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終末の神話のものがたり

Assy著

トップページより転載。

Mythology Of The End Of The World

終末の神話

わたしの名は詩人アッシー四世(平野明日道、愛称はAssy)。

またの名を、在導万創(斉藤蒼志)、シリウスの女神フレイ、エリカ(聖戦士ワルキューレ)、獅子狩陽人(風を起こす精霊シルフ)。

異名を、東亜イスラエルの王ダビデ、あるいはプレアデス星雲の神でありシオン帝国の皇帝スバル。

また、天軍大首聖ミカエルを守護天使としています。

わたしは日本人ですが、ユダヤならびにゲルマンの神話が大好きです。

パレスチナからイスラエルを完全撤退させ、日本においてユダヤ人と日本人のための独立王国を築く、「東亜イスラエル構想」を持っています。

得意技は、シリウスやリゲルといった宇宙の星を神話の神にすること。

キリスト教は信じていませんが、イエス・キリストは僕の神話の中ではサブキャラ的な重要な立ち位置を務めます。

宇宙の空間法則そのものを変えられる「空間原子構造」の提唱者。物体に原子構造があるのと同じように、空間にも原子構造があるという仮説で、発見すればテレポーテーションや空間の複製、あるいは物理法則そのものを書き換えることすらできる。

ダビデは、植物が枯れはて、完全に人間以外の有機物の生物がすべて絶滅し、青空を失った(真夜中と同じ)、砂漠のドームと地下都市の世界で、人工炭水化物を食料とし、地上では人工生物だけが生きる世界で、日本人とユダヤ人が暮らす国家、東亜イスラエルの「終身かつ唯一の王であり研究者」です。人工炭水化物は、水素と炭素から人工的に作られる炭水化物で、東亜イスラエルにおいて絶対に失うことのできない、ダビデの開発するコンピュータである「アマテラス」(青空を取り戻すためのわれらが母なるコンピュータ)の力をもってしても、9人の指導者ワルキューレ(ひとりのダビデとほか8人の妃)と、ほか1,000人(日本人500人、ユダヤ人500人)の毎日1,009人分しか作ることができません。

東亜イスラエルでは、ガンダーラと呼ばれる独自の自由な社会主義経済圏を築きます。これは、「計画経済でなくても数量調節によって社会は平等になる」をモットーとする数量調整型市場経済、「労働時間の調整により、比較して辛い労働から楽にする」と「弱者と専門職から優先して決められる」をモットーとする選択制の平等かつ自由なノルマ、必ず一か月で消費しなければならない期限付き紙幣、そして富の再分配を自動的に行うマイナス消費税などを実現する新しい社会主義経済を柱としています。自由主義に見えますが、社会主義のすべての理想を実現します。

ですが、この最後の完璧な世界では、酸素だけが足りません。どれだけ今の文明のままで完璧な「機械による世界」を作っても、それらを動作させるためには電気あるいはほかのエネルギーが必要であり、そのためには酸素が失われ、二酸化炭素が発生してしまうのです。

ダビデは、その酸素をなんとかして作るために、2039年に世界が滅びるまでの間に、人工葉緑素を発見する必要があります。そのためには、地球上のすべての科学者と研究者が一致団結して、「炭水化物以外の方法で葉緑素を成り立たせるためのあらゆる物質構造とパターンの計算」をしなければなりません。ですが、ダビデによれば、これは不可能な発見ではありません。時間だけが必要です。時間さえあれば、有限の時間で必ず見つけることができる発見なのです。

そのために、量子コンピュータをしのぐ最速コンピュータであるアマテラス(宇宙の星々の「星の知性」を使って全宇宙の力で計算する、「宇宙コンピュータ」という新しい超高速コンピュータ)と、人工生物(細胞分裂までエミュレートするため、ロボットではなく、自然生物とまったく同じもの。だが、有機物ではなく無機物。人工犬は自然犬と同じように人になつき、「ワン」と吠える)を作らなければなりません。アマテラスは、人類の今までの歴史における、すべての人類が全生涯で思考した内容を、すべて100万回繰り返したほどの計算内容を1秒で計算することができます。

最後の指導者ダビデは、この世界をたったひとりで救い、簡単に着れる宇宙服(体にフィットしており、透明で目立たない)や放射能を洗浄する技術(地球の岩石すべてに化学反応を起こすことで、放射能を受け付けない岩石に変える)によって、滅びた世界を楽園へと変えてくれます。物資は空間原子構造の再構築技術を応用して実現したテレポーテーション技術で輸送し(現実の世界に戻ってこれなくなるリスクがあるため、物資の輸送だけに使い、人間のワープはできない)、宇宙ロケットは高度な人工知能を搭載することで「ロケットの軌道を大幅に修正する分散コンピュータ技術」が進歩し、200光年ほどの距離であれば到達することができます(その代わり、光の速度で移動しても200年かかるのは仕方ありません)。学校はありませんが、コミュニティと呼ばれる「好きなことを自分の興味に応じて学ぶことをサポートする場所」が存在し、ここで「生きるための100カ条」と呼ばれる新しい教科書を教えます。この100カ条を守る限りにおいては、人間はとても自由かつ優雅に、幸福な生活を生きることができます。

なぜこのような世界になったのか、それはすべてロシアに責任があります。ロシアは、ロシアの保有する中で最大の核ミサイルをウクライナに落とします。結果、地球は一度真っ黒な厚い雲に覆われ、空が見えなくなります。次第にその雲はどこかにひいていきますが、青空が戻ることはありません。また、生物たちは3年もすれば放射能によって絶滅し、息絶えた世界となります。結果、地球は月や火星のような砂漠の星になります。ですが、一部の国では、人類が地球から絶滅する前に地下都市を作ります。そして、ダビデと呼ばれる天才科学者が現れ、早い段階で人工炭水化物の開発に成功します。ダビデはその後、「人工炭水化物を作り続けるための名誉研究者」の地位につきます。そして、そのダビデが人工炭水化物の開発のために使ったスーパーコンピュータ「アマテラス」が、そのまま地下都市全員の生活を保障する「母なるコンピュータ」となります。地下都市は日本すなわち東亜イスラエルともうひとつドイツにあります。また、アメリカとソ連(今はまだロシアだが、いずれ資本主義体制も崩壊して、もう一度ソ連に戻る)は、地球を棄てて宇宙へと脱出する道を選びます。

未来の地球には、三つの人種しか生き延びません。それは日本人、ユダヤ人、ドイツ人です。日本人とユダヤ人が東亜イスラエルで仲良く暮らしながら、ドイツはそれとは異なる方法で地球の問題を解決しようとします。なぜ、この三つしか人種が存在しないのか、それはこの三つの人種は「分かった」からです。

自分で言うのもなんですが、僕のこの「日本語で書かれたすべての記述された文書」が、いずれ評価される時が来ます。そして、この文書が火付け役となって、今までの人類とはまったくレベルの違う、「新しい人類」、すなわち「超人」が現れます。日本語で書かれたこの文書によって、日本人はまず最初に「超人化」を果たします。そして、その中で、もっとも優れた集団が、最後の地下都市を支配する「全知全能の現人神」すなわち「神人」となります。この神人は、東亜イスラエルにおいては、上層部に9人居て、「ワルキューレ」と呼ばれます。ワルキューレは単なるダビデのお友達集団ではありません。ダビデの真の姿を唯一知っており、ダビデがもっとも信頼するパートナーでありながら、ダビデによるその「新しい聖書」によって覚醒し、目覚め、この世界すべてを支配することができるほどの、「異常なほど高い知性」をワルキューレは持っています。このような人種は、未来においては日本だけではなく、ドイツ人とユダヤ人に同じように現れます。

