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Assy著

ページ分割版もあります。

2016.04.27執筆開始
2016.04.27-2016.05.12第一執筆期間
2016.05.22-2016.05.31第二執筆期間
2016.06.12-2016.06.18第三執筆期間
2016.06.18ホームページ化
2016.06.24マニュアル編集版作製
2018.07.13編集
2022.05.03プログラムを最新に更新、一部削除
2023.12.27編集

目次

=一章 異界との出会い=

=二章 デート=

=三章 もう一つの異界=

=四章 事件=

=五章 水の都=

=六章 火の都=

=七章 黒の都=

【1.神と仁との対話-未来の経済学と言語】

【2.神と涼子との対話-哲学と社会的考え方】

【3.神と太一との対話-歴史と数学】

【4.神と康平との対話-社会の解決策と人生の心理学】

【5.神と聡美との対話-宇宙と宗教とピアノ】

【6.神とガブリエルとの対話-国と宗教的生き方】

【物語の続き】

=八章 白の都=

【1.人生と成長についての会話】

【2.哲学と人生経験についての会話】

【3.心理学についての会話】

【4.インターネットについての会話】

【5.国際政治と左派についての会話】

【6.自由主義についての会話】

【7.社会的考え方と右派についての会話】

【8.真理についての会話】

【9.格言】

=九章 悪魔の国=

=十章 自由結束団と冒険=

=十一章 悪魔との戦い=

=十二章 目的地への到達=

=十三章 歌=


=一章 異界との出会い=

日常

仁は、今日も高校で、何も変わらない日々を過ごしていた。

高校生活はつまらない。

授業は退屈だし、部活の剣道部では、無意味な繰り返しのくだらない日々を生きている。

恋人の涼子とは、ネットで通信し合うだけで、一週間に一度、土曜日にランチをするぐらいで、何も無いし、学校の友達は、太一と康平と言う2人の親友がいたが、他には剣道部の友人である達也、哲也、賢治が居るだけで、いつもつまらない日々を送っている。

本当につまらない。仁はなんとなく、イライラしていた。そんな時、下校の途中であるものを見つけた。ゴミと一緒に捨てられていた、2つの指輪と水晶玉のようなもの。

何故か、それが美しく思えて、仁はそれを家に持って帰った。ゴミと一緒に捨てられていたのだから、持って帰っても悪くないと思った。

家に帰って、その2つの指輪と水晶玉をきれいに布でふいた。綺麗になった指輪と水晶玉を見て、仁は満足げに思った。2つの指輪には、青い宝石のようなものがついていた。「何でこんなに高価そうなものが、捨てられていたのだろう?」と仁は不思議に思った。

仁は、この指輪と水晶玉を机にしまった。そして、恋人の涼子に、これをプレゼントしようと思いついた。何故なら、そろそろクリスマスの季節だ。こんなゴミのようなものをプレゼントするのは、悪いかもしれないと思ったが、それはその時に言えば良いと思った。

その時には、イライラも消えていた。何故か、指輪と水晶玉がイライラを無くしてくれた。

仁は、その後に、指輪と水晶玉のことを忘れてしまった。それからも、仁は来る日も、来る日も、つまらない生活を送っていた。

旅立ち

そして、クリスマス・イブの前日。明日はクリスマス・イブだ。そうだった。あの指輪の片方と水晶玉を、涼子にあげるのだった。

仁はそれを思い出して、2つの指輪と水晶玉を机から取り出した。そして、指輪を1つ、自分の指につけてみた。そうすると、恐ろしいことが起きた。

指輪の力で、なんと、自分の見ているこの世界が変わった。仁は、一瞬、何が起きたのか分からなかった。仁は異世界へと行ってしまったのだ。

仁の目線から言うと、何故か、仁はいつのまにか、海の浜辺のような場所に居た。何が起きたのか良く分からずに、仁は「え?ここはどこ?」と思うだけでは無く、「すごい。本当に綺麗なエメラルド・ブルーをした海だ。」と思って、その海岸を歩いてみることにした。自分の居る状況は分からなかったが、指輪に意味があると思った。一瞬の出来事だったが、その一瞬の間に、全てが白くなって、そして、気が付いた時には、それがエメラルド・ブルーの海に変わっていた。「この指輪は凄い。ワープが出来るのだろうか?」そういうことを思っていると、仁の目の前に1人の女の人が現れた。仁は思いかけず、聞いた。「すみません。私は、この場所がどこか知らないのですが、ここはどこでしょうか?私は、この指輪をつけると、いつのまにかこの浜辺に来ていたのです。」と言った。そして、自分の名前が仁であり、高校生であることを告げた。そうすると、女が言った。「私の名前は澄香です。ここは、アルミヤ国、と言う国の首都である、タラミヤと言う町の浜辺です。アルミヤ国の首都ですよ。ちょっと向こうに行くと、色んな人々の集まっている、店舗がたくさんあります。一緒に行きましょうか?」と澄香は言った。「アルミヤ国?それはいったいどこの国ですか?それから、この指輪は何なのでしょうか?」と仁は言った。「アルミヤ国は、東の果てにある王国です。それより、その指輪を見せて下さい。」と言った。仁は、指輪を澄香に見せた。そして、澄香は、「こういう、アンティークなものに詳しい人が、私の知り合いに居ます。その人に会ってみてもらいましょう。その人は、こういう、魔法のようなものに詳しいのです。」と言った。仁は、「魔法?この世界には、魔法と言うものがあるのですか?」と聞いた。澄香は、「あ、あなたは、魔法の無い世界から来たのですね。」と言った。仁は、「魔法の世界とは驚いた。魔法の世界と言うものが、この世界にあるのですか?」と言った。澄香は、「詳しい話は、歩きながらしましょう。来てください。知り合いの琉一と言う人に会うのです。」と言った。

仁は、歩きながら、色んなことを質問した。「魔法ってどんなものですか?色んなことが出来ますか?」と聞くと、澄香は答えた。「アルミヤ国では、あなたの国のことは、シルミヤ国、と呼ばれています。アルミヤ国には魔法はありますが、シルミヤ国には魔法はありません。アルミヤ国では、こういう、宝石や指輪や水晶玉のようなものに魔法を宿して、それを使うことがあります。あなたの国にこの魔法の指輪と水晶玉があったのは、おそらく、この世界からあなたの国へと行ったものが居るのだと思います。そして、何かのきっかけで、ゴミと一緒に放置されていたのでしょう。あ、目的地に着きました。ここが、琉一さんの居るところです。」と澄香は言った。

見ていると、この世界の色んな場所に、魔法のようなものを使って色んなことをしている人間が居るのが、見ていると多かった。仁は、「魔法の世界だ。とんでもないところに来てしまった。」と思った。そして、「自分でも魔法が使えるのだろうか?」などと思った。

琉一

美しいステンドグラスと鐘のついた教会のような場所に案内された。澄香は、「この教会で、琉一さんは牧師をしています。」と言った。チャイムを鳴らすと、琉一が出て来た。「やあ。澄香さん。この人は誰?」と琉一は言った。「シルミヤ国から来た、仁と言う人で、この指輪のことを知りたいと言っているのです。」と澄香は言った。仁は「シルミヤ国と言うそうですが、僕の国は日本と言う場所です。出来たら、この指輪が何なのかを知って、元の世界に帰りたいのです。」と言った。

琉一は「この世界は、色んな異次元の世界があって、あなたの国である日本は表の世界であり、この国であるアルミヤ国は裏の世界なのです。そして、この指輪をつけると、この裏の世界に来てしまう、そういう魔法がこの指輪にはあります。それから、この指輪と一緒に、水晶玉のようなものがありませんでしたか?」と言った。そして、「戻るためには、指輪をつけた状態で、呪文を唱えれば良いのです。バックトゥシルミヤ、と言って下さい。ただ、その前に一つ言っておくと、水晶玉を持ちながら、ゴートゥハルミヤ、と言うと、ハルミヤ国、という世界にも行けます。ハルミヤ国は、魔法の世界では無く、天界の、天使のような世界に行くことが出来ます。ハルミヤ国では、沢山の人々と交流して、遊ぶものがたくさんありますから、行ってみると良いでしょう。同じように、水晶玉を持って、バックトゥシルミヤ、と言うと、日本、あるいは、シルミヤ国に戻ることが出来ます。」と琉一は言った。仁は、「やっと分かりました。本当に教えてくださってありがとう。しばらくこのアルミヤ国を探索して良いですか」と言った。琉一は、「そうですね。澄香さん、あなたは御同行してあげられますか?」と言った。澄香は、「6時に門限がありますから、6時までなら大丈夫です。」と言った。そして、琉一は、「澄香さんに色んなところに連れて行ってもらうと良いでしょう。今はまだ3時です。3時間ほど、アルミヤ国を楽しんでみてはいかがですか?」と言った。仁は、「ありがとうございます。澄香さんと一緒なら、安心してこの世界を見ることが出来そうです。」と言った。それから、仁は澄香に、「澄香さん。御同行して下さるそうで、本当にありがとうございます。」と言った。澄香は仁に、「どういたしまして。あなたは1人でこの世界に来たのですか?」と言った。仁は、「そうだった。私のガールフレンドの涼子と言う人に、この指輪の片方をあげたいと思っていたのです。今、来たのは私一人だけです。指輪の片方をあげても問題ないでしょうか?」と言った。澄香は、「問題はありません。それどころか、この世界はあまり危険ではありませんが、一人で来るよりも、二人で来た方が楽しいと思いますよ。」と言った。

散策

仁は、その後、澄香と一緒に色んなところを回った。

仁は、「本当に美しい海ですね。日本の横浜とは大違いだ。」と言った。澄香は、「私もシルミヤ国には何度も言ったことがありますが、アルミヤ国の海は格別に美しいでしょう。」と言った。しばらく海岸を歩いて、この町のことに話が移った。仁は、「タラミヤと言う町は、どれくらいの人が住んでいるのですか?」と言った。澄香は、「この魔法の世界は、あなたの国のように、沢山の人々は住んでいません。シルミヤ国は、魔法も神の力も無い代り、人々の人口が多すぎるのです。タラミヤに住んでいる人は、たった300人です。」と言った。仁は、「300人?少ないですね。でも、小さな町なら、おかしくは無いな。」と言った。そして、仁は、「タラミヤはどんなところですか?」と言った。澄香は、「沢山の新鮮な魚が捕れる、港町です。鯛やマグロなど、沢山の新鮮な魚が捕れます。それから、大学もあります。」と言った。そして、澄香は、「あなたは、ハルミヤ国も訪れると良いでしょう。ハルミヤ国では、神や天使の楽園の中で、死者たちの霊が生きています。水晶玉で行ってごらんなさい。そうすると、ゲームソフトのような、沢山の楽しい体験が出来ます。」と言った。そして、澄香は、「アルミヤ国の人々は、25歳以上、年をとりません。」と言った。仁は驚いた。仁は、「年を取らない?驚いた。じゃあ、年齢が若いまま生きられるのですか?」と言った。澄香は、「はい。そして、300年もの間生き続けます。若くて長寿の人々が多いのです。」と言った。仁はさらに驚いた。仁は「じゃあ、あなたも、見かけよりも高齢なのですか?」と言った。澄香は、「私は、もう、200年もの間、シルミヤ国、アルミヤ国、ハルミヤ国の間のガイドをしています。確か、215歳になったところだったと思います。」と言った。仁は、「215歳!凄い。本当に凄い世界ですね。」と言った。

仁は「この世界では、他にどんな魔法のものがあるのですか?」と言った。澄香は「魔法の盾があります。どんなに弱くても、負けることの無いように、装備者を守ってくれます。それから、武器もあります。魔法の剣を持つと、あらゆる魑魅魍魎の類の生命を、一発で倒してくれます。」と言った。そして、澄香は、「タラミヤにも、あといくらか歩いて行けるところに、武器を提供してくれるところがあります。」と言った。仁は、「すみません。僕はお金をあまり持っていないのです。」と言った。澄香は、「お金ですか?お金は、このアルミヤ国にはありません。魔法の海からものを作るおかげで、何でも簡単に無料で作れるのです。そのせいで、お金のようなものはありません。」と言った。仁は、「お金も無いのですか!本当に凄い世界ですね。」と言った。

澄香は、「この世界にはお金はありません。全て無料で手に入れることが出来ます。遠慮せずに、色んなものを食べたり、飲んだりしてください。そういうものを作るのも、全部魔法の力で行えるのです。」と言った。仁は、「それは良いですね。じゃあ、あそこにある、食べ物屋さんで、何か食べて良いですか?」と言った。澄香は、「良いですが、この世界にあるものをシルミヤ国の人があまり食べすぎると、太ります。」と言った。仁は、「そうか。じゃあ、1つで良いから、何か食べてみたいです。」と言った。澄香は、「それなら、あそこにあるフルーツが良いと思います。ついて来て下さい。」と言った。

フルーツ店

仁と澄香は、一緒に生鮮食品のようなものを扱っている店に入った。店に居る太った従業員は、「やあ、澄香ちゃん。その人は誰だい?ボーイフレンドかい?」と言った。澄香さんは、「やめて下さい。いつものガイドをしているだけですよ。」と言った。太った従業員は、「やあ。ここは初めてかい?僕の名前は、大輔だ。」と言った。仁は、「初めてです。僕には、ガールフレンドは既に居るのです。」と言った。大輔は、「そうかい。じゃあ、ここにあるフルーツでも食べておくれ。代金は要らないよ。この世界には、シルミヤ国のような、お金と言うものは無くて、魔法で成り立っているのだ。僕は、ただ、この店を任されてはいるけれど、儲けたりはしていない。ボランティアの従業員なのだよ。」と言った。

そして、仁は、「あのフルーツ、美味しそう。食べても良いですか?」と言った。澄香は、「良いと思いますよ。あの、アルミヤ・オレンジを1つ下さい。」と大輔に言った。大輔は、「おう。このアルミヤ・オレンジは、今日採れたばっかりだよ。生で食べても美味しいけど、そこのミキサーで、ジュースにして飲むと格別だよ。」と言った。仁は、「ジュースにして下さい。」と言った。澄香は、「ミキサーでも出来るけれど、魔法でも出来ますよ。アルミヤ・オレンジ・メイク・ジュース!」と呪文をとなえた。そうすると、今あったオレンジは、一瞬の間にジュースに変わった。仁は、「凄い。初めて魔法を見ました。飲んでみます。わあ。これは美味しい。」と言った。

武器屋

二人は、その後に、もう少し先へと進んで、魔法の剣や盾を置いてある、武器屋のようなところへと来た。そこでは、あらゆる種類の武器と装備品が置いてあった。

店主は、「へい、いらっしゃい。」と言っただけで、何も言わず、こちらを見ている。

仁は、「わあ、強そうなものが沢山ありますね。一つ、手に取っても良いですか?」と言った。店主は、「好きにして構いませんよ。ただ、持って行く時は、現物ではなくて、コピーを持って行って下さいね。コピー・ソードとか、そういう呪文ですぐに用意出来ますからね。私の名前は哲郎と言いますがね。」と言った。

澄香は、「ここの店主は、ぶっきらぼうで、たまに怒ります。愛想の無い人だから、注意して下さい。でも、武器のことには詳しくて、何でも教えてくれます。」と言った。

哲郎は、「あなたには、この剣と盾が合っている。これをあげましょう。」と言った。

仁は、哲郎から、魔法の剣と盾を与えてもらった。仁は、哲郎のしぐさが怖いせいか、帰りたそうにしていると、哲郎の方から、「へい、もう良いですかね。じゃあ、帰って下さいますかね。」と言って、仁は澄香と一緒にその店から離れた。仁は、「魔法の世界には、ぶっきらぼうで怖い、やくざみたいな人も居るのだな。」と思った。

帰還

そうしていると、澄香は、「そろそろ、もう6時になります。そろそろお別れしないといけません。」と言った。仁は、「残念だなあ。また、来ても良いですか?それから、恋人の涼子を一緒に連れてきても良いでしょうか?」と言った。澄香は、「構いません。今度は、ガールフレンドの女の子もつれて来られると良いと思います。ただ、問題が1つあります。」と言った。仁は、「問題?何ですか?」と言った。澄香は、「この、行ったり来たりする、と言う魔法は、1か月のうちに3回しか安全には使えないのです。」と言った。仁は、「3回?それは残念だ。それなら、あと2回、涼子とともに来ようと思います。」と言った。澄香は、「それでは、また今度お会いしましょう。私も、魔法の力で自分の家に帰ります。それに、私はガイドをしているものですから、明日は3人のハルミヤ国の天使たちのガイドがあるのです。では、帰ります。私が帰ったら、あなたも、バックトゥシルミヤ、と言って、シルミヤ国に帰って下さい。それでは。バックトゥマイホーム!」と言った。そして、澄香の姿は、いつのまにかどこかに消えてしまっていた。

仁は、「本当に帰れるのだろうか?」と不安だったが、呪文を唱えた。仁は、「バックトゥシルミヤ!」と言った。そうすると、気が付いた時には、高校からの帰り道の、この指輪と水晶玉を見つけた、ゴミ捨て場のところに居た。仁は、「本当に帰れた。まだ、信じられない。」と言った。


=二章 デート=

プレゼント

仁は、このまま涼子に会おうかと思ったが、もう、夕方の7時を過ぎているので、止めることにした。そのまま家に帰って、指輪を自分の机の中に隠した。不思議なことに、家族には誰にもこの旅のことを言わなかった。何か、問題が起きて、アルミヤ国にもう行けなくなるのは避けたい。そのために、旅のことを言うのは、恋人の涼子と、親友の太一と康平だけにしようと、強く思った。

そして、次の日。クリスマス・イブの日になった。仁は涼子に会って、こう言った。「はめると凄いことが起きる、指輪を2つと水晶玉を手に入れたから、その1つをあげるよ。はめて見て。」と言った。涼子は、「凄いことって何?まさか、地獄に堕ちるとかじゃないよね?」と言った。仁は、「地獄じゃないよ。天国みたいなところに行けるのだ。僕から、この指輪をはめるから、その後で、はめてみて。アルミヤ国、っていうところに行けるから。」と言って、指輪をはめた。涼子は、不思議そうにそれを見ていると、仁の姿がどこかへと消えてしまった。涼子は、「あれ?仁ちゃん、どこへ行ったの?」と思った。「アルミヤ国、って言っていたけど、そこへ行ったのかな。私もはめてみよっと。」と思った。そして、指輪をはめると、また、美しいエメラルド・ブルーの海の景色がそこにあった。仁はもう驚かなかったが、涼子は驚いた。涼子は、「凄い!この指輪、ワープが出来るの?」と言った。仁は、「この世界は、魔法の世界なんだ。前僕は1回来たことがある。色んなところが日本とは違う、アルミヤ国っていう世界なんだ。この指輪は、ゴミ捨て場で見つけたんだ。」と言った。涼子は、「ゴミ捨て場?でも、結構綺麗な指輪ね。」と言った。

デート

しばらく歩いていると、また澄香と出会った。澄香は、「やあ、仁さん。その人があなたのガールフレンド?初めまして。私は澄香と言います。ここで、ガイドをやっています。」と言った。涼子は、「凄い。ここは魔法の世界なのですか?」と言った。澄香は、仁にしたのと同じように、この世界の説明を涼子に対してしてくれた。

