社会・制度の世界観(3.政治と政策)です。
アベノミクスの三本の矢は以下から参照できる。
しかし、実際には思うように「国民全体に恩恵が回ってこない」という現状があり、景気回復の恩恵を受けているのは大企業だけで、安倍首相以外の政治家からは、「家計」や「家庭」をさらなる矢に加えろ、という意見がある。
金融・銀行も参照のこと。
マイナンバーは国民全員を一意の番号に割り振ろうとする政策で、役所の手続きの簡略化などが期待されている。
ただし、マイナンバーによってWebサービスのセキュリティが堅固に守られるかというと、それはあまり関係ない。だが、最近はアップルなどが宣伝していたように、「顔認証」のような技術が進んでおり、「顔を見せるだけ」で認証パスができるようになってきており、空港などにも導入されている。
今日の少子高齢化の問題がある中で、社会保障費のための財源をどのように確保するか、という意味で消費税の10%への増税が検討されている。
ただし、本当に消費税が社会保障費に当てられるのかという問題もあり、社会保障のための税金は上がる一方で、社会保障でもらえる金額は下がっていくという現実がある。
また、消費税の増税については、キャッシュレス化の促進や軽減税率の問題もある。キャッシュレスは、現金以外の支払い方法では数パーセントのお金が戻ってくるという案。軽減税率は、ぜいたく品と庶民の生活に必要な必需品を分け、必需品の消費には増税されないというものだが、どの基準でぜいたく品と必需品の境界線を引くのかという問題があり、「お店の中で食べると課税される(イートイン)が、外で食べると課税されない」などの問題がある。これらの説明を政治家はきちんと広められておらず、「年寄りには分からない」という意見もある。
ただし、消費税増税には良い点があり、高齢者だけではなく、幼児教育の無償化などが検討されている。
キャッシュレスのメリットは何か。それは、「お金を処理するためのコストが減る」ということ。お金の処理には、とても多くのお金が関わっている。そのコストを減らすことで、別のことに財源を向けられる。
後日注記:増税後の今を考えるに、「さまざまな問題が出てくるように見えて、実際は問題というよりはただ生活が少し苦しくなっただけ」であると言える。8%・10%を意識することは少ない。むしろ、大手と中小でキャッシュレスのポイント還元の割合が違う、という方が問題である。また、現金で払う人間はカードで払う人間よりも損をしている。それを普通にしたのは明らかにおかしい。結局、消費税を上げるための一時的な政治家の言い訳・人気取り政策に過ぎなかったのではないかと思う。
今一番安倍首相がやりたいと思っているのが憲法改正である。自衛隊を憲法に明記して違憲論争に終止符を打ちたい構えである。
共産党などはこれに反発しており、「自衛隊員の命も守ってきたのが憲法九条である」と言っている。
最近は振り込め詐欺がまだまだ多発している。少し前は、詐欺の凶悪化が報道された。これまでのように電話口で騙して自分で振り込ませるのではなく、金があると分かったら強盗に押し入って強制的に奪う。これは凶悪化しているという一面もあるが、詐欺がし辛くなってきたという現状を示している。警察は詐欺の撲滅に全力を尽くしており、今までのようにお年寄りが簡単に騙されないように頑張っている。
詐欺がもっとも嫌いなのは、「相談」という言葉と、「録音」という行為である。一番好むのは、動揺したり、怒ったりする反応である。冷静に「誰かに相談する」と言って、できることなら録音しておくことで、被害を防ぐことができる。
東日本大震災以降、大きな災害が頻発している。熊本地震や西日本豪雨など。
それら災害の被災地が復興していく手助けをしなければならない。国は仮設住宅と自衛隊による捜索やがれきの撤去を行うが、それでも十分ではない。
原発(原子力発電所)をどうするか。福島での原子力発電事故以降、そういう声が増えているのに国は聞こうとしない。
そもそも、原発をすれば津波で悲惨なことになる、ということが分かった。放射能や核のごみは明らかに問題である。そういう科学的な知見を、国は信じようとしない。
経済優先で原子力発電が必要と言うが、何かがおかしい。核兵器を持ちたいようにしか見えない。核の三原則から言って、明らかに国はおかしい。
温暖化は、石油エネルギーの使い過ぎなどによって起きている。
国は温室効果ガスの削減を国際規模で進めているほか、スイスなどでは二酸化炭素を吸引する機械を作って稼働させている。