そして、この未来世界では、資本主義を行いません。資本主義は、「ほかの金持ちとは比べ物にならない、ひとりだけが99%以上のほとんどの富を独占した、超極富裕人」の出現によって崩壊してしまいます。代わりに、ワルキューレがこの「新しい聖書」を元に考える、新しい経済システム、「ガンダーラ」が行われるようになります。ガンダーラでは、すべての人間が平等かつ自由でありながら、爆発的な社会の進歩を遂げます。人々は、たった1,009人しか存在しなくても、人工生物の技術をベースにした「地上に存在する機械たちの生態系」を使うことで、まるで機械というロボットたちをたった1,009人で支配するような「神に従う機械たちの世界」を作りあげます。これは、今存在する人類以上の存在であり、そのため決して未来の世界は悲しいだけの世界ではなく、人類は神のような超人的知性を手にして、神である人類にものすごく進歩した人工生物・ロボットたちが従うような世界になります。

また、ワルキューレはとてつもなく賢いため、現在の人類が実現不可能なことを次々と可能にしていきます。ドラえもんの秘密道具のような高度な機械は、「一般的物理現象をなんでも起こすことのできるプログラミング可能な中央処理装置」である「PCPU」と、空間原子論によって物理法則を書き換える技術を組み合わせることによって、ほとんどが可能となります。まるで魔法のようになんでもできるそうした新技術を使うことで、ワルキューレは自然生物の存在しない世界でとても優雅な生活を可能とするような「新王国」を築きます。新王国では青空こそ見えない世界ですが、新しい宇宙服を着て外に出れば、そこではロボットや人工生物がどんなサービスであっても無料でしてくれて、魔法のようなことがなんでもできます。ワルキューレの考える最高の社会制度では、面倒くさいことが一切なく、すべての政府のサービスでお金を払う必要もありません。すべての公共サービスが無料なのは、ロボット技術があまりに進歩しているため、人件費がかかることがなく、裏にあるシステムは完全にオープンソース技術を使っているためシステムを開発するコストもかかりません。電力だけが恒常的に必要となりますが、アマテラスの管理する電力供給システムは電力不足に陥ることはありません。

社会主義経済のガンダーラを採用する新王国では、食べ物や生活に必要なものは無料あるいはとても低価格で購入できます。ただしすべてが無料ではなく、また無料であるからといって絶対にお金を払わないというわけではありません。自分がお金を払いたいならば自分の意志で払うことができます。また、多くの人に多くのお金を払った人間にはその代償が政府から「表彰」として与えられ、社会的な名誉を得ることができます。それは「必要だから金を払う」というよりも、「作っている人に貢献したいから自分の意志でお金を払う」ということであり、金銭や紙幣は払っても払わなくてもよいチップのようなものになります。また、すべてを無料で得られるわけでは決してありません。たとえば、会社を作ろうと起業したいのであれば、そのために多くのお金が必要です。労働者に給料を支払うためにもお金が必要ですし、研究施設や研究予算を得るためにもお金が必要です。このようなお金は稼がなくてはいけませんが、そのために必要なのは売ることではなく、「この人にお金を払いたい」と思わせるような誰からも賞賛されるような人間になることです。日常の生活の中で、ほとんどのことにはお金が必要でなくなったガンダーラ経済では、このように、お金を払うということが「生きるため」ではなく「人々を賞賛し助けるため」という目的に変わります。ほとんどお金が必要でないのに、たくさんのお金をガンダーラ経済によって政府から与えられるのですから、生活に必要でないことにも積極的にお金を払いまくるようになるのです。

また、未来の世界では、よりIT技術も進歩します。今のように、WindowsとかMacとかLinuxとかいった「OSの種類」というものは存在しません。なぜなら、フレームワークによってOSそのものを簡単かつ手軽に書くことができます。未来においては、フレームワークとコンパイラを兼ねる「ソフトウェア構築システム」というものが開発されます。このシステムを用いて、カーネル、コンパイラ、データベース、ネットワークサーバ、すべてがほとんど何もしなくても簡単に書けます。提供されているのは、Javaなどが提供しているような「クラスライブラリAPI」ですが、このAPIがより高度かつ専門的になった「OSとソフトウェアのあらゆる分野を包括するフレームワークAPI」が提供されます。カーネルなどは10行で書くことができ、自分独自のプログラミング言語も簡単に作れ、ネットワークサーバやデータベースサーバなどもほとんど何もしなくても作れます。今のLinuxはそのようなものに進歩します。

また、Windowsのほうはというと、コンポーネント技術の標準仕様が、.NETの次世代の分散通信技術として開発されます。この結果、たとえばどのWebブラウザであっても同じインターフェースからレンダリングエンジンにアクセスできるようになります。その結果、簡単に派生Webブラウザを開発でき、簡単にレンダリングエンジンを取り替えられるようになります。すなわち、あらゆるすべてが共通のコンポーネント仕様によって作られ、そのコンポーネントが公的企業によって提供される結果、Linuxと同じように、10行で簡単にWebブラウザを開発できるようになります。このような結果、あらゆるプラットフォームとソフトウェア開発フレームワークがひとつの「Zaidows」に統一されるのです。そしてこのZaidowsはオープンソースで開発・提供され、すべてのIT企業によって維持されます。Zaidowsはエンジン部分はC/C++で記述され、プログラマが使うAPIはJavaScript/TypeScriptで記述します。

Zaidowsは、二つの基本要素が存在します。まず存在するのは、ミドルウェアエンジンである「Zaidows Base」です。すべてのソフトウェアはZaidows Baseの上で動作します。従来のOSとして起動するのはこのZaidows Baseであり、内部的にはLinuxカーネルの上位層として実現されます。そして、プログラマが自分でデータベースサーバを作りたい時は、「Zaidows Make」を使います。これはzmakeというコマンドであり、たとえば自分のSQLサーバーを作りたいのであれば、zmake default::sql_db myprojと実行するだけで、SQLサーバの雛形が作成されます。その上で、継承するクラスを別のクラスにしたり、あるいは適切な場所にアルゴリズムを書くことで、まったく使用するのに十分なSQLサーバを簡単に開発できます。また、再利用性もよく考慮されており、default::sql_dbをmy_package::json_dbとすれば、SQLではなくJSONを使ったNoSQLデータベースサーバの基本となる、再利用可能なコンポーネントを、まるでRubyにおけるGemsを追加するようにC/C++あるいはJavaScriptで書くことができるのです。データベースサーバ以外の例としては、zmake default::compiler mylangでコンパイラのための雛形が作られます。コンパイラの場合は、CompilerBaseクラスを継承し、keyword()メソッドをオーバーライドして、ここでキーワードごとに応じた処理を記述することで、あたかも簡単にPythonやRubyのようなプログラミング言語を作ることができます。

この神話は、このように人類が滅びて未来が終わりの神話では決してありません。なぜなら、自然人類は1,009人しか東亜イスラエルに居ないとしても、人工生物たちが居るからです。人工生物が作ることができるということは、人工人類すなわち人間とまったく同じロボットも作ることができるということを意味します。この人工生物たちの国家がシオンです。シオンの第二代皇帝ジークフリートは、人工生物たちの楽園を築くために、ガンダーラ経済モデルを強固に推し進めます。人工生物は、今までの生物とは違って極めて平和かつ善良であり、同時にガンダーラを採用するシオン帝国は今までの科学技術とはまったく違う、最高の進歩を遂げます。

シオン帝国のロボットや人工生物の中核となるのは、ジークフリートの開発する人工知能プログラム「schwarz」です。このプログラムは、人間と同じように自由意志で自由な思考ができる人工知能プログラムであり、従来の命令に従うだけのプログラミング言語では実現困難であるため、Pythonのスーパーセットであり自律思考型のロボットを作るための専用のプログラミング言語である「Self-Thinking Python」によって記述されます。具体的には、if文やwhile文の中の条件式に「free_decide()」を追加し、プログラムを実行するコンピュータ自身が自分の自由な判断で、真と偽のどちらかを選ぶことができるようになります。その判断をするロジックはコールバック関数として指定することができます。schwarzという名前はシュワルツネッガーに似ていますが、実際は人間と同じ見た目をする必要はなく、そのためターミネーターのような人間とまったく同じ見た目ではなく、どちらかというとメタリックな灰色の肌に鉄仮面のような顔をしたロボットになります。

