Webサービスの世界観です。
ソフトウェアやSNS・ブログ・掲示板も参照のこと。
最近、何かと話題なインターネットのFacebook/TwitterなどのSNSや、YouTubeなどの動画サイトですが、そもそも、Webサービス、すなわちWebアプリケーションの技術は、昔の、Perl/CGIとFLASHの技術が根底にあると思います。
まず、Perl/CGIによって、それまでの「HTMLをただ表示する」だけの「Webページ」から、「動的にHTMLを作り出す」ような「Webアプリケーション」が可能となりました。
これにより、掲示板やチャットのような「みんなでコメントを投稿し、それをその場その場のコンテキストに応じて生成する」ような「サーバーとブラウザを介しながら動くプログラム」が可能となったのです。これにより、インターネットは「管理者が書いたものをただ読むだけ」ではなく、「管理者や参加者とコミュニケーションなどのやり取りができる」ものに進歩しました。
Perl/CGIは、掲示板やチャットだけではなく、ゲームも作りました。FF BATTLEのような「ブラウザゲーム」は、キャラクターがネット上で戦い、ダンジョンを攻略し、レベルアップし、アイテムや金を集めながら、チャットをしたり、オークションでアイテムを売り買いしたりすることで、「今までにないゲームの面白さ」を実現しました。これが、当時の「ブラウザで遊べるネットゲーム」です。
同時に、CGIによって「巨大掲示板」が生まれました。これが、あめぞう掲示板や2ちゃんねるにつながります。
また、FLASHはいわゆる「面白動画」で、特に2ちゃんねるの閉鎖騒動とそれを救ったUNIX板の伝説FLASHが有名ですが、他にも、BUMP OF CHICKENのK、ラフメイカー、グングニルのような「名曲」を、2ちゃんねるのアスキー文字だけを使って絵(アート)を表示するAA(アスキーアート)などとともに動画にし、みんなで閲覧して感動して泣く、といった具合です。(日本のAAは英語のアスキー文字以外が含まれているため、正確にはアスキーアートではない。)
FLASHについても、インタラクティブなグラフィックスが表示可能であったため、「FLASHゲーム」と呼ばれるゲームを作りました。これはみんなで楽しむというよりも、一種の「動画の仮想世界に入り込む」ことで、「HTMLではなくもっと高度なコンテンツ」を可能としました。
こうしたブラウザで遊べるゲームやコンテンツだけではなく、DirectXを使うことで、みんなで楽しめるネットゲームも多くありました。これが、今でいうAndroidのスマホゲームに繋がります。当時のDirectXによるゲームは、市販のものも多く、FF11のようなプレステのネットゲームと同様のゲームがWindowsパソコンで楽しめました。
今のインターネットは、Perl/CGIからPHP/MySQLやRuby on Railsのような技術的な進歩を遂げており、同時に、2ちゃんねるからFacebookやTwitterのようなサービスの運営元の進歩を遂げています。FLASHはYouTubeで簡単に誰でも動画を配信することができるようになりました。
また、イラストの個人サイトは、Pixivやニコニコ静画などの新しいイラストSNSへと進歩を遂げました。当時に、個人のテキストサイトはブログに変わりました。
進歩を遂げた今のインターネットですが、基本は同じです。Perl/CGIとFLASHから、何も変わっていません。それらの焼き直しをいつまでもしているだけです。
僕は、現代のSNSなどに代表される「インターネット社会の功罪」というのは確かにあると思っている。
ひとつは、簡単に罵声や暴言を言えるようになった、ということ。実際の現実世界で言うような冗談や軽口のような暴言を、ネットでは平気で相手の意見など考えず言うことができる。
これは、現実世界において、ローカルな環境で言う分には問題が無かった。だが、たとえば2ちゃんねるやツイッターのような場で、嘘偽りと一緒に悪い噂を流して拡散させることができるようになった。
もうひとつは、ある特定の会社に依存しすぎている、ということ。WindowsはMicrosoft、YouTubeはGoogleのように、最近のWebサービスはどれも運営元が一社で管理しており、その会社に依存せざるを得ない。このため、その会社が間違ったことをすれば、全ての社会に影響がある。独占的支配権力をサービス会社は持っている。
他には、現実世界というかけがえのないものが、どうでも良いものに変わってしまったということ。YouTubeやSNSをAndroidスマホなどでリアルタイムにコメントをつける現在、現実社会には何の意味も無い。現実社会では、美味しいものを食べて、適当にやるべきことをやり流す、というだけで、「メインとなる世界がインターネット上の仮想世界」になっているのである。
実際のところ、僕は2ちゃんねるなどの昔のインターネットの方がまだマシだったのではないかと思う。2ちゃんねるは全てが匿名で好き勝手が言えたが、その代わり現実との境界線がはっきりしていて、2ちゃんねるは「廃人の隔離場所」のようなものであると同時に、「現実で居場所を失った人々のための誰でも受け入れるコミュニティ」だった。今の時代のSNSは、現実とネットがごっちゃになっていて、境界線があいまいである。だから、ネットで暴言を吐くのと同じ感覚で、現実でも暴言や悪いことをする。これは、アメリカのトランプ大統領などにも言えることである。現実とツイッターの区別がつかなくなって、現実でツイッターをやっているのである。
SNS・ブログ・掲示板も参照のこと。
ニュースを参照のこと。
Googleによる検索エンジン。PageRankと呼ばれる「たくさんのリンクがされているサイトを上位にする」というアルゴリズムで有名。Googleを参照のこと。
Googleのメールサービス。今では標準的なメールサービスになったが、昔は大容量で「どんどん容量がギガ(G)単位で増える」ということがサービス名の由来である。Webメールを参照のこと。
Android向けアプリのインストールと購入が出来ます。最近はコンビニでもGoogle PlayとiTunesのポイントカードを売っている。Androidを参照のこと。
Microsoftによるポータルサイト。
Microsoftによる検索エンジン。
Yahoo!によるポータルサイト。
Yahoo!のメールサービス。3か月間ログインしていないとメールが消えてしまうため、上のGmailを使うことをおすすめする。
みんなで載せた料理のレシピを見ることが出来る。
東外大の言語モジュール。文法モジュールはページ構成が分かりにくいですが、カードの右横の解説、例文、練習問題も参照しましょう。
プログラミング作法(3.エキスパート)を参照のこと。
クラウドサービスを参照のこと。
プロジェクト・ホスティングを参照のこと。
Webツールサービスを参照のこと。
個人的に、たまに見ているサイトです。
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良く使うWebサービス。
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