ガンダムの世界観です。
子供の頃は、ガンダムがどこでも流行っていました。特に、プラモデルやフィギュアのようなガンダムを作っている友達が多かったです。「機動戦士ガンダム」シリーズの監督は富野由悠季(本名は富野喜幸)。「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの監督は福田己津央。制作会社はサンライズ。
後日注記:僕はこう見えて、ガンダムを見たことがない。世代でなかったわけではなく、登下校をともにする親友はガンダムが好きだった。なぜか僕はガンダムと縁がないが、ガンダムの富野監督についてはテレビで見て「良いことを言っているな」と思った。「大人の世代には今の社会の問題(環境問題など)は解決できない。子供に期待だ」などと言っていた。
後日注記:僕は最初から知りもしないで知らないものを見る前から馬鹿だと決めつけるところがあり、ガンダムは戦うロボットのアニメだから幼稚だと思って見なかった。本当はむしろリアリズムを突き詰めた「大人向けのアニメ」であり、僕がそれを知ったのは最近だった。
後日注記:残念ながら、ガンダムジークアクス(機動戦士Gundam ジークアクスGQuuuuuuX)を見てしまったので、僕は以前のように「ガンダムを見たことがない」と発言できなくなりました。
2024.11.23編集
2025.04.17編集
2025.04.22編集
2025.05.21編集
最近、僕はガンダムのキャラクターブックを絵の練習のために購入したため、ガンダムのシナリオについて多少知りました。
人類の統一政府であり、地球の住民を中心とする世界政府である、地球連邦政府(略称は「連邦」)は、人口の増加をなんとかするために、月軌道上にスペースコロニー(それぞれの場所をサイドと呼ぶ)を作って(半強制的に)移住させますが、人口の90%が移住完了すると、スペースコロニーの新規開発を停止します。
これはスペースコロニーの住人からすれば裏切り行為であり、もっとも離れたスペースコロニーのサイド3から、ジオン・ズム・ダイクンという革命家が現れ、地球連邦政府(地球連邦軍)への反発と、ジオン公国(デギン・ソド・ザビによって公王制となるまではジオン共和国)の独立を画策します。
革命家ジオンによる「コントリズム」(ジオニズム)によれば、「地球は神聖な母なる場所であり、人類が住むべきではなく自然に帰すべきで、人類は宇宙に住むべき」(エレズム)であり、「コロニーの行政区分であるサイドはそれ自体を独立国家と見做すべき」(サイドイズム)とされます。この思想は連邦に不満のあるコロニーの住人に急速に広まりますが、連邦はこれを「反逆行為」とします。
シャア・アズナブル(本名キャスバル・レム・ダイクン)は、この死んだ革命家ジオンの子です。シャアは、父ジオンは病死ではなく、デギンを中心とするザビ家によって暗殺されたと信じ、ジオン軍の兵士として連邦と戦いながら、ザビ家への復讐と新しいジオンの確立を画策します。
また、アムロ・レイは高校生でありながら父親のモビルスーツに偶然乗り、戦って天才的な才能を発揮します。アムロのような新しい人類のことをニュータイプと呼びます。ニュータイプは通常の人類よりも優れた知覚や感覚を持っており、搭乗して即座にモビルスーツを操ることができる力を持っています。アムロは連邦軍のスーパーエースであり、ニュータイプです。
ガンダムの面白さは、そうしたシナリオだけではなく、キャラクターの個性と雰囲気にあると思います。
シャアやアムロの際立った個性、モビルスーツの格好よさ、そしてスペースコロニーの住人たちが共有する「すさまじい」とか「異様」とも言えるかのような「まざまざと見せつけられる世界観」、この雰囲気こそが、ガンダムを「オタクの崇拝の象徴」としているのです。
ガンダムは戦争物のアニメです。戦争物であるため、とにかくたくさんの人が死にます。そして、戦争の悲惨さが強調されるとともに、モビルスーツという戦争の兵器の威力がまざまざと見せつけられます。ですが、あくまで子供向けのアニメであり、子供にとっては難しいシナリオは重要ではなく、モビルスーツ同士の対戦にワクワクすることが目的です。シナリオが分からなくても、十分楽しめます。
2025.06.29編集
2025.07.11編集
2025.07.25編集
2025.07.29編集
以下はファーストのガンダム用語と主な登場人物。
用語 | 説明 |
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地球連邦軍 | 地球にある統一政府。名前に「地球」とついているが、実際は人類全体を統一する世界政府。 地球連邦政府は、縦割り型の官僚的組織でありながら、勢力としては圧倒的多数。 アムロ・レイが属する味方の勢力。略称は「連邦」。 |
ジオン公国軍 | 地球連邦政府に反旗を翻した、スペースコロニーの辺境(サイド3)にある敵の勢力。 ジオン公国の中心となるのはデギン・ソド・ザビを公王とするザビ家。 革命家ジオン・ズム・ダイクンの死後、デギンはかつてのジオン共和国に公王制を敷いた。 連邦に比べて30分の1以下と、圧倒的少数勢力でありながら、正義を信じて戦い続けている。 |
モビルスーツ | ガンダムやザクなどの、人間型ロボット兵器。中にパイロットが搭乗して操縦する。 基本となるのはアムロ・レイの搭乗機ガンダムと、ジオン軍のザクだが、ほかに多数ある。 モビルスーツは人間型。これに対してモビルアーマーは人間型でないことが多い。 ちなみにジークアクスの鶴巻和哉監督はゲルググが好きだそうです(動画)。 |
ニュータイプ | 「時空を超えた非言語的コミュニケーション能力」を持つ、新しい時代の人類(新人類)。 |
ミノフスキー粒子 | ガンダムシリーズに出てくる粒子物質で、通信障害を起こしてレーダーを妨害する。 同じ画面上でのロボットの戦いを成立させるための富野由悠季監督による後付けの設定。 |
以下は地球連邦軍。
用語 | 説明 |
---|---|
ホワイトベース | 地球連邦軍の軍艦。正規軍人でない民間人(特にサイド7でのジオン襲撃時の避難民)が多い。 |
アムロ・レイ | 機動戦士ガンダムの主人公で、地球連邦軍の兵士。ニュータイプのひとり。 |
ブライト・ノア | 地球連邦軍の兵士。ホワイトベースで一番階級が高かったので艦長(代行)となる。 |
カイ・シデン | 地球連邦軍(ホワイトベース)の少年。サイド7避難民。主にガンキャノンに搭乗する。 |
リュウ・ホセイ | 地球連邦軍(ホワイトベース)の少年。数少ない正規の軍人。主にガンタンクに搭乗する。 |
ハヤト・コバヤシ | 地球連邦軍(ホワイトベース)の少年。アムロの友人。主にガンタンクに搭乗する。 |
ミライ・ヤシマ | 地球連邦軍(ホワイトベース)の少女。スペースボートの免許を持ち、操舵手を任される。 |
フラウ・ボゥ | 地球連邦軍(ホワイトベース)の少女。サイド7で家族を失った。主に医療面を担当。 |
セイラ・マス | シャアの生き別れの妹。本名はアルテイシア・ソム・ダイクン。地球連邦軍に属する。 「兄は鬼子です」と話すが、兄シャアのような野心はなく、一年戦争後は投資家となる。 |
他のWB乗組員 | ほかに、スレッガー・ロウ(兵士)、ジョブ・ジョン(予備パイロット)、 マーカー・クラン(オペレーター)、オスカ・ダブリン(オペレーター)、 オムル・ハング(メカニック)、ハワド(メカニック)、マクシミリアン(メカニック)、 サンマロ(医療)、マサキ(医療)、タムラ(コック)など。 |
