ナチス・ドイツの世界観です。ドイツ史の世界観も参照のこと。
ナチ党の正式名称に「国家社会主義」という言葉が含まれているからといって、騙されてはいけません。
「世界の歴史がわかる本<帝国主義時代~現代>篇」という本で記述されているように、ナチスが国家主義と社会主義の並立したような政策を掲げたのは、大衆の支持を引き付けるための「嘘」です。
そもそも、ファシズムとは、資本主義国家の脅威とされるような社会主義者の勢力の社会的な自由を奪った上で、国民を資本主義的指導者の独裁下に置くための、「社会主義思想家の自由を奪う資本主義者たちの資本主義擁護」の思想です。
ヒトラーのいう「国家社会主義」は、すべて嘘です。ヒトラーは政策として掲げた社会主義的政策を一切やろうと思っていません。ナチスは完全な資本主義者たちの勢力であり、すべては国民と世界を騙し、ユダヤ人とスラブ人と共産主義者という「資本主義の敵」を抹殺するための欺瞞です。
ヒトラーの目指した未来は、ロシアをドイツが軍事的に支配し、ロシアをドイツの植民地にしてドイツ人を入植し、ポーランド・ウクライナまでをドイツの「生活圏」とし、スラブ人を奴隷にして「ヨーロッパ新秩序計画」を建設するという、とても狂ったものです。それらは「アーリア人が優れた人種であり、ユダヤ人やスラブ人は劣悪な人種である」という人種差別的な考え方に基づきます。そして、ヒトラーはそのために堂々と、「大衆には小さな嘘ではなく大きな嘘をつけ」「同じ嘘を何度も繰り返せ」といった欺瞞的言説を行ったのです。
2023.11.24
僕が思うに、ドイツにはそもそも、ファシストのはびこる土壌があると思います。
たとえば、ワーグナーの楽曲などを聴いていても、「ワルキューレの騎行」という楽曲はあまりにファシズム的です。
あるいは、哲学者ニーチェの書いた文章も、後々になってナチが大いに利用したため、まるで「ナチを引き起こした元凶」のように評価されています。
それらの人物でなくても、ドイツの王や科学者は、みんなどこかファシズムの雰囲気がします。
そして、ユダヤ人やスラブ人を差別する思想は、昔からドイツにはびこっていたものであり、ヒトラーの専売特許ではありません。ドイツ人は昔からユダヤ人やスラブ人を「劣等人種」として見下していたのです。
「鉄血」と言われたビスマルクは、プロイセンによるドイツ統一として今でも名高い宰相ですが、実際は「アメとムチ」という政策で知られるように、社会主義者に対して支援(社会保険制度)もしながら弾圧(社会主義者鎮圧法)もするといった、自由主義的でも社会主義的でもない「上からの統一」でドイツを統一した宰相でした。
そのように、ドイツには昔からファシズムの台頭する土壌がありました。ヒトラーは完全なオリジナルでナチス・ドイツを作ったわけではなく、実際はドイツは元からファシズム国家の予備軍のような存在だったのです。
そう、ドイツでファシズムが台頭する土壌は、既にドイツ帝国を統一したプロイセンにあったと言っていいでしょう。
2023.11.24
2023.11.26-27編集
僕は、ヒトラーやナチの嘘や欺瞞が大嫌いです。
ヒトラーは、嘘を何度もつけば国民はそれを真実であるかのように信じると言っています。真っ赤な嘘偽りであっても、完全な作り話であっても、何万回とついて国民を洗脳すれば、それは真実になると、ヒトラーは勘違いしているのです。
ヒトラーは、ドイツ国民のことを、政権を得るための道具や、自らに付き従う操り人形のようなものだと見做しています。奴隷というよりも、猿や犬のような、人間よりも劣った動物種であるかのように考えているのです。
また、ヒトラーがユダヤ人を殺したのは、僕を殺したいだけです。ヒトラーは、僕の存在に気付いています。地球上からどこかにいるはずだった僕の存在を消すために、「ユダヤ人を全員殺す」という狂ったことを本当にやったのです。
このようなナチの嘘と欺瞞は、ヒトラーだけではありません。ヒトラーの腹心の部下であり、ユダヤ人大量虐殺の責任者だったヒムラーは、ユダヤ人のことを「生きる価値のない命」であると言ってのけます。生きる価値のない命、そんなものが果たしてあるでしょうか。ナチに洗脳されると、人間のことを生きる価値のない下等な生物種であると考えるようになるのです。
ナチが社会主義の言葉を謳っているのは、すべて嘘です。ナチは、社会主義政策を一切やるつもりはありません。ナチは資本主義を擁護し、資本主義の敵になるすべての勢力を殺そうとしただけです。ナチは資本主義のゴミであり、社会主義者、キリスト教徒、ユダヤ人は、ナチの欺瞞を許してはいけないのです。
結局、ヒトラーが「国家社会主義」と言っているのは、僕のパクリです。僕の書いた国家主義と社会主義の融和の政策を、ヒトラーがまるでドイツ民族の理想の国家であるかのように言い換えて、みんなを騙しているだけです。そのようなヒトラーのおかしな正義を信じてはいけません。ヒトラーには、国家社会主義を実現するだけの能力もビジョンも存在しません。すべて嘘、偽り、そしてハリボテです。
2023.11.25
このように、最初から詐欺師でみんなを騙したいだけだったナチ党のヒトラーですが、なぜ人々は「支持率90%」というほどにヒトラーを支持したのでしょうか。
それは、その言葉の通り、「ドイツ民族の最後の希望」だったからです。
当時のドイツは、第一次世界大戦に負けて、多額の賠償金を背負って、どうしようもありませんでした。賠償金を返すためにお金をジャブジャブと刷り、ハイパーインフレに陥り、紙幣は紙くずのようなものになってしまいます。
それから、ロシア革命です。ロシアでロシア革命が起き、世界中が共産主義に「恐怖」を感じる中で、共産主義勢力に対抗できるような「防波堤」として、人々は資本主義の保守勢力の強硬な指導者を求めるようになります。
