日記に戻る | 2014年6月の日記に戻る

=2014-06-29=

学習

昔は、学習を考えていただけだ。

原因と結果から、本質を考え、積み重ねて、出来るようになった。

宇宙には、まず、分裂だけがあった。

物質は少しずつ、単なる素粒子から、分子、水などのように進化していった。

そのうち、分裂しても形を保持するものが現れた。

それが生物である。

全てが自然に任されている自由は、素晴らしい。

何故なら、影響を与え、ものを作り、組織を作り、好きに生きていくことが出来るからである。

人とコミュニケーション出来る。考えて理解して改善出来る。

最初は、進化するだけの単純なものが生命として生まれた。

力は、等速運動と作用だ。

三角比は円の角度で、波は全体からの反射だ。

ただ、こういう風にすると、科学的でない。科学には、実証が必要だ。

昔は、自由とは言うが、自分が支配したいだけだ。

普通分かるものが分からなくなった。経済とものづくりが一番多い。

分からない人間が賢い。

生物は、分類の方法が賢い。

学習は、何か出来るようになるのを全部分かった。

自分は自分、独りしか居ない。自分が監督だ。KOKIAやポルノグラフィティが言う。

会社は、専門家の委員会が作ると、平等だ。

時間はその時確かにあった。

自分が出来ると信じること。

昔は、歩き回ることが多かった。

宇宙の根源を知れ。

場と目線で分かる。

色んなものを構造にして、出来るようにして分かっていた。

あとは、経験と理性、問題の解決、考え方と思考力、関係と構造があった。

最近は、全部書いて、考え方を忘れた。忘れたことまで忘れている。

NetscapeとMozilla、Gentoo Linuxが好きだった。

平等より、競争の方が良い。何も出来ないより、戦うべきだ。

schwarz1009 2014-06-29 10:34

愛と微笑み

愛することは信じること

所有したり支配することじゃない

その恋が、なぜ恋と呼ばれるのか

それは、愛情とドキドキが

人間の運命を司る、永遠の人間のテーマだから

◇◇

愛の花が咲くとき

その花に、1つ1つ名前を付けてあげよう

サクラ色の恋や、ツバキ色の恋が

その恋人とともに、人生に花を咲かせる

◇◇

愛はときに、自由になったり、支配になったりする

その愛を知るとともに

人は恋で宇宙を知るのだ

◇◇

ああ愛するならば

人生の運命は全て、あなたに微笑みを与えるのだ

schwarz1009 2014-06-29 14:43

その涙に、黄金の輝き

その心に、純白の悲しみ

銀の竜とともに

さあ行こう、天空の塔へ

◇◇

塔の最上階には、僕の兄で、魔王、ガブリエルが居る。

塔には、魔王の血から生まれた、悪魔たちが居る。

この剣の力と、水晶玉の魔法で

ともに倒そう。悪魔の支配者を。

◇◇

1つ1つの記憶のピースを集めて

宇宙にいる、生命の魔法を水晶玉に集める

全てのピースを集めて、

宇宙の全てを知るのだ。

◇◇

悪魔の子、カイトとの恋愛主導権争いや

少年スバルの、悲しい歴史とともに

仲間を増やして、スバルの親を探す

◇◇

最初の階には、悪魔にいじめられるロボットが居た。

そのロボットと仲間になる。

ロボットは、最初の階の敵に勝つ方法を教えた。

魔剣術、リヴァーソードを覚えた。

◇◇

海の精霊ポセイドナは、記憶のピースが何なのかを解説した。

宇宙人が、かつて、この塔に身を置いていた時のこと。

たくさんの平和な世界を治める、中央集権的な役割を、

塔が持っていた。

宇宙にいる、全ての民族を知っている。

その全ての民族の、全ての魔法と法則を、知ることが出来るのだ。

いつからか、宇宙は、1つの悪魔に統一されてしまい

宇宙の民族は、バラバラになってしまった。

その悪魔こそ、主人公マテルの父、ラファエルであり、

それを継いだ兄、ガブリエルが、今の塔の王である。

◇◇

塔の3階には、ガブリエルの手下、ザトーが居た。

彼は、ガブリエルの伝言を伝えた。

"よく来た、マテル!僕は、君が君の恋人を連れて

ここに来るのを喜ぶ。

僕を倒すのは分かっている。はやく塔の一番上に来い。"