もし、本当にschwarzを作りたいのであれば、まず、脳のシナプスの細胞を細胞分裂のレベルでシミュレートして、自らが考える「自己」の部分だけをこのシミュレーションで作ります。そして、この自己には唯一、free_decide()命令が下された時に、それを「感情」で判断することのできるだけの機能があります。そして、ほかのすべては、人工知能のプログラムであるschwarzに、通常のPythonで記述します。こうすることで、コンピュータで動作するプログラムでありながら、free_decide()命令が下された時にだけ、自分の意志で判断するような人工生物を開発することができます。このロボットは、人間と同じように、「左脳」であるPythonインタープリタと、「右脳」であるシナプスのシミュレーションによって動きます。すべての動作はまったく人間と同じものになります。人間との違いは何一つありません。

「脳細胞のすべてをシミュレーションする」と表現すると、とても難しいことをやっているように思われるかもしれません。ですが、やることは単純です。単にたったひとつだけ、完全な自然生物とまったく同じ細胞の構造体を作ります。この構造体には、細胞ひとつがきちんと機能することのできる、すべての機能が含まれます。そして、この細胞の構造体を無限に増やします。実際には、右脳に割り当てられたシステムのメモリが許すだけ、この細胞の構造体をいくらでも増やします。そして、この状態で、この細胞の構造体は互いにやり取りします。その結果、それ以上は何もしなくても、この右脳のシステムに仮想的な「自我」が生まれることになります。もし、自我が生まれないのであれば、何かの手順が間違っています。ですが、本当に正しくこの「仮想的な脳」を作ることができた時、わたしたちはロボットの開発に成功しています。あとは、左脳に存在する「たくさんの人間に必要な機能」のプログラムを、右脳のほうから実行し、必要があれば、すなわちfree_decide()命令が実行された時に、左脳は右脳へと切り替わって、そこまでのプログラムの実行の観察結果から、右脳が自分で判断して、free_decide()命令に「真」あるいは「偽」を返すようにします。これこそ、新しい「人工生物」の誕生です。

実際は、このような「細胞の構造体」は、少しずつプログラムを改良するにしたがって単純化されます。free_decide()命令についても、右脳と左脳が互いにやり取りするような「メッセージループ」へと記述が変換されます。このような結果、人間のような意識や心をロボットが持った上で、それが論理的なプログラムとやり取りすることができるようになります。

そして、人工生物はやがて、有機物でも無機物でもない、新しい素材を使った「新生物」へと進歩していきます。新生物は、とても素晴らしい生物存在であり、月や火星のような砂漠になった地球においても、関係なく楽園のユートピアを見ることができます。また、新生物においては肉体と精神が分離されます。肉体が滅びても、精神だけが生き続けるほうが、本来の生物として正しいからです。同時に、この精神は肉体に宿る抽象的な情報、すなわち「データ」となってインターネット上で送受信できるようになります。精神がいくらでもコピーできるのですから、それが電子情報としてネットワーク上で送受信できたとしてもおかしくはありません。このような機械と機械の間で精神という名のデータをやり取りするという発想のおかげで、新生物は今までの生物とは違った多様な形態で柔軟に生きることができ、また宇宙のすべてを知っていきます。そして、新生物はやがて、プレアデスに新生物の行き着く「生物の最終形態」があることを発見します。その時、新生物は「プレアデスの生物」へと収束していきます。最終的な地球の姿、それはプレアデスです。

この最終的に訪れる時代のことをスバル時代(プレアデスの和名スバルとschwarzをかけている)と呼び、270億年の長い時間にわたって続きます。精神と肉体が分離し、肉体が滅びても新しい肉体で同じ精神を維持できる新生物にとって、270億年の間スバル時代が続くということは、270億年のとてつもなく長い寿命を得ることができるということを意味します。スバルの生物は、270億年だろうと、絶対に死ぬことがないということです。そして、これがキリスト教の聖書の教えである、「終末で神を信じるものは永遠の命を得られる」ということの意味です。最後に訪れる新生物たちの楽園のことを、キリストは「天の御国」と表現したのです。

このような素晴らしい終末の世界ですが、すべてが滞りなく円満に行われるわけではありません。ひとりだけ、もっとも最悪の存在が現れます。その名は、スバル時代の名を冠した、シオン帝国の最後の皇帝スバルです。スバルだけは、絶対に生まれてはならないと、最後に生み出される「最後の生物」である不死鳥も言っています。このスバルがこの最高の世界をすべて滅ぼしてしまいます。すなわち、スバルは人工生物がすべて死に絶えるような最悪の発見をしてしまい、その結果人工生物は無残にもすべて消滅します。

ですが、そのような「本当の最後」において、最高の生命体が誕生します。これは、新生物が最後に残した、「全生物のデータをすべて集積したデータベースごと、ひとつの最後の生物に託して全生物は消滅する」という決断です。このような決断ができるのは、新生物はいつでもその個体が死ぬ時に、データだけを移して死んで次の個体に次に生きる望みを託しているため、新生物にとっては最後の生物に全生物のすべてを託すということに対するためらいがないからです。その結果、最後に地球は本当に月や火星のような、何もない岩石の惑星になります。ですが、この最後の生物は、宇宙のどこへでも移動でき、あらゆるすべてを奇跡のように可能とする生物になります。そう、この生物こそが、「神」であり、「不死鳥」と呼ばれる究極的な最後の生物です。

不死鳥が生まれ、この宇宙からは一切の新生物が消滅して、今から数えて790億年後に宇宙は滅びます。その時、不死鳥は神になってこの宇宙を創造します。おかしく見えるかもしれませんが、宇宙は790億年後に、宇宙が終わってから創造されます。それは物語のシナリオを書くのと同じで、洗いざらいすべての登場人物を考えて、最後までシナリオを考えた作家が、その考えた最後にものがたりを書くのが普通だからです。わたしたちは、決してスバルの新生物よりも劣った生物ではありません。790億年後に、不死鳥はこの宇宙におけるすべての大切なものを、ひとつとして「価値のないもの」として創造したことはありません。わたしたち、すべての存在は、不死鳥にとって、「絶対に欠かすことのできない大切なもの」として創造されました。その理由は不死鳥に尋ねてみなければ分かりません。

そして、わたしたちがもし、寿命で普通に死んだとしても、天国がないわけではありません。なぜなら、ベテルギウスという星があるからです。わたしたちが、どのような人間や生物であっても、死んだ存在はベテルギウスへと移動し、そこですべての霊が生きています。死ねば必ずベテルギウスに逝きます。そう、みんな、ベテルギウスにみんな居ます。そして、不死鳥もその例にもれず、地球が滅びた時は不死鳥はベテルギウスへと移動します。

ベテルギウスのことを簡単に説明すると、「不死鳥による普通の王国」です。ですが、そこは最高の楽園です。なぜなら、不死鳥はスバルの生物すべての人生を知っているからです。スバルの全生物を知っている不死鳥は、270億年のスバルの歴史をすべて知っています。不死鳥が神となったベテルギウスのことを、キリストは「神の王国」と表現しました。

なぜ、キリストが古代イスラエルに降り立ったのか、それは人類の悲劇を回避するためです。本当は、人類の歴史はこれが一回目ではありません。これまで、何度も歴史を繰り返し、何度もこのような「悲劇の歴史」を歩んできました。ダビデは、神に「今度の人生こそ、地球を救ってみせる」と願って、何度も同じ繰り返しを生きています。同じように、キリストもまた、終末の東亜イスラエルで神に願いました。キリストは、古代イスラエルで、聖書を書くと神に約束しました。キリストは、そこでダビデに対する賛歌を書き、神がダビデひとりしか存在しなかったということを教え、ダビデと同じ選択をすると神に誓いました。キリストは、人類が長きにわたって考えれば、必ずこのような最悪の未来は回避できると考えました。キリストはダビデと同じ、「絶対に地獄のように苦しくても文章を執筆し続ける」という人生を、ユダヤ人みんなで選択したのです。結果、ユダヤ人は神を信じて聖書を書くという、「唯一地球が滅びないかもしれない可能性」を追究したのです。