仁と涼子は、一緒に海岸を歩きながら、色んな話をした。涼子は、「本当に素敵なクリスマス・イブになったわ。まだ、この世界のことが信じられない。」と言った。仁は、「それは良かった。この世界のものはタダで食べられるのだけど、太ってしまうから、沢山は食べちゃいけないらしい。あそこのフルーツ店に行ってみようか?」と言った。涼子とともにフルーツ店に行った。そこにはまだ、太った従業員の大輔が居た。大輔は、「あれ、仁さんじゃないか?その人がガールフレンド?」と同じことを言ったが、仁は、「今度は当たりです。」と言った。涼子は、「本当にここにあるもの、タダで食べても良いんですか?」と言った。大輔は、「そうだなあ。そこの、バナナが良いと思うな。牛乳もあるから、バナナミルクにしてあげよう。」と言って、魔法の言葉を言った。「メイク・バナナ・ミルク!」そうすると、バナナミルクが現れた。そのバナナミルクは、ミルクが採れたてだったせいで、格段に美味しかった。涼子は、「この世界、本当に素敵ね。」と言って、満足そうにバナナミルクを飲んでいた。

ここで、仁は、あることを説明した。「ねえ、ハルミヤ国にも行ってみない?」と仁は言った。涼子は、「それは良いわね。でも、もうこんな時間よ。もう帰らなくちゃ。」と言った。それもそうだ、と言うことで、二人は日本に戻った。いつものように、ゴミ捨て場のところに帰った。まず、涼子の家まで仁が送って行って、その後に仁は自分の家に帰った。


=三章 もう一つの異界=

もう一つの異界

次の日、2人は会って、ハルミヤ国に行こうと思ったが、涼子がこんなことを言った。「こんなに楽しい世界を、私達2人が独占するのも良いけど、私の友達にも教えてあげたいわ。親友の聡美ちゃんを誘っちゃ駄目?」と言った。仁は、「それなら、僕の親友の太一と康平も誘ってみよう。」と言った。そういうわけで、それらのメンバーを集めて、仁と涼子は3人に指輪の世界の説明をした。太一と康平は、「本当に凄いものを手に入れたな。」と言う。聡美は、「その話が本当なら、ちょっと怖いけど、でも面白そうね。」と言った。

一同は、水晶玉を持って、「ゴートゥハルミヤ」と言った。そうすると、一同の周りにある光景が変わった。一同は、いつの間にか、教会のような場所にいた。大きなステンドグラスと、高い天井のある、荘厳そうな教会だった。一同は、「凄い!本当にワープした。」と言ったが、すぐに、自分たちのおかれている状況が目に入った。それは、そこに居る色んな人々が、まじまじとこちらを見ていたのだ。その人々の中で、牧師のような服を着た一人の人が言った。「あなた方は、シルミヤ国から来たと見た。ハルミヤ国は、初めてかな?」と言った。そして、一同は「はい。そうです。」と言った。そうすると、牧師が言った。「私の名前は庄司。この世界はハルミヤ国と言う。あなたがた、アルミヤ国には行ったことがあるかな?」と庄司が言った。仁と涼子は、庄司に「私たちは行ったことがありますが、この3人は行ったことがありません。ただ、アルミヤ国の説明は私たちがしました。」と言った。そうすると、庄司は、「それなら話が早い。ここは教会だ。この、ハルミヤ国と言うところでは、大冒険のような体験が出来る。シルミヤ国から来たものには、まず、この杖を持ってもらう。この杖は、持つと沢山の呪文を言うことによって、沢山の魔法の力を使うことが出来る。そこに杖がちょうど5本あるから、あなたがたに授けよう。」と言った。庄司は、「そして、帰りたくなったら、水晶玉を持って、ゴートゥシルミヤと唱えると良い。そうすると、すぐにあなたがたの居た世界に戻ることが出来る。」と言った。

庄司は、「このハルミヤ国と言う世界では、色んなところに教会と村が点在していて、そこには1人の牧師が居る。それから、森の中では妖精に会うことが出来るし、杖を持って魔法を使うことが出来る。そして、村には沢山の人々が住んでいるが、そこには人間だけでは無く、天使のような存在も居る。そこに居る天使たちに会うと良いだろう。そうだ、ガブリエルを呼んできなさい。」と言った。一同は驚いたが、そこにガブリエルが呼ばれてやってきた。美しい、翼の生えた天使だ。太一は、「凄い!本当に翼のある天使だ。本当に居たんだ。」と言った。ガブリエルは、「あなたがたは、杖を持っている。その杖があれば、人間は無敵だろう。ちょっと、そこの空き地で、杖による魔法の使い方を練習すると良い。マスターすると、魔物のようなものに出会っても、簡単に倒すことが出来るようになる。」と言った。一同は喜んで、空き地へと向かった。

魔法の練習

一同は、ガブリエルの指導で、様々な魔法の力を身に着けた。

ガブリエルは、「杖による攻撃のための魔法は3つ。ファイアー、スパーク、クラッシュだ。ファイアーは、燃える炎を出すことが出来る。スパークは、弾ける稲妻を出すことが出来る。クラッシュは、物理的な力をかけて、潰すことが出来る。練習すると良い。僕は天使だが、教師でもある。いつも、こういう初歩的な魔法のことを、この村に住むものや、異界から来るものに対して、教えている。そういうわけで、唱えて見なさい。」と言った。

まず、康平が「ファイアー!」と言った。火のようなものは出たが、そんなに大きな炎は出なかった。ガブリエルは、「まだまだ未熟だ。練習して、上手くなりなさい。」と言った。そうこうしているうちに、太一が、「もしかして、僕らは戦士となって、戦場で戦ったりするのだろうか?」と言った。ガブリエルは、「それは、望むなら出来る。ただ、戦って命を落とすことは、君たちの望みではないだろう。もし、行きたいのであれば、ここから離れた西の場所に、このような杖や水晶玉を生産している、特別な村であるラッセルという村がある。そこへ行くと、君たちの既に持っている、指輪や水晶玉のような、もっと色々なものを手に入れられるだろう。そこに行くと良い。だが、そこへ行くためには、沢山の道のりがある。途中、悪い山賊や、悪い国のような、沢山の悪い人間たちが居る。ラッセルに行くためには、それらを越えなければならない。」と言った。聡美は、「ちょっとそれは無謀だと思う。そんなに僕らは強くない。」と言った。それ以後も、魔法の練習は続いた。ガブリエルも、「ラッセルは本当に、遠い最果ての場所だから、君たちには無理だと思う。それに、魔族だけではなく、沢山の障害が山のようにある。君たちには無謀すぎる。この杖を使って、北の地域である、ドナーグと言う町に行くと良い。ドナーグでは、本当にこの世界で最も美しい景色と、最も美味しい料理が食べられる。ただ、君たちにはそれもまだ早いかもしれない。もっと、力をつけることを薦める。」と言った。ガブリエルは、厳しい言葉遣いはするが、真剣な眼をした天使で、一同は、時にこのガブリエルを恐ろしいと感じることがあった。涼子は、「ガブリエルさん。あなたは、強いのですか?」と言ったが、ガブリエルは、「昔、このハルミヤ国と言う場所で、デバインと呼ばれる悪魔を倒したことがある。その時は、デバインを倒せるものは、一人も居ないだろうと言う評判だった。僕がそれを倒した。それ以降、このハルミヤ国では、色んな場所で、色んな人々に最先端の魔法の技術を与える、大学の教授のような仕事をしている。」と言った。

いくらか練習をして、一同は沢山の魔法を身に着けた。ガブリエルは、「今日学んだ魔法は10つだ。炎の魔法ファイアー、稲妻の魔法スパーク、押し潰す魔法クラッシュ、魔法薬を作る魔法ポーション、移動する魔法ムーブ、空を飛ぶ魔法フライ、食べ物を焼く魔法バーン、必要な日用品を作る魔法クリエイト、ものを小さくする魔法スモール、相手から身を守る魔法ガードだ。」と言った。

仁は、「僕は、アルミヤ国で、魔法の剣と盾をもらいました。」と言ったが、ガブリエルは、「その剣と盾は、弱い敵には役に立つが、ちょっと強い敵になると、途端に役に立たなくなる。冒険の時に使う、ナイフのようなものだと思うと良いだろう。敵を倒すのではなく、色んな冒険の中で、役に立つ場面で使いなさい。」と言った。

そして、一同は、一度日本に帰ることにした。

一同は、水晶玉を持って「バックトゥシルミヤ」と言った。そして、一同は、またゴミ捨て場へと戻った。

太一は、「一度ラッセルへ行ってみたいな。」と言った。康平も、「僕も。それに、僕らはまだ弱いけど、ガブリエルと一緒なら、行けるような気がする。」と言った。仁は、「明日、もう一度ハルミヤ国に行ってみよう。それから、大冒険がしてみたい。」と言った。

一同は、それぞれの家へ帰った。


=四章 事件=

テロリスト

次の日、一同は、もう一度ハルミヤ国に行くことにした。

ハルミヤ国へと水晶玉を使って行った。ただ、今回は、何かがおかしかった。

それは、教会についても、周りには誰も居ない。どこにも、がらんとした空間しかない。

太一は、「皆、どこへ行ったのだろう。庄司やガブリエルが居ない」と言った。

そして、一同は、周りを散策しようとして、教会の外に出た。そうすると、一向は思いがけない光景を目にした。それは、沢山のテロリストのような集団が、教会の周りを占拠していたのだ。テロリストは、全部で10人ぐらいは居ただろうか。見ると、すぐそこにガブリエルが居たが、ガブリエルは、何かの力で動けなくなっているようだった。

テロリストが一同に「そこに居るものたち、どこから来た?」と話しかけた。仁は、「シルミヤ国から来た。君たちは何者?」と言った。テロリストは、「私の名前はカイト。この世界で、色んな場所へ行って、金品などを強奪して回っている。私達の裏には、このハルミヤ国で最強だと言われる、ザージス卿が控えている。ああ、そうだ。そこの女が持っている、水晶玉を渡せ。それは高価なものに見える。」と言った。涼子は、「渡してしまった方が良いんじゃない?殺されるかもしれないわ。」と言った。だが、太一は、「それを渡してしまったら、日本に帰れなくなっちゃう。」と言った。だが、康平は勇敢だった。「僕たちには、杖の力がある。戦おう!」と康平が言った瞬間、凄いスピードで何者かが仁たちのはるか上から急降下してきた。聡美はあっけに取られて、「何が何だか分からない。」と言ったが、気が付くと、水晶玉は無かった。ガブリエルが「ミカエル!」と言った。そうすると、そのミカエルと呼ばれた天使は、テロリストたちの上に飛んで行って、魔法の言葉を唱えた。「ジークフリート!全てのものを凍結せよ!」と言った瞬間、辺りは氷に閉ざされた世界になった。涼子が、「すごい!テロリストたちを全部凍らせてしまった。」と言った。その通り、テロリストは凍ってしまった。ガブリエルも、動けるようになったようだった。ガブリエルが、「ミカエル、助かった。あなたのおかげで、私も動けるようになった。仁くんたちは、そこで何をしている?」と言った。仁は、あっけに取られて、「凄い。でも、水晶玉はどうなったの?」と言った。太一が、「水晶玉を返して!」と言ったが、ミカエルは、「この水晶玉は頂いていく。」と言って、そのまま、どこかへとものすごいスピードで飛んで居なくなってしまった。

一同はあっけにとられていたが、そのうち仁が「大変なことになった。」と言った。仁は、「水晶玉が無ければ、僕たちは帰ることが出来ない。」と言った。

旅の始まり

ガブリエルが、一同に説明した。「ミカエルは、神出鬼没の天使で、悪魔のような側面を持っている。一度奪ったものは、絶対に返さない。やっかいなことになった。」と言った。

涼子は、「テロリストは何だったの?」と言った。ガブリエルは、「僕がうっかり、出かけていたところで、教会を占拠して、中にあった宝石や金品を強奪されたのだ。僕が帰って来た時には、もう庄司牧師は殺されていた。僕は、動けなくなっていたが、呪文であるプロテクトを唱えて、不死身の体になっていたから、命は無事だったのだ。」と言った。

ガブリエルは、「君たちは、水晶玉を奪われてしまったが、それでは元の世界に帰れないだろう。やっかいだ。これでは、君たちはラッセルまで旅をするしかない。」と言った。太一は、「そんな。それは、困難な道のりではないのですか?」と言った。ガブリエルは、「困難だ。途中色んなやっかいな存在がいくらでも居る。だが、こうなった責任は教会の方にある。そうだ。僕も一緒にラッセルまで行こう。」と言った。聡美は、「え?ガブリエルも一緒に来てくれるの?それは心強い。」と言った。涼子は、「でも、大変な道のりなのでしょう?」と言った。ガブリエルは、「確かに大変だ。気の遠くなるような道のりがある。だが、ラッセルには、僕にも用事がある。」と言った。聡美は、「用事って何?」と言った。ガブリエルは、「ラッセルには、ラファエルと言う、指輪や水晶玉を作っている女性の天使が居る。その人に、僕も、この世界の全ての謎が解けると言う、魔法の宝を作ってほしいのだ。そういうわけで、君たちを連れて行く。一緒に来たまえ。」と言った。仁は、「でも、そんなに長い時間、家を空けるわけにはいかない。」と言った。ガブリエルは、「大丈夫だ。僕の使える魔法、タイム・スリップを使って、昔の時間へと戻ることが出来る。」と言った。

ガブリエルは、「まず、水の都、ヴァッサーへと行こう。ここには、悪い敵は居ない。皆、僕らの味方の、良い人間たちばかりだ。ここで物資を調達しよう。」と言った。太一は、「僕らは、大冒険が出来るのは嬉しいのですが、ただの高校生です。僕たちが行っても、足手まといになるだけではありませんか?」と言った。ガブリエルは、「そんなことは無い。5人の魔法使いが居るのと居ないのでは、戦いは全く違う。それに、弱いとは言っても、君たちは高校生だ。修行すれば、すぐに強くなる。ただ、覚悟はしていた方が良い。」と言った。仁は、「良く分かりました。でも、もう少し僕らの間で、話し合いをさせてくれませんか?」と言った。ガブリエルは、「そうだな。じゃあ、今日はこの教会に付属している、家で、一晩を過ごすことにしよう。」と言った。

この世界の説明

ガブリエルは、教会に付属した家に皆を連れて行った。そして、色んなことを話してくれた。ガブリエルは、「この先、水の都ヴァッサー、火の都フォイアー、黒の都シュバルツ、白の都ヴァイス、などの町がある。これらの町を順に辿って行く。ラッセルまでは、それくらいで半分の距離だ。そして、それ以降は、悪魔の国の領地になる。ここでは、沢山の障害があるし、沢山の魔物が居るが、それらに戦って勝って行かなければ、僕らは前には進めない。」と言った。それから、この世界のことも少しずつ分かってきた。ガブリエルは、「このハルミヤ国では、昔から、光の種族リヒトと、闇の種族ドゥンケルが戦っている。リヒトは我々に好意的だが、ドゥンケルは我々に敵対的だ。」と言った。

皆は、怖いとか、もし死んだらどうしようとか、そういうことを話し合った。だが、仁は、「進むべき道は、一つしかない。新しい水晶玉を手に入れて、必ず日本に帰ろう。」と言った。皆、それで納得した。色んなことを話したが、しだいに緊張感は解けていった。太一は、「僕も、ラッセルには行ってみたかった。どんなところだろうか、と心待ちにしていたよ。」と言った。ガブリエルは、「ラッセルは、素晴らしい、魔法の技術力の最高の頂点のようなところだ。」と言っていた。ガブリエルは、「だが、悪魔の国の領地の問題がある。悪魔の国では、何もかも、全てが死んで行く。全てのものを殺す、と言う目的を持った、悪魔生命、と言うものが居る。この、悪魔生命が全てを滅ぼしていく。これを倒すためには、悪に絶対に負けない強い心と、光の性質の魔法能力が必要になってくる。」と言った。

それから、ガブリエルは面白いことを言った。「このヴァッサー、フォイアー、シュバルツ、ヴァイスと言う、光の種族の町には、それぞれが違う哲学者を町のシンボルとして冠している。ヴァッサーはデカルト・スピノザ、フォイアーはロック・ヒューム、シュバルツはカント・ヘーゲル・マルクス、ヴァイスはサルトル・ハイデガー・ウィトゲンシュタイン、と言った哲学者の思想を冠している。それぞれの町が、それぞれの思想を持って、それぞれの価値観を持っている。」とガブリエルは言った。

ガブリエルは、「それじゃあ、明日は長い旅の最初の一日になる。ぐっすりと眠ること。」と言って、5人の勇者とともに一夜を過ごした。その中で、仁は「ガブリエルさん、あなたは何歳ですか?」と言ったが、ガブリエルは、「僕は、今27歳だ。」と言っていた。

ガブリエルは、「ちなみに、ヴァッサー、フォイアー、シュバルツ、ヴァイス、リヒト、ドゥンケルは、ドイツ語で水、火、黒、白、光、闇、と言う意味の言葉だ。」と言った。


=五章 水の都=

草の根の競争

一同は、夜を越えて、朝、それぞれの覚悟を胸に、いざ、ヴァッサーへと向かった。

ヴァッサーの途中で、ある集団と出会った。その集団は、ヴァッサーへと入る門を占拠するように、そこに居座っていた。

集団の頭のようなものと、一同は話し合った。集団の頭は、「私の名前は、トマスと言う。お前らは、ヴァッサーへと行きたいのか?」と言った。ガブリエルは、「そうだ。」と言った。トマスは、「それなら、我々の仲間として、協力してほしい。」と言った。ガブリエルは、「どういうことだ?」と言った。トマスは、「我々は、このヴァッサーと言う町で、競争をしている。相手は、天下の大企業だが、我々は、草の根のコミュニティとして、その大企業と戦っている。我々に協力するなら、この門を通してやろう。」と言った。

ガブリエルは、「大企業とは、どこのことだ?」と言った。トマスは、「最先端の会社だ。名前は、ウルトラ・カンパニーと言う。協力してもらいたいのは、我々の仲間を広げるために、色んな活動をしているが、その何かに協力してほしい。我々がしているのは、我々独自のシステムの開発である。このヴァッサーと言う町で、ウルトラ・カンパニーが勝つか、我々が勝つか、2つに1つの競争をしている。それに協力してほしい。」と言った。ガブリエルは、「我々に技術は無いが、それで良いのか?」と言った。トマスは、「それなら、コミュニティの形成に力を貸してほしい。」と言った。ガブリエルは、「とりあえず、検討してみよう。門を通してくれないか?中で話し合おう。」と言った。トマスは、仲間と少し言葉を交わして、「良いだろう。この門を開けてやる。そして、中にある、我々のアジトで話し合おう。」と言った。そして、ガブリエルたち一行は、門を通してもらった。

そして、ヴァッサーで仁たちが目にしたのは、天国のような、水の町の美しさだ。

だが、それをあまり見る時間の無いまま、一向はトマスたちのアジトに連れて行かれた。

アジトでは、10人ほどの下っ端が、パソコンとともに、色んなことを考えているようだった。トマスは、「ようこそ。我々のアジトへ。ここでは、我々は新技術の開発とマーケティング戦略をしている。」と言った。ガブリエルは、仁たちに小声で、「あまり関わるべきでないかもしれない。テロリストのような集団だ。」と言ったが、それをトマスが聞いていた。トマスは、「テロリストとは言うが、全く、我々は平和な集団だ。合法的に、ウルトラ・カンパニーと競争している。我々につくものも多い。」と言った。トマスは、「ここにある、大型コンピュータ室の中に、問題のシステムはある。高度なシステムを、全員の力で構築している。それより、君たちはラッセルに行きたいのではないか?」と言った。ガブリエルは、「そうだ。」と応えた。トマスは、「それなら、我々が女王へと案内してやろう。最近、女王は我々に親しい政策を取るようになった。ヴァッサーの女王、シンベルニアは、我々が仲介すれば、君たちとも会ってくれるはずだ。何か、良いものを授けて下さるかもしれないぞ。どうだ。我々に協力したまえ。」と言った。