その他のキャラ | その他、マチルダ・アジャン、ミハル・ラトキエ、戦争孤児のカツ、レツ、キッカなど。 |
大人のキャラ | レビル(連邦軍大将)、エルラン(連邦軍中将)、ティアンム(ソロモン戦の指揮官)、 ゴップ(総本部ジャブローの提督)、アントニオ・カラス(ジャブロー防衛指揮官)など。 |
以下はジオン公国軍。
用語 | 説明 |
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シャア・アズナブル | ジオン公国軍の兵士で、「3倍速い」と言われる赤色のザク(シャア専用ザク)を操縦する。 名前は革命家ジオンの子であることを隠すための偽名。本名はキャスバル・レム・ダイクン。 Zガンダムではクワトロ・バジーナとなって、アムロやカミーユと一時的に味方になる。 「逆襲のシャア」では再び地球の敵となり、小惑星アクシズを地球に落下させようとする。 アムロはこれをモビルスーツで押し返そうとし、地球を救う。 |
ギレン・ザビ | ジオン公国の総帥で、ザビ家の長男。ジオンの独立とスペースノイドの自由を主張する。 国民に選民思想を植え付けながら、自らの正義を訴え、「ジーク・ジオン」と叫ぶ。 |
ザビ家の血筋 | ギレンのほか、キシリア・ザビ(長女)、サスロ・ザビ(次男)、ドズル・ザビ(三男)、 ガルマ・ザビ(四男)、ゼナ・ザビ(ドズルの妻)など。兄弟での争い合いも激しい。 |
ララァ・スン | シャアによって見出されたインド系のニュータイプの少女。 サイコミュを搭載したモビルアーマー「エルメス」でシャアとともに連邦軍と戦う。 シャアとアムロの間に入り、死んでからも意識体となって二人を苦しめるキーパーソン。 |
マ・クベ | キシリア派の軍人。ジークアクスでも登場し、いつも疲れたような表情をしている。 |
黒い三連星 | キシリア派のモビルスーツ部隊。ガイア、オルテガ、マッシュの三人。 |
ランバ・ラル | ダイクン派のジンバ・ラルの子。父の考え方と信念を継ぎ、シャアとセイラを支援する。 父ジンバは、ジオン・ズム・ダイクンの死をデギンによる暗殺であると主張した。 |
以下はZ(ゼータ)のガンダム用語と主な登場人物。
用語 | 説明 |
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カミーユ・ビダン | 機動戦士Zガンダムの主人公で、エゥーゴの兵士。「史上最高のニュータイプ」と評される。 自らの名前が女性的であることにコンプレックスを持つ。 |
エマ・シーン | Zガンダムの登場人物。カミーユのいわばお姉さん的な人物。 |
ファ・ユイリィ | Zガンダムの登場人物。カミーユのガールフレンド。 |
ティターンズ、 ジャミトフ・ハイマン | ジオン残党を根滅させるための、地球連邦の特殊部隊。スペースノイドへの弾圧を行う。 ジャミトフ・ハイマンは、ティターンズの創始者・総帥。 |
バスク・オム、 パプテマス・シロッコ | ティターンズの主な勢力。バスク・オムはアースノイド至上主義者の極悪人。 パプテマス・シロッコは女性を指導者に擁立しながら裏で自分が支配する思想の持ち主。 |
エゥーゴ | エゥーゴは地球連邦内のティターンズに対する対抗勢力。 クワトロ・バジーナはエゥーゴの中心的人物のひとり。 ジオン残党のアクシズなどと、時には連携し時には敵対するなど、三つの勢力で争う。 |
ミネバ・ラオ・ザビ | ドズル・ザビの娘。ザビ家の生き残りで、ネオ・ジオンの皇女。象徴的存在。 |
ハマーン・カーン | ミネバの摂政。ジオン残党のアクシズの指導者で、ネオ・ジオンの事実上の支配者。 |
ファーストキャラ | ファーストキャラの一年戦争後として、カイはジャーナリストとして転身して活動。 ハヤトはフラウと結婚し、カツ、レツ、キッカを養子に貰う(カツはエゥーゴに参加)。 ブライトはミライと結婚し、ハサウェイとチェーミンの二人の子供を授かる。 |
以下はZZ(ダブルゼータ)・逆襲のシャアのガンダム用語と主な登場人物。
用語 | 説明 |
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ジュドー・アーシタ | 機動戦士ガンダムZZの主人公。ガンダムの主人公には珍しい、ポジティブな明るい性格。 |
リィナ・アーシタ | ガンダムZZの登場人物。ジュドーの妹。 |
ルー・ルカ | ガンダムZZの登場人物。メインヒロイン。 |
ジャンク屋 | ジュドーのジャンク屋仲間。 ビーチャ・オーレグ、エル・ビアンノ、イーノ・アッバーブ、モンド・アガケなど。 |
マシュマー・セロ | ガンダムZZの登場人物。ネオ・ジオンに属し、ハマーンに忠誠を誓い、崇拝している。 |
グレミー・トト | ガンダムZZの登場人物。ネオ・ジオンの兵士で、マシュマーの配下。 |
キャラ・スーン | ガンダムZZの登場人物。ネオ・ジオンの女性士官。 |
プルシリーズ | グレミー・トトによる、エルピー・プルを素体とするクローン・ニュータイプ。 ネオ・ジオンのクローン技術で誕生した。少なくとも12人いる。 特に優秀なのは第2号のプルツーで、素体であるエルピー・プルをダブリン戦で殺した。 |
クェス・パラヤ | 「逆襲のシャア」の登場人物。アムロとシャアに好意を抱いた少女。 |
以下は参考文献。僕はこう見えてアニメを見ていないので(キャラクターブックとYouTubeのMAD動画しか見ていません)、間違いがあれば申し訳ない。
後日注記:ガンダムにはたくさんのモビルスーツやモビルアーマーがあるので、それも書きたいのですが、とても多すぎるので、簡単には書けません。申し訳ないです。
後日注記:また、ガンダムシリーズ作品の中でもイロモノ扱いなのが「機動武闘伝Gガンダム」です。モビルファイターというロボットを使って格闘技大会「ガンダム・ファイト」で戦うという設定。「こんなのガンダムじゃない」と言われる一方で、ガンダムシリーズとして新しい境地を開拓したという意味で評価する声もあります。
後日注記:これらのガンダムシリーズ作品群に加えて、重要なのが「∀ガンダム」(読み方はターンエーで、原点に戻るという意味がある)。∀ガンダムは、富野由悠季監督によるガンダムも、そうでないガンダムも含めて、宇宙世紀もそれ以外も(SEEDのコズミック・イラも含む)、あらゆるすべてのガンダムを総括した、「黒歴史」(ガンダムの歴史のこと)の最終決算と呼べる作品です。
以下はガンダムSEEDの用語と登場人物。
用語 | 説明 |
---|---|
コーディネイター | 出生の前に遺伝子操作をされ、生まれた時から普通の人類よりも高い能力を持った人類のこと。 |
ナチュラル | コーディネイターの対義語で、遺伝子操作をされていない、純粋な人類のこと。 |
プラント | コーディネイターが中心となった、新しいコロニー国家。 |
ザフト | プラントの武装組織。階級制のない義勇軍。 ただし偉さ(隊長などの役職)と優秀さ(士官学校の卒業成績)によって制服の色が違う。 ザフトの赤服は、士官学校を優秀な成績(20位以上)で卒業したものしか着ることのできない「エリートの証」。 |
ブルーコスモス | 反コーディネイター・反プラントの信奉者の勢力。 一見悪の組織に見えるが、実際は地球連合の国はブルーコスモス色が強く、さまざまなところに支持者がいる。 キャッチフレーズは「青き清浄なる世界のために」。 |
地球連合 | 地球におけるさまざまな国家の連合。ただし地球には反コーディネイター国家が多いので反プラント色が強い。 |
