英会話の入門2(英文法)です。英会話教室でやった内容を反省しながら作成します。
以下の内容は、自分が英会話教室で習ったことに基づきます。そのため、一般的ではないことも多く、さまざまな講師に聞いた内容もあるため、正しい教科書通りの内容ではありません。ほとんどが独自研究です。
英会話も参照のこと。
(「文英堂 基礎からのシグマベスト 高校これでわかる基礎英語 新課程(2008年発行版)」と「文英堂 基礎からのシグマベスト 高校これでわかる英文法 新課程(2009年発行版)」を参考に執筆しました。)
まず、動詞には基本形として、現在形、過去形、過去分詞、現在進行形(現在分詞)がある。
動詞の形 | 説明 |
---|---|
現在形 | その人が行うことを表す。 例:I play videogame. |
過去形 | 過去の時点でその人が行ったことを表す。 例:I played videogame. |
現在進行形 | 今現在それが行われていることを表す。 例:I'm playing videogame. |
規則変化動詞の場合、過去形あるいは過去分詞(完了形や受動態に使う)には-edをつける。現在進行形あるいは現在分詞には-ingをつける。
不規則動詞の場合、動詞は規則的に変化しない。
過去進行形は「was + 現在分詞」、現在完了は「have + 過去分詞」、過去完了は「had + 過去分詞」で表す。
動詞の形 | 説明 |
---|---|
過去進行形 | 過去にその人がしていたことを表す。 例:I was playing videogame yesterday. |
現在完了 | 過去から今に続いていることを表す。 たとえば、「今何かが完了した」という場合。 例:I have played videogame just now. |
過去完了 | 過去の「ある時点」までに起きていてその時点まで続いていることを表す。 たとえば、「その時には既にそうだった」という場合。 例:I had played videogame when I stayed at Bill's house. |
完了形(I have played)は、英語特有の過去形で、「過去にそうだった」(I played)と「今そうである」(I am playing)という二つのことを同時に表現することのできる方法である。完了形を使うことで、「過去から今にかけてやり続けていること」「過去から継続して、今も同じようにやっていること」を表現できる。
完了形の表現として、「have been」という言葉をよく使う。beenはbe動詞の過去分詞で、「長い間そういう状態だった」という意味に使う。「I have been doing」とすれば、長い間継続してやってきたことを表す。have been toは「~に行ったこと・経験したことがある」を表す。完了形と進行形を組み合わせた形として、現在完了進行形「have been -ing」と、過去完了進行形「had been -ing」がある。
受動態は受け身のことで、「be動詞 + 過去分詞」で表す。誰かから「される」という意味になる。
使役は、「make / let / have + 相手」で表し、誰かにやってもらうとか誰かにさせるという表現になる。
知覚動詞はsee, watch, look at, hear, listen to, feelなどで、英語のさまざまな場面に登場し、「誰かがそのようにしているのを自分がする」といった意味になる。
名詞を飾るには、-ingを用いて前から飾る方法と、whoなどの関係代名詞を用いて後ろから飾る方法がある。
比較級は-er(比較級)や-est(最上級)。長い単語の時はmoreやmostを代わりに使う。同じぐらいはas ~ as(原級)。
2023.05.29-31編集
2023.06.04-05編集
2024.02.24編集
英単語を発音する上で、日本人がよくする間違いが、「カタカナに基づいて音を分ける」ということ。
実際は、ネイティブは、カタカナで音を分けておらず、音節で音を分けている。
たとえば、ビートルズの楽曲「Do You Want to Know a Secret」に出てくる英単語の「se-cret」や「pro-mise」はどちらも2音節。1つの音節は楽譜で言えば1つの音符となる。日本人のカタカナの感覚で「シー・ク・レッ・ト」や「プ・ロ・ミ・ス」のように4音節であるかのように考えてはいけない。
そのように、カタカナではなく音節で発音するようにすると、英会話は簡単になる。
(放送大学「ビートルズ de 英文法 ('21)」を参考に執筆しました。)