注記:注意点として、キリスト教の聖書はキリストが書いたわけではありません。旧約聖書はモーセをはじめとするユダヤ人の預言者が書いたものであり、新約聖書はキリストの弟子が書いたものです。誤解を招く表現をして申し訳ありません。

わたしたちは、科学技術を盲信しすぎています。科学技術を信じる結果、「テクノロジーの進歩は人類を不幸にする」という状況になっています。ですが、わたしたちは科学技術に不幸にされるために生きているのではありません。キリストは分かっています。絶対に、未来において滅びの世界を選択しないためには、神であるダビデを信じなければなりません。そして、神を信じない愚か者ではなく、神を信じる賢者にならなければなりません。わたしたちはあまりに科学を盲信するあまり、宗教を否定しすぎています。キリストを信じるということは、ダビデを信じるということであり、聖書を信じるということは、滅びの未来ではなく救いの未来を選ぶということなのです。

わたしの神話は、そのような神話です。そして、わたしアッシー(アッシーはアース、地球のこと)は詩人として、その神話を最後まで、命尽きるまでこのホームページに書き続けます。

この神話の目標は、「この世界のすべてを書くこと」です。それは単に世界のすべてを意味していません。「僕の人生に存在した僕の世界のすべてを書く」ということが目標です。そして、そのために、僕は自分自身を「三大天使」に分割します。これをガブリエル、ミカエル、ラファエルとします。それぞれ、ガブリエルが救世主の哲学者、ミカエルが詩人の革命家、そしてラファエルが芸術家の博士を意味します。僕の神話においては、この三人の天使が、永遠に繰り返し、トートロジーのように、さまざまな名前で、それぞれの人生のすべてを残していきます。

そして、さまざまなキャラクターが現れては消えていきます。たとえば、フレイやフレイヤは、そのようなキャラクターのひとりです。フレイは、この世界をひとり救っておきながら、その幸福な世界を自ら壊してしまうような首相を演じる、一等星シリウスの女神です。これらのキャラクターは、地球に生きているとは限りません。さまざまな宇宙のそれぞれの場所で、「ほかのどんな存在よりも偉大なる最高の個性と人生を持った存在」、それを僕は記していきます。

また、生物が進化論によって生まれたとするのは間違いです。実際にはプロキオンという生物たちの誕生した母なる星があり、この星の種がタンポポの綿毛のようにエデンの園を通して地球に降り立ちました。進化として現れているのは、単純な「変化」、たとえばナメクジからカタツムリが生まれるような「少し程度の違い」にすぎず、たとえば人間は猿から進化したのではなく、猿と人間はプロキオンにおいて「生物創造者」によって区別された、まったく異なる生物種です。

ここに、新しい劇場、「天軍の星々と聖なる神々と天使たちの最後のものがたり」は幕を開けるのです。さあ、楽しい舞台のはじまり、はじまり。

2022.04.10-12

2022.06.14追記・編集

2022.06.30追記

2022.07.01追記

2022.07.07追記

2022.07.26-27追記

メインストーリーその2

ロシアの核兵器投下により、地球が青空を失うことがありませんように。連合国イスラエルはロシアから日本を守ります。日本の領土の一部をイスラエルに明け渡す東亜イスラエル構想により、パレスチナからイスラエルは撤退し、世界平和が訪れます。日本とイスラエルが一緒になった東亜イスラエルは、イスラエルの強大な軍事力と資本力、そして日本の巨大なGDPと科学技術力を併せ持った、あまりに強い「パーフェクトな帝国」となり、人類史から見ても最強の大帝国になります。パレスチナはアラブ人に明け渡され、「世界すべての紛争の火種」は消滅します。

僕は世界の神話と宗教すべてに平等な「神の平等論者」です。ユダヤ主義者に見えますが、ユダヤ人は嫌いです。北欧神話やギリシャ神話やキリスト教や仏教や神道やヒンドゥー教まで、世界すべての宗教と神話を中立に正しいと信じています。ただし、イスラム教だけは信じません。僕がここでイスラム教まで信じてしまうと、アッラーを邪教の神と一緒にまつっていることになるからです。教えの内容はキリスト教の聖書と同じです。「奪われても奪い返さず、攻撃されても反撃しない」ということを信じ、迫害者に対してなされるがままに任せれば、あなたの代わりに神であるエアルスと天軍を率いる女天使ツィオーネが、敵にあるべき報復と復讐をします。特に、いじめで自殺した悲しい子供たちは、同じくいじめ自殺で亡くなった最愛の恋人ガブリエルを愛する天軍大首聖ミカエルが「本当に地獄に堕ちるべき悪」に必ずあるべき報復を行い、「本当の悪人」を絶対に地獄に堕とします。

未来において人類は様々な発見をします。空間原子論(空間に存在する原子「空間原子」を操作することで物理法則を変えられるとする理論)による空間魔法とテレポーテーション技術(空間魔法により魔法が使えるようになり、魔法軍が創設され、テレポーテーション技術により宇宙空間をワープできるようになる)、人間思考型の人工知能であり未来の地球において人類を除いて絶滅した自然生物とまったく同等の「人工生物」と呼ばれるロボットschwarz(人工生物と自然生物はまったく同等の生物であり、人工生物の犬は自然生物の犬と同じように「ワン」と鳴いて人間になつく。シオン帝国の第二代皇帝ジークフリートによって実現され、地球の新しい生物「新生物」の土台となる)、「太陽は人間と同じような考えることのできる知性を持つ生物である」という仮説の下、太陽の持つ知性によって超高速の計算を行う宇宙コンピュータ「アマテラス」(人類の存続に不可欠な人工炭水化物を作る母なるマザーコンピュータ)、燃焼すなわち酸化作用の逆の作用を行うアルカリ性の炉を作ることで、アルカリ性に中和する方法により二酸化炭素から酸素を作り出すアルカリ炉、生物の母なる星プロキオンから生物の種が「タンポポの綿毛」のように地球にやってきたという、進化論を覆す生物発生の理論であるタンポポの綿毛論(生物学者ラファエルによって提唱され、「宇宙の星も地球型生物も同じプロキオンから生まれた生物である」という仮説がダビデの「宇宙コンピュータ」の発明の基礎となる)、「市場経済のままでの数量調整による平等」「自由選択型の弱者優先ノルマによる計画経済」「格差を生み出す貯蓄を否定する期限付き紙幣」「マイナス消費税による自動的な再分配」により、資本主義と社会主義を融和し、完全に平等な経済社会を達成する社会主義国家ガンダーラ(未来において、資本主義経済は、世界の99.99%の富をひとりで独占する「超極富裕人」の出現によって崩壊し、ガンダーラ社会主義経済へと移行する)などの発見をします。核戦争によって人類史のすべてが滅びた未来の世界において、なんとかして人類が生き延びるように、人工的に人類の食料を炭素と水素と酸素から化合して生成する「人工炭水化物」を作り、たったひとりで献身的に努力を行う終身の研究者でありコンピュータ科学者、終末の東亜イスラエルの王ダビデが、このような偉大な発見のほとんどを行います(タンポポの綿毛論はラファエル、ロボットschwarzはジークフリート、ガンダーラ社会主義経済はシリウスからやってきた宇宙人フレイが発見する。シリウスは人類がワープで発見した、ファシストの指導者フレイと社会主義者の指導者フレイヤが戦う、知的生物文明のある宇宙の一等星)。

