不動産の世界観です。建築も参照のこと。社会に詳しい父親の話を参考にしています。
また、よく言われるのが「一戸建てとマンションの価格」です。
都心部と地方でも違いますが、「一戸建てとマンションのどちらを買うべきか」ということを言う人が多いです。
特に、「お金のことを知りたいのであれば一戸建てとマンションの価格に気を使うこと」などといったことが言われます。
後日注記:持ち家か賃貸かは経済学ではたまに議論されますが、図解まるわかり お金の基本によると、50年ほどの費用のシミュレーションを行うと、どちらも同じぐらいになるそうです。
2024.05.12編集
また、不動産について言えるのは「不動産を転がすだけで儲ける商法」です。
お金をたくさん持っている老人や、相談相手が居ない一人暮らしの独身者などに、「この不動産を買っていただければ、数年後には価値が上昇してたくさん儲かりますよ」という投資話を持ち掛け、お金を払った後で、そんなにうまい話はないことに気が付くのです。
特に、最近は悪徳セールスが流行っていて、家の中にいったんセールスマンが入ったら、あたかも信頼できるような資料を見せて、儲け話を持ち掛け、「ハイと言わなければ帰らない」のです。
こうした「不動産詐欺」はいつの時代も流行ります。不動産を転がして儲けようという人は、最悪の人間しかいません。
後日注記:この世界に「良い話」などというものはありません。必ず100%儲かるような不動産の投資話などを持ちかけられた時は、100%成功ではなく100%失敗するかもしれないということを考えるようにしましょう。
2024.05.12編集
また、村上ファンドの村上氏が言っていたこととして、「家に残っている住宅ローンの額を親に聞きなさい」という言葉があります。
住宅ローンは、家庭のする最も大きな借金のひとつです。
家に残っている住宅ローンの額を親に聞くことで、「借金がそんなにあるのだな」ということを子供は知ることができ、自分が家のためにどれくらいの額を稼げばいいのかが分かるのです。
村上ファンドのような「お金を転がすだけで儲ける職業」は嫌われますが、村上氏自身は学生の頃から親にもらった100万円をビール会社の株を買って投資するなどして1億円にしたこともあるらしく、「子供たちにはお金のことをもっと教えるべきだ」と考えてさまざまな子供向けの講演を行っており、その言っていることは筋の通ったことを言っています。
後日注記:村上世彰さんの講演については以下が参考になります(記憶があやふやなので、本当にこの番組だったかは覚えていません)。
株式市場も参照のこと。
2024.05.12編集
不動産、すなわちマイホームあるいはマンションの購入は、人生における大きな出費のひとつです。
これ以外に、人生における高額な出費は、自らの教育費(高校・大学進学)、結婚・出産、子供の教育費(高校・大学進学)、老後の生活費、死んだ時の葬式、ぐらいです。
人生においては、それくらいしか高額な出費はありません。あとは、自動車ぐらいです。
なので、逆に言えば、大学に進学もせず結婚や出産もしなかった僕のように生きるのであれば、そんなにたくさんお金を稼がなくても、なんとか生きていけます。
僕は大学に進学せず(一応放送大学には入っている)、結婚もしませんでしたが、自分の力で本を読んだり自分で考えたりして勉強し、そして多くの人々に愛されたため、後悔はまったくありません。
みんなと「幸福」という言葉の意味が違うだけで、僕はいたって幸福です。
詳しくは以下の書籍が参考になります。
2024.03.10
家屋や土地のような不動産は、「登記」ということを行うことで、自らの所有物であるということを公にできます。
登記とは、自らの財産や権利や義務を公の帳簿に登録することであり、登記をすることによって、その家屋や土地が誰のものかということを、公に宣言することができます。
土地や家屋だけではなく、たとえば住宅ローンを完済したり、会社の役員が変わったり、新しい会社を作ったり、といった時に登記が必要です。
2024.05.12
一戸建ての家屋や土地を持っている場合、アパートやマンションのように賃貸料はかかりませんが、代わりに固定資産税という税金がかかります。
税金も参照のこと。
2024.07.13
住まい探しはSUUMOから検索しましょう。
僕は田舎に住んでいることもあり、普段のドライブでは空き家の存在を多く目にします。
都心部に人が移住する結果、田舎にはどんどん店舗が少なくなり、過疎化が進んでいます。それにより、電車の路線なども赤字になり、田舎への路線は廃線になり、バスの運行も本数が少なくなって、さらに住みづらくなる「過疎化スパイラル」が起きています。さらに田舎における自動車への依存が増え、自動車の運転全体における高齢者による運転の割合も増えた結果、事故も増えています。
また、田舎にはたくさんの農家や畑があるかというと、TPPなどの貿易自由化の影響から、どんどん田んぼや畑は減って、耕作放棄地が増えています。ソーラーパネルなどもたまにありますが、投資のコストがかかることから、そんなに多くはありません。
このままいけば、おそらく「都心部にしか人間は居なくなる」と僕は思います。田舎はもう30年もすれば廃墟になるでしょう。だからといって、有効な解決策はありません。社会主義にするのは非現実的すぎることから、おそらくさらに保守派の極右が増える結果になるでしょう。
田舎の空き家をどうするかは問題です。特に、周辺の住人からすると危険性も高いです。狸や狐の住処になるとは言いますが、朽ちた家屋と材木がどのような結果をもたらすかは不安と心配しかありません。
最近はお金さえあれば、家がなくなってホームレスになったとしても、ビジネスホテルやネットカフェなどがあるため、どうにか生きることができます。
また、最近はアルバイトなどの雇用情勢がよいため、お金がないからといって、悲惨な段ボールハウスのようなホームレスになる必要はなく、アルバイトをすることでなんとかお金を稼ぐことができます。
なので、本当に家を失ったり、なんらかの事情で家を追い出されてどうしようもできなくなったとしても、絶望する必要はありません。路肩で寝る人生にはならなくて済むでしょう。
田舎の問題として言えるのは、過疎化の問題です。
電車やバスといった交通手段が打ち切られると、過疎化はさらに進みます。ほかにも、学校、郵便局、病院、あるいは寺のようなものがなくなると、過疎化はさらに進み、空き家タウンが完成します。
僕も田舎に住んでいますが、多くの過疎化された場所を目にします。単なる空き家だけではなく、昔は観光地だった場所にも過疎化が進んでいて、温泉街として昔は栄えていたはずの場所が、温泉の経営をやめてまるで廃墟のようになっているのをよく目にします。
また、空き家になったとしても、簡単に家屋を壊せない理由があります。家を壊すにはお金もかかりますし、もし住人が既に死んでいて家屋の所有権を親族などの他人が持っている場合は、誰に空き家を破壊できる権利や権限があるのかということも曖昧かつ複雑になり、法律上の手続きが面倒くさくなります。なので、簡単に空き家を壊すことができません。
それから、空き家以外にも、簡単に破壊できないものがあります。それは墓です。墓は死んだご先祖がご供養されており、簡単に壊すことができません。墓は墓地埋葬法によって法律上強固に守られており、一度作った墓は簡単に別の場所に動かすことも壊すこともできないのです。
そのように、過疎化と空き家にはさまざまな問題があり、実際、空き家になって放置されているのが現状です。
2024.05.05
建築を参照のこと。
家庭を参照のこと。