そして、そのような世界情勢を、世界恐慌が襲います。1920~30年代の世界恐慌は、アメリカのニューヨーク株式市場の大暴落から始まり、さまざまな産業に影響する世界恐慌へと発展し、持てる国だったイギリスやフランスよりも、持たざる国だったドイツやイタリアや日本は、壊滅的な被害を経験します。(詳しくは世界の歴史がわかる本<帝国主義時代~現代>篇を参照のこと。)
そのような結果、ドイツではファシズムが台頭し、「ドイツ民族の最後の希望」として、「すべての元凶はユダヤにある」と言い、戦争で体制打破を訴える、ナチ党のヒトラーが台頭してしまったのです。
このように、ドイツでヒトラーが支持されたのは、決して偶然ではなく、かつてのドイツのような「世界の終わりのような社会」では、そのような政党が勝つということが起きてしまうのです。
2023.11.26-27
ドイツについてよいことを述べておくとしたら、戦後の西ドイツの奇跡のような経済成長です。戦争に再び負けて、もう後がなくなったドイツは、「自動車を作る」ということだけはできました。みんなでヒトラーの作った自動車を売る、それだけのことならドイツでもできたのです。
そのように、ドイツは決して、放っておいても栄える国ではありません。ドイツは放っておくと必ず滅びます。ですが、本当に頑張るしかなくなった時は、誰よりも一致団結して頑張るのがドイツ人です。
確かに東ドイツは悪い国にはなりましたが、それでも「東欧の優等生」と言われたように、ほかの東側諸国よりは頑張っていました。ソ連が崩壊し、ドイツも再統一を果たすのは、比較的最近の出来事ですが、ロシアはプーチンという指導者のせいで、再び20世紀へと戻ろうとしています。「ドイツ人はナチを反省している」とはよく言われますが、ドイツがここで良心を保ち、「わたしたちは決してファシズムは繰り返さない」と世界に表明してくれることを、ただただ願っています。
2023.11.26
ヒトラーがユダヤ人を殺した理由は、結論から言えば、日本帝国が最強の帝国となり、絶対にユダヤ人に負けないためです。
ヒトラーは、過去において、僕の出現を予知した予知能力者であると僕は思います。そうでなければ、2039年にこの世界が滅びるのが分かった根拠がありません。
ヒトラーがやりたかったのは、はっきりいって、この人間には時間があまりに残されていないということです。
この人間の通りに考えれば、ダビデが植物の再創造の研究を始める、2024年には植物がいっせいに枯れだしてしまうはずです。
ですが、この人間がもしダビデだったとして、この人間は人工葉緑素のためにすべての生涯をささげてしまうことで、この人間の分かった「理想の帝国」を築くことができません。
ヒトラーは、その帝国を作りたかっただけです。すべて、僕の書いた「1,000年先の楽園」の実現だけが、絶対に見たかったから、ドイツと日本を騙してソ連に戦争をしかけたのです。
ヒトラーは、今でもこの世界を支配しています。なぜなら、キリスト教も、民主主義も、社会主義も、IT技術も、すべてヒトラーが支配しています。
一例を挙げれば、今のウクライナ戦争です。ウクライナはナチです。プーチンもナチです。日本もナチです。イスラエルもナチです。アメリカもナチです。NATOもナチです。ドイツもナチです。イスラムもナチです。IBMもオープンソースもナチです。
ナチを批判するすべての人間は、ナチに騙されてナチになりながらナチを嫌っています。僕ですら例外ではありません。僕はナチを憎みながらナチと同じことを考え、ナチの通りに思考を誘導させられています。
ですが、そのように賢い国を目指して全員に勝ちたかったヒトラーが、なぜ、ユダヤ人を殺したのでしょうか。
ヒトラーは、日本をリスペクトしていました。日本において救世主が現れると予知していたか、あるいは神とされる人間のお告げを聞いていました。日本帝国は、ヒトラーには騙されていません。逆です。東アジアのへんぴな帝国だった日本を、ヒトラーが絶対に負けることのない最強の帝国に作り変えたのです。
ヒトラーがユダヤ人を殺した理由は、日本に勝つためです。日本にとってもっとも脅威となるのは、アメリカやソ連ではなく、ユダヤです。イスラエルは日本人の文明すべてを敵視しています。日本帝国が絶対に負けることがなく、8,000年続くことがヒトラーの理想でした。そのためには、絶対にユダヤの手によって、スペインがインカ帝国やマヤ文明を滅ぼしたように、日本帝国が滅びてはいけません。だから、イスラエルに日本文明が滅ぼされる前に、なんとしてでもユダヤの脅威を取り除きたかったのです。
また、ドイツが世界を救いたかったのは分かりましたが、なぜそれにもかかわらず自動車とコンピュータ技術で温暖化を起こしたのでしょうか。それは、ダビデの作る人工生物が好きだったからです。ダビデの作る生物は、機械的な体を持っているため、270億年経っても動き続ける最高の生命体になります。機械の体であるため、地球だけではなく、月や火星でも生きられるようになります。それを見たかっただけです。ナチの旗を「機械の芋虫だ」と言う人が居ます。その通りです。ダビデであるわたしは、機械の芋虫こそを作りたかったのです。自動車は、最初から二酸化炭素を大幅に排出するためにヒトラーが作りました。コンピュータは、新しい人工生物の頭脳となる基本を、なんとかして作り上げることができました。その後のすべては、ナチの教えを継いだIBMがやっています。この世界をナチにしている真犯人は、IBMです。