2023.03.30
英語の文には、平叙文(肯定文・否定文)、命令文、疑問文、感嘆文がある。
平叙文は、SVOからなる形で、主語、動詞、目的語という構成がはっきりしている。
平叙文は、「事実」を述べるために使う。
英語では、日本語と異なり、SVOという形式がはっきりしているため、「事実」を述べるために使いやすい。
命令文は、動詞から始まる文のことで、単なる命令だけではなく、お願いや依頼など、相手に働きかけるため全般のために用いる。
疑問文は、「Do you ~?」「Are you ~?」「Why do you ~?」のように倒置や疑問詞などから始まる疑問の文のこと。相手に答えてもらうために使う。
疑問文に対する答えには、「yes」か「no」で答える。日本語と違い、相手の聞いていることとは関係なく、isやdoならばyes、is notやdon'tならばnoと答える。
感嘆文は、「How long this way is!」のように、自分自身がそれを言いたいから叫ぶように使う文のこと。
英語では、基本的に「be」のような「なる」という動詞と、「do」のような「する」という動詞の二種類がある。
「do」動詞では、目的語(対象)を伴う「他動詞」と、対象を伴わない(自分自身に対する)「自動詞」が存在する。ただし、自動詞であっても副詞とともに使う場合がある。
「be」動詞では、定冠詞theあるいは不定冠詞aを名詞の前につけることで、名詞であることを強調し、形容詞と区別できる。
たとえば、
・It is a bug.(それは虫だ)
・It is pretty.(それは可愛い)
では、「bug」は名詞だが「pretty」は形容詞であるため、「a bug」のように不定冠詞を付けることで名詞であることが分かる。
SVOによる平叙文は、事実を述べるために効果的だが、「今」という時間においては事実がまだ成立していないような、未来のことなどを述べる場合がある。そのような場合は、willのような助動詞を使う。
willは「するだろう」という意味だが、実際には今起きていなくて未来に起きることであれば、人間でなくてもwillを使う。「Sun will raise.」(日は昇る)のようになる。
willと同様、SVOで表現できない許可や可能性のような「仮定的な事実」のために、canやmayなどの助動詞を使う。
また、SVOの形式をとるために、何も指してない場合であってもitを使うことがある。たとえば、「It is sunny today.」(今日は晴れ)のitは何も指していないが、語順をSVOにするために必要となる。
(放送大学「ビートルズ de 英文法 ('21)」を参考に執筆しました。)
2023.05.29
関係代名詞は、その何かを後ろから飾るために使う。
たとえば、
・I met a man who know Japan well.(わたしは日本のことをよく知っている男性と出会った)
関係代名詞には、who(人に使う)のほかに、which(ものに使う), that(ものと人どちらにも使える)があり、格によっても異なる(所有格はwhose)。
また、同様の目的として、関係副詞(where, when, why)が使える。
たとえば、
・I don't know where I go to.(わたしはどこに行くのかを知らない)
・Could you tell me when this shop opens?(この店がいつ開くか教えてくれませんか?)
また、ものやことを示すためにwhatが使える。
・I want to know what you think.(あなたが考えていることを知りたい)
詳しくは以下のようなページが参考になる。
2023.05.29
このほか、英語では空間を表す前置詞をよく使う。
たとえば、
単語 | 意味 | 単語 | 意味 | 単語 | 意味 | 単語 | 意味 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
in | 中 | out | 外 | on | 上 | at | 位置 |
up | 上がる | down | 下がる | over | 上側 | under | 下側 |
above | 上方 | below | 下方 | top | 頂点 | bottom | 底 |
right | 右 | left | 左 | next | 次 | before | 前 |
after | 後 | front | 前方 | back | 後方 | middle | 中間 |
