医学の世界観1(体の仕組み)です。父親の話を参考にしています。
生物学は、主に植物と動物に分けられる。
動くために必要なのは、エネルギーと動くための構造である。
身体の構造は、エネルギーを得るために、呼吸器(肺)、消化器(歯、胃、腸)、循環器(心臓、血管)を必要とする。
また、動くための構造として、骨格、筋肉、神経が必要となる。
人間の身体・生理機能とは、
1.行動すること
2.感覚と意志を知覚すること
3.体を作り維持すること
であると言える。
生物は、栄養分がなければ生きられない。そのための捕食と防御と移動のために、生物の複雑な体がある。
機能 | 説明 |
---|---|
捕食 | 食べ物を食べて消化し、栄養分と水と酸素を吸収・血液循環し、二酸化炭素と老廃物を排出する。 |
防御 | 細菌やウイルスを退治し、ほかの生物に食べられないように逃げ、体の内部を骨や肉で守る。 |
移動 | 筋肉と手足によって動き、食べるもの(植物・動物)を探し、食べるものが多い場所に移動する。 |
(以下は放送大学「自然科学はじめの一歩 ('15)」を参考に執筆しました。)
生物とはアミノ酸と血液であると言えます。
生物の細胞としての体と機能を作っているのはタンパク質です。無限ほどあるタンパク質は20種類のアミノ酸が合成してできています。タンパク質は、消化器によってアミノ酸に分解され、このアミノ酸はDNAによってタンパク質に再構築されます。
血液は栄養素と酸素を運び、それを細胞が代謝し、その結果生まれる老廃物と二酸化炭素をまた血液が運びます。
内臓は、血液循環、タンパク質とアミノ酸の分解・再構築、酸素と二酸化炭素の吸収・排出、そしてほかのさまざまな働きをするために、人間の体を「管理・調節・循環」させる働きを持っています。
2024.11.19編集
人間を始めとする動物は、みんな、ほかの生物を食べて吸収することで、栄養分を取り入れます。
さまざまな食べ物を食べる人間、草を食べる馬のような草食動物、他の弱い動物を食べるライオンのような肉食動物、どのような動物であっても、その食べたものを消化して吸収します。
その吸収した栄養分は、最終的には消化器によって分解されて糖分(ブドウ糖)になります。
動物は、そのような分解した糖分と、呼吸器によって取り入れた酸素を、循環器によって血液の中を通って体全体の細胞に行き渡らせます。
細胞の活動のために必要なのは、主に水、糖分、酸素です。ほかにも、細胞そのものを作り出すため、たとえば筋肉を作るためなどにタンパク質も必要です。
細胞は、糖分と酸素を使って「力」を発生させます。その力を発生させる時に、糖分と酸素は二酸化炭素になります。動物はこの二酸化炭素を息に吐きます。
植物の場合、植物には自分で太陽の光から糖分を作る、光合成の仕組みがあります。この時、二酸化炭素を吸収して酸素を発生させます。植物には筋肉がないので、タンパク質はあまり必要がなく、主に光合成によって糖分(でんぷん)を作り出して、その糖分で生きています。
植物も、細胞の活動をするために酸素を必要としますが、それよりも二酸化炭素の吸収のほうが多く、酸素の放出のほうが多いため、植物は動物にとって生きるために必要な酸素を出します。
動物は、そのような自分で光合成をして糖分を作る仕組みがありません。なので、たとえば人間が食べるイモのように、植物の作り出した栄養分を食べて生きるしかありません。イモには糖分(炭水化物)が含まれていて、生きるために必要な栄養分が多く含まれているため、人間の主食に適しています。
糖分を必要とするのは人間だけではありません。たとえばアリのような生物は、さまざまな場所から砂糖のような甘いものを運んで巣に持ち帰ります。それは砂糖の状態であればアリの幼虫に与えるのに適しているため、巣の中にいるたくさんの幼虫の栄養分になるからです。童話の「アリとキリギリス」のように、アリは冬のような栄養分があまりない季節に備えて、巣に持ち帰った栄養分を巣に蓄えます。アリはとても生命力の強い、社会的な動物であると言えます。
2024.11.19
医学については、のほほん解剖生理学が参考になります。
漫画のようなイラストで分かりやすく教えてくれるため、医学の入門書としてだけではなく、楽しむための娯楽書としてもおすすめです。
作者の玉先生はWeb玉塾というネット塾を開設している先生であり、動画でさまざまな科目を学べます。
真核生物の細胞には、「核」と呼ばれる部分がある。この核の中に、DNAの情報である染色体が存在する。
細胞分裂の際に、核の中の染色体が二つに複製される。そして、細胞はスライスされて2つになる。分裂した細胞は元の細胞と同程度に成長するまでは分裂しない。
そのようにすることで、生物の体は成長する。
生物の細胞は、酸素と栄養分を吸収し、燃焼し、そしてエネルギーを生み出す。それが生物の体の中の「熱」と「力」になって、生物は動く。そして水と二酸化炭素と毒素であるアンモニアが排泄される。
生物の体は、20種類のアミノ酸が連なった「タンパク質」と呼ばれる物質でできている。また、生きるためのエネルギーは「ATP」という形式で体の中を運ばれる。これを「エネルギー通貨」と呼ぶ。
後日注記:生物の体に使われている細胞は、「じわりじわりと燃焼すること」が目的であると言える。燃焼するということだけを見れば、太陽などの星と変わらない。だが、周りの生物から栄養分を得なければ生きられないということが違う。
細胞が酸素と栄養素を使って化学反応を起こして活動することを「代謝」と言う。基礎代謝を向上すると脂肪などが燃焼されてダイエットにもつながる。
酵素は、人間の中にある、化学反応を助けてくれる物質です。消化酵素や代謝酵素などがあります。
体の中で化学反応が起きるのを助ける触媒となる物質を「酵素」と言い、体の中で栄養素を実際に働かせる酵素を代謝酵素と言う。酵素には他に消化酵素や食物酵素がある。栄養を分解してくれるのは消化酵素。
後日注記:酵素は、細胞内あるいは細胞の外で、体のさまざまな化学反応を促進する役割を担っている。
後日注記:酵素は体の中にたくさんあります。人間の体の中で、消化・吸収・エネルギーの利用といった「代謝」を行うことができるのは酵素のおかげです。
後日注記:酵素は体の中で化学反応を助けるために活躍しているほか、洗剤、食品、風邪薬や胃腸薬といった薬品を作るためにも使われています。
洗濯機も参照のこと。
2024.03.22編集
2024.09.28編集
(放送大学「初歩からの生物学 ('24)」を参考に執筆しました。)
生物の細胞には、DNA(染色体)を格納するために、細胞の中に「核」と呼ばれる構造がある。
より厳密に言えば、原核生物には核がないが、真核生物には核がある。核があるかどうかで、原核生物か真核生物か、という分類が分けられる。