そういって、ザトーを倒すことになった。

ザトーの魔法、タイムロジックは、ザトーの時間を加速度的に速める。

ザトーの剣がマテルをとらえた、その時、突然、ザトーの手が止まった。

マテルの胸についていた、ペンダントを見て、

ふと、これはと思った。

そして、マテルとともに来た、少女スラを見て、

気づいた。このスラは、自分の故郷、アスカの少女だった。

殺すことが出来なかった。

少年スバルが現れる。

ザトーはスバルのショットガンで、簡単に射落とされた。

スバルは、ショットガンの達人で、いつか、悪魔の支配を終わらせ、

宇宙人の集結を望む、少年だった。

◇◇

スバルという少年のおかげで、救われたマテルに

スバルは話しかけた。

自分の村は、昔、平和な村だった。

宇宙第389惑星圏で、平和な原始生活をしていた。

そこに、ある日突然、悪魔ラファエルがやってきて、

村を荒らしまわり、

それから、第389惑星圏では、その悪魔と戦っている。

第389惑星圏は、もうない。

その後に、戦いの荒廃から、滅んでしまった。

最後の救命ロケットで、約100人が、最後に生き残った。

その中で、まだ幼少だったスバルは、

いつか悪魔を倒すことを夢見ていた。

その後、スバルは成長して、18になった。

そのころから、この塔に来て、

戦っている。

勝てない敵とは戦わない。慎重に、見つからないようにしながら、

最新の宇宙兵器、ゴーマイン・ショットガンを使って、

最上階の一歩手前、38階までたどり着いたが

40階の最終階の手前で、運悪く悪魔に包囲されてしまい

魔法エリザーで、塔から脱出した。

それ以来、20階までしか到達できていない。

◇◇

スバルは、マテルと仲間になった。

このスバルには、一緒に逃げた親が居る。

その親は、魔王に幽閉されていて、

救いたいという。

マテルに、スバルが最新のショットガンを与えた。

◇◇

スバルとマテル、スラとロボットは、

記憶の第一ピースを見つけた。

「これが第一ピースか。

透明で、紫の色をした、オーラを放っている。

こんな石のようなもので、何か分かるのだろうか。」

マテルがそういうと、ロボットが言った。

「右手に水晶玉、左手に第一ピースを持って、

目をつぶってください。」

スラが言った。

「これは、太陽の石だわ。

太陽ほどの大きさの生命が、太陽と一緒になって、生きている。

永遠に続く、地球に降り注ぐ光以上の、全ての太陽からのエネルギーが分かります。

あ、新しい魔法を使えるわ。」

そうすると、スバルとマテルの目の前で、大きな火炎放射が発動した。

スバルが言った。

「中の上ぐらいの魔法だね。名前は、ライトファイアだよ。

草系のモンスターを、一撃で全て焼き払えられる。

けど、20階より上の魔族には、効かないよ。」

ちなみに、リヴァーソードは、15階までしか、効かない魔法だということだ。

マテルが言った。

「スバル、魔法に詳しいんだね。

君は、ショットガン以外に、何か力をつかえるの?」

スバルが言った。

「この塔に、昔存在したはずの、大能力、セブンスヒストリーを使える。

でも、これは、一番上の階で使いたい。

なぜなら、1度使ってしまうと、他の魔法を全部使えなくなってしまう。

僕は、この魔法を、最上階のガブリエルを倒すために、いつもとっておいている。

だから、まだ、この魔法を使ったとき、何が起こるか、分からないんだ。」

◇◇

一行は、その後、塔を1つ1つ登って行った。

記憶のピースは、その後、水星、土星、火星、と増えていき、

それぞれの能力を手に入れた。

水星の能力を手に入れたときのこと。

「これは、偉大な神話を、現実のものと出来る、

映像を操る民族の魔法よ。

大海が現れ、敵を水の中に沈め、重りを加えて、泳げなくするの。

名前は、アクアシップ。

階の23階まで使えるわ。」

土星。

「これは、簡単に融和できる生命の、悲しい進歩の歴史。

この生命は、自分と相手を同時に殺して、それが融和し、新しい生命を作る、

そういう進歩の方法をとるの。

魔法は、相手の全員に、瞬時にエネルギーを与えて、電撃を加え、

簡単に死んでしまう、弱い敵を、全員射止められる。

その代り、強い敵にはまったく効かないわ。

名前は、エネルギーウェーブ。」

そして、火星。

「これは、全てが死に絶えた、何もない、放射能汚染の未来人。

おかしくなった生命が、永遠に、さまようだけの星。

能力は、敵全員を、何秒間か停止させるだけの、弱い魔法。

名前は、スリープ。」

その後、階の15階までやってきて、リヴァーソードが使えなくなった。

ロボットとともに修行したマテルは、新しい、強い遠距離の剣術を身に着けた。

「この剣術は、遠くまで、波状で気功を与えられる。

名前は、マウンテンソード。

弱い敵は、この剣術で倒していこう。

強い敵は、スラの魔法、とくに、ライトファイアとアクアシップで倒していこう。」

◇◇

そんな時、一行に、何か、得体のしれない恐怖が押し寄せた。

「なんだ、何か居る?」マテルが言った。

その時、スバルのショットガンがさく裂した。

「そこだ!」スバルの一声とともに、ショットガンの先を見ると、

猫のようなかわいい生き物が居た。

「あれ、かわいそう。猫じゃない」そう、スラが言うと、

「来る!」そうスバルが言って、ショットガンをさく裂した。

見ると、猫はすでに居ない。

スラの右隣に、かっこいいイケメンの男性が現れた。

「あれ?僕に向かって、何と言う無礼だろう。

ねえ、お嬢さん」

その彼は、マテルに詰め寄って、言った。

「はやく、この塔から去れ。

君が、僕の父ガブリエルを倒したいのは、知っている。

僕は、気に入らない。父は良い人間だし、僕らは、ただ、この塔で平和に暮らしているんだ。

さっさと去るんだな。

それより・・・」

彼はスラに行った。

「僕と付き合おう。君の名前は?」

スラは言った。「スラ。スラ・ロード」

彼が言った。「僕の名前は、カイト。カイト・ローサイド」

マテルが言った。

「それより、スラから手を離すんだ。

僕の恋人だぞ。」

カイトが言った。

「そうか、彼女は、君の。

そうすると、君を殺せば、フリーになるんだ。

いつか、君を殺して、この美しい少女と付き合えると、感動できる。」

マテルが言った。

「君の方こそ、去るんだな。」

カイトが言った。

「僕は、もっと上の階にいる。

じゃあな。」

そして、カイトは、魔法エリザーを使って、消えてしまった。

◇◇

そして、16階にやってきた。

ここでは、悪魔が居ない。皆、天使ばかりの世界だ。

そこで、一行は、階の主、カマエルと話をした。

「なぜ、ここには悪魔が居ないのですか?」

マテルが聞くと、カマエルが答えた。

「この種族は、昔、悪魔だったものが、

一度、英雄ミラーとともに、浄化され、魂を入れ替えた。

それらが住んでいる。

この天使たちは、戦ったり、殺したりすることが出来ない。

平和だ。平和が一番良いのだ。

この天使たちは、弱く賢い。あまり強くなく、すぐに死ぬが、

しかし、いつまでも平和を保つ。」

ロボットが言った。

「ここには、あまり長居をしない方が良いです。

すぐに、次の階に進みましょう。」

マテルが言った。「なぜ?良い天使たちだけれど。」

スバルが言った。「やめた方が良い。すぐに次の階へ進もう。

天使たちと居ると、弱く洗脳されて、何も出来なくなる。」

そして、一行は次の階に進んだ。

◇◇

スラは、記憶のピース、金星を水晶玉に得た。

「これは、永遠に続く、何もない星ね。

相手の能力を封じ込め、弱くする魔法、

トゥープアが使えるわ。」

◇◇

次の17階では、逆にたくさんの戦いがある、荒くれた世界に来た。

スバルが言った。「ここでは、誰とも目を合わさず、僕らだけで話をするんだ。

会話していることにして、誰とも何も話さない方が良い。

強くはないが、低い。誰もが馬鹿だから、怖い。」

その時、カイトが現れた。

「やあ、マテルとその仲間の諸君。

僕は、この世界の全員を従えて、君たちと戦う。

まずは、火の玉を繰り出そう。」

そうして、スバルが言った。

「マウンテンソードを使うんだ。

勝負には、2つ、先手必勝、そして、一騎当千だ。」

マテルは、マウンテンソードをうまく使って、敵を攪乱した。

「僕はショットガンで相手の周りに居る荒くれ者を倒す。

アクアシップだ。スラ!」

スバルが言うと、スラが答えた。

「分かったわ。

"大海に存在し古来よりの神、ポセイドンよ。

我が船に希望をともし、力を貸したまえ。

その契約は、私をあなたの親友とし

あなたは私に力を与え、私はあなたに仕えるのだ。"

