アメリカの世界観です。
アメリカは、確かに、太平洋戦争中は、大日本帝国の敵国であり、「日本とアメリカのどちらかが滅びるまで最悪の総力戦は終わらない」と言えるぐらい、過酷な「総力戦」と呼ばれる戦争をしました。
ですが、大日本帝国がアメリカに負けると、アメリカは日本を民主主義国家に転換します。
その中核となるのは、日本国憲法の裁定であり、すなわち憲法九条を含む「戦争をする権利を永久に放棄し、軍隊などの軍事力を持たない」という平和憲法です。
しかしながら、軍隊がなければ、周辺諸国から領土や国民の命を守ることはできません。
そのため、日本では軍隊ならぬ「自衛隊」を作り、国を守るための専守防衛の自衛力として自衛隊を位置付けます。平和憲法と矛盾するから自衛隊は要らないという人も居ますし、あるいは自衛隊の存在を明記するために憲法を改正すべきだという人も居ます。
ですが、このような軍事力を持たない日本を、特にソ連や中国や北朝鮮のような共産圏から守るために、アメリカは日米同盟を行い、日本が攻められたらアメリカが守ってくれる、という約束をしました。
そのような日米同盟は、日本の基本的な外交政策です。同時に、米軍基地を日本に設置する日米安保条約などによって、日本とアメリカは強固な同盟関係を築いてきました。
このような日本とアメリカの関係は、まさに「戦後日本を作り、民主主義に導いたのはアメリカである」と言えるでしょう。
日本には、アメリカが好きな人がたくさん居ます。アメリカのIT技術などの製品やサービスや、あるいはアメリカ映画やアニメなどのアメリカの文化が、テレビ放映のされる時代とともに大きく日本に入ってきたため、アメリカのことを自分の国のことのように感じる人が多いです。
なので、日本とアメリカは、太平洋戦争の頃とは違って、とても仲がよいです。その代わり、日本の外交政策がアメリカ一辺倒になってしまっており、たとえば中国や韓国のような日本とよく似た人種の国家よりもアメリカとの同盟を優先させるような考え方を持つ政治家も多いです。そのため、アメリカとは仲のいい日本ですが、韓国と日本は非常に仲が悪くなってしまっています。
日本は、太平洋戦争でアメリカに敗れましたが、それ以後は逆に「アメリカへの憧れ」のようなものが強くなっていったと思います。
最初のテレビで映ったのは、アメリカの番組でした。「アメリカではあんなに豊かな暮らしをしているのか」と人々は釘付けになりました。
戦後、日本は日米同盟を基軸にやってきました。平和憲法もアメリカが作ったものです。アメリカはかっこよかった。今、トランプになって、それを思い出します。
また、最近では日本でもアメリカのIT製品を使います。
特に言えるのは、Windows, Google, iPhone, Android, Amazon, Facebookなどです。こうしたアメリカのIT製品とITサービスが日本にもどんどんやってきています。
一時期は、「日の丸半導体」と呼ばれる日本のお家芸だった半導体製造技術ですが、最近はアメリカに負けています。今から、日本からアメリカに対抗できるほどのサービスを作れなければ、日本はやばいと思います。
IT企業(海外)も参照のこと。
そして、アメリカには最先端の科学と、高い技術力があります。
たとえば、宇宙開発では、アメリカ、ロシア、そして中国などが日本よりもはるかに上を行っています。
また、昔から、アメリカは高いコンピュータ技術があります。これはIBMやDECなど、はるか昔の「IT古代」から続く、アメリカの「最高のコンピュータ科学」の伝統です。
そして、アメリカというと、何より高いのが軍事技術です。昔はソビエト製の兵器がたくさんあり、ソ連によるカラシニコフはとても大量に作られましたが、今はアメリカの軍事力に打ち勝つことのできるものはいません。
最近のアメリカは、完全に「一強」時代を迎えています。経済学者イアン・ブレマーは主要なリーダー不在のG0時代を予言しましたが、今の世界は完全にアメリカの一強状態です。それは、IT企業がGAFAのようにとてもたくさん生まれ、そして桁違いの利益をむさぼっているように、「アメリカにしか何もできない」時代になったからです。
