古代イスラエルの世界観です。
ユダヤ人のイエス・キリストが、「ユダヤ人を救うメシアとは私のことであり、神を信じれば、ユダヤ人でなくても救われる」と説きました。
最初はローマで迫害されたキリスト教でしたが、後にローマ帝国の国教となりました。
人物 | 説明 |
---|---|
モーセ | ユダヤ人で、出エジプト時代を率いた。 神の戒律であるモーセの十戒で有名。 |
イエス・キリスト | キリスト教の開祖。 |
ヨーロッパには、セム系とヨーロッパ系の2つの文化が混ざり合ったような「融合体」の文化がある。
そもそも、セムとヨーロッパとは言語や言葉の違いである。ヨーロッパ系の言語とは、アングロ・サクソンである英語やアイルランド語、ゲルマン諸語であるドイツ語やオランダ語、そしてラテン語を継承したロマンス諸語であるフランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語などのことである。
また、セム系とは、中東の言語のことであり、アラビア語やヘブライ語を表す。
こうした言語の違いは、そのまま人種や民族や文化の違いを形成する。そして、文化には宗教も含まれる。
今でこそヨーロッパの宗教となったキリスト教の、兄弟宗教であるユダヤ教やイスラム教はセム系の宗教である。
それに比べて、ヨーロッパの昔からの地域の神話・宗教は、ギリシャ神話、ローマ神話、ケルト神話、北欧神話などである。
ヨーロッパ系の宗教は、インドの仏教やヒンドゥー教と共通点が多い。「目で見ることを重視する」「始まりと終わりが無く、輪廻して永遠に繰り返す」「たくさんの神々が登場し、ものがたりを作る」という特徴がある。
これに対してセム系の宗教は、「耳で聞き、読み、教わることを重視する」「神が天地を創造し、始まりと終わりがあり、最後に神が裁くように、神は支配者である」「神はひとりであり、歴史や神の人格を通じて教徒と神の間での契約を守る」という特徴がある。
僕は、ここに中国やインドの「東アジア」を加えたい。東アジアでは、中国の三教である儒教・道教・仏教や、インドのヒンドゥー教などが存在する。特徴としては、「神を信じるのではなく、哲学や思想信条を信じる」「開祖が教義を作り、その開祖の教えが絶対となる」「人々は修行や苦行を通じて、開祖へと近づくために努力する」といった特徴がある。
ヨーロッパ、中東、東アジアとは、中世における歴史の文化圏とも重なる考え方である。
古代イスラエルの歴史を知りたい方は、聖書を読むといいでしょう。
旧約聖書には、その通り、ユダヤ人や古代イスラエルの歴史が書かれています。
旧約聖書とは、最初から歴史書です。ユダヤ人にとっての「バイブル」とは、イスラエルの歴史のことを意味します。
ですが、旧約聖書はとてもページ数が多いです。なので、簡単にイスラエルのことを知りたい方は、聖書を要約したサイトを読むことをお勧めします。たとえば以下のようなサイトがお勧めです。
2024.09.09