center | 中心 | corner | 角 | near | 近い | far | 遠い |
high | 高い | low | 低い | wide | 広い | narrow | 狭い |
のような前置詞や形容詞を、isやwhereとともによく使う。
このような言葉とともに、時制とwhenを使ってある時の時間を表す。whenは過去・現在・未来のすべてに使える。
このように、英語は時間と空間の言語である。この世界を「時間」あるいは「空間」という知性で考えることが、英語でものごとを考えるコツである。
これ以外に、
単語 | 意味 | 単語 | 意味 | 単語 | 意味 | 単語 | 意味 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
first | 最初 | last | 最後 | few | 少ない | many | 多い |
little | 少ない | much | 多い | empty | 空の | full | 完全に |
enough | 十分に | less | より少ない | more | より多くの | most | もっとも多くの |
のような、多い少ないを数えることも多い。fewとmanyは数えられる名詞(可算名詞)に、littleとmuchは数えられない名詞(不可算名詞)に使う。
ほかにも、
単語 | 意味 | 単語 | 意味 | 単語 | 意味 | 単語 | 意味 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
no | ない | any | あらゆる | every | すべての | some | いくらかの |
all | 全部の | a lot of | たくさんの | big | 大きな | small | 小さな |
large | 大きい | long | 長い | short | 短い | tall | 高い |
new | 新しい | old | 古い | good | 良い | bad | 悪い |
start | 始まる | finish | 終わる | begin | 始める | end | 終わる |
などをよく使う。
以下の書籍・ページを参考に執筆しました。
2023.05.29-30
2023.07.02編集
英語で話す際に重要な位置づけとなるのは、ifを使った条件法(仮定法)。
ifを使った節(if節)は「もしかしたら」「もしそうだったとしたら」という意味になり、文と文(主節と従属節)を結びつける。
if節の中では動詞は過去形(過去時制)になることに注意しよう。
同様の目的に使える言葉にwhenがあり、「その時」「それをしたら」という意味になる。
仮定法にはこれ以外にもあり、wouldやcouldやshouldをよく使う。
また、ifは丁寧にお願い事をする際に「I was wondering if ~?」のような決まり文句として使うこともあり、「Could you ~?」や「Would you ~?」の代わりに使える。
以下の書籍・ページを参考に執筆しました。
2023.05.30
2023.06.01編集
僕の書いたこれくらいの英語の基本が分かったら、あなたは、高校の参考書を読んだとしても、きちんとその内容を正しく理解することができます。
なので、高校の英語の参考書を読みましょう。
僕がおすすめするのは、「Σベスト EARNEST 英文法・語法」です。この参考書には、「これでもか」というぐらい、英文法のことが極めて正しく書かれています。
何も分からない高校生ならば、勉強してもなんのことやらさっぱり分からず、身につかないままで終わるかもしれませんが、僕のこのホームページを読んだ読者であれば、決してそうはならないでしょう。
あえて言えば、「僕の書いたこの記述がとても未熟でお粗末なものである」ということは、この参考書を読めば分かるかもしれません。
ですが、これくらい僕の戯言を読んでくれた人であれば、僕がそうであるように、この英語の参考書の内容をきちんと自分の力で正しく理解することができることでしょう。
もう、僕のようなどうでもいい英会話教室のひとりのスチューデントの戯言を聞き続ける必要はありません。
この英語の参考書を読んで、世界に旅立ってください。英語を勉強する目的は世界各国で活躍することです。その夢を叶えるために、ぜひ、このホームページ以上の先にある「英語のすべて」を手にしてください。あなたにはそれができるはずです。
2023.05.29
英語を話すコツは、助動詞と前置詞から考えることです。
