民族衣装をまとめています。
世界には、たくさんの民族衣装があります。
日本の和服も一例ですが、ほかには、インドのサリー、朝鮮のチマ・チョゴリ、ヨーロッパの洋服などが挙げられます。
また、イスラム文化圏では、女性はスカーフ(ヒジャーブ)を顔に巻いて肌を隠さなければなりません。男性もターバンを身につけます。
これから先に書く内容は、イスラム教徒の方に直接聞いたわけではないため、僕個人の勝手な推測になります。
僕が思うに、イスラム教徒の女性が、ヒジャブと呼ばれるスカーフを巻く理由は、「女性の顔と肌を砂漠の砂風から守るため」という理由があると思います。
砂漠では、砂煙や砂嵐といった砂風がたくさん起こります。
また、砂漠では水が貴重であり、簡単に顔を洗ったり、風呂に入ったりすることができません。
そのような中で、女性の顔と肌を守るために、スカーフを巻いて砂から顔を守ることが義務付けられたのではないでしょうか。
実際のところ、イスラム教徒の信者は、全員がそのような砂漠で暮らしているわけではありません。インドネシアのように、まったく異なる環境で生きている人も居ます。
イスラム教が国際的に世界宗教として拡大していったため、そのような「砂漠で暮らしていた時代の名残り」が、イスラム世界に残ってしまったのではないでしょうか。
また、イスラム教の戒律として、メッカの方角への毎日五回の神への礼拝や、断食などが定められているのも、同じように砂漠で迷わないように方角と時間を忘れないため、そして空腹にも耐えられる体を作るためだと思います。
豚肉を食べないのも、食べてはならないものを食べた時点で死ぬような、砂漠の過酷な環境が影響しているのでしょう。
男がひとり、女が複数の一夫多妻制を取っているのは、過酷な環境で男たちを酷使するために、男がどんどん死んでいく結果、余った女たちを有効に活用して、少しでも多くの子供を産むためだと思います。
そのように、砂漠のような厳しい環境でベドウィンのような遊牧民のアラブ人が生き延びるために、彼らは強大な神アッラーの力を信じ、「神であるアッラーには絶対に逆らってはいけない」とする宗教を作り出したのではないでしょうか。
イスラム教も参照のこと。
2023.01.07
Wikipedia
衣類も参照のこと。