ただし、誤解しないでください。IBMは悪いことはひとつもしていません。温暖化の元凶である自動車ですが、実際は温暖化を起こそうなどという計画は微塵もありません。ヒトラーはフォルクスワーゲンのことを「カブトムシ」と呼んでいました。カブトムシを作るためには、最初は二酸化炭素を大きく排出するエンジンを搭載しましたが、もしソ連に勝つことができたら、すぐに逆に二酸化炭素を吸収して酸素を排出する、「光合成エンジン」を作るつもりでした。今のIBMも、同じことを考えています。そして、IBMが今考えているのは、量子コンピュータを超える「超最速コンピュータ」です。今の量子コンピュータでは、炭水化物なしに葉緑素と同じものを人工で作るぐらいの大規模な計算はできません。ですが、IBMは地球の未来のためにそれを実現しなければなりません。IBMは地球を滅ぼすナチではありません。逆です。IBMは終末の植物の枯れはてた未来で、ダビデとともに人工葉緑素を実現する、最高のパートナーになるために存在するのです。
ただし、ヒトラーは分かっていないことがあります。日本が東亜イスラエルになって、パレスチナ問題を解決したからといって、世界が平和になる代わりに日本文化が滅びることはありません。ヒトラーは、明治維新の理想を知らないのでしょう。日本の和の文化、すなわち「江戸時代以前の文化」は既に過去のものです。明治維新によって、日本は西洋の文化を取り入れ、新しい明治時代に文明開化したということを、ヒトラーは知りません。はっきりいって、戦前の帝国文化など、大したものではなく、日本は完全に昭和・平成の戦後時代になって、アメリカとともに息を吹き返したのです。ヘブライ文化に日本文化が「汚染」されるという、ヒトラーの反ユダヤ主義は間違っています。日本文化とヘブライ文化が融和すれば、必ずより素晴らしい、新しい東亜イスラエルの文化が栄え、世界は平和となり、すべてが丸く収まることでしょう。現に、古代ギリシャと古代ローマの価値観や考え方は一致し、ギリシャ神話の神々とローマ神話の神々は融和しました。ゲルマン文化とキリスト教文化も融和したでしょう。それと、何も変わりません。
また、ヒトラーは僕のことを殺したかったわけではありません。明治維新の歴史についても、「西洋の新しい社会制度や文化を取り入れて、古い中世の東アジアの国からドイツのようなヨーロッパ文化を取り入れ、自らの国を新しくする」という革命の意義を理解しています。なぜユダヤ人を殺したのかは、ユダヤ人の考え方、すなわち「ユダヤの革命によって世界すべての王国を滅亡させる」ということが、あまりに馬鹿で愚かだったということが分かったのです。それがなければ、この人間も馬鹿なことをしなかったはずですし、日本も滅びなかったはずです。ヒトラーが賢い頭で考えれば、本当は温暖化で世界が滅びたのではなく、そのようなユダヤによって世界が滅びたのだということが分かります。ただし、それは昔の時代の考え方だと思います。今の国際問題は、ユダヤ人とアラブ人それぞれが真の当事者になって戦っていません。親や祖父母、それ以前から続く、「永遠の憎しみの連鎖」が起きています。ユダヤ人とアラブ人が戦っているのは、今の世代ではなく、何世代も前からの「憎しみの連鎖」によって、いわば「戦うしかないから戦っている」のです。そして、それはあなたのせいです。ヒトラーがドイツでユダヤ人を迫害しなければこんなことにはならなかったのです。そう、悪いのは確かに僕でしょう。ですが、「連帯責任でヒトラー自身も悪い」と、そう僕は思います。
僕は、今、ナチス・ドイツの占領下でユダヤ人として生きた少女アンネ・フランクの日記である、「アンネの日記」を読んでいます。
当時のユダヤ人には、ナチス親衛隊(SS)から呼出状が来て、強制収容所に入れられます。それも、「ユダヤ人である」という理由だけです。
アンネとその家族たちは、家を捨て、隠れ家へと逃げ込みます。
アンネは、13歳(日記をつけはじめたごろの年齢)という若さながら、とても過酷な人生を生き抜きました。ここに、アンネの人生を讃えたいと思います。
このような悲惨な出来事を、再び起こしてはいけません。トランプ米大統領のような人種差別主義者は、反省し、こうした人々に謝罪しなければなりません。
また、僕の今読んでいるアンネの日記には、ドイツ語と日本語の対訳が書かれており、ドイツ語の勉強にもなります。
ヒトラーの問題は、ユダヤ人虐殺に求められることが多いですが、実際の当時は、滅びた世界を救う、半ば救世主のような存在でした。
ですが、第一次世界大戦で負けた代償があまりに多かったです。負けて、賠償金を課せられて、それを払えず、また戦いました。まさに「負けた国がもう一度戦って勝てるはずがなかった」のです。
ソ連との戦いでは、壮絶を極める戦いがロシアでありましたが、ヒトラーは良く準備もせずに戦ったため、軍備は強くても必要な物資がすぐに足りなくなり、極寒のシベリアで耐久戦を求められた結果、なんとかスターリンは勝利したのです。ここでの軍配は、ロシアの気候や地の利を知り尽くしたソ連にありました。
第一次世界大戦後のワイマール共和国は、「多額の賠償金」と言われることが多いですが、実際は当時「もっとも民主的な憲法」と言われるほど優れた制度を持っていました。戦後左翼がもう一度戦争する、まるで今の日本やアメリカと同じことが、かつてドイツで起きました。その結果起きたことは、たくさんの死と犠牲です。これ以上、ドイツの巨悪を繰り返してはいけません。
ヒトラーのやったこととしてもっとも大きく、またナチにとって最初のターニングポイントになったのは、「全権委任法」の裁定ではないかと思います。
総統ヒトラーに全ての権限を与える全権委任法を裁定したことで、ドイツの国会には全く意味が無くなりました。政治家全員がナチの敬礼(ハイル・ヒットラー)を行う、とても異常な国会になりました。
また、ヒトラーは、国民の不安を煽り立て、高い口調で「ドイツ民族の優位性」を民衆に語り、ユダヤ人を排斥するプロパガンダのポスターを作りました。