トランプのように、僕は「最近のアメリカは信用できない」と言いますが、これを言うと「昔からアメリカは信用できなかった」と言われますが、それでも、僕は最近のアメリカのありえないほどの愚かさには懸念を示します。
アメリカ一強時代なんか、何の意味もありません。儲かっているのは数パーセントにも満たない資本家と金持ちだけで、他のほとんどの国民は勝ち組と負け組に分かれて、貧困層ばかり増え、彼らは治安が悪い中で強盗や麻薬の密売をしています。中間層が食べるのはジャンクフードのマクドナルドかKFCで、貧困層はいくら働いても報われないのです。日本の方がはるかに良い国なのに、なぜかアメリカ一強なのです。トランプは中国を相手に貿易戦争をして、それでもアメリカは好景気なのです。こんな国があって、この地球が正常なわけがありません。
サッチャーだったか誰かが言っていたこととして、「英国やヨーロッパは歴史に基づいているが、アメリカは哲学に基づいている」ということがよく言われる。
ソ連と同じ人工国家の超大国であるアメリカは、移民の国であるため歴史がないことが知られているが、そこには「アメリカの自由な哲学」というものがあるとよく言われる。
アメリカは、人権侵害、特に自由な権利の不当な制限について、とても厳しい態度を取る。そして、ロックなどの思想もありながら、アメリカ独自の「自由であること」という哲学があるのである。
民主主義といっても、アメリカはヨーロッパのような伝統的な民主主義をしない。自由で、開放感のある「創造的な民主主義」を行う。
ただし、この「自由」については二つの問題がある。ひとつは、反知性的な側面があること。もうひとつは、格差が必ず生まれること。
反知性的な側面とは、マイケル・ジャクソンや今のトランプ大統領のような、「馬鹿をおおっぴらに出す」という精神である。これはマクドナルドやKFCなどのジャンク・フードにも言える。マクドナルドやコカコーラは、世界中を馬鹿にしている。
もうひとつは、格差である。アメリカの全部の富が100%あったとして、そのほとんど、99%を少数の大富豪が持っているような状態を考えてみてほしい。これでは、アメリカの全部の富が、1%しかないのと同じことである。だから、アメリカに行っても、人々は全く豊かな生活をしていない。ニューヨーカーはうるさい洋楽の中をジャンクフードを食べて生活し、路上には貧乏人であふれている。必ずギャングのような犯罪者じみた人間がどこにもうろうろしている。そういう国だから、銃社会のアメリカはメキシコやブラジルと大して変わらない。危険そのもの、そして不幸そのものである。
社会として洗練されているドイツに比べて、一応アメリカは経済力で勝っている。
しかしながら、日本人の僕が根拠なく思うことは、アメリカは単純に世界の頂点となるような先進技術を学べる機会が多いだけであり、社会としては必ずしも整っていないと思う。
日本では当たり前の国民皆保険制度すらなく、銃が蔓延し治安の悪さはトランプの言うメキシコ並みにひどい。
それでも経済力があるのは超一流のIT企業が多いためではないかと僕は思う。完全にMicrosoftやGAFAのおかげである。
アメリカは大手IT企業の巨大な資本力を失えば終わりであり、僕はその日は近づいていると思う。完全にアメリカが日本に負ける日が必ず来るだろう。トヨタとNTTが未来都市スマートシティを作るというが、これが成功すれば日本はGAFAに対抗できると僕は思う。
これでは、アメリカには何の思想も理想もない国であると言われるかもしれない。
だが、アメリカにはもっとも正しい正義の理想である、「機会の平等」がある。
機会とはチャンスのことだが、チャンスとは何か賭けやハイリスク・ローリターンのようなものであると日本人は考えるかもしれない。だが、機会とはすなわち、「それに関わることのできる人々を増やす」という意味合いがある。
アメリカ人は、何もできずに強制的に支配されるのは好まない。支配されるのであれば、「自分もその支配に関わったり、参加したり、影響力を行使したりすることができる」ということを好む。