オーブ連合首長国 | 南太平洋ソロモン諸島を中心とする島々による国家で、親プラントでも反プラントでもなく、独立と中立を守る。 |
SEED | ナチュラル・コーディネイター関係なく発現する人間の能力で、発現すると人間の段階が1ステージ高まる。 人類が進歩するためには遺伝子操作をする必要はなく、人類は皆同胞である、ということを意味している。 |
以下は地球連合軍。
用語 | 説明 |
---|---|
アークエンジェル | ガンダムSEEDに登場する地球連合軍の軍艦で、モビルスーツの母艦として造られている。 多くの地球連合軍の兵士がアークエンジェルに乗艦している。キラを除いて彼らはナチュラル。 |
キラ・ヤマト | 機動戦士ガンダムSEEDの主人公。両親はナチュラルな、第一世代のスーパーコーディネイター。ラクスの恋人。 コーディネイターでありながら、友達を守るために、アークエンジェルの主力パイロットとなって活躍する。 というか、モビルスーツのOSを書き換えてしまったせいで、ナチュラルには操縦することが難しくなってしまった。 物語の進行とともに、地球連合軍や三隻同盟、オーブ軍、ザフト軍にも属した。 搭乗機はストライクガンダムやフリーダムガンダム。 |
ムウ・ラ・フラガ | 地球連合軍のエース。アル・ダ・フラガの息子で、ラウ・ル・クルーゼとは出生の理由から宿敵・因縁の関係。 |
マリュー・ラミアス | 地球連合軍(アークエンジェル)の女性艦長。 |
ナタル・バジルール | 地球連合軍(アークエンジェル)の女性士官。 |
フレイ・アルスター | 地球連合軍(アークエンジェル)に入隊した、キラと同じ工業カレッジの女学生。 |
ミリアリア・ハウ | 地球連合軍(アークエンジェル)のオペレーター。キラの同級生の少女。 |
トール・ケーニヒ | 地球連合軍(アークエンジェル)の兵士。キラの同級生の少年。 |
サイ・アーガイル | 地球連合軍(アークエンジェル)の兵士。キラの同級生の少年。 |
カズイ・バスカーク | 地球連合軍(アークエンジェル)の兵士。キラの同級生の少年。 |
ダリダ・ローラハ・チャンドラII世 | 地球連合軍(アークエンジェル)の兵士。電子戦を担当する。 |
ジャッキー・トノムラ | 地球連合軍(アークエンジェル)の兵士。 |
アーノルド・ノイマン | 地球連合軍(アークエンジェル)の操舵手。 |
コジロー・マードック | 地球連合軍(アークエンジェル)の兵士。ブリッジ要員。 |
ロメロ・パル | 地球連合軍(アークエンジェル)のメカニック。 |
ムルタ・アズラエル | ガンダムSEEDの登場人物。ブルーコスモスの盟主で、ナチュラル。表情と目つきがヤバい人で、口調も独特。 世界を裏で操る政治組織「ロゴス」と繋がっている。 幼少期にコーディネイターの相手にどうやっても勝てなかった経験から、コーディネイターのことが嫌いになった。 頭の切れる人で、決して馬鹿ではない。ただし感情に流されやすいところが欠点。 |
以下はザフト軍・プラント・オーブ。
用語 | 説明 |
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アスラン・ザラ | ガンダムSEEDの登場人物。極めて能力の高い第二世代コーディネイター。カガリの恋人。 ザフトの兵士(成績トップの赤服)で、クルーゼ隊に属する。キラの幼い頃からの親友だが、敵対勢力となる。 搭乗機は赤いイージスガンダムやジャスティスガンダム、あるいはその他多数。 |
ラクス・クライン | ガンダムSEEDの登場人物。第二世代コーディネイター。プラントの最高評議会議長シーゲル・クラインの娘。 ステージで歌うプラントの歌姫で、絶大な人気を誇り、戦争を終結へと導く。アスランとは許嫁の関係だった。 |
カガリ・ユラ・アスハ | ガンダムSEEDの登場人物。男勝りな女の子で、キラは男の子だと勘違いする。 コーディネイターでなくナチュラル。作中でキラと双子の姉弟であることが明らかとなる。 義父ウズミ・ナラ・アスハはオーブ前代表の氏族で、義父が火に焼かれて亡くなるとオーブの代表に就く。 |
ラウ・ル・クルーゼ | ガンダムSEEDの登場人物。ザフトのエリート部隊である「クルーゼ隊」の隊長。 高齢な資産家アル・ダ・フラガ(ムウ・ラ・フラガの父親)のクローンであり、余命が短く老化が早い。 そのため、細胞分裂を遅らせる薬を飲んでできるだけ寿命を延ばしながら、老化した素顔を仮面で隠している。 後継のためのクローンだったにもかかわらずオリジナルと同じだけの余命しかない失敗作として早期に捨てられた。 ただし、この失敗が後にスーパーコーディネイターであるキラを生み出すひとつの試金石になる。 なんだか嫌な感じのする悪役で、人類の抹殺を企んでいる。悪役ではあるものの、言っていることは正論。 ナチュラルだが、コーディネイター用のプロヴィデンスガンダムを操るなど、能力はコーディネイター並みに高い。 |
イザーク・ジュール | ガンダムSEEDの登場人物。クルーゼ隊に属する第二世代コーディネイター。成績二位の赤服。 この他、クルーゼ隊にはディアッカ・エルスマン(四位)、ニコル・アマルフィ(三位)など多くの赤服が属する。 |
以下はガンダムSEED DESTINYの用語と登場人物。
用語 | 説明 |
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シン・アスカ | 機動戦士ガンダムSEED DESTINYの主人公。第二世代コーディネイター。オーブ出身だがプラントに移住した。 家族全員を失ったトラウマを抱えながらザフトに入隊し、アスランやキラと敵対し、最終的に負けた哀しい主人公。 レイ・ザ・バレル(アル・ダ・フラガのクローン)とルナマリア・ホークは同期。 |
デスティニープラン | ガンダムSEED DESTINYに登場する概念。 プラントの最高評議会議長ギルバート・デュランダルによる、遺伝子解析で最適な職業を全員に割り振る社会構想。 職業選択の自由はなく、全員が遺伝子的に最適な正しい職業を与えられる。 |
以下はSEED関連の参考文献。
以下はジークアクス(機動戦士Gundam ジークアクスGQuuuuuuX)の用語と登場人物。
用語 | 説明 |
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ifの物語 | ガンダムジークアクスは、一年戦争でジオン公国が勝利した「ifの物語」を書いた作品です。 シャアが連邦のガンダムを奪うことに成功し、ジオンで量産化。地球連邦軍は完全撤退する。 シャアのガンダム(赤いガンダム)には試作型のアルファサイコミュが搭載されている。 |
マチュ | 主人公の女の子。本名はアマテ・ユズリハ。日常の閉塞感の打破を求めている女子高生。 ニャアンに出会ったことをきっかけに、ジークアクスに乗ってクランバトルに参加する。 エグザベから盗んだジークアクスとシュウジの赤いガンダムの力で連戦連勝し、賞金を稼ぐが、 シュウジの隠れ場所と赤いガンダムの情報が見つかって生存が危うくなり、 またクランバトルの相手がテロリストだったことから自らもテロリスト容疑となる。 指名手配されて独房に入るが、シャリア・ブルの采配などがあって独房から脱出し、 再び盗んだジークアクスでシュウジの「薔薇は地球にある」という言葉を追って地球へ。 地球ではカバスの館(娼館)のララァに出会い、ララァの夢に見える向こう側の世界を知る。 また、地球において海底のジークアクスとともにシャロンの薔薇を発見する。 |