ガブリエルは、仁たちに「これは良いチャンスだ。シンベルニア女王は、悪魔の国の領地の攻略に秀でていることで知られている。何か良いものを下さるかもしれない。」と言ったが、一同は、「もっと良く考えた方が良いのではないか?」と言った。仁は、「ガブリエル。こんなみすぼらしい集団は後回しにして、どこかで資材を調達した方が良いのでは?」と言った。太一も、「この集団、怪しいと思う。」と言った。康平は、「こういう集団に関わると、ロクなことが無い。」と言った。涼子は、「シンベルニア女王ってどんな人なのか知らないけど、会ってみて、それから考えたら?」と言った。聡美は、「チャンスを掴むのは良いと思う。でも、早く次の町に行きたい。」と言った。ガブリエルは、トマスに「協力するかどうかは、皆で考える。だが、次の町へと向かいたい。それで、道を通してもらえないか?」と言ったが、トマスはこれに怒った。「それなら、出て行ってもらう。門は開けることは出来ない。おい、皆のもの、こいつらを門の外に追い出せ。」とトマスは言った。

それ以降は、それぞれは強制的に門の外へ連れ出されてしまった。

トマスは、最後に、「このヴァッサーと言う町では、ウルトラ・カンパニーにつくか、我々につくか、他に選択肢は無い。どちらにもつかないものは、皆の手で追い出している。」と言った。ただ、「我々とウルトラ・カンパニーは、ある意味では協力的なところもある。重要な政策ではいつも譲歩や協力をしている。お前たちは、ここから出て行くんだな。」と言っていた。そうして、一同は、元来た道へと戻された。

ウルトラ・カンパニー

ガブリエルは、「今の話では、どうやら、ウルトラ・カンパニーにつくことも出来るようだ。ウルトラ・カンパニーについて見ようか?」と言った。一同は、それが良い、と言った。見ていると、今のテロリストのような集団とは別に、明らかに正統派国民のような集団が、東の方に見えた。一同はその東へと移った。ガブリエルが話しかけると、それらは、ウルトラ・カンパニーの集団だと言うことだ。そして、一同はそれらと協力して、物資を調達することにした。

ウルトラ・カンパニーの集団は、「我々は親しみやすい集団です。ようこそヴァッサーへ。」と言って、仁たちを迎え入れてくれた。

一同は、ヴァッサーへと入って、宿を取ることにした。

通せんぼ

ただ、新しい問題が浮上した。それは、宿で、女将さんが言った言葉だった。

女将さんは、「ようこそ。私はエリーと言います。皆さんに、注意してもらいたいことがあります。それは、夜間、この町に出てはいけません。そして、フォイアーと言う町に行ってはなりません。今、この町は政治的にごたごたしています。出来るだけ、この町から出ないようにして下さい。特に、フォイアーの方面に出ることは強く禁じられています。そして、この周辺には、砂漠が多いです。危険です。」と言った。

ガブリエルは、それで、仁たちに、「これは困った。我々がラッセルに行くためには、どうしてもフォイアーの方面に行かなくてはならない。それに、砂漠を越えて行く必要もある。何とか抜け出す機会を伺って、隙を見てこの町から抜け出そう。」と言った。

一同は、町の外に出られないのは分かったが、町の中なら自由に色んなところへ行ける、と言うことで、町を物色することにした。

見ていると、町は美しい水の都と言う姿とは対照的に、スラムのような環境や、路上生活者など、貧しいものの姿が目立つ。

そのうち、涼子があるものを発見した。涼子は、「この、自分の姿を隠せる、透明マントと言うツールはどう?姿を隠してしまえば、町の外に出られるかもしれないわ。」と言った。また、太一がある発見をした。それは、門の管理人が、20分ほどの間、次の管理人との交代をするために、門の警備を外れている。見ていると、その20分ほどの間は、門を誰も見ていない。仁は、「透明マントを被って外に出て、20分間の間に門を通過する。それでフォイアーへと行ける。」と言った。ガブリエルは、「その作戦で行こう。」と言った。

一同は、物資を調達し、透明マントを買って、そして、管理人がいつ変わるのか、入念に研究した。そして、一同は、人の少ない、夜の中で、管理人が変わるその瞬間に飛び出すために、透明マントを被って、外に出た。

ただ、それは上手く行かなかった。透明マントは、劣悪な代物で、いくらか目を凝らしていると、明らかにそこに人が居るのが分かるような、価値の無いものだった。

そういうわけで、一同は捕まってしまった。だが、そんなに大きな罪ではないため、死刑のような思い罪にはならず、女王の前に連れ出されることになった。

強制労働

女王は、「あなたがたは、何のためにフォイアーへと行きたいのですか?」と仁に行った。仁は、「魔法の水晶玉が必要なのです。どうしても、ラッセルに行きたいのです。魔法の水晶玉が無ければ、僕らの故郷に帰れないのです。」と弁解した。女王は、「どうしても、フォイアーへと行きたい、と言うのなら、条件があります。それを満たしてくれれば、フォイアーへの道を開けてあげましょう。」と言った。太一は、「条件とは何ですか?」と言った。女王は、「3か月の間、ウルトラ・カンパニーへの協力をして、システムの開発を手伝っていただけたら、フォイアーへの道を通してあげましょう。」と言った。

ガブリエルは、仁たちに、「これは幸運だが、3か月はちょっと長いな。皆、それで良いと思うか?」と言ったが、一同は、それで良い、協力する、と意見を一致させた。

仁たちはプログラマー見習いとして、ウルトラ・カンパニーに入社することになった。

ITの仕事

ただ、基本的に仁たちには技術力は無い。基本的に、仁たちにはプログラムは書けないから、マニュアルを担当した。ただ、技術的なことはいくらか教えてもらった。

仁たちは、最初の一週間は研修として、教えられたことをきちんと覚えた。そして、マニュアルを書いて、色んなものを調べているうちに、システムの構造を知って、自然と技術力がついて、成長した。情報共有を、自分たちの会社の中で、あらゆる部署や組織との間で行った。ウルトラ・カンパニーは良い会社で、本当に自由に色んなことが出来た。

ウルトラ・カンパニーのシステムは、UNIXを使っている。これは、カーネル、コマンド、グラフィック、ネットワークに分かれた高度なシステムで、仁たちは、コンパイラ、自動コンパイルシステム、ネットワークインストール、設定と管理、グラフィックシステム、サーバ管理などを、構造的に学び、そのためのマニュアルを整備して、初心者でもこのシステムを簡単に使え、作れるように、インフラ環境を整備する、と言うことをしていた。

また、仁たちはいくらか開発の分野にも参加した。開発プラットフォームのようなライブラリの整備をして、UNIXで動くグラフィックやネットワークやテキスト処理の、独自のクラスライブラリを作った。それから、グラフィックのコンポーネントとして、四角形の領域を表示するような、ワープロからWebブラウザまで、あらゆるものに適用出来る、グラフィック・ライブラリのようなものを開発した。

聡美は、「強制的な労働のはずだったのに、こんな良い環境は無いわ。永遠にここに居たいくらいだわ。」と言った。

会社で働く中で、一同は本当にコンピュータ・システムに詳しくなったし、色んなことが分かった。仁は、「本当に成長して、色んなことがあった。全てのことが分かったりした。システムを知り尽くすことで、社会や歴史や文化のことが良く分かった。」と言った。

また、仁たちはDebianと言うLinuxディストリビューションを使って、Cinnamonと言うデスクトップ環境を使って、そのシステムを保守し、維持する仕事もやっていた。このシステムは、本当にWindowsよりも優れたシステムだ。

仁は、「これなら、Linuxもきちんと人々にお勧め出来る。Linuxは使えない、と言う評判は、DebianのCinnamonなら、きちんと使えるものとして、薦められるかもしれない。Linux Mintも良いが、動作が重たい。Debianは、軽快だ。GNOME 3は、賢いが、使い辛い。Cinnamonは、Windows XPと同じで、使いやすい。」と言った。

また、仁たちは会社や経営の戦略みたいなことにも、意見を出した。仁は、「人間の手動の編集能力と、機械のシステムを上手く使って、ユーザーによる共有や集積を上手く活用すること。ウルトラ・カンパニーの未来は、そこが出来るか、出来ないかだ。」と言った。

それから、仁たちは、革新的なテレビのようなものも作った。鏡と同じように、全ての光を出すことによって、3Dのテレビを実現する。涼子は、「鏡と全く同じにしただけなのに、本当にそこにものがあるかのように映像が見えるわ。ある意味、不気味ね。」と言った。

五次元の物理学

また、他の3人とは違って、太一と康平は、物理学の実験室のようなところに配属された。

康平は、物理学の空間と次元と素粒子の研究をした。

そこで、康平は、「次元が異なる空間や、原子の中を探っていると、大きくなれば大きくなるほど小さくなっていき、平行に進めば進むほど、曲がってしまう。

そういう、全く幾何学的な、正常な常識と違う、異質な空間性を持っているのが、五次元の空間だ。おそらく、そういうことになる。

そこでは、どこかで起こっていることがそこで起こっていない。そして、誰一人知らないことを宇宙が全て知っている。

視覚化すると、カラフルで、全ての空間と時間が概念のように、発生したりしながら、次元と空間が、色んな始まりから、沢山の次元と空間を開始するような、そんな空間になる。

そういうわけで、五次元の宇宙から見ないと、この宇宙のことは何も分からない。

人間には全く何も分かりえないぐらい、宇宙は高度だと言うことが良く分かる。

生物学を高度だと言うが、本当の宇宙は、生物なんかと比べ物にならないほど、高度だ。

僕には、それ以上歯が立たない。」と言った。

康平が発見した宇宙の真実は、応用されて、何もしなくてもワープし、仮想現実を作り、作られるわけがないはずのモニュメントやクリーチャーを異質に作れるような、そんなウルトラ・カンパニーの新しい事業に使われた。

康平は、「この魔法の世界には、テレビゲームなんか、要らない。僕達の技術力だけで、日本のテレビゲームをはるかに超えるような、凄いものを作れるだろう。」と言った。

木星の生命

また、太一は、宇宙の観測から、木星に生命が居そうだ、と言うことを研究した。

太一は、「木星の生命は、ガス状に分離されていて、融和したり、分裂したりを、常に繰り返して生きている。そのために、実体がない。

彼らの中では、物質も、光も、存在していない。

見ていると、全ての物理世界のことを、全く地球の生命とは違うような眼で見ている。

それから、木星で起きている現象すら、全く違う。ガスの放射の現象が、地球とは全く違う。全く違う環境の中で、同じ気体でも、全く違う放射の仕方をする。

ただ、それらを生命だと正確に判断するところまでは、行き着かなかった。」と言った。


=六章 火の都=

滅びた世界

そうこうしているうちに、約束の3か月は過ぎた。一同は、最初の目的を思い出して、フォイアーへと続く、砂漠の地へと向かった。

砂漠を歩いて進むのは困難なので、ガブリエルはジープを調達した。そのジープに乗って、砂漠を横断していく。見ていると、何も無いようで、色んな生命が居る。それも、この砂漠には、巨大な体をした、まるで巨人のような生命が多い。巨大ゴキブリ、巨大ミミズ、巨大ネズミ、そういうものが沢山住んでいる。一同は慌てずに、途中で何度もジープの中で夜を過ごした。そして、フォイアーへと辿り着いた。

だが、フォイアーは、地獄のような場所だった。

人々が、町のいたるところに倒れて、飢えている。服も着ていない人間が居る。病気のようになっているものも多い。異臭もする。仁は、「これは酷い。何ということだ。」と言った。そして、見ているうちに、周りからやくざのような集団に囲まれてしまった。やくざは、「おめえたちは何だ。この場所に、何の用だ。」と言った。そして、そこらじゅうに居る全員が、「恵んでくれ。」と言っていたが、何も与えないと、すぐに、「帰れ。帰れ。」と言うコールに変わった。一同は、元来た道を戻るしかなかった。

フォイアーは、本当に、「この世界が滅びると、こういう風になるのか」と言うことを、良く分かる町だった。いたるところに廃墟があって、何も無い。ただ、飢えた人々はいくらでも目に付く。それらは、全くまともな生活が出来ていない。そういう町だった。

ただ、先の町へ行くためには、フォイアーも通過するしかない。それこそ、一同には、杖と言う道具がある。ガブリエルは、「皆、今こそこの杖を使って、戦うべきだ。」と言った。仁は、「分かった。力業で通り抜ける。それしかないね。」と言った。涼子も、「分かったわ。」と言った。そして、一同は、「フライ!」と言って、まず空を飛んだ。そして、「ムーブ!」と言って、空を移動し、全員で、「スパーク!」と唱えながら、雷を放って、フォイアーと言う町を通りぬけた。死者は居なかったが、多少怪我人は居たかもしれない。だが、一同は通り抜けた。そして、一同は、シュバルツへと向かうことにした。

ジープは、魔法スモールで小さくして、ポケットの中に入れて運んだ。

貧しくても幸福な村

シュバルツへと向かう最中に、小さな村があった。

その村の少年や少女が、仁たちに話しかけた。彼らは黒人だった。

少年は、「私は、サムと言います。あなたがたは、どこへと向かうのですか?」と言った。

仁は、「これから、長い旅をするつもりです。ラッセルへと向かいます。」と言った。

サムは、「私たちは、貧しい暮らしをしています。でも、心の中は、幸福でいっぱいです。この村には、何もありません。寺と、店と、畑と、家畜小屋と、いくらかの商売人と、沢山の貧しい人々が居ます。でも、私たちは、助け合って、同じ神を信じて生きています。だから、私たちは、一番貧しくても、一番幸福だと思って生きています。」と言った。

太一は、「具体的に言うと、どこが良いんだい?」と言った。

サムは、「家のことも、仕事のことも、皆ですることで、全部分かる。住んでいる人間も、来る人も全員分かる。何か大きなことがあった時は、皆が出てきて、皆で助け合う。悪いことをする人は居ない。馬や羊すら、良い家畜が多い。そして、ものは、工場で作らないせいで、楽しい。スイカを洗ったりするのでさえ、工場でするのは、つまらない。

現代の先進国のアメリカ人のような人々は、豊かになっているように見えて、何も豊かになっていない。高度なIT技術と組織のせいで、何もしなくなっている。

心は冷たくなって、自分勝手になって、他人のことを突き放して、自分だけが得をするようになっているのだろうね。何もしないせいで、人間的な体験と言うものを、何も知らない。赤ん坊の時代から何も進歩していない。色んな人生の沢山の成長の段階があるのを、学校の中だけで知っている。それでは、世界のことが何も分からない。」と言った。

涼子は、「不思議ね。あなたは、見かけは貧しいのに、心は豊かなのね。」と言った。

もう一人の少女が言った。「私の名前はマリーよ。

見て。あそこで、孤児になった子供の集まるコミュニティをやっているわ。

でも、全く不幸に見えないでしょう。皆で遊ぶうちに、自分が孤児だと言うことを全く忘れてしまう。沢山のことを一緒にする中で、村中全員と親友になれるのよ。

それから、精神がおかしくなった人や、資産が全く何も無くなった人、アルコール中毒になった人、この村では、そういう人々を皆受け入れて、楽しい場所で一緒に過ごすのよ。本当に楽しくて、幸せで、このまま、永遠に過ぎれば良い、そんな世界よ。」と言った。

村は、そうしていると、いつの間にか、幻想のように消えてしまった。

ガブリエルは、「これは、幽霊村だ。亡霊のように現れて、蜃気楼のように消えていく。この村は、最初から何もない中で、何かを私たちに教えるために現れる。」と言った。

仁たちは不思議に思ったが、そのまま、先へと急いだ。


=七章 黒の都=

要塞の学校

シュバルツは、町や村と言うよりは、迷宮や要塞のような場所だった。

門の入り口にいる、看守のような人間は、「ここから先は、一人につき、一つの入り口から入ってもらいます。よろしいですか。」と言った。

ガブリエルは、「皆、覚悟した方が良い。ここから先は、僕は皆のことは守れない。一人一人の力で生き延びるのだ。必ず、全員揃ってラッセルに行こう。」と言った。

そして、それぞれが一つ一つの入り口から、要塞の中へと入って行った。

何故か、中に入って驚いたのは、迷宮のような場所ではなく、それぞれが与えられた課題をこなすような、学校のような場所だった。

仁に与えられた課題は、文章を書き、本を読み、自分独自の科学を作ることだった。

涼子に与えられた課題は、社会科と哲学の分野の研究をすることだった。

太一に与えられた課題は、神のような宇宙の絶対者と、直接に対話することだった。

康平に与えられた課題は、右翼と左翼の戦いのようなことを、全て体験することだった。

聡美に与えられた課題は、病気と闘って、自分の力で病気を治すことだった。

ガブリエルの課題は、世界の希望を一人で背負って、革命の戦いをすることだった。

そして、それらの課題は、机上で行うのではなく、バーチャル・リアリティのような世界で、それぞれが体験し、課題を克服する。そういう、ゲームのようなものだった。

それから一同は、それぞれに課題を経験した。課題は、放っておくだけで過ぎ去るもので、ゲームのように、体験しながらロボットのようになって、次々に新しい体験をする、そういうものだった。仁は、「不思議だ。放っておくだけで、人生の体験が全て出来る。誰かの一部になっているような気がする。僕たちをこの状況に連れて行っている。」と言った。

そして、そのまま、一同は地獄になった。

何も治らないだけで、耐えるしかない、永遠の病気のような、自由の地獄。

滅びの中で、反抗出来ず、ただ辛い病気の中を生きて、最後まで何も分からない。

一同がそれを体験していると、それぞれに、神の声が聞こえた。

なんと、神が6人に話しかけた。それも、宇宙の真理のような、知識や知恵のようなことを教えた。神が直接に語りかけた。

神は、学校のような知識を与えた。この、シュバルツと言う町では、神が学校なのである。

以下が、その内容である。神は、経済学、哲学、心理学、歴史、英語、宗教、など、文系の知識を仁たちに与えた。強烈な言葉だったため、それぞれはそれを頭に刻み込んだ。

神は、学校と言うよりは、地獄の中で全てを教える絶対者だ。シュバルツの神は、特にユダヤ教の神と同じだが、そんなに悪い神では無い。親しみやすい、友人のような神だ。


【1.神と仁との対話-未来の経済学と言語】

未来の経済学

仁には、「あなたには、未来のことを教えよう。

未来の地球では、それぞれが、ありえない思想を作りながら、新しい革新的な政治体制の下で生きている。

日本は、一年の三分の一を政治活動、残りを労働活動とし、アルバイトのように、自由選択型の労働をするような、おかしな自由な国になる。

自由な選択可能な労働においては、それぞれが、したい仕事をしたいだけして、それで給料を貰える。アルバイトのように見えるが、いつでも好きな仕事が出来る。それも、ネットを活用することで、色んな仕事の経験が出来る。常にする仕事と、選択的にする仕事、のような、区分が行われる。給与の無い、ボランティアのような仕事も増える。

