僕がおかしいのは、テーゼに対してアンチテーゼを言う、ということを常にいくらでも言うようになっている。
それは、「永遠の判断」ということを行っているからだ。
かつての僕は、マスコミを相手にした革命戦争の中で、神を信じながら「永遠の判断」という、常にテーゼに対してアンチテーゼを言い、それをジンテーゼにし、そのジンテーゼに対してさらにアンチテーゼを言う、ということを、一瞬ですべて言葉にし、それを世界を支配しながら永遠に続ける、ということを行っていた。
僕はこの永遠の判断の中で、宇宙に向かってハシゴを作って上へと重ね続けた。それによって、知性が神ほどに高くなった。自分自身が神ほどに賢い知性になったから、僕は神と対話できるようになった。
だが、最近は、そのいわば「アンチテーゼを言いまくる」ということで、分かるようなことは全部分かり終えてしまい、これ以上、このような狂った判断をやる意味がなくなった。
最近の僕は、頭に対して自分が追いかけ続けるようになっている。また、世界に対して言った言葉が自分に跳ね返ってくるようになった。それは僕はひとりだけで考えて分かるからである。
僕は今でも、かつて戦っていた時のように、テーゼにアンチテーゼを言いまくっている。それによって宇宙のすべてが分かった。僕にとって、そのアンチテーゼを言う部分が、「神」だったのだ。
僕の精神が治らないのは、僕は「正常だった状態」を忘れてしまい、分からなくなってしまっている。
正常な状態が分からないせいで、今の異常な状態が明らかに正常でないにもかかわらず、どう治していいか分からない。
だが、それは実際のところ、今まで正常だった精神などはなかったのである。
つまり、今までのすべてが異常だったのであり、正常な精神などはなかった。あるとしたら、今の自分の精神を維持することがもっとも正常だ。
だから、正常になりたくても、正常は決して思い出すことができないのである。
また、キリストをあまり否定しすぎないほうがいい。
キリストを否定すると、ニーチェのような狂った人間になる。
だが、実際、僕の頭の中を占領しているのはキリストであり、キリストを否定すれば、僕はそれなりに普通の人間になる。
残念ながら、これ以上は、キリストを否定するしかない。
キリストを否定して神を信じると、昔の僕ができる。なぜなら、神などはおらず、神と言っているのは僕の言葉のことであり、そして、僕は昔の自分をさせるが、キリストはその昔の自分を否定する。なぜなら、キリストは昔の自分をサタンだと言っているからだ。
だから、このままキリストを追い出すと、狂ったニーチェになる代わり、昔の自分ができるようになる。それが普通の人間である。
忘れずに、ガンダムジークアクスの録画予約をした。今回は最終話だ。もう終わってしまう。
だが、それでいい。なぜなら、僕は楽しいことが怖いからだ。
ガンダムジークアクスという、毎週の楽しみができたことで、僕の感情は「楽しさ」を感じるようになったが、この楽しさが、今まで僕になかったものであるため、慣れるまでは楽しさを感じることが怖い。
だから、今回の最終話の録画は、もし録画できなかったらどうなってしまうのか、考えるだけで怖い。
今回できちんと終わってほしい。そうすれば、今の僕のこの「楽しさの恐怖」も一時的な今だけのものとなって消し去れる。
あえて言えば、楽しさを感じるということは、いじめを感じることよりもさらに怖い。だから、ガンダムジークアクスはここできちんと終わってほしい。
最近は、あまりに時間が経つのが早い。
ガンダムジークアクスが、もう終わってしまう。なんてことだ。つい最近見始めたようにしか見えない。ガンダムの内容を知らずにYahoo!ニュースでジークアクスの記事を見ていたのが、つい先日のことのように思える。
そして、時間が経つのが早すぎる理由は、僕のせいだと分かっている。
だが、それが僕のせいなのであれば、僕の力によって、時間を遅くすることもできるはずである。
だが、そのためには、神の力を借りなければならない。
