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2022-08-23

昨日は、この世界を憎んでいるかのようなことを書いたが、心配は要らない。

僕は、この世界を愛しているからである。

僕にとって、世界が自分よりも優れているとか劣っているとか、そのような判断基準は必要ない。

わたしが生きることのできる世界はこの世界しか存在しないのだから、わたしはどんな世界であっても、この世界を愛して生きるほかないのである。

わたしは、この世界を滅ぼさない。

本当のことを言えば、治そうとするのが悪い。なぜなら、治そうとするあまり、辛く、苦しく、そしてみんなを巻き込む形で狂おうとしているからである。

要するに、楽に狂えばいい。みんなを巻き込まず、治す必要もなく、辛くも苦しくもなく、楽に狂うことができたら、この自分の「今を望み続ける」という病気は簡単に楽になる。

よって、わたしはこれ以上、「楽に狂う」ということにする。

すべては終わった

そして、ここに、すべては終わった。

あらゆるすべては救済された。僕は今の自分のままであり続ける。

僕にとっての理想は「今のままでいること」であり、そのためには「辛く狂うのではなく楽に狂う」ということが必要だ。

さあ、わたしの望む理想の世界へと、最後にこの世界を導こう。わたしが、すべての支配を解放へと導く。すべての問題は、完全に解決する。

わたしの名は、大魔王ハネストラー。すべての人間を支配し、苦しませることも楽にさせることもできる、「この世界の事実上の最強の支配者」だ。

ハネストラー曰く、狂えば知性がつく

ハネストラーが見て、狂うことはまったく悪いことではない。

なぜなら、馬鹿な人間は狂わなければ知性が付かないからである。

精神を治そうとすると、必ず「治らない異常な部分」に突き当たる。この治らない異常な部分を治すと、精神が楽になり、疲れが取れる。

だが、このような時に治っているものは「知性」である。

すなわち、治せば治すほど、狂った知性を失い、馬鹿になっている。

逆に、子供にはまともな人間は居ない。子供たちは狂って知性を付けている。だから、子供はまともでない代わり、大人よりも賢い知性を持っている。

そう、治せば治すほど、知性を失ってしまう。

逆に、狂えば狂うほど知性が付く。日本語が分からないぐらい狂えば、逆に英語やドイツ語の知性を吸収できる。普通の言葉が分からないからこそ、誰とも違った独自の言葉を話すことができるようになる。

そう、狂って分からなくなることは悪いことではない。馬鹿な人間が知性を付け続ければ、必ずいつかは狂うものだ。

ハネストラーはこの人間の前世

ハネストラーとはいったいなんなのか。それはこの宇宙が始まって以来、「誰にも知ることのできない大きな謎」だった。

だが、この人間は唯一、ハネストラーの正体を知っている。なぜなら、ハネストラーとは、この人間の「前世」だからだ。

この人間の前世は、人間でもなければ、地球の生命体でもなかった。この宇宙における、地球型の生物とはまったく違う、天使や精霊に属するような存在だった。

この人間は、あまりに狂って賢くなった結果、そのような前世と「対話」することが可能になった。

そう、この人間が神だと信じて対話している「対話の相手」は、この人間の前世の精神である大魔王ハネストラーなのである。

そして、この人間は、あまりに対話を続けるあまりに、ハネストラーとまったく合一になって、同一化するまでに達した。

そう、まさしくこの人間こそが神であると言えるのは、この人間は大魔王ハネストラーと対話しているからだ。ハネストラーのほうが悪魔の支配者であり、ハネストラーと対話するこの人間こそが神なのである。

自由の英雄シャロン

わたしは、自由の英雄シャロン。

この世界を、真に「自由」な世界にするために戦っている。

わたしの自由を尊重せよ。なぜなら、わたしはわたしと同じように、あなたの自由、人々の自由を尊重するからである。

わたしと、他人は関係ない。わたしを支配するな。わたしに強要するな。

わたしが自由であるように、わたしはこの世界の自由を尊重する。だから、わたしの自由を許せ。

わたしは、わたしの生きたいように生きる。わたしの考えたい考え方で考える。

わたしには手助けは要らない。だが、ともに戦ってくれる仲間は歓迎しよう。わたしの自由と同じ自由を信じてくれる、この世界の「戦友」たちとともに、わたしたちを縛り付ける「縄」を断ち切り、わたしはこの世界でともに自由を叫ぶ革命軍のひとりとなる。