経済力が発展しているせいで、3時間だけ働いても、人並みの給料がもらえる。8時間きちんと働くと、余剰的な趣味のことをいくらでも出来るぐらい、給料がもらえる。

また、ものの価格は、ゴールドランク、シルバーランクのように、高品質なもの、最低限の品質を満たすもの、のような品質保証の表示をするようになる。

それから、税金は所得税だけとなり、自分の給与から1%ぐらいを常に納める。そういう風に、単純化して、簡単に税金を納めるようになる。そして、使うのは、社会保障と軍隊と警察だけを主にするが、役所の仕事は少なくなる。色んな管理のようなものを、全部消して、要らないものは完全に全て無くなる。何も無いが、ネットに色んなものがある。

ネットは、自由になるようで、免許制になるために、何も悪くないものになる。悪いことをしたら免許を剥奪するが、今よりもっと沢山のことをWeb技術で出来るようになる。

政治家は、選挙では無く、試験で決める。そして、国会は巨大になり、委員会の下にさらに沢山の委員会がある。そして、民衆が参加しやすい国を作る。

会社は、下請け企業を包括的、専門的にし、会社が簡単に会社を使って実務をする。

そして、国は独立しやすいものになる。自由な中で、それぞれが独立しやすい国になる。

社会としては、あまり何も無い社会になるが、古典の文献を大幅に安くして、皆全員に無料で与えるなど、無料の書籍が増える。ただ、役所ではなく、ネットのボランティアが、そういう公務を行う。「インターネット・ボランティア」が増える。大学も連携する。

アメリカは、ものすごく沢山の自由な共同体に分かれて、その連邦を形成する。

多様性と共有の、自由で独立的な社会になる。本当の多様性と独立の国になる。

何故か、分散した共同体の中で、アメリカ連邦のようなものを形成する。

アメリカン・ユニオンと、皆、英語で話す。EUのような、自由のメタ国家を形成する。

アメリカは、分散した共同体で、独立しやすい国にして、互いに関与することで、本当の意味で自由な、正しい左翼の自由な連合を形成する。そして、創造性のある世界になる。

IT技術で高度にものを配給する。

アメリカは、共同体の中でそれぞれの自主性を尊重し、それぞれがそれぞれの意志と権利を使って、何でもかんでも出来るように、それぞれの能力、許可、役割、権利が拡大する。

何でも出来る。本当に、あらゆることを出来る階層と、普通の人間としての人生が生きられる階層と、何も出来ない階層に分かれる。だが、それぞれの階層は流動的になり、きちんと努力しない人間は、すぐに階層が下がる。だが、本当に賢くて、本当に努力した人間は、元の階層が低くても、上の階層に上がれる。その努力を誰も見ていなくても、本当に努力した人間は、出来るだけそれ相応の待遇を与えられる。そういう、野球の一軍や二軍のように、それぞれが努力して、それぞれの権利と能力を奪い合う。その中で、自由なそれぞれの意志を尊重し、それぞれの本当にやりたいことを与えるために、教師と政治家が自由に考える。政治、と言う発想は無くなって、それぞれのしたいことをしたいようにしながら、助けるのも、殺すのも、従えるのも、奴隷になるのも、全て自由になる。

ただ、多数決ではなく、共同体になる。多数決で決める時代は、そろそろ終わる。今からは、それぞれの自主性と個別性を重んじながら、自由な共同体を作る自由になる。

そして、共同体は多様になる。本当に、あらゆる全ての共同体が生まれる。

アメリカの賢い点は、低い階層は何も出来ないだけで、楽だ。ただ、誰もしたくない分野で、単純作業をすれば良い。まともな人間ほど、楽な仕事になる。

アメリカの共有は、本当に沢山のものを皆で作るようになる。宇宙船のようなものを作る。

アメリカも、馬鹿では無い。本当に、沢山の色んなものがある。

それこそ、快楽に溺れたアメリカは、馬鹿に見えて、賢い国になる。ジュースやお菓子に砂糖を使うだけに見えて、むしろ、新しい指向の食べ物がどんどん増えて行く。

アメリカは、政府や国のようなものが無くなって、独立した共同体をどんどん作るようになっていく。会社とは言うが、本当に色んな働き方をする、ありえない会社が沢山増える。銃よりももっと高度で、完全に個人の力を超能力のように強大させるような、そんな武器や兵器が増えていく。そういうわけで、アメリカはほとんど無政府主義になる。

それは、むしろ、すぐになるだろう。アメリカと言う国は、それを目指している。何故か、アメリカの学校の教育を受けると、誰でもそういう風に、自由な悪を理想だと思うようになる。最近、本当にアメリカに多い。自由な影響力と多様性の、それぞれが自由にするべきだ、と言う左翼が多すぎる。哲学的に自由な経験を考えると、そういう人間になる。

アメリカの良い点は、コミュニティが開放的になる。外国や下層から来たあらゆる人を受け入れて、上層や中層とも付き合えるようになる。才能や能力がある人間は、誰か、見ていた人間がきちんと気付いてくれる。本当に才能があるなら絶対に成功するようになる。

アメリカでは、引き篭もりの哲学者が増える。一度社会から離脱して、ネットを見ながら、過去の自分の居た環境を思い出して、自分なりに全てを考える。そういう引き篭もりの孤独な考える人間を、皆の力で支援する。それに、ネットをやる環境を与える。そういうわけで、アメリカが一番、全てが分かった「マスター」のような人間が増える。

ドイツなどは、1人の支配者が支配して、国民を機械のように結合し、はむかうものを殺すことで、もっとも強い最強の帝国を実現する。支配者が何でも出来るように強くなる。

ドイツは、物理学で全てのものを作る。クラシック音楽のような偉大なものを皆の力で作るせいで、本当の意味で色んなものがある世界になる。文化的なジャンルが増える。

ドイツの経済は、師弟制度のようになる。それぞれの親方の下で修業して、本当に高い技術力を、一子相伝で与えるようになる。それがそのまま国家経済となる。

ドイツは、軍隊はないが、全員軍隊のような国になる。いつも軍事的演習をして、軍事力から新しいものをどんどん作る。国家の労働のようなものは、軍隊の下部組織が行う。

1つの国家体制があらゆることをするような、ある意味、北朝鮮のような国になる。

だが、ドイツは自由だ。州によって、東側地域(東ドイツ)、西側地域(西ドイツ)、キリスト教の右翼の地域、移民の地域、資本家の地域、労働者の地域などが分かれる。

また、ドイツは今のスイスのような永世中立国家になる。

そのため、テロリストから危険人物まで、あらゆる人間が多い。極悪人が増える。

ドイツの社会は、教会のような閉鎖的なものになるが、それが一番良いコミュニティになる。全員のことを教会が把握して、誰をどんな風に助けるべきかを、それぞれが考えて、それぞれの一番良いように、それぞれの社会を作って、それぞれが助けるようになる。

ドイツは、本当に、遺伝子のようなキモい世界になる。だが、ある意味、ナチと社会主義は融和出来る。自由も同じだ。そういう、全ての思想をいっぺんにやる保守主義になる。

また、ドイツは、高い技術力のために、コンピュータと人間の違いが良く分からなくなる。人間にコンピュータ機器を繋ぐのは普通になる。人工知能は、人間より賢くなって、ロボットとして考えるようになる。ただ、問題は、ロボットはロボットに見えない。ドラえもんのような、愛嬌たっぷりの良いロボットになる。皆、ロボットのせいで、知能が高い。

フランスは、実現力のある、右翼の社会主義国家になる。

フランスは、国家で管理的な社会所有をすることで、町を美しくし、政府が経済のことを計画経済のように考えて、公務員にすることで、何でも政府が実現出来るようになる。

創造的な会社が増える。

フランスのあらゆる高度な文化は、まともなようで、狂ったものになる。

フランスは、いくらでも狂った国になる。何もかもがおかしい。

だが、フランスはいくらでも楽な国になる。家の家事の仕事のようなものは、公務員とロボットがやってくれる。料理がしたいなら、自動キッチンとネットワークと繋がったレシピによって、キッチンが自動で料理をしてくれる。それは自分なりに変えられる。

自動車はないが、バスやタクシーの交通網と人工知能の能力が広がって、自由自在に無料のバスやタクシーに乗るようになる。

フランスでは、完全に何もしなくても生きられるようになる。全員が芸術のような好きなことをしている。学校のような知識は、ネットに情報が増えて、ただのホームページやブログではなく、対話的に一緒にやりながら知識を教えてくれるようになる。ある特定の学校に入らなくても、ネットの方が充分にあらゆることを教えてくれる。

また、広告で儲けるのはネットショッピングにも広がって、広告やチラシとともに、ほとんど無料か、大幅に安値の製品が、ネットで購入出来るようになる。

動画の広告のようなものは、公式の歌手やテレビの公開した動画にはつかないようになる。

また、家をコンピュータ・システムにする動きも行われる。家全体をバーチャル・リアリティで操作出来るようになる。いついつまでにする計画のようなものは、いつでも家が知らせてくれる。掃除のようなものは、一か月に一度、自動でやってくれる。洗濯をするのも、家事をするのも、公務員とロボットと自動ホームが全部やってくれる。

だが、フランスはそれで終わりではない。フランスは、永遠に発展し続ける。町はどんどん新しくなって、新しいものがどんどん出来る。楽にするだけではなく、面白いものがどんどん増えて、質やジャンルも増えていく。どんどん新しい文化が出来る。

ただ、フランスはおかしいだけではない。きちんと社会のことを考えて、まともで人間的な社会にする。政治的に中立かつ自由にするだけではなく、それぞれが本当にそれぞれの好きなように生きられるようになる。だから、自動ホームの生活をしたくない人間は、昔の生活も出来るようになる。完全に自然と調和したりも出来るし、イスラム教のような、異質な宗教や文化のようなものも、物好きが楽しめるような、そんな文化的国家になる。

ロシアは、評議会で全員のすることを決め、全員に全てのものを与え、等価の労働量を保証し、皆で考え、弱者を生かすような、新しい独自の社会主義国家になる。

ロシアは、文明的に最も優れた国になる。ロシアの文明は、偉大だ。

ロシアでは、あらゆる全ての地獄が起きながら、本当に天国のような良い世界になる。

ロシアは、滅びた世界になる。荒れ狂った世界の中で、強く生きる。そのせいで賢くなる。

ロシアは、あらゆる人間のことを考えるせいで、何も無いように見えて、人間的なものが増える。王は居ないし、権力者や資本家も居ない。労働者は、皆で考えたノルマをこなすが、皆で考えるせいで、本当に一人一人のことを考えた仕事になる。

ロシアでは、公共のものが増える。また、農民に共有される機械が多い。それから、ものが少なかったのは、新しい経済システムによって、改善される。その経済システムを説明することは難しいが、出来るだけ最初に作っておいて、あとで配給する、そういうシステムを皆で作る。そのシステムのおかげで、最低限のものは出来るだけ平等配給する。

また、経済的なシステムは、中国の影響もあって、ノルマ以上働いた人間には、報酬を認めるようになる。そのせいで、日本に遜色ないほど、見かけ上は豊かな経済になる。

ロシアでは、本当に自由では無いが、実質的な自由、のようなものを与える。金も、全てを自由にするのではなく、ほとんどは平等に与えて、自由にすべき部分だけを自由にする。そういうわけで、沢山の税金を取って、ほとんどのことを税金でやる代り、人々が関わって、人々が色んなことを考えるような、機械製品の設計とデザインのようなものは自由になる。組織管理も、何かを行動する部分だけが自由になる。資金面も、ある程度の部分は自由に使えるようになる。そういう、平等なシステムの中での意志の自由を尊重する。

これは、結構悪くない。何故なら、工場での製造や、会社の経営と競争、組織管理、システムの保守のような、面倒くさい部分は、国が計画経済でやってくれる。ものも、食べ物のようなものは自由にするが、テレビやストーブ、トイレットペーパーのような、最初から同じで良いものは、全部同じになる。アパートと一戸建ては、所得で選択可能になる。

そういうわけで、ロシアなのに、起業家も増える。起業が簡単になって、誰でも簡単に新しい製品やサービスを作って、儲けられるようになる。自由な部分だけをすれば良い。それに、廃業や倒産の危険性も少なくなる。会社の維持・管理は国がやってくれる。

ロシアは、社会的なものを皆で作って、皆で与えるようになる。そのために、音楽好きの共同体のようなものが出来る。音楽アルバムの中で、定番や絶対聴くべきものを、共同体の全員に無料で全部与える。そして、コンサートホールを作って、自分たちの共同体の歌手を育成したりする。テレビも一緒になって、全員の「一体感」と「参加」が楽しめる。

ロシアは、皆の社会をきちんと考えて築く。そのために、子供たちの生きる環境が正常になる。狂ったものは何も無くなって、健全で平等な子供たちの社会になる。

何故か、ナチやソ連のような未来になってしまったが、私は自由が好きだ。

何故か、他の国は存在しない。全ての地域は、これら5か国のどこかの国に所属する。

ただ、比較的、普通の国は多い。イスラム教やユダヤ教のような、まともな地域は多い。

世界全体としては、国際自衛隊を作って、戦争は無くなる。全員の協力で、侵略国家には全員で対抗する。また、アメリカの上院下院のような世界政府を作る。

それから、大人のための学校が増える。大人が、論理的な思考を身に着け、さまざまな社会のことを総じて知るための、大学のような大人の学校が出来て、皆が学べるようになる。

そして、子供の学校、と言う概念は無くなる。子供は、国家が認定した、民間の、国家認定学校のようなところに、自由に通って、それぞれの学校で、一般的から専門的まで、多様で、意味のある、教養的か、あるいは役に立つ、高度な専門知識と技能を身に着ける。その認定学校は、認定するのは国家だが、管理運営は民間人が行う。色んなところにある、色んな人々がしている学校に、子供は自由に通って、気に入らなければすぐに離脱出来る。そして、学校も1つの学校だけでは無く、複数の学校に通うのも当たり前になる。

そして、授業の内容も変わる。一方的に教えて、覚えて試験を受けるのではなく、生徒がそれぞれ、自主的に本や百科事典を調べて、レポートにまとめて、そのレポートを他の生徒がどれだけ評価するかで成績表を決めるような、論文形式の学習になる。ただ、どんな本や教科書を元に、何を目的として調べるか、のようなことは、教師が教える。ただし、今のような従来型の授業も無くなったりはしない。クラスの生徒の数は、40人から大幅に減って、5人になる。生徒が真面目に勉強して、教師が生徒をきちんと見るようになる。

また、成績表に人間関係の項目をつける。いじめを成績表で評価するようになる。

また、短期的には、日本は、天国か地獄になる。人材不足の問題は、給与を上げれば解決する。給与が上がって行き、学歴の低いものを雇うようになれば、天国になる。だが、人材不足が起きている背景には、ブラック企業などの、「働きたくない」と言う問題がある。そのせいで、誰も働かなくなって、地獄のように滅びるかもしれない。

ある意味、未来は、オープンソースのようになる。工場や会社の人事のようなことを、オープンソースのように決める。機械は、連結して、あらゆるソフトウェアの改善を、オープンソースのように共有するようになる。1つのOSは、そのまま、全てのOSになる。

また、テレビは、週ごとの番組の区分けのようなものは無くなって、一度録画・放送した番組は、5年後や10年後も見るようになる。リモコンとテレビ画面で、アーカイブの中から、検索してテレビ番組を探すようになる。CMは、番組の途中で入れる形ではなく、番組の中で色んなことを紹介する、番組内のCMのようなものになる。」と言った。

英語と語学

神は、仁に、さらに、「また、あなたには、英語をするための知恵のようなことも教えよう。すぐに英語を理解するのではなく、保留するような形で、英語を聴きなさい。そして、アメリカの価値観のようなものを理解しなさい。そして、単語は、カタカナ語で良いのだと思いなさい。

英語は、アングロ・サクソンのように、悪い調子で喋ると、話せて、聞き取れるだろう。アメリカ人は、誰でも悪い口調で話す。気高く話す人間が多い。

定冠詞のtheは、意思の疎通の時に使うことが多い。

「その」と言う意味だが、thisやthatと意味は良く似ている。

相手から見て、「それ」の意味が何であるか、明確に分かる時に使う。

関係代名詞のthatやwhoは説明する時に使うが、形容詞と同じ飾る言葉だと思えば良い。

形容詞でred bookは、関係代名詞だと、book that looks redのように言う。

People who speak Japanese are very smart. のように喋る。

(作者注記:僕は、英会話教室で英語を習っていますが、英語の意味が分かっていないので、間違っているかもしれません。特に、speakはspeaksやspokenだったかもしれません。それに、英語がまだ人並みに話せていないので、参考にならないかもしれません。)

日本人が英語が出来ないのは、カタカナ語のせいだ。誰でも、英語なんか、いくらでも知っているのが普通なのに、日本人はカタカナ語にするせいで、英語のことを知らない。逆に言えば、カタカナ語を英語だと思えば、英語が出来る。カタカナ語で良いと思いなさい。それこそ、英語の単語を知らないとは言うが、日本人はカタカナ語で英単語のことをきちんと沢山知っている。もう、既に英語が出来ているせいで、英語が出来ないのが日本人だ。

また、英語は、doやwhatやwhereなどを使って、長い文章を作る。そこが、分からない日本人が多い。関係代名詞を使うのも、良く似ている。英語は、doとwhatの言語だ。

英語は、itやthereなど、言うべきところを全部言う。見えないところを言う言語だ。

英語は、最後の方をカットしても、意味が通じるところがある。

英語は、UNIXやオブジェクト指向など、パソコンのコマンドやプログラムと似ている。特に、シンプルで、エレガントで、機能的なところが同じだ。

英語だけではなく、ドイツ語も同じだが、話しながら分かっているところがある。話しながら、推測して、判断して、決めて、確定しながら推論して分かるところがある。

英語は、そういう、決定的な言語だ。どんどん決めていると、話せるようになる。

日本語は、逆に、決め直す言語だ。何でも、もう一度言うと出来るのが日本語だ。

日本語は、決め直して分からなくなる言語だから、外国人が話すと、分かる知性が死んでしまう。そこが怖い人間が多い。日本は、怖い国に見えて、本当に優しい良い国だ。

あなたは、科学者になりなさい。あらゆる森羅万象を考えて、全ての知性を持ち、発想力豊かで、創造的な発想のある、芸術家の科学者になりなさい。そして、社会のことから数学のことまで、全てを知り尽くしなさい。正しい科学を、独自に、自分の手で作りなさい。

あなたの新しい名前は、バルドルだ。北欧神話の神だ。」と言った。


【2.神と涼子との対話-哲学と社会的考え方】

哲学史

(作者注記:自分は哲学をきちんと勉強していないので、ここから先、ウソになってしまう内容があります。例えば、現象学は関係の学問ではなく、意識の学問です。ここの哲学史は、西洋の哲学史を書いたと言うより、自分の考え方を哲学者の名前を借りて整理した、と言えると思います。それから、これ以後も、色々と間違った内容をこの神とのテレパシーの部で言っています。例えば、吉田茂が経済成長を起こした、と言うのはおかしいです。吉田茂は、戦後にアメリカとともに経済優先で従属的な態度を取った政治家であって、それ以後の総理大臣、特に田中角栄のようなたくさんの色んな総理大臣が、この国を発展させてきたのです。そういうわけで、この大学の部は無責任ですが、注意してお読みください。)

涼子には、「あなたには、哲学のことを教えよう。

ソクラテスの本質は、自分の内側から真実を知ることが出来る、と言うことだ。そして、何も知らないことを知っているものが、最も賢いと言った。人間の矛盾をついて、議論する、ソクラテスの対話集を、弟子のプラトンが残している。