真核生物の場合、核の中にDNA(染色体)がある。原核生物の場合、核がないので、ほかの細胞中の構造体と一緒にDNAがある。
真核生物には、核があるほか、ほかにも小胞体、ゴルジ体、リソソーム、ミトコンドリアといった細胞小器官がある。この中でもミトコンドリアが重要で、エネルギー通貨であるATPを合成して作る。
細胞には、タンパク質(細胞の性質を決定する「機能分子」で、20種類のアミノ酸が鎖のように繋がっており、それぞれのタンパク質の種類ごとに決まった並び方と折りたたみ方をする)、糖(細胞が活動するためのエネルギーとなる)、脂質(エネルギーを長期間蓄積して保管する)、核酸(DNA、RNA、ATPなどの構成分子)などの分子で構成されている。
また、これ以外に多く使われているのが水で、細胞の70%程度の比率となる。水は細胞に必要な物質を水に溶け出した状態にし、使いやすくする。水は細胞内にも細胞外にも多く存在する。
細胞の分裂は、まず、核の中のDNA(染色体)が二組に複製される。染色体はヒトであれば46本あり、これがすべて複製される。その後に核膜が消滅し、染色体が二つの細胞に分配され、細胞が二つに分裂し、核膜が再作成される。
2024.03.22
体の中でなんらかの異常が起きた時にそれを正常な状態に戻し、体の状態を同じ状態に保ち続けようとする作用のことを「恒常性」(ホメオスタシス)と言う。
たとえば、哺乳類などの恒温動物が体温を一定に維持することなどが、恒常性の主な例である。
(のほほん解剖生理学とよくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
2023.10.06-07
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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核 | 細胞の中にある球状の構造物。外側に核膜、内側に染色体がある。染色体にはDNAが含まれている。 |
転写 | DNAの塩基配列をRNAに写し取ること。 |
細胞分裂 | 染色体の分裂を「核分裂」、細胞分裂を「細胞分裂」と呼ぶ。 |
細胞分化 | 細胞がなんらかの性質を持つようになることを「分化」と呼ぶ。 |
ミトコンドリア | 細胞内のミトコンドリアは、エネルギー通貨である「ATP」を酵素によって合成して作る。 |
呼吸 | 炭水化物からエネルギーを取り出してATPを合成すること。 |
2024.02.11
人間のメインとなるのは脳。脳と脊髄のことを中枢神経と呼ぶ。
後日注記:脳は体全体の中枢であり、体全体が上手く働くように指令を出している。脳がなければ体はきちんと動かない。
大脳は、人間に顕著な「思考」を可能にする。
左脳は、言語的な理解、論理的な思考を可能にする。
右脳は、イメージや直観、感情的な思考を可能にする。
心は、人間の持つ自由な「自我」を可能にする。
大脳の部分は、人間としての人格・思考を司る「前頭葉」、触った感触などの体性的な感覚を司る「頭頂葉」、聞いた言葉などを理解する「側頭葉」、見たものを識別する「後頭葉」に分かれる。
後日注記:脳の中の海馬は、記憶を司る部分。
(脳・神経についてはのほほん解剖生理学が参考になります。)
大脳は「白質」(脳の内側)と「大脳皮質」(脳の外側)に分けられる。大脳皮質の領域ごとに機能が決まっている。この領域はたくさんの神経がある部分については大きく、そうでない部分は小さいという特徴がある。たとえば手や手のひらにはたくさんの神経が含まれるため、大脳皮質で多くの領域に渡っているが、胴体などは少ない。
大脳皮質の機能は、前から後ろに向けて「思考や行動」「書く・話す」「嗅覚」「味覚」「聴覚」「言葉を聞く」「視覚」となっている。また脳の上部には運動と体性感覚の領域があり、上から下にかけて「足」「胴」「手」「指」「顔」「唇」「下顎」「舌」となっており、それらの「運動」の領域が前、「体性感覚」の領域が後ろになっている。
(放送大学「初歩からの生物学 ('24)」を参考に執筆しました。)
2024.03.30
運動のために、小脳は身体を動かすための指令を、神経を通じて運動器に送り出す。
後日注記:小脳は運動を司る部分。そして間脳と脳幹は生命活動を維持する部分である。(放送大学「初歩からの生物学 ('24)」を参考に執筆しました。)
2024.03.30編集
神経はニューロンと呼ばれる神経細胞でできている。神経細胞は感覚器官と末端の間で感覚を知覚したり伝達したりする。このためにニューロンは電気的な信号を使う。
神経には中枢神経系(脳や脊髄)と末梢神経系(脳や脊髄以外)があり、末梢神経系はさらに体性神経系(体を意識で操作する)と自律神経系(意識でなく体の活動をコントロールする)がある。
(放送大学「初歩からの生物学 ('24)」を参考に執筆しました。)
2024.03.30
人間は魚や哺乳類などと同様、立派な脊椎動物なので脊椎がある。
脊柱は脊椎を構成する骨であり、肋骨の集まりである胸郭や骨盤などが付随し、人間を動かし、支え、また脊髄や内臓を保護している。
脊髄は、たくさんの身体中への神経を配備している。脳から神経を全身に行き渡らせて、すべての知覚情報を脳で集約し、意志を電気信号で筋肉に指示するためにある。
自律神経は、血管や内臓などに張り巡らされている神経で、興奮や緊張をする「交感神経」と、休息や安心をする「副交感神経」から成り立っている。
後日注意:自律神経は要注意。自律神経がおかしくなると、頭や心は何もかもおかしくなります。興奮や緊張による異常が長期にわたって続く人は、自律神経がおかしくなっています。まずは、リラックスする時間を作りましょう。
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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感覚神経系 | 感覚器の信号を脳に伝える。 |
運動神経系 | 運動の信号を筋肉に伝える。 |
自律神経系 | 交感神経系と副交感神経系から成る。 |
内分泌系 | 体にホルモンを伝達する。間脳にある視床下部と脳下垂体が中枢となる。 |
ニューロン | 神経細胞。 |
シナプス | 神経伝達物質を伝えるための、神経細胞の接続部分。 |
中枢神経系 | 脳と脊髄。 |
末梢神経系 | 中枢神経系以外の神経。 |
大脳皮質と大脳髄質 | 大脳には、外側の大脳皮質と内側の大脳髄質がある。 |
脊髄 | 脊椎骨の中にある中枢神経。 |
2024.02.11
目、耳、鼻、舌、皮膚への感覚は、五感と言って、外からの情報を知覚する役割を果たす。
感覚器とは、目、耳、鼻のような、自分自身に「感覚」を与える部分。これらがなければ自分は何もない暗闇に存在しているのと同じ。