ニャアン | マチュの友達で戦争難民の女の子で、違法な運び屋バイトをしている。もうひとりの主人公。 第5話ではマチュの身代わりになってクランバトルに参加する。 キシリアと関係し、ジオン軍パイロットに入隊してジークアクス2号機のジフレドに乗る。 キシリアの特命と、シュウジの行方を追うため、イオマグヌッソでゼクノヴァを発動させる。 |
シュウジ・イトウ | マチュとニャアン双方から好かれている男。三人組はクランバトルを通じて親密になる。 シャアの赤いガンダムをなぜか持っていて、マチュとマヴになってクランバトルに参加する。 貧乏でいつも空腹だが、壁に落書きの絵を描くなど自由な生き方にマチュらは惚れてしまう。 途中からゼクノヴァとともに行方不明となり、女たちはシュウジの行方を追って奔走する。 最終話では「宇宙を何度も終わらせるララァ処刑人」というシュウジの正体が明かされる。 |
シャリア・ブル | ジオンの木星エネルギー輸送船団の元隊長で、ニュータイプのひとり。 ジークアクスに登場するので、新キャラかと思っていたら、ファーストのキャラだそう。 ジークアクスではマチュと関係しますが、主人公のマチュが主人公らしくないので、 「シャリア・ブルが主人公のほうがいい」などと言われています。 いつも大胆かつ若者の心理を分かった行動をし、子供たちを大人の立場で操る。 本当に知りたいのは、シャアの赤いガンダムの情報。シャアのためにすべてを捧げている。 シャアとともに真のニュータイプのための世界、そして新しいジオンを構築したい。 |
エグザベ・オリベ | シャリア・ブルの部下で、マチュに奪われたジークアクスを求めて奔走する。 また、クランバトルを見て、ニャアンの素質を見抜いてジオン軍のパイロット入隊に導く。 本来のジークアクスのパイロットではあるものの、ジークアクスのオメガサイコミュ機能は、 エグザベでは発動しなかったが、マチュやニャアンでは発動した。 |
コモリ・ハーコート | シャリア・ブルの女性部下で、常に大胆な言動のシャリア・ブルに苦言を呈する。 マチュとは独房の中でいろいろと世話をしてやった関係。 |
ミゲル・セルベート | エグザベの同期のスクール生でギレン派のスパイ。ニャアンを毒殺しようとするが失敗する。 |
クランバトル | 非合法のモビルスーツバトル。 マチュとシュウジが属するのはポメラニアンズ(カネバン有限公司)というジャンク屋。 ポメラニアンズはマチュとシュウジのおかげで大金を稼いだが、 シュウジの赤いガンダムの情報のほうが金になると分かると一転してマチュらを裏切る。 カネバン有限公司の構成メンバーは、アンキー、ジェジー、ケーン、ナブ。 |
シイコ・スガイ | ユニカム(撃墜王)として恐れられた元連邦の魔女。 自らの最初のマヴを打ち倒したシャアの赤いガンダムを倒すためにクランバトルに参戦する。 |
ドゥー・ムラサメ | 連邦の強化人間(人工的に模して作り出されたニュータイプ同様の進化した人類)。 クランバトルに参戦するが、実際はテロリストで、キシリアの暗殺を企てるが失敗する。 |
タマキ・ユズリハ | マチュ(アマテ)の母。キャリアウーマンで、娘に将来の進路を決めるよう求める。 |
マーコ・ナガワラ | ニャアンに違法な運び屋バイトをさせている上役の元締めの中年男性。 |
ゼクノヴァ | サイコミュ(パイロットの精神に反応する兵器操縦技術)の暴走事故現象のこと。 赤いガンダムに乗っていたシャアがいなくなった時を皮切りに、さまざまな場面で起きる。 あるはずのない複数のアルファサイコミュが干渉して起きる質量とエネルギーの交換現象。 こちら側の物体が向こう側の宇宙に転移することがあり、その逆も起こり得る。 |
キラキラ | ニュータイプの感じとることのできる幻覚現象。宇宙のことが何かしらよく分かるらしい。 ゼクノヴァで向こう側から流入したミノフスキー粒子がエネルギーを持って発光する現象。 |
向こう側 | ファーストガンダムの正史の世界のように見えて、実際はそれとも異なる別世界。 ジークアクス世界はパラレルワールドなので、「向こう側」というおかしな世界がある。 地球におけるカバスの館のララァには、未来の夢とともに、向こう側の自分の夢が見える。 |
シャロンの薔薇 | ジークアクス世界において突如現れた、宇宙には存在しないあり得ないオブジェクト。 正体はジオンで開発中止となったモビルアーマー「エルメス」(ララァの搭乗機)で、 二つあるはずのないアルファサイコミュを搭載し(このためゼクノヴァを発生させる)、 シャアが死んだ絶望からジークアクス世界を作り上げた、向こう側のララァが乗っている。 シャロンの薔薇はゼクノヴァを放つためのイオマグヌッソのコア技術として使われている。 |
イオマグヌッソ | 大規模なゼクノヴァを起こすことのできる巨大兵器。 「ジオンと人類を滅ぼす悪魔の機械」と許容されるほど強力な、巨大ゼクノヴァ兵器。 サイコミュ技術を独占するキシリアは、イオマグヌッソを絶対にギレンに渡そうとしない。 ニャアンは、ゼクノヴァとともに行方不明になったシュウジの行方を追うために、 キシリアの特命によって、イオマグヌッソの大規模なゼクノヴァ機能を発動させる。 |
ファーストキャラ | シャア、ララァ、キシリア、ギレンなど、多くのファーストキャラが登場する。 ギレン派とキシリア派は対立関係で、キシリア派内にもギレン派のスパイが紛れ込んでいる。 サイコミュ技術を独占するキシリアに対して、ギレンはクローン強化人間で対抗するが、 キシリアはギレンを毒殺し、イオマグヌッソを自分のものとする。 |
新しいジオン | ジークアクスは、マチュやニャアンの物語であると同時に、新しいジオンの物語です。 シャアとシャリアにより、ザビ家を排除した、アルテイシア主導の新しいジオンが生まれ、 シャアは軍人生活を終えて、こちら側のララァの元に会いに行きます。 |
ハロとコンチ | ジークアクスにも登場する友達ロボット。ハロはファーストやSEEDにも登場します。 |
カラー制作 | ガンダムジークアクスは、エヴァンゲリオン制作スタッフのスタジオカラーとの共同制作。 ただし、監督は鶴巻和哉、構成は榎戸洋司で、庵野秀明(エヴァの監督)ではない。 また、キャラクターデザインはポケモンやFGOでも担当された竹さんが行っている。 |
以下はジークアクス関連の参考文献。僕は以前、第1~6話までを見ていなかったのですが、後になってからAbema.TVで見ました。特に、第7話以降の展開は非常に面白いです。
2025.04.13-19
2025.04.21-22編集
2025.04.26-27編集
2025.05.28編集
2025.06.11-15編集
2025.06.18編集
2025.06.28-30編集
2025.07.01編集
2025.07.07編集
2025.07.11-12編集
2025.07.14編集
2025.07.20編集
2025.07.24-29編集
以下はガンダムに関するMAD動画(二次創作映像)。少しだけガンダムの世界が分かります。
以下はガンダムSEEDに関するMAD動画。少しだけガンダムSEEDの世界が分かります。
以下の動画は、ムルタ・アズラエルに興味のある方におすすめです。そんなにおかしな人じゃない、はず…。
おすすめは、やっぱりSEEDのラウ・ル・クルーゼ。キャラとしての魅力と言葉としての名言に加えて、声優の関俊彦さんの演技がとてもはまっていて、何度でも観たくなりやみつきになります。最高だ…。
後日注記:最強のラスボス、ラウ・ル・クルーゼの名言は必見です!