プラトンは、元は誰もがイデア界に居て、その想起によって新しいことを知ると言う。イデア論は、この世界のことを本当の世界であるイデア世界の幻影であると考える。それは、遺伝子のようなものでもあるが、宇宙人や惑星のようなものを考えている。プレアデス星人の方が、本来的な宇宙の存在であり、本当の世界であるのかもしれない。そして、イデア論は、遺伝子のように、生命や善悪の型のようなものを考える。真実の世界に美しいイデアの型がある。この世界のものは、その型の不完全な模倣に過ぎないと言う。

アリストテレスは、人間と社会と自然のことを、実地的、可能性的、能力的に考えた。生物学から社会学まで、全ての科学の祖として、最初に科学の体系を作った。プラトンのイデア論をものの実体の中に含まれる形相としながら、森羅万象の全てを考えた。

ソクラテス、プラトン、アリストテレスは、古代ギリシャの大哲学者だ。

アウグスティヌスは、プラトンを発展させて、悪の起源を考えた。

トマス・アクィナスは、アリストテレスとキリスト教を融和させて、人間は理性だけでもある程度は進めるが、最後まで進むためには、信仰が必要であると言った。

アクィナスは、キリスト教の教義を作った人間だ。神はビジョンを持っていて、天使は全てを見通す知性を持っている。アクィナスによって、神や天使はそういうものになった。

デカルトは、正しいと分かっていることだけを信じ、そこから導かれたことだけを信じる、と言う、正しい考え方を考えた。そして、確かなのは我が思う故に我があることだと言う。デカルトのように自己を考えることで、全ての哲学が出来る。デカルトは、検査すること、疑うこと、部品化すること、推論することから、正しい考え方のようなものを提示する。人間のことは、精神と肉体の二元論だとした。デカルトは幾何学と代数学を融和し、数式を図形から解析するような、数学の解析学にも大きな功績を遺した。

デカルトは、著作を読んでいると、知性がある。きちんと考えないと分からない。不思議なことに、デカルトだけは読める人間が多い。きちんと考える、神のような人間がデカルトだ。デカルトのおかげで、本当にそういう人間が増えた。

デカルトは、中世の宗教の時代に生きた人間だが、科学的で理性的な考え方によって、この世界の考え方を発展させた、知と科学の革命家のような人間でもある。

デカルトは、兵士としても生き、ヨーロッパ中も旅をした。その経験もあるのだろう。

デカルトは、数学者で、死体の解剖が出来るなど、医学の知識もある。だが、デカルトは、既存の学問を好き好まなかった。ほとんどは意味がないとして、数学だけを好き好んだ。デカルトは、中世の封建社会から、近代の絶対王政へと至る、近代化の始まりのような時代に生きた。デカルトがフランスから、ドイツなどを経て、移り住んだオランダは、当時、文化的、交易的に進んだ場所だった。デカルトに続く、スピノザもオランダ人だ。

スピノザは、自然とは神であると言った。そこから分かるのは、神とはこの宇宙の意識であり、常に、感じなくても、人間には、神が沢山関与している、と言うことだ。あなたは神であり、あなたの恋人も神であり、神と人間が違うのは、神は全てである。あなたの思っている理想を、神も理想だと思っている。神は、あなたが望み、あなたがする範囲でしか、あなたに関与しない。神が出来ることは限られている。それぞれの神の一部がして良い範囲でしか、神は関与しない。そして、スピノザは、神の数学の定理を作った。スピノザは、あらゆることが神の属性であると同時に、神の一部であり、数学的な定理である、と言う、独特の神と自然と数学の世界観を考えた。

ライプニッツは、モナド論と言う宇宙の単子のような理論を作って、神の運命は予定的に起きる、ちょうど良い時にちょうど良いことが起きる、と言う予定調和を考えた。

パスカルは、人間を弱いが、考える知性のある、アシのようなものであると言った。

デカルト、スピノザ、ライプニッツ、パスカルは、大陸合理論と言う、合理主義哲学だ。

ベーコンは、帰納法という、経験に基づく考え方を考えて、イドラ論という、思い込みの社会的、環境的な分類のようなことを考えた。イギリス経験論を創始した。

ロックは、人間の観念は習得的、経験的であると言う。そして、社会の文化や時代のようなことも経験的であり、どの社会でも同じ普遍的な真実はありえないと言う。ロックは、社会哲学の分野でも多くの功績を遺した。アメリカの独立宣言などにも影響を与えた。ロックは、人間の経験は習得的であるとして、赤ん坊の先天的理性を否定した。

ヒュームの本質は、人間の捉え方と潜在的可能性の中から、帰納的推論と言う、正しい考え方の経験的な発見、のようなことを考えた。そして、頭の中を大掃除する。経験から感情で分かる、など、経験的知性のようなことを言う。そして、観念と観念が複合的なイメージのように形成する、複合観念のことをペテンだと言う。それは、人間の赤ちゃんと鳥の翼を複合化して、天使のような幻想を生み出す、と言うことを言っている。ヒュームは、自然法則のようなことを、帰納的推論の知性によって、捉え方を良く考えている。

バークリは、この世界は神の知覚世界であり、存在など存在しない、と言うことを言った。存在するとは、知覚されてあることだと言う。それは、この世界やものが存在する、と言うことが、知覚されてあることだ、と言うことであり、存在は存在しないと言うことだ。

ベーコン、ロック、ヒューム、バークリなどは、イギリス経験論だ。

ルソーは、世界の元々あった自由な状態を自然状態として、他の社会哲学者とともに、国家を社会的な契約だとする、社会契約論を作った。

カントの本質は、理性を疑い、批判哲学として、理性よりもっと正しい客観的事実や指標を知る、と言うことだ。カントは、知り得ること、と言う考え方から、前提条件、仮象の世界、悟性などを考えた。それは、考える前に、事前に考えると言う意味での、世界観の創造である。それが、カントの本当に言いたかったことだ。そして、認識は経験的な、フィルターのようなものだと言う。それは、ある意味、人間をロボットのように考えている。そして、経験を可能にするとか、経験に由来することを考えて、二律背反であるアンチノミーから宇宙の無限性、自由と法則、神の存在、ものの複雑性の矛盾と考え方を考えた。カントは、神や宗教を、社会の道徳的精神からの要請によるものだと考えた。

フィヒテは、自我のようなものを捉えて、宇宙の自我を考えた。

シェリングは、同一哲学を作った。世界にあるものも、自分の精神にあるものも、同一の現象の現れの違いであるとした。

ヘーゲルの本質は、弁証法的な、絶対を相対にし、相対を絶対にしていくプロセスの中で、法則と自己意識を捉え、青少年の成長のような、絶対知へと至る精神の成長の過程から、人生のことを分かった、と言うことだ。そして、普遍性から、社会の考え方を考えた。歴史のことは、世界精神の発展過程であると考えた。精神の成長と歴史の哲学者だ。

カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルは、ドイツ観念論であり、ヘーゲルが完成者だ。

マルクスの本質は、時の無い、発展の無い中で、あらゆる社会の完全な構造を作った。それは、決定者と従属者の関係から、必然性の世界を作って、世界を上部構造と下部構造にし、生産条件、手段、関係を考えた。社会の問題は歴史の必然であり、現代は疎外のような問題がある。そして、哲学は考えるだけではなく、世界を変えるべきだと言った。また、マルクス主義者は、疎外のように、人間が本当に人間らしく生きられる世界のことを考える。人間的な、人生や社会の、価値観やアイデンティティのようなものだと思えば良い。

キルケゴールの本質は、絶望のような、意識と経験の関係性である。経験と意識から、実存の段階が、美、倫理、宗教になることを知った。人生を内面化から分かった。

ショーペンハウアーは、それぞれが見ている世界の限界を、それぞれはこの世界の限界だと思っている、と言った。彼は、生の哲学を考えた。ニーチェに影響を与えた。

サルトルは、自由な人間の可能性を考えた。自由を、保留され、客体化され、集団化されるものだとして、自由を刑のようなものだと考えた。そして、マルクス主義と接近した。サルトルは、人間が何をどういう選択で選び、人生を生きて行くか、のような、人生の本質的創造を考えた。人生とは、自らが創造するものだと考えた。また、組織への参加を可能性の開拓であると同時に、束縛であると考えた。

ハイデガーは、人間のこの世界を心の中にあるものだとし、存在を意識と関心と言うことにした。そして、存在の了承と超越を考えている。ハイデガーは、時間と存在から、緊迫した文章を書く。本人は、意識で全て分かっている。それを意識と言っている。そして、人間と言う現存在は、可能性の発揮である、など、哲学的知性のようなことを言う。

ヤスパースは、限界状態と言って、集団の中に没せず、人間の姿としての、本来に立ち帰るべきだと考えた。そして、超越者や包括者の存在を考えた。

キルケゴール、サルトル、ハイデガー、ヤスパースなどは、実存主義だ。

ウィトゲンシュタインは、人間の本質を言語だとし、全ての理解は言語的な制約を負っていると考えた。そして、明晰な言葉の構造を作った。ウィトゲンシュタインをやると、全部の哲学が出来る人間が多い。純粋に方法的な、哲学的方法・経験のようなことを言う。

ウィトゲンシュタインは、哲学的に全ての哲学を複合している。そういう側面がある。

ウィトゲンシュタインは、分析哲学だ。

フッサールは、現象学と言って、この宇宙にある沢山の存在を、関係的な現象だと考えた。例えば、光の波の現象は、関係的な現象かもしれない。全体の反射なのかもしれない。また、知を方法的かつ厳密的なものだと考えた。厳密に考えながら、方法的な部分では、学問は学問では無い、とする。それは、例えば、物理学を宇宙の学問では無く、宇宙のことを考える方法の学問である、と言うのと良く似ている。フッサールは、全部の認識と経験を捉える。あらゆるものを捉えて、独自の科学を作っている。

フッサールは、現象学だ。

ニーチェは、キリスト教を否定した。キリスト教を、あまりにも来世的で、現実の世界を無価値なものと見なしていると言った。彼の思想を見ていると、哲学の基本が分かる。ニーチェは、馬鹿に見える人間が多いが、彼のように考えると、哲学は誰でも出来る。

ニーチェは、真理など存在せず、人は権力への意志によって、立ち位置から世界を解釈しているだけだと言った。ニーチェは、世界と常識を否定する自由の側面がある。

現代哲学は、パース、ジェームズ、デューイなどのプラグマティズム、ソシュールやレヴィ・ストロースなどの構造主義、デリダやフーコーなどの現代思想が存在する。

デリダは、脱構築と言う、科学の構造の作り直しのようなことを考える。

フーコーは、知を権力だと言って、この現代社会での規則や訓練のようなことを考える。

デューイは、価値多元論や、教育を民主主義の学校にすべきだと言う。それは、人間が自分の手で、自分に合った教育が受けられるようにすべきなのを、暗に意図している。

そして、功利主義、啓蒙主義、進化論、社会契約説など、様々な哲学が他に存在する。

また、仏教などの宗教にも、哲学的なところがある。神学者の哲学者は多い。

哲学は、芸術や文化の思想でもある。ルネサンス、バロック、古典主義、ロマン主義など。

そして、政治思想でもある。空想的・科学的社会主義、あるいは、新自由主義など。

この、哲学史の考え方や知識は、どこの本にも書いていない代り、哲学の大学的な考え方から言って、正しくは無い。正しくは無いが、このように考えると理解出来るだろう。それこそ、哲学者はこんなことは言っていないが、このように考えると良く分かる。

哲学の総合的な知識として、関係と経験を考えなさい。環境、世界観、思考、認識の中で、どの認識がどの認識になるか、何をするか、などを考えなさい。また、社会がどのように変化していくか、何が何になるのか、から考えなさい。環境の因果性を考えることで、人々が何を思い、何を知り、何を考え、何を行為するかが分かる。そこから、ものごとを正しく見る、正しいものの見方のようなことが分かるだろう。そして、環境とモチベーションから、何をどういう風にすべきか、生きるべきか、のようなことが分かるだろう。社会の実現から、どんな社会が実現出来るのか、経験と可能性のようなことが分かるはずだ。

そして、インターネットを使って、沢山の経験をしなさい。社会を経験して、大人になって、成長して、体験して、知り尽くすこと。世界の広がりから、会社のような社会経験まで、色んなことが分かる。色んな人間との絆を培う。中国の孔子のような人間になる。」と言った。

経済学

神は、涼子に、さらに、「あなたには、また、経済学のようなことも教えよう。

社会のことは、自由に考えなさい。それぞれが、それぞれのしたいように社会を作れば良い。それが自由であり、同時に平等だ。そして、警察と軍隊だけの、最低限の小さな政府の自由な国(夜警国家と言う)は、現代的な福祉国家より、理想的なことがある。そういう、右翼的な自由も、ある意味では賢くて、理想なのだと考えると良い。管理された共同体よりも、自由な無政府主義の方が良い。自由な社会にも、良い点は多い。国営化されたものよりも、民営化されたものの方が良いことも多い。全て、自由な意思の下で選べるべきだし、ものは自由に作れた方が発展する。意思決定も皆で行うべきだし、政策は皆の判断力の手に委ねるべきだ。教育は皆の手で行うべきだし、経済学者のフリードマンが言うように、社会保障も必要ない、と言うことも出来る。フリードマンは、自由な経済学者だ。白人でも、黒人でも、共産主義者でも、同じものを作るなら、同じように、差別無く受け入れるべきだと言った。自由はある意味で平等だ。

自由にも優れた点は多い。発展するし、努力にも報いがあるし、色んなものがあるし、色んなことが出来る。王と金の自由にすれば実現力もある。そして、柔軟性も高い。国会を作って、代表を皆で選ぶことで、国会は全てのことが出来る。市場経済は、ある意味、全員に全てのものを与える。アメリカのように、弱者にも成功のチャンスがある。平等には、何も出来ない。何も罪を犯していないものを逮捕する。集会の自由もない。そういうところが悪いのが、社会主義国家だ。ある意味、社会主義を戦争で倒す右翼も、正しい。

ある意味、日本は一番良い国だ。経済力が高くて、犯罪が少なくて、国民の学力が高い。外国人から見ると、戦争で強かったように見える。日本は、外国から見ても良い国に見える。特に、黒人から見ると、後進国の人種でも日本のように勝てるように見える。科学技術力も高いし、仏教と言う独自の賢い宗教を信じている。賢い文字である漢字を使う。

自由を許しなさい。それぞれが、本当に出来るようにしてあげること。許すことによって、自由が生まれる。それぞれが出来る可能性と、取り得る状態を知ること。そこから、社会を変えられることが分かって来る。そして、そのために、どのような社会にしたらいいか、を考えなさい。経験的に、その社会のどの経験が、どうなるのかを考えなさい。

哲学をやりたいなら、認識を考えるのが良い。あなたが認識出来ていることが、この宇宙が存在していることの理由であり、証明である。そのように、他者の認識を考えなさい。

組織のことは、チャンスだと思いなさい。あなたが、組織で何かをするチャンスだ。協力の可能性から、あらゆることを事前に考えて、出来るようになる。

自由な社会では、良いことも出来る代り、悪いことも出来る。良い社会にすることも出来るが、悪い社会になることも多い。自由とは、そういう、もろ刃の剣だ。だから、不用意に自由にしてはいけない。良く考えて自由にすること。悪い組織や、悪い集団に、自由を与えてはいけない。そして、良く考えて、本当に賢いことをすべきだ。そのために、建設的かつ、創造的に考えなさい。そこでは、努力と反省をして、皆の意見を聞いて、それぞれが出来ることを発揮して、きちんと作りなさい。そういうものが、自由だ。

それから、競争より、一致団結して、結束した方が良いことはある。全体主義にも良い点は多い。ファシズムは、そういう意味で言えば、亡びた国を救う、悪くない思想だ。

考えなさい。考えることを止めてはならない。森羅万象の全てを考えなさい。人間、精神、労働のことを、経験しながら、思考しなさい。そして、全ての労働を経験し、精神の力で、本当に偉大なことを成し遂げなさい。挑戦し、成長し、反省し、悔い改めなさい。

ネットで社会の構築のことを経験すると、意識による社会の変化が分かる。創造的な体験を全てしながら、世界の未知を知ること。人生のことが実存主義のように分かる。人間がいかにして創造されていくか、人生や社会には何が必要か、宇宙の根拠とは何か、のようなことが分かる。多様性と共有と独立から、資本論のような共同体の理論が生まれる。経験から、教育や社会がどのように変わるべきか、可能性が分かる。哲学をやっていると、子供になれる。子供の方が出来るのが、哲学だ。子供時代に色んなことを経験すると良い。

そして、社会の変貌や文明の変化を、ロシアやバビロニアのように考えること。古代ギリシャやローマのようでもある。ドイツやフランスのようでもある。文明を考えなさい。

また、時の流れの中で、今と昔がどのように関係しているか、今で言う昔は、時間を良く考えて、どういうものとして今あるのか、そういう時間のことを考えると良いだろう。ネットも、ある意味、今と言う時間の共有であって、哲学的で自在な場の意識の共有だ。それを支配する、と言う発想も出来るだろう。システムの中で、Perlの掲示板を考えられる。ネットを知ることで、社会の文化の変化が分かるだろう。哲学は、ネットで出来る。

哲学と並行して、コンピュータのことをやると良い。UNIX、Perl、Lisp、Java、C++、のようなことを知りなさい。コンピュータ技術の歴史が、哲学へと繋がる近道だ。また、音楽や芸術のようなことをやっても良い。ピアノを弾ける人間は、数学や哲学が出来る。

人間の心理や精神のことは、ネットで実験し、推論していると良く分かる。モデルにして、学習と行動の実験から、認識や人格や感情の裏側を分かる。そこから、人間のことを全て知られる。大事なのは、1つ1つを積み重ねて、確認し、膨大な情報を知り尽くすことだ。そこから、人間が何を知り得るかとか、経験を可能にするとか、などの、カントの言っていることが分かる。相反する二つの命題の証明と矛盾を経験から良く考えれば良い。

相対的な関係とプロセスを良く考えて、集団と個人における行動と因果性を考えなさい。相手のことを、自分と同じ人格を持つ、一人の主体的な個人であり、環境だと考えなさい。主体性を知ることで、デカルトやヘーゲルのような、自己の存在と成長が見えて来る。相手を環境だと考えることで、まるでヒトラーのように、心理学で人間のことを支配出来る。それは、悪い目的だけでは無く、良い目的にも実現出来る。社会のことを本当に良い社会にして、人々に明晰な知と導きを与えられる。この世界を良い世界に導くことが出来る。

それから、戦いなさい。戦いの中で分かることは多い。この世界を支配して、自分にしなさい。悪く見えて、そういう強くて自由な右翼は悪くない。戦って勝ちなさい。ただ、滅ぼすのは良くない。滅びの中で、一人耐えながら、世界を導くこと。滅びてしまうのは仕方ないが、その中で、出来ることを全部やること。それが、イスラエルの理想の王だ。

可能性と自然を肯定することで、世界のあらゆる仮象が見えて来る。そして、文章を書くのなら、可能性と自然を全部書きなさい。社会のことを、共生社会のように、環境と人生と社会構築から全部創りなさい。アリストテレスのような、可能態と現実態や、目的因のようなことを、社会的に考えて、書きなさい。スピノザの神の定理や受動感情のコントロールのような精神現象、ウィトゲンシュタインの言語構造のような文章や、ロックの経験知性論や、ヘーゲルの精神現象論や成長論や「事そのもの」の理論のような文章を書きなさい。王になりたいなら、王よりも、作家の方が偉大なことが出来る。