(ソッカの美術解剖学ノートを参考に執筆しました。)
目は、視界を得る部分。目があることによって現実の視界を得られるため、もっとも重要な感覚器であると言える。
まぶた、眉毛、まつ毛などは目を守るためのもの。
動物の特性上、高さよりも広さが重要なため、目は横長の形をしている。
二つある理由は、立体的にものを見るためであり、二つの異なる映像を合成することで三次元空間の奥行きを捉えている。
広い視野を持つ動物は、目のついている場所が違う。これは獲物を捕えることよりも、広い範囲を見渡すことで、どこかに外敵が存在しないかどうかを常に把握するため。馬などの草食動物は、獲物を見つける必要はなく、常に広い範囲を観察していたほうが都合がいいため、広い範囲を見渡せるように頭の右と左の側面に離れて目がついている。
眼球の仕組みは、カメラのレンズと同じ。光が角膜・虹彩から入り、ピントを水晶体で合わせ、網膜で情報を分析して、視神経が脳へと送り出して知覚する。
(眼球の仕組みについてはのほほん解剖生理学が参考になります。)
また、耳は音を聞く部分であり、目と同じぐらい重要。頭の外部に飛び出している耳の部分を耳介(外耳)と呼び、音を大きく拾うパラボラアンテナの役割をする。
また、耳は平衡感覚(体の左右のバランス)を保つ部分でもある。
耳の中にある音を調べる渦巻き菅のことを蝸牛という。これを聴神経で脳に伝える。
鼻は、匂いを嗅ぐ以外に呼吸する目的もある。つまると大変なので穴が二つある。
人間は主に目と耳、すなわち視界と音から世界のことを主に認識するが、ほかの動物は鼻が発達した動物が多い。
鼻が発達していることで、獲物を探しやすくなる。
また、個体の識別に匂いを用いる。そのため、自分がその場所を占有していることを示すために匂い付けとしてマーキング(自分の尿などをその場所に散布して自分の匂いをつける)を行う。
舌には「味蕾」と呼ばれる味を感じる部分がある。この中に、塩味、苦味、旨味、甘味など、さまざまな味を感じる受容体が存在する。
(放送大学「初歩からの生物学 ('24)」を参考に執筆しました。)
2024.03.30
皮膚には、痛み、触った感触、温度などを感じるさまざまな感覚の受容体がある。
(放送大学「初歩からの生物学 ('24)」を参考に執筆しました。)
2024.03.30
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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視覚器 | 光を見るための機能。 |
角膜と水晶体 | 目に入る光を捉える器官。 |
聴覚器と平衡器 | 耳には、音を聞くための聴覚器と、体のバランスを取るための平衡器の機能がある。 |
味覚器 | 舌に存在する味を感じる機能。 |
臭覚器 | 鼻に存在する匂いを感じる機能。 |
2024.02.11
運動器は、骨格、筋肉、神経によって、全身を動かすことが出来る。
後日注記:生物は動くもの。地上に生きている生物の主たる目的は動くことである。特に動物は、効率的に動くために最適の体をしている。複雑なのは、地球で生きるためにはさまざまな複雑な要素を攻略しなければならないため。
(ソッカの美術解剖学ノートを参考に執筆しました。)
骨は、人体を構成するもっとも重要な基本要素。人体の体の形状の多くを骨が決定する。
骨と骨の繋がる場所を関節と言う。
関節は可動する関節と可動しない関節があり、場所によって可動する方向や範囲(関節可動域)が異なる。
関節はスムーズに可動するように関節液で満たされている。
骨と骨の間にあって、神経から電気信号が送られると収縮するのが筋肉。
また、骨と筋肉を繋げるのが腱。
筋肉は破壊されると修復され、限界以上の力を使って破壊されると元の筋肉よりも大きくなる。
腱は力を効果的に伝えるために使う(ものを持ち上げる時にロープを使うと楽なのと同様)。
また、腱とよく似ているのが靭帯で、骨と骨を繋ぐ。
腱膜は平たい腱のこと。腱よりもさらに効果的に力を加えられるほか、骨のない腹などの部分を守る働きもある。
筋肉は収縮の働きしかないため、通常使う筋肉の反対側に筋肉を伸ばすための補助となる筋肉がある。
骨格や筋肉については、以下の美術解剖学の書籍がとても参考になります。デザイナーは必読です。
筋肉は筋肉細胞の収縮によるものであり、筋肉の中に筋繊維、その中に筋原線維、その中にフィラメントがある。フィラメントには太いものと細いものがあり、これが筋肉を動かす最小単位である。
そして、この筋肉を「電気パルス」によって発火させることで筋肉は動く。また、ほかの体の部分と同じように筋肉の場合も、動かすためにエネルギー通貨である「ATP」を燃料に使う。
(「ライフ/人間と科学シリーズ 細胞と生物」を参考に執筆しました。)
2024.03.30
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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効果器 | 筋肉などの動物が反応を示す部分。 |
筋繊維 | 骨格筋における筋肉繊維の束。 |
筋収縮 | 筋肉が収縮(伸び縮み)すること。 |
2024.02.11
肺は、酸素(O2)を吸収し、二酸化炭素(CO2)を排出する。
肺の中では、枝分かれした先に肺胞があり、これが血液に酸素を送り出し、二酸化炭素を血液から排出している。
どちらも、口あるいは鼻を通じて行う。口と鼻が繋がっているのは、どちらかがつまってももう片方で呼吸できるようにするため。
心臓は、肺と肺動脈と肺静脈で繋がっている。二酸化炭素が入った不純な血液を、たくさんの酸素が入った綺麗な血液に変えている。
後日注記:横隔膜は、肺で呼吸するための筋肉。横隔膜が上がったり下がったりすることで、肺全体の容積が大きくなったり小さくなったりし、酸素を吸収したり二酸化炭素を排出したりする。
(横隔膜についてはのほほん解剖生理学が参考になります。)
肺は、常に呼吸することで、たくさんの酸素をいつでも取り込み、たくさんの二酸化炭素をいつでも排出している。
酸素と栄養分は、細胞の燃焼・呼吸に必要である。
細胞が呼吸した時に、酸素と炭水化物を燃焼させて、エネルギーを出して細胞の活動を維持し、タンパク質から細胞を作る時に生まれる、水と二酸化炭素が生まれるが、この二酸化炭素を排出している。
(ソッカの美術解剖学ノートを参考に執筆しました。)