助動詞とは、
助動詞 | 意味 |
---|---|
will would | だろう |
may might | かもしれない |
can could | できる |
must | しなければならない |
should | すべき |
などのことです。
前置詞とは、「is on」「is in」「is at」「is over」などのことです。
たとえば、英語では最初に「ある」と考えます。
日本人は、「本がある」と考えた時に、なぜか「本」のほうを考えてしまいます。
ですが、英語ではそれは間違っています。
普通、「本がある」と考えた時に、「ある」のほうを考えます。
なので、「is on」のような前置詞を中心に考えることで、英語は楽に話せるようになります。
「is on」のような前置詞が感覚的に分かると、「move on」や「come on」などの意味も感覚的に分かります。すべての理由はそのように「英語的な語順」にあるのです。
同時に、助動詞が重要です。これはドイツ語を考えるとよく分かります。
人間が言語を使う時に、もっとも重要な単語は二番目の語順に来ます。
なので、ドイツ語で二番目の語順に来る言葉、すなわち助動詞を考えることで、どんなことであっても普通に話せるようになるのです。
また、何も英語が分からない時は、英会話教室の講師の顔を思い浮かべましょう。
講師の顔が思い浮かんだら、講師があなたの代わりに英語を話してくれます。
そのような先生の言葉を思い浮かべれば、英語は話せます。
後日注記:正しい言語は日本語でも英語でもなく、ドイツ語です。英語の勉強ができたら、ドイツ語を学びましょう。ドイツ語を話せる人間にしか、宇宙の真理は分かりません。
2023.06.11-12
2024.10.06編集
英語のコツは、ずばり、いくらでも前置詞を付けることです。
単なるSVOの語順で話すだけではなく、付けられる時にはいくらでも前置詞を付けましょう。
「about」「for」「at」「to」「into」「almost」のような前置詞を、付けられる時にはいくらでも付けること、これが英語を話すコツです。
前置詞をいくらでも付ける方法を学ぶだけで、英語はすぐに誰でも話せます。
2023.06.12
僕は、英単語には、発音、すなわち音としてのイメージがあると思います。
英単語の発音は、単にランダムに決まっているわけではありません。
単語それぞれに、その音の並びでなければならないような、「音のイメージ」があります。
だから、単語をスペルと意味の辞書であると思わず、音のイメージから意味を関連付けるようにすると、英語のことをきちんと分かることができます。
また、単語を発音する時は、はっきりと明確に発音することです。
日本人は、日本語と同じように、ボソボソと英文を発音してしまいます。
ですが、英単語は、それぞれの単語ごとに、はっきりと、叫ぶように発音するべきです。
はっきりと発音することで、英語を「話す」ということができるのです。
英単語は、「文字」でありながら「音」です。日本人は、日本語の影響から、英単語を「文字」であると考え、「文字」として発音してしまいます。ですが、それは間違いです。英単語を「音」であると考え、「音」として発音しなければ、英語を話しているということにはならないのです。
英単語は「言葉」や「文字」でありながら「音」です。英単語を「音」であると考え、「音には音だけで意味がある」と考えることで、日本人の感覚から脱却することができます。
2023.08.08
英語は科目ではない。
学校の英文法を学ぶと、「文法」と「ボキャブラリー」というものがあって、その正しいルールに基づかなければ英語は分からないと思うようになる。
だが、実際は、英語というものはそれぞれの英語を話す人間の中にある「心」であり、この世界に「正しい英語」というのは存在しない。
だから、「正しい英語」を追い求めれば追い求めるほど、英語の学習から遠のいてしまう。
必要なのは、自分の心の中に「自分だけの英語」を作り上げることだ。
そして、そのためにもっともよい方法は、自分から英語を話すことだ。
そして、自分から英語を話すためにできることは、「書く」ことである。
自分の中に英語を作らなければ、英語は話せない。そして、そのためには、自分から英語を話す必要がある。そして、そのためにできる方法として、「書く」ことはとてもいいことである。
まず、英語でいくらかセンテンスを作って書いてみよう。それを日記のように毎日続ければ、それがもっとも正しい英語の学習法だ。学校で英文法を勉強するのでも、英会話教室に高い金を払うのでもない、本当の正しい英語の学習方法、それは「英語で書くこと」なのである。