アクアシップ!」

そういうと、荒くれ者が急に姿を消し、

カイトが瞬間移動して、スラに微笑んだ。

「お嬢さん、君を騙すつもりはない。

あなたを連れ去って、この戦いは終わりにしよう。

それ!ライト!」

そうすると、一瞬、眩しい光とともに、

世界の全てが消え去った。

光の後で、気づくと、居るのは、スバル、マテル、ロボットのみ。

「カイトの姿はどこに行った?スラはどこだ?」マテルが言った。

スバルが言った。「やられた。スラを連れていって、去ってしまった。

最初から、それが望みだったんだ。」

マテルが、目を丸くさせて、言った。

「何てことだ。」

◇◇

去ってしまったスラを思うと、暗い気分になってしまう。マテルが言った。

「どうして?スラに何があるのか、あまりに不安だよ。

魔法も使えなくなってしまった。これじゃこの塔の攻略が難しい。」

スバルが言った。

「これは、塔の攻略は、一からやり直すしかない。

去ろう。魔法エリザーで、この塔を脱出できる。」

マテルは言った。

「残念だが、それしかない。

スラの身があまりに心配だけど、仕方ない。」

そして、一行は、魔法エリザーで、塔を脱出した。

◇◇

一方のスラは、水晶玉を奪われて、幽閉されてしまった。

この牢には、一人の老人が居た。

なんと、この老人は、スバルの父、ダイだったのだ。

「ダイさん。あなたの息子さんが、あなたを救うために戦っています。」

スラが言った。

「そうか。それは良かった。

あの子の自由にさせてあげてください。

私は、悪魔によって、力を消され、何も出来なくなってしまった。

あなたの水晶玉も、取り上げられてしまったでしょう。

私たちには、何も出来ない。ただ、ここで、幽閉されたままで居るしかないのだから。」

スラが言った。

「それでは、あまりに悲しいです。

私の水晶玉があれば、この監視員の魔族など、すぐに倒せます。」

ダイが言った。「それは出来ない。待つのです。いつか・・・」

そうすると、そこにカイトがやってきて、牢の扉を開けた。

「さあ、お嬢さん、こっちへおいで。

僕と幸せな時間を過ごそう。」

そうすると、スラは、腕にかみついた。

すると、後ろの警備員の悪魔たちに連れられて、スラが連れ去られてしまった。

「悪いことはしない。ちょっと、君の体に細工をしたいだけだ。

この薬を飲みなさい。全て、完全に忘れてしまう薬だ。さあ」

そうすると、スラは薬を飲みこんで、意識を失ってしまった。

◇◇

スラは、新しい都市、新しい街、新しい家で目覚めた。

なぜか、最近のことを覚えていない。自分の家に、見覚えがない。

そこで、そこの主人が言った。

「あなたか。この僕のパン工場で働くことになった、新しい女性は。

来なさい。何も分からないだろうが、手荒なことはしない。

きちんと、レジに立っていてくれればいい。

レジの説明書はこれだ。

頑張って働きなさい。」

そうすると、スラは、次の瞬間、さらに全て忘れてしまった。

スラが言った。「私は誰ですか」

店の親父が言った。「やれやれ、また、こういう悲惨な娘がやってきた。

そこに、もう1人、あなたと同じ立場の女性が居るだろう。

あなたより年上だ。一緒に働きなさい。」

◇◇

パン工場で出会った女性は、ハンナという名前。

ハンナは、時々冷静で、時々活発な、普通の女性。

「大丈夫さ。この町は、きれいな街だよ。

一緒に見て回ろう。元気出して。

何も覚えていないとは言うけれど、自分の彼氏を忘れたぐらいで、

普通のことは普通にできるから、さ。」

◇◇

パン工場で働いていると、結構、楽しい仕事だ。

ああ、彼氏が欲しいなあ、と思って、仕事をしていると、

なぜか、遠くの方に、いつか知った覚えのある、デジャブな少年が居た。

「あ、あの人」

そう言いかけると、その彼は去って行ってしまった。

そう、この少年は、マテルだったのだが、

マテルは、いつかスラを助ける、と目標を置いたまま、

作戦を立てている最中に、この付近を通りかかったのだ。

「誰だろう。昔の雰囲気がした。」

それで、スラは、その後も、パン工場で働いていた。

ハンナとともに、パンのことを考えていると、楽しい。

◇◇

「なんだって?諦めろ?そんなことは出来ない。」マテルが言った。

そう、諦めるという話になったのは、なぜかと言うと、

銀の竜にまたがって、天空の塔に上るために、水晶玉が必要なのだ。

「僕は、賛成しない。僕たちが助かっただけで、満足するべきだ。

いつか、僕が塔を攻略するだろうから、その時を待ってくれ。」スバルが言った。

「僕は、水晶玉は無くても、竜の居場所を知っている。

山奥の、アリアラ山のふもとに、竜は居る。

君が賛成しないなら、僕一人で行く。」マテルが言った。

「それならそうすると良い。僕は降りる。」スバルが言った。

「それならそうすれば。僕は、君を軽蔑するよ。」マテルが言った。

スバルは、それで良いと思うばかりに、ひとつ微笑んで、どこかへ去って行った。

◇◇

竜のふもとに来た、マテルは、もう、怒り狂っていた。

そこに、銀の竜が現れた。

「どうした。小僧。もう一人の女の子が居ないぞ。」

マテルは、銀の竜にありのままの経緯を話した。

「それなら、ちょっと待ちなさい。

塔になど、行かなくていい。女の子が、どこかに居るはずだ。」

マテルは驚いた。スラは、塔や牢には居なくて、新しい町で、生活していると言う。

「行きなさい。そこに、スラは居る。

リヤードグランド5番地の、パン屋で働いているはずだ。」

◇◇

一方のスラは、ハンナとともに、パン屋でレジを打ち、パンを焼いていた。

その時、一人の男の子が現れた。

そこまでは覚えている。

そして、今、病院に居ると、その男の子が、なぜかそばにいる。

「僕を見て、気絶したんだよ。君の恋人、マテルだ。」

マテルが言うと、スラが言う。

「恋人?そんな覚えはないけれど。私、騙しにかかる男の人とは、付き合いたくない」

そうすると、マテルには、何も言えなかった。

「僕のこと、覚えてないの?」

スラが言った。「全然。」

◇◇

その時、良いことを思いついた。

「カイトと会わせれば、何か思い出すんじゃないか。カイトはどこに居るんだろう。」

その後、マテルはカイトを探していたが、銀の竜に頼み込むことにした。

竜は言った。

「水晶玉を持って、塔に行きなさい。

スラの持っている水晶玉を借りて、カイトの居る15階まで上がるのだ。」

そして、塔にやってきたマテルは、また、スバルと出会った。

「顔を見せるな、といったはずだ。君の力は借りない。」マテルが言った。

「しかし、それでは、軍備が不足している。僕の持っているショットガンをあげよう。」スバルが言った。

そして、微笑んで、スバルは去って行った。

◇◇

ショットガンがあるせいで、敵は簡単にやっつけられる。

簡単に15階まで来た。そして、カイトに出会った。

「そうか。スラに出会って、記憶は無かったのだな。

僕と一騎打ちをしよう。勝てば、記憶を戻す薬を教える。

負ければ、スラは僕のものだ。」

そして、一騎打ちが始まった。

◇◇

ショットガンとマウンテンソードしかないマテルにとって、

勝ち目のない戦いだった。

それでも、スラを奪われたくない一身で、昔の昔に覚えた、催眠術と分身の術を使う。

相手は、何もしない。見たところ、相手は武器を持っていない。

マテルが放つショットガンを楽々とかわす中で、1つの呪文を唱えた。

"冥府の呪い。天魔の争い。神の滅び。全てをいっぺんに敵に与えよ!"

そして、マテルは、それをマウンテンソードで跳ね返そうとして、

呪いを受けた。そうすると、マテルは、一度気絶し、復活して、血がおかしくなった。

「なんだ、これは、うう、つらい。何も出来ないつらさだ。なぜか、体が動かせない」

そこで、カイトが言った。

「これで終わりだ。スラは、僕のものだ。じゃあな」

マテルが言った。「待て!」

カイトが言った。「なんだ?」

マテルが言った。「せめて、スラの記憶は戻してほしい。」

カイトが言った。「そうだな・・・

君の呪いと、スラの記憶は戻そう。じゃあ・・・」

マテルが言った。「まだ終わっていない!」

そういうと、倒れたマテルが、何かの呪文を言った。

「昔、スラと一緒にならった。この呪文だ。」

"愛する心に、1つの運命。来たれ!黄金の竜!"

そうすると、カイトは、召喚した竜との戦いを見て、言った。

「これは、つまらない。あまりに強い竜だ。

僕は、戦いから降りる。こんなものとは、戦えない。」

実は、この召喚、一度すると、二度と使えない。

最後のとっておきだ。カイトが一度勝ち、マテルがもう一度勝った。

◇◇

そこで、1つの現象が起きた。

なんと、時間がさかのぼって、全てが後戻りし、最初の状態に戻った。

記憶はそのままだ。何だ?これは。

「マテル。私だ。ガブリエルだ。

私の力で、勝負を最初に戻した。

マテルよ。カイトは、私の傀儡だ。」

そういうと、カイトがどこにもいない。カイトという人物は、最初から居なかった。

◇◇

ガブリエルを見て、黄金の竜が言った。

「もう一人、銀の竜が居るだろう。

あれを連れてきなさい。2人いると、使える魔法がある。

こういう時に使う、一番良い魔法だ。

ゴッドハンド、敵を浄化し、完全な味方にできる。」

銀の竜を呼んだ。

竜は呪文を唱えた。"預言者は、全てを作り、滅する。そのもの、神にひれ伏せ"

ガブリエルは言った。「もう良い。私も、そろそろ老化して、誰かと戦いたくはない。

誰かに、この塔の支配を任せるつもりだった。

良い機会だ。君を信頼して、君に塔の所有権を与え、私は、助言を与える役となる。」

そして、この物語は終わり。

◇◇

エピローグ。その後、スバルがマテルのもとにやってきた。

「それなら、僕をガブリエルと会わせてほしい。

僕の親父を解放してくれたら、僕は何も言わない。」

そして、ガブリエルは、ダイを解放して、水晶玉に自分の能力を吸収させて、竜とともに暮らした。

水晶玉は、全てを巻き戻す、木星の、「タイムリバース」を覚えた。暗闇と光の無い、無を知った。

おしまい。

schwarz1009 2014-06-29 14:45

ミネルバ

ミネルバは、探究心豊かな少女だった。

ラスカーという町で、牛や羊とともに暮らしていた。

ある時、神秘的な夢を見た。

内容はあまり覚えていないが、翼を持つ馬である、ペガサスとともに、世界中を旅する夢を、何度も何度も見た。

そのうち、ペガサスとともに、世界中を回れたら、という夢を持つようになった。

そんな時、魔法の玉、という存在を知った。

それは、水晶玉で、透明で美しい球の中に、魔法の力が宿っていて、手にすると、魔法が使えるという。

そのうち、ミネルバは大人になり、24歳になった。

大都会サラのサラ大学を卒業して、ミネルバは田舎の町である、ラスカーに戻った。

しかし、ミネルバはつまらなかった。

ラスカーなど、牛や羊をそれぞれ飼っているだけの、田舎の町だ。

そんな時、変な手紙が届いた。

内容を見て、驚いた。

なぜなら、このような手紙だった。

「私は、天を駆ける馬、ペガサスの一族です。

サラ大学の理化学の教室で、あなたを待っています。

私とともに、世界を旅するのです。

私は、いつまでも、同じ、サラ大学の理化学の教室で待っています。」

ミネルバは、サラ大学で、ペガサスが待っている、との情報を信じてみた。

そのうち、同級生であるクリスとともに、ミネルバはペガサスの待つ教室に行った。

部屋に入る時、異変に気が付いた。

何か、美しいオーラを放つ教室の中に、大きな生き物が居る。

それは、ペガサスだったのだ。

ペガサスは言った。

「驚いた?私の体、結構大きいでしょう。」

ミネルバとクリスは、驚いて返答した。

「あなた、空は飛べるの?」

ペガサスは言った。

「飛べます。乗って下さい。」

そして、ミネルバとクリスを乗せて、ペガサスは言った。

「さあ、飛びます。私は、これからあなたがたとともに、世界中を旅するのです!」

ミネルバが言った。

「世界中?どういうこと?」

しかし、ペガサスは、それを無視して、空へと飛び立った。

ペガサスは言った。

「世界の何よりもの不思議は、サバンナのペガサスの民族にあります。

このまま、長い旅をする勇気がありますか?