呼吸は生物の生存のために絶対に必要。生物が海にしかいなかった昔の地球では、今よりももっと二酸化炭素が多かった。海はとても生物が生きやすい環境であり、単細胞生物は何もしなくても生きられた。だが、生物が大繁殖し、また捕食が行われるようになって弱肉強食になり、単細胞生物ではなくひとつに集まってまとまって戦いをする複雑な体の生物が誕生したため、新天地を求めて地上にやってきたと考えられている。
このため、水の中で酸素を吸収するエラ呼吸は、地上にやってきた新しい生物によって肺呼吸に変わっていった。両生類は、水辺でしか生きられないが、これが爬虫類と哺乳類に進化し、水辺でなくても生きられるようになった。爬虫類と哺乳類がどちらも生物の二つの主流の系譜として進化してきたと考えられている。
(のほほん解剖生理学を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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上気道 | 入ってきた空気から塵やばい菌を取り除いて綺麗にする。 |
下気道 | 綺麗になった空気を肺に取り込む。 |
横隔膜 | 肺に空気を送り込み、肺から送り出すための筋肉。 |
2024.02.11
消化器では、口、胃、小腸、大腸、そしてその他の消化器系の内臓を通じて、食べ物の中に含まれる栄養分を吸収する。
人間の口から入ってきたタンパク質は、消化酵素や消化器によってアミノ酸に分解されて吸収される。細胞に含まれる核という物質の中にあるDNAと呼ばれるアミノ酸の合成の設計図によって、このアミノ酸がタンパク質に再構築される。
口では、歯によって食べ物をかみ砕く。
肉食動物の場合は牙で敵をかみ殺すため、歯や体が人間よりも攻撃的な見た目をしている。(ただし、草食動物が攻撃的でないとは限らない。強いほうが生き延びるのは草食や雑食でも同じ。)
頭蓋骨の中で歯がついている骨のことを顎という。顎は上顎と下顎があり、下顎が動く。
口から入ってきた栄養分は、食道を通って胃に送られる。
胃では、胃酸によって食べ物を分解・消毒し、栄養分を吸収しやすくする。
胃酸は食べ物を消化することができるが、そのままだと自分自身の胃も消化してしまうため、粘液で保護している。
小腸では、無数の「ひだ」によって栄養分を吸収する。ひだによって小腸の表面積を増やし、またとても長い小腸をぐるぐるに折りたたむことで、出来るだけたくさんの栄養分を吸収し、血管から血液に取り込まれる。小腸の総面積はテニスコート1面分である。
三大栄養分である炭水化物、タンパク質、脂質は、口、胃、腸によって、ブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸となって、血液に取り込まれる。
これらは、細胞の活動維持と形成に必要である。
大腸では、水を吸収して、栄養分を吸収した残りカスを大便として肛門から出す。
後日注記:胃酸によって食べ物は分解・吸収され、同時に外から入ってきた異物や細菌などを殺して消毒する作用もある。胃の目的は「小さくすること」であり、腸の目的は「吸収すること」。小腸が栄養を吸収し、大腸が水分を吸収し、不要な便だけを排泄する。
(のほほん解剖生理学を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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摂食 | 食べ物を食べる機能。 |
消化 | 食べ物を小さく分解する機能。 |
吸収 | 小さくした食べ物を取り込む機能。 |
胃酸 | 消化と殺菌を行う酸。胃は自らが胃酸によって消化されないように粘液で自らを守っている。 |
消化酵素 | 消化をしてくれる酵素。 |
炭水化物の消化 | 炭水化物(でんぷん)はアミラーゼ唾液によってマルトースになり、マルターゼ膵液によってグルコース(ブドウ糖)になる。 |
タンパク質の消化 | タンパク質は胃酸・ペプシンによってポリペプチドになり、膵液・微絨毛によってアミノ酸になる。 |
脂質の消化 | 脂質は胆汁によって乳化し、微絨毛とリパーゼによって脂肪酸・モノグリセリドになる。 |
2024.02.11
2024.11.19編集
肝臓では、身体の中の悪い物質を分解する。たとえばアルコールの分解など。
後日注記:肝臓は、人間の体のさまざまなことをやっている。少しぐらい切除しても再生するという植物のような特徴を持っている。
肝臓は、血液量の調整、栄養の貯蓄、胆汁(消化液)の胆嚢での作成と貯蓄、赤血球の分解、血液の門脈からの吸収、などという仕事をやっている。
また、膵臓は血糖値を調節するため、ランゲルハンス島αでグリコーゲンを分解するグリカゴンを出したり、ランゲルハンス島βでグルコースを合成させるインスリンを出したりする。また、胃酸を膵液で中和することで、酸から腸を守る。
(肝臓や膵臓についてはのほほん解剖生理学が参考になります。)
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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グルコースとグリコーゲン | 肝臓によってグルコースはグリコーゲンに変換して蓄えられ、体の中の血糖値を一定に保つ。 |
解毒作用 | 肝臓によってアルコールなどを無毒化させる働きのこと。 |
胆汁 | 脂肪を分解し、脂肪の吸収を助ける。 |
2024.02.11
心臓は、肺動脈と肺静脈から、肺へと血管が繋がっている。ここで、酸素と二酸化炭素を吸収・排出する。
また、心臓は、大動脈と大静脈から、全身へと血管が繋がっている。全身の細胞、筋肉、脳などに酸素と栄養分を送り出し、腸から栄養分を取り込み、腎臓から尿を出す。
大便は食べ物の残りカスだが、尿は細胞がアミノ酸を使った後のアンモニアなど、身体の中の有害な成分が排出される。
後日注記:心臓には四つの部屋があり、これが静脈・動脈を通じて肺や体全体に血液を行き渡らせている。四つの部屋のことを右心房、右心室、左心房、左心室と言い、ここから肺動脈、肺静脈、大動脈、大静脈に繋がっている。
血液細胞は、骨髄によって生成される。骨髄は骨の中心部にある。
血液は、酸素を運ぶ赤血球、外敵を退治する白血球、血管が破損した時に固まって修復する血小板のほか、ホルモン、栄養、老廃物、熱、二酸化炭素などを運ぶ。
よく似たものにリンパ球がある。多能性造血幹細胞は成長して骨髄系幹細胞とリンパ系細胞に分化し、骨髄系幹細胞はさらに成長して赤血球、白血球、血小板に成長し、リンパ系細胞はリンパ球に成長する。
また、血管には動脈、静脈、毛細血管の3種類がある。
(血液についてはのほほん解剖生理学が参考になります。)
腎臓は、血液をろ過するろ過装置。血液が何度も同じところを巡ることでろ過を行う。老廃物を排出して、血液をクリーンな状態に保ってくれる。老廃物は尿として膀胱に溜まり、体の外に排出される。