2023.08.15
英語を話す際に重要なのは「感覚」です。
どのような感覚で話せばいいのか、ということが分かれば、英語は話せます。
たとえば、英語で「the」や「a」を付けるのは感覚です。どんな名詞であっても、感覚的に付けるだけです。日本語で名詞に「を」を付けるのと同じで、その感覚に慣れるしかありません。
中学高校の英文法では、英語の文がどのように意味しているのかという「文法」は分かりますが、どのように英語を話すのかという「感覚」が分かりません。
なので、感覚さえ掴んでしまえば、日本人であっても英語は話せます。
日本人が英語を話せない理由として、「実際に話す機会がないから」というのがあります。
日本人は、みんな当たり前のことのように日本語で話すということが習慣化しているため、その習慣に真っ向から「わたしは英語を話す」ということで挑戦することができません。
英語を話したくても、自分自身の「英語で話したい」という意志を誰からも否定される環境で生きているから、日本人は英語が話せないのです。
また、「ネイティブの英語が聞き取れない」という人はいますが、それは完全に慣れです。慣れるだけで聞き取れるようになります。聞き取れる人間が考えると、英語の聞き取りの難易度は日本語と変わりません。日本語の発音に慣れているから英語が聞き取れないだけであり、英語の発音に慣れるとネイティブの話す英語は簡単に聞き取れます。
2023.09.10
英語を話すコツは、考えなくても英語の言葉が自動的に出てくるようにすることです。
日本人は、数学などと同じように、英語を考えて話そうとしてしまいます。
ですが、日本語を話す際に、考えずに日本語の言葉が出てくるのと同じように、英語の言葉が考えずに出てくるようにならなければ、日本語と同じように英語を話すことはできません。
なので、考えなくても、自動的に、頭の中から英語の言葉が出てくるような「英語脳」になることを目指しましょう。
英語で思考するのも同じです。日本語で思考する際に、次の言葉が何になるか、ということを日本人は考えていません。英語で思考する際にも、次の言葉が何になるかを考えず、自動的に英語の言葉が出てくるようになるべきなのです。
英語で思考を始める際には、低レベルな言葉を使いましょう。高レベルで抽象的な言葉を使うのではなく、子供でも分かるような低レベルで単純な言葉を使います。
ですが、同じ単語だけを繰り返し使うのではなく、さまざまな単語をたくさん使うようにしましょう。
そして、慣れてきたら、論理的な思考をするようにします。英語のネイティブは、ロジカルなことしか考えません。論理的で科学的な思考が英語でできるようになれば、それは既に英語のマスターです。
コツがあるとしたら、神を信じることです。神に、今使うべき英単語がなんであるかを教えてもらいましょう。この世界には、偶然に見えて偶然ではないことはたくさんあります。神に英単語を教えてもらえば、自分だけの独自の英語を話すことができるようになります。
2023.09.16
英語を聞き取れるようになるコツは、英語を単語ではなく、音の流れとして聞くことです。
英語を聞く時に、どのような単語が含まれているかを解析するのではなく、単語として何を言っているか分からなくても、連続した音の流れとして何を言っているかを聞き取ろうとしてみてください。
英語で言われていることを、そのままの音の流れとして、連続して聞くようにしていると、それだけで自然に英語が聞き取れるようになり、単語を何を言っているかも分かるようになります。
そのようにすることで、昔のビートルズのCDなどでも、何を言っているのか分かるようになります。
ネイティブは、早口で喋るところは凄いスピードで喋りますが、これも同じです。単語として何を言っているのかが分からなくても、音の並びとして何を言っているかを聞くようにすると、それだけで英語は聞き取れるようになります。
2023.09.17
英語では、aを不定冠詞、theを定冠詞として単語の前に付けますが、複数形の-sだけは単語の後に付けます。
この理由は、単語の前には数字を付けるからです。
すなわち、one finger, two fingers, three fingers, four fingers, five fingersのように、複数形には先に数字を付けるから、-sは最後だけに付けるのです。
分かってしまえば簡単ですが、そのような理由で英語は完璧な「数を数える言語」になったのです。