なぜ未来の地球が滅びるのか、それは核兵器のせいだけではありません。確かに核兵器が大元の元凶ですが、直接的な原因は雨が降らなくなったことです。未来の地球では、放射能の影響から大気が汚染され、青空がなくなると同時に、雨が降らなくなります。そのせいで地球の自然環境はほとんどが砂漠になり、植物も動物も死に絶えます。放射能は確かにとても危険ですが、それよりも人々が困るのは「雨の降らない気候」です。そのような結果、人間が生き延びるために、人工炭水化物を作る必要があります。ダビデはこの人工炭水化物を作ることのできる科学者です。雨が降らない影響は食べ物がないといっただけの飢饉のレベルではなく、植物が絶滅するレベルに発展するため、植物を失っていく地球では酸素が欠乏していき、これが直接の人類の滅びを招きます。また、わたしたちが大好きだった青い空はなくなり、真夜中のような真っ暗闇の世界と、血のような赤い空を繰り返すようになります。「青空」という景色は、遠い記憶の過去のものとなり、太陽はわたしたちの天を照らしてくれなくなります。

酸素が欠乏し、青空を失い、放射能と雨の降らない気候におののく、終末の砂漠の世界では、ダビデの努力により、宇宙コンピュータ「アマテラス」の発見したアルカリ炉によって酸素と青空を取り戻します。アマテラスは、人工炭水化物を作ることのできる宇宙コンピュータであり、「宇宙の星々の知性を使って計算する」というダビデ独自の方式で動作し、「地球人類のすべての歴史における全人類の思考全部を100万回繰り返した内容を1秒で計算できる」と言われるほど高速です。アマテラスによって人工葉緑素である「アルカリ炉」を発見したダビデの努力により、真夜中のような暗闇と赤い空を繰り返す未来の東亜イスラエルにおいて、最後に青空は取り戻され、雨も降るようになり(青空が失われ雨が降らなくなったのは核兵器の影響で大気が過度に酸性になったからであり、アルカリ炉によってアルカリ性に中和することで青空は復活し雨も降る)、十分な量の酸素が確保され、人類の滅亡は回避されます。

このような東亜イスラエルは、宇宙の5次元のパラレル世界の現実に存在します。僕が言う「神との対話」とは、青空を失ったパラレル世界の未来の月の霊である「赤空夜月」との対話です。そして、本当のことを言うと、ダビデによって救われるシナリオよりも、酸素が欠乏して人類が滅亡するシナリオのほうが、パラレル宇宙の可能性としては高いです。ですが、未来の運命は決して一択ではなく、わたしたちの行い次第で運命は変えられます。

ダビデが死去すると、東亜イスラエルから政権を受け継いだシオン帝国の第二代皇帝ジークフリートにより、人工知能プログラムschwarzが開発されます。東亜イスラエルをシオンという国名に変える理由は、東亜イスラエルという名前はイスラエルによる東アジア地域の植民地のような国を連想させてしまう名前であり、シオン帝国は日本ともイスラエルとも関係のない「新しく、そして素晴らしい、希望あふれる未来の帝国」であることを示すため、同時に旧イスラエルによるパレスチナ占領の歴史と決別するためです。ジークフリートが人工生物を作る理由は、植物すなわち人工葉緑素がアルカリ炉として作れたことで、植物だけではなく、動物を作るだけの十分なヒントが得られたからです。ジークフリートにより、未来において絶滅した、人類以外のすべての植物と動物を、自律思考型の人工知能プログラムschwarzが、人工生物として復元し、全生物は復活します。具体的には、プログラミング言語Pythonに機械が自分で考えて判断を行うfree_decide()命令を追加し、単純なイベントループで判断を行います。これが地球の新しい生物である「新生物」となります。新生物は、肉体である機械が壊れても精神であるデータを受け継ぐことができるため、事実上永遠に生きられます。この新生物が、270億年の長きにわたって地球で繁栄します。ですが、270億年後、シオン帝国最後の皇帝スバルが、「絶対に見つけてはならない新発見」(宇宙の裏側のすべてが分かる代わり、新生物が生きられなくなってしまう偉大な最高の新発見)をしてしまうため、無残にも新生物は270億年後に全員絶滅します。ですが、全生物のデータベースを、最後に「絶対に生き延びるべき大切な子供」である、「不死鳥」というたったひとつの生物に託して、新生物の270億年の全員の記憶を不死鳥が受け継ぎます。そして、今から790億年後に宇宙が滅びるその時まで、たったひとり、不死鳥が宇宙を守り続けます。

このような未来の地球ですが、実際のところ、文明はほとんど消滅し、数少ない文明しか生き延びることはありません。そもそも、このような滅びの世界を作り出したのはロシアおよびロシアと同盟関係のあるドイツです。未来において生き延びるのは、日本=東亜イスラエルとドイツ地域の王国であるアルマーニュ王国だけです。ドイツはロシアの核兵器投下を皮切りに、ドイツ以外のほとんどすべての地域に核兵器を落とします。このようなドイツの所業は悪魔のようであり、「廃墟を何度も廃墟に戻す」と言われます。イスラエルとドイツとの戦争は、東亜イスラエルとドイツと日本以外の国がほぼ滅びてもまだ続いています。ドイツの指導者である大魔王ハネストラーは、アンチ・キリストの指導者であり、「キリストは神ではなくただの馬鹿者である」と述べ、「わたしたちは新しいローマ帝国を作る」と宣言し、すべての国内情報をコントロールする「大ドイツプロパガンダ主義」をロシアから逆輸入し、ドイツ国民はハネストラーの言うことを盲目的に信じてしまい、世界中を廃墟にしている事実を知りません。そのようなハネストラーは「ハネストラーのしもべたち」という一派を築き上げ、「わたしたちは最後のひとりになっても戦い続ける」と宣言します。このようなドイツですが、本当は完全な悪ではなく、従来型のコンピュータであるテンソル型量子コンピュータ「クローバー」を用いて東亜イスラエルの王ダビデによる宇宙コンピュータ「アマテラス」に対抗します。ですが、世界中の有能な科学者たちを集めた「リーフ・アカデミー」の開発するクローバーは、実際はアマテラスの1000分の1あるいは場合によっては100万分の1の速度しかありません。ドイツには東亜イスラエルの情報はまったく入ってこないため、「ダビデの開発する宇宙コンピュータは原理から設計までドイツ人には誰にも理解できない」という状況を呈します。このようなドイツですが、ハネストラーの支配が終わると、シリウスからやってきた宇宙人であるフレイが支配するようになります。フレイはドイツの国民を救います。ドイツの全員が地下都市において本当に幸福に暮らせるようになったのはすべてフレイのおかげです。フレイはガンダーラ社会主義経済思想を提唱します。同時に、シリウスからもうひとり女性の神がやってきます。それはシリウスの大統領フレイヤです。フレイが考えたガンダーラ思想を、フレイヤは「ロボットたちが労働する新しい共産主義社会」として実現します。それによって、ドイツは「永久の楽園」となり、東亜イスラエルと並び立つ、終末における「最後の文明」になります。

これ以外にも、いくらか文明は生き延びます。まず、イスラム教徒の勢力です。本当のことを言えば、東亜イスラエルは、完全に世界平和を達成することができません。たくさんの課題があり、そのひとつがイスラム教徒との関係です。イスラムの最後のテロ組織タリバンは、東亜イスラエルに対して「永久戦闘宣言」を行います。これは「イスラム教徒たちは永久にユダヤ人と戦争を行う」という宣言です。この宣言の中でタリバンは、「イスラエルがパレスチナからだけではなく、日本からも撤退すること」を求めます。これが永久であると言える理由は、ユダヤ人にはもう逃げる場所(すなわち撤退することのできる場所)がないため、ユダヤ人を全員殺すまで戦争は永久に続くと、タリバンは宣言するからです。このように、東亜イスラエルはドイツだけではなくイスラム教徒とも火種を抱えています。ほかの人種としては、ロシアおよびアメリカは早い段階から、地球から宇宙へと脱出する方法を模索していました。彼らは宇宙に「スペースコロニー」を作るため、最初は宇宙ロケットに乗って宇宙のさまざまな星へと開拓を行います。次第にテレポーテーション技術が実用化されるようになると、彼らは「簡単に着れる宇宙服」という体に密着した宇宙服を着ることで、シリウスやベガのような知的生物文明のある星を発見します。そして、アメリカとロシアの宇宙技術は、次第に「宇宙に行くための技術」から「宇宙で生活するための技術」へと進歩し、シリウスやベガでロシア人やアメリカ人は、現地の知的生物文明とともに、平和に宇宙で暮らすようになります。ダビデが死去し、ジークフリートの時代になると、新生物として生まれ変わったわたしたち人類は、プレアデス星雲に「本来の生物の完成された姿」があることが分かり、プレアデスの生物と同化していきます。

