季節の行事。
歴史に詳しい父親の話を参考にしています。
僕の行っている作業所でも、季節のデザインを行うことが多い。さまざまな季節の行事を知っておくと、デザインの仕事にも活かすことができる。
後日注記:季節のテーマのポイントは「植物」と「行事」。たとえば梅や桜やひまわりや紅葉といった季節ごとに咲く花や植物と、さまざまな季節の行事(祭りやお祝いなど)を記念する。季節物のデザインを担当するためには、このような季節の知識が必要となる。もちろんそのような絵が描けるとさらによい。
2024.01.18編集
行事 | 説明 |
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元旦(正月) | まずは年の始まりである元旦。年賀状を送り合い、元旦の1/1~1/3までの休日を家族とともに過ごす。 |
初詣 | 初詣。僕は作業所の仕事の仲間と一緒に宮島などの神社に行くことにしている。 |
とんど祭り | 小正月の15日に行われる、竹に火をつけて燃やす祭りのこと。正月に書き初めをした紙を一緒に燃やす。 |
2024.12.28編集
行事 | 説明 |
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節分 | 節分は豆まきを行う。 |
バレンタイン | チョコレートを女性から男性に送ることが習慣となっているバレンタインデーがある。 |
行事 | 説明 |
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雛祭り | 3月は雛祭りがある。 |
梅 | 花としては梅のような花が咲く。 |
イースター | イースターはキリストが復活したのを祝う日のこと。 |
2024.12.28編集
行事 | 説明 |
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桜 | 4月は桜が咲く季節である。 |
入学式など | 入学式などが行なわれるのも4月。 |
お花見 | 4月の桜が咲く時期には、お花見を行う。 |
2024.12.28編集
行事 | 説明 |
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こどもの日 | 5月にはこどもの日がある。かしわもちやこいのぼりなどのイラストを良く使う。 |
ゴールデンウィーク | 5月にはゴールデンウィークがある。 |
ハイキング・遠足 | ハイキングや遠足が行なわれるのも5月ぐらいである。 |
田植え | 田んぼでは田植えが行われる。 |
2024.12.28編集
行事 | 説明 |
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梅雨 | 6月は梅雨の時期。雨を表す傘や、カエルやカタツムリのようなイラストを使う。 |
アジサイ | 花としてはアジサイなどがある。 |
行事 | 説明 |
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海水浴 | 7月・8月は海開きと夏休みが重なり、海水浴に出かけたりする。 |
行事 | 説明 |
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夏休み | 8月は夏休みの季節である。 |
ヒマワリ | 花としてはヒマワリなどがある。 |
夏祭り | 夏祭りでは盆踊りを踊ったりする。 |
お盆 | お盆ではお墓参りをする。 |
2024.12.28編集
行事 | 説明 |
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紅葉 | 9月、10月、11月の秋は、紅葉(こうよう)の季節。紅葉(もみじ)などが綺麗である。 |
収穫祭 | 収穫祭の季節とも重なる。栗やブドウなどがとれる季節でもある。 |
お月見 | 旧暦の8月15日は中秋の名月といって月が綺麗なので、お月見を行ってお団子を食べる。 |
稲刈り | 田んぼでは稲刈りが行われる。 |
2024.12.28編集
行事 | 説明 |
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ハロウィーン | 10月はアメリカの収穫祭であるハロウィーンの季節。 |
行事 | 説明 |
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~の秋 | 11月は9・10月と同様に、秋の季節。「食欲の秋」や「スポーツの秋」など、「~の秋」と呼ばれるテーマが存在する。 |
秋祭り | 11月と言えるのかは分からないが、秋祭りの季節も9~11月と重なる。 |
2024.12.28編集
行事 | 説明 |