つまり、アメリカ人は長を決めるのであっても、必ずみんなで決める。そして、みんなが関わることのできる可能性が最大になるように、連邦の州や州兵や州の法律などを決める。
人々は、ソ連のように独裁者に支配されることがなく、アメリカ人みんなの「民意」が必ず反映される。
同時に、政治だけでなく、経済や成功においても、「アメリカン・ドリームズ」という考え方がある。黒人のマイケル・ジャクソンがスーパーヒーローになったように「どんなに低い階層や身分でも、努力すれば成功できる」という考え方をアメリカ人は好む。
また、アメリカには「フロンティア・スピリット」がある。これは、「新しい分野や領域をみんなで一番に開拓していこう」という考え方で、新しいIT産業や新しい科学技術などで、「新しい領域」があれば、それを真っ先に研究し、真っ先に実現していく。これが、アメリカの最も大きな強みであり、MicrosoftやGAFAを生み出すことのできる「精神的土壌」ではないだろうか。
アメリカは、大量消費文化で、あけっぴろげなところがあるが、意外と、「自己犠牲の精神」を好むところがある。自らの手間や努力を犠牲にして、誰かのために自分の努力を捧げる、という考え方をなぜかアメリカは好む。宗教的なところに由来するのかもしれない。
また、アメリカは移民の国である。よって、「最初はどんな人か分からなくても、来るものは拒まない」。もし日本人であったとしても、アメリカに行けばアメリカ人と同じように受け入れられ、コミュニティの一員として迎えてくれる。これが「合衆国」の理想である。
そのような哲学があって、アメリカは「ナンバーワン」の王国になったのである。
アメリカの負の側面として、「ほとんどすべてが金で決まる」ということが言える。
大学の授業料も高く学生ローンを組むのが普通で、病院でも国民皆保険制度がなく実費で医療費を払わなければならない。
金持ちは豊かな暮らしができるが、貧乏人はいくら働いても報われることがなく、格差がどんどん広がっていく。
だが、だからといって、金持ちがみんな、金を無駄にするわけではない。それどころか、ビル・ゲイツのような「本当のエスタブリッシュメント層」は、お金の無駄遣いにとても敏感である。
ビル・ゲイツの逸話として知られているのは、来日するために飛行機に乗った時のこと。日本マイクロソフトは、ビル・ゲイツのためにファーストクラスの席を用意した。だが、これに対してゲイツは激怒する。「たった1時間あまりのフライトのために何でファーストクラスの席を用意するんだ。日本マイクロソフトは、そんなに金を無駄にする会社なのか」と。
これはビル・ゲイツだけの話であると思われるかもしれないが、アメリカの金持ちというのは、何もせず贅沢な暮らしをしているだけの金持ちなどほとんどいない。多くの金持ちが社長や上級幹部で、自らの会社のために身を粉にして働いている。そう、アメリカは確かに「金の王国」だが、それは単なる「王者の貫禄」ではなく、「与えられるべき人間に対する正当な報酬」なのである。
ビル・ゲイツも参照のこと。
アメリカ大陸には、開拓民の移民がたくさんヨーロッパから移住した。
当時、たくさんの人々が集まって、言語も文化も違う中、移動馬車によって少しずつ町が作られ、西部を開拓してアパッチなどのインディアン(最近はインド人と区別するためにネイティブ・アメリカンと呼ぶ)の居住地を銃で征服していった。
開拓民は、新しい町を作って、最初に作ったのは博物館だった。当時、学校(スクール)よりも先に生まれたのは、博物館(ミュージアム)だった。それぞれの人が自国の文化を紹介し、歴史や文化を展示することで、人々は交流し、「文化を共有」したのである。学校を開こうにも、英語やフランス語などさまざまな言語があって開けなかった。人々は文化をミュージアムで共有し、そこから新しい学校を作っていった。
人々は、平和を守るためにシェリフ(保安官)を任命した。シェリフは、作られたばかりの町で、それぞれの人々が公平かつ平和に生きられるように町の安全を保つ。銃を持っていて、何かいざこざが起きた時はシェリフに優位性がある。そのため、少し乱暴な行いをしたものには、シェリフは銃を撃つ権利があった。
