今日は、デザインの作業所で、次の仕事まで待機状態ですることがなかったので、ガンダムのキャラクターブックを見ながらガンダムのキャラの絵を描いた。
描いたのは、シャアとカミーユ、そしてモビルスーツのザク。
まず、仮面を外した状態の素顔のシャアの顔を真似して描いた。それから、カミーユについては顔を含めた上半身を描いた。
どちらの絵も、スタッフからのアドバイスもあり、何度も繰り返して消しゴムで消しながら線を描き直した。特に髪と輪郭と目と鼻と口が難しかった。中でも目の部分だけは本当に正確に書こうと頑張った。そのために、今までの自分の絵よりも上手い絵が描けた。
まず、シャアとカミーユの二つの絵を描いて(アムロについては昔描いたことがあるので今回は描かなかった)、スタッフの人に見てもらって、「上手いじゃん」と言ってもらえて、とても嬉しかったが、本当に上手い人と比べると全然下手なので、もっと頑張りたい。
その後に、「人間ではないものも描いたほうがいい」というアドバイスをもらったので、モビルスーツのザクを描いた。僕は鉛筆で線だけを引いたので、「色を付けたら面白そう」という意見をもらった。
そのように、今日はかなり頑張って絵を描いた。僕は絵は得意なほうだと思わないが、フリースクールで絵を描いていた時は生徒の人から「上手いですね」とか「子供の頃から絵を描くのが好きだったのですか?」と言われたりしたことはある。ただ、たとえばG子さんやWabokuさんのようにはまだ僕は絵が上手くないので、もっと頑張りたい。
それから、スタッフや同僚の人の間で、ガンダム談義が開かれて、面白そうだとは思ったものの、僕は残念ながらガンダムを見たことがない。カミーユというキャラもどんなキャラなのか知らないし、シャアのつけている仮面のようなものが本当はなんなのかは知らない。みんなはあまりに詳しすぎる。
僕はれっきとしたペニスのついた男なのに、なぜか女に見える。
その理由は、昔、精神分析をして、深層心理のレベルでペニスの部分を取り除き、それ以外の部分を女にしたからだ。
僕は昔、世界との戦いを始めた時に、自らの深層心理を書き換えるようなことをした。それはペニスだけを取り除いて、それ以外の部分と分離し、そしてペニスのない全体の部分を女にするということをした。
だから、僕は肉体的にはペニスがあるのに、精神的には女になっている。
だが、いつまでも女のままだと、逆につまらないので、そろそろ女の精神にペニスの部分をくっつけたい。
そうすると、僕はふたなり(男性器のついた女性を意味するネット用語)になる。だから、この世界において、まともにふたなりになった人間は唯一僕しか存在しない。
そもそも、僕がこういう風にセックスをする理由は、僕には女の体がないし、男としてはペニスがないから、こういう風にしかセックスができない。だから、唯一ここで僕はセックスをするし、それ以外に僕には最初から何もできないのだ。
残念ながら、僕はそろそろこの執筆作業を終わりにする。
そもそも、僕は最初から文章なんか書きたくない。書きたいと思って書いていない。
おかしな全世界との戦いを始めてしまったから、終わることができず、その後は自らのやりたい衝動を抑えることができなくなってしまって、半永久的に文章を書く作業が続いてしまった。
この作業はまさに地獄であり、「悪魔との戦い」である。
だから、僕はここでこの文章を書くのをやめることにする。これ以上、悪魔と戦わなくて済むのであれば、それが僕の望んでいることだ。僕はここで、文章を書くのをやめる。
おそらく、明日はドリカムが言うように、決戦の日になる。これ以上、僕がこの世界から存在しなくなる、最初の日になるだろう。