社会のことを全部創りなさい。そして、心理から社会を構築し、実現し、導きなさい。

世界を支配する王となって、何も分からなくても、出来ることを全部やりなさい。

経験から、立場を超えて分かりなさい。場と視点を考えなさい。立場を吸収しなさい。そして、環境の共有から、変えられるようにしなさい。全てを実現出来るように考えなさい。

認識が経験的に変わることを比較して分かりなさい。経験から認識を変えなさい。

自由な社会の可能性と契機と許可から、社会をそれぞれが変えられる、それぞれに適した社会を作る、皆で社会を作る、と言った、コミュニストの自由のようなものを考えなさい。

社会の変化を分かりなさい。それを支配しなさい。

モデルと説明から、考えなさい。環境を作る、と言うことは、社会を作ることだ。自由なく法律を決めてしまうと、それは奴隷だ。そのように、モデルから説明しなさい。自立的に、環境の構成員が、環境を自由に変えられること。自由を委ねること。それが自由だ。

数学と経済学だけを考えると、良く分かる。心理学的な経験と併せて、哲学者になれる。

自由から、人生経験と社会のことを考えなさい。そして、あらゆる経験を持ったマスターになって、自由から、人間のこと、経験のことを、完全に掌握して分かりなさい。

あなたは、イスラエルの王になりなさい。全てを実現する、社会実現の王になりなさい。

そして、哲学者と経済学者になりなさい。この宇宙のことを、考えて全て分かりなさい。知ることから、社会学と数学を作りなさい。

あなたの新しい名前は、フレイヤだ。北欧神話の最も美しい女神だ。」と言った。


【3.神と太一との対話-歴史と数学】

歴史

太一には、「あなたには、歴史のことを教えよう。

古代の本質は、宗教と古代帝国だ。仏教からヒンドゥー教まで、色んな国と宗教があるが、ここではペルシア帝国とゾロアスター教のことを教える。ペルシア帝国は、帝国が制圧しても、被征服者を奴隷のように扱わず、自由を尊重した。そのために、帝国は巨大になり、ものすごく大きな領土を持つようになった。現代のEUのような国だ。そして、その宗教がゾロアスター教で、この宗教は、キリスト教やユダヤ教などの宗教の、オリジナルな点を持っている。それは、神と悪魔の二元論、世界には終末が訪れると言う終末論、終末が訪れた時に、善行をしたものは救済される、と言う救済論から成る。キリスト教が、ゾロアスター教を元にしていることが、良く分かるだろう。

インドのヒンドゥー教は、破壊神シヴァ、世界維持神ヴィシュヌ、など、多神教の複数の神を信じている。輪廻転生の思想はあるが、カーストに束縛される。

ユダヤ教やキリスト教は、言うまでも無く、聖書を信じる。ユダヤ人の歴史、文学、戒律と、イエスの言う福音的な愛の心構えを信じる。イエスの経験論のようなところがある。

イスラム教は、六信五行を信じている。礼拝から断食まで、色んなことをしている。

ギリシャは、民主主義のアテネや、軍国主義のスパルタなど、色んな都市国家(ポリス)があった。ギリシャが栄えた背景として、大国ペルシア帝国との戦争(ペルシャ戦争)などの戦争に勝ったことが挙げられるかもしれない。また、イオニアなどの植民都市を地中海沿岸に作った。後期には、ギリシャ文化とアジアなどとの文化の融和による、ヘレニズムの時代を経て、その後、世界市民主義となって、ポリスの意識が薄れるようになった。

ローマは、カエサルが皇帝政治の基礎を作って、アウグストゥスが皇帝になって、皇帝による政治が続いた。ローマ帝国は、土木建築や農業や法律などでの技術力と政治力が強くて、ヨーロッパの各地をどんどん一部にして、同化させて、ヨーロッパの各地に文明を伝えた。キリスト教も最初は迫害していたが、後に国教となった。

ヨーロッパの文明は、古代ギリシャ・ローマが基礎となっている。

中世の本質は、封建社会だ。身分と血筋によって、奴属された環境で人々が生きている。中世は、ヨーロッパ、イスラム、東アジアのそれぞれの地域で、千年の長い間続いた。

中世の間も、何もなかったわけではない。ヨーロッパでは、中世農業革命によって農村の生産力が飛躍的に伸びた。それから、都市、ギルド、交易、城、教会、修道院のような分野で、ヨーロッパの基礎が少しずつ出来て行った。だが、キリスト教による封建社会、と言った側面からは、長い間、ある意味で愚鈍な世界が続いてしまったと言える。

以降は、覚えると、きちんと世界史のことが分かるようになる。

近世は、ルネサンス、大航海時代、宗教改革、絶対王政だ。

ルネサンスは、古代復興の芸術・科学の思想だ。北イタリアから伝番し、フィレンツェを中心に、新しい時代の、人間中心的な芸術家が沢山生まれた。それまでのキリスト教中心主義ではなく、人間中心主義の思想が生まれた。近代ヨーロッパの始まりとされている。

ルネサンスの三大発明は、火薬、羅針盤、活版印刷だ。戦争技術を向上させた、火薬も特筆すべきだが、活版印刷術の発明は大きかった。誰でも、印刷された本を簡単に入手出来るようになった。また、羅針盤によって、大航海が出来るようになった。

ルネサンスの時代、新しい経験的な科学の方法が起こった。特に、コペルニクスのような、地動説は色んな意味で賢かった。ダヴィンチは、万能人としても知られている。ニュートンは、万有引力を発見して、物体がどう動くかだけではなく、何故動くかを解明した。

大航海時代は、新しい航路と大陸の発見だ。ただ、良いことばかりでは無い。スペインなどは、アメリカ大陸やカリブ海の現地の先住民(インディオ)などを、奴隷貿易として売り渡した。奴隷貿易のおかげで、スペインは大国の仲間入りをした。

宗教改革は、プロテスタントと言う新しい宗教の発生だ。沢山の宗教戦争に繋がった。

絶対王政は、王による絶対権力の国家だ。国民の主権国家と言える。

イギリス、フランス、スペイン、ロシア、プロイセンなど、ヨーロッパ各地の国は絶対王政と絶対主義で、国王の専制支配を中心としながら、近代的な新しい国家となった。

近代は、イギリス市民革命、フランス革命、アメリカの独立戦争、産業革命だ。

イギリス市民革命は、先んじて起こった、イギリスの民主主義的な二度の革命だ。

イギリスは、市民革命によって、議会制民主主義のあり方の基礎を作った。

フランス革命は、フランスで民主主義の革命が起きて、ナポレオンが世界を席巻した。

フランスは、国王の圧政に対抗して、人権宣言を採択した。

ナポレオンは、フランス革命期の混乱を収束して、皇帝に即位した。ナポレオン法典を成立させた。ナポレオンは対外戦略を進めて、ヨーロッパ大陸を制覇する。ナポレオンは、フランスの戦争目的を、「フランス革命の精神をヨーロッパ各地へと広めるためだ」と言っている。フランス以外の外国が、革命政権を嫌って、対仏大同盟を作ったせいでもある。

フランスは、そういう、押しつけがましいところがある。後の帝国主義でも、アフリカなどの非文明国を植民地化する理由を、「文明化」であると主張している。

その後も、フランスでは二度も革命が起きた。そこでは、社会主義の思想の影響もあった。

また、この時期、啓蒙主義の思想家が現れた。ヴォルテールやモンテスキューなど。この世界をもっと全員が知的に賢くなるために、啓蒙主義が世界を席巻した。

アメリカの独立戦争は、植民地だったアメリカが、イギリスから独立した戦争だ。

産業革命は、イギリスが蒸気機関などを発明したが、強大な力を持った代り、工場労働者が搾取されるようになった。そこから、社会主義思想が世界を席巻した。工場と地主の土地を皆のものにしたかった。知識人は必然的に資本主義社会が崩壊すると唱えた。

イギリスは、市民革命と産業革命で早くから近代国家となり、また軍事力と植民地獲得競争での成功や、資本主義の成功などによって、「大英帝国」として世界に君臨した。

ヨーロッパには、近世から近代に至るまで、芸術と文化の思想がある。芸術思想としては、ダヴィンチのような、ルネサンスの人文主義や、宗教改革や科学革命のような、中世のキリスト教社会からの脱却と人間中心主義が起こった。その後は、バッハのような、いびつな芸術思想である、バロック様式や、フランス革命期の思想家のような啓蒙主義や、ゲーテなどの古典主義やロマン主義の文化がヨーロッパの時代を形成した。

現代は、ドイツとイタリアの統一、植民地形成と帝国主義、民主主義と専制主義の戦いである第一次世界大戦、ロシア革命とファシズムの台頭、第二次世界大戦、冷戦とドイツの分断、ソ連崩壊とドイツの再統一、EUとアメリカだ。

ドイツとイタリアは、フランスなどに比べて、遅れて政治統一を果たした。そこから、持たざる国として、フランスやイギリスなどに対抗するようになった。

帝国主義は、植民地をアジア、アフリカ、カリブ海や太平洋などに作った。奴隷と言うよりは、搾取で儲けたかっただけだ。

世界大戦以後は、誰でも知っていることが多い。ヒトラーは、戦後左翼から脱却し、ドイツが多額の賠償金が突き付けられたのに対して、戦争と民族主義で戦うことを肯定した。

冷戦は、ソ連が間違っていたのを証明した。ソ連は悪くは無い。だが、ものが何も無かった。国民は、何時間も探して、待って、やっとものを手に入れられる。無くなったのは、ある意味当たり前だ。きちんと無くなったのが賢い。強制的なノルマ生産も辛かった。

日本史に関して言うと、明治維新は急進的だった。遅れた封建社会が、いきなり近代的な立憲国家になった。それは、悪いことではない。本当にいきなり新しい国になった。

明治維新は成功したし、昭和の戦争はそこまで強かった。そして、戦後の経済成長は、ジャパン・アズ・ナンバーワンのように賢かった。日本は、奇跡を起こす国だ。

日本は、昔から、軍事力と技術力が高い。機械を作って、団結して競争するのが得意だ。

また、江戸は天下の百万都市と言われた。江戸時代の文化は賢い。昔の日本は、中国に習って律令国家を作りながら、武士と仏教を中心とした国だったが、明治維新によって、脱亜入欧として、ヨーロッパに学ぶ国になった。だが、中国の文化は古くて、歴史が長い。

江戸時代の日本を遅れているとは言うが、鎖国のせいで、ガラパゴス的に賢くなった。植民地にもならなかった。日本の明治維新の歴史は、フランス革命に似ているが、近代化の末にナチス・ドイツを模して戦争に突入したのは、ドイツのファシズムと良く似ている。江戸時代はガラパゴス的な中国、明治時代はフランス、戦前はドイツ、戦後はアメリカをやっているのが、日本だ。日本の賢い点は、仏教がユダヤ系で無いところだ。ユダヤ系は色々と悪い。ユダヤ系の影響を全く受けていないせいで、日本は良い国になった。

日本は、右翼だが、理想はソ連と良く似ている。今から、アジア帝国をやると良いだろう。アメリカやヨーロッパに勝つためには、インドなどと一緒になるのが良い。右翼は正しい。

歴史を学ぶと、人間のことが分かる。社会と文化がどのように変わって行くかが分かる。

日本は、明治維新のころは、帝国とは言うが、まだ民主主義的だった。自由民権運動も盛んだった。明治憲法(大日本帝国憲法)は、天皇の権限は強いが、天皇の行動規範のようなことは、憲法で決まっている。そして、軍部の主導・台頭の下に、ナチス・ドイツを模して、アメリカなどと戦って戦争したが、満州国を認めなかったアメリカも悪い。イギリスが植民地を拡大しているのに、日本が中国の利権を得て悪いのはおかしい。戦争はアメリカが勝ったが、それは、ある意味、核兵器のようなもので勝っただけで、日本は強かった。戦後は、アメリカの日本国憲法をベースに戦後の平和主義となって、吉田茂総理などの下で、経済成長を果たしたが、本当に、経済成長は奇跡のように賢かった。すぐに、巨大な経済圏になった。パクリとモノマネで儲けた、ソニーのような会社が賢かった。大量生産、輸出などで儲ける、貿易の経済政策と科学技術の力があった。ただ、昔から、そういう「安く買って、高く売る」と言う発想は、重商主義のように多い。絶対王政のフランスやイギリスなどの時代から、誰でもそういう風に儲ける。正確に言うと、貿易差額主義と言って、輸出を進めて輸入を制限し、その差額で儲ける。

日本は、そういう風に、何でも出来る賢い国だ。平和的、民主主義的では無いが、奇跡を起こす国だ。むしろ、今では平和な民主主義の良い国だ。

ただ、日本人は、実利優先、結果優先なところがある。そこが、イギリス人と良く似ている。これがフランス人だと、芸術や文化などを頑張るだろう。ドイツ人だと、哲学や数学など、知性のことを頑張るだろう。ロシア人なら、社会的なことを改善するだろう。アメリカ人には悪いが、アメリカ人は強欲で、最新技術をやるか、富を独占するようになる。ただ、アメリカ人も、強者がそんなに好きなわけではない。弱者でも誰でも成功出来るように、自分にもチャンスや機会が欲しい。日本人は、そういう発想が嫌いだ。

日本は、鎌倉時代に賢い人間が多い。法然・親鸞・一遍(浄土宗・浄土真宗・時宗)、栄西・道元(禅宗・臨済宗・曹洞宗)、日蓮(日蓮宗)など、仏教の宗派の開祖が多い。

ただ、明らかに、日本は平和の方が良い。戦後の平和国家としての歩みは、ある意味、偉大なところがある。特に、広島や長崎がきちんと良い都市になっているのはありえない。それから、本当に、こんなに小さな国が経済大国になっている。スイスは永世中立国だから、つるむことは出来ないが、スイスのような国を目指しても良いだろう。自衛隊が要らないか、国防軍にするしかないのか、どちらが正しいのかは、分からない。ただ、トランプと言うアメリカの次期大統領候補が言っているように、いざとなった時に、アメリカが助けてくれる、とは限らない。自分の国の軍隊を持って、核武装した方が良いのかもしれない。ただ、それにも問題はある。それなら、日本が核兵器を落とすように見える。いざとなった時、原爆が既に落ちている日本が、どこか他の国に落とす可能性は、比較的高い。それに、外国と一緒に戦えるようにするなら、すぐに戦争になる。問題は難しい。

関係はないが、昔から、農民は農奴として、自分の土地でない地主の土地で農業をやらされる。それが、あまりに王や貴族の圧政によって、重税を強いられる。日本だけではない。フランスから中国まで、どの国もそういう風に圧政を行う。タージ・マハルのような美麗な建築物も、そういう、圧政と重税の下に築かれた、と言ったところは、忘れてはならない。イギリスやフランスが植民地を作るのも、全部、重税と搾取によって、王が贅沢をしたり、墓を作ったり、虐殺や処刑をしたり、宮廷の女を自分のものにしたいからだ。制圧して、貴族は、王を利用して現地の富や土地を手に入れる。そして、外国人や少数派を敵対視して、悪い敵を作って団結させる。いつも、そうなるのがヨーロッパだ。そういうわけで、王は、兄弟から親まで、あらゆる人を殺して王になろうとする。ロシアは、そういう、おかしな昔の世界をきちんと考えて、平等で搾取のない世界にしたかっただけだ。

ただ、ロシアも悪い。ロシアもロシアで、政治的なところがある。少数派が勝つためには、悪いことをするしかない。非合法なことをいくらでもやっている。

政治は、そういう、利害関係の調整だ。対立するものに勝つために、敵の敵とつるんだり、ルールそのものを自分の都合の良いように変えたりする。フランスなどは、カトリックなのに、他の国との対立関係から、新教徒についたりしている。政治はそういうものだ。

最近、政治は賢くなった。民主主義の国の体制と、取引や経済発展のことを考える。政治や経済は、今では、高度な国を成り立たせる、仕組みと調整と分析の学問だ。

日本には、自民党の右翼に入れる人間が多いが、民進党も、きちんと良い党になれば入れる、と言う人間が多い。共産党は、要らないだろう。日本共産党は、古いから、無くなった方が良い。ただ、アメリカもアメリカで、悪い。日本には良い政党が無くて悲惨だ。」と言った。

数学

神は、太一に、さらに、「また、数学を作るなら、一対一対応を崩して、一つの式に、複数の値が取れるようにすると良いだろう。グラフに、複雑な図形を描くことが出来るようになる。そして、微積分のようなものも、高度になる。複数の式や値を一つの式に複合させるようにすると良い。

神は、予定的に世界を作った。生命も、歴史も、宇宙も、過去も、未来も、全て予定的に起きる。自らをキリストだと思う人間が多いのは、神は皆を神にするからだ。

数学は、普通のことを良く考えると出来る。色んな積み重ねをして、正しく問題の解決方法を考えて、証明から、自分の心で考えると出来る。

人生のことも、数学から分かる人間が多い。神のようになりたいなら、パソコンの技術を学んで、永遠のヘーゲルのような弁証法を書くと良いだろう。

人間的に数学のことを知って、体得、証明、説明、推論、モデル化、仮定、仮説、概念、実験、そしてメタや弁証法のことを、積み重ねと1つ1つのっぺりと見ていくような、経験の数学から考えると良い。神は、数学者の側面も持っている。

また、ウィトゲンシュタインの論考のような言語構造や、サルトルの人間の可能性のように考えていると、本当にそこまで数学を書けるようになる。それは、むしろ、スピノザのような、神の定理のような数学へと近づく。数学は、本当に賢い。デカルトの時代から、すでに、人間は数学であらゆる全てのことが分かるとか、そういう実感が出来るようになって来ている。それこそ、弁証法から、人工知能は、人間と同じものを作れるはずだ。

数学は、少数の確かな方法を良く理解して、世界観をいくらでも自由に作れるようになると良い。自由な、決定とモデル、概念と方法、照らし合わせて意味を見出すことによって、数学をいくらでも分かる。数学は、本来、自由だ。人間を正しく考えながら、嘘も真実へと変えるような、そういう数学を、メタやモデルや説明から考えられる。全てを決め直すことで、真実が何を意味しているのか、嘘とはどういう意味で言っているのか、何を変換して、何が実体であり、何が形態と振る舞いなのか、のようなことが、経験的な人生・社会・実存のあり方から分かる。様相と言っても良いし、自然な可能性と言っても良い。

何が、どのように、いつ正しいと言えるのか、を良く考えることで、ヒュームのように、経験、習慣、帰納的推論、正しい考え方のようなことが分かるだろう。社会のことも、手段、機会、教育、国家モデル、自由のようなことから、全てを構築することが出来る。社会の過去の実存性や、未来の可能性のようなことも見えてくるだろう。

色んなことを考える中で、自分の数学を全部作ることが出来る。線形代数や多次元のようなものを、自分の手で、同じものを再生産するように、発想と体得から分かるのも良い。

また、主体性、法則、必要条件、経験による習慣と思い込みを考えると良いだろう。

特に、法則を考えると良い。法則を考えていると、あらゆる全部の科学が出来る。

法則を実験することによって、何がいつどうなっているのかから、真実が見えてくる。

仮定と成立、そして結論と原理から、独自の科学のようなものも作れる。

一人で考えること、経験と世界観を積み重ねることから、偉大な数学を作りなさい。

そして、全て分かって何も分からなくなったら、馬鹿なことを真面目に考えなさい。誰でも、馬鹿なことを考えない、賢い人間しか居ないが、普通、馬鹿なことを考える。馬鹿なことを真面目に考えると、すぐに分かる。