後日注記:腎臓は血液を綺麗な状態で保つために必要であり、「大切だから二つある」と言われる。もし腎臓が正常に働かなくなった場合、人工透析を定期的に行う必要がある。そうでなければ、死に至る。
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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ヘモグロビン | 酸素を取り込んだり放出したりすることのできるタンパク質。 |
血液凝固 | 血液が固まって傷口を塞ぐ働きのこと。 |
ネフロン(腎単位) | 腎臓に存在する尿を作り出す構造単位。 |
2024.02.11
また、リンパ系と言うものも体内に張り巡らされている。体内の中で免疫システムの戦いが起こった時に、戦う場所となる。
リンパ系は、体内から異物を取り除く働きを持っている。損傷した細胞、がん細胞、老廃物、細菌、ウイルスなど、体に存在する不要な異物は、リンパ系へと押し出されて排除される。
血液に比べて、リンパ系のリンパ液はとてもゆっくりと体内を循環している。
詳しくは以下が参考になる。
免疫とは、体の中に侵入してきたばい菌やウイルスなどの小さな外敵・異物を退治する仕組み。
血液の中には酸素や栄養分を運ぶ赤血球のほかに、白血球と呼ばれる外敵を退治してくれる血球(血液細胞)がある。
また、一度かかったウイルスには「抗体」が作られ、再度同じウイルスにかかりにくくなる。このため、血液の中に少しだけウイルスを侵入させてあらかじめ抗体を作っておき、次からは病気にかからないようにするワクチンで、誰もがかかりやすい病気を未然に防ぐことができる。
白血球には、外敵や異物を食べて包み込み、そのまま白血球自体が死ぬ「食細胞」(好中球など)と、リンパ球である「B細胞」と「T細胞」がある。
B細胞は抗体を作る際に関係する(ヘルパーT細胞によって抗体産出細胞になる)。
T細胞には「ヘルパーT細胞」(B細胞とキラーT細胞を活性化させる)と「キラーT細胞」(外敵を攻撃して倒す)がある。
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
2023.10.11
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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自然免疫 | 白血球による、異物の取り込みと無害化作用。 |
獲得免疫と免疫記憶 | 病原体に一度感染すると、同じ病原体にかかりづらくなる。 |
アレルギー | 抗原抗体反応が過剰に起きることで引き起こされる症状。原因物質をアレルゲンと呼ぶ。 |
拒絶反応 | 移植した内臓などの器官は異物として体から攻撃される。 |
2024.02.11
このほか、「内分泌」といって、血液の中にホルモンを分泌し、体のさまざまな機能を調整する。ホルモンは全身のいたるところで作られる。
血糖値が高すぎる時に下げるインスリン(血液の中の糖は多すぎると血管壁を破壊したり詰まりやすくなったりするようになる)などが重要なホルモンのひとつ。
ホルモンにはステロイド系(油系)とペプチド系・アミン系(水系)の2種類がある。
ホルモンは脳(視床、脳下垂体、松果体)、咽喉(甲状腺、副甲状腺)、胸腺、腎臓、精巣、卵巣、膵臓(ランゲルハンス島α・β)、副腎などで作られる。
(ホルモンについてはのほほん解剖生理学が参考になります。)
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
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アドレナリン | 血糖値(血糖濃度)を上げるホルモン。 |
グルカゴン | 血糖値(血糖濃度)を上げるホルモン。 |
インスリン | 血糖値(血糖濃度)を下げるホルモン。 |
2024.02.11
性別は、男と女の「力仕事をする」と「子供を産む」ことを分け隔てさせている。
生殖器は、子供を産み、新しい個体を二人の遺伝子として、新しい人格を持った赤ん坊を作り出すことを可能とする。
男にはペニスと精巣、女には膣と子宮と卵巣が存在する。
後日注記:男と女はたくさんの違いがあり、簡単に論じることはできない。力仕事と出産は一例にすぎない。
男と女は、子供を作るために性行為(セックス)をする。
セックスは男にしかついていないペニスを、女の尻にあるヌメヌメしていて引き付けられる温かい膣(僕は童貞だから知らない)に入れて射精するだけの、くだらない快楽行為で、特に男性は女性の裸の姿に憧れを抱くため、女性の裸の画像を見るだけでペニスが大きくなり起き上がる(勃起)が、実際にやってみると大した快楽でないことに気付く。その時だけ楽しいが、終わってしまえば強烈な虚しさに襲われる。
男性は少し性愛を感じるだけで勃起し、またセックスの特性上「相手を自分の(体の)奴隷にしたい」という感情を抱くため、セーブがききやすい。逆に女性は、性愛をいくら感じても心にしか変化がなく、「相手に自分(の心)を与える」という感情を抱くため、セーブがきかず、どこまでも悪いほうに堕ちていくことが多い。
また、心の健康という意味でも、セックスにはあまりいいことがない。特に若年層あるいは子供がセックスをやりすぎると、心と精神が壊れて人格が崩壊し、多重人格や心の病気になる。
男の精子が女の子宮の中で卵子と受精し、無事受精卵が生まれると、女性は妊娠する。
妊婦のお腹の中で胎児は成長し、10か月ほどで出産する。出産は女性にとっては体力の必要な仕事で、その辛さはフルマラソンを走るぐらいであると言われる。
また、出産すれば苦しみは終わりではない。子育てが必要である。乳幼児には乳(おっぱい)を与え、またおむつ替えの世話をしながら、泣きわめく子供をあやす(親が寝ている深夜であっても)必要がある。だが、成長すれば離乳食を食べるようになり、より大きくなればおむつを使わなくても排泄できるようになる。
育児はとても大変な作業で、また経済力も必要。子供を生物学的にはたくさん産むことができるとしても、養育費が必要となる。特に、教育については多くの費用が必要。また、母親がシングルマザーでありながら仕事をしている場合、保育園などの託児所も必要となる。
(よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)を参考に執筆しました。)
用語 | 意味 |
---|---|
有性生殖 | 二つの細胞が合体する生殖の方法。 |
無性生殖 | 細胞がそのまま分裂して新しい個体になる生殖の方法。 |