2025.04.17-19
2025.04.21編集
2025.04.26編集
2025.07.11編集
2025.07.20編集
2025.07.22編集
2025.07.28編集
ラウ・ル・クルーゼが死に際に笑みを浮かべたことについて、上の「ゆっくり解説」などでは福田己津央監督のインタビューなどから理由を考察されていますが、僕はクルーゼは寿命の短いクローンであり、普通の人よりも早く死ぬ、ということを忘れてはならないと思います。もし、生き延びたとしても、そのうち他人よりも早く自分の死期はやってくる。だから、ここで死んだところで、自分のやりたいことはすべてやり切った。今死んでも、後悔もやり残したことも何もない。だから、自分のしたことをすべて正しいと信じて、キラに殺される瞬間に自分のことを最大限に肯定して死んだのだと思います。
すなわち、何もかも間違った存在(出来損ないのクローン)として生まれたクルーゼが、人類を滅ぼすほどの憎しみを抱きながら、自分のやっている悪事の裏側のどこかで本当は信じたかった「(間違った存在でありながらも)自分の存在や生き方は正しい」という本能的な望みを、人類を滅ぼすために対峙したキラに負けた時に初めて感じられたということが、僕はクルーゼが笑みを浮かべた意味だと思います。
そして、スーパーコーディネイターのキラに対して、自分の言いたいことをすべてぶつけて、それでもキラはそれに反論することができなかった事実が、クルーゼにとって「劣った存在でありながら優れた存在に(自分の存在と正論の正しさで)勝つことができた」、「力のぶつかり合いとしてスーパーコーディネイターには勝てなかったとしても、本当に正しい存在はどちらかという論議で(最初から間違った存在であるクルーゼが)勝つことができた」ということを意味したのです。
そして、そのことが「わたしは最初から間違った(劣った)存在として生まれながら、もっとも優れた存在に(力での対決では負けながらも生き様としての論議や言い分では)勝つことができた」、そして「わたしの信じたことは正しかった、それこそがわたしの(さまざまな悪事の裏で)求めたものであり、それを今得ることができた」、そして「わたしは死んだ、しかしながら後悔はない、わたしのする人類滅亡への画策は失敗したが、わたしの人生と生き様は(出来損ないのクローンでありながらも)正しかったからだ」という、クルーゼの自己肯定感に繋がり、死に際にクルーゼは笑みを浮かべたのだと思います。
確かに、人類を滅亡へと向かうようにすべてのことを裏で調整するのは、いいことではないでしょう。ですが、クルーゼは、人間の最悪の部分や腐った部分をすべて見てきた。だからこそ、戦争で破滅へと向かう人間の愚かさを、自らの言葉で正しく言い表すことができる。キラが「そうじゃない」と言ったところで、それは何も知らない子供の感情論にすぎない。だから、クルーゼは何を言われても変わらない。本当は、最初からキラに実力では勝つことなどできないと分かっていたのかもしれない。クルーゼが見ているのは「人類の歴史の終末」であって、自分が死ぬとか生きるということはそのほんの少しにすぎない。
ガンダムは戦争物アニメと言われますが、戦争とは自らの命よりも祖国の大義名分を優先して、自らは犠牲になるということです。クルーゼもその例外ではなく、自らが信じる通りに人類は滅びるだろうと確信しているから、キラに負けること自体はどうでもよく、最後まで変わることがなかった。そのことが、結果的にクルーゼの信じていた「自分は(最初から出来損ないのクローンであっても)この生き様は正しかった」と、最後に死ぬその時までがそうであることを確認して、そしてなお変わることなく「人類は必ず滅亡するだろう」と信じ続け、そして笑いながらそこで死ぬと望んで死んだのです。
後日注記:すみません、これではラウ・ル・クルーゼとキラの最終対決にクルーゼが勝ったように読めてしまいますが、実際は勝ったのはキラです。僕がクルーゼを勝ったと表現したのは、クルーゼの正論にキラが反論できなかったことと、自らの人生を生きた生き様において、もし生き延びたとしても他人よりも早く死期が訪れるクルーゼにとって、キラに負けて死んだとしても、最後まで自分の生き方を貫き、最後に自分を肯定して死んだというたことを、そのように表現しただけです。なので、「勝った」というよりは、「生き方を正しいと肯定された」と表現すべきです。そして、出来損ないのクローンとして作られたクルーゼが、最初から間違った存在として生まれながら、最後に自らの存在の正しさを肯定されて死んだ、ということを言いたかっただけです。なので、作中で実際に勝ったのはキラです、誤解なきよう。
2025.07.23
2025.07.28編集
僕は、絵の練習のためにガンダムのキャラクターブックを購入しました。
このキャラクターブック、これでもかというぐらいガンダムのキャラクターが線画で描いてあり、絵の練習に最適です。
初心者が絵の練習をするのは、Google画像検索などを使う方法もありますが、よりたくさんの絵を見開きで見て描きたいなら、キャラクターブックを使うことをおすすめします。
後日注記:最近、僕は絵を練習するためには、このガンダムのキャラクターブックを一通り写せばいいということが分かった。人物画の練習の基本は表情とポーズを描くこと。この本には表情とポーズがいくらでも描かれていて、キャラクターの個性も明瞭。イラストレーターになりたいのであれば、この本を写すのが一番いい。頑張って神絵を描けるようになりたい。
2021-11、2024-12-19も参照のこと。
2025.04.13編集
僕自身は作ったことがないのですが、ガンプラは面白いらしいです。
僕のX(旧ツイッター)の友達に煉獄かってぃーさん (@nadorefim)という人がいて、彼女はよくポストなどでガンプラを作られていて、その写真を投稿されています。
僕自身もミニ四駆をしたことはありますが、ガンプラはやったことがないのですが、煉獄かってぃーさんの投稿を見ていると、けっこう面白いということがよく分かります。
以下は煉獄かってぃーさんのブログとハッシュタグです。たくさんのガンプラがあって、何が面白いのかよく分かります。
後日注記:ガンプラを作ることで、「ガンダムを作りたい」という夢が叶います。小型のガンダムを作ることができます。
2024.05.19
2025.04.14編集
実際のところ、ガンダムについての話題は、2002~2003年のSEEDです。
SEEDは馬鹿だという人が多くいますが、僕はごく短い期間ですがSEEDの人物が登場するキャラクターブックで絵を描く練習をしていた関係上、SEEDは嫌いではありません。
SEEDについての実際のアニメ作品は見ていませんが、キャラクターデザインだけを見ても、SEEDは決して馬鹿ではないと思います。キラやアスランは可愛いです。昔のガンダムには劣っていません。
後日注記:SEEDは今でもまだ続いています。以下はSEEDの新作「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO」の情報です。
