空間原子論の世界観です。
僕は、物質にも原子構造があるように、空間にも原子構造があるのではないかと思います。
たとえば、宇宙はとても広いです。とても広いため、宇宙空間すべてを見て、その結果を考えることは現実的にできません。
たとえば、わたしたちは、地球における物理現象が、宇宙のどこでも同じように成り立つと考えています。
ですが、実際のところ、物理現象や物理法則が、どの宇宙空間でも同じように成り立つと、本当にそう言えるでしょうか。
たとえば、地球には有機物による生物が居ますが、ほかの星には居るように見えません。
「どこからどこまでを法則と言い、どこからどこまでを関係性と言うのか」という問題は確かにありますが、宇宙の物理現象が、宇宙のどこであっても同じように一様に成り立つという保証はないのです。
もし、宇宙において、別の空間では別の法則が成り立つとしても、あるいはそうでないとしても、物理法則がどこに宿っているか、ということを考えたことはあるでしょうか。
たとえば、導線では電気が流れます。この電気が流れるということは、わたしたちは当たり前のように、宇宙のどこであっても、どの導体(銅や金などの電気を通す金属)であっても、同じように成り立つ「絶対的な物理法則」だと思っています。
ですが、この物理法則は、何の理由で、どの導線であってもどの空間であっても、同じ物理現象が発生するのでしょうか。
ここで、「物理現象がそのものに宿る」と考えるのは、アリストテレスの自然学、すなわち「形相」の考え方に近いと思います。アリストテレスは、プラトンが宇宙には嘘の世界に対して真実の「イデア」の世界があるといったのを、「形相」という言葉に修正して、「物質自体、物質の中にイデアである形相は宿る」と考えました。
そして、これは遺伝子の考え方で言えば大当たりでした。人間や生物の中に、DNAと呼ばれる形相が見つかったからです。
では、導体、たとえば銅や金などで電気が流れるのは、「導体の中に電気を通すという物理法則が宿っている」と考えられます。
ですが、導体はひとつではありません。どんな導体であっても、たとえばどんな銅であっても、どんな金であっても、同じように電気は流れます。これは、化学的に見た場合、むしろ「電子と陽子という原子構造に物理法則が存在している」と考えるのが、今の科学では妥当かもしれません。
原子構造自体に物理法則があるから、物理法則である電子の移動すなわち電流現象が、どの導体であっても成り立つと考えるのが、アリストテレス的でしょう。
ですが、もし、空間によって物理法則が成立するということがあれば、もしかしたら、宇宙そのもの、すなわち、「空間」に物理法則があると考えると、これはもっと近代物理に近いでしょう。
すなわち、空間に物理法則があるから、同じ空間では同じ物理法則に基づいて物理現象が起きるのです。
ですが、もし、空間ごとに物理法則が違ったとしたらどうでしょうか。そもそも、空間とはなんなのでしょうか。実際に見えている、空間の「三次元的な広がり」だけでは、「空間には物理法則が宿る」ということを説明できません。空間には、宇宙の物理法則を成り立たせるような、なんらかの「裏の宇宙」が存在するのでしょうか。
わたしは、ここで、「空間にも原子構造があるのではないか」ということを提唱します。科学的に、物理法則が原子構造に宿るのであれば、あるいは空間に宿るのであれば、空間をきちんと観察すれば、空間にも、なんらかの裏の構造、すなわち「空間原子構造」があると考えるのが妥当ではありませんか。
そして、この空間原子構造は、もしかしたら、人間が簡単に組み替えたり、再構築したりすることが可能かもしれません。この結果、眠る時に見える夢の世界が成り立ちます。すなわち、「物理法則を自由に変えられる世界」です。そう、ドラえもんの秘密道具である「もしもボックス」などは、本当に未来デパートの技術ならば可能かもしれないのです。
おそらく、眠っている時に見える夢の世界は、22世紀の「物理法則がなんでも変えられる世界」を見ています。そうでなければ、あのようなとても賢い世界が自分の虫や獣と同程度の小さな頭の想像力によって作り出されるはずがありません。シナリオが完成されているのは、おそらくなんらかのテーマパークの中でのみ、物理現象を変えることが許されているのでしょう。今の21世紀の人間でも分かるような、「文化的なシミュレーション」がなされているため、わたしが夢を見る時は、わたしの人生に基づく「記憶」を上手く使って、まるでマトリックスのように、しかしながら仮想空間ではなく現実の宇宙法則を作り変えた世界が、夢の世界では見えているのだと思います。
ですが、この「空間原子構造」を発見すると、世界は大変なことになるかもしれません。なんでもかんでも可能になってしまった世界は、おそらく「みんなの共同空間」という、地球という惑星の最低限の生存条件すら、破壊してしまうことでしょう。
2022-04-07も参照のこと。
僕の発見した、「ものではなく空間にも原子構造がある」とする空間原子論により、空間原子を操作することで、物理的な空間の法則が変えられるようになります。
これにより、さまざまなことが、まるで魔法のように可能になります。
この魔法のことを「空間魔法」と呼びます。
未来においては、空間原子論による空間魔法を使うことで、テレポーテーションやワープが可能となり、物理空間の法則を変えることで、まるでドラえもんの秘密道具のようなことがなんでも可能になります。