あるならば、また、この理化学の教室に来てください。

ペガサスの集団に会いに行きましょう。

私たちは、人間の協力者を求めています。

人間は、かつてないほどの速度で、進歩していますが、

いよいよ、魔法の玉を集めることで、人間は魔法を操れるのです。」

そして、ミネルバとクリスを空へと連れる旅をしながら、ペガサスは色んなことを話した。

「人間の、1人の王が生まれています。

その王は、光となるか、闇となるか分かりません。

しかし、その王のもとに、私たちが結束すれば、世界をすべて救うことが出来ます。

ミネルバ、クリス、あなた方は、その大陣営の先端となるのです。」

そして、ペガサスは、サラ大学の理化学の教室へと戻って、いったん消えた。

サラ大学の教室の黒板の前で、ミネルバとクリスは、言葉を失った。

「王って、誰なんだろう?そして、ペガサスの民族って、どういうことだろう?」

そして、ミネルバ一行は、また田舎であるラスカーに戻った。

数日すると、ミネルバとクリスは、会って話をした。

「幸い、僕らは親の保護のおかげで、自由に生きている。

ペガサスに乗るのは、気持ち良かった。

僕らの将来のために、旅をしても良いかもしれない。」

そして、ミネルバとクリスは、また理化学の教室に行った。

そうすると、今度は数分して、いきなりペガサスが教室の真ん中に現れた。

ペガサスが言った。「じゃあ、私は敬語を止める。

僕らは、これから、ペガサスの民族に会いに行く。

世界に存在する魔法の玉を見つけながら、魔法をひとつひとつ覚えるんだ。

その地図をもらうために、ペガサスの長に会いに行く。」

ペガサスの話によると、魔法の玉の地図は、ペガサスの長が持っている。

そのうちに、ペガサスは、魔法の能力を使って、速度を速めながら、世界の空を旅した。

ミネルバが言った。「世界中が、こんな風になっていたなんて・・・」

クリスが言った。「素晴らしい雄大な景色だ。」

そのままサバンナへと進出して、ペガサスの民族の居る、自由自治区域へと入った。

「ここです。ここに沢山のペガサスが居ます。」

そして、見るからに1つだけ老年である、ペガサスの長に会って、話した。

「あなたがたが、人間の最初の魔法学習者か。

あなたがたは、今から、沢山の旅をするが、全ての魔法の中にある、タイム・ウェーブという魔法で、いつでも元の時間と場所に戻れる。

魔法の玉とは、伝説の機械工学者、オスカーの作った、賢者の石だ。

手にすれば、それだけで魔法を操れる。

それから、魔法の地図を与えるために、条件がある。

魔法の玉の1つに、ダーク・ペガサスという魔法がある。

それは、ペガサスの民族の誇りであり、最も美しいとされる彫刻である、「漆黒のペガサス像」を生み出す。

その彫刻を、われわれのもとに与えてほしい。」

ミネルバとクリスは、言った。

「それは良いのですが、私たちは、本当にそんな大それたことが出来るのでしょうか?」

しかし、ペガサスは言った。

「安心しなさい。魔法の力は、あなた方が思うより、ずっと強い。

この魔法の薬を与える。あらゆる怪我と病気を治す、万能薬だ。」

そして、ミネルバとクリスは、魔法の薬「エターナル・ポーション」を得て、最初の旅へと向かうことになった。

最初の目的地は、砂漠の中にある宮殿、デュアル・ハード。

この王が玉を持っている。

砂漠を飛んでいたが、それらしきものは見当たらない。

しかし、2時間もして、ペガサスがある建物を発見した。

「これは何?宮殿?」

その宮殿には、人が居る様子はない。

くまなく調べていると、西方の建物に、下へとつながる階段が存在した。

しかし、しばらくしていると、馬に乗った民族が現れた。

そして、ミネルバとクリス、ペガサスを包囲して、言った。

「君たちは、何をしているのだ?」

そこで、ペガサスが言った。

「これは、敵ではない。きちんと話せば、分かる集団だよ。」

そして、ペガサスは、自分の言う言語を翻訳して教え、それらとともに階段を下りた。

ミネルバは、誇りを持って言った。「私は、世界の宝石たちを集めるために冒険している、冒険家だ。」

そして、王のもとに案内されて、王は話した。

「危険かもしれないが、隣の国、テスタへと行って、宝石のありかを探ってみると良い。

ここには宝石は無い。その代り、我々の強力な援軍を1人与えよう。」

そして、バールと言う男が仲間に加わった。

「私は、こう見えて、結構強い。私が居れば、テスタに侵入できるだろう。」

そして、ミネルバとクリスは、強力な援軍を得て、ペガサスに乗ってテスタへと向かうのだった。

テスタでは、ミネルバは、そこにある文化品の美しさに目を奪われた。

田舎であるラスカーの出身であるミネルバは、高貴な装飾品を見るだけで、うらやましく思った。

その時、バールは言った。

「危険かもしれないが、王のもとに会いたいと言った方が良い。

王が、沢山の装飾品とともに、魔法の玉を持っている可能性が高い。」

そして、皆は、王の宮殿へと向かった。

そこでは、沢山の美しい芸術品が公衆へと開かれる中で、セレモニーが行われていた。

「これは、戦勝記念日のセレモニーだ。」

しかし、ミネルバの様子がおかしい。

なぜか、いつの間にか、ミネルバは消えてしまった。

「どこに行ったんだ?異国の中で消えてしまうと、危ないぞ。」

クリスとバールは、ミネルバを探したが、見つからない。

そのうち、ミネルバが戻ってきた。

つまるところ、装飾品を見ていると、はぐれてしまったらしい。

そして、ミネルバは、なぜか現地の住民と話して、魔法の玉のありかをつかんだ、ということだ。

「今から、3時間にわたって盛大なセレモニーが行われると言っていた。

それが終わった時に、沢山の水晶玉が、皆のもとに配られる。

その中に、魔法の玉がある。」

良く観察していると、ペガサスが言った。

「あれだよ!あの、白銀に輝く玉。あれが魔法の玉の、1つだ。」

そして、一行は、その玉を手にするため、それだけに的を絞って、民衆の中でその玉を手にした。

その時、王は、ペガサスを見て言った。

「何だあの動物は?馬に翼が生えている。」

そうして、ミネルバとクリスとともに、ペガサスは上段へとまぬかれた。

そして、王と話すことが出来た一行は、魔法の玉を欲していることを伝えた。

そうすると、セレモニーの後で、宮殿に案内された一行は、また、仲間を手にした。

「これから、私は魔法の玉を求めて、世界中をペガサスとともに飛び回る。

できれば、あなたや国民の人に、私とともに世界を飛び回ってくれる、支援者は居ないか?」

そうして、また、仲間が増えた。

スカル、という傭兵が仲間へと加わった。

最初の魔法は、ホーリー・テレパシーだ。どこに居ても、それぞれの心の力によって、通信出来るようになる。

しかし、ここから、入手の困難な魔法の玉へと出会うことになる。

ミネルバとクリスに、ペガサスが言った。

「危険だが、来るか?」

そして、ミネルバとクリスは、言った。

「行くよ。用意は出来ている。バールやスカルが居るから、ずっと安心しているよ。」

そして、一行は、魔王、グラスの居る宮殿へと向かう。

その前に、ペガサスの集団に会いに行くと、1つの魔法の玉を、他のものが見つけた、として、手に入れることが出来た。

ペガサスの長は、思いがけないことを言った。

「危険なのは、この魔王、グラスの宮殿だ。

つい先日見つけた魔法の玉と、僕たちの通常装備である、この剣を与える。

魔法の剣、ゼグナを使うことで、一瞬で周りに居る全ての敵を倒すことが出来る、剣だ。

この剣は、君が持ちなさい。」

そして、クリスが剣を持った。

「そして、ミネルバ、あなたには、遠くから電撃の風を与えられる、この魔法の玉、エナジー・コントロールを与えよう。」

そして、クリスとミネルバは、バール、スカル、ペガサスとともに、敵の待つグラス宮殿へと向かった。

スカルは言った。「相手の宮殿には、あまり人はいない。

誰も殺さなくていい。

魔法の玉は、おそらく、どこか、宮殿の周りに、他の装飾品とともについている。

しかし、問題なのは、魔王に見つからないこと。

しかし、ペガサスが居れば、そこは簡単だ。」

そうすると、ペガサスに乗ってあたりをさまよううちに、見つけた。

「あれだ!あの獅子の彫刻とともに、魔法の玉を使っている。

簡単に取れるはずだ。」

そして、ペガサスに乗って、ミネルバが手にしようとした、その時、ミネルバの体に、電撃が走った。

スカルが言った。「ああ、何ということだ。」

クリスが言った。「どうした?あれ、ミネルバが居ない。」

そう、ミネルバは、装飾品を手にした瞬間、瞬間移動して、宮殿に捕まってしまったのだ。

バールが言った。「王に捕らえられたが、理由を話せば、すぐに自由になる。話の分かる王ではないが・・・」

クリスは言った。「何てことだ。」

スカルが言った。「ペガサスも一緒に捕まったようだ。助かると良いが・・・」

ミネルバは、気を失って、集団につかまった。

気がつくと、牢屋に居た。

ペガサスと一緒に、捕まって、牢の中に居た。

しばらくすると、一人の王のような人間がやってきて、牢へと入ろうとした。

ついに殺されるか、といったところで、ミネルバは叫んだ。

すると、すぐ王の見る目が変わった。そして、牢から脱出できることになった。

ミネルバは、何と叫んだのだろう?