後日注記:最近はグレタ・トゥーンベリが注目されているように、温暖化問題がとても大きな課題になっている。本当に、資本主義をやめるしかないのではないかと僕は思う。
温暖化も参照のこと。
沖縄の普天間米軍基地をどうするかという問題。
辺野古に移転するのが唯一の解決策だと国は言うが、唯一の解決策なわけがない。
沖縄県民の意見を聞かないと、そのうち痛い目を見ることになるだろう。
安倍首相の意見を「忖度」するスキャンダルが多発している。また、自民党は完全に「緩み」が見えており、どんどん暴言や失言のオンパレードになっている。
これは、何も政治家だけが悪いわけではない。官僚やマスコミやIT社会なども悪いのである。
後日注記:僕は、そのうち天皇陛下を忖度して、水の問題をやるのではないかと思う。むしろ僕はやった方が良いと思う。安倍首相が世襲なせいで、天皇陛下がやっても何も変わらない。制度を変えるより、安倍首相が忖度してやれば良い。
安倍首相も強気であり、国会では強行採決を繰り返す。こんな国が正常なわけがない。トランプと同じである。
安倍首相は、集団的自衛権など、さまざまな「戦争政策」とでも言うべき政策を行っている。
僕の周りでも、「徴兵制に戻るのではないか」と危惧している人が多い。
北朝鮮によるミサイルの発射や核実験、拉致問題などは一向に進展しない。
アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキムジョンウンが二度会談したが、良い方向には全く向いていない。どちらの国も手詰まりの形相を見せている。
ロシアのプーチンとキムジョンウンも会談したが、何か解決する兆しは全く見えていない。「完全に何もできなくなった」という形相を見せている。
色々と怖い国が北朝鮮だが、最近の北朝鮮は昔より発展していて、人民はスマホすら持っている。経済制裁の中で良く発展したなと思う。
それこそ、最近は日本の方が馬鹿である。こんな国で良いわけがない。みんなそう思っているのに変わらない。反抗すらしたくない。日本はありえない。
韓国・朝鮮も参照のこと。
良いニュースとしては、「令和」という新しい元号。だが、これも賛否両論である。
「令」という字は「命令」の令であり、僕としても受け入れがたい。もう少しマシな元号の例は無かったのかと思う。
だが、「西暦から18を引けば令和になる」ということで(2020年は20-18=2で令和2年)、R-18で覚えれば良いと言っている人も中には居る。
AI・人工知能の技術でロボットが人間から雇用を奪う中で、「政府が一定の金額だけ給与を一律に配布する」という、新しい社会の考え方。
社会主義的だと批判されることもあるが、既に資本主義における社会実験は始まっており、銀行の仕事をやめてベーシックインカムを受け、デザイナーとして生きる選択をした人も居るということだ。
ある意味、平等な配給制に近いが、ロボットが働き、人間は知的な活動をし、給与は一律に一定額政府から与えられる。ただ、まだまだ実験段階で、成功とは到底言い難い。財源をどうするかが課題。
マルクス経済学も参照のこと。
学校の子供たちの問題であるいじめと不登校について。
Wikipedia
自由主義経済でどうしても発生する格差について。
Wikipedia
福島の原発事故以来、エネルギー政策をどうしていくかは大きな課題です。
Wikipedia
東日本大震災の津波だけではなく、最近は地震や台風や豪雨などの異常気象と災害がとても増えています。
災害時には、避難所での生活と倒壊した建物の再建が課題です。
Wikipedia
アベノミクス以降、景気は良くなったのか、悪くなったのか、実感としてはあまり変わっていないようです。
Wikipedia
日本の借金は、国民に対しての借金であり、とても高額になっていますが、解決のためには国民の預金が無くなるかもしれません。
金融・銀行も参照のこと。
Wikipedia
株式市場は、ライブドアのような株で儲けるマネーゲームと化しています。
株式市場も参照のこと。
Wikipedia
憲法解釈の変更、集団的自衛権の容認などで、日本の安全保障が変化しつつあります。
また、北朝鮮のミサイル発射計画によって、アメリカなど、国際的な緊張も高まっています、
軍事と左翼・右翼も参照のこと。
Wikipedia
憲法を改正するのか、護憲するのか。改正なら、何を改正するのか。平和憲法である憲法9条は守るのか。などが課題です。
国会・法律・行政も参照のこと。
Wikipedia