後日注記:正直言うと、僕は中学生時代、キラみたいな人間でした。あんな感じの、よく分からないカワイイ系の男の子でした。いじめられていたのは、キラみたいに見えて気持ち悪かったからです。なので、僕はSEEDには愛着があります。また、不登校以降はカガリみたいな気丈な女になりました。ただし、僕はコーディネイターではなく、ナチュラルです。遺伝子操作は一切されていません。
2024.09.16
2024.11.14編集
2025.04.13編集
僕はガンダムのアニメ自体は見たことはありませんが、いつも言っているようにテーマ曲だけは聴いたことがあります。
以下は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のテーマ曲であるYOASOBIの「祝福」です。
また、以下は「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のテーマ曲である西川貴教の「FREEDOM」です。
また、以下は「機動戦士Gundam ジークアクスGQuuuuuuX」(劇場先行版は「-Beginning-」)の主題歌である米津玄師さんの「Plazma」とエンディングテーマである星街すいせいさんの「もうどうなってもいいや」です。
また、昔の曲で僕が好きなのは、「機動戦士ガンダム II 哀・戦士編」の主題歌である井上大輔の「哀戦士」です。
以下は米津玄師によるジークアクスのための特別MV。ネタバレが多く含まれるので注意してご覧ください。
以下はジークアクスのその他の挿入歌。
YOASOBIや米津玄師なども参照のこと。また、2025-02-16も参照のこと。
2024.11.14
2025.02.07編集
2025.04.23編集
2025.04.27編集
2025.05.11編集
2025.05.18編集
2025.06.25編集
2025.07.18編集
2025.07.26編集
2025.08.09編集
ジークアクス(機動戦士Gundam ジークアクスGQuuuuuuX)はリアルタイムで今、テレビで放送されているガンダム最新作で、日本テレビ系列で火曜24:29~からやっています(2025.05.11時点)。
なんとエヴァンゲリオンの庵野秀明さんの制作会社カラーとの共同制作です。
ジークアクスについては以下の「ロケットニュース24」というサイトの記事が面白いです。ファーストを見ろという人が多いですが、見ないのもアリだと思います。
ガンダムジークアクスの作中に出てきた言葉が、どのような意味か分からない人は、以下のサイトが参考になります。以下は第7~10話の解説ですが、ほかの回の解説もあります。
また、ジークアクス第8話にエヴァらしきカットがあったことについて、庵野秀明さんは「自分の仕事ではない」「あの辺りの画コンテは僕じゃない」「お手伝いしていない」と発言しているが、そもそもそれが目的でカラーはサンライズと共同制作をしているのだから、僕はむしろ「気付いていただけてありがとうございます」ぐらい言ったほうがいいと思った。
今まで、第1~6話を見ていないと話してきましたが、Abema.TVで無料で放送されていることをX(旧ツイッター)で知ったので、今日一気に見ました(2025.06.13)。今まで分からなかったことが分かってよかったです。また、今まで分からなかったところをもう一度理解するために、第7~9話ももう一度見ました(2025.06.14)。
また、YouTubeの予想・考察動画も面白いです。
以下は鶴巻和哉監督、構成の榎戸洋司さん、マチュ役の黒沢ともよさんらによる舞台挨拶。そうか、シャリア・ブルが大好きだったのですね。マチュの成長もよく考えられているのだなと思いました。
以下はX(旧ツイッター)のアカウント。
以下はその他の考察サイト。
以下は関連記事。
後日注記:ジークアクスは、録画で第7話「マチュのリベリオン」を見ました。キャラデザが可愛くて、絵が作りこまれていて、デザイナー見習いの僕としては尊敬とリスペクトの対象です。また、戦闘シーンは迫力があって、めちゃくちゃ面白かったです。ですが、第1~6話を見ていないので(後日注記:Abema.TVで見ました)、シナリオはなんとなくしか分かりませんでした。2025-05-21も参照のこと。
後日注記:第8話からの情報は、2025-05-27、2025-05-28、2025-05-29、2025-06-03、2025-06-04、2025-06-10、2025-06-11、2025-06-13、2025-06-17、2025-06-18、2025-06-19、2025-06-20、2025-06-23、2025-06-24、2025-06-25、2025-06-28、2025-07-05、2025-07-12、2025-07-19の日記を参照のこと。
後日注記:上の日記のリンクには、ネタバレが多く含まれます。自分でジークアクスを見て楽しみたい人は決して開かないでください。面白味がまったくなくなってしまいます。
2025.05.11
2025.05.18編集
2025.05.21編集
2025.05.27-28編集
2025.05.30編集
2025.06.12-14編集
2025.06.19編集
2025.06.25-26編集
2025.06.28-29編集
2025.07.03編集
2025.07.05編集
2025.07.07編集
2025.07.12編集
今のところ第10話「イオマグヌッソ封鎖」までを見ましたが、ジークアクスはとても面白いです。以下はジークアクスを見た感想です。
たくさんのファーストキャラが登場しては退場していきますが、「ファーストオタクが面白いと思えるパロディをハイクオリティに実現している」という感じで、ネットでは「カラーによる同人アニメの二次創作ガンダム」と言われています。その代わり、マチュ・ニャアン・シュウジといったオリジナルのキャラの立場が薄く、1クール全12話までしかないので話の展開がスピーディすぎて、すぐに次へと進んでしまうので、キャラの描写が丁寧でなく、キャラの詳細な人物描写が描かれていないので、感情移入ができず、キャラを知るためにもっとゆっくりとやってほしいと思うファンが多いようです。また、ファーストキャラかオリジナルキャラかにかかわらず、キャラが唐突に登場しては唐突に死んでいく感じがあり、特にギレンなどは登場して2分も経たずに毒殺されてしまいました。
ストーリー自体はオリジナル要素もありますが、実際はファーストのシナリオを知っている人にしか分からない要素が多くて、「前提知識が何もない人が見たらわけが分からないだろう」と言われています。ファースト部分のシナリオは、テンポが速すぎるので、ファーストを知っている人が脳内補完してなんとか分かる感覚です。オリジナル部分は、ネットでは正直言ってそんなに優れたものではないとか、マチュ・ニャアン・シュウジが一番要らないとか散々言われていますが、実際は戦闘シーンやキラキラが放出するシーンなどはとても豪華で綺麗なエフェクトであり、面白くないということはありません。
あとは、第10話の最後でマチュとニャアンが対峙し、それぞれのシナリオが合流して決戦を行うという演出は、ストーリー的に見ても、演出として見ても、とても面白いと思います。あと2話で終わりですが、展開的にクライマックスに近くなったこともあり、今までは「全12話で終わるように見えない」と言われていましたが、第10話を見ると、あと2話できちんと終わりだということがよく分かりました。
