博物館の世界観です。
博物館に詳しい父親の話を参考にしています。
僕は、博物館というものは、自分たちの文化と知恵を、そうでない多くの人々に対して公開し、共有する、というところにあるのではないかと思います。
これは、たとえば、アメリカで移民としてやってきた多くの国の人が、それぞれの文化を共有するために、アメリカのフロンティアで新しい町を作った時、学校よりも博物館の方が先にできた、というところから言えることです。
自分たちの文化や知恵、知識、そして風土や慣習などを共有することで「知を多くの人に広げ共有する」ということ、それが僕は博物館の大きな目的ではないかと思います。
僕は、父親が博物館の仕事をやっていたせいで、博物館とはどういうものなのか、知っています。
そこで言えることは、博物館には「展示」だけではなく「保管」(収集・調査研究・保管)の役割もあること、そして展示にはものだけではなく、「体験」の展示もあるということです。
人々が実際に体験して、科学の面白さを分かる。そのために展示だけではなく装置を作ったり、遊べるものを作ったり、あるいはサイエンスショーなどもする。そうした施設が博物館です。
歴史については日本の和の文化や昔の日本の生活や日本史や世界史も参照のこと。
美術館については美術史も参照のこと。
プラネタリウムについては天文学も参照のこと。
気象台については気象も参照のこと。