それは、ミネルバの愛する故郷の母親に向かって叫んだ、「ラスカーのお母さん」だった。

何と、その王の出身も、同じ、ラスカーだったのだ。

王のもとに案内されたミネルバが見たものは、宮殿の一番真ん中にある、キリストの十字架と、下に並んで祀られている、たくさんの水晶玉だった。

よく見てみると、たくさんの普通の水晶玉とともに、魔法の水晶玉の1つが、そこにあった。

ペガサスは言った。「何とかして、あの水晶玉をもらえないかな?」

ミネルバは、王、シュバルツにそれを頼んだ。

それは、もっと綺麗な水晶玉をもらえれば、交換条件として、それを与える、との話になった。

そして、ペガサスの持つ、宝石を1つ与えた。

白銀に輝く、ペガサスの魔法の玉のコピーを1つ与えた。

「このコピーは、ほかに同じ魔法の玉がいくらでもあるから、与えていいんだ。」

そして、魔法の玉は、ダーク・ペガサスだった。

すぐにクリスとともに合流して、ペガサスの民族のもとに行き、ミネルバとクリスは、ダーク・ペガサスによって、「漆黒のペガサス像」を与えた。

ミネルバとクリスは、いったん、現実の世界に帰ることにした。

「危なかったけど、面白かった。沢山の町に、ペガサスで行けるなんて、夢のようだわ。」

そのうちに、2人に試練が訪れる。手紙が届いたのだ。

「理化学の教室へ来てほしい。

王が現れる。王は、闇のものとなるか、光のものとなるかは分からないが、世界を救う。

その王を、われわれの味方にしてほしいのだ。」

そして、2人はまた、天魔に乗って空を駆け、世界を旅するのだった。

王は、見ると、ミネルバと同世代くらいの、若い青年だった。

「あなたが王?なんだか、普通の人みたい。」

ミネルバはそういって、ペガサスの長に聞いた。

「この王のすごいところは、全知全能の頭を持ち、世界の未来を司る支配者としての才能がある。」

そうすると、王は言った。

「そんなことはありません。私も、ただの人間です。」

ペガサスの長は言った。

「この王は、全てを経験から知った、偉大な経験の持ち主だ。

この青年に魔法の宝石を付け加えると、まるで全知全能のように、あらゆる全てを良い方向に変えられる。

しかし、心配なのは・・・」

王が言った。

「私が、何をするか、分からないからでしょう?」

ペガサスは言った。

「この王とともに、色んな魔法の宝石を集めてほしい。

その中で、世界の問題を、いくらでも解決して、回ってほしい。

世界が救われ、全てが進歩する、そんなことを言われている。」

王は言った。

「私の名前は、ヴァイス。

ミネルバさんとクリスくんとともに、あらゆる世界を1つ1つ改善します。」

そして、ペガサスの王は言った。

「苦しいことや辛いことが多いかもしれないが、ヴァイスとともに、世界を良くしてほしい。」

しかし、クリスは言った。

「では、具体的に何をするのです?」

ヴァイスが言った。

「北に、悪い国がある。

その国を倒すために、ペガサスの軍団とともに、向かう。

そして、その中に、最高の魔法の宝石がある。」

さらにヴァイスが言った。

「そのうち、世界の全てを正す魔法を持つ、3つの玉を見つけ、手に入れる。

1つ目は、フリー・エネルギー。世界を自由にする。

2つ目は、キープ・ホールド。世界を支配する。

そして、3つ目は、チェンジ・ミラクル。世界を正しく変える。

そのようにして、世界は救われる。」

そうすると、ミネルバが言った。

「それなら、その3つの玉はどこにあるの?」

そして、ヴァイスが言った。

「北の国、サーマの中に、その秘密がある。

長い間、帝国側と自由側の戦う、内戦の国だ。

ここに出向いて、自由側を勝利させる。

そのために、ペガサスが戦う。

そして、勝利すれば、我々は、宝石のありかを見つけることが出来る。」

ペガサスの長が話した。

「長い戦いが永遠に続いている。

どちらも、絶対魔法の力で、競り合っているが、

幸い、我々には、ヴァイスの力がある。」

ミネルバが言った。

「その力とは?」

ヴァイスが言った。

「絶対魔法による防御を回避する、アンチ・ホールドと、

全ての魔法を跳ね返す、スパーニングだ。」

ペガサスの長が行った。

「先頭には、ペガサスの集団が行く。

アンチ・ホールドとスパーニングを効果的に使うことで、効率的に相手を倒せるはずだ。

しかし、魔法の玉を持っているのは、君たち三人だ。

君たち三人がもし殺されてしまったら、その時、ペガサスの命運は消える。」

三人の自己紹介。

ミネルバは、経験と探究心豊かな女で、24歳。

沢山の会話と経験、そして知性的な考え方で、18歳のころまで、普通に生きていた。

たまに部屋にこもりっきりになったことも、勇敢に戦ったこともある。

精神的に強い、自由で平等な女だ。

クリスは、理性的な男で、26歳。

記憶力と集中力が優れていて、全て、努力と計画で達成した。

あまり何もなかったなりに、友達付き合いを好む。

ヴァイスは、あらゆる全てを知っている。32歳。

全て、理解して分かった。

あらゆる全てを理解した、唯一の人間に見えて、平凡な普通の男だ。

すぐに、三人は向かう。

ペガサスの軍団が先頭を率いる。

ペガサスの集団は、銃を使う人間たちの中を、魔法の力を使って倒している。

皆、「何だあれは」と言って、驚くが、そこを全力で通過する。

ヴァイスは言う。「ペガサスは強い!あまりに簡単に勝てるなあ!」

ミネルバが言う。「このまま、最後まで楽に勝てると思う?」

ヴァイスが言う。「そんなことは無い。敵はすぐ、こちらが向かうのを察知して、相手の魔法を使ってくるだろう。」

クリスが言う。「僕らは、何をしていればいいんだ?」

ヴァイスが言う。「心配しなくて構わない。敵は、魔女の力を持っているが、使うときがあれば、こちらも魔法を繰り出すだけだ。」

そして、最初の一夜が過ぎた。

一行は、一日、また一日と、進軍した。

ペガサスは、あまり被害を出すことなく、相手を凍りつけるという、ペガサスの特性魔法を使って、敵を倒し続けた。

戦いを始めて4日目、自由軍の長と会うことになった。

ペガサスの軍団を見て、そして魔法の力を知って、自由軍は恐れた。

「あなたがたのおかげで、我々は永遠に続く戦いの、終わりを感じながら、感謝しています。しかし、魔法やペガサスなどというものは、本当に強いものですな。」

ヴァイスが言った。

「その通り!しかし、これから我々が勝利する中で、皆も魔法の力を知るでしょう。」

そして、自由軍が言った。

「魔法の力があると、先進軍が報告することもあります。

全てを燃やし、凍りつけるエネルギーを、相手の魔女が持っている、という話は聞いています。」

そして、また一日、また一日と、ペガサスの軍隊が進撃していると、魔女の力が現れた。

全てを殺す、恐怖の魔法を相手の魔女が放った。

ペガサスの目の前が真っ暗になり、何も分からなくなる。

そこで、ヴァイスが唱えた。

「スパーニング!全てを跳ね返せ。」

そうすると、魔女が現れ、ミネルバを連れ去ろうとした。

しかし、その瞬間に、クリスの魔法の剣の力が発動した。

「ゼグナ!全てを倒す、光の魔法だ!」

そして、魔女は唱えた。

「ヴィジョンズ・ストップ!全てをそこに停止させなさい。」

そして、魔女とヴァイスとの対話が始まった。

魔女は言った。「軍に通じるものから聞けば、ペガサスの集団が、我々を倒しているという。

あなたがたの目的は何か?」

ヴァイスは言った。「魔法の宝石だ。あなたがたの君子が持っているか、その場所を知っているはずだ。」

魔女は言った。「それならば、さらに北方の魔法の森へ行くと良い。

そこでは、魔法の宝石を『創造する』ことの出来る、魔術の精が居る。

あなたがたは、まだ戦うのか?」

ヴァイスは言った。「それなら、我々のすることは無い。」

ミネルバがクリスに言った。

「まだ戦うのかな?戦えば勝てると思うけれど。」

クリスはミネルバに言った。

「犠牲は少ない方が良い。」

ヴァイスは、2人に言った。

「交渉は成立した。

このまま、戦いには干渉せず、魔法の森へと向かう。」

魔女は消え去り、世界は元の、永遠の内戦状態へと戻った。

ヴァイスが2人に言った。

「魔法の森は、攻略が難しい。

あらゆる魔法の力が存在する中で、好き勝手に沢山の現象が起きる。

きちんと知らなければ、すぐに何かの魔法で、死んでしまう。」

ミネルバが言った。

「攻略するためには、どうすればいい?」

ヴァイスが言った。

「まず、出てくる魔法は、全部で3種類だ。

まず、ただ、状態を止めたり、変えたりする魔法。

次に、攻撃する魔法。

最後に、防御する魔法だ。

防御する魔法は考えなくていい。アンチ・ホールドで攻略できる。

攻撃する魔法には、こちらが先に攻撃すれば、回避できる。

魔法の森は、簡単にすぐに攻撃しない。間違ったやり方をすると、危険があるだけだ。

状態を止めたり、変えたりする魔法が厄介だ。

下手をすると、いつまでも迷ってしまったり、最初の状態に戻ってしまったり、魔法が使えなくなる。それだけに注意しよう。」

そして、ペガサスの集団とともに、一行は北方に進んだ。

そこには、樹海の中に、おかしな生命が居る、やっかいな森があった。

その森の生命は、あまりにおかしなことをする。

その森の生命は、自由を奪い、生命の力を奪う。

奪ったエネルギーを吸収し、適当に発散するだけの、おかしな生命が居る。

その名を、「フォレスト・バロック・インサイド」と言う。

森の生命は、あまりにおかしい。

何から何までおかしいため、誰もが「馬鹿な生き物」と呼ぶ生き物が居る。

「こんな森には、来たくなかったが、どこかに目的の精が居るはずだ。」

ヴァイスは、生命を1つ1つ判断して、倒していく。

ミネルバは、魔法を使って、悪い生き物を燃やし尽くして、

クリスは、背後を注意しながら、3人がそれぞれ進んでいく。

ヴァイスは言う。「この森は、生命のエネルギーを奪う。

いつまでも森の精が出ないならば、皆、精神を疲労して、良く分からなくなってしまう。」

そして、そのうちに、森の精らしきものが現れた。

3人に、「こっちへ来なさい」という声が聞こえる。

クリスが言った。「どうする?行ってみるべきじゃないか?」

ヴァイスが言った。「おそらく、行ってみると何か罠があるか、本当に精が居る。」

ミネルバが言った。「石を投げてみたらどう?」

ヴァイスが言った。「それだ。投げてみる。」

ヴァイスが石を投げると、石が跳ね返る。

ミネルバが言った。「跳ね返ったけれど、何か居るみたいよ。」

ヴァイスが言った。「不思議な精の姿が、そこにある。おそらくいる。行ってみよう。」

クリスとヴァイスがそこに行く。そうすると、やけに大きな湖があった。

クリスが言った。「分かる。そこに精が居る。君は誰だい?」

そうすると、湖が答える。

"私の名は、ライス。あなた方は、何?"