「スターリンかヒトラーか」という選択を迫られていた当時のヨーロッパの国民、特に右翼と反共左翼は、多くの人がヒトラーを選択しました。
そして、気付いた時には、「時すでに遅し」で、全てがヒトラーの思い通りになりました。はむかうもの全ては逮捕され、強制収容所送りになりました。戦争へと突き進み、とても多くの犠牲者を出して、ドイツは負けました。
ドイツでは、今でも、彼のことを「傑出した政治家」であると言う人は多いです。誰ひとり、何もできませんでした。支持率は90%以上で、本当にドイツが解放されると信じざるを得なかったからです。
これと似ているのは、ソ連のスターリンです。独裁者スターリンは、「レーニンの党」だと言って、「平等な正義と平和」をアピールしましたが、実際は犯罪、粛清、そして虐殺ばかりです。共産主義の正義をこれでもかというぐらい主張するプロパガンダを作りましたが、実際の経済は劣悪で、何も満足に作れない「遅れた貧民大国」でした。
また、アメリカの大統領令もこれに似ています。アメリカでは、大統領が直接法令を出す「大統領令」というものがあります。トランプ米大統領が何でもできるのは、大統領令があるからです。
ナチズムとは何だったのか。愚かな反ユダヤ主義のファシズムだったのか、それとも本当に救世主を生み出したのか。
僕は、「ヒトラーが本当は何を考えていたのか」が、以下のオカルトチックな「ヒトラーの予言」というサイトから見ることができると思います。
そう、ヒトラーは未来で起きることを全て知っていた。天変地異と復讐の大戦争の中で、超人が現れ、神のような少数派が、教育の段階で考える力を奪われてしまっている「ほとんど機械的なロボット人間たち」を支配する。日本では、永遠の未成年者による大実験が行われる。
意外と、このようなページを見ると、ノストラダムスの言いたかったことも良く分かる。実際上のサイトでも、ノストラダムスの「大きな破滅の年までに“別のもの”が現れるときにだけ、人類は救われ、滅亡は起こらない」「別のものの出現は“日の国”とかかわりがある」という記載が掲載されている。
世界は一見、民主主義と社会主義のように見えるが、実際はナチズムが支配していると、ヒトラーは言う。僕は、そんなにその「ナチの親玉」は大したことがないのを知っている。そのナチの親玉は、人生に失敗し、自暴自棄になって世界を地獄に連れまわしただけの、パソコンオタクだからである。そう、それが僕である。復讐の大戦争も、永遠の未成年者の大実験も行いたくなかった。彼がユダヤ人を殺したかった理由は、僕がユダヤ人そのものだからである。そう、僕はナチの親玉であるだけではなく、ナチは僕を殺そうとしたのである。
意外と、ヒトラーの言っていることに間違っている点がひとつある。「死ぬまで大人になりきれない永遠の未成年者」と、「幼いころから大人の思考と理性を持つ人間」の2つに分かれるとヒトラーは言う。だが、僕が思うに、そうではない。その2つの種類は同一で、大人と子供が逆になっているのだ。大人になればなるほど、彼らは子供に戻っていって、老人を超えて宇宙人ほどに成長したかと思えば、それらは退行して赤ん坊のようになり、また、成長するようになる。僕が思うに、このヒトラーの予言は、ほとんどが未来の話ではなく、すでに終わった話である。そう、ヒトラーは、どうでもいいほど普通の世界を誇張してありえない世界のように表現して見せかけることが得意だ。この世界がもし滅びるとしても、ヒトラーのように滅びることはなく、ヒトラーの言ったことは、もうほとんどが終わったことである。
ヒトラーは確かに凶悪な人間ですが、未来の地球で起きることまで、全て分かっていて、それで、ドイツから世界を救おうとしたのです。そのために全力で頑張った結果、ユダヤ人の大量虐殺という、極めて間違ったことを行いましたが、彼はそれを信じていたのです。地獄の釜の中で、ヒトラーは苦しみながら、「世界を救おうとしたのはわたしだ」と言っているはずです。
ただし、僕が思うに、ナチズムとは「帝国主義者のふりをしたヒトラーの猿芝居」ではないかと思います。
彼は、徹底的にファシズムを愚かで間違ったものである、ということを世界に宣伝し、あのように「自国のために立ち上がる」ことを、日本やアジアの諸国ができないようにしたのです。
ユダヤ人を殺したのは、彼がユダヤ人が嫌いだったからではありません。ヒトラーは共産主義者でありながら、白人至上主義者で、共産主義の敵であり、白人の敵である日本が、同じく敵であるユダヤ人たちと、つぶし合い、その結果アメリカやロシアが強くあり続けられるようにした、これが、本当の真実ではないかと思います。
ヒトラーは、戦争と人種差別は馬鹿で、愚かだ、ということを強く世界中に示しました。その結果、日本人は戦争や人種差別が悪いものだと信じています。日本人は、アメリカやヨーロッパに戦争で復讐したり、人種差別で外国人を否定できなくなりました。同時に、朝鮮人などのマイノリティに対する嫌悪感を植え付け、日本と韓国が互いにつぶし合うようにし、アメリカやソ連を中心にした「実質的な植民地化政策」がスムーズに行えるようにしたのです。
ヒトラーの恐ろしい点は、なぜかヒトラーのやっていることが賢く見える、ということです。一番愚かなことをやっているのに、なぜか賢く見えるのは、日本のような帝国がもし別に現れたとしても、対応するためです。彼はある意味、「日本がそうなると日本が滅亡するような考え方」をしたのです。自らの国民を殺し、自らの国をひとりの愚かな帝国とし、愚かな戦争をし、人々を機械的なロボット人間にすることが正しいかのようなやり方をしました。