未来においては、「空間には百千万の法がある」と言われます。その通り、空間の法則はものすごく多種多様で、法則を書き換えることで宇宙におけるありとあらゆることができるようになります。
未来において、ミサイルや核兵器のような兵器を超越した、新しい兵器として「空間魔法」が使われるようになります。人類は陸軍、海軍、空軍、宇宙軍、サイバー軍に加えて「魔法軍」を配備するようになります。
そして、ひとりの日本人の少年が、「究極魔法」と呼ばれる超越的な魔法を作ります。彼の名はシンヤです。シンヤは、宇宙における「最強のブラックホール」を作ることに成功します。
シンヤは、悪魔の帝国デビロンにおける、悪魔の皇帝デーモン・エンペラーのグレインを倒すために、そのような究極魔法をたったひとりで作り出しました。グレインは、未来においてコミュニケーションの破綻した世界(言葉や文字によるコミュニケーションそのものが成立しないぐらい完全に狂った、高度な新しいネットワーク通信による異常なIT社会)をひとりで支配する「有史最大の悪魔」であり、悪魔の帝国デビロンはシンヤが所属する神の帝国バビロンの敵対国です。
ですが、この「最強のブラックホール」によって、「宇宙消滅」の危機が訪れます。
すなわち、最強のブラックホールに宇宙空間のすべてが飲み込めれてしまい、放っておくと宇宙が消滅してしまうのです。
ですが、同じく日本人の少女であるマドカが、この問題を解決します。マドカは、究極魔法の対になる魔法として、「質量大崩壊」を起こします。ブラックホールがいくら力を持っていても、それは質量が巨大であるにすぎず、質量を失ったブラックホールはただの空間の傷にすぎません。マドカはブラックホールが空間を飲み込むよりも速くブラックホールの質量をマイナス方向に拡大させること、すなわち「質量大崩壊」によって宇宙消滅の危機を防ぎ、宇宙を守ります。
このように、未来において、空間魔法と呼ばれる一種の「魔法」が生まれます。空間魔法を使うには、それなりの訓練と修行が必要ですが、誰であっても使うことができます。訓練と修行をしなくても、ドラえもんの秘密道具のように、機械を使うことで空間魔法を間接的に使うこともできるようになるでしょう。
2023-07-24、2023-07-25も参照のこと。
2023.08.04
実際のところ、僕の提唱する、空間に存在する原子の理論、すなわち空間原子論は、新しいエーテルの理論です。
なぜなら、空間原子論においては、「光は空間原子の中を伝わる波である」と考えるからです。
そして、アインシュタインは相対性理論において、「空間も歪んで変化する」ということを考えました。
これは、重力などの影響で空間原子に力がかかって、空間原子が曲がってしまうせいで、空間が歪んで変化するのです。
ですが、アインシュタインは、「空間は捻じ曲がる」ということを考えただけで、「積極的に空間を変化させる」ということまでは考えませんでした。
空間原子論は、そこが違います。空間原子論においては、空間原子を積極的に操作し、操ることを考えます。それによって、空間魔法やテレポーテーションが可能となるのです。
2023.11.19
ここまで、空間原子と呼ばれる構造によって、空間の物理法則を変えられると述べました。
ですが、どうやって空間原子を操作すればいいのでしょうか。
その鍵は、重力にあります。
ニュートンの古典力学における絶対空間と絶対時間では、空間と時間は絶対で、変化しないものでした。
ですが、アインシュタインはそれを覆し、空間と時間は捻じ曲がるということを示しました。
そして、重力とは、物体による空間の歪みであると述べました。
アインシュタインが正しいとすれば、物体の重力によって、空間は捻じ曲がり、それが万有引力をもたらします。
もし空間が空間原子によって成り立っているとしたら、これは重力によって空間原子を操作することができるということの証明です。
なので、おそらく、人工的に巨大な重力を発生させることで、空間原子を操作することができます。
それによって、テレポーテーションが可能となり、空間を書き換えて物理法則を変えることも可能になります。
すなわち、空間原子を操作する鍵は、重力にあります。
2024-10-23、2024-10-24も参照のこと。
2024.10.23
僕は、空間における電磁場の力の作用は、空間原子における作用だと思います。
すなわち、電場や磁場の力が空間において発生するということは、空間原子によってそのような力が発生しています。
その意味とは、電磁場によって空間原子を操作できる可能性がある、ということです。
僕は、空間における原子構造である空間原子を操作することで、物理法則を変えることができ、魔法のような空間魔法を使うことができるとしました。
そして、空間原子の操作の方法を、重力や重力波によって空間の歪みを与えることである、としました。
その理由は、アインシュタインが相対性理論で述べたように、重力によって空間が歪むということからです。
ですが、空間が空間原子によって構造化されるということが分かった時点で、空間において電場や磁場の力が発生するということは、「空間原子の力=電磁場の力」であることを意味しています。
なので、おそらく、電磁気(電磁場)の力を与えることによって、空間原子を操作することができます。それによって物理法則を変えらえるようになり、空間魔法を使うことができます。
2024.11.14
超音波によって空間原子を操り、進化した知覚によって空間原子を見ることのできる、進化した生物である小天使メタトロンについては、2024-11-24も参照のこと。