D-Busの世界観です。CORBAも参照のこと。
Bonoboは、最近はD-Busという新しい仕組みに変わった。D-BusはKDE由来のDCOPからの影響で生まれた。LinuxやX.OrgでもD-Busを使う。
ある意味、GNOMEがBonoboを捨ててD-Busに移行したことで、CORBA実装としてのGNOMEは終わってしまった。今や、「UNIXをもっとマシなものにしよう」とか「GNOMEの優位性」という精神は、KDEへと逆戻りしてしまっている。だが、それも悪いことではない。GNOMEがきちんと考えて、KDEと仲直りしたと言うべきである。
(後日注記:実際には、D-Busはプロセス間通信の仕組みではあるが、メッセージ、バス、オブジェクト、インターフェースを使ってさまざまなものと通信することができ、CORBAと良く似ている。「CORBA実装としてのGNOMEは終わった」という批判はあたらない。)
Wikipedia
D-Busはプロセス間通信の仕組みで、メッセージ、バス、オブジェクト、インターフェースを使ってシステム上のさまざまなプログラムと通信することができる。
D-Busでは、dbus-sendというコマンドで、インターフェースを通じたD-Busによる通信ができる。dbus-sendについて詳しくは以下を参照のこと。
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