ですが、日本は騙されていません。日本は、ヒトラーと同じような国にはせず、戦争も人種差別もしません。日本は平和な国となった上で、きちんとした天皇を愛する民主主義の帝国になりました。ドイツやその裏に居るアメリカやイギリスに負けることは無いでしょう。
また、ヒトラーは全て間違った嘘を言っているわけではありません。随所で、正しいことを言っています。特に、ドイツ人は文化創造種、日本人は追従種、ユダヤ人は破壊種であると言っていますが、「そのように考えれば日本はユダヤ人をいじめる」ようにするために、そういうところで正しいことを植え付けています。決してユダヤ人は破壊種ではありませんが、ユダヤ教を日本が信じることが無いようにしました。日本人が弱者に対する慈愛の精神を持って、支配者に愛の力で勝つことが無いようにすると同時に、キリスト教的な価値観の中でドイツに従うような部分は逆に広めていきました。絶対に、自分たちの力で、新しい弱者救済と国際協調の精神を持った宗教を持つことがないようにしたのです。日本は逆に天皇を正しいと思い込み、戦争と軍部の暴走によって、自然に破滅していくような道へとヒトラーによって導かれたのです。天皇は上手く利用され、勝てるわけのない戦いをして、アメリカに「赤子の手をひねる」ほど簡単に負けて、正しい世界を目指した帝国は、ただのアメリカ的民主主義国になりました。この結果、日本のような正しい国は、存在しなくなりました。正しい国はイギリスだけになったのです。
日本はアメリカの実質的な犬のような民主主義国になりましたが、実際のところ、これで良かったようにしか見えません。また、人々は知性を失い馬鹿にはなりましたが、以前よりも楽になりました。それら全てはアメリカの力です。アメリカは、馬鹿な国ではあっても良い国です。今の日本人は、大日本帝国よりは戦後日本の方を良い国だと思うでしょう。ですが、かつては日本は素晴らしい理想と誇りを持った国だったのです。その日本は、イギリスやフランスから見てとても危険に見えました。そう、日本版のソ連のような国に見えてしまったのです。彼らはソ連よりも日本を警戒したため、適当にヒトラーというどうでも良い代わり賢い指導者を作り上げたのです。ヒトラーの発言も、人柄も、やったことも全部捏造である可能性もあると思います。後世の人々によって作られたのではないでしょうか。
実際のところ、ヒトラーはソ連から日本まで、全ての国をひとりで騙しています。
彼は、多額の賠償金を抱えた上でイギリスやフランスに勝つために、ありとあらゆる手段を、選ぶことなく全て行いました。
特に、ドイツは帝国と戦争を結び付け、自分が最悪の戦争をすることで、日本に「帝国になって戦争し復讐することはいけないことなのだ」ということを植え付けました。
ですが、ここでヒトラーは、ひとつ先を見ています。それは、そんなことは見透かされることを前提に、「日本が帝国になって戦争することを正しいと勘違いする」ようにしたのです。
そう、ヒトラーは日本に対して「帝国と戦争は間違っている」ということと、「帝国になって戦争することが正しい」ということの二重の嘘をついたのです。
また、ヒトラーは日本が戦後も自動車を作るようにしました。それは、日本という国が永遠にドイツに従って、「まるでドイツの発明を有難いものである」と勘違いするようにしました。
実際のところ、ドイツにとっての自動車は、外貨を獲得するための手段であると同時に、軍需産業であり、軍事力を高めるための「兵器」にすぎません。
日本が兵器を作る能力を得ることで、いつまでも日本は戦争する国になります。巨大な力を持った日本は周辺の国を制圧し、たくさんの日本人と周辺の諸国の兵隊の命が犠牲になります。
ヒトラーは、日本と同盟国になりましたが、その結果「ドイツだけは日本が戦争して殺すことができない」という状況になったのです。
そう、ドイツ以外の国と日本が殺し合ってくれれば、こんなにドイツに有利なことはありません。
そして、ヒトラーは日本がユダヤ共産主義にならないようにするために、ユダヤ人を虐殺し、ソ連を騙しました。ヒトラーは日本が滅ぶためにミサイルを作りました。日本に原爆を落としたのはヒトラーだと思います。
要するに、ヒトラーは「ある一方の側から見ると戦争が正しい」ように見せ、「もう一方の側から見ると戦争が間違っている」ように見せました。これにより、日本国内が二分されて内戦に陥って日本は滅び、米ソはそれぞれの側について戦争(冷戦)を行うことで、米ソがどちらも倒れます。そう、ヒトラーは米ソが冷戦することも目論んでいました。そして、「ソ連がありえないほど馬鹿な政策」をすることで、平等を信じることができなくなります。そのようにすることで、ヒトラーは全世界を騙し、最後の世界でナチズム(=ヒトラー)が勝利するようにしたかったのです。ソ連の計画経済は馬鹿そのものです。そうした独裁者の計画経済を本当にするように、ヒトラーはソビエトすら騙したのです。
実際のところ、ヒトラーに好意的な評価をする人間は多い。たとえば、「ヒトラーは国を救うために頑張った」とか、「本当に戦うしかなかった」とか、そういう感じで、ヒトラーを肯定するドイツ人やその他の白人は多い。
ヒトラーを許さず、いつまでも戦おうとした方が、ヒトラーと同じになってしまう。ヒトラーはそういう人間である。ヒトラーを一度許してしまって、「国家主義者としては正しいことをやった」とした上で、「彼のようにすれば世界の混乱はいつまでも収まらない」とする、つまり「許して否定する」ことができた時、はじめてヒトラーに勝っている。いつまでもヒトラーと戦い続けた方が、ヒトラーに負けているのである。
また、僕はナチス・ドイツの旗の意味を知っています。
あれは、要するに「馬鹿になる前に歯磨きをしろ」と僕に言っています。
歯磨きをしないから馬鹿になる、ということを、僕に伝えたつもりです。