ヴァイスが言った。

「魔法の宝石を求めてここにやってきた。」

ライスが答える。

"私は、魔法の宝石の源流となる物質、酸素と二酸化炭素を扱う生命体よ。

どんな宝石がお望みなの?"

ヴァイスが言った。

「フリー・エネルギー、キープ・ホールド、チェンジ・ミラクルだ。」

ライスが言った。

"それなら、1つだけにしてちょうだい。

2つ以上望むのならば、あなたの命が引き換えね。"

ヴァイスが言った。

「じゃあ、まず、フリー・エネルギーだ。」

そして、ライスは1つの宝石を創った。

"そこらへんのフリー・エネルギーよりは、良い宝石よ。"

そして、一行は安心し、このおかしな森から抜け出すことが出来た。

クリスが言った。「次の宝石はどこにある?」

ヴァイスが言った。「まだ分からない。どこかにあるはずだ。」

ミネルバが言った。「あてはあるの?」

ヴァイスが言った。「おそらく、どこか、東の方にあると、歴史書が伝えている。」

ミネルバが言った。「それだけ?」

ヴァイスが言った。「それだけだ。」

schwarz1009 2014-06-29 14:47

魔法の世界

この魔法の世界、マジック・スペースでは、4つの星と地域がある。

1つ目は、魔法使いの星。魔法使いたちが、魔法の力を使って、施設や機械、能力や技術を使っている。この星では皆が全員魔法使いだ。15歳になった子供は、魔法の水晶玉を授かり、魔法の力を手に入れる。

2つ目は、竜の星。竜たちと竜人たちが、その世界に無数にある塔に住んで暮らしている。それぞれの塔に1つ1つ主人が居て、階を上るにつれて、新しい「記憶のピース」と呼ばれる宝を手に入れ、新しい魔法の技を手に入れる。

3つ目は、天使の星。天使と神々が、翼を持って、楽園に生きている。ものは何もないが、しかし、沢山の聡明な知識の文章と、沢山の知的な活動を行っている。

4つ目は、悪魔の星。何人かの悪の支配者が、この宇宙に手下である沢山の支配者を作り出し、世界を1つの悪魔世界に統一し、奴隷にすることをもくろんで、活動している。

それぞれの星は、星の各地にある「センター」と呼ばれる施設によって、行き来することが出来た。全部の地域には行くことは出来ない。安全な地域だけを、ワープで行き来することが出来る。だが、魔法使いの星では、このセンターを行き来するためには、魔法の水晶玉を持っていることが条件だった。

魔法の水晶玉は、持っていると、3つの良いことがある。1つ目は、センターのワープ機能を使うことが出来る。2つ目は、店で普通に売られている、家電製品や武器に魔法の力を与えて、動かすことが出来る。3つ目は、基礎的な魔法の能力を身に着け、簡単な魔法を使うことが出来る。

タケルは、魔法使いの星に生きていたが、親は魔法使いではなく、竜と天使の子供だった。

それも、ただの竜と天使ではなく、伝説の竜である、ガブリエルの子供だった。魔法使いの星では、親は母親のラファエルだけだった。物心ついたごろから、シングルマザーのラファエルだけに育てられた。父親の居場所は、分からなかった。いつか、魔法の玉を持って、父親を探し当てるのが夢だった。

アカリは、魔法使いの星で生きていた、女の子だった。親は魔法使いの医者で、魔法の玉を手に入れたら、医者になって、魔法の力で沢山の人の病気を治すのが夢だった。

タケルとアカリは、幼馴染だった。

そんなタケルとアカリは、15になろうとしていた。12月25日のクリスマスの日に、2人は魔法の玉を授かることになっていた。そのため、15になる沢山の子供たちとともに、タケルとアカリは魔法の星のセンターに来ていた。

センターの会場の中で、1人、また1人と会場の奥に招かれては、子供たちは魔法の玉を手にした。タケルとアカリは、そのセンターの会場の中で、一番後ろの方で待っていた。

タケルは、アカリにいつも、竜の星に行って、自分の父親を探す夢を話していた。

会場の奥では、誓いの儀式のようなことをして、それぞれが魔法の玉を手にしていた。誓いの儀式を全員終えて、タケルもアカリも、魔法の玉を手に入れることが出来た。

タケルは、アカリに言った。「竜の星に、僕と一緒に行ってみないか?」

そして、アカリは答えた。「良いわ。行ってみましょう。」

そして、2人は、すぐにセンターのワープの機能を使って、竜の星の安全な場所へとワープした。

2人の下に、1つの銀の竜が現れた。

「あなたがたは、魔法使いの星から来た、魔法使いの人間だと見える。

どこに行きたいのか?」

タケルは言った。

「僕の親である、ガブリエルの身元を探したい。」

そうすると、銀の竜は、驚いて、言った。

「ガブリエルは、星の中央にある、自由の塔の頂上に居る。

ついてきなさい。」

そして、銀の竜とともに、2人は自由の塔に来た。

自由の塔の頂上まで、登ることが出来るだろうか?

