美術解剖学の世界観です。
医学も参照のこと。
僕は、「ソッカの美術解剖学ノート」という本を購入しました。
値段は高いですが、人体の仕組みなどが絵によってデザイナーやイラストレーター向けに描いてあり、とても価値のある本です。
僕と同じように、デザイナーやイラストレーターを目指す人におすすめします。
後日注記:この本はとても素晴らしい本です。いわば、「絶対に絵が描けるようになる本」です。どんなに人物画が下手な人であっても、この本を読んで「体がどのような形状をしているのか」だけではなく、「なぜそのような形状をしているのか」が分かれば、絶対に絵が上手くなります。また韓国の方が著者であるため、出てくる人物の絵はほとんどがアジア人で、日本人と見間違えるほど(まるで区別がつかない)であり、日本人を描くのにうってつけです。ただ、ひとつ、注意点として、ヌードや裸の画像が多い(しかもとてもリアル)ため、ほかの人が見ているところで読むとエロ本を読んでいるかのような誤解を与えるかもしれないので、特に未成年の方は注意が必要です。
後日注記:この本は骨格や筋肉がどのような形状をしているか、どのようについていてどのように動くかということについて、著者の方が自身の見解から正しく説明してくれる素晴らしい本です。
上の美術解剖学の本を今、僕は手指のところまで読みました。
絵を描く際には、骨の形、関節の動き方、そして筋肉の付き方を知りましょう。
それが分かれば、何も怖くありません。
悪趣味かもしれませんが、絵を描くだけではなく、人間を観察していても、「ああ、この人はこの部分がほかと違うな」ということが、上の美術解剖学の本を読むと分かるようになります。
特に、肩や腕の骨と筋肉、骨盤と脚を繋ぐ関節の動き方などについては、とても参考になりました。自分が何を知れば絵を描けるのか、ということがよくわかりました。
また、女性と男性の体の違いや、動物と人間の体の違い、解剖学的な基本(骨と関節と筋肉と腱と靭帯のことなど)についても勉強になるため、美術志望だけではなく医学生にもおすすめできる本です。
繰り返しになりますが、この書籍についてリンクを掲載しておきます。
「ソッカの美術解剖学ノート」を最後まで読みました。
とても面白くて、そしてためになる本でした。
ページ数こそ分厚いですが、図やイラストが多く、普通の本よりも簡単に読むことができました。
デザイナーを目指す以上、人物画を描けることは大きな力になると思いますし、これ以上勉強し続けようと思うモチベーションの基盤をいただいたように思います。
このような本に巡り合えたことに感謝します。
最近、僕は「ソッカの美術解剖学ノート」の中の骸骨と骨格の絵を見本としながら、骨の絵を模写しています。
骨を描くのはとても面白いです。そして、デザイナーをやっている経験もあって、僕はとても美しい、自分でも惚れ惚れするような骨を描くことができました(と言っても大して上手くはない)。
今から、骨だけではなく筋肉も描いていって、デザイナーの名前に恥じない、正しい画家になりたいです。
また、何よりも、骨を描いているとこの本の内容が面白いです。そもそもこの本はそのような骨格や筋肉を模写して勉強したい人のために描かれており、単に読むだけではなく、骨を描きながら読むと、この本はとても面白いということが分かります。
美術解剖学の勉強をする上で、実際に骨の絵を描くということは、内容を覚えるためにとても有効です。単に読むだけで覚えることは現実的ではありません。骨を自分でも紙に描くことで、覚える力が格段にアップします。絵を自分で描いてこその、美術解剖学の勉強です。
2024-08-07も参照のこと。
2024.08.07
人物画を描く際に、最初から美術解剖学の通りに描こうとすると、入門者には難しすぎて無理がでてきます。
なので、最初は単純化して、体の中に胸部と骨盤を単純な形にして描いていくように、単純化して描いていきましょう。
これについては、以下の書籍が参考になります。
また、好きな漫画のキャラクターを描く際に、美術解剖学で学んだ内容を頭の隅に起きながら、その漫画のキャラクターの体を観察することも、いい効果を及ぼすかもしれません。