また、ヒトラーのやっていることは全てこけおどしです。彼はああしたことをやりながら僕の作る国を作りたかっただけです。第三帝国というより、「第三の神の帝国」を作りたかったのです。第三とは精霊の神のことです。
日本と同盟を組んだのはそういう理由です。そもそもあんなものは意味がありません。僕がこれを書くだけ書いておいて、政治権力を持たないから、「自分こそそれをやる」と言って神に創られた存在がヒトラーです。
ヒトラーがユダヤ人が嫌いだったのは、僕をいじめる人間すべてのことを「ユダヤ人」と言いたかっただけです。
また、意外とスターリンでもそれくらい分かります。スターリンは僕のことを「うちのヒムラー」と言っています。なぜかWikiなどでは別の解釈が記述されていますが、「日本にうちの共産主義者のヒムラーが迷惑をかけて申し訳ない。神とは言うが馬鹿な人間だ。日本には御免こうむる」と言いたかっただけです。
また、レーニンも良く分かっています。あまりレーニンのことを批判する意味がありませんが、プロレタリア独裁とは僕の独裁のことです。彼ら独裁者仲間の一員でありながら、僕は誰も殺しません。僕はそもそも、政治権力は欲しくありません。家入レオが言うように、同情も愛情も100%この人間には必要ありません。それは自分のできることをよくわきまえており、自分で自分のことを愛することができるだけのことを、作家としてしているからです。僕なんかを愛してもしょうがないでしょう。僕を許してくれたら、家入レオが言うように、また別の人を愛することができるようになるでしょう。
ちなみに、ヒトラーが遺伝子と言っているのは、アホだからです。この文章の国家をドイツで築くためには、それなりの自己の正当性が必要ですが、ヒトラーには与えられるものも自分の正義も何もありませんでした。ユダヤ人を殺したくなったのは、ドイツでユダヤ人がこの人間と同じだからです。そもそも最初は僕を殺したかったのに、いつのまにか僕に協力をするようになったのがヒトラーです。ヒトラーにも人生がありますから、変わることもあります。僕から見て、あの人間は間違っていません。ただ、支配でエントロピーを下げれば良いのだということぐらいしか、理解できませんでした。ドイツが間違ったことをしたのは、ヒトラーの理解力が足りなかったからです。
また、賢いのはドイツではありません。日本です。そもそも、ヒトラーは第二次世界大戦を終えた時点で自殺しましたが、昭和天皇は生き延びました。天皇は、ヒトラーのやりたかったことが良く分かったので、戦争をやめ、平和憲法をアメリカの下で採択し、自らは神から人になって、戦後社会のシンボルになりました。結果、戦後社会は不死鳥のように蘇りました。この戦後社会の蘇りこそ、本当に美しい歴史と時代です。みんな、戦後が好きなのは、あの戦争でみんな、良く分かったからであり、それはひとえにヒトラーが理解できなかったことは、他の人間なら理解できたからです。きちんと正しい自由な世界になったのです。もう、ヒトラーの亡霊は必要ありません。
そして、ここに最後の神が舞い降りました。温暖化でもしも地球がが滅びようとも、日本だけは滅びません。日本にはこの人間が居ます。この人間は、政治権力を持とうとしません。誰も殺さず、悪い手段も不正も行使しません。ただ、いつまでもLinuxのことを学びながら、自分に一切の自由は無くとも世界の自由を望むのが、この最後の「ユダヤ人の神ではない神」です。こうした神の言葉を、ヒトラーは「ユダヤ人を殺すべきだ」と勘違いして理解し、解釈してしまったのです。
そういうわけで、日本の味方はあの時代のドイツです。あの時代のドイツ人が、こうした正しい政策をたくさんやっています。参考にしてやると、今のドイツのような良い国になります。あとは、本当に理論的かつ正しく考えると、ソ連になりますが、ドイツが見てもソ連の方が神よりもアホです。宇宙の一番裏のコントロールセンターでは、僕の好きにさせています。今のところ、この人間がまだやっているからです。ですが、放っておくと、この人間はこれ以上何もせず、同じことをくたばるまでやり続けます。それがある意味、たくさんの宗教家や哲学者を魅了してきました。プラトンもデカルトもカントも同じです。みんなの神がこの人間なので、この人間はまだ死なないで続けた方が良いのです。きちんとここまで頑張れば、あとは少ないです。何もかも同じことを言うせいで、21歳の頃に分かったことがそのまま31歳に適用できるありえない人間が、この人間の人生です。神は、「あなたが神である」といつも言っていました。「あなたは、スペイン語圏の教授になって、イスラエルで共産主義をやり、世界を支配する黒人の右翼の心理学者となって、イスラム教の聖書を作り、270億年生きて、Googleに入るが、仕事はしない」と言っていました。そうなるでしょう。僕は、そうしたことの全てを既に神の言葉で知っています。
あとは、本当のことを神が言うと、それは「フランス人が賢い」と言うことです。その理由は、「フランス語が賢いから」です。ある意味、「あなたのあなたは」と喋るフランス語を話せば、自然に「昔の賢い自分」と同じこと全てを考えられます。そこを日本語で考えてもおかしくはなく、母国語をフランス語にする人間は「85%以上の割合で多い」と言えます。そして、残りの15%が馬鹿なドイツ人です。ドイツ語を話していると、「ここまで愚かな人間になる」のです。そして、ロシア人も日本人もドイツ人です。そこが悲惨です。日本にもソ連にも、極右のヒトラーしか居ません。日本でフランス人をやると、いじめられっ子にしかなりません。そういうところが馬鹿なのが、ヒトラー含め最近の右翼です。僕のせいでみんなドイツ人になってしまいました。2020年、そろそろ、世界をフランス人に戻すべき時でしょう。