タケルはアカリに言った。

「このまま、塔を登るけれど、一緒に来るか?」

そうすると、アカリは言った。「もちろん、行きましょう。」

schwarz1009 2014-06-29 14:48

ジョナサンとポールと夢の世界

ジョナサンは、料理人の38歳。フレンチを専門にしているが、アバウトな料理を作ることが多い。得意料理は、オーソドックスな子牛のソテー。

ポールは、数学者の43歳。量子物理を専門としているが、特に、時間と空間については右に出るものが居ない。

2人は、昔からの幼馴染で、親友だ。あるとき、料理をレストランで食べて、街を歩いていた。

そこで、何かの天使が現れる。2人とも、いきなり意識が消えて、変な機械の密室の中で、水晶玉がある部屋に送られた。

「なんだ?こりゃ。」ジョナサンは起きていたが、ポールは気絶したままだ。

「おい、ポール、起きろ!君が居ないと、僕は臆病だから、こんな状態には対応できない」

すると、ポールが起きると同時に、天使ガブリエルが現れた。

ガブリエルが言った。

「私は、大天使ガブリエルだ。

君たちは、地球の中で、一番優れた頭を持つ2人だ。

地球の代表と思えば良い。

この機械の部屋では、好きなことを水晶玉を持って、願うだけで

色んな夢が見られる。

君たちは、夢の中で色んな体験をする。

それが、私たち、天界の色んな人間のためになる。

話はそれだけだ。

どんな夢を見たい?」

ポールが言った。

「私は、時間旅行をしたい。」

ジョナサンが言った。

「私も、時間旅行だ。ついでに、世界旅行もしたい。」

ガブリエルが言った。

「それならば、水晶玉を持って、そう願いなさい。

時代は、勝手にころころと変わる。安全だが、その時代に干渉は出来ない。

自分たちは透明人間のように、色んなところを通過できる。

過去は上書きできないから、しばらくの間、

世界の全てを見て回ると良い。」

◇◇

まず、アフリカの人類の夢になった。

最初の原始人が、火を使って、けものを倒している。

人間には毛がないから、あまり燃えない。

獣は、火をあてるだけで倒せる。

肉を食べながら、歌を歌って踊っている。

のんきなものだ。

◇◇

次に、ナポレオンが、まだ皇帝になっていないころの

フランス革命期の夢。

自由と啓蒙主義とは言うが、民族主義とただの自由だ。

みな、賢い。何故か、フランス人は強かったのが良く分かる。

ナポレオンを見ると、まだ青年だ。

色んなことを覚えているが、賢くない。

ただ、自分が支配したいだけな人間と

支配者が嫌いなだけの人間が多い。

◇◇

最後に、世界の滅びの夢を見た。

何も無い、死に絶えた世界で、いくらかの人間が、家畜を飼って暮らしている。

機械は、ふたつだけ。何でも出来るロボットと、スーパーコンピュータがある。

賢い人間は居ない。馬鹿になって、賢くなっている。

永遠に全て分かる人間が多い。

◇◇

2人は、気がついた。

「驚いたなあ。この水晶玉は、何でも出来る。見たいものが見える。

それなら、宇宙旅行がしたい。」

ポールが言った。次に、ジョナサンが言った。

「私もだ。むしろ、宇宙の始まりが見たい。」

そこで、水晶玉に願うと、宇宙の始まりが見えた。

何故か、次元が今より多い。

3次元の宇宙ではなく、さらに知覚のあるものしか分からない、

5次元の宇宙になった。

5次元の宇宙を見るためには、専用のスコープをつけて見なければならない。

そのスコープをつけた宇宙は、美しいどころか、

見えるものが違う。

「なんだ。これが宇宙?驚いた。やけにカラフルで、空間が色んなものに変わる。」

ポールが言った。次に、ジョナサンが言った。

「見ろ!宇宙が宇宙を開始する。

宇宙には、そういう風に、何かが始まって何かが終わって、それが次元になる。

それぞれの『状態』に、精神がある。」

そこで、この夢は一度終わる。その後に、今の宇宙が見える。

「何だ。今の宇宙は、普通の宇宙だ。

惑星は、地球と比べると、あまりに大きなものが多い。

でも、美しい。」

ポールが言った。

そこで、この夢は終わった。

◇◇

何もしないのもつまらない。

2人は、何か冒険がしたい、ということになった。

ガブリエルが現れ、水晶玉にそういう機能がある、

ということを教わった。

ジョナサンが言った。

「この水晶玉には、誰か人間になれる機能がある。

ピョートル大帝をそのまま実行して、サンクトペテルブルグを作る、

ということも出来る。

ピョートル大帝を全部は体験できない。

ダイジェストを体験する。」

そうすると、なりたい人間は、と聞かれた。

ポールが言った。「アインシュタインだ。」

ジョナサンが言った。「僕は、誰でも良い。アインシュタインの関係の誰かが良いんじゃないか?」

そうすると、2人は、友達を体験することになった。

「アインシュタインは、やけに普通のユダヤ人だった。

色んなことをしているが、悪いことはしていない。

きちんと数学の論文を読んでいたときに、色んなものをひらめく人間だ。」

ポールが言った。

ジョナサンは、友達の物理学者になった。

「アインシュタインは、人の良い青年のごろが、一番賢かった。

僕の方は、何も出来ない、ただのアルバイトの科学者になってしまったよ。」

◇◇

ガブリエルが現れた。

「君たち2人より、もう一人、女の子が居たほうが良い。

女の子が居ると違う。色んなことを教える、女神を、天界から1人、その部屋に送ろう。

名前は、ラファエルという。女神のような美しい天使だ。

もう一人、天使が居る。ミカエルというが、夢の世界で、迷子になっている。

まずは、ラファエルと一緒に、その天使の救出にあたって欲しい。」

そういうわけで、ラファエルが現れた。

「さあ、いきましょう。

ミカエルは、海で遊んでいたときに、沖に流されて、どこかで迷っています。

見ると、浮き輪のまま流れてしまった、子供のミカエルが居ます。

救命胴衣を着て、ボートで助けます。」

ジョナサンが言った。

「天使だって、迷子になるのかい?」

ラファエルが言った。

「天使は、普通、死んだ人間がなります。

ミカエルは、子供の天使なので、何も分かっていません。

いつもおかしなことをします。助けても、すぐにまたどこかに行ってしまうのです。」

ポールが言った。

「それじゃあ、大変だ。

僕らがいつも居なければ、すぐに死んでしまう。」

ラファエルが言った。

「天使は、死ぬことはありません。」

ポールが言った。

「そうかい。それは驚いたな。

君やミカエルは、現実世界では、すでに死んでいて、

天界では、永遠の命を持っているというわけか。」

ラファエルが言った。

「その通りです。」

そのうち、ミカエルが見えた。ラファエルがこらしめるが、

言うことを聞く気配は無い。

ジョナサンが言った。「君たちは、年をとるのかい?」

ラファエルが言った。「死んだ年齢が若い人は、25歳くらいまで成長します。」

ミカエルは、すぐに泣き喚くようになった。

ただの子供だ。それで、このミカエル救出作戦は終わった。

◇◇

そのうち、ポールは部屋の機械を見ていて気がついた。

「これはすごい。とてつもなく速いCPUを使って動いている。

これは、現在のパソコンの50倍は速い。

あ、こちらの方はもっとすごい。

オブジェクト指向やLispの機能を、ハードウェアで実現して

簡単なカプセル化によって、アプリケーションを追加しやすくしている。

あ、こちらの方はさらにすごい。

機械工学と密接に結びついて、

現在の洗濯機やキッチンの機能などを

人工知能と応用力学によって

全自動で行える。

これを使えば、日本中の家庭を自動化できる。

アプリケーションを追加して実行できるようにすれば

キッチンを全自動で、レシピをインストールして

操作できるようになりそうだ。」

ジョナサンが言った。

「それは、凄いのか?」

ラファエルが言った。

「それは、良さそうです。

この夢の世界で、ひとつの家庭を実現してみましょう」

実行すると、その家庭では、

ネットワークからレシピをダウンロードして

電子レンジのように簡単に料理が作れるようになった。

適度にジョナサンがレシピを作ると、

すぐにロボットがそれを調理する。

ジョナサンは言った。

「このシステムはすばらしいが、

ロボットが駄目だ。

適度な加減を、うまく認知しない。

人間の方が上だ。」

◇◇

今度は、ミカエルと話した。

ミカエルが言った。

「料理をする時のポイントは何ですか」

ジョナサンが言った。

「素材と味つけ、焼き加減とソースだな」

schwarz1009 2014-06-29 14:53

ルカ

ジャングルの中で

ゆっくりと暮らす、ひとつの王国の人々が居た。

王子、ルカは今日も国民の声を聞く。

兄弟たち、ラノアとローザは、王子とともに

時には平和の中を

時には戦いの中を

国民と痛みを分かち合いながら

暮らして、ともに王国を見聞きしていた。

◇◇

急に、軍隊の中で、ひとり、何か見つけたものが居た。

ラノアは話した。そうすると、このように伝えた。

「皆の兵の中で、混乱が起きています。

魔族の中に、悪いものが居て、

我々の兵に呪いを与え、

皆、苦しんでいる、とのことです。

私は、魔族の王、ラファエルというもののありかを

知っています。

この地図をご覧ください。」

このもの、アーチャーのロナウドという。

ラノアは、地図を受け取り、

ルカとローザに伝えた。

ローザは言う。

「これは大変だ。

軍を率いて、倒しにいくべきではないか。

兄上、どうする。」

王子、ルカは答えた。

「大司祭、ロスカに聞き従おう。」

大司祭は、すぐに呼ばれた。

「王子、これは、まことに大変です。

本当にたくさんのものが苦しんでいます。

王子、地図のとおりであれば、

1週間もあればつく道のり。

私もつきましょう。軍を率いて、行くのです。」

ルカは言った。

「ラノア、ローザ、行こう。

ラノア、軍の管理を頼む。

行くしかない。」

◇◇

王子たちは、軍の200人を従えて

旅に出た。

途中、たくさんの苦しむ国民を見て、

1行は悲しんだ。

◇◇

1行は、5日後、ある程度の敵の情報をつかんだ。

魔族の王は、鳥の姿をしていて

電光石火の速さで動き、簡単に捕らえることは

出来ないと言う。

ローザは、地図を見て、あるものに出会った。

水を切らした1行が、砂漠の中、オアシスにたどり着いたときのこと。

ローザは、馬を休めて、いろんなことを考えていた。

その時、天使ミカエルに出会った。

「君たちが、ラファエルを倒したい1行か。

立派な立ち姿をしている。

これを持っていきなさい。

たくさんの魔法を使えるようになる宝石だ。

ラファエルを倒したいのなら

これを持って『ホールド』と唱えなさい。

ラファエルの動きを鈍くすることが出来る。

◇◇

他には、

火を使ったり、雷を起こすことも出来る。

宝石を持って、『シロマ』と唱えなさい。

魔導師が目の前に現れ、魔法を教えてくれる。」

◇◇

ローザは、ルカ、ラノアを呼び、

宝石の使い方を知った。

◇◇

『ライト』たくさんの光が輝き、場を照らす。

『ファイヤーソード』火の剣を呼び起こし、敵を燃やし切り裂く。

◇◇

ローザは、ルカにこの宝石を与えることにした。

ルカは言った。

「ファイヤーソードが一番強い魔法だ。

僕はこれで戦う。」

◇◇

6日目、敵のラファエルがローザに現れる。

「何だ!こんなに黒い気分になったのははじめてだ。

なぜだか、息が苦しい。ああ、兄上!僕はこのまま

死んでしまうのだろうか?」

そう思いながら、ローザはルカとラノアにそのことを声に出した。

その瞬間、ラファエルが現れた。

ローザは、ショックのあまり倒れてしまった。

ルカが言った。「ラノア、ローザを頼む!僕が戦う。」

『ホールド』ラファエルは、10秒間そこに止まる。

『ファイヤーソード』ラファエルを倒した、か?

