日記に戻る | 2013年2月の日記に戻る

=2013-02-02=

魔法の世界 17:41

この魔法の世界、マジック・スペースでは、4つの星と地域がある。

1つ目は、魔法使いの星。魔法使いたちが、魔法の力を使って、施設や機械、能力や技術を使っている。この星では皆が全員魔法使いだ。15歳になった子供は、魔法の水晶玉を授かり、魔法の力を手に入れる。

2つ目は、竜の星。竜たちと竜人たちが、その世界に無数にある塔に住んで暮らしている。それぞれの塔に1つ1つ主人が居て、階を上るにつれて、新しい「記憶のピース」と呼ばれる宝を手に入れ、新しい魔法の技を手に入れる。

3つ目は、天使の星。天使と神々が、翼を持って、楽園に生きている。ものは何もないが、しかし、沢山の聡明な知識の文章と、沢山の知的な活動を行っている。

4つ目は、悪魔の星。何人かの悪の支配者が、この宇宙に手下である沢山の支配者を作り出し、世界を1つの悪魔世界に統一し、奴隷にすることをもくろんで、活動している。

それぞれの星は、星の各地にある「センター」と呼ばれる施設によって、行き来することが出来た。全部の地域には行くことは出来ない。安全な地域だけを、ワープで行き来することが出来る。だが、魔法使いの星では、このセンターを行き来するためには、魔法の水晶玉を持っていることが条件だった。

魔法の水晶玉は、持っていると、3つの良いことがある。1つ目は、センターのワープ機能を使うことが出来る。2つ目は、店で普通に売られている、家電製品や武器に魔法の力を与えて、動かすことが出来る。3つ目は、基礎的な魔法の能力を身に着け、簡単な魔法を使うことが出来る。

タケルは、魔法使いの星に生きていたが、親は魔法使いではなく、竜と天使の子供だった。

それも、ただの竜と天使ではなく、伝説の竜である、ガブリエルの子供だった。魔法使いの星では、親は母親のラファエルだけだった。物心ついたごろから、シングルマザーのラファエルだけに育てられた。父親の居場所は、分からなかった。いつか、魔法の玉を持って、父親を探し当てるのが夢だった。

アカリは、魔法使いの星で生きていた、女の子だった。親は魔法使いの医者で、魔法の玉を手に入れたら、医者になって、魔法の力で沢山の人の病気を治すのが夢だった。

タケルとアカリは、幼馴染だった。

そんなタケルとアカリは、15になろうとしていた。12月25日のクリスマスの日に、2人は魔法の玉を授かることになっていた。そのため、15になる沢山の子供たちとともに、タケルとアカリは魔法の星のセンターに来ていた。

センターの会場の中で、1人、また1人と会場の奥に招かれては、子供たちは魔法の玉を手にした。タケルとアカリは、そのセンターの会場の中で、一番後ろの方で待っていた。

タケルは、アカリにいつも、竜の星に行って、自分の父親を探す夢を話していた。

会場の奥では、誓いの儀式のようなことをして、それぞれが魔法の玉を手にしていた。誓いの儀式を全員終えて、タケルもアカリも、魔法の玉を手に入れることが出来た。

タケルは、アカリに言った。「竜の星に、僕と一緒に行ってみないか?」

そして、アカリは答えた。「良いわ。行ってみましょう。」

そして、2人は、すぐにセンターのワープの機能を使って、竜の星の安全な場所へとワープした。

2人の下に、1つの銀の竜が現れた。

「あなたがたは、魔法使いの星から来た、魔法使いの人間だと見える。

どこに行きたいのか?」

タケルは言った。

「僕の親である、ガブリエルの身元を探したい。」

そうすると、銀の竜は、驚いて、言った。

「ガブリエルは、星の中央にある、自由の塔の頂上に居る。

ついてきなさい。」

そして、銀の竜とともに、2人は自由の塔に来た。

自由の塔の頂上まで、登ることが出来るだろうか?

タケルはアカリに言った。

「このまま、塔を登るけれど、一緒に来るか?」

そうすると、アカリは言った。「もちろん、行きましょう。」