aとoneの違いは、aは普通にひとつに付け、oneは数えた時にひとつになるものに付ける、という意味がありそうですが、実際はなんにでもひとつならaを付けるため、あまり変わりません。「aを付けるのが普通、oneを付けるのは特別な場合だけ」と覚えればよいです。
また、英語にはsome, every, any, no, my, many, fewなどもあることを忘れないように。aやtheの代わりはたくさんあります。そのような結果、残念ですが英語には複数形を示す冠詞はなくなってしまったのです。
2023.09.20
僕はかつて、英会話教室に通いながら、英単語帳のユメタン0の内容をノートに書いて覚えたことがあります。
ユメタン0に出てくるすべての単語を、ノートに3回ずつ書いて覚えました。
そして、英会話教室に通っていて分かったことは、「ユメタン0の内容だけでも、普段よく使われる単語については分かるものの、難しい単語を使った時に分からなくなってくる」ということです。
僕は、かつてユメタン0を勉強し終えた時、最後まで終わったことに満足してしまって、そこで終わりにしてしまい、ユメタン1やそれ以降の内容を勉強することをやめてしまいました。
ですが、ユメタン0の内容だけでは、英語圏のネイティブと会話する上で、少しばかり物足りないところがあります。
「相手の言っていることをある程度意味を分かる」だけなら、ユメタン0でもある程度は通用しますが、「日本語で考えたことを英語でどのように伝えればいいか」という時になってくると、ユメタン1以降の英単語のボキャブラリーが必要です。
また、僕は10年以上英会話教室に通っているくせに、ほかの生徒(ほとんどが大人で、高校英語を勉強し終えている)に比べて英語が流暢に話せるようになっていません。それは僕は中学校を途中で不登校になったため、高校の英文法やボキャブラリーを知らないからです。なので、みんなに負けないために、僕は高校英語を含めて、英語の勉強をしたいと思います。
なので、僕は今から、ユメタン1のような「少し高レベルな英語の勉強」をしたいと思っています。
2023.10.14
英語の発音のコツは、独自の「風船を膨らませるような発音」をすることです。
英語のネイティブは、英単語を発音する時、日本人のようにボソボソと発音せず、はっきりとひとつひとつの英単語を発音します。
そこで特有なのが、「風船を膨らませる」ような発音をすることです。
英語のネイティブは、ポジティブかつ前向きに、そして同時にすべての英単語をひとつひとつはっきりと発音しながら、英語の一文をとてもハイスピードで、しかしながら滑らかに発音します。
彼らの発音を真似することは容易ではありませんが、言葉で表現するとしたら、単語ひとつひとつの音を膨らませ、いわば「風船を膨らませる」ように発音するのです。
それができるようになると、頭から自然に英語の単語と文が出てくるようになります。そして、ネイティブの話す発音も聞き取れるようになります。
2023.11.05
僕は昔から、関係代名詞や接続詞の「that」の意味が分かりませんでした。
ですが、「Σベスト EARNEST 英文法・語法」を読んで、少し分かったような気がします。
すなわち、thatとは、名詞の言葉と同じ働きをする言葉です。
たとえば、「people」の後ろにthatをつけた場合、thatは名詞であるpeopleの「代役」となって、thatに続く文の「中心的な存在」になってくれます。
ここで重要なのは、「英語では重要な言葉は前に移動させられる」ということです。
たとえば「I support Hiroshima Toyo Carp.」を「Hiroshima Toyo Carp I support.」のように、重要な言葉であれば前に持ってこれるのです。
なので、thatという言葉を前につけることで、「thatという言葉をもっとも重要な言葉として前に持ってきた上で、thatに続く文の主題を表現できる」のです。
そこが分かると、たとえば「I eat a bread that my mother baked.」のような文であっても、「a bread」の代わりを「that」が行った上で、「my mother baked」という文のもっとも重要な言葉として「that」が前につく、という風に表現できます。
これこそ、「英文法の神髄」だと思います。
2023.11.08
僕は、「自動詞」「他動詞」「完全」「不完全」といった動詞の分類は、UNIXのコマンドラインと同じだと思えば、分かりやすいと思います。
まず、自動詞は、動詞に目的語を取らず、主語と動詞だけで成立する動詞のことです。
