考え方
社会的知性
まず、この世界のことをゼロから考えること。
どんな時自由で、どんな時自由でないか、どうすれば出来て、どうすれば出来ないか、どうすれば変えられるか、などを、「自由な社会にするためにはどうすれば良いか」と「問題を解決し、課題を実現するために何をどうすれば良いか」と言う視点で考える。
それぞれの、さまざまな人や立場の視点に立って、「現実にはどう実現すればどうなるか」を考える。
また、実地的に考えると同時に、実践する。
僕は昔、ネットで議論したり、オープンソースのビジネスを考えたり、会社の経営者と良く似た同じことをやったりして経験から分かっていた。
自分で同じことを考えながら、その問題を終わったことにせず、自分の中で「再考」すること。
そして、社会や歴史のようなことも、ネットなどで文章を読んだり、会話したりする経験から、「社会の変化を知る」ことで知ることが出来る。
この世界で何が出来るか、何をすべきか、どうなるか、そのために必要なことは何かを考えること、それが「知性」だ。
洞察力を持って、場合と状況を想定し、自由な経験から世界の可能性と理由を分析し、社会原理を解明せよ。
後日注記:つまり、「全ての可能性をもう一度考え直す」ということである。誰もが言っていることをうのみにせず、自分の力でもう一度「再考」することで、この世界を全て知ることができる。
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2018-02-12、2018-03-10、2018-03-25、2020-01-01、2020-01-02、2020-01-03、2020-01-05、2020-01-10、2020-01-12に関連する内容があります。
簡単な説明
社会科学
- 社会科学
- 民主主義
- 議会制民主主義
- 選挙で代表者を選ぶことで、権力が不正に利用されることを防ぐ
- 三権分立
- 司法、立法、行政にそれぞれ独立した政府を用意することで、腐敗や癒着、絶対権力による不法支配を無くす
- 法の支配
- 人間の王や独裁者に基づく「人の支配」ではなく、明文化された万人に平等な「法の支配」を行う
- 行政組織と税
- ヴォルテール、モンテスキュー
- 政府
- 政策
- 経済政策
- 貿易差額主義で輸入を減らして輸出を増やすことで経済成長をする
- 薄っぺらい金回りを変えるだけの経済政策ではなく、「実体」のある経済政策を
- 世界経済
- グローバル化に伴い、日本に工場を置くよりも人件費や材料費などの安い中国や東南アジアなどに工場を作った方が利益が出る
- フロンティア(未開領域)の無くなった現代では、簡単に世界経済が成長することは難しい
- 持続的な経済成長のためには従来のやり方では考えられないイノベーション(世界や社会全体を変えるような改革や新発想)が必要
- その他の政策
- 経済成長だけが全てではない
- 福祉政策、外交政策などもおざなりにはできない
- 三権分立
- 国会、立法府
- 行政府
- 司法府、裁判所、警察、検察
- 政治家・役人が主権を持っているのではなく、国民が主権を持っていること(主権在民)を忘れないように
- 資本主義経済
- 会社
- 経営、マネジメント
- 経営者は、消費者、労働者、株主を相手に経営を行う
- 自分の仕事を面白いと思うか、つまらないと思うかは、気持ちの持ち方次第
- 大企業では言われたことをするだけで何もできず、中小企業やベンチャー企業あるいはフリーランスの方が働いていて満足感があるという人も
- 株式市場
- 投資はギャンブルみたいなもの
- たくさんの人が買えば高くなり、たくさんの人が売れば安くなる
- 安い時に買い、高い時に売ると儲かる
- 誰かが儲かった分、必ず誰かが損をしている
- 会社は、事業で利益を出して株主に配当すれば株主に対してアピールができ、株価が高くなって資金調達ができる
- ビジネスモデルをもった実業家に投資し、みんなで利益を山分けするという本来の目的があることも忘れないように
- 銀行
- 国民のお金を預かって、そのお金を元に企業に融資したり、株や国債を運用することでお金を増やす
- 日本銀行と呼ばれる親玉のような銀行があり、ここで金融政策を行う
- 工場
- 家計
- 職業
- 家庭
- 老後のために貯蓄が2,000万円は必要
- その他にも結婚・出産やマイホーム購入、子供の教育費などのために多額の資金が必要となる
- 日々の生活
- 経済学
- 比較優位の原則
- 他の国よりも優れた産業に注力し、苦手な産業は他の国から輸入する
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
- ケインズ経済学
- ケインズ経済学では、基本を「需要と供給」とし、需要と供給の不均衡を調整するのは「価格」ではなく「数量」であるとする
- 公共事業を国が行うことで、政府が資本主義の問題を調整し、「赤字を出しても構わない」とする
- マルクス経済学
- 近代経済学とは別個に発達した、資本帝国主義に対する革命思想
- 経済学としてみると、労働の再生産にかかる費用を労働の価値とする「労働価値説」を基に、資本主義に対する批判的理論を展開する
- 資本主義の問題分析としては鋭かったが、何が正しい社会主義国家体制なのかを論じなかったため、スターリンによるソ連型や毛沢東による中国型(のちに改革開放政策)のような「劣悪な共産主義国家」が生まれてしまった