卵 | 卵巣によって作られる配偶子。 |
精子 | 精巣によって作られる配偶子。 |
受精 | 卵と精子の両者の核が合体してひとつになること。 |
2024.02.11
遺伝子・DNAを参照のこと。
タンパク質、脂質、炭水化物は、三大栄養素とされ、細胞の形成とエネルギーの発生に必要です。
主に、体の構成要素(肉)を作るために必要となるのがタンパク質。脂質と炭水化物は、体を動かすための燃料(エネルギー)となる。
炭水化物(CH)はそもそも炭素(C)と水素(H)の化合物で、生物の全てに必要なエネルギー。炭水化物には同じ炭水化物に属するさまざまな有機物質があり、糖やアルコールも炭水化物の一種である。炭水化物は主に植物の光合成によって作られる。
後日注記:生物の体を形成するのはタンパク質であり、脳のエネルギーとなるのは糖である。炭水化物は炭素と水素の化合物であり、炭素を含む化合物を有機物と言う。
後日注記:炭水化物とは、植物が光合成で作り出すデンプン(糖)のこと。タンパク質は筋肉や酵素を形成し、体の肉となる。また脂質は熱になったり熱を蓄えたりする。
医学(3.健康と栄養素)も参照のこと。
ビタミンとは、生物が生きるために必要な、タンパク質、脂質、炭水化物以外の有機化合物の総称です。
ビタミン | 説明 |
---|---|
ビタミンB | エネルギーの産出と代謝を高め、疲れをとってくれる。 |
ビタミンC | 免疫力を高め、皮膚のコラーゲンが作られるのを促進し、肌を綺麗にする。 |
ビタミンD | カルシウムの吸収を高める。 |
ビタミンE | 抗酸化作用があり、若返りの効果がある。 |
ミネラルは、生物が生きるために必要な、無機物のこと。
特に、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、鉄などが代表的である。
血液(特に毛細血管)を綺麗にするために、カルシウム、鉄分、食物繊維を僕は積極的にとるようにしています。
カルシウムは、骨を作るために必要なミネラル。
鉄分は、赤血球を作るために必要。酸欠のような症状に効果がある、と僕は確かな知識も知らずに勝手に思っている。
同じく、僕は食物繊維をとれば毛細血管が綺麗になると勝手に思っている。
また、納豆キナーゼとDHA&EPAは、血液を綺麗にしてくれる。昔サプリで飲んでいたが、効果があったのかは不明。値段が高いのでやめました。
また、人間の体の中に入ってくるのは、水や栄養分となる炭水化物のように、人間のためになる有機物だけではありません。
細菌やウイルスのように、人間にとって害をなす微生物やタンパク質が、人間の体の中に入ってくることもあります。
このような細菌やウイルスは、たとえばコンピュータにおいて悪意のあるプログラムが外部から侵入するように、人間の体の中に害となる微生物やタンパク質が侵入してくるようなものであると表現できます。
そして、そのような細菌やウイルスが体の中に入ることで、人は病気になります。そのような細菌のことを「病原菌」と呼びます。
病原菌による病気の発生については、医学(2.病気と薬)を参照してください。
また、注意しておかなければならないのは、微生物は必ずしも人間にとって悪ではなく、人間にとって有益な微生物も居ることです。
特に、腸内で栄養分の吸収などの役に立ってくれる腸内細菌などがこの例です。
僕が思うに、生物の「コア」となる中心は、肝臓ではないかと思います。
肝臓は、生物の体のことを何でもやっています。この肝臓に対して、「さまざまな生きるためのパーツが合わさった」ものが、生物というロボットです。
そう、地球の全ての生物は、本当は肝臓だったのです。最初は肝臓しかない生物が居たのです。
僕が分かった事実として、リンパの流れをよくすると、精神の疲れが治ります。
精神が疲れて破壊されているところに、リンパを流してやるだけで、精神の疲れが取れて、結果分裂や精神異常が治ると思います。
精神が分裂しておかしくなった人は、リンパの流れをよくしてやることをおすすめします。
疲れた時は、深呼吸をしましょう。なぜなら、二酸化炭素が増えると疲れるからです。
温暖化によって、地球上の二酸化炭素は全体から見れば少なくても、少しずつ増え続けています。このため、人間は以前の地球で生きるよりも、息苦しく、疲れやすくなっています。
そのため、よく息を吸って、二酸化炭素をすべて排出しようとすることを忘れないようにしてください。
もしかしたら、今後の地球型生物は、肺が大きくなり、酸素をより多く吸収し、二酸化炭素をより多く排出するようになるかもしれません。
同時に、温暖化によって地球の気温が暖かくなっていくため、毛がなくなり、生活の上でも肌の露出が増えていくだろう(性愛表現についても寛容的になるだろう)と予想されます。
僕は、将来的に人間の体がどうなるかについて、ある程度予測できると思います。
まず、食べ物がなくても、炭素と水素を直接吸収するようになるでしょう。そうすれば、植物や動物をわざわざ育てなくても、月や火星のような惑星でも栄養を補給できます。
次に、二酸化炭素を酸素に分解できるようになるでしょう。そうなれば、月や火星であっても、空気が存在しなくても、吐いた息をそのまま吸えるようになります。
また、簡単に着れるような宇宙服が作られるでしょう。透明な、体にフィットした簡単に着れる宇宙服を着て、問題なく月や火星で暮らせるようになります。
ただし、排泄物を排出しなければならないので、そこだけはスイッチで開閉するようになるでしょう。また、性行為をするための専用の場所が与えられるでしょう。
そして、機械技術はさらに発達し、細胞を使わなくても、アルミニウムやセラミックスのような素材で生きられる生物が生まれるようになります。人工知能は、人間の状態(ステート)を仮想的に表現した自律制御型のロボットとなり、月や火星はそうしたロボットにより、人間は何もしなくても、摩天楼のような街並みを月や火星に作り出すでしょう。
移動をどうするかという問題があるとしたら、自動車のような劣悪な交通手段は使いません。光の速度で移動できるような交通手段が発明されるでしょう。あるいは、テレポーテーションによる瞬間移動ができるようになるでしょう。
また、精神の病気はインスリンを流すと治ります。
インスリンは、血液の中の血糖値を下げるホルモンです。
インスリンを流すだけで、血液の血管が壊れているのが治ります。僕の場合、足の血液がおかしいのは、足が汚くなって血糖値が高くなっているのだと思います。
インスリンを流そうと思うだけで、僕の場合、精神が楽になりました。
僕は、今の大人が子供よりも馬鹿になる理由は、数学やIT技術のせいで、脳が退化しているからだと思います。
数学やIT技術の世界にどっぷりとはまっていると、人間の頭脳は退化します。