その中でも、完全自動詞は、目的語だけではなく、補語も必要としません。不完全自動詞の場合は、補語が必要となります。
この自動詞は、「コマンド名だけでオプションや引数などを付けずに実行するコマンド」だと思えばいいと思います。
また、他動詞は、動詞に目的語を取ります。
完全他動詞は、目的語だけを取ります。不完全他動詞は、目的語以外に補語を取ります。また、一部の他動詞(授与動詞)は、目的語をひとつではなく、二つ(IO + DO)取ります。
これは、「コマンド名に対して、引数を付けて実行するコマンド」だと思えばいいと思います。
また、補語や目的語以外に、前置詞などを用いて修飾語を付ける場合があります。これはたとえばlsコマンドに-aや-lのようなオプションを付けるのと同じだと思えばいいでしょう。
UNIXのコマンドラインだと思うことで、難しい用語も単純に理解することができます。
英語を覚える上で、動詞のことを理解することは重要です。英語において、動詞のない文型というのはありません。どんな文型であっても動詞があります。そして、文型の種類を決めるのは動詞です。
動詞の特性を知ることで、「ここには目的語がひとつ(あるいは二つ)入る」とか「この補語は主語(あるいは目的語)と同じもの(あるいは違うもの)を表す」とか「ここでは修飾語を前置詞と一緒に使う」ということが、正しい文法の知識と一緒に分かります。
そう、「英文法を学ぶ」ということは、基本的に「動詞を学ぶ」ということが中心となるのです。
(INSPIRE総合英語―高校英語の総合力完成 (シグマベスト)を参考に執筆しました。)
2024.02.24
英語において重要なのは、「数えられる名詞」と「数えられない名詞」の区別だ。
まず、数えられる名詞のことを、可算名詞と呼ぶ。単数形にaやanのような「ひとつの」を意味する不定冠詞が付き、複数形は-sや-esのように語尾が変化する。
可算名詞の単数形には、必ずなんらかの冠詞類が前に付く。
これに対して、数えられない名詞のことを不可算名詞と呼ぶ。たとえば、water(水)やtea(お茶)のような物質名詞や、love(愛)のような抽象名詞は、不可算名詞である。不可算名詞では、単数形にaやanは付かず、複数形はない。そのため、a waterやwatersなどになることはなく、単にwaterとなる。
ただし、不可算名詞であっても、たとえばwaterやteaの場合、a glass of water(グラス一杯の水)やa cup of tea(お茶一カップ)のように、容器に入れれば可算名詞と同じように扱うことができる。
詳しくは、「Σベスト EARNEST 英文法・語法」が参考になる。
2024.03.25
英会話の勉強のコツ、それは自分なりに「自分でもできるかもしれない」と思った時にやることだ。
たとえば、語彙力の勉強は、英会話の学習本などを読んで、英語の先生の成功体験とか、本の著者の学習経験(必ずしも英語が専門とは限らない)を読んで、「これなら案外自分でもできるかもしれない」といったように、自分なりに「できるかもしれない」という確信を持って、そのことを信じて毎日少しずつ勉強すれば、たくさんあるように見える英単語帳も、案外簡単に一冊覚えきることができる。
また、英文法について言うと、参考書に書いてある内容は、たくさんあるように見えて、実際はそんなに内容は多くないし、長編小説ほどページ数も多くない。詳しい参考書であっても、「自分でもできるかもしれない」と信じながら、自分の今勉強したい分野に絞って勉強すれば、参考書はすぐに勉強できる。学校の授業で覚えなくても、英文法の勉強は案外すぐにできる。
また、このことが一番顕著に表れているのは発音である。ネイティブの発音をそのまま真似してコピーするのは難しい。だが、英会話教室などでネイティブと会話した経験を十分に得て、レッスンをいくらか十分に積んだ上で、「自分でもネイティブと同じ発音ができるかもしれない」と頭の中で閃いた時に発音しようとすれば、それなりのネイティブに近い発音ができる。子供はみんな、そういう「一瞬の閃き」から発音を分かっている。
これとは少し異なるのがリスニングで、リスニングのコツは何度も繰り返し英語の朗読CDなどを聴くこと。この時重要なのは、「考えて分かろうとしないこと」だ。すなわち、考えようとせず、分かろうとせず、ただ聴くこと、ただ繰り返し聴き続けること。そうすれば宇宙のレベルで「この学生は英語を勉強している」という資格が神から与えられて、その結果英語が理解できるようになるし、英単語と英文を聞き取れるようになる。考えて分かろうとするな。考えたり分かろうとしたりせず、単に繰り返し聴き続けることが、もっとも英語の勉強の近道だ。
