建築をまとめています。不動産も参照のこと。
歴史に詳しい父親の話を参考にしています。
建築技術において、大切なのは基礎と柱ではないでしょうか。
基礎と柱がしっかりしていれば、家屋は倒れません。
特に、大切なのは家屋の下にある「基礎」の部分です。基礎が水平でしっかりとしていれば、その上にある家屋も水平でしっかりします。
柱がきちんと垂直に立っていることを確認するには、球のついたひもを上から垂らすことで確認できます。また、床が水平になっていることを確認するには、水の水面が水平になっているかどうかを見たり、球を転がしてどこかに動かないかを確認すればいいでしょう。
また、優れた大工の職人は、釘とネジをつかいません。全て、力学的な構造の「かみ合わせ」によって家を作ります。
かみ合わせによって家を作ることで、釘とネジを使わないだけではなく、上に重たいものを乗せた時にもしっかりとし、また、作る際に簡単にバラして解体することができます。
最近は木造建築を使わず、鉄筋コンクリートを使うため、こうした職人の技が見られる現場も少なくなってきています。
また、最近よく言われるのは、災害への対応です。
特に、地震が来た時に耐震構造を伴っていない巨大な建築物は倒れてしまいます。このため、古い建築物などで耐震構造の伴っていない建築は、補強しなければいけません。
また、木造建築についていわれるのが「火災が発生しやすい」ということです。特に木造建築の密集する地域などは、地震が起きた時に「真っ先に大規模な火災が起きる」と言われています。
あるいは、タワーマンションのような高層ビルには別の問題があります。それは、台風などで電気が止まった時、エレベーターが止まってしまうという問題で、上層階に住んでいる人などは階段を使って上り下りしなければなりません。ものを運ぶだけでも、何度も階段を上り下りしなければならないのです。
地震も参照のこと。
昔は藁葺き(あるいは茅葺き)の家というのがどこの田舎にもありましたが、藁葺きは維持するために労力がかかるので、最近は屋根の部分をトタンに置き換えた家が増えました。中には藁葺きの上にそのままトタンをかぶせた家もあります。日本の家は柱や梁がしっかりしているので、空き家になってもある程度は持ちますが、屋根や窓ガラスに穴が空いたりして雨風が入るようになると崩れるのが早くなります。
後日注記:日本の倉は、伝統的に赤土を塗り固めてその上から漆喰を白く塗ります。赤土を塗り固めるのは断熱のため(倉の中の温度を保つため)ですが、断熱ができるだけではなく通気性もよく、湿気がこもりません。ですが最近は赤土や漆喰を塗れる職人が少なくなっており、壁をトタンに置き換えた倉が増えています。
後日注記:昔の農家の家(特に藁葺き・茅葺きの家)は、「母屋」(おもや)と呼ばれる人間が住むための住居のほかに、「離れ」と呼ばれる離れた家屋があって、牛や馬を飼う牛小屋や馬小屋として使っていました。ただし、今では牛や馬を使わなくなったので、農機具置き場として使っている家が多いです。また、屋根裏の部分はものの置き場に使いました。少しお金がある農家では、ものを置く収納専用の倉庫として、「倉」と呼ばれる建物がありました。また、敷地の一角には墓がありました。
昔の日本の生活も参照のこと。
2024.06.01
2025.01.04編集
金閣寺は京都の鹿苑寺のことで、銀閣寺は同じく京都の慈照寺のこと。
京都には寺がたくさんあり、行くと昔の日本の和の文化を垣間見ることができる。
清水寺は京都の寺のことで、「清水の舞台から飛び降りろ」という格言で有名。
東大寺は奈良の寺。「奈良の大仏」が有名。
また法隆寺も奈良の寺で、日本最古の「五重塔」(ごじゅうのとう)で有名。
厳島神社は広島の神社。僕はよく初詣で訪れることがある。海にそびえたつ真っ赤な鳥居が美しい。
伊勢神宮は三重県の伊勢市にある神社。
明治において東京に天皇が移るまで、京都で天皇が住んでいた場所。
東京にある天皇の住んでいる場所。
東京の国会のおかれている議事堂。
首相の執務場所。施設内の総理大臣公邸には内閣総理大臣が住んでいる。
国賓を迎え入れる施設。
日本武道館はさまざまなことに使用される。