そのうち、西部開拓ののちに、それぞれの州ごとに法律が生まれる。ここで、工業が盛んだった北部と、農業が盛んで黒人奴隷をたくさんアフリカから連れてきた南部が、黒人の奴隷制を巡って戦争を起こした。これが南北戦争で、リンカーンが「人民による人民のための人民の政治」と言って、北部の奴隷制を否定する勢力が勝利し、アメリカに奴隷制は無くなった。
だが、その後も根強く黒人に対する差別は民衆の間で続いた。この解消は1950年代の公民権運動を待つことになる。
アメリカと日本の戦争である太平洋戦争は、最初のうち「勝てる」なんてことを日本の軍部は国民に訴えていたが、それは国民が政府にはむかうことを禁止するために言っていたことで、実際は勝てるわけがなかった。
特に、東条英機の前の首相である近衛文麿は、なんとしてでもアメリカとの戦争を避けたかった。
アメリカから見れば、日本人は勝てるわけがないのにアメリカにたてつこうとする、「おかしな国民」である。彼らは真珠湾を奇襲した日本を「リメンバー・パールハーバー」というスローガンのもと、「赤子の手をひねる」ように勝ったのである。
そして、アメリカは日本に原子爆弾を二つ落として勝利した。アメリカは日本にマッカーサー率いるGHQの下、「もう戦争をするな。軍隊を持つな。民主主義国家になれ」とする新しい日本国憲法を作った。これを「アメリカ本位のおかしな憲法」だとする日本の自民党右翼は分かっていない。アメリカが正しい。日本はもう、軍隊を持ってはいけない。すぐに再びアメリカと戦争にしかならない。民主主義国家になれば、良い国になる。子供のように何も分からない日本に対して、アメリカは「正しい薬」を投入しただけにすぎない。日本に日本国憲法があれば、それで日本はきちんと良い国になる。まさに、その通りになった。アメリカに負けて、日本は進んだ現代国家になった。日本は今、北朝鮮に対して、同じことをするべきである。
アメリカは州によって多様性がある反面、民主党支持と共和党支持で分断される傾向があります。
都市部や若者は民主党のリベラル派を、田舎や南部では共和党の保守派を支持しています。選挙は長い期間をかけてキャンペーンを行い、二大政党制のどちらかを支持します。
果たしてこれが理想の民主主義なのかは、賛否が問われます。アメリカ型の民主主義だけが、民主主義ではないように思います。アメリカに自由など、ありません。
民主主義も参照のこと。
アメリカでは、共和党と民主党の二大政党制を行っている。
「共和党は保守で、民主党はリベラル・革新」であるとされることが多いが、実際は共和党は名前を変えれば「国家党」であり、民主党は「民主主義の党」である。
そのため、共和党には戦争や世界の警察としてのアメリカの役割に賛同的である反面、民主党は国をどうにかすることよりも民主主義の平等な権利や人権を守ろうとするところがある。
共和党は、アメリカの「国としての党」であり、民主党は、思想的な「民主主義者としての党」であるという違いがある。だが実際は共和党の方が保守的な民主主義を行い、民主党は社会主義・社会民主主義的な政策を行ったりすることもあり、共和党は小さな政府を行うが、民主党は大きな政府を行う。
今のトランプ大統領により、共和党は「トランプ党」のような形相を呈しており、同時に民主党はそれぞれがバラバラでひとつにまとまっておらず、有力なキーパーソンが居ない。
僕は、しばらくはトランプ政権が続くのは避けられないと見ている。トランプは馬鹿な政策を本気でやるが、それを上手く宣伝に利用して一般大衆の支持を集めるのが上手い。民主党が実際的な革新・リベラル政策が打ち出せないうちは、たとえ馬鹿であってもかっこいい政策を打ち出すトランプが勝利する。
これは民主主義というシステムそのものの問題である。民主主義においては、アピールと宣伝が上手く、かっこよければ、それだけで勝てるのである。政策が賢いかどうかなど、民衆には分からない。
極右・ポピュリスト・陰謀論を参照のこと。
ですが、忘れてはならないのは、僕はオバマ大統領だと思います。核兵器を無くすことができず、「Yes We Can」の通りにはなりませんでしたが、彼は黒人初の大統領として輝いています。
