KDEアプリケーションに関する世界観です。
Linuxデスクトップアプリケーションも参照のこと。
最近のKDEアプリケーションは、意外とすごい。少しずつ使えるものになっている。
たとえば、C/C++などの言語の開発に使えるKDevelopは、多機能で定評のあるKateをエディタに使い、GCCやGDBなどのフロントエンドを持ち、フォームデザイナーもある。
KonquerorのレンダリングエンジンであるKHTMLは、WebKitのベースになったことで有名。
また、画像編集ソフトのKritaや、動画編集ソフトのKdenliveも有名である。
Amarokなどは音楽プレイヤーとして使いやすいし、Quanta PlusなどはWeb開発ツールとして有名。また、僕はWindowsでも自分で作曲した楽譜の描画にMuseScoreを使うが、これはC++とQtで書かれたアプリケーションだ。
意外とめちゃくちゃすごいKDEアプリだが、完全にGNOMEの草葉の陰に追いやられてしまっている。特にMozilla FirefoxがQtに対応しないため、Firefoxだけのルック・フィールがQtとGTKの間で違ってしまうことなどが、ユーザー獲得を遠ざけている。
しかしながら、KDEはGNOMEなどの影響もあって、優れたデスクトップ環境とライブラリフレームワークの設計をしており、KateやKMailなどのエンジンをKDevelopやKontactで使うなど、「アーキテクチャ面での革新」の度合いは大きい。
KDEのターミナルエミュレータ。
Wikipedia
KDEのテキストエディタ。機能レベルに合わせて3種類あります。
Wikipedia
ソースコード
アーカイブの圧縮・解凍ソフト。
画像ビューア。
ArchWikiの以下の一覧が参考になる。
KDEのウェブブラウザ兼ファイルマネージャ。Windowsで言う、Explorerを拡張したIEに近い。
KHTMLはKDEのHTMLレンダリングエンジン。アップルやグーグルなどがWebKitと言う名前で派生し、今ではWebKitがMozillaによるGeckoエンジンとIEによるTridentとともに主要なレンダリングエンジンの三本柱となっている。
Linux WebブラウザやWebKitも参照のこと。
ソースコード
KDEのメールソフト。
Linux メールも参照のこと。
Wikipedia
ソースコード
KDEのグループウェアやスケジュール管理などのスイート。KMail、KOrganizer、KAddressBookなどのKDEアプリケーションを統合したもの。
Wikipedia
ソースコード
インスタントメッセンジャー。
ソースコード
IRCクライアント。
IRCも参照のこと。
ArchWikiの以下の一覧が参考になる。
KDEのオフィススイート。KWordはフレームをベースとした文字レイアウトのスタイルをとる。
Officeソフトウェアも参照のこと。
Wikipedia
ソースコード
ワープロ。
表計算。
プレゼンテーション。
フローチャート作成。
ベクター系(ドロー系)グラフィックソフト。
ラスター系(ビットマップ系)グラフィックソフト。
グラフ作成ソフト。
数式の編集ソフト。
データベース。
プロジェクト管理ソフト。
ArchWikiの以下の一覧が参考になる。
KDEの音楽プレイヤー。僕が昔KDE 4時代に使っていたAmarokは、Magnatuneというフリーの音楽配信サイトから音楽を無料でダウンロード視聴することが出来ました。クラシック風の音楽(昔のイタリアのクラシック曲)が聴けて良かったです。
Amarok以外にKaffeineやDragon Playerといった音楽プレイヤーがある。使用感が違う。
Linux マルチメディア(プレイヤー)も参照のこと。
Wikipedia
ソースコード
Amarok 1.4からforkした音楽プレーヤー。Qt 4とGStreamerをベースにしている。
Wikipedia
メディアプレイヤー。
Wikipedia
CD/DVD焼き込みソフト。
動画編集ソフト。
Linux マルチメディア(動画・音楽編集)も参照のこと。
写真管理ソフト。
KDEのグラフィック編集ソフト。
ペイントソフト。
Wikipedia
ソースコード
ArchWikiの以下の一覧が参考になる。
KDEの統合開発環境(IDE)。
Wikipedia
ソースコード
他にもKDEアプリケーションはたくさんある。Wikipediaを参照のこと。
Wikipedia
ArchWikiのアプリケーション一覧からさまざまなサード・パーティのアプリケーションを参照できます。