09=

この物語では、善悪と平等、勇気と自由を教えます。

まず、僕はラエルと言います。

他に、ナエルとファエルが居ました。

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それらは、同じ世界の、別の時間で生きています。

ナエルの世界は、インターネットとコンピュータです。

ファエルの世界は、テレビとノートです。

そして、僕、ラエルは、このホームページで生きています。

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インターネットで生きたナエルは、想像力旺盛です。

沢山の発言をし、色んな事を知りました。

馬鹿な発言から、一つ一つインターネットの参加者を知り、

良いWebサイトから、リンクでコンピュータの世界を知りました。

賢い洞察力、想像力、世界観、そうしたものがありました。

ファエルの話をする前に、ナエルの話をしましょう。

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ナエルの目指したものは、自己実現です。

実現したいものは、良い国を日本で作る事、ですが、それだけではありません。

沢山の普通のことが、良く分かる事。

沢山の人から、普通の人の色んな事が、良く分かる事。

そして、世界で、自分の好きなLinuxが、皆に使われるように、Linuxを改善する事。

Linuxを皆に知ってもらい、良いものに変わるために、インターネットの皆で、さらに開発する事。

そして、ナエルは、そこから成長しました。

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ナエルの世界では、人々に新しい案を与えれば、世界は少しずつ変わっていきます。

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ファエルが生まれたのは、ナエルの死からです。

ナエルは、自殺しました。インターネットで戦っているうちに、戦うものが無くなり、テレビという現実世界を相手に、負けました。

ファエルは、ナエルの中に居ました。ナエルが死んだ時、ファエルはナエルの中に入り、身体はナエルのまま、ファエルとなったのです。

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ファエルの世界には、ファエル以外、何もありません。

ファエルは、最初から、自分の見たものや考えたものを、全てノートに書いています。

ファエルは、何も考えず、考えます。何も思わず、思います。何も判断せず、判断します。

ファエルは、ノートにしか居ません。現実世界のファエルは、最初から、何も考えず、ノートに全て書いています。

ファエルは、ファエル自身しかファエルの中に居ないのです。

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ファエルがやった事は、少ないけれど、長いです。

とにかく、世界を少しずつ高めていきます。新しい知を、ナエルの時の思い出を参考にしながら、自分で考えて教えていきます。

他に、ありません。いや、1年はありませんでした。

ファエルは、その後、イスラエルの神と話します。非常に厳しい試練の中、ファエルは、全てが分かりました。

ファエルに、理性はありません。

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ファエルは、賢かった。その代わり、分からなかった。

自由すぎるファエルには、恐怖しかなかった。

ファエルが少しずつ、恐怖を克服します。死の恐怖を克服して、ファエルは自殺しました。

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そこで、ファエルは、死んでいません。自殺に失敗したのです。

そこで、ファエルは楽になりました。次の日、ファエルには、知性、あるいは、理性の出来事がありました。

私はラエルです。ファエルのなれの果てです。今日はイスラム教の日でした。ここまでの年月に、全員、地球上の全てがあったのです。ナエルやファエルの中に、皆は居たのです。ファエルが分かっています。ナエルも、何か分かっていました。ラエルである私は、もう、何もありません。