アメリカは、保守も多ければリベラルも多い、自由な国です。今、人種差別が再熱しているのは、何もできなかった黒人のオバマ大統領への反発にすぎません。
そもそも、アメリカは正義の国で、黒人のオバマ大統領を大統領にしたように、「とても新しい部分」と「とても古い部分」が共有されています。だから、オバマが大統領になることも、トランプが大統領になることもできるのです。
オバマ大統領は、広島に来て平和祈念資料館に折鶴を持ってきてくれました。被爆者と抱擁し、かっこいいスピーチを平和公園で演説されました。そして、安倍首相も真珠湾に出向きました。ここで、日米は本当の意味で和解したのです。
オバマ大統領は偉大です。素晴らしい大統領でした。
僕は、オバマの偉大さにもう一度立ち返って、アメリカは「もう一度人種差別のない人種間の平等」を取り戻してほしいと思います。
いくら旧来社会の労働者が悲惨で、移民がたくさんやってきて仕事を奪うとしても、それが人種差別につながるようなら、意味がありません。
もう一度黒人やムスリム(イスラム教徒のこと)たちとともに差別のない平等な正義を持ち、中国や日本と仲良くやれるような、そんな提案を安倍首相はトランプ大統領に告げれば良いと思います。トランプは移民が嫌いなだけであり、人種差別主義者ではありません。
アメリカの格差問題は深刻。金持ちの上位8人の持つ合計資産は、4.26兆ドルもの金額になり、全人類のうち下位から半分の合計資産と同じぐらいになる。
上のリンクでは一位がマイクロソフトのビル・ゲイツになっているが、2019年現在では、一位はアマゾンのジェフ・ベゾスで、ビル・ゲイツを抜いたことが少し前話題になった。
まさに、金持ちが投資などで資産を増やして、さらに金持ちになるだけである。一般の庶民にはちっとも回ってこない。奴隷を作って奴隷で儲けているだけなのではないかと思う。真面目に働いている労働者が馬鹿を見る。
上記の報告が意味していることは、「上位8人の資産を取り上げれば、世界全体の下位半分の人類の生活を養うことができる」ということです。(ただし将来的な資産の増加までは考えていないため、少し誤解を招くかもしれません。)
ミクロ・マクロ経済学も参照のこと。
僕は、このままの勢いで世界が自由に発展すると、全人類の持つ99.99%の富をたったひとりで所有する「超極富裕人」によって、世界は滅びると思っています。
たったひとりで世界ほとんどの富を独占する、超富裕層、あるいはひとりであるため「富裕層」でなく「富裕人」と呼ぶべき人物が、そのうち、世界全体の99.99%の富を独占するようになって、資本主義経済とグローバル社会は滅びます。
それはカール・マルクスが言った「資本帝国主義」という考え方と同じです。
それがビル・ゲイツになるのか、あるいはジェフ・ベゾスになるのか、それともイーロン・マスクのような誰かになるのかは分かりません。
ですが、そのようになった時に、僕の提唱する新しい社会主義経済である「ガンダーラ」が行われるようになり、資本主義経済は社会主義経済に本気で移行します。
ガンダーラも参照のこと。
2024.06.08
アメリカの最大の都市ですが、首都ではありません。首都はワシントンD.C.です。
カリフォルニアのような西海岸では人種的な共存・融和の面で開放的な雰囲気を持つ。
ワシントンDC・ニューヨーク・フィラデルフィア・ボストンなどの東海岸では、ヨーロッパ風の建築が多く、大学も名門校が多い。
ボストンからワシントンDCまでの巨大都市圏はメガロポリスと呼ばれる。また、東海岸の私立エリート校グループはアイビー・リーグと呼ばれる。
中部では大規模な農業を行っていたり、砂漠やロッキー山脈などもあり、「いくら行っても荒野ばかりが広がっている」という風景になる。
ラストとは「錆びついた」という意味。デトロイトなどでは昔からの工業産業が多く、最近ではメキシコやアジアなどの台頭で頭をかかえており、トランプ大統領はここに目をつけて支持者拡大のために「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と言った。