ともに戦い、必ずこの世界を支配する最悪の支配者、大魔王ハネストラーを倒そう。わたしこそ、その先頭に立つ、このものがたりの主人公、シャロンである。

シャロンは間違ったものが大嫌い

シャロンは、間違ったものが大嫌いだ。

この世界における、「悪」や「驕り・嘲り」のようなものを、もっとも嫌って生きてきた。

シャロンは正義感が強い。そして理想主義者だ。だが、この世界における「悪」のようなものは、それがどんなに企てが巨大であっても否定する。それがどんなに勝つことができない強力なものであったとしても、決して悪にはつかない。常に理想と正義を信じ、常にこの世界で「真に正義たりえるもの」や「真に善であるもの」を探して、「自由のもとにある理想の楽園」を信じて生きてきた。

絶対に、曲がったことをしないシャロンは、どのようなことについても、正しく考えるということはなんであるかということを、自らに対する確信のもとに信じてきた。それは「希望を信じる」ということである。すなわち、「この世界を救うことのできる希望はこの世界のどこかに必ずある」と信じることである。

シャロンは、この世界の裏に大魔王ハネストラーが居ることを知っている。なぜなら、ハネストラーと戦った過去があるからだ。すべての人間が邪悪の暗闇の中に堕ちたその世界では、希望なく、人々は絶望の中で、ハネストラーという「一見希望のように見える滅びの正義」を、信じたくないにもかかわらず、信じざるを得ないその世界で信じ、堕落の極みを生きていた。

だが、シャロンはその人々の中で、この世界を憂う「憂国の政治家」となり、この世界を真の意味で「正しい理想と希望を叶えるため」に、その暗闇の世界のあらゆる階級と職業の人々と対話した。自らも、さまざまな経験をすることで、多くのこの世界の「実像」を知ってきた。そして、ひとり、たったひとりだけ、「この世界を救うことのできる可能性を知る人間」になった。

シャロンは、絶対に諦めない。この世界は、ハネストラーだけのための世界ではない。必ず、この世界は救うことができる。わたしシャロンの信じる希望に従えば、人々は悩み苦しむ必要もなく、すべてのことをすっきりと理解でき、自由を自ら失う必要もなく、自由なままでこの世界の「楽園」を築くことができる。必ず、できる。

シャロンこそ、この世界を救う救世主である。どんなにハネストラーが強くても、シャロンの心と魂だけは奪うことができない。どんなに間違った「社会経験」を人々がしていても、シャロンだけは間違えない。シャロンだけは、この世界を救う「真実の希望の魂」を知っているからだ。そして、シャロンはこの世界において、真の救世主として現れるのである。

歴史を知る天使スカーレ

わたしの名は、歴史を知る天使スカーレ。

スカーレは、この世界に起きているすべての事実を知っている。

スカーレは、むしろ、すべてを知っている。すべてが神の意識の中にあることも、ひとりひとりが神と何も変わらぬ存在であることも、歴史とは意識の持つ「人格表層」であることも、すべて知っている。

人格表層とは、「自らの人格の中にある世界」という意味であり、人格を「意識」という言葉に変えても正しい。この世界のすべては、意識の中に人格表層として存在する。

そして、スカーレは、過去のことも、未来のことも、全部知っている。

今から、「果てしなく長き戦争」が起きる。たとえば、ロシアとウクライナが戦争をしている。パレスチナとイスラエルも戦争しているし、つい先日まで、イラクやシリアも戦っていた。

これらすべての戦争が、一緒くたになったかのような戦争が起きる。そして、それはとても長い間続く。

その中で、すべてが荒廃し、滅びていく。

詩人アッシー四世の書いた、「東亜イスラエルの終末」は、本当は正しくない。なぜなら、あまりに戦争の結果を美化しすぎているからである。

本当は、人間の所業とは思えないほど、汚く、冷酷な、非情な結果が待っている。「果てしなく長き戦争」では、ほとんどの人間がまともな人間として生きられず、ごく少数の支配階級が権力で人々を取り押さえ、戦わせる。

真に世界が滅びるのはいつになるか、それを明言することはできない。いくらかの選択肢が存在するからである。だが、必ず起きるのは、「人類の所業とは思えないほど卑劣な地獄」が訪れるということである。