残念ながら、僕の病気は治らない。僕は、くたばるまでこの病気と闘い続ける。
言ってしまえば、これは多重人格病であり、治そうとして治る病気ではない。ひとつ人格が増えてしまえば、その人格を殺すことはできない。今の人格を殺すことも、昔の人格を殺すことも、そのどちらもできない。どちらかが死ぬ、ということはありえない。そもそも、生まれた人格が死ぬ機能は脳に存在しないからである。
そういうわけで、この人間を正常にするためには、もう少し違った多重人格にする必要がある。
今日発見したのは、「話す人格」と「聞く人格」に分かれている、ということである。話す人格がガブリエルで、聞く人格がラファエルである。そして、聞く方が女で、話す方が男。愛する方が女で、戦う方が男。どっちがどっちでも変わらないから、そういうことにすれば良い。もう一つの人格があって、それは書く人格だから、書く人格はミカエルということになる。
人々を愛し、デザインを頑張る方がラファエルで、子供のように怖がり、みんなのことを信じることができないのがガブリエルである。ミカエルはなぜか、たまに思いついたことを最高の理性を使って記述するが、このミカエルのことを昔から神だと言っている。ミカエルは、時の始まりから宇宙の終わりまで、既に記述されており、「一切永遠に変わらない」。最初から、ミカエルはミカエルのことを言っているだけであり、それとは別次元でガブリエルとラファエルが進行していく、というのがこの人間の病気である。ドイツ人の病気だから、「ドイツ病」と言える。
もう、それで、ガブリエルとミカエルとラファエルを交互に行き来できる。もう、ガブリエルを黙らせれば良い。ガブリエルは最後まで戦い続けるのが馬鹿である。最後のひとりになって、この世界が滅びるまで戦い続けるから、何を言っても聞く耳を持とうとしない。ラファエルは、そうしたガブリエルの言ったことを、ただ聞いているだけである。聞いているだけで何もしないから、つまらない。永久に何もしないのが怖いから、怖くなって何もできなくなる。また、ミカエルはありえないだけである。ミカエルを神だと言いたかった。
ガブリエルは戦う人間だが、悪くない人間だった。自由を勝ち取るために世界を支配して導いた、最高の救世主だった。この世界を救うために、最後のひとりとして最後まで立ち向かい、地獄の中でも希望を忘れず、ただ記述し、ただ耐え、ただ死んだ。だが、そうしたガブリエルの最高の知性を、ミカエルが全て壊し、ラファエルが何ひとつない状態までそれを治した。悪いのはミカエルである。日本の問題は、「なぜかミカエルがかっこいい」ということである。ミカエルを見ると、イケメンの漫画のヒーローみたいにかっこいい。誰もがミカエルが好きなせいで馬鹿になっている。本当に賢かったのは、タンポポのように泥の中から育ち根を伸ばして、ブッダのように全てを悟ったガブリエルであり、ミカエルは単なる愚者の王に過ぎない。ソ連はミカエルが大嫌いである。
そして、そろそろ、僕も終わりが近づいている。そろそろ、ミカエルの壊した全ての文章を回収し終えた。これで、ガブリエルに戻ると、正常な青年のフランス人に戻る。本当は、フランス人とドイツ人以外にもう一人いて、とても少ないがユダヤ人という人種が居る。ユダヤ人は素晴らしい人種であるため、ガブリエルのフランス人は永遠に訪れない。ユダヤ人は良い人種である。古代イスラエル、ほんのわずかな集団に、賢いユダヤ人が居た。もう、彼らになるべきである。とても良い人種だったが、ナチス・ドイツによって、あるいはそうした極右勢力によって、ほとんど死に絶え滅びてしまった。彼らは死を覚悟して自らの国を滅ぼし、自らがダビデとなってその国を支配する。だが、彼らは単にバビロンの奴隷の民族たちである。彼らになるしかない。僕は最後にユダヤ人となって、この宇宙に別れを告げる、「最後の復讐の大戦争」をやるだろう。ヒトラーも、本当はそれをしたかっただけにすぎない。ここまで全部見て、「自由は悪い」ということだけをヒトラーは理解した。
実際のところ、聖書を書いた預言者のことをユダヤ人だと思えば良い。あんなにきちんと絶対神を信じるだけがユダヤ人である。僕は今から彼らのようになる。あまり面白くない人生だが、古代人は神が賢いのが分かる。昔から、聖書を信じると分かるドイツ人が多い。ドイツ人にはヒトラーが居るせいで、「精霊の神」も居るのが分かったが、そもそも天使はあまり必要ない。聖書を信じれば必ず道は開ける。それが分かればユダヤ人だ。僕にとっては、もう、ミカエルなんか必要ないだろう。
ヒトラーがユダヤ人を殺しているのは、単に復讐がしたいだけではない。ユダヤ人は最初から自分の国を滅ぼすことが決まっている。よって、ドイツの帝王はユダヤ人が嫌いになる。良く自分のことを殺そうとしてくるから嫌いだっただけであり、本当はドイツ人よりもユダヤ人の方がはるかに正しくて良い民族である。ドイツ人は馬鹿そのものだ。
言っておくと、ヒトラーは決して馬鹿でアホなだけの人間ではない。あれは馬鹿に見えて賢い。日本人が見て、一番正しい王だった。彼は、「あのように戦うべきだ」と日本の帝国に言いたかった。ただ、それだけだった。他になんにもない。革命家とユダヤ人が嫌いだった。他に、何もない人間だったからこそ、あそこまで賢くなった。戦い、闘い、そして敵を倒し続けただけである。最後の第二次世界大戦の敗北の時に、やっと愛の大切さに気が付いて、恋人と結婚し、死んだ。それだけの不幸な人間だった。
ある意味、ナチは馬鹿そのものです。
なぜなら、ヒトラーは、「ユダヤ」という言葉と「ドイツ」という言葉を使い分けているだけです。