後日注記:日本武道館は特に歌手の大規模なコンサートによく使われます。歌手にとって武道館ライブは、一度は開催してみたい「夢の舞台」です。
2024.12.08編集
東京タワーは昭和の時代にできた東京の巨大建築物。東京における見せ場(ランドマーク)のひとつ。
2024.12.08
東京スカイツリーは新しい東京タワーのようなもので、東京にある巨大建築物の1つ。
ヨーロッパの建築様式。
古代の建築様式は、ギリシャ建築、ローマ建築、ビザンティン建築がある。ギリシャ建築は古代ギリシャでの建築様式で、後に古典主義建築と呼ばれ、代表例は神殿である。ローマ建築は古代ローマでの建築様式で、コロッセオのような巨大な遺跡を残した。ビザンティン建築は東ローマ帝国における建築様式のことで、ローマ建築とは区別される。
中世の建築様式は、ロマネスク建築やゴシック建築がある。ロマネスク建築は10世末~12世紀に、ゴシック建築は12世紀後半に生まれた。
近代の建築様式は、15~17世紀のルネサンスのルネサンス建築、16~18世紀のバロックのバロック建築、そしてバロック建築に続く18世紀のロココ建築がある。ルネサンス建築では、ローマ建築を古典主義建築と呼び、建築理論とした。そしてそれはバロック建築へと受け継がれ、ロココへと発展した。だが、ロココの反動として、18世紀に新古典主義建築が生まれた。
現代の建築様式は、18世紀の新古典主義建築、19~20世紀の歴史主義建築、そして20世紀のモダニズム建築へと続いていく。
2024.09.12編集
ヨーロッパの文化史(ルネサンス、バロック、啓蒙主義、ロマン主義など)については、以下の書籍が参考になります。
歴史(近世・近代)も参照のこと。
イスラムの建築については以下を参照のこと。
実際、この現代の地球に人間が生きていると、「人間しか生きていない」という錯覚を抱くことがあります。
多くの生き物が、木や森、川辺の近くなど、見えないところで身を隠して生活しているため、見えるところにたくさん居る人間に目が移ってしまいます。
ですが、たとえば蟻のように、見えないところに小さな生き物はたくさん居ます。
では、人間はというと、見えるところにたくさん居ますが、見えるところに居るということは、味方である人間と接しやすいだけではなく、敵であるほかの生物にも見つけられやすい、ということを意味しています。
ですが、日中のデイタイムであれば、人間は集団になって戦うことができますが、夜の間のナイトタイムでは、人間は暗闇の中で身を守る手段がありません。
なので、人間は建築物を作り、木や石を使って作った囲いの中で、ほかの生物あるいは敵対する可能性のあるほかの人間から、身を守るように進歩しました。
建築物は、今でこそ雨風から身を守ったり、財産を守るためにありますが、基本的に建築物は、目につきやすい「人間」という生物種を、ほかの生物から守るためにあります。
また、人間は犬や猫を飼うことがありますが、彼らは人間のことを守ってくれる数少ない人間の味方です。人間だけではなく、羊や山羊など、人間の飼育する家畜についても、狼やコヨーテから守ってくれるという、とても優れた「人間の味方」です。
そのように、人間は自らのまわりの世界を建築物や犬・猫と一緒に守ってきたのです。
(理科に詳しい父親の話を参考にしています。)
日本の建築物は、木や藁や紙のように、燃えやすく腐りやすい素材を使っているため、朽ちやすく、古くからの建築物が残りにくいという性質があります。
これに対してヨーロッパの建築物は、石(加工しやすい石灰岩や趣のある大理石)やレンガを使って作られているため、古くからの建築物がそのまま残りやすいという性質があります。
石造りの建物の欠点は、地震に弱いことです。単に石が積み重ねられて乗せられているだけにすぎないため、地震が来るとあっという間に崩れます。
日本でも、城の土台を築くような石垣は、例外的に石で作ります。石垣職人は、用意されている石を見てぴったりと形が合わさるようにはめ込み方を考えます。そして、最後まで合わなかったところには、石を砕いてパーツを作り、それをはめ込みます。
不動産を参照のこと。
美術史を参照のこと。
土木建築を参照のこと。
林業を参照のこと。
保険・年金も参照のこと。