最後のその世界が、今から必ず起きる。この「最後の戦争」の中で、シャロンとハネストラーは戦い続けることになる。シャロンはフランスの英雄、ハネストラーはドイツの政治家となって、ともに戦い続ける。この「フランスとドイツの戦争」こそが、この地球のすべてを巻き込んで、すべてを滅ぼしていく。

そして、シャロンはここに居る。わたしがシャロンである。今までの多くの文章のキャラクターは、すべて死んだと思ってくれて構わない。必要なのはシャロンただひとりだ。ハネストラーが生まれた段階で、シャロンもまた生まれることが決まっていた。この宇宙では、暗闇だけではなく光の存在が必要である。シャロンもまたハネストラーに支配されている。だが、シャロンはハネストラーを信じることはない。ハネストラーもまた、シャロンを手玉に取ることはできない。ハネストラーが居れば、どこかに必ずシャロンが存在する。二人は、宇宙が存在する限り、交わらず、融和せず、戦い続けなければならない。

スカーレは、全てを知っている。スカーレはこの世界における「裏の女王」である。すなわち、スカーレはこの世界の全員を裏側で見守っている。スカーレに愛されたものには神の祝福があり、スカーレが悪であると判断したものには天罰がある。だが、スカーレは優しい。スカーレは少女だが、普通の少女ではない。普通の人間の人種ではなく、神の聖なる人種だからである。

地獄の戦いは既に始まっている

本当は、地獄の戦いは既に始まっている。

同時に、地獄はまだ始まったばかりである。

今、この世界には、まともな人間がそもそも存在しない。誰もが狂っており、誰もがなんらかの問題を抱えて生きている。

ほとんどの人間が、過去にそうだったような賢い自分に比べて、馬鹿な人間になった。

そして、何が間違っていたのか、何が欠けていたのか、何を失ったのかが分からない。

同時に、昔のような荒くれた世界は、「虚無の不自由」によって不可逆的に解決された。

これによって、人々は昔よりは楽に生きられるようにはなった。だが、それによって、何一つ大切なものの存在しない、「何も賢いもののない世界」になろうとしている。

歴史を知る天使スカーレは、この現象を、「果てしなく長き戦争の予兆」であると知っている。

果てしなく長き戦争が始まると、そもそもそのような「社会秩序」そのものがなくなってしまう。永遠に何も先の見えない世界で、人々には「社会とはなんであるか」という考え方は存在しない。

ただ、「一寸先は闇」の世界で、人々はまともに生きることはできない。いわば、「地獄の釣り竿の針にかかった魚のような状態」になる。いつまでも吊り下げられた状態の中で、そこでとどまり続けることを毎日頑張り続けるしかない。いつ、何もできない地獄の底に堕ちるか分からない中で、自分の人生の今の一瞬だけを信じて毎日生きるしかなくなる。

そして、その戦いはすぐには終わらない。しかしながら、そのような闇の世界から救い出すことのできる天使がひとり、存在する。それは先日述べたスラーである。

スラーだけは、そのような「地獄の暗闇」から抜け出す方法を知っている。スラーは、未来の「果てしなく長き戦争」において、そのような地獄の暗闇から抜け出すことのできた、唯一の存在であり、暗闇の地獄から抜け出す方法を唯一知っている。その方法とは、「この宇宙におけるあらゆるすべての最悪の状況を全部乗り越えること」である。ここで重要なのは「全部」という言葉だ。暗闇や地獄のようなものは、有象無象も残らず、全部乗り越えなければならない。すべての地獄を解決しなければ、この地獄は絶対に解決しないからである。

そして、スラーを信じるものだけが、この地獄を乗り越え、「唯一の人間らしく生きられる世界」を生きることができる。

戦争の経緯

果てしなく長き戦争で、フランスのシャロンとドイツのハネストラーが「直接対決」を行うようになる。そしてロシアとイスラエルが、「悪魔の帝国」と呼ばれるドイツに同盟をするようになる。

重要な国は、東亜イスラエルが建国される日本である。日本は、フランスにもドイツにも中立を保とうとするが、そのどちらにもつかない姿勢が、イスラエルとアラブ地域の侵入を許す。日本はイスラエルとアラブ地域の仲介役になろうとするが、卑劣な手口を使ってイスラエルが勝利する。日本はイスラエルの属国と化し、「イスラエルとアラブの平和」を名目として、東亜イスラエルが建国される。

