衣類の世界観です。
糸となる素材としては、麻(リネン、ヘンプ)や木綿(コットン)のような植物の繊維、あるいは羊毛(ウール)や絹(シルク)のような動物の繊維を使用する。
2024.08.23編集
木綿はワタ(綿花)の種子から採取される繊維で、コットンとも呼ぶ。
絹糸は、ガの幼虫である蚕(カイコ)が蛹(サナギ)になる時に出す繭(まゆ)を使って作る糸のこと。シルクとも呼ぶ。
とても高級感のある優れた布地となるような糸を出すことから、昔の日本の主力産業だった。
後日注記:明治から戦争の時代、絹糸産業は日本の外貨獲得のための主力産業だった。(絹糸産業自体はそれよりも昔からあった。)
2023.04.03編集
シルクロードは「絹の道」とも呼ばれる東洋と西洋の交易路のことで、中国からローマに「絹」を、アルタイ山脈から中国には「金」を重要な交易品とした。
後日注記:実際には、シルクロードでは絹のほかさまざまな交易品が運ばれ、政治や文化的なもの(あるいはペストのような感染症もこの中に含まれる)の交流もシルクロードを使って行われました。シルクロードは紀元前114年頃に漢王朝がシルクロードの基盤となる中央アジア地域を平定してから、1453年にオスマン帝国が栄えるまで続きました。
2024.09.11編集
養蚕業はガの幼虫である蚕がまゆとして作り出す糸から絹糸を作ります。
この蚕は、桑の葉を食べますが、桑は田んぼの作れない斜面であっても育てることができるため、養蚕業は平野のない山林地域(たとえば長野県や群馬県)で多く行われました。
実際には、家の中の屋根裏のような場所で蚕を飼います。そして、工場で主に若い女性により、茹でた後でくるくる回る専用の機械を使ってそれらから絹糸を取り出します。
養蚕業は、戦前から戦中に、日本が外貨を獲得するための主力産業でした。得られた外貨は主に戦争に使われました。
日本史(帝国の時代)も参照のこと。
2023.11.25
また、最近では石油などから人工的に作られた化学繊維を用いることもあり、ポリエステルやナイロンなどが例である。
糸以外の素材として、皮(スキン、ハイド)・革(レザー)も素材によく使われる。
動物から皮を剥いだ後に行う、腐食しにくくするための「鞣し」という作業を行う前の素材を「皮」、鞣しを行った後の素材を「革」と呼ぶ。
2024.08.23
また、羽毛のことは英語でダウンあるいはフェザーと呼ぶ。
ダウンとフェザーは羽の生えている部位の違いで(ダウンは羽と羽の間にある綿毛、フェザーは羽軸のある羽根)、ダウンは保温性があり暖かいが、フェザーは通気性が高く弾力性がある。
ダウンジャケットでは、ダウン何%、フェザー何%という表示がされていることが多い。
2024.08.23
糸を編んで布地にしたものを「織物」と言い、織物を作るための機械を「機織り機」と呼ぶ。
ヨーロッパでは産業革命によってジョン=ケイによる飛び杼の発明により、それまで二人一組だった機織り作業を一人で可能とするような機織り機が生まれ、生産性を飛躍的に向上させ、大量生産化を果たした。
世界史(近世・近代)や蒸気機関も参照のこと。
自動織機は、自動車で有名な日本のトヨタグループの創業者である、豊田佐吉の発明です。織機とは糸を織物にする機械のことで、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に織り上げます。
自動車も参照のこと。
2024.07.07
ミシンは、糸と針によって衣類を縫い合わせる機械。
スーツと礼服の違いについて言うと、仕事をするのはスーツで、葬式の時に着るのは礼服です。
葬式の時は、黒い服(喪服)を着ることが慣例となっており、できればフォーマルな礼服を着て葬儀に参加します。
いつ、どこで葬式が行われるか分からないので、サイズの合う黒い礼服を常に準備しておきましょう。
ですが、礼服は買った後で着るのはたった一回限りだったりすることもあります。あまり高い礼服を購入すると、再び着る時には自分の体形が変わっており、結局新しい礼服をもう一着買うことになってしまうこともあります。なので、あまり高額な礼服を買う必要はありません。
成人式などの時の着物も、何度も着るようなものではないため、このような場合には買うのではなくレンタルするのも手です。結婚式に着るような女性用のドレスも、新郎新婦だけではなく出席者であってもレンタルで済ませることが多いです。
残念ながら、僕は若者のファッションについてはまったく詳しくありません。
デザイナーでありながら、デザイナーらしからぬ子供のような服ばかり自分は着ています。
若者のファッションについては、僕はまったく知りません。
あえて言えば、僕は服はスヌーピーが好きです。スヌーピーグッズを集めるのが僕の趣味ですが、スヌーピーのTシャツを少しだけ持っています。
あとは、僕は大人っぽいジャケットやきりっとした服が好きです。「大人っぽいかっこいい服」を着たいと思いつつ、なぜか子供っぽい服ばっかり着ています。
服を着るにあたって、夏服と冬服は重要です。
夏服とは、半袖のTシャツや半ズボンのことです。冬服とは、長袖のシャツや長ズボン、その上から着るジャケット、コート、セーターなどのことです。
自分の家の、タンスやクローゼットなど、どこに夏服と冬服があるかを知っておきましょう。
衣服だけではなく、たとえば毛布や布団やコタツ、あるいはストーブや扇風機など、夏と冬では使うものは大きく異なります。なので、その時期が来た時に出せるように準備しておきましょう。
2024.05.13
家庭も参照のこと。
民族衣装も参照のこと。
洗濯機も参照のこと。