エネルギーの世界観です。
理科に詳しい父親の話を参考にしています。
そもそも、人間が食べられるエネルギーとして、炭水化物が挙げられる。これは炭素(C)と水素(H)の化合物で、CHと表される。人間や生物の吸収するCHにはたくさんの種類があり、糖やアルコールなども炭水化物である。
また、炭や木炭は古くから日本などでも良く使われるエネルギーである。木と一緒に炭を燃やすことで、炭は長い間暖かい状態を維持してくれる。これを古来より「暖を取る」という。
炭や木で暖を取る場合、普通マッチや火打石で最初の火をおこして、新聞紙などの紙に火をつけ、その上に事前に配置した木材(マキ)を置いて火をつける。火が少なくなってきたらマキを入れる。あるいは、前述したとおり、炭を入れると火が長持ちする。昔の日本でも、かまどや風呂などはそのように、アナログで単純な方法で火をつけていた。
後日注記:最近僕の家庭では父親が炭によるいろりを作ったりすることに興味を持っていて、炭で芋煮や鍋をしたりしている。独特のにおいなどもあるが、昔の生活は今の生活とあまり変わらない。ただ手段が異なるだけで、目的ややることは同じ「食べること」である。
古くから使われるエネルギー物質として石炭と石油がある。石炭は、植物が腐敗する前に地中に蓄積され、さまざまな地熱や地圧を受けて、石炭化したもの。
また、現在多く使われているエネルギー物質は石油である。石油も石炭と同様、植物がエネルギーとして地中・海底に蓄積されたものであり、自動車などを動かすためのエネルギー資源になっている。
これらはもともと植物が長い地球の歴史をかけて蓄えてきたものであり、元々は太陽の光エネルギーである。莫大なエネルギーを一瞬で使うために、地球への環境破壊的な側面が強い。また使いすぎて枯渇される(なくなってしまう)ことに対する懸念もある。
産業発明以後のエネルギーの発生として、蒸気機関が存在する。これは水が沸騰して水蒸気が発生する際に容積が爆発的に膨張するエネルギーを使うものである。この場合も、水蒸気を沸騰・蒸発させるための熱源が必要であり、昔から機関車はボイラーを温めるために木炭や石炭を燃やして動いている。今ではこれがガソリンエンジンとなって、ガソリンを爆発させることで動いている。
後日注記:石油がとれるのは中東のアラブの国だが、最近は脱石油の動きが盛んであり、石油の時代はもう終わろうとしている。特に自動車と火力発電は石油の使い過ぎであり、地球は温暖化によって滅びようとしている。「石油こそ最悪だ」ということが言われなければならない。ただ、自動車は便利だし、石油ストーブは今では冬の必需品である。どのように変えていくべきか、ビジョンを誰も持っていない大人が悪いのである。
原子力を参照のこと。
再生可能エネルギーは、風力エネルギーや太陽エネルギーのような「エコ」なエネルギーである。石油でも原子力でもないクリーンなエネルギーとして注目されている。
自動車については、ガソリンではなく、電気自動車(EV)や、あるいは燃料電池車・水素自動車のような新しいイノベーションが起きている。また、ソーラーパネルのような仕組みによって、自分で発電しそのエネルギーを自動車などに用いる方法も研究されている。
電気自動車も参照のこと。
自動車のような巨大な動力源に使う用途ではなくても、石油はプラスチック製品などにも使われている。ここで求められているのは、資源のリサイクルである。ただ使い捨てで捨てるだけでは、地球はゴミの山で溢れてしまう。資源のリサイクルとして、プラスチックや金属、紙などは再利用していかなければならない。
後日注記:海洋プラスチックの問題は大きな問題である。資本主義はあまりに環境破壊をし続けてきた。ここで、地球は資本主義をやめなければならない。
後日注記:日本はプラスチック製品を再利用しているとは言うが、実際のプラスチック製品に再利用されることは稀で、多くは燃料や火力発電のために使われているのを再利用と言っている。
また、単なるエネルギーというだけではなく、地球温暖化についても考える必要がある。猛暑、ゲリラ豪雨、台風、そして地震など、異常気象が頻繁に起きるような時代になった。
温暖化を参照のこと。
中東の石油産出国については、中東を参照のこと。