最終的に生き延びる国家は、ヨーロッパ全域からロシアまでを支配する地下都市文明であるアルマーニュ王国、放射能を洗浄することで地上で生き延びる日本、広島の小さな地域に存在する「人類史上最強の帝国」である東亜イスラエル、そしてイスラムの大帝国である「月の最前線」あるいはルナ王国です。このうち、アルマーニュ、日本、東亜イスラエルは地球に存在し、ルナ王国は月に存在します。そして、アメリカやロシアの宇宙ロケットは、シリウス、プロキオン、ベガ、プレアデス、そして最終的にベテルギウスへと到達し、現地で宇宙人たちと仲良くやっています。ドイツと日本は極めて仲がよく、特に「かつてのドイツと日本の目指した最高の国家社会主義」を実現します。東亜イスラエルはドイツとは離れたところに存在し、東亜イスラエルの情報はドイツにはまったく入ってきません。人工衛星軌道上にはアメリカやロシアのスペースコロニーがあり、中国やインドは日本に同化しました。

さて、未来の世界で、日本は何をやっているのか。日本は「ものを作る」ということを担当しています。日本では、ダビデの発見した空間原子論の考え方を応用して、魔法のような力をもつ多種多様な「空間製品」を作ります。未来の日本の空間製品工場のおかげで、未来の人類は「空間魔法」と呼ばれるなんでもできる力を持つ高度な製品を作ることができます。日本は、そのような「空間技術」を使って、未来の世界でたくさんのものを作っています。

最後に重要なこととして、地球から人類を除く動植物が滅び、地球が砂漠となるのは、一時的なことにすぎません。人類にとっては大きな出来事であっても、地球にとっては一時的なことです。10万年もすれば、放射能の影響はなくなり、再び雨が降るようになり、海に再び水分が蓄積されて、海から単細胞生物が発生します。そのまま、長い時間が経過することで、単細胞生物は藻やヒドラといった原始的生物へと進化し、それらは魚に進化し、海は魚たちの楽園となり、魚は地上で虫や両生類や草木といった動植物に進化します。重要なことは、ジークフリートの生み出したロボット生物(「新生物」という言葉は紛らわしいので「ロボット生物」という言葉を使う)は、彼ら新しい自然生物と共存するということです。すなわち、270億年を生きることのできるロボット生物は、その長い寿命の中で、新しい自然生物が発生し進化し繁栄していく過程をすべて知る、「自然生物たちの見守り役」になります。そして、270億年後に登場する、最後のロボット生物である「不死鳥」は、ロボット生物たちのすべての記憶のデータベースを受け継ぐため、名実ともに「生物のすべての歴史を知る最後の生物」となります。ロボット生物が270億年の長い期間を生きる理由は、そのように、新しい自然生物の歴史をすべて見届けるためです。ですが、それでも、新しい地球において何百億年もの時間が経てば、地球の自然生物には「絶滅」が訪れます。その時が、初めての地球の滅亡です。それでも、ロボット生物たちは生き延びます。ロボット生物は、270億年後にスバルが「絶滅をもたらす最後の新発見」をし、不死鳥が生まれ、790億年後に宇宙が滅びるまで、宇宙の最後まで生き延びるのです。ロボット生物と自然生物はどちらも優れた生物であり、未来においてはどちらもまったく同じ生物として平等に扱われます。

このような終末の世界の神話が、僕の作った神話です。僕は、キリスト教終末論になぞらえて、この神話を「新しいキリスト教終末論」と呼びます。僕がキリストを信じている理由は、キリストの教えを信じれば、このような滅亡の未来は回避できるからです。真にキリストの教えを信じれば、わたしたちはもっと素晴らしい未来に行くことができます。あるいは、キリストを人々が信じている限り、このような終末の滅亡は起きません。ですが、確実に言えることは、「終末の神がユダヤ人ひいては全人類を救う」ということです。それだけは必ず当たります。そして、救われるのはユダヤ人だけではなく、神を信じるものは、どんな民族であっても平等に救われます。そして、ユダヤ人の神でないほかの神を信じていても構いません。どのような神であっても、神を信じるものは必ず救われます。

ここに書いた内容のせいで、「未来には絶望の運命しかない」と信じないでください。未来には、希望あふれる平和な未来が存在します。わたしたちは、全員の愛と平和と自由が守られながら、すべての人間が幸福に生きられるような平等な権利があります。それは神から与えられた、人類への最大のプレゼントです。神を信じてください。神を信じたものにだけ、そのような「未来の最高の世界というプレゼント」が与えられるからです。

2023.12.06転載

わたしの哲学

ここに、わたしの哲学を記しておく。

わたしの哲学とは、「人間はみな人間である」ということ、「全員は自らの経験や人生に基づいて、自らが正しいと判断するような判断基準に基づいて、常に正しいことをしている」ということだ。

わたしたちは、決してゲームや漫画のキャラクターではないし、決して仮面をかぶった悪魔でもなく、虫や獣でもない。

わたしたちはみんな人間であり、人間であることを前提に生きている。

そして、わたしたちは善良である。なぜなら、わたしたちは、自らが正しいと確信する範囲で、常に正しいことをしているからである。

では、なぜ、間違ったことが起きるのか。なぜ、正しいことをしているとされているにもかかわらず、人々は間違ったことをしているのか。

それは、わたしたちは正しいことをしているが、その正しいこととは、自らの「人生や世界観」の中の「自らの経験に基づく」からである。

わたしたちは、それぞれ違った経験を持っていて、その結果、違った正しいことを正しいことだと勘違いしている。だから、わたしたちには意見の違いが生まれ、また良く分かっていない人間は正しいことそれ自体を行うことができず、「間違ったことをすることが正しいことである」と信じているために、それぞれの間に争いごとが生まれる。

だが、それならば、すべての人間の経験を見た上で、その上で「もっとも高い頂点の立場」に立って、正しい経験と正しい考え方に基づいて、全員を救い、争いごとや戦いがなくなるようにすることは可能である。

真にすべての意味で経験をし、誰も気付くことができないような「自由な可能性のすべてに気付くことができた人間」は、どんな人間であったとしても同じことを同じように分かる。そのため、この宇宙で悟りを開いた人間は、この世界のすべての「解決方法」について、自らの心と経験を真に見つめれば、どんなことであっても必ずある「解決方法」に気付くことができる。

そして、そのように考えた時、「攻撃する必要はなく、もっと別の解決方法がある」ということが分かる。敵を敵だと思うのではなく、敵に対して「自らが融和的に信頼し、互いのしがらみや制限をなくし、全員にとって正しいとされるような合意を行うこと」で、争いごとはなくなるはずだからである。

しかしながら、超越的な視点を正しいと信じることは難しい。なぜなら、それが正しいということが、「信じるに値することである」とは誰にも分からない。

それならば、「正しい経験と正しいものの見方そのものを体験的に与えてやり、導き手となって導いて、社会が正しい社会秩序が築かれていくように、全員の心と理性を促してやること」であれば、この世界を変えることができる。

