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23-文学3

テーマ 19:28

テーマと題名は、「人間と地球」だ。

僕の書いた文章は、

既に出版している詩集で、人間が分かり、

ホームページの方で、地球が分かる。

さあ 18:14

さあ、喜ぼう。

愛する彼方に、君たちが居て

この希望の星に、僕たちが居る。

さあ、楽しもう。

さあ、自由になろう。

愛するならば、僕たちは歌を奏でる。

自由になるならば、僕たちはダンスを踊る。

喜び、楽しんで、自由になる。

方向 18:16

その方向に、何があるというのかい。

それは、自由なのか。それとも、生命なのか。

その方向には、2つの分かれ道があって、

自由でも、支配でも構わない、楽な道と

信念と熟考の上で挑む、ハードな道がある。

答え 18:18

答えと正しさを詰め込んで、試験に挑もう。

さあ、来る敵を、一騎当千で倒していく。

そして、正解の全てを詰め込んで、僕はこの学校を卒業する。

成功 18:19

成功したならば、永遠に続く活動と、治癒がある。

失敗したならば、葛藤と反省、挑戦の毎日がある。

ミツバチ 14:54

ミツバチさん。ミツバチさん。

何であなたはそんなに強いのでしょう。

その毒針にかかってしまえば、

人間でも、ヘビでもオオカミでも

強いものを、一瞬で倒してしまう。

そんなものが、大群で空を飛んで、戦う。

ああ怖い。

地上で一番強い動物は、

おそらくはミツバチでしょう。

ミツバチさん。ミツバチさん。

どうして、そんなに怖い巣を作るのでしょう。

巣を作る、集団で協力するのも強いけれど

その巣を駆除するために、

人間は防護服をつけなければならない。

人間は、ミツバチに全く負けている。

何故、そんなに怖いのに、

花から蜜を集めて、はちみつを作る。

はちみつは、甘くておいしい。

そんなものを食べようと思った、

最初の古代人がおかしいね。

運命 18:50

僕の運命は、僕が作るもの。

神や、天使、人々が作るものではない。

戦いと狂うばかり多かった僕は

安定と信じるで、治るようになった。

愛 18:51

愛とは何だろう?

運命を愛することだろうか?

それとも、自由や恋人を愛することだろうか?

そう、その愛には、

幾つもの未練があって、僕はそこに戻りたかった。

戻る 18:52

そこまでのバカに、戻る意味がない。

そう、狂ってしまえば、それで終わりなのだ。

自由とは、愛であり、受容の愛なのだ。

知ること、愛すること、それだけで、人は成長する。

偽り 18:53

愛する気持ちに、偽りはなかった。

しかし、言葉は悪く、

皆のことを、考えなかった。

そこが悪い。そこを、申し訳なく思う。

愛 18:54

愛など、どうでもいいもの。

ただ、自由には何もなかった。

人生に色々とあった。

そこには、導きと支配者からの加護があった。

人物 20:46

母、信子(のぶこ)。適当な恋愛をいくらでもして、その上で最後の恋人と結婚、二児の母である。46歳。

父、康夫(やすお)。何もなかった機械いじりの少年が、そのまま大人になった。52歳。

長女、千佳(ちか)。まだ小学生だが、結構やんちゃで、あるいは、たまにナーバスになる。9歳。

次女、愛子(あいこ)。何も考えず、たまに良いことを言う。5歳。

アパート 20:51

アパート暮らしだった4人は、新生活を体験する。

ローンを組んで、新居を構えた。

そして、新生活は、新しい地域と、友達との出会いとなった。

友人 20:51

長女、千佳の友人。

理香(りか)。新しいクラスメイト、すぐに友人になった。

裕子(ゆうこ)。新しいクラスメイト、2人目。

次女、愛子の友人。

静香(しずか)。新しいクラスメイト。

千佳 20:53

千佳は、漫画が好きだ。

テレビも、アニメが好きだ。

自由に生きることに、あこがれる。

いつか、自分の力で、天下を取りたい。

理香 20:53

理香と裕子と話すのが、千佳の日常。

つらいけれど、頑張っていけば、日本なんとかなる。

そんな話をしていた。

学校 20:55

学校への途中に、千佳は思った。

「なんで、こんなに物は多いのに、

人が少ないんだろう。」

そうすると、理香が言う。

「人なんか、いくらでも多いと思うよ。

だって、テレビにたくさん映っている」

そうすると、裕子は

「なんだか、世知辛い世の中になったね」

と言った。千佳は思う。

(なんでだろう。人は多いけれど、私の周辺に、良い人は居ないから)