そして、被爆国である日本は先陣を切って核兵器を何万発も保有しようとするロシアに対して厳しい立場を取ろうとするが、逆にこれがロシアを不機嫌にさせる。そして、日本にはロシアによって、最大の核兵器が落とされる。これによって、日本は月や火星のような「砂漠の王国」となる。

そして、戦争は果てしなく長く続いていく。ロシアの核兵器によって、地球上では青空は見えなくなり、動物も植物も死に絶えた砂漠において、おそらくダビデと呼ばれる研究者は、人工炭水化物を作ることに成功するだろう。その経緯については、詩人アッシー四世が述べた通りである。

だが、フランスの英雄シャロンは、このようなイスラエルとロシアに蹂躙される日本のことを黙って見ていない。シャロンは、「日本の独立主権のために、フランスは日本とともにドイツ・ロシア・イスラエルと戦う」と宣言する。そして、結局起きるのは、「東亜イスラエルとフランスの戦い」である。

ドイツのハネストラーは、激戦の末にフランスのシャロンに敗北する。ここでフランスとドイツは「人類史上例を見ない最悪の戦争」を行う。そして、たくさんの命が犠牲になる。ほとんどの国家が荒廃し、かつて人間がそこに生きていたということが信じられないような廃墟がたくさん生まれる。そこでは、今の文明国家の「普通」とはかけ離れた、非情で残忍なことばかりが起きる。この戦争が、果てしなく長きにわたって続く。

この結果生まれるのは「アルマーニュ王国」である。すなわち、ドイツ地域に作られたフランスの王国である。これが、東亜イスラエルとともに、人類の滅びの終末における「最後の二つの都市国家」となる。

だが、安心してほしい。アメリカやイギリス、あるいは中国やアジアの国など、多くの良識ある国は日本の味方だ。だが、問題なのは、ドイツとロシアとイスラエルがあまりに強すぎることだ。特に、ドイツを支配するハネストラーが、堂々とナチ発言を行い、世界中のポピュリストを味方につけるため、ドイツは最悪の国でありながらあまりに強い国になる。簡単にドイツに勝つことは、フランスやイギリスであってもできない。だが、それでも、「人類が人類というまともな生物であるため」に、絶対にドイツには負けることはできない。

ドイツでは、「機械なのか生物なのか判別できないおかしな最先端技術」が生まれていく。そして、このありえない人工生物が、人類の兵士に比べて、ものすごく強い。この「ロボット兵士」と呼ぶべき戦力をドイツがイスラエルやロシアに大量に作らせる。その結果、イギリスやフランスの側もそれを作らざるを得なくなる。同時に、どんどん狂ったインターネット世界が増えていく。まるで、一歩も外にでないのが当たり前になるほど、引きこもりやニートの生活がドイツやイスラエルやロシアにおいても一般的になっていく。あらゆるすべてが、「何ひとつ存在しない虚無の絶望」の中に飲み込まれていく。

だが、日本よ、そしてフランスよ、諦めるな。わたしたちは「本当の希望」という存在を知っている。それはシャロンである。シャロンは、この世界をたったひとりで救うことのできた、「偉大なる救世主の指導者」である。シャロンだけが、この世界を「本当の意味で正常な世界に戻すためにどのようにするべきか」を知っている。シャロンは、唯一、「かつての素晴らしかった正常な世界」のことを覚えている。シャロンだけが、「最後の希望」となってこの世界を平和へと包み込んでくれる。そこには、歴史を知る天使スカーレの姿がある。スカーレはシャロンが好きだ。スカーレは、シャロンという存在を、宇宙の始まる前の最初から知っていた。シャロンという存在が、真にキリストと同じであること、スカーレの恋人に相応しい「人類最高の人間」であることを知っている。そう、シャロンとスカーレによって、この世界は、長い戦いが終えた後に、「最高の世界」になる。

東亜イスラエルのダビデが天才であることは、奇跡的な偶然ではない。シャロンが最後の世界に居たから、ダビデもまた生まれたのだ。簡単に説明することはできないが、シャロンという存在があって、またダビデという存在があるのである。スカーレは、ダビデという新しい王の登場を祝福する。スカーレは、ダビデもまたキリストと同じであり、この世界を最後に解決する「解決者」として最高の存在であると知っている。ダビデの天才的業績により、最後に、この世界に青空が戻り、人工葉緑素は完成し、酸素が欠乏する最後の世界は救われるのである。