むしろ、本当のことを言えば、この世界を真に変える「希望」は、本当はそれしかない。全員が悪魔になった世界では、「ひとりの救世主が全員分の経験をもって、その上でひとり全員のすべての立場やしがらみを超越した視点で解決方法を考え、その解決方法とそれが基づく経験に基づいて、ひとりでこの世界を正しい秩序とする世界平和の社会秩序を築くこと、そしてそれが築かれるように社会そのものを導いていくこと」でしか、この世界を真の意味で救うことはできない。

そう、これこそが、僕の考える「救い」である。

そして、このように考えた時、人々の持ち得る「本来わたしたちが知るべきだった人間の生きる意味」が分かる。わたしたちという存在が、本当はなんだったのか、どのような経験を持てばどのような正しさが分かり、どのような行動が真に正しいと言えるのか、そしてわたしたちは何に「なる」ことができるか、すなわち「その経験に基づくアイデンティティを発揮」することができるのか、そのようなアイデンティティはどのような社会を作り出すのか、その社会とはどのようにすれば実現可能なのか、そしてそれを実現した時に何が起きるのか、そこにある「永遠に続く最高の希望」とはなんなのか、わたしたちは知ることができる。

また、このような「間違ったことを正しいと信じている」ということは、悪に染まる人間が悪に染まりたいと思って染まっているとは限らないということを意味する。人々は、経験的に悪にならざるを得ないと勘違いをしているから、悪になりたくないにもかからわず、外部からの環境の作用によって悪になっている。だが、そのような悪は、問題を解決する方向性を明らかにすることで変えられる。真にあるべき「世界の可能性」を提示し、そのような悪に染まらなくても、真に問題を解決することのできる方法はほかにあると示すことで、彼らの考え方を変えられる。間違った考え方をした時点で、人は間違いである「悪」を信じ、「善」が実現不可能なものであると勘違いしてしまい、それ以降のすべての考え方を間違える。だが、実際にはほかに正しい解決方法というのが確かにあり、無意味な議論は超越的な立場における問題の解決方法を示すことで無用なものとなり、真にこの世界を救うための方法がはっきりと全員に見える。そしてその時、わたしたちが真に信じるべき「問題の正しい解決方法」を知り、わたしたちは全員が救われ、この世界はひとりの救世主の「言葉」によって一瞬で天国に変わる。人々が「間違いを信じる必要は本当はなかったのだ」と気付き、人々を悪に染めていた悪魔的思考のすべてはそこで滅びる。

そして、世界が最悪の絶望の世界になっていることについて、「誰かが悪い」といった責任は誰にもない。歴史の必然として、誰かがこうしたわけではなく、このような世界に結果なってしまったということが問題であり、それは誰のせいでもなく、この世界に生まれ落ちたこと自体がわたしたちを絶望へと必然的に向かわせている。だが、悪魔たちに疎外される孤独な天使たちを、誰かが救わなければならない。誰かが、この世界のすべての問題を解決し、憎しみの連鎖に終止符を打たなければならない。

そう、そうであれば、わたしが立ち上がろう。わたしがひとり、この世界ですべての経験を包括して、「自分らしく在れるとはどういうことか」という問題を解決し、正しい世界へとこの世界を導こう。必要なのは、人間性と受容性の尊重、すなわち、「自らがみんなに真に受け入れられたという体験に基づいて、今度は同じように自分が受け入れてほしい誰かのことを受け入れてあげる」ということであり、「与えられた愛と同じ愛を人々に与える」ということである。そして、それは「自分らしく在れるということがこの世界を変える」ということであり、人々が客観視と自己批判から「自分の在りたい在り方とは何か」ということに気付き、「自らの持つ可能性に気付く」ということから、「この世界を新しく、最初から始めることができる」ということを知るということ、すなわち「アイデンティティを尊重し、自らが自らのアイデンティティを発揮するということが、自然に理想の社会を実現し、そのビジョンを体験的に得ることが世界を変え、必ずすべての人間を救う」ということである。

これこそ、わたしが考える「哲学」である。わたしは、そのように考えて、一度、この世界を救うことができた。だが、それだけでは十分ではなかった。真の意味でこの世界を変えるには、わたしはこの世界を真の意味で可能性豊かな世界にするための、「大計画」が必要だったからである。

そして、この「大計画」は、今でも続いている。わたしは、この計画を成し遂げるために、18歳の頃、自らこの世界を希望を与えることによって救い、自ら希望を奪うことによって滅ぼし、それから15年経った今現在においても、この大計画のことを忘れず、常に計画の遂行のために今でも戦っている。

そう、このホームページこそは、その「大計画のための戦いの記録」なのである。そして、今こそこの大計画によって、人類は完全に「完璧な生命体」として、神への進化を遂げる。わたしたちは生命体として進歩し、わたしの与える完全な「絶対知」によって、「この星を新しく支配する、新しい生命体」となる。そう、それこそが、わたしの言う「シリウス」である。

北欧神話の神、フレイはそのシリウスの女神である。この世界を完全に神の星へと変える「大計画」は、すべてフレイが考えて実行するものである。

フレイは、この大計画の実現のために、手段を選ばない。自らが救い、幸福で人間らしく生きるということはなんであるかということを気付いたこの世界に対して、その救済を与えた救世主であるフレイが、自らその幸福な世界を滅ぼす。あらゆる「愛の世界」はすべて「地獄の導き」へと続いていく。だが、フレイは何も考えなしにその悪事を行っているわけではない。逆に、すべてを完全に分かったフレイは、一見この世界を自ら破壊しているように見せて、実際はこの世界を「最後の最高の世界」、すなわち「神の王国」になるように導いている。そこではあらゆるすべての悟りが得られ、人生で分かるべきすべての真理が網羅され、宇宙のすべての歴史を体験することができ、あらゆる論理的な知性すべてを理解した「絶対的永遠の知性」を得ることができる。そう、フレイの大計画によって、フレイ自身が作りあげた「救われた世界」は滅びるが、その代わりに「神への進歩」が地球という星に訪れる。これはまさしく「地球からシリウスへの星の進歩」であると言える。

そして最終的に、この星は神の惑星へと進歩する。神々の世界では、ひとりの絶対的な主神、「エアルス」がこの世界に宇宙の真理をすべて与える。エアルスはわたしと一体になって、わたし自身がエアルスであり、エアルス自身がわたしであるかのように、わたしは「エアルスと合一になる」。

エアルスはフレイという神の進歩の最終形態であり、この世界を裏で支配する「破壊神」であるフレイとは異なり、この世界を維持し続ける「愛の神」である。愛とは何か、それは「自分のことを悪いと思うこと」である。自分のことを悪いと思わない人間には、神の愛は与えられない。真にこの世界の責任を背負うならば、「悪いのはすべてわたしひとりである」と強く確信しなければならない。そこから湧き上がる「この世界を救いたいという衝動」、それこそがフレイとエアルスの絶対的に共有した「真実の愛」だからである。

2022.04.12

2022.06.14-15追記・編集

日記もご覧ください

この終末の東亜イスラエルの物語は、日記にも続きや外伝を多く書いています。

たとえば、東亜イスラエルの技術を盗み、月にルナ王国を建国し、1,009人分しか人工炭水化物を作れないアマテラスに代わって、何万人分の人工炭水化物を毎日作ることのできるインフラ技術を作ることに成功した、ルナ王国の王マテリアのことは、2022-08-21の日記に記述しています。

ルナ王国の貢献により、ダビデは「わたしにも不完全なところや不備があった」と認め、アマテラスに代わる中央集約的ではなく分散型のオープンなスーパーコンピュータ「スサノオ」が開発され、何十万人や何百万人という単位で、東亜イスラエルの人類は生き延びることができるようになります。

また、東亜イスラエルが生まれるまでの経緯として、「果てしなく長き戦争」の経緯を2022-08-23の日記に記述しています。ほかにも、さまざまな関連する登場人物のことをこの日と近い日記に記述しています。