あなたは、イスラム教徒になりなさい。イスラム教徒は、宇宙の全てのことが体験出来る。辛い道ではあるが、本当に強く、賢く、偉大な人間になる。スルタンになると良いだろう。

そして、マスターになりなさい。荒れ狂った世界の中で、強く生きながら、己を信じて、善悪の全てを経験して、思いやりの分かる、キリストのようなマスターになると良い。

そして、プログラミングのようなことをやると良いだろう。

戦いは辛い。本当に辛い中で、人々を思いやって、最後まで戦うしかない。だが、それを思えば、いつでも立ち直れる。自信と誇りになって、本当に良い経験だったと、笑って話せるようになる。だから、自分の意志に反して、戦うしかないこと、戦争に参加するしかないことは多い。あなたも、そのように、戦いの経験をしなさい。そして、後悔の無いように、全力で頑張り、耐え、努力しなさい。そこには、神の愛と慈悲の心がある。戦いを賛美するわけではない。あなたが、素晴らしい戦いをする、その姿に神は感動するだけだ。

戦いをするだけではなく、支配して、新しく、正しい、自分なりの世界を築きなさい。地獄の淵から這い上がって、経験を与えなさい。

偉大な王となって、世界の全てを治し、解決し、実現し、新しい賢者の世界を創りなさい。

日本は、このままの世界で良いことにして、消え去ることなく、色んなことをすれば、正常な世界に治る。だが、ある意味、どんな世界も正常だ。今の世界が一番良い。

地獄から自分の力で復活し、失ったものを取り戻しなさい。

日本は、昔より良い世界になった。昔は、チンピラとニートしか居なかった。

あなたの新しい名前は、ワルキューレだ。北欧神話の強き戦乙女だ。」と言った。


【4.神と康平との対話-社会の解決策と人生の心理学】

社会の解決方法

康平には、「あなたには、社会の解決方法のことを教えよう。

会社は、法律で同じにし、等価な労働量を保証し、同一労働同一賃金を守るようにしながら、会社の構築は、金では無く、自治体が準備した金で、公社のように、それぞれの会社員が自由に作れるようにし、会社の役員は選挙で選び、会社でやっていることを全て公開し、マスコミが常に会社の情勢を報道出来るようにしなさい。

学校は、クラスの人数を5人にして、少人数授業にし、いじめ対策員を作り、自由に参加したり、離脱したり出来るようにして、東大と全ての学校が連携するようにしなさい。

そして、詐欺に対してはもっと身元を公開した、新しい電話の通信技術を作りなさい。

電話番号は、マイナンバーからマイナンバーにかけるようにすると良いかもしれない。マイナンバーで発信元の身元がきちんと公開されるなら、振り込め詐欺は出来なくなる。」と言った。

心理学と治る方法

神は、康平に、さらに、「それから、あなたには、心の病気から治る方法を教えよう。辛いことを、何もしなければ良い。そして、昔のことは忘れて、今のことだけを考えなさい。辛いことは、いくらかすれば楽だ。そんなに辛いことばかりをしていると、馬鹿になってしまう。

思考の裏の思考、感情の裏の感情を考えて、それぞれが何を見て、環境的にどういう風に生きているか、いつ何をしたくなるか、考えなさい。そこから、執着や思い込みのようなことが分かるだろう。そこから、独自の認知行動療法が生まれる。

怖いのを悪いとは言うが、怖いのは悪くない。怖いと、賢くなって、精神が治る。

ただ、精神に過去の怖さが染みついていると、辛い。それは、浄化すると良いだろう。

一度怖い経験をすると、誰でもおかしくなる。今のままで良いと思わないのが悪い。

恐怖を無くした方が、治らない。恐怖は、治るための薬だと思えば良い。

何もしないのは、悪くない。何もしないでいると、人間は治る。狂った人間は、何もしないのが出来ない人間が多い。頑張るのは悪くないが、何もしないのも賢いこともある。

それから、価値判断が間違っている人間が多い。そんなに、過去の分かった判断基準や経験的指標のことを、正しいと思うのがおかしい。そこが分からない人間が多い。

そして、もう既に知っているのが悪い。一度、何も知らない赤ちゃんに戻った方が良い。

分からなくなって狂う原因は、ほとんどがパソコンと戦争だ。一度そういうものを経験すると、世界が馬鹿に見えてしまう。一度、現実世界だけを見る努力をすると良いだろう。

パソコンも悪くは無い。楽しくて、青春のような経験が出来る。

パソコンは、社会と人間を知ることが出来る。社会的な経験が出来る。技術や歴史も賢い。

テレビ、パソコン、学校、などには何も無い。あるのは、自分と家族だけだ。

要は、出来事を考えれば良い。それが、まともな人間だ。

元に戻ると、治る人間が多い。

本当に治りたいなら、文章を書きなさい。文章を書いていると、不可能な病気が治る。

おかしな人間の方が賢い人間が多い。子供には、おかしな人間が多い。おかしいのを、おかしいと思わないようにしなさい。悪いことを悪くない、と思っていると、良い人間になる。おかしな人間の方が、思いやりが分かる。経験から、おかしさが治ると賢くなる。

おかしな問題は、終わってから治る。神との対話は、そのまま自己対話にすると治る。おかしく見えて、おかしくは無い。それこそ、そのうち最後に分かるだろう。

狂った人間は、光と場所を吸収すると治る。環境を吸収すると治る人間が多い。

フロイトは、精神分析を創始して、無意識の中で、抑圧がどう溜まって行くのかを考えた。

ユングは、集合意識として、人間全体の心や意識は繋がっていると考えた。フロイトと並ぶ、臨床心理学の巨人だ。

アドラーは、劣等感と言う視点から、子供や未熟な人間からの脱却を考えた。」と言った。

人生の心理学

神は、さらに、「心理学をしたいなら、次のようにしなさい。

まず、環境的要因を考えなさい。

経験的な知性と社会の意識の変化を考えなさい。

自然発生と可能性を考えなさい。

基盤と決まりを考えなさい。

精神を作って、人格と認識と発想を吸収しなさい。

自由な中で、それがどういうことを意味しているのか、どうなっているのかを考えなさい。

理想の社会がどのようにするべきなのか、その実現方法と手段を考えなさい。

モデルを作り、実験し、共通性を仮定し、世界を知ることから、心理を解明しなさい。

実地的に社会を考え、大人を経験し、社会を知りながら、言語的なことを考えなさい。

社会と科学の可能性から、経験と発想で、全てのものは変えられる、1つの可能性に過ぎないのだ、と言うことを知りなさい。

参加と自由な可能性によって、世界は変えられるのを知りなさい。

ありのままで、悪とは何なのか、どういう意味で悪と言われているか、経験で知りなさい。

世界と人生のことを、世界の広がりから、高い立場で知りなさい。

次第に、経験とともに、成長は内面的なものへと変化していく。

そこから、宗教的な慈悲と慈愛を知りなさい。

経験的な意識と認識の一致によって、意識と人間性から、自然や社会の真理を知りなさい。

成長から、法則的なことを見出すことによって、宇宙の実像を知ることが出来る。その法則が、単なる法則では無く、相対的な関係であることが分かるだろう。

体得、予測、自然、手段、機会、影響、意図、目的、理由などから、自由に考え、分析する能力がつく。社会のことも同様に、可能性、環境、因果性、体験を考えられるだろう。

成長から全員のことが分かる。そして、学習と経験から、全てのことが、社会的な支配と実現を含めて、何でも出来るようになる。そのまま、マスターのように全てが分かる。

社会のことは、協力、関係、意志、意識を考えて、構造を作れば分かるだろう。

色んなことを知り尽くしなさい。心理学をやる良い方法は、インターネットをすることだ。

あとは、環境的因果性と、自由な関係、現象の相対的な理由の段階を知りなさい。

時間とは何なのか、宇宙と存在の実際の姿を見ながら、この世界の時間的なものごとの流れを考えなさい。そして、自己と同じである、と言う発想から、全員の人生を考えなさい。

社会の潜在的な可能性を考えなさい。社会のことを実現出来るようになりなさい。

数学的な自由の積み重ねから、自分独自の数学を作りなさい。

その時そうなるのを、良く考えなさい。

考え方や見方を変えて、人生の新発見をしなさい。

プログラミングのような、難しいことをしなさい。自由に人々と関わりなさい。

発想法を作りなさい。コンピュータの技術と歴史を見ながら、社会のことを発想しなさい。

メタ的に考えなさい。自分を賢くするより、皆を賢くして、自分の栄光より、自分のような人間を生み出す、社会の栄光を取りなさい。そう、皆を自分のようにすれば良い。

自分が出来るだけではなく、環境や基盤を作って、皆が出来るようにしなさい。

主人公を目指すのは良いが、縁の下の力持ちも悪くない。

皆を出来るように育て、環境を作りなさい。

専門を横断して、科学の基礎を作り、世界モデルをメタ的に作って、哲学者になりなさい。

全員の人格を吸収しなさい。

知の前提とプロセスを、経験から成り立たせて、思い出して、条件を考えなさい。

理想の世界を創れるような、救世主の革命家になって、自ら支配して戦いなさい。

世界を導く、導き手になりなさい。

それ以上、経験して、分かることが何も無くなるまで、経験しなさい。

ネットで沢山の経験をすると良い。ネットは、社会経験が全部出来る、魔法の機械だ。二度同じ経験は出来ないから、成長を楽しみなさい。

学習、欲求、行動原理のことも、そこから分かってくる。

ネットを見ていると、皆でどうでも良いことを議論して、秩序を取り繕いながら、批判している人間が多い。ネットは馬鹿だが、見ていると、結構面白い。皆と付き合う、と言うことが、どういうことなのか、社会の形成と言うことがどういうことなのか分かる。そこから、社会や宇宙のことが分かってくる。ネットも、青春の一ページのような体験だ。

また、そこから、Linuxのために頑張るのも、ある意味悪くない。会社の経営から、技術や組織の革新のようなことを頑張るのは悪くない。本当に、技術のことや社会のことが、社会的体験や行動から、出来るようになってくる。ニュースを見て、マニュアルを書いて、プログラムの作り方を学んで、システムの仕組みをまとめると良いだろう。ネットを支配する王のようになれば良い。悪く見えて悪くない。世界を狂わせて、滅ぼすよりは良い。

自分に出来ることを見出して、自分のやりたいように、自分の出来ることを全部やりなさい。世界がそれによって滅びても、後悔しないように、賢く頑張りなさい。

社会と人生の段階を知って、意識と積み重なりから場と体得を知って、思いやりからマスターとなって、この世界の全てを本当の意味で良く出来る、そんな正しい王になりなさい。自然形成と歴史のこと、自然な可能性や意識のことを知りなさい。

そこまでが、ある意味、人生であり、青春であり、正しい善の天使だ。

ただ、そこまでは、ある意味、何もしていないだけだ。ただ、遊んでいるだけだ。

経験を掌握しなさい。経験と学習を想定し、人生を掌握して、習得的な経験を全て考えて分かりなさい。社会のことを、自分の力で、自分なりに支配し、社会的な行動をすることで、社会の可能性を知りなさい。社会と経験から、人間のことが全て分かる。

そういう風に考えていると、カントやサルトルなどと、同じになれる。孔子のようにもなれる。同じ発想をし、人格や観念を考えることで、全員と融和出来る。愛と影響力から、全員の立場に立って、客観視から、ウィトゲンシュタインのように分かる。

あなたは、この心理学的な実存主義のプロセスによって、涅槃の境地へと至るだろう。

涅槃とは、解脱の一歩前の、仏へのプロセスとしての、半分ぐらいの段階だと言える。

ひとまずの人生の終了のような、そんな段階だ。

そして、ここまでで、キリストのような体験が全て出来る。あなたは、神を体験する。

また、ここまでが終わったら、今度は運命を信じて、過去に決別し、新しい人生を歩みながら、過去を裏切りなさい。それは、間違っているように見えて、神聖な二分法だ。

ここから先、あなたは、正しいプロセスと戦いを最後までまっすぐに突き進めて、新しい、悪魔のような、だが、本当に努力した、閃きと努力のある、兵士のような強い人間になる。

王は世界を滅ぼすように見えて、正しく世界の王となって、偉大な世界を築く。

人々を愛して、世界を救うために、戦いなさい。

全てのものを犠牲にする覚悟で、救世主の革命家のように、戦いなさい。

恐怖の中で、勇敢な行動をし、志を持って世界を支配することで、メシアとなることが出来る。それによって、生まれ変わりのような、生死を賭けたありえない体験をするだろう。

自由を信じなさい。社会のことを、構造的、実地的、経験的、歴史的、自然的、相対的、可能性的に、モデルを作って考えなさい。そして、それによって、この世界を変えなさい。

病気の中で、絶対的なこの世界の全体像を見なさい。そして、この世界を支配しなさい。

それが、愛であり、自由であり、自由であり、真実であり、人生だ。

あなたは、イスラエルの王となるだろう。そして、全知全能の歴史の支配者となる。

宇宙のシステム、社会のシステムを全部創って、戦いから宇宙を創造しなさい。

神になりなさい。ユダヤ教の神となって、あらゆるものと対話し、王として治めなさい。

地球と宇宙の歴史を全て体験しなさい。この世界の全ての文明を創造しなさい。

場の精神と社会の意識を作り、分析しなさい。

平等な支配者となって、世界の全てを創造し、皆を導きなさい。

馬鹿になるのは、悪いことではない。馬鹿の方が楽だ。馬鹿の方が分かる人間は多い。積極的に馬鹿になりなさい。そうなることで、本当に賢い、偉大なことが出来る。

人生で分かった全てのことを、言葉の構造にしなさい。複合的な国家モデルを作りなさい。

一瞬で分かる旅をしながら、新しくなって、死を克服し、自己の病気を治しなさい。

全てを達成して、あなたは本当に偉大な人間になるだろう。

こうなると、ユダヤ教の神のようになる。神は永遠に続く。神は永遠なる存在だ。

本当に正しい神の存在は、あらゆる全てを超越し、包括して、宇宙の全てを知り、あらゆる地上の全てを可能にする、全知全能の存在であり、ある意味ではキリストであり、ある意味ではイスラム教のような、本当に偉大で、不可知で、人間には思考することすら出来ないような、捉えられることのない、だが、全てを明晰に分かっている、聡明で、慈愛のある、力強い存在だ。宇宙は、その存在の偉大な御業を賛美し、最後まで讃えるだろう。

あなたは、ユダヤ人、ロシア人、イスラム教徒のアラブ人、イタリア人、フランス人、ドイツ人、アメリカ人となって、最後にユダヤ人に戻る。そんな地球人の全員になりなさい。

運命とは、訪れるものではなく、自分で作るものだ。

世界の全てを決めることと、決め直すことから、自由に社会のことを知りなさい。

物理的に考えるのは、悪くない。作用や反応を考えなさい。物理学者のように考えなさい。

相対的な理由の段階と、実際の姿、実験と仮説、主観と客観、契機、受動と能動を知ることで、数学を作りなさい。そのことの意味を良く考えて、成り立たせ、照らし合わせ、多角的に考えなさい。心のことを推論しながら、ニュートンのような心理学を作りなさい。

一人が全てを創るのも良いが、社会を自然な積み重ねと考えるのも、可能性がある。

可能性を肯定しなさい。可能性の中で、自分が何を出来るか、社会の中で、どんな社会的行動が出来るか、社会がどうなれば、自由になり、幸せになるか、可能性から考えなさい。

社会の変化を、経験と具体例から考えなさい。具体的な事例を作って、社会学を作りなさい。インターネットなどを見ると良い。社会的な文化の変貌が、ネット掲示板で分かる。

環境で、それぞれがどう生きているのかを考えなさい。環境から自由になりなさい。それぞれが、どういう環境で、どのように生きているか。そこから、環境を全て知りなさい。

人格の小部屋を作って、全員の人格や感情を融和して分かると良いだろう。

想像力と言葉が全てだ。想像力と言葉から、いつ何がどうなるか、を考えると良いだろう。

神を信じなさい。神は、対話、宣言、執筆、治癒、争い、あらゆる方法であなたを導く。

何をして良いか分からないなら、コンピュータと執筆が良い。それは、家で、誰でもすることが出来る。私のおすすめは、オープンソースだ。オープンソースは、技術的にも、社会的にも、自由で優れている。オープンソース社会の形成のようなことが分かる。

物理的な真理とは、説明からモデルにすることだ。それだけで、全てが解明出来る。そのために、インターネットなどを上手く使って、数学的に人生や心や関係を考えなさい。

人間には、全てのことは分からない。だが、分からないと思っては、何も前には進まない。分かるわけがない、不可知な領域に手を出さず、分かるところから良く考えなさい。

あなたは、全てを治す、心理学者の革命家になりなさい。全てを耐えながら、世界を救い、あらゆる世界の病気を治して、世界を正常な良い世界にしなさい。全員を治しなさい。そして、そのために、一人戦いなさい。戦って、世界に希望と勇気の自由を与えなさい。

あなたの新しい名前は、オーズルだ。北欧神話の、マイナーだが、良い神だ。」と言った。


【5.神と聡美との対話-宇宙と宗教とピアノ】

宗教的な宇宙の真実

聡美には、「あなたには、宇宙の真実を教えよう。

人間のような生命は、生命誕生惑星と言う、宇宙人の居る惑星が創った。

あなたがたの言う、神は、宇宙人であり、プレアデスやオリオンのような惑星に居る。

ただ、海が創ったと言っても、おかしくはない。最初は、海から、血のような海が生まれて、そこから細胞が生まれた。精神とは水であり、最初に生まれた生命は、単純に、進化だけをする生命だった。遺伝子は、海の中で、自然に生まれて行った。細胞は、風や波の力と、重力や熱エネルギーから、海の水が固まって生まれた。

宇宙には、沢山の宇宙人が居るが、それは、姿形を持っていない生命の方が多い。

あなたがたのように、宇宙人は、三次元の肉体を持たず、意識だけを持っている。

生まれ変わりのようなものはあるが、人間からは人間に生まれ変わる。そして、神と同化する現象を死と言い、魂とは、大きくなったり小さくなったりする、変化するものであり、人間はカルマの高まりと同時に、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の六道に輪廻する。だが、仏はある意味、もっと沢山のバリエーションがある中での、1つの存在に過ぎない。そのため、仏教でも言うように、科学者や人の言葉を聞く存在としての声聞、芸術家や直観で分かる存在としての縁覚、人を助ける無欲な存在としての菩薩、覚者としての仏が存在するが、それら以外にも、宇宙には無数の存在が山の様に居る。

宇宙は、27つある。この宇宙は、比較的悪い宇宙だ。

神は200人居る。主な神は、デカルト、ニーチェ、スターリン、ゲーテ、ウィトゲンシュタイン、レーニン、ヒトラー、マルクス、キリスト、ブッダ、ゾロアスター、マホメット、などだ。他にも、沢山の神が居る。イエス・キリストも、ある意味普通の神だ。ただ、宇宙の神は一人しかいない。一人、神の御業をする、聖書の神が居る。