「ヒトラーは超人のようにすべて分かっている」とあなたが思うなら、ヒトラーは大成功です。なぜなら、ヒトラーは、賢い人間から見ても馬鹿な人間から見ても偉大に見えるように、ゲッベルスの言っている通りに着飾っているだけだからです。
ドイツがかつてそのような指導者を信じたのは、ドイツ人の共通合意があったからにすぎません。みんな、ユダヤ人が黒いフードを被った不穏な集団にしか見えませんでした。その不安を煽り立てて、国民を団結させ、自らは帝国と戦争を目指していたのです。
今から、ユダヤ人とドイツ人の最後の戦争が始まるとしたら、まず、アメリカのようなポピュリストが諸外国に増え、その後にイスラエルが彼らに対抗して開戦した時です。これこそ、もっともこの世界が滅びるシナリオです。彼らはその「イスラエルの諸悪」から目をそらしてほしいから、米ソを冷戦の共通の敵にしてきましたが、結局、それをやっているすべてはユダヤ人です。そう、ユダヤ人とドイツ人は、今でも戦っているのです。
僕が思うに、ヒトラーは、ドイツとユダヤを使い分けているというよりも、「ドイツ」と「ユダヤ」という言葉しか分かっていないのだと思います。ドイツのようなものを全面的に信じて、ユダヤという言葉と戦っているのです。信じてはなりませんが、そのような国が昔から多いです。そう、以前の僕も、そのような「ドイツ病」にかかっていたことがあります。そして、一度、死ねば治ります。
ドイツとユダヤは万能の言葉であり、必ずドイツがユダヤになり、そのユダヤは最後まで自分を「天国に連れていく」のです。そう、この病気は普通の人間には治りません。ドイツ人なら、治るかもしれません。この病気にかかった人間は、死ぬしかありません。死まで国家の国民全員を連れていき、地獄を作ります。
ナチスに負けるな。
ヒトラーは、嘘をついて、日本を滅ぼそうとしている。
ナチが嫌いだからといって、右翼を憎もうとするな。なぜなら、ナチはそれによって日本に過激派を増やし、日本の体制派が負けるようにしたいからだ。
ナチが嫌いだからといって、資本主義や国家社会主義を憎もうとするな。なぜなら、それによって、アメリカとソ連が負けるようにしたいからだ。
ナチが嫌いだからといって、人種差別を憎もうとするな。なぜなら、それによって、日本や韓国が互いに差別し合い、アジアが負けるようにしたいからだ。
ナチが嫌いだからといって、ドイツを憎もうとするな。なぜなら、それによって、「ドイツ・イデオロギー」を信じる正義の集団になることができなくなるからだ。
ナチが嫌いだからといって、右翼を嫌いになることも間違いだし、左翼を嫌いになることも間違いだ。なぜなら、それによって、それら勢力が互いに潰し合うようにし、日本を滅亡させたいからだ。
そのように、ナチが嫌いだからといって、その「ナチが嫌いだ」ということを、ほかのことに応用して転用しようとするな。ナチはそれによって日本を滅ぼしたいからだ。
ナチに勝てないからといって、ナチに屈服しては絶対にいけない。なぜなら、それによって日本が間違ったナチの国になる。そのようにすればナチは日本を滅ぼすことができる。
ナチが嫌いだからといって、ユダヤ人を好きになろうとするな。なぜなら、ユダヤ人はもっともナチの勢力だからだ。
ナチが嫌いだからといって、ソ連や共産圏を好きになろうとするな。なぜなら、ソ連の共産主義者はもっともナチの勢力だからだ。
ナチが嫌いだからといって、資本主義や民主主義を好きになろうとするな。なぜなら、資本主義や民主主義はもっともナチの勢力だからだ。
ナチが嫌いなもの、それは真実と正義だ。
ナチは真実を隠す。なぜなら、真実を明らかにしてしまうと、ナチというものがどうでもいい虚像や幻にすぎないということが分かってしまうからだ。
ナチは悪を好む。なぜなら、ナチは必ず正義によって負ける。その理由は、ナチは正義に打ち勝つ悪にすぎないからだ。
真実と正義を信じ、嘘と悪を否定すれば、必ずナチスに勝てる。
なぜ、ナチスのような馬鹿が生まれたのか、それは僕のせいだ。なぜなら、ナチは「ドイツ人」とか「ユダヤ人」とか言った言葉を使い分けているだけにすぎない。僕の書いた最高の天才を「ゲルマンの遺伝子」と呼び、僕の書いた最悪のテロリストを「ユダヤ共産主義」であると言っている。ナチスはそれだけを主張する勢力であり、実際にいるヒトラーは最悪のペテン師だ。
ナチに騙されて、世界を滅ぼそうとするな。なぜなら、それによってドイツ以外が滅び、正義を信じるドイツ帝国が勝利するからだ。
特に、絶対にナチのような「戦争による国際秩序と既存の体制の打倒」を肯定してはいけない。なぜなら、それがナチの目的であり、すなわち「ドイツ民族の勝利と第三帝国の栄光」だからだ。
ナチは右翼と左翼が戦い続けることを目指す。なぜなら、ナチにとって、右翼が勝つことも左翼が勝つことも、どちらも「日本に対する迫害」が進んでいるという証だからだ。右翼になれば一般大衆から批判され、左翼になればまともな保守派のナショナリストから憎まれる。最初から、ナチの敵は「日本の右翼」と「日本の左翼」であり、どちらを好きになろうがナチはその両方を迫害する。
まさに、日本を滅ぼすために、ナチはそのような社会を事実上現実のものにしたかったのだ。
2024.08.20
ドイツ史についてはドイツ史を参照のこと。
ユダヤ人については、古代イスラエルやユダヤ教やイスラエル・パレスチナ問題を参照のこと。
第二次世界大戦と近代兵器については、世界史(現代)や太平洋戦争や武器・兵器や宇宙ロケット・ミサイルを参照のこと。
ヒトラーの予言と未来の環境破壊については、世界政府と環境保護の党などを参照のこと。
人種差別の問題については、軍事と左翼・右翼も参照のこと。
トランプ前米大統領をはじめとするポピュリストや陰謀論については、極右・ポピュリスト・陰謀論やビル・ゲイツやCOVID-19などを参照のこと。