注意すべきことは、読んだだけ、聴いただけ、書いただけで、それだけを通り過ぎて忘れ去ってしまわないことだ。そのために必要なのは、頭の中で「覚えたということにするための印をつけること」だ。すなわち、覚えるべきことを、一度「覚えた」ということにして、そのことを証明するための「記憶の印」をつけること。それだけで、忘れ去ることなく、永遠にその記憶を覚えておくことができる。
もうひとつ注意すべきことは、英語と日本語は違うということだ。英語と日本語はよく似ている部分もあり、似ているからこそ「同じ」だと考えることで勉強しやすくなることもあるが、実際はまったく違う国のまったく違う歴史と文化を持った言葉だ。だから、文法的にも語彙的にも、日本語とはまったく違う。特に、英語にはほかのどの言語とも違う独特の雰囲気や性格がある。だから、日本語の知性をどこかへ追い出して、日本語の知性をまったく失うつもりで勉強するぐらいの覚悟が必要だ。その覚悟があって、はじめて英語のマスターになれる。
最後に、英語そのものの学習とは関係ないが、アメリカやイギリスの文化に興味を持つこと。たとえば、野球ならメジャーリーグ、音楽なら英米の洋楽、あるいはIT技術とかデザイン技術の最先端の流行やトレンドなど、そういうものに興味を持つこと。そうすれば、英語を勉強するための「意欲」がぐっと上がる。学校でテストで100点を取るために勉強するよりもはるかに高いモチベーションになる。
そのように、英語の勉強は、「自分でもできるかもしれない」と思うことが一番重要である。学校のカリキュラムの通りに英語の学習をしても、テストが終わったら全部忘れてしまう。学校で勉強しなくても英語のマスターにはなれる。そう信じて頑張ってほしい。
2024.04.07
英語は、長い間英会話教室に通えば、誰でも聞き取れます。
僕はもう10年近く、あるいは子供英会話を含めればもっと昔から英会話教室に通っていますが、最近は普通に英語が聞き取れます。
単語が分からないために、すべての相手の言っていることが分からないことはありますが、それはあくまで語彙力の問題であり、英語の文法は思ったよりも単純で、正しく正確に表すことはできなくても、相手の英語を聞いてそれなりの英語で返すということはできるようになりました。
世の中には「英語を聞き取るベストな方法」といった本や記事があふれていますが、それらは無視して構いません。普通に、長い間英会話教室に通えば英語は聞き取れます。もしかすると、アメリカやイギリスに留学すれば、もっと短期間で聞き取れるようになるでしょう。
「子供時代に英語をたくさん聞く」ことは効果的だとは思いますが、大人だからといって英語の学習を諦める必要はありません。具体的な実例は僕ひとりだけですが、英会話教室に何年間も通うだけで、英語は普通に話せます。
2024.05.23
英語を聞き取るコツは、音で考えることです。
たとえば、日本語を最初に覚える子供は、単語の意味なんか分からずに、音で単語の意味を考えます。
「だろう」という音は、「たぶんそれはそうなんだろうなあ」という意味合いがあり、「はずだ」という音は、「それはそれだと突き止められるはずだ」という意味合いがあります。
子供はみんな、そのように、日本語を音から考えます。
英語も同じです。最初は単語の意味なんか分からなくても、音を聞き取って音から考えます。そのようにすると、英語は日本語と同じように、簡単に聞き取れるようになります。
残念ながら、一度そうした日本語が聞き取れて意味が分かると、子供はそうした基本を忘れてしまいます。ですが、もう一度その基本を思い出して、「音から考える」ということをすると、英語であってもほかの言語であっても、音から外国語の言葉を身に着けられます。英語だけではなく、ドイツ語やフランス語にも、独特の音の意味合いがあるからです。
2024.08.13
英語を聞き取るためには、「遅れて聞く」という能力が必須です。
この能力は、幼い子供に多い能力で、その時聞こうとして聞いていなかったとしても、耳に入る音を全部覚えていて、後になって思い出そうとしたら思い出せるような能力です。
この能力がないと、英語は聞き取れません。
この能力を引き出すために必要なのは、誰かの言っていることをいつまでも聞き続けることです。誰かの言っていることをいつまでも聞き続けるとこの能力が開花します。
僕は最近、幼い子供と同じように、この能力が身に付きました。僕は英語だけではなく、ドイツ語やフランス語すら聞き取ることができます。
2025-01-11も参照のこと。
2025.01.11