シリコンバレーにはベンチャーや大企業までIT企業の本社があることが多く、起業と新技術の開発を美徳のように考えている。
テキサスはアメリカの中でも独特の違った雰囲気を持っている。南部には黒人奴隷制の影響が今も残っており、黒人の権利を軽視しがちなところがある。
アメリカの名門校。ハーバード大学出身の有名人としては、ハーバード大在学中にMITのAI研でプログラマとして働いていた、GNUのリチャード・ストールマンなどが有名。彼は馬鹿なロビイストに見えて数学がものすごくできる最強のエンジニアである。
アメリカの名門校。特にBSDも開発したカリフォルニア大学バークレー校の「とても先進的な教育」で知られる。
アメリカの名門校。コンピュータの先端技術が得意なことで有名。MITメディアラボという「先進的な研究所」を持っている。メディアラボは僕も昔憧れていてMITの本を購入して少しだけ読んだことがある。UCのバークレー校とともに「異常者の多いカレッジ」として知られている。
アメリカは国産のフォードやクライスラー、GMのような自動車を大量生産していますが、日本車に比べて大型で壊れやすいことで有名です。アメリカ国内では壊れにくくて安い日本車も人気です。
自動車も参照のこと。
アメリカときっても切り離せないのがIT技術です。Windows 95が出た時の衝撃はとても大きいものでした。その後にドットコム・バブルが起きます。猫も杓子もインターネットでした。
今では、FacebookやSNSのようなソーシャル・メディアとスマートフォンのようなモバイル端末が普及し、特にスマートフォンはアフリカ人すらみんな持っているほどに世界に普及しました。
ですが、これが本当に世界を良くしたかどうかは分かりません。「テクノロジーが進歩するほど、人間は不幸になる」と言われています。
アメリカで特にIT技術が反映している地域は、シリコンバレーです。ベンチャーから大企業まで、多くの企業の本社があります。
アメリカ人は、なぜか、そうしたIT技術に抵抗がない人が多い。国産技術だからなのか、なぜか社会をコンピュータ化することを好むような国民性がある。
アメリカの料理は、アップルパイとステーキが有名です。
民族料理も参照のこと。
アメリカは広大な土地を耕す農業技術が進んでいて、飛行機から農薬をまきます。アメリカン・ビーフは広大な土地に牛を大量に飼っているため、安くて美味しいことで知られています。
ですが、アメリカでは肉料理をとてもたくさん出すレストランが多く、安くて量はあるが不味い、ということで有名です。日本食だけではなく、カレーライスのような洋食でさえ、日本で食べた方がはるかに美味しい、と言われており、アメリカから日本にカレーライスなどを目的に外国人が来るほどです。特に、アメリカに滞在する日本人は、自然に日本食が食べたくなるらしいです。
アメリカと言えば野球です。世界でもプレイヤー国家が少ないことで有名ですが、日本はその中の1つです。
野球も参照のこと。
アメフトは、相手にタックルしながらボールを投げ合う、格闘技と球技を一緒にしたかのようなスポーツ。
バスケットボールは黒人のスポーツと言われている。日本では小学生に人気のスポーツ。
アメリカではサッカーはあまり一般的でないことで知られる。また、隣国カナダではアイスホッケーが盛んである。
最近は都市型スポーツが流行っている。室内でロッククライミングを行うボルダリングは最近外国人に人気で、僕の通っている英会話教室でも週末はボルダリングという人がけっこう多い。
映画の本場はやっぱりアメリカのハリウッド。スピルバーグなどをはじめとするSF・アクションなどの映画や、ディズニーアニメまで。
映画・ドラマ・テレビ番組も参照のこと。
ディズニーアニメです。最近見て好きになりました。
SFコメディですが、僕はこの映画が一番好きです。
最近の洋楽は、マーク・ロンソンとブルーノ・マーズの「Uptown Funk」やテイラー・スウィフトなどが人気。僕もYouTubeで何回か聴いた。
YouTubeも参照のこと。
2020-03-29に関連する内容があります。
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