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雪とウィンタースポーツ | 12月は初雪を観測することが多く、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが行なわれる。 |
クリスマス | 12月25日にはクリスマスが行なわれる。サンタクロースがプレゼントを子供に与え、キリストの生誕を祝う。 |
おおみそか | 12月31日は大みそかであり、家族みんなでテレビで紅白歌合戦などを見ながら、一年の最後に大掃除をしたり、年賀状を出したりする。 |
日本人にとって、お盆とお正月は特別な季節であり、普段しないような贅沢をします。
まず、お盆とは、仏教でいう、死んだ人の霊が地上に帰ってくる季節であり、今の暦では大体8月半ば(15日ぐらい)の時期になります。この時期に、帰ってきた祖先の霊を供養して、元の場所に戻っていけるように送り返します。また、お供え物をして、後で食べます。
お盆の風習は地域ごとに違いますが、ナスに棒を立てた馬のような「乗り物」を作ったり、迎え火や送り火をしたり、盆燈籠を立てたり、精霊流しをしたり、といった地域があります。
また、夏祭りで行われる盆踊りは、帰ってきた先祖の霊を楽しませるための、お盆に踊る踊りのことです。
また、お正月は新年を祝う季節であり、普段贅沢をしない庶民であっても、おせちを食べたり、餅をついてお雑煮にして食べたりします。また、子供は羽子板や凧揚げのようなお正月特有の遊びをしたり、一年の抱負を書き初めにしたりします。この書き初めで書いた紙は、とんど祭り(主に冬の祭り)の時に、とんどと一緒に燃やします。
2024.12.27-28
日本では、王として天皇陛下が長らく国を治めてきた。
天皇は、国家神道においては現人神であり、天皇は太陽神の末裔とされ、代々続き、日本国民は天皇に従うものとされた。その理由は、日本人は「神の子」であるとされたからだ。
この神の子のことを「氏子」(うじこ)と呼ぶ。そして、神社には土地を守る氏神がいて、氏神を祀りながら、氏子の取りまとめを行うのが、神社の神主である。
祭りの時に、地域の家屋を縄と紙による「しめ縄」で縛るのは、自分たちがそのような「氏子」であることを再認識するとともに、神域として「ここは神に守られた場所だ」ということを示すためである。
祭りは、各地によっても異なるが、日本では秋にすることが多い。
これは、一年かけて田植えをして稲穂を育て、できた稲と藁を刈り取る「収穫期」と、米を年貢として納めた後で、農業をせず、残った藁を使ってムシロやワラジのような藁による工芸品を作る「農閑期」の時期の間の時期、すなわち秋祭りの時期に、「ここで少しだけ休んで楽しもう」という祭りを行うという習慣があったからである。
祭りにおいては、まず、多くの作物ができたことで、神に「感謝」するということ、それから、あまり作物ができなかったから、来年こそはお願いしますというように、神に「お願い」をするということ、そして、農民が休めるような収穫期と農閑期の間にある時期に「楽しむ」ということが、大きな目的になっている。
祭りにおいては、綱引きや神輿(みこし)を担ぐという神事を行う。踊りや舞である「神楽」(かぐら)を行うこともある。
昔の日本神話の伝承として、天照大御神は天岩戸という洞窟に引きこもってしまい、世界が真っ暗になってしまった。だが、その周りで、天照大御神を外に引き出すために、ウズメという女性が面白い舞や踊りを行った。天照大御神はその踊りが気になってしまい、外に出ようとした。天照大御神が外に少し顔を出したことで、世界がいくらか明るく照らされて、人々は「もっとやれ」とウズメと一緒に踊った。
そのような伝承の下に、「神さまを楽しませるための踊り」とされるのが、祭りで行われる神楽である。
また、祭りが行われる神社には、さまざまな人がたくさん集まるため、ものを売ると商売ができる。このため、今では夜店と知られるような、「物売り」が生まれた。神社の周り(門前)では、ほかにも、縁起物やお土産を売ったり、宿を提供する宿屋が生まれたりして、「門前町」ができた。神さまは違うが、神社だけではなくお寺の門前にも、そのような門前町ができた。
門前町では、縁起物として熊手(幸せをかき集めるという意味)やしゃもじ(幸せをすくい取るという意味)が売られたり、悪霊を退散するお札を売ったり、特に新年の初詣に来た参拝者向けに、新しい年の吉凶を占うおみくじを売ったりするようになった。
このほか、日本全国には大小さまざまなたくさんの祭りがある。秋祭りではなく夏祭りの場合もある。中でも大規模なのは、「ねぶた」と呼ばれる巨大な神輿を担ぐ、青森県の夏祭り「青森ねぶた祭り」など。ほかにも、夏祭りでは、浴衣を着て屋台で食べ物を買ったり、花火大会で花火を打ち上げたりといった恒例行事が多くの地域で見られる。
日本神話も参照のこと。
2024.12.28