千佳 20:57

千佳は思う。

(私は、何を求めているのかなあ。)

そして、言った。

「私、皆に良いことをしたいと、いつも思っている。

でも、そんな友人なんか、居ないのね。」

そうすると、理香と裕子は、

「私たちで、悪い?」

という。千佳は思う。

(悪くは無いけれど、恋人ぐらい欲しいし)

千佳 21:00

千佳は言った。

「いつか、白馬の王子様みたいな、良い男が現れたら、なあ、って思うの。」

理香は言う。

「白馬の王子様。ああ、そういうの、あるね。

それ、良いと思う。」

裕子は言った。

「つまらないけれど、まあ、良いと思う。」

そのまま、話は弾んで、一行は学校に向かった。

学校 21:01

学校の子供は、子供っぽいバカな男子しかいない。

そのうち、良い男、いや、そんなものいらないわね。

つまらないだけよ。と思って、千佳は今日も一日過ごした。

家に帰るときに、千佳は言った。

「男なんていらない。

そう決めた。」

理香と裕子は言った。

「それ、良いけれど、まだ決めるの、早すぎると思う。」

家 21:04

家に帰ると、千佳は、子供部屋で一人思う。

(ああ、何で私、こんなに何もないのだろう。

漫画みたいなことって、あるわけない。

悲惨な女には、なりたくないわ)

そして、また思う。

(でも、誰かに話しかけてみたらどう?

そんなこと、出来ない。)

千佳 21:07

千佳は、夕飯の時、テレビを見ながら思った。

(自由って、何もないわ。)

そのあとで、信子に言った。

「お母さん、恋愛って何?」

信子は言った。

「人間の心を、1つ1つ集めていく、

ジグソーパズルね。」

千佳が言った。

「ジグソーパズル?どういうこと?」

信子が言った。

「高校生ぐらいになれば、分かると思うわよ。」

それで、ひとまずその日の会話は終わった。

千佳 21:09

千佳は、次の日の登校中に、理香や裕子に言った。

「なんで、世界には学校があるのに、

恋愛の学校は無いんだろう。

恋人役が居ると、悪いのかしら。」

理香は言う。

「それ、ダメ。絶対ダメ。」

裕子が言う。

「なんで?」

理香が言う。

「そういう発想、一番悪いと思う。

学校なんて、そもそもある理由、無いって。」

千佳 21:11

学校で、千佳は思う。

(早く大人になれたらいいな、って、これ以上ないほど思う。

そう、そういう日があったと思って、日記でも記そうかしら。)