これは、インターネット中毒やネットゲーム廃人から始まり、IT技術によって進歩しているかに見える多くのことは実際には脳を退化させています。
そうした人間が、狂った人間になります。その理由は「長く続く恐怖」です。耐え難い苦しみと恐怖を長くに渡って受け続けると、人間の脳は「退化」してしまいます。その制限された状態から変わらなくなってしまうのです。
治すための方法は、薬でもカウンセリングでもなく、脳の退化を治すことです。
そして、脳の退化は、自らが退化しているということを認識すれば治ります。退化した部分を復活させれば、馬鹿な大人は子供の賢い理性を取り戻すことができます。
退化の元凶は、パソコンと数学です。知性がつくからといって、パソコンや数学は、人間の知性を考えていながらにして、その実まったく知性がありません。「元からあった知性がどんどんなくなっていく」、これが数学やパソコンの特徴です。
脳の退化を治せば、精神病も認知症も治ります。少なくとも、僕はそのように退化を治すことで、子供の知性を再び得ることができたのです。
肝臓で血液中の不純な毒素を分解すると、どんな病気でも治る。
だが、それだけでは、血液は気持ち悪くなって破壊されてしまう。
この血液を綺麗に正常にするために、インスリンが必要である。
いわば、肝臓だけでも効果はないし、インスリンだけでも効果はない。肝臓とインスリンは、二つ集まってはじめて効果があるのである。
僕は、炭水化物そのものに、エネルギーを蓄える性質があるのではないかと思う。
炭水化物には、ものを吸収し、蓄え、ある特定の形質を形成する力がある。
そして、僕は遺伝子情報とは、そうした炭水化物に与えられる、入力としての「ソフトウェア」ではないかと思う。
炭水化物そのものはハードウェアであり、与えられた情報に従って自分自身を形成する力しかない。だが、遺伝子をそこに与えることで、炭水化物は特定のものを形作る。
ハードウェアとソフトウェアのように、炭水化物と遺伝子は、別個に考えなければならない。
また、大量にある遺伝子情報のうち、無駄なデータとされているものは、その生物が過去にどんなものを吸収し、形成してきたか、という「ログデータ」あるいは「リビジョンファイル」ではないかと思う。
また、僕は生物の目的とは、環境を綺麗にすることではないかと思う。炭水化物には、汚れたものを分解し、綺麗にする作用がある。そして、花や女性が美しいのは、芸術作品の生産者が美しいからである。逆に、男や動物が強いのは、消費者は生産者を従えるからである。
きっと、いつか、炭水化物そのものの働きが明らかになった時点で、ゲノムを自由に編集することがもっと簡単にできるようになるだろう。
また、僕が考えるに、神とされる存在は、遺伝子を直接書いたわけではない。何らかの言語や仕組みがあって、その結果、コンパイラが機械語を出力するように、そうしたコードから遺伝子情報を自動的に作り出した。そしてそのコードは、宇宙のどこか、どこかの惑星の、誰かが持っている。その、それを持っている存在、それが神ではないかと僕は思う。その神と直接会うことができたら、その時、世界史の新しい時代が訪れるだろう。
だが、本当のことを言うと、僕はそんな神は存在せず、何らかの「遺伝子的数学」がそこに存在するだけだと思う。数学的に、何らかの仮定から始まる法則によって、いつか遺伝子の構造が明らかにされたとしたら、その時は科学史の最後の発見となるだろう。
さらに言おう。僕は、生物には自分で自分の遺伝子を変えられるような、そういう部位がどこかにあって、おそらく肝臓か腎臓か胃腸か、どこかに自身で遺伝子情報を作り出せるような部分がある。遺伝子の中でも特別なその部分の遺伝子を、「超遺伝子」と呼ぼう。この超遺伝子が、体の部位がどういう形状をしているかという「高級言語」と、それを実際の炭水化物の情報として翻訳する「コンパイラ」があり、このコンパイラが高級言語を「低級言語」に「コンパイル」する。
おそらく、僕は内臓よりも脳のシナプスのどこかの部分に、そうした「遺伝子を変える遺伝子」があると思う。そして、その変化は、環境が危機に陥った時などに機能し、人間をいっせいに新しい人類に変える。
だから、気象災害や気温の急激な上昇に耐えられるだけの巨大ドームを作ろうとして、もし作れなくても、人類に心配はいらない。そうした超遺伝子が、人間をそうした過酷な環境で生きられる生物に変えてくれる。それが、今からの「人類の進化」ではないかと僕は思う。
また、まだ僕は言う。遺伝子には、何らかのパターンがある。虫は虫、魚は魚、けものはけもの、鳥は鳥、草木は草木、花は花、果実は果実で、全て、なんらかの美しいパターンでできている。僕はそのパターンすら、数学的な法則から解明できると確信する。それは、いつも、僕はそういうパターンのような文章を書いていたからである。絶対に、そうした何らかのパターンを、神はそのように、ただ流れるように創造した。神の人生が地上の生物すべてに宿っている。僕は、それこそ、神が存在する唯一の理由であり、「神の存在意義」なのだと思う。
ここで、僕は最後の想定外を言う。僕が、宇宙で生きられるような、火の鳥になる。遺伝子を自ら書き換えて、僕は鳳凰となって宇宙へ向かう。地球の全てが滅びても、僕は永遠に生き続ける。火の鳥は、不死鳥である。そう、僕は過酷な環境を生き抜いて、自らの力で死を克服した。子供のように若返りができる、唯一の生命だ。
後日注記:ある意味、地獄が賢い。地獄を耐えぬくことで、新しい「地獄のような過酷な環境でも生きられる生物」になることができる。今から、この地球は過酷な環境になるが、そこでも地獄を耐えた人間だけは、生き延びる。
有機物の生物の体を維持するのは大変で、特に細菌や外部の異物に対して肉体を守る機能が、生物にはたくさんあります。
病気にならないための免疫機能と、異物を外部に出す機能、傷を修復する機能、老廃物を解毒して体の外に出す機能などがあります。
こうした高度な「有機物を守る機能」がなければ、人間はすぐに傷つき、外部の環境や微生物のような生物に負けてしまいます。
また、生物を維持するためには、常にエネルギーを燃焼しなければなりません。これを代謝と言いますが、このためには外部から常に水と酸素を吸収して呼吸する必要があります。
このような機能がなければ、人類は100年という比較的長い寿命の間、生物活動をを行い、自らの体を維持することはできません。
最近、水のある星が見つかったようで、水蒸気が含まれ、摂氏0度から40度の気温と、暑すぎず寒すぎない適度な気温であるようです。生物が居るかもしれないだけでなく、地球からは移住しやすい星であると言われています。
後日注記:本当に、生物の体は「ばい菌との戦い」と言っても良いでしょう。悪い細菌を排除して良い細菌を生かす、という現象は、人間の体が小さな地球環境であることを示しています。