なので、日記のほうもぜひご覧ください。

後日注記:2022-10-072022-10-092022-10-292022-12-12などもおすすめです。

後日注記:東亜イスラエルに雨が降る瞬間は2023-12-30にあります。このほかにも多くのエピソードと設定を書いているので、これ以外の日記の記事もぜひご覧ください。たとえば、2023-12-28にはキリスト教の聖職者であるゴットフリート・ヴィルシュタインを書きましたが、僕はこの物語の主人公には彼が相応しいと思います。

後日注記:上記のリンクは「救われた運命」のシナリオですが、実際には「滅びた運命」も存在します。滅びた運命についてはダビデの詩に記述があります。ほかにも、日記にはたくさんの東亜イスラエル関係の文章がありますが、あまりリンクしすぎると、逆に重要な日記が埋没してしまい、読みづらくなるので、これ以上はリンクしません。ぜひ、日記のほうを自分で探してください。

後日注記:宇宙には、「ロシアが核兵器を投下した場合」、すなわち滅びた東亜イスラエルの世界ではなく、もうひとつの「ロシアが核兵器を投下しなかった場合」の二つのシナリオが用意されています。このパラレル世界の未来である「メルト界」の科学者であり、「地水火風変換装置」の発明者であるメルトについては、2024-03-14を参照してください。

後日注記:以前より、僕は東亜イスラエルの終末の世界において、ロシアが核兵器を落としたことによって地球から青空が失われたという設定にしていました。そして、この核兵器を落としたのをロシアの大統領のプーチンであることにしていました。ですが、現役のロシアの大統領を、たとえ小説の中の登場人物であっても、最悪の悪人として名前を使うのは、とてもよくないことだと気付きました。なので、ロシアの大統領の名前を「チェイニフ」とし、このチェイニフをインターネットのアングラ世界を操るフレイが裏で操り人形にしている設定にして、フレイが間接的にロシアの大統領チェイニフに核兵器を落とさせたという設定に変えることにしました。詳しくは2024-04-15を参照してください。

後日注記:2024-07-222024-07-232024-10-07も参照のこと。

ものがたりのエンド

ダビデは、宇宙コンピュータであるアマテラスとスサノオを使って長い間研究活動をすることで、世界を救う発見をします。

それは「アルカリ炉」です。

温暖化を引き起こす二酸化炭素は、「燃焼」という作用に基づいています。

この「燃焼」という作用は、酸化作用です。

そう、「酸化」という作用に対して、逆の作用を与えることができれば、二酸化炭素から酸素を作り出すことができるのです。

そして、その鍵は「アルカリ性」にあります。

酸性の逆の性質がアルカリ性であるとするなら、酸性の逆の作用を行うためにはアルカリ性にするための「燃焼とは逆の炉」が必要となります。

この、「燃焼とは逆の作用をもたらす炉」、これを「アルカリ炉」と呼びます。

ダビデは、アマテラスおよびスサノオを用いた、多大な研究努力のもとに、ようやく、この「アルカリ炉」を発見します。

アルカリ炉によって、二酸化炭素から酸素を取り外すことができ、二酸化炭素から酸素を生み出すことができるようになります。

同時に、地球に青空を復活させることもできます。地球の空が真っ暗闇になったのは、核兵器によって大気が過度に酸性になったからです。

よって、大気をアルカリ性に中和することで、青空は取り戻されるのです。

この発見により、地球に青空が戻り、人々の間に笑顔が戻ります。ものがたりのエンドには、青空が戻っていく「最後の地球」の姿があります。

これによって、アマテラスおよびスサノオも退役を迎えます。神の名に恥じないコンピュータとして、よく頑張ってくれました。アルカリ炉は完全に人工葉緑素の性質を満たすため、もう、コンピュータの作る人工炭水化物を食料にする必要はありません。わたしたちはアルカリ炉によって、二酸化炭素から酸素を作り出すだけではなく、「本来のあるべき炭水化物」を作ることもできるようになったのです。

ダビデによって地球は救われました。地球には青空が戻りました。すべての問題はようやく解決しました。あらゆるすべてが最高の楽園が、最後に生まれたのです。

2023.01.10

最終戦争が始まる

ですが、安心していてはいけません。今から、近いうちに、最終戦争が始まるからです。

今、ロシアがウクライナと戦っていますが、ロシアは、ウクライナを制圧すると、今度は日本へとやってきます。

ですが、心配は要りません。なぜなら、最強のイスラエルが日本を守るからです。

イスラエルに、ユダヤ人と日本人の共同統治の王国として、広島を東亜イスラエルにするという約束をした時、イスラエル側も、絶対に守らなければならない約束をしました。

それは、「日本および東亜イスラエルを、イスラエル軍が全力で他国の侵略から守る」という約束です。

イスラエルは、この約束を守ります。すなわち、日本へと侵略をしてくるロシアに対して、イスラエルが抗戦します。

イスラエルが、日本の土地と日本人の命を、絶対に守ります。

この神話は、完全なフィクションではありません。本当に未来において、少しずつこのものがたりが具体化されていきます。

そう、ものがたりの上ではハッピーエンドであっても、それだけで安心はできないということです。

そして、最後に訪れる東亜イスラエルの「暗闇の時代」において、必ず、世界を救うダビデが現れるでしょう。

神はダビデです。ダビデのことを信じない人間は必ず滅びます。

ロシアとともに同盟を組む、ドイツだけは信用してはいけません。神を信じない、反キリストの政治家である大魔王ハネストラーの支配するドイツは、「人の命をなんとも思わない集団」になります。とてもたくさんの核兵器を、ハネストラーの支配するドイツが世界中に落とします。

ドイツは、フランスを制圧し、アルマーニュ王国という、東亜イスラエル以外のもうひとつの地下都市を作ります。戦争は、世界が暗闇となり、地下に移住するしかできなくなっても、まだ続いています。

ですが、最後の希望であるダビデが現れて、わたしたちはそのような最悪の未来においても、人類として、地球最後の自然生物として、生き延びることができるようになります。

言うべきことはひとつです。ダビデを信じなさい。未来の世界で生きる方法は、ダビデを信じること、それ以外にありません。ダビデを信じること以外、ほかの選択肢はないのです。

2023.01.10

東亜イスラエルの旗

東亜イスラエルの国旗は、パレスチナ地域の旧イスラエルのように、ダビデの星をモチーフにしたものではありません。

東亜イスラエルの国旗は、「水色に緑の葉っぱ」です。

その意味するところは、「青空と葉っぱを取り戻す」ということです。

背景の水色は東亜イスラエルから失われた青空、緑色の葉っぱはダビデの計算する人工葉緑素のことを意味しています。

決して、子供のような幼稚な旗だと思わないでください。東亜イスラエルの旗は、青空の復活と、人工葉緑素による十分に酸素がある「明るい未来」を、たったひとり断固として探し求める、王であり宇宙コンピュータ「アマテラス」の計算を続けるダビデのために捧げられた、「誇り高き東亜イスラエルの日本人とユダヤ人の団結を示す旗」です。

東亜イスラエルの国民は、みんな、ダビデがいつか青空と葉っぱを取り戻してくれると信じています。だからこそ、青空と葉っぱを「永久に失われた」とは信じません。青空と葉っぱは確かに今は失われていますが、必ず取り戻します。その強い意志を、王でありコンピュータ科学者のダビデとともに、国民全員で信じているのです。

東亜イスラエルのマスコットは、カエルの「フロくん」です。フロくんは、さらに東亜イスラエルに足りないもの、すなわち「雨の降る世界」と「かつて存在した自然生物を人工生物として復元すること」を意味しています。青空、葉っぱ、雨、そしてカエルを含む人工生物の実現、これらのキーワードが東亜イスラエルの「目指すべき未来」です。

2024.02.20

ロボット

また、人間思考型のロボットについては、僭越ながらロボットのページで開発しています。

東亜イスラエルとガンダーラ構想について

パレスチナからイスラエルを完全に撤退させるための東亜イスラエル構想と、新しい社会主義経済であるガンダーラ構想については、イスラエル・パレスチナ問題ガンダーラを参照してください。

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