人生について言えるのは、もっと後悔したほうがいいということ。
後悔を何もせず、どんなことであっても受け入れて、行き当たりばったりで生きるのは、生きるという意味において、怖い。
もっと、さまざまなことを後悔するようになれば、子供と同じように考えられる。
だから、後悔をするだけで、子供のような賢い人間になれる。
大人は後悔しない人間が多いが、そのような後悔しない大人に限って、人間は馬鹿になる。
最近僕は、「ソッカの美術解剖学ノート」の骨格図を見ながら、骨の模写をしている。
骨を描くのはとても面白い。骨を描くだけで、絵が上手くなるような気がする。
デザイナーという仕事の名前に恥じないように、ひとりのデザイナーとして、画力をつけていきたいし、それ以前に、絵を描くことを楽しみたい。
何もすることがなくなった時は、骨を描きたいと思う。
自分で言うのもなんだが、僕のこのサイトは中級者向けのサイトだと思う。
はっきり言って、このサイトの内容は、初心者には分からない。初心者がこのサイトを見ても、何も分からない。もっと易しく書かれた本を読む必要がある。
だが、上級者になると、このサイトの内容は陳腐化して、必要なくなる。上級者は、もっと詳しくて内容のある本を読んだほうがいい。
僕のこのサイトは、初心者向けの入門の本を読んだ人間が、上級者になるまでに必要な、さまざまな基礎や基本の経験を身に着けるためにある。
だから、僕は初心者と上級者の間を繋ぐような、「中間のどこかで頑張っている一般的な普通の学生に必要なこと」を教えているのだと、たぶん思う。