後日注記:上には第7~10話までを見た感想を書きましたが、今の僕は第1~6話も見たため、感想が変わりました。第1~6話には、マチュ・ニャアン・シュウジのオリジナルストーリーが多く、「ファーストキャラが主に登場する」ような作品ではありませんでした。特に、クランバトルを通じてマチュとニャアン双方がシュウジに惹かれていく展開は面白かったです。
後日注記:シャリア・ブルのエピソードとして好きなのは、第10話の木星から帰ることができなくなって、何もできず、何もすべきことがなく、喪失感を感じる中で、初めて「自由」に目覚めた、ということ。周りからも、自分自身からも、自分が何も期待されなくなって、それを自覚した時、初めて「自由」ということに気付いた。僕の過去の引きこもり時代の体験とよく似ていて、シャリア・ブルが好きになりました。その後に「自分とよく似ている存在」としてシャアを好きになったというところも好きです。
2025.06.12-13
2025.06.17-18編集
ジークアクスの余韻もまだ冷めていませんが、僕は新しいガンダムの「閃光のハサウェイ」に興味があります。ジークアクスとは打って変わって、戦争の悲惨さと残酷さを書く重たいストーリーのようです。
2025.07.11
僕はけっこうLinuxに詳しいなど「オタク」であると思いますが、その点、アニメには詳しくありません。
たとえば、僕はガンダムを見たことがありません。ドラえもんはたまにテレビで見ていましたが、クラスの友人(一緒に登下校をする親友)がガンダムが好きだったりしても、僕は全く分かりませんでした。
また、僕はスターウォーズも見たことがなく、エヴァンゲリオンも見たことがありません。どんな映画なのかも知りません。
この「大事なものだけが欠落している現象」はアニメや映画に限ったことではなく、僕はミスチルやTMレボリューションやGLAYやELTも聴いたことがありません。(ミスチルは数回だけ聴いたことがあります。)
また、僕は当時流行っていたテレビゲームのスーパーマリオブラザーズやドラゴンクエストも遊んだことがありません。
昔は違いましたが、最近はテレビも見ません。NHKのニュースと家族が見る番組しか見ていません。また、雑誌も小説も読まず、映画も見ません。芸能人や役者や有名タレントのこともほとんど知りません(音楽は好きなため最近のYouTubeに出てくる歌手については詳しいです)。
また、中学三年で不登校になったため、高校の教科も知りません。フリースクールで数学Iの途中までは勉強したことがあります。
そんな僕でも、知っていることがあり、それはLinuxやコンピュータの知識と、西洋哲学の哲学者です。僕はLinuxと哲学については詳しいです。
僕は昔からたくさんの習い事をしていたため、ピアノも弾けます。また、中学時代、剣道部だったため竹刀の持ち方や振り方は分かります。小学生時代は、疲れながら走り続ける持久走が好きで、駅伝の大会に二度出場しました(今では足を怪我して関節に後遺症があるため走ることはできません)。そのため、僕に趣味がないわけではありません。子供の頃は、母親の教師の仕事の手伝いをしたり、ミニ四駆やWindowsや友達とテレビゲームや野外探検をしていました。
今ではグラフィックデザイナーになったため、デザイン用ソフトウェアの使い方には詳しいです。また、文章を書くのが得意です。
後日注記:これではまるで世俗のことを何も知らない世間知らずに思われるかもしれませんが、テレビゲームはよく遊んでいたし、漫画などはよく読んでいました。ゲームが得意で中学の頃は数学が得意だったほか、漫画は少年漫画や少女漫画を姉の友達の影響でよく読んでいました。僕は決して、世間知らずの非オタクではありません。
僕自身の意見ではなくて申し訳ないのですが、作業所の同僚によると、ガンダムは簡単に面白いとは言えないアニメらしいです。
ほかのロボットアニメのように、味方が正義のヒーローで敵が悪の侵略者というわけではなく、味方だけでなく敵も正義を信じていて、味方にも悪人がいたりします。
そのため、簡単に正義のヒーローを応援することができないのです。
そのため、同僚によれば、ガンダムは簡単に面白いと言えず、言ってしまえば「ガンダムは見るのがしんどい」ということらしいです。
2024.11.14
ガンダムのシナリオについて知りたいのであれば、キャラクターブックを読むことをおすすめします。
なぜなら、キャラクターブックを見ない限り、ガンダムの裏側にあるシナリオをきちんと分かることはできないからです。
確かに、ガンダムのアニメの劇中でも、それなりの説明はされます。ファーストガンダムなどでは、ある程度のガンダム世界の説明はされます。(たぶん。違ってたら申し訳ありません。)
ですが、それこそ、ファーストをきちんと見なければよく分からなくなってしまうぐらい、そのようなシナリオをきちんと劇中から知ることは難しいのです。
それに引き換え、キャラクターブックを見ると、きちんとしたガンダムの裏側にあるシナリオが書いてあります。
僕の目的は、ガンダムという作品のシナリオと設定を学ぶことで、自分自身の小説の参考にしたり、小説の書き方の勉強をすることです。そのために、ガンダムのシナリオを「勉強」しているのです。
勉強が目的でない皆さんも、ガンダムという作品を見ていて、「あれ、この人どの勢力だったのかな」とか、「この勢力はどこのどういう勢力だったっけ」と分からなくなってしまう人は、ファーストガンダムを見直すという方法もありますが、キャラクターブックを見るという方法もあることを知っておくといいでしょう。
ただし、キャラクターブックは高いです。僕の読んでいるキャラクターブックには、ファーストからゼータ、ダブルゼータ、そしてその後に続くガンダムシリーズが最近のSEEDまで載っていますが、3,300円もします。ですが、このキャラクターブックから学んだことや、デザインの勉強(たとえば絵の練習。キャラクターブックには絵の練習のための教材という立派な目的がある)として使うことのできる応用価値を考えれば、ほかの教科書、たとえばITの専門書などよりははるかに価値があったと言えます。コスパは決して悪くありません。皆さんも、キャラクターブックを買ってください。
ただし、実際、僕はアニメのガンダムを見ていないので、ガンダムがどういう作品かということは分かっていません。テレビシリーズのBlu-rayやDVDも売られていますが、高いので少し躊躇しています。
後日注記:作業所の同僚によると、ガンダムはアニメの中で詳細なシナリオがあまり出てこない(推測するしかない)ので、シナリオを追いかけたいのであれば小説版を読んだほうがいいそうです。それから、DVDは高いのでサブスクがおすすめです。ブルーレイやDVDだとファーストガンダムだけで何万円もしますが、サブスクだと月額1,000円程度で作品を見放題です。
Netflixも参照のこと。
2025.04.14
2025.04.16編集
結局のところ、僕はガンダムオタクには向いていないと思う。
これくらいはオタクとは言わない。本当のガンダムオタクには、あり得ないオタクが多い。
