スマホの世界観です。
スマートフォン、略してスマホは、ケータイの進化系。携帯していつでもインターネットにつながり、小さな画面からGoogle検索やSNSを楽しめる。
スマホには、アプリを追加することができる。パソコンで言うアプリケーションのようなもので、どんなことでもアプリを導入することでなんでもできる。
また、何かが分からないときや助けが必要な時は、Google検索からさまざまなWebサイトにアクセスできる。スマホにもパソコンにも対応したWebサイトのことを「レスポンシブ」と呼ぶ。HTML5とCSS3によって、スマホでHTML/CSSで書かれたアプリケーションを実行できる。
また、何より使うのはSNS。TwitterやFacebookやInstagramをスマホから使うことで、いつでも友達と緩く繋がれる。コミュニケーションだけではなく、LINEやメールを使った仕事の連絡や伝達にも使われる。
Appleが開発した新しいモバイルインターフェースとして、タッチパネルを利用した「タップ」などの操作方法がある。
マウスやキーボードを使わなくても、タップすることで簡単に操作できる。これは画期的であり、パソコンが使えない情報弱者であっても、スマホやタブレットを利用することでIT機器を利用できるようになった。
スマホのOSには、AndroidとiOSがある。それぞれGoogleとAppleによって開発・提供されている。AndroidとiOSを参照のこと。
インターネットを使う上で、テザリングと呼ばれる技術が便利です。
これは、モバイルデータ通信ができるスマホなどの端末を利用して、パソコンなどをインターネットに接続する技術。
たとえばスマホが繋がるような場所にパソコンがあった時、パソコンが必ずしもネット接続ができる環境であるとは限りません。テザリングを使うことで、「スマホのモバイルネットワークをパソコンに貸してあげる」ように、スマホからパソコンがネットに接続できます。
これを利用することで、公園や旅先のような場所でパソコンからインターネットに接続することすらできます。
Auroraはロシアによる携帯電話OS。Googleとトランプ米政権により、Androidの一部のサービスがハーウェイに提供されないと報道されている。これにより、ハーウェイは「鴻蒙(Hongmeng)」と呼ばれる独自OSを開発しているとの報道がある。同時に、ロシアはロシア製のAurora OSを提供するとか。今後どうなるか注目が集まっている。
ファーウェイは自分たちで独自に開発している独自のOSである「HarmonyOS」を将来的に提供すると発表した。マイクロカーネルかつ分散OSで、スマホ以外にもさまざまなデバイスに対応、対応するプログラミング言語やアプリのプラットフォームの互換性も幅広い。ただし、本当にきちんと作れるのかは定かでない。
モバイルネットワークとWi-Fiの違いについて。
モバイルネットワークは、携帯電話のインフラを使ったネットワーク通信のことで、屋内だけではなく屋外でも使える。基地局のような携帯電話のインフラを使って通信を行う。ど田舎のような場所でなく、都心部であれば、屋内でも屋外でも、ほぼどこでも使える。
Wi-Fiは、たとえば自宅などのインターネット回線に繋がったWi-Fiルータに繋ぐことで、インターネット回線を使ってネットワーク通信を行う。ISPから光回線などを引いた自宅のような場所で使えるほか、フリーWi-Fiといって、Wi-Fiを使えるように無料で回線が提供されている場所(たとえば職場)で使うことができる。ただし、使うためにはIDとパスワードを使った接続が必要であり、屋外のどこでも使えるわけではなく、特定の場所でしか使えない。
基本的に、屋外で電話をかけるにはモバイルネットワークを使い、データ通信には屋外ならモバイルネットワーク、屋内のWi-Fiの使える場所ならWi-Fiを使う。
モバイルネットワークではなくWi-Fiを使う利点は、経済的な側面。モバイルネットワークは、携帯電話キャリアとの契約プラン次第で、従量課金制になっており、たくさん通信すると多くのお金を取られる。それに対してWi-FiはISPとの契約次第ではあるが、Wi-Fiを使ったほうがモバイルネットワークよりも安くつく。
携帯電話には、電話のための通信とは別に、データ通信というデータを通信するための通信があり、アプリの中でデータを送受信したり、アプリをダウンロードしたりという時はデータ通信となる。YouTubeの動画を見たり、SNSの投稿をしたりといった際にもデータ通信が行われる。データ通信を行う際に、Wi-Fiが使える環境であれば、Wi-Fiを使ったほうが通信料金が安くなる。たとえばOSやアプリのアップデートのように、大量のデータ通信を行う際には、あらかじめWi-Fiに接続しておくと経済的である。
モバイルネットワークは通信キャリアと契約したSIMカードがないと使えない。だが、Wi-FiはWi-Fiに接続できれば使える。なので、電話を使わず自宅でデータ通信だけを使うような場合は、SIMを契約せずにWi-Fiだけを使うことで、通信キャリアと契約しなくてもスマホでアプリだけを使うことができる。
逆に、Wi-Fiに接続する設定をしなくても、モバイルネットワークさえ使えれば、モバイルネットワークを通じて電話やデータ通信を行える。ただし、この状態でデータ通信を行いすぎると高額なデータ通信料を取られるため注意が必要。できるだけWi-Fiを設定し、大量のデータ通信を行う際にはスマホがWi-Fiに接続されているかを確認することが推奨される。
無線通信も参照のこと。
2024.11.20