小学生時代にやった書道の入門書(になる予定)。
僕は、小学校に入った頃から、習い事として書道をやっていました。
小学校と家の間にある書道の学校で、老人の先生がひとりで小学生に対して、筆と墨汁を使った書道(書写と言っていた)を教えていました。
クラスメイトの多くがこの書道教室に通っていて、僕も友達からのすすめで習っていました。
書道では、書道用具の入ったバッグを持って、正座をして用具をテーブルに設置します。そして、お手本の書かれた教科書を見ながら、筆を墨汁にちょうどいいぐらい浸して、半紙に筆で漢字を真似して書きます。
そして、書いたら先生に見てもらい、「このように直しなさい」といわれて、また次の半紙に書きます。書いた半紙は新聞紙の中に挟んで乾かします。
いいものが書けた時は、修正を加えずにとっておきます。小筆で自分の名前を書き、書道コンクールに発表します。僕は金賞を取れたことはありませんが、銀賞や佳作を多く取ることができ、賞状をたくさんもらいました。
僕は、この書道によって、字がとても綺麗になったと思います。漢字を墨で書くことで、「本来の漢字の書き方や、漢字の配置や大きさ、どのように書けば綺麗に書けるのかということ」が分かるからです。
墨汁は水を墨でこすることでも作れますが、僕は市販の墨汁を使うことが多かったです。
半紙を綺麗に設置して、筆を墨につけます。
筆には二種類あって、普通の文字を書く筆と、小さな自分の名前を書く小さな筆があります。
(小さな筆の名前や半紙を設置する対象のものの名前が思い出せません。申し訳ないです。)→小筆と文鎮(ぶんちん)です。
基本的に、お手本を真似するだけです。
文字が書けたら、先生を呼びます。そして、指導を受けて、もう一度書きます。
基本的には、それの繰り返しです。綺麗なものが出来たら、それをコンクールに送ることもあります。
友人は「金賞なんか誰でも取れる」と言っていましたが、自分が取れたのは銀賞が一番上でした。
自分でも良く覚えていなくて申し訳ないのですが、筆はまっすぐ上に持ちましょう。そうすることで、細い字や太い字を書きやすくなります。
トメ、ハネ、ハライをきちんと正しく書くと、文字は綺麗になります。
それから、文字の特徴を良く考えましょう。特に、書き順はきちんと書きながら考えていると、「こういう理由でこういう書き順になっているのだな」と言うことが良く分かります。ただ文字を見るだけではなく、なぜそのように書くのかを考えないといけません。
僕は、紙と鉛筆で文章に書く字は美しいと自信があります。
書道をしていると、字が美しくなります。小学校の時代、僕は書道をやっていました。姉や友人も書道をやっていて、それと一緒に書道の教室に通っていました。
日本語を参照のこと。
文学作品作りを参照のこと。
漢字を参照のこと。