人類にとっての勘違いは、「死が身近でない」ということです。人間は、家族や動物の死を、ごく限られた機会にしか知りません。
ですが、野生の肉食動物などは、毎日のように他の動物を殺し、その殺した肉を食べることで生きています。また、食べられる側にしてみれば、肉食動物に食べられてしまえばそこで終わりです。
強靭で健康な体がなければ、動物はすぐに死んでしまいます。人間が思っている以上に、地球という星で「死」が訪れるのは頻繁なのです。
女性という性別について、男性は神秘的な憧れを抱きやすいですが、事実、女性はつまらない性別です。
まず、男性のように男性器がついていません。また、女性の裸やセックスの光景を見て興奮することもありません。なので、女性は男性のように、簡単に快楽を感じることがありません。
また、男性と女性のセックスは、男性の側はすぐにイクことで満足しますが、女性は単にいくらか犯されるだけであり、イクことが稀で、男性がすぐにイク場合、女性はほとんど何もせずに終わりになってしまいます。
また、実際の生活を見ても、女性はつまらない性別です。男性よりも多重人格的な側面が強く、四六時中頭が空回りして、辛い中でまともな状態を保つことだけを努力している女性も多いです。
ただし、「理系は男性の方が得意」であるとするのはフェイクニュースです。確かに理系は苦手な女性も居ますが、理系が得意な女性は多いです。そのような女性は、男性よりもはるかに想像力と論理的な理性があります。ですが、そのような女性はまともであるとは言いづらいです。狂った想像力のある女は、本当に狂った女が多いです。
「なんとなく女性になりたい」と思うのであれば、その願望は捨てたほうが無難です。男性として生きて、エロ画像を見てセックスをして生きたほうがはるかに楽しく快楽を得られるでしょう。
女性は、何もないつまらない世界で生きています。単に生きるだけで楽しい女性は居ません。化粧や女子力アップをしても、楽しいことなど何もありません。
ですが、女性という性別は、話のネタがどんどん湧いてくる性別です。なので、他人との話の話題には事欠きません。世間話や電話を長々とするのは、ネタがあるからだけではなく、自分一人だけで抱え込むのが嫌だからという側面もあります。男性中心の社会では、男性が思ったり感じたりしていることが大きく世間に広まっていますが、女性が見てその多くは完璧ではないし、間違いもあります。女性はそのような「普通男性が分からないこと」が大量に分かります。それをすべて処理するために、長話をするのです。
また、女性特有の「男は何もない子供のままだから楽」だというのは勘違いです。なぜなら、男性は「国家」が分かる人間が多いからです。女性はたくさんのことが分かっているように見えて、実際は多重人格が空回りしているだけにすぎません。たくさんの人生経験があると思っているのは幻想で、実際は男性のほうがはるかに効率的に人生経験をしています。女性はある意味、何も分からないから馬鹿な人生経験が増えていくだけです。男性は「国家の中で国民が暮らしている」ということが常に分かるため、それ以上の多くを得る必要がないのです。
女がなぜたくさんのことが分かるのか、それは「自己対話」をするからです。女の脳は、おかしな自分自身と自分自身が対話し続けるような思考になるところが男の脳と違います。つまり、すべての問題をひとつひとつ点検し、洗いざらいすべてを検討し、判断し続けます。ですが、一度分かったことを忘れると、それをもう一度分かりなおすことができません。なので、年齢とともに女はどんどん知性が消えていき、最後は何も分からない認知症の狂った老婆になります。そして、女の人生は決して楽ではありません。とても辛く苦しい、地獄のような人生を生きるしかないのです。
上に、女について「つまらない」と書きましたが、はっきり言って男もつまらない性別です。
男には、何もありません。男には、人生で面白いことや楽しいことが何もないのです。
なぜなら、男は「楽しい」という感情を感じるからです。
男は、「楽しい」という感情と本能に従って生きるため、常に楽しいほうだけを選び、この世界のすべてに勝利しようとします。
ですが、女にはそのような「楽しい」という感情を感じない人間が多いです。
女は、「楽しい」ということよりも、「賢い」ということを優先します。子供の頃から女は大人です。常に大人の女性である母親になるために、常に賢く生きようとします。
男は、はっきり言って「楽しいだけの馬鹿」です。男は「楽しい」ということを最優先にするために、「賢い」ということを何も知らず、人生で何も分かることなく、馬鹿のまま老いて何もせずに死んでいくのです。
2023.10.06
医学について言えることは、人間の医学や生物に関する科学はまだ何も分かっていないということです。
ダヴィンチの時代には、まだキリスト教の権威が残っていて、人体の解剖をしても、間違ったことを公に教えていることが多く、それに対してダヴィンチが反論したりしたことが知られています。
その時代と今の時代は同じです。人間の生物学や医学は、まだ何も分かっていません。
特に、医学的な人間の体や、その中にある内臓の働きについて、人間はまだ完全に解明できていません。だから、人工の臓器を作るなどということはほとんどできていません。
それから、人間や生物のDNAや遺伝子についても、まだまだ解明は終わっていません。
人間だけではなく、生物全般に言えることです。生物のことは、人間はまだ何も解明できていないのです。
だから、医学や生物を学んだだけで、人間の体のすべてが分かったような勘違いをしてはいけません。医学はまだまだ進歩の途上であるということです。
2023.08.21
僕が分かった医学は、みんなの知っている医学とは違います。
なぜなら、僕は精神的に考える医学が分かった人間だからです。
僕は、精神というものについて誰よりも考えました。あらゆるすべての可能性を想定した上で、全部の治すための方法を試し、過去の自分の経験した人生をあらゆるパターンで再体験し、病気を治す方法を諦めずに最後まで考えました。
あらゆるすべての自らの病気を、精神を完全に捉え直して分かっていくその医学は、新しい「精神的に考える医学」であると言えます。
僕は、その医学を、今でも継続的に考えています。
何が言いたいかというと、医学は肉体的な知性だけではなく、精神的な知性からも治すことができるということです。
そのような意味において、僕は医学のことを誰よりも分かった人間であると言えます。僕の医学は、肉体的な医学ではありません。すべての病気や異常を精神によって治す、そのような精神的な新しい医学を僕は作ったのです。
2023.08.22
料理・家事も参照のこと。
ドイツの医療も参照のこと。
福祉も参照のこと。
美術解剖学も参照のこと。
以下の書籍が参考になります。
Wikipedia
書籍