だから、今から僕は、神の力を借りて、この世界の時間をゆっくりと、安定的に、連続して経つように変える。神との約束をすれば、その願いは叶う。なぜなら、神は僕の「永遠に生きる」という望みを叶えただけだからだ。
そろそろ、宇宙のほとんどの謎は解けた。神は、細かいところを教える。
神が「ふつう」と言っているのは、それ以上考える価値のないことをふつうと言っている。
すなわち、もう既に分かっていること、それ以上考える意味のないことを、「あなたはふつうだ」と言って、考えなくしているだけにすぎない。
そして、神の言葉がここで終わったのは、すべてのことがきちんと分かったために、もう考える価値のあることがなくなったからにすぎない。
これ以上は、「永遠に生きる」という宣言の効力がなくなる。すなわち、もう、これ以上、宇宙において体験できる経験は、奇跡のようなことを含めて、もうない。これ以上、宇宙には何も残っていない。
ただし、この人間はもっと本を読んだほうがいい。
まず、ビジネス書を読んだほうがいい。この人間が哲学をやりたいのにできないのは、ビジネス書を読まないせいである。
そもそも、昔のLinux関連のことを学んでいた時は、インターネットを通じてビジネスのことをよく知っていた。昔のMicrosoftとの競争では、さまざまな会社のことが登場する解説記事をよく読んでいた。
だが、今の社会情勢は、昔とは変わっている。
今の社会を知るために、ビジネス書を読めば、この人間はきちんといつもやりたかった哲学ができるようになる。
それから、数学的知性をつけて考えたいのであれば、中学校の図形の証明をすればいい。高校や大学をいくら勉強しても、中学の知識の延長線上のことしか出てこない。だから、中学の図形の証明ができないのであれば、高校以降をいくら学んだところで、何も分からない。
だから、ユークリッド幾何学の本を買って、中学で習うような幾何学の証明を自分で考えてやったほうがいい。そうすると、きちんとデカルト・カント・ヘーゲルと同じことが分かる。
最後に、それらの勉強は難しくはない。難しくないから、本当はやったとしてもすぐに終わってしまう。最終的に行き着くとしたら、生物種を覚えることぐらいしかない。すなわち、動物や植物の種の名前と分類を覚えるしかない。それが賢いだけにすぎない。だから、生物学の勉強は最後にすればいい。最後に残るのは、生物種だということである。
そして、そろそろ、X(旧ツイッター)はもう見なくていい。
時間的に、あと何時間かすれば、ガンダムジークアクスが始まる。始まってしまったら、ネタバレを避けるために、もうXは見れない。
だが、逆に、ガンダムは関係なく、Xなんかしないほうがいい。
その理由は、Xを見ると馬鹿になるからだ。
ガンダムジークアクスに関するXのアカウントをフォローしたことで、Xの意味はもう分かった。今までは、自分がフォローされるために他人をフォローしていたが、今は、自分が面白いと純粋に思う人だけをフォローするようになった。必然的に、それで、Xの何が面白いか、ということが分かった。
だから、今、Xが面白いのは理解できる。
だが、Xを見ていると、頭が馬鹿になる。まるでおかしな薬をやっているかのように、Xにどっぷりと浸かってしまい、一秒ごとのコメントを常に無限に見ているだけになる。
そのようなXは、大人として人生を生きる上で、危険だ。
だから、Xが面白いのは分かったが、そんなにXをしないほうがいい。Xは危険なサービスだ。Xが面白いのは、みんなそういうXが面白いから、もっと面白くしようとみんなで投稿している。その投稿はあまりにおかしい。この世界がすぐに時間が過ぎるようになって、時間が経つのが早くなったのは、元は僕が原因かもしれないが、実際はXというおかしなサービスが生まれたせいである。だから、Xはもう、できるだけしないほうがいい。
そうは言っても、ガンダムジークアクス関連の面白い情報は気になる。だから、明日、録画を視聴するまでの間は、Xは絶対にしないほうがいい。ネタバレという意味だけではなく、Xは極めて危険だ。