その時、ひとりのさらに大きな鳥が、

死んだラファエルをつかんで話した。

「私はガブリエル。天使の長だ。

ルカ。あなたは、ラファエルを倒すことの出来た、

唯一の人間だ。

その宝石をどこで手に入れた?」

ルカが答えた。

「ミカエルという天使が、ローザに与えた。

ミカエルを知っている?」

ガブリエルが答えた。

「この3天使、ガブリエル、ミカエル、ラファエルは、

ひとつの同じ命を持っている。

ラファエルは死んだ。

しかし、ミカエルが死ななければ

いくらでも生き返る。

ただ、ルカよ。

あなたの王国はこれで救われる。

ミカエルはいつも気まぐれだから、あなたがたを使った。

ラファエルはいつも悪いことばかりする。それを謝ろう。

ガブリエルは、すべきことをする。ただそれだけだ。それでは。

さようなら。」

それで、この物語はおしまい。

気がついたローザと、ルカとラノアは、自らの国に戻った。

おしまい

schwarz1009 2014-06-29 15:02

レオン

レオンは何もかもつまらない。中学校に行きたくない。

つまらないほど馬鹿しか居ない。

日本もアメリカも自由もパソコンも全部嫌いだ。

ゲームや漫画も嫌いだから終わっている。

日本はインターネットばかりの世の中になった。

そういうところが意味が無い。

◇◇

ディアスという青年が居た。

大学生で、やることが無い。

大学は簡単だった。

いろんな事を考えるから、読んでもすぐに分かる。

◇◇

そのうち、レオンとディアスは、

ディアスの兄がレオンの中学校の先生だったことから、

適当に知り合った。

レオンは研究の能力がある。

学習心が旺盛で、何でも試すことが好きだ。

ディアスの言うことは難しい内容が多いが、

探究心のあるレオンにとってみれば、

面白い先生で、すぐに親友になった。

◇◇

レオンはいつしか、学校よりもディアスや大学生と話すことの方が面白くなった。

メールアドレスを交換して、メールで話しているうちに、どんどん友達が増えていった。

◇◇

そのうち、レオンは国に対して何かがしたくなる。

自由な国も、平等な国も、支配する国も、それぞれ何かが良いはずだと思うようになった。

でも、独裁者や、悪い人間、悪い国、悪い社会、悪い制度、悪い環境は嫌いだった。

どんなことをすれば良いのかを考えているうち、いつしか、ヨーロッパの国に行ってみたくなった。

◇◇

アメリカに行きたい、とディアスにメールすると、

ディアスの返事では、あんな国は駄目だ、という返事が返る。

ディアスは政治のことは分からないが、外国はどこも嫌いだ。

みんなをアメリカにしているアメリカを悪いとディアスが言うと、

レオンは、自由で他民族国家であるにも関わらず、

世界のことに対してきちんと何かをするアメリカは賢い、と思った。

◇◇

そのうち、今度は料理をやりだしたり、ピアノを弾きたいとか、

果ては猫を飼いたい、それからコンパイラを作りたいだとか、恋人が欲しいとか、

南太平洋に行きたいとか、ありもしないことをいくらでも言うレオンが、

ディアスは鬱陶しくなった。

◇◇

レオンはそのうち、ディアスとは縁が遠くなる。

メールの知り合いの中で、外国人が居た。

フランス人のクロード。

きちんと日本語が出来る。

日本語でレオンが、「どんな国ですか」と言うと、クロードが答える。

「町並みは綺麗だけど、それくらいかな。あるようで何も無い、古い国だよ。」

クロードはさらに書いた。

「君には、フランスは悪い。アメリカやイタリアも悪い。

ドイツやスイスに行くと、君みたいな、保守派の賢い人が多いと思う。

僕はそんなにどの国も知らないけど」

レオンは、この外国人が怖くて、あまりメールはしない。

そのうち、自分からインターネットで、英語で外国のサイトを見るようになった。

でも、ニュースサイトぐらいしか分からないし、英語の能力は何も無いから、

アメリカのニューヨークタイムズを見ても、何にも分からなかった。

◇◇

そのうち、レオンは中学校を卒業すると、

高校で、すぐに一人の女の子に恋をした。

レナと言う。いつも、目が綺麗で、いてもたってもいられなくなって、

学校の勉強がさらにつまらなくなったが、きちんと告白した。

レナは、驚かなかった。すぐにメールで返事をした。

こういう内容だった。

「あなたは素直で、心が綺麗な人だから、

友達からなら、つきあっても良い。

私は何にも無い女だけど、気が強いから、

あなたみたいな純粋な男の子と、うまくいくか分からないなあ」

そういうわけで、自然に何ヶ月か経つと、

二人は毎日のようにメールをして、それなりの普通のカップルに進歩した。

◇◇

レオンには、いつか日本を良い国にしたい、

それから、外国を見て回りたい、という探究心みたいなものがあった。

でも、あまり不用意に何かを変えたくなかった。

「継続が大切だ」、それだけを分かっていた。

◇◇

レナとは何年も上手く行っていた。

レオンはそこまで純朴ではなく、色々と勇気や自尊心が強いところもあった。

レナとの恋愛は、高校を卒業して、工業大学へとレオンが入学するところまで続いた。

レナは、大学や専門学校へは行かず、仕事をするつもりだったが、

そこで、レオンが言った。

「僕と君とは、きっと一生うまくいく。結婚して欲しい」

レナは、嬉しかったが、レオンにこう言った。

「その言葉は最高だけど、それなら、生活を考えましょう。

結婚は、あなたの仕事が何かに決まってからね」

レオンは、工業大学なら、どこかの技術系の会社に入れるはずだと考えていた。

恋愛はその後も順調に続き、レオンは、東芝の設計者になって、レナと結婚した。

◇◇

結婚式で、最高の栄光を掴んだ2人にとって、怖いものは無かった。

金も入るようになって、2人は、念願の海外旅行である、ラスベガスに行った。

何も怖くない。世界中に行きたい。

でも、結婚してしまうと、子供の教育や、生活の安定も考えなきゃいけない。

◇◇

アメリカ、ヨーロッパ、中国、どこも行きたいのだが、

いつまで経っても、東芝の仕事に追われる。

レオンは楽観的に考えていた。いつか時間が出来る。

出世もして、いつか何かの職業につけるはずだ。

生活は楽になった。子供もきちんと出来て育つだろう。

◇◇

そのうち、レナが言うようになった。

「あなたは、きっといつか国際的な頭の良い人間になって、

大きなことをするようになる、いや、すべきだと思うわ。

何か、政治塾にでも入ったらどうかしら」

レオンには、そんなことをする余裕は無い、ようで、結構あった。

政治塾とは言わないが、本を買うことが多い。

読んだ本は3分の1ぐらいで、適当に積み重なった。

◇◇

そのうち、子供が出来た。女の子で、オペラという。

その子供を守ることが第一だ。

レオンは、子供を英会話学校とピアノの教室に入れた。

そのうち、自分でも英語を頑張るようになった。

英語を聞いていると、何故か頭が楽に治る。

◇◇

オペラの英語はあまり出来なかったが、

レオンは英語を自分で書くことぐらいは出来るようになった。

アメリカ人の言っている英語も、結構色々良く分かる。

インターネットで英語の新聞を拾い読みしたりしていると、

アメリカが結構賢いのが良く分かる。

それくらいで、レオンの人生は終わった。

schwarz1009 2014-06-29 15:03

小説

昔書いた小説と詩から、いくらかを抜粋して載せて見ました。

もっとありますが、あまり賢くないので、載せません。

昔は、独りで全員やっていた。

最近は、全てになって分かる。

頭は、単純な繰り返しにすれば治る。頭は、複雑ないつも違う機械になっている。

神になりたいと願うのがおかしい。

世界は、天国になれ。自分は、知性がつけ。

子供は、独りになるのが怖い。

子供は、早いより遅い方が賢くなる。

いつもの文章と対話で知性がつく。

何かやりながら考えれば良い。

遅くなって言うのを止めれば治る。

昔は、社会の可能性と考え方を分かった。

所有でも考えれば良い。自分のものは自分のものだ。

あとは、感情を数学にした。

昔は、全員全部分かった。

心理学だけを考えれば分かる。

昔がトラウマになっている。消した方が良い。

最近は、神みたいに分かった。

まともになりたいのが悪い。変わっていない。

弁証法で全て分かった。

遅くなるとすぐに分かる。

基礎の考え方を築けば良い。

自分を正しいと思い過ぎた。全て間違いだった。

変化が良いようで、変化などしない方が良い。

いつも同じ方が賢い。

社会と自由の中で、出来ると出来ないを考えた。

世界を滅ぼし、栄えさせ、導くのを、自分の自由と思うのが悪い。テレビのせいは、おかしい。

滅びて負けるのが怖いのに、滅ぼして自分から負けている。

恐れることなく、勇敢に戦えば良い。

皆を自分にするのはおかしい。治って分かる意味がない。

文章は悪い。内容は昔で、書き方は知性がない。賢くないのに賢い。ネットはおかしい。

日本人が賢くなって、他の国に勝って、豊かで平和な国になれば良い。それをする。僕がやれば良い。

時代が悪い。インターネットと馬鹿な時代を消した方が良い。

英語は、言い方が違う。日本語で全て言えるのと同じように、英語でも全て言える。

昔は、三段論法の仮定と結論で、科学を構造的に作っていた。

英語は、そういうわけで、It's a good time to ...から言えば良い。My name is Takeshi.だ。

永遠の生まれ変わりの神の戦争の支配の地獄、科学と政治経済と宗教の狂いが多かった。

日本語のままで外国語になって、知性がついた。

足の精神異常は、深層意識もあるが、歩き回るのや、パソコンが悪い。支配や差別が悪い。

いつか治る。楽をした方が良い。

全てインターネットが悪い。世界もおかしい。

支配を止めればすぐに治る。

おかしな病気でない病気になった。精神の癌だ。

対話は、ガブリエルとロキしか話していない。

自由は、きちんと分かっていないと、諸刃の剣になって、地獄になる。

だが、自由は、宇宙の全てを分かることが出来る。

schwarz1009 2014-06-29 15:06