分散OSに関する世界観です。
Amoebaはタネンバウム教授による研究用の分散OS。
ネットワークにつながった複数の分散したマシンをひとつの連携されたシステムにして、タイムシェアリングシステムとして使えるようにし、並列・分散型のプログラムを開発・動作させるための実験的環境を作ることが目標。
MINIXも参照のこと。
Plan 9を参照のこと。
僕が考えているのは、新しい分散OSを日本で作れないか、ということです。
分散OSは、まだ研究段階の技術です。ですが、研究段階の技術であるからこそ、実用できるシステムが開発できれば、新しい標準を勝ち取れるかもしれません。
たくさんのコンピュータが繋がっている環境で、すべてのマシンをひとつのコンピュータとして扱い、どのマシンのプログラムにもアクセスでき、どのユーザーにもログインでき、同時にプログラムを動かすことや、分散した中での仮想CPU・メモリを使って効率的に動作し、分散ファイルシステムとしても利用することのできる、そんなシステムをWindowsやMac以上の使いやすさで実現すれば、これは必ず日本でも勝利できるはずだと僕は思うのです。
CORBA、D-Bus、ATL/COM、JavaBeansを参照のこと。
クラスタ・分散・高信頼システム、Kubernetes、OpenVMSも参照のこと。