まず、オタクはガンダムのストーリーの流れを全部知っている。単に宇宙世紀だけではなく、SEEDのコズミック・イラも含めて全部知っている。だから、宇宙世紀何年に何が起きたかを全部言えるし、そこに出てくる登場人物の関係性(親子関係、恋愛関係、敵対関係、殺害関係、復讐関係など)が全部言える。
それから、オタクはセリフを全部覚えている。単にラウ・ル・クルーゼの名言を全部知っているレベルではない。ガンダムのアニメで登場するキャラのセリフを全部覚えている。
それから、オタクはモビルスーツやモビルアーマーが全部、絵に描ける。何も見なくても、細部のすべてを細かく詳細に絵にできる。ガンダムやザクやゲルググのようなメジャーなモビルスーツだけではなく、たとえばビグザム、エルメス、ゾック、ヅダ、ドム、ギャン、すべてのモビルスーツやモビルアーマーを見ないで描ける。
そして、オタクは声優の名前と仕事を全部知っている。それはガンダムに登場するキャラの声優のことだが、ガンダム以外の作品も含めて、その声優がどこで何を喋っているのかを全部知っているのだ。
それから、オタクは技術的なバックグラウンドも全部分かるし、政治的なバックグラウンドも全部分かる。だから、いつどのような理由でそのモビルスーツとかモビルアーマーとかニュータイプ系の人間改造技術が開発できるようになったのかも、何を目指してそのキャラがその行動をしているのかも全部分かる。アニメを見ていて、何も説明されなくても全部分かるから、アニメで起きたことの映像がたった1%の情報しかなかったとしても、そこから99%の背景知識が全部分かる。オタクはその理由で、YouTubeによくあるガンダム動画を作る。彼らガンダム動画配信者には、そこまでコアなオタクしかいないのだ。
それから、オタクは、ガンダムキャラを架空のアニメキャラだと思っていない。宇宙のどこかにいる実在の人物だと思っている。だから誰かと誰かが結婚してほしいと願うし、その恋愛の場面を妄想して、その場面をファンアートにしてX(旧ツイッター)に投稿する。悲惨な死を遂げたキャラがパラレル世界のジークアクスで救済された時はXにいるほかの誰よりも喜ぶ。
オタクは、ガンプラのようなグッズは店頭に並んでいるものだけではなく、プレミアのついた非売品や入手困難なものまで持っている。スマホの待ち受けもガンダム、あるものすべてにガンダムステッカーを貼りまくるのは基本だ。劇場版のガンダムには何十回レベルで通い、キャラクターブックのような資料も全部揃え、監督などの制作秘話はいつどのようにしてその発想が生まれたのかまで全部知っている。
そういう、あり得ないガンダムオタクには、僕は向いていない。そういうガンダムオタクは、ガンダムシリーズはファーストからジークアクスまで、全部見ていて、そして全部好きだ。あり得ない。僕には絶対にそんなガンダムオタクにはなれないと思う。
ここに書いたのは、オタクの中でもコアなオタクだが、実際はこんなにコアではなくても、ガンダムファンはたくさんいる。そもそも、日本人の中年ぐらいの男性で、ガンダムファンでない男のほうが少ない。女にも多い。ドラえもんにもこのようなオタク(たとえば秘密道具を全部覚えているドラえもんオタク)はいるし、アメリカのスター・ウォーズにもオタクはいるが、日本のガンダムだけは別格である。
2025.08.01-02
なぜ、ガンダムオタクがこんなに多いのか。それは昔の日本が悲惨だったからだ。昔の日本には、ガンダムぐらいしか少年の楽しみがなかった。ほかにはウルトラマンやゴジラぐらいしかなかった。そして、ガンダムファンが多い理由は、そのガンダムシリーズがあまりに長い間続いているということ。僕の子供時代にもSEEDは放送されていたし、ファーストもなんなら今でもBSなどで再放送されているが、そのように、ガンダムという存在は日本で一定以上の特別な存在感を持っていた。だから、ガンダムオタクの大人は身近を見ると少なく見えるが(そもそも自分をガンダムオタクだと普通言わない)、日本全体を見るとものすごく多い。今の日本の子供たちは、あまりにたくさんの娯楽があって、逆に同じ趣味を持った人を探すためにSNSを彷徨わないといけないぐらい趣味が多様化した。昔はそうではなかった。
本当は、ガンダムの時代を考えると、そのような何もない時代と、今のたくさんのものがありすぎる時代の、ちょうど中間ぐらいの時代にガンダムはあった。だから、本当に高齢者などはガンダムを知らない。彼らはそもそもテレビの時代ではなく、公園で紙芝居を見ていた世代であって、テレビアニメは白黒だった時代の鉄腕アトムだ。ガンダムはちょうどいい時代だった。だから、中年ぐらいの男性には、ガンダムファンが多い。ガンダムファンでない中年男性のほうが少ない。
さらに言うと、昔の作家は賢かった。そもそも、ガンダムのようなアニメを子供向けでやること自体があり得ない。だが、ガンダムだけではなかった。ジブリの映画も、ドラえもんも、なんならほかの子供向けの漫画やアニメもみんな賢かった。だが、最近は、そのような昔の作家が、相次いで高齢で亡くなってしまっている。そして、ドラえもんの映画が悲惨になったように、最近の作家は昔の作家ほど賢くない。
なぜそうなったのか、それは簡単に言えば、昔の作家は戦争経験者が多かったからだ。戦争を経験した作家が多かったせいで、ガンダムのように、戦争の悲惨さや残酷さを書くことができた。単に物語の道具にするだけではない、真の「登場人物の壮絶な人生を書く」ということができた。それは作家である大人の世代が戦争経験者だったことがひとつの理由である。
もうひとつの理由は、昔はそもそもアニメ自体市民権が薄かった。アニメというものは子供向けのものであり、一般大衆の娯楽としては格が低いとされていた。だが、だからこそ、「わたしたちがアニメを一級市民ぐらいの存在にする」ということが一種の共通目標だった。あるいは「みんなに卑下されても僕はアニメを作りたい」という本当のアニメ作家を生み出したのである。
あとは、昔の作家はまだ、「アニメとはこういう絵」という先入観がなかったから、絵にも個性があった。ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるの妖怪の絵は今見ても恐ろしいが、あのようにまったくそれぞれの作家の描く絵は違った。今のアニメの絵はどれも似たような絵になっていて、画一化しており、個性がない。そのせいで、アニメを見たいと思う子供も少なくなった。だから、アニメが一級市民の格を得たせいで、逆に、「普通のアニメとはこういうもの」という、何かしら決まりきった模範のようなものができてしまったのである。
ガンダムオタクが多い理由は、昔が悲惨だったからである。今の日本では、ガンダムのような名作を作るのは難しい。アニメ自体はたくさんあるが、本当に「見たいアニメ」というのはどんどん減っている。
ここに、ガンダムがはるか昔のアニメであるかのように書いたが、実際はそうでもない。実際は、ガンダムはそんなに昔じゃない。僕が小学生だった頃にも友達はガンダムが好きだったし、中高生ぐらいの頃にもSEEDをリアルタイムでやっていた。今でも、ガンダムシリーズは現役で続いているし、主要な監督も存命である。ガンダムは終わっていない。
2025.08.01
書籍