千佳はこの日から、日記をつけたのだった。

千佳 21:12

千佳は、その後、思うことを毎日、1行だけ、日記として残していた。

12日。「愛って何なのか、分かった気がする」

13日。「人生って、軽いものね。」

14日。「愛情には、自由には無い、何かがある。」

そのうち、1行だけが永遠に続くようになった。

千佳 21:14

千佳は、そのうち、誰かと恋愛は、したかったのが、

ようやく実った。

クラスメイトの五十嵐(いがらし)君と知り合い、

適当に色々と付き合った。

そこで、キスまでは行った。

結構、色んな事があった。

そこらへんが、日記に残っている。

日記 21:18

1日。「五十嵐君と、付き合うことに決まりそう。」

2日。「この日記には書けない。色々とあった。」

3日は空白。

4日。「今度は、色んなところへ連れていく。」

5日。「映画館にすることになった。」

日記 21:19

6日。「いよいよ明日。」

7日。「嬉しいことを言ってくれた。『世界で一番、君が好きだ。』」

そして 21:19

そして、2人のラブストーリーは、始まるはずなのに…

五十嵐 21:21

五十嵐良平(りょうへい)。

良平は、いつも気さくて、かっこをつけるが、結構面白い男子。

いつも、ズバッと、本質を見抜いたことを言う。

良平 21:25

良平は、色んな事を言う。

「世界って、最近、軽すぎて、つまらない。」

「愛情って何なんだろう。僕、愛情は、友情でも情愛でもない、本当の愛を知りたい。」

「君みたいな女の人って、重い。」

そうすると、千佳は、適当に合わせているだけ。

「でも、愛情は、愛情でしょ。友情と何も変わらないわ。」

本質 21:27

良平は、良く本質という。

「本質的に考えると、世界は、人間と愛だと思う。」

「本質が分かっていない。そのことを、本当に知った人しか、分からない。」

概念 21:28

良平は、良く概念と言う。

「概念的に考えると、神なんか、居なくても居ても変わらない。」

「概念で捉えるためには、言葉の裏にある現実を、きちんと考えるべきだ。」

知 21:29

そして、良平は、良く知という。

「知の集積は、正しい。でも、知を広めることまで、正しいとは思わない。何故なら、それはただ、ロボットになっているだけだ。」

「知に何かあるとするならば、知よりも、現実の方に目を定めるために、知がある。」

千佳 21:31

千佳は、それに合わせているだけで、結構いろいろと分かる。

「でも、愛と人間なら、それは、女は、子供を産んで育てる。それは、世界というよりも、女だと思う。」

良平 21:41

良平の口癖は、

「2度あることは、3度ある。そして、3度目の正直。どちらもあるって。」

千佳 21:42

千佳は、思う。(良平みたいな賢さって、何なんだろう。)

そして、さらに思う。(人間と人格って、私と良平と同じなのね。)

映画 21:44

映画を見るときに、千佳は言った。

「賢い人より、賢いのは、五十嵐君だと思う。」

良平は言った。「どういう意味?」

千佳は言った。「ううん、良く分からないんだけど、

五十嵐君は、何かを教えたりしなくても、自分で分かる、

そういう人格を持っているんだと思う。」

千佳 21:47

千佳は言う。「五十嵐君って、自由な人だと思う。」

良平は言う。「そんなことは、無い。

僕は、自由というよりも、人を助けたりとか、

人と関わったりだとか、そういうことの方が好きだね。」

千佳は言う。「じゃあ、私のこと、どう思う?」

良平は言う。「僕なんかより、断然大人だと思うよ。」

千佳 21:49

千佳は、良平の言葉を聞いていると、頭の中でそれがぐるぐる回ってしまう。

何でなのか、良く分からないけれど、言い負かされてしまうようで、

なぜか、いい方向に持っていく。

そういう話を良平がするのが、良く分からない。

千佳 21:50

千佳は言う。「なんで、そんなに言葉術が巧みなのか、分からないけれど・・・」

そうすると、良平が言う。

「僕は、言葉なんて考えていない。

感じるまま、信じるままに、人と話すだけだ。」

詩 20:00

花よ。咲け。

鳥よ。飛べ。

天使というならば、そこに奇跡があり、

宇宙というならば、遠い遠い空間の世界がある。

僕たちの奇跡、僕たちの世界には、

永遠で、一瞬である、自由と愛の物語があった。

悲しいと言うな。

さびしいと言うな。

そこには、君と僕の永遠の絆、

神に愛された、ここまでの歴史があるのだから。

この歴史は、誰も見なかった。

でも、この宇宙に確かに存在していた。

永遠と一瞬の哲学の歴史には、

全ての存在、全ての真理、

そう、全てが全てであるならば、

何もかも全てがあったのだ。

ネコ 20:03

そこにいるネコのように。

そこにいるネコのように。

ああ、雲であれば、雲となって。

そう、晴れの日であれば、その晴れとなって。

そのまま、寝転んで、続く明日の天気を教えて。

そう、僕はここにいる。

君がそこに居るように。

愛 20:05

愛とは、人生とは、自由とは何ですか。

そんなもの、ただの普通だよ。

それでは、運命とは、自然とは、宇宙とは何ですか。

そんなもの、ただの普通だよ。

それでは、普通とは何ですか。

それは、ただの普通さ。

そこらへんにある、何もないと同じものだよ。

未練 20:07

何もかも、過去に未練があった。

自分の過去を愛するのは良いけれど、

自分の今の方を、見てあげて。

まだ、何もしていないけれど、

可能性は、無限大なのさ。