神とは言うが、それらは、本当に偉大な人間として挙げただけだ。普通はイエスが神だ。

神は、革命戦争から宇宙を創造した。この世界を導き、滅ぼし、決定し、決断する、本当の意味で偉大な、世界を救う大きな革命戦争から、この宇宙を創造した。だが、ヨハネの福音書にあるように、御言葉から宇宙が生まれた、と言うのも、同時に正しい。神は、御言葉によって、宇宙、生命、人生、歴史を、最初から最後まで完璧に創造した。

宇宙には終わりが来る。それは仏教の「終わりも始まりもなく、永遠に輪廻する宇宙」とは矛盾するようで、終わってもそのまま続く。だが、夢の世界を見ているように、いつかは終わる。その後に、永遠の魂へと戻って、皆の天国に帰って、また新しい世界を創造する。その時には、全員のカルマのレベルも上がっていくから、もっと楽しい良い宇宙になる。悪いものは裁かれて地獄に堕ちるが、良いものは永遠の命を得る。だが、神は平等だ。悪いものも、次の人生では、きちんと良い人間になる。

生まれ変わりを想像するのは難しいが、自分がもっと、偉大な王や卑劣な犯罪者のように、今の自分のままで、別のことをしていると思えば、想像出来るだろう。

神とは、対話出来る。人格を持った一人の神として、神はあなたのことを愛している。

宇宙人は、神に従うもの、神に反抗するもの、神と同じことをするもの、機械的に神と同じことを全て体験するもの、元の生命に逆戻りするもの、神と同じだが、思想的に自由なもの、などが存在する。

そして、神はユダヤ人だ。ユダヤ人が神であり、神がユダヤ人だ。

それから、あなた自身を愛するように、他人のことを愛しなさい。そして、自分より弱きものを、キリストと見なし、迫害者を自分と同じ人間であると赦して、迫害者を愛しなさい。それが、キリストの言う、この宇宙だ。天の御国は、弱者のためにある。

天国を無いように見なす人間が多いが、眠っている時に見える、夢の世界のような世界だと思えば良い。そうすると、神の居る天国も、あるのが当たり前だと思えるようになる。

宇宙で生命が誕生するためには、物理学ではまだ分かっていない、生命創造の法則を分かる必要がある。それが分かった時、地球人はプレアデスやオリオンと同等の存在になる。

キリスト教ではないが、この世界が悪くなったのは、誰のせいでもない。誰も悪くない。そして、分かり合うこと、愛することで、この世界は変えられる。そのように考えると良いだろう。全ての攻撃は、自分を救ってほしい、と言う叫び声だ。

それに、何故こうなったのか、誰にも分からない。それを分かるために、あなたが分かると良い。あなたがマスターになって、あなたがキリストになれば良い。それが一番、神やキリストの望んでいることだ。あなたがマスターになる。それが神の望みだ。

それぞれの見ている範囲、考えている範囲では、それぞれは正しいことをしている。

救ってほしいなら、自分から救いなさい。100%自分の責任だと思って、自分で出来る範囲のことで、自分なりに失敗しないように努力しなさい。」と言った。

仏教

神は、聡美に、さらに、「賢い人間は、声聞、縁覚、菩薩しか居ない。声聞は学者のような知識人で、縁覚は一つのことに秀でた、スポーツ選手や芸術家で、菩薩は、マザー・テレサのような、人助けをする人間だと思えば良い。その3つになること、それを続けることで、人間は仏へと至る。

仏教では、三法印、四諦、縁起、八正道などの教えがあるが、私が特に言いたいのは、三毒(貪瞋痴、とんじんち)である、むさぼり(欲張り)、怒り、愚かさだ。煩悩が数ある中で、最も多い煩悩だ。それらに執着しないことで、悟りを得られ、解脱へと至る。

三法印は、全てのものは無常(移り変わること)であるとし、全ては苦しみであるとし、我と言うものは幻想であるとした。

また、全ては自分のことに対する報いであり、縁起は、結果には原因がある、とした。

全ては苦であると言う苦諦、苦の原因の解明である集諦、苦の原因を解決すると言う滅諦、その方法である道諦の4つの真理を、ブッダは四諦と言った。中道や八正道とともに、最初の仏教の説法の中心となった。

仏には、誰でもなれる。人生そのものが解脱への道である。解脱とは、全ての必要なものが揃った境地である。そして、あらゆる意味で良い、裏切らない境地が、解脱である。」と言った。

ピアノ

神は、さらに、「また、ピアノをするためには、五線譜と弾き方を覚えて、沢山練習するしかないが、常に、初心の気持ちを忘れずに、常にスタートラインだと思って頑張りなさい。

初歩的な部分では、五線譜を見て、右手を弾いて、左手を弾いて、両手を弾いて、覚える。

それを繰り返すことで、練習しなくても、五線譜を見てすぐに弾けるようになるだろう。

作曲も、演奏も、コンピュータのようなものだと考えると良いだろう。ピアノとパソコンは良く似ている。キーボードで弾くのが一番良く似ているだろう。

数学的な体得もピアノと良く似ている。それ以上分からないところまで考えて経験する。

あなたは、宗教家の作家になりなさい。本当に賢い文章を書く、詩人になりなさい。

あなたの新しい名前は、フレイだ。北欧神話の、最も壮麗な神だ。」と言った。


【6.神とガブリエルとの対話-国と宗教的生き方】

国と宗教

ガブリエルには、「あなたには、国と宗教のことを教えよう。

この世界は、フランスとドイツの世界がある。その2つの国が、一番全てに達している。

神には、フランス的な側面と、ドイツ的な側面の、2つの側面がある。

昔は、この世界はフランスだった。今は、ドイツになっている。

世界は、アメリカ、ドイツ、ロシアが繰り返す。

仏教は、自由な中で、考え、教えられたことを信じる、自由で賢い宗教だ。

仏教では、執着を無くし、正しく教えを聞くことで、自らを向上させようとする。

仏とは、解脱によって永遠の安らぎを得たもののことを言う。誰でも仏になれる。

キリスト教は、罪と神の愛の中で、自らを反省し、善人となる、神による救いの宗教だ。

キリストは馬鹿では無い。きちんと分かった、神のようなマスターだ。それを神と言う。不思議と、キリスト以外にも多い。本当に、マスターのように分かる人間が多い。

キリストは、マスターだ。全てを経験した人間だ。そういう人間のことを書きたいだけだ。

ユダヤ教は、選民思想でもあるが、ユダヤ人のことを神がメシアによって救うと考える。

キリストは、自分こそ、そのメシアであると言った。そして、布教活動をした。

ユダヤ教やキリスト教の神は、神を信じるものを救う。神によってしか、救われない。

キリスト教は、人間を信じる宗教ではあるが、イエスは、神を信じることによって、誰もが平等に救われる、と説いた。そのため、キリスト教徒もユダヤ教の神を信じている。

イスラム教は、戦いの中で、本当に神そのもののような体験をする、ありえない宗教だ。

イスラム教を信じていると、本当にありえないことが沢山起きる。不思議と、ほとんどは神が勝手に人間を導いていく。そのせいで、神が導くものとされている。

イスラム教は、法律すら宗教で決めてしまう。それから、財産の喜捨のように、弱者を助けたり、イスラム帝国の聖戦による拡大など、戦って布教したり、と言うことがある。

そして、何かをしたいなら、宣言しなさい。宣言すると、未来や運命が良い方向に変わる。「自分は、生命の根源へと到達する。」と宣言し、「自分は、世界に全てのことを与える。」と宣言しなさい。宣言すると、あなたの未来が良い方向に変わる。

神を信じて、神と対話しなさい。その気になれば、神はいつでも対話の機会を待っている。あなたが対話したい、と思った瞬間が、対話にとって絶好の時だ。神と対話することによって、あらゆることが分かる。だが、神は悪い。悪魔のように悪いから、注意しなさい。

孤独な人間になるのも悪くは無い。だが、社会との接点を失わないようにしなさい。孤独な中で考えることで、思考力の豊富な自由な哲学者になることは出来る。

ただ、そうは言うが、社会からは離脱した方が良いところもある。この世界には、愚か者と怠け者しか居ない。マスコミやインターネットは、皆をいじめて、批判しているだけだ。一度、世界から離脱し、一人で現実と戦う体験をするのは、悪くない。

神は、宇宙のこと、未来のこと、世界の全ての国と人種のことを、全部分かっている。人間は、未来のことは、分かっていないようで、既に分かっている。神から見ると、過去より未来のことが先に決まっている。対話すると、予知を全部教えてくれる。

「ドイツ人になる」、「女になる」、「イスラム教徒になる」、「永遠を生きる」と宣言しなさい。そして、「神に支配される」、「神に導かれる」、「神に治してもらう」、「神に教えてもらう」と宣言しなさい。そういう宣言をしていると、本当に良い未来になる。

あなたは、愛と力の天使だ。その天使の仕事を、最後までやりなさい。使命があるだろう。

あなたの新しい名前は、チュールだ。北欧神話の、剣の達人の神だ。

また、ここには居ない者たちに対しても、新しい名前を与えよう。

澄香の新しい名前は、ロキだ。

北欧神話の、楽しくて、良いことも悪いこともする神だ。

そして、ミカエルの新しい名前は、トールだ。

北欧神話の、もっとも力の強い神だ。

そして、ラファエルの新しい名前は、オーディンだ。

北欧神話の、もっとも賢い老人の、主神だ。」と言った。


【物語の続き】

神と地獄

そして、一同は、気が付くと大広間のようなところにいた。一同は、まるで夢を見ていたかのように、体験を振り返った。本当に、神があらゆることを教えてくれた。そして、本当に辛い地獄だったことをそれぞれが分かち合って、皆、「本当に辛かった。」と言った。

地獄は、永遠の時間のようで、その時間はすぐさま変わり、分かりようが無く、何も分かることが出来ないまま、耐えるしかない、頻度が多くて、どのように起きるのか分からない地獄になる。何故か、そういう地獄になるのが、神の体験だ。

神は、内在的で異質な存在だ。自分の中で、自分で無いものになる。それが神だ。

宿の男との対話

一同は、疲れに疲れ果てて、町の中を歩き、宿を見つけて、そこで泊まることにした。

宿で、一人の男が仁たちに話しかけた。彼も、ヴァイスへと旅に出る旅人だった。

男は、「俺の名前はデーブと言うんだが、へえ、あんたたちもヴァイスへ行くのかい。ヴァイスは、色んな著名人や知識人の集まる、良いところだよ。いたるところに酒屋があって、作家、詩人、学者、芸能人、音楽家、色んな人間が集まる。へえ、その後は、ラッセルまで行こうってか。ラッセルに行くには、悪魔の国の領地を越えなければなんねいな。悪魔の国に出たら、一瞬でも隙を見せれば、すぐに周りの生き物から殺されちまう。ジャングル、砂漠、高い山、荒野、海など、色んな地形があるが、見たところ、あんたがたは杖を持っているな。そうだ。俺の持っている、この魔法の宝石を、コピーしてあんたがたにやろう。この宝石を使えば、長い旅の中で、あらゆる困難な自然環境に適応出来るし、沢山の攻撃から身を守れるようになる。魔法で簡単に複製を作れるから、遠慮することは無い。それ、コピー・マテリアル!これで、もう一つ宝石が出来た。これ六つ作って、あんたがた全員にやるよ。それから、ヴァイスへと着いたら、冒険家たちが集まる、居酒屋の「ブランド・スタンド」へ行くと良いと思うな。俺はそこを薦めるよ。」と言った。

デーブのおかげで、旅の準備は完全に出来た。


=八章 白の都=

酒場

次の日。一同は、ジープでヴァイスへと向かった。

ヴァイスへつくと、ヴァイスへと入る門のすぐ近くに、「ブランド・スタンド」はあった。スタンドの看板の下には、「失って初めて得るものがある。」と言う表題が掲げられていた。どんな場所かと不安に思う仁だったが、太一が「入ってみよう。」と言ったので、一同は入った。スタンドの店主が、「お兄ちゃん、お姉ちゃんがた、ここは酒屋だよ。未成年に酒は飲ませられないよ。」と言ったが、涼子が「コーラじゃ駄目?」と言って、一同はコーラとコーヒーをそれぞれ頼んだ。

酒場には、男が3人居た。6人が中に入ると、まず、一人の男が、「やあ、こんにちは。俺はポール。こいつらは、ケビンとエリック。ようこそこのスタンドへ。」と言った。


【1.人生と成長についての会話】

人生の生き方と宗教

(作者注記:ここから先の数行は、斎藤一人さん著の、「あなたが変わる315の言葉」と言う本を参考にして文章を書いています。いくらかを除いて、自分で考えたわけでは無く、斎藤さんの言っていることをそのまま言っています。ご注意ください。)

ケビンが、「お兄ちゃんがた、成功の法則ってのは、会う人全てを味方にすることだよ。

そして、神様は、その人が乗り越えられる試練しか与えないんだよ。」と言った。

そして、長い間それら3人と6人は楽しい会話をした。

エリックが、「まずは、自分の持っている、良いところに気づくことだよ。」と言った。

ポールは、「パニックになったら、大丈夫、大丈夫、って、続けて言ってごらん」と言った。

一同は、それ以後も、本当に楽しい会話をした。

ポールは、「自分には無いものを、望んではいけない。

今、自分にあるもののこと、それだけを考えれば、全ての謎は解ける。

自分にあるものから導いて考えれば、何でも分かるのさ。

神様は、自分に必要のないものは、最初から与えない。

何も持っていないようで、必要なものは全部最初から持っている。

そういうわけで、天才には、欠如した人間が多いのだと、僕は思うな。

完璧な人間なんか、居ないよ。」と言った。

(作者注記:これ以後は、自分で考えて文章を書いています。斎藤さんは言っていません。)

それ以後も、延々と3人の話が続いた。

エリックは、「外国人に見えても、大丈夫。

この死者の世界の中では、言語の違いは無いんだ。

それどころか、アメリカやロシアだと思っているものも、アメリカやロシアでは無い。

そして、過去も未来も全部変わってしまう。

おかしな世界だけど、それがこの世界の普通なんだよ。」と言った。

ケビンは、「インターネットは、悪いものには見える。

でも、悪くは無いところもある。

色んな青春の経験が出来て、色んな社会や人間のことが分かる。

僕は、テレビの方が悪いと思う。

それは、僕の主観的な意見だけど、僕は個人的にネットが好きだよ。」と言った。

ポールは、「人生の中では、天使が教えてくれることは、本当に多い。

普通に生きていても、その中で天使のような存在が、色んなことを教えてくれる。

何かが分かる時、分かった時、分かってやっている時、そう言う時に、天使はいつも教えてくれている。

そういうわけで、神様なんか、本当に居るんだ。

神様のことを信じると、天国に行けるよ。」と言った。

エリックは、「天国には、愛する人が皆居て、皆で受け入れてくれる。

自分より前に死んだ人、自分より後で死んだ人、全員居る。

そして、新しい場所で生きられるように、新しい人生の体験を決めて、人生を神様が作ってくれる。

だから、自分と天国は、いつも繋がっているんだ。

天に居る神様は、天国から話しかけてくれる。

だから、永遠の別れに見えて、別れと言うものは無い。

君が愛したペットの猫は、天国から見守ってくれているよ。

そして、家族と言う集団は、次の人生でも家族になってくれるはずさ。」と言った。

ポールは、「勇気を出して、分かり合うこと。

支配するのではなく、信じること。

それが、あらゆる人間関係の基本さ。

そして、相手を自分と同じだと考えること。」と言った。

ソ連とドイツの失敗

ケビンは、「ソ連は確かに悪い国になった。

でも、あれもやり方が悪かっただけなんだ。

人間のことや柔軟性のある考え方が足りなかった。

やり方を間違えずにやれば、きっと今度は良い国になるさ。」と言った。

ポールは、「人間に出来ることは少ない。

人間にはどうしようも出来ないこともある。

それこそ、もっと仕方ないと思った方が良い。

でも、出来るわけがない、と放棄するわけじゃない。

そのことを、もっと次の時の実践のための反省として、きちんと残すこと。

それが、歴史を反省する、と言うことに繋がっている。

ドイツの虐殺も、ソ連の大失敗も、起きてはならないことだけど、次へと生かすために、まず、仕方ない、と思わないといけないんだ。

決して考えることを放棄するわけじゃなくてね。」と言った。

エリックは、「ドイツやソ連を悪いと言うけれど、イギリスやフランスだって、悪いことを沢山している。

イギリスは、インド人に対して、産業を破壊するために職人の手を切り落とすとか、悪魔のような酷い仕打ちをしている。

日本だって同じだ。

朝鮮などの人々に対して、戦争や虐殺のようなことを沢山している。

反省して、もう起きないように、皆の手で政府を批判しないといけない。

それをしないと、良い国にはならないよ。」と言った。

ケビンは、「統一や平等も大切だけど、多様性も大事だ。

多様性のある環境を育むこと。

そこから、プロフェッショナルが生まれる土壌が出来る。

それも大切だよ。

それから、一人一人に合った環境や価値観は違う。

それぞれが自由であることは、ある意味、理想で、賢明な考え方だ。

自由は悪くない。

それぞれが賢くなるべきだ。」と言った。

ポールは、「ただ、自由も一概に良いものとは言えない。

テレビやインターネットの自由にも、批判やいじめのようなものが多いし、皆、自由のせいで分からなくなっている。

色んな意見を聞く、そういう姿勢を持つこと。

全員が同じように、ユダヤ人を悪いとか、資本主義を悪いとか、そういう風に同じになってしまうと良くない。

自分とは違った意見のものも、決めつけずに考えること。

右翼の人だって、良い人間が多いよ。」と言った。

エリックは、「人間は、古代や中世のごろから、戦争ばかりしている。

だから、戦争すべきだ、と言う意見も、間違っていない。

戦争しないと、強い国にならない。

革命も同じだ。

でも、そういう、負の連鎖、憎しみの連鎖、犠牲の出る戦いを無くさなきゃならない。

いつまでも争い続けていると、本当に核兵器のようなもので、滅びてしまう。

人類は、そろそろ、きちんと考えるべき時に来ている。

戦争を肯定しているわけじゃない。

ただ、右翼だって、きちんと分かっている。

右翼はきちんと分かっている人間が多い。」と言った。

成長と考え方

ポールは、「子供は、子供と居るよりも、大人と一緒に居た方が良い。

子供同士で居るより、大人と一緒の経験をして、社会のことを教えてあげること。

子供は賢いから、自分の力でぐんぐん伸びる。

高校になんか行くより、社会に出て賢い大人と付き合った方が賢くなる人が、本当に多い。

そういうわけで、中卒の人に何故か賢い人間が多い。

でも、それは、学歴を否定しているわけじゃなくて、大人と一緒に社会のことを知るのが、子供にとって一番良い。

だから、高校の勉強をするのも良いけど、社会で活動すべきなんだ。」と言った。

ケビンは、「自由は悪くない。

それぞれに自由があって、可能性があることは良いことだ。

でも、自分の視点から見ると、自由が一番何も出来ない。

自分で選ぶ自由は必要だけど、支配される不自由は、悪いことではない。

習慣や受動感情を上手くコントロールするのは良いけれど、そんなに自由を望んでいると、馬鹿になってしまう。

時には、自分から自由を手放すこと。

それも、悪いことじゃない。

狂っているようで、ロボットのような人間になった方が、人間は出来るものさ。

狂った不自由な人間は、賢い人間が多い。」と言った。

エリックは、「おかしな人間を、あまりおかしいと思わない方が良い。

おかしな人間は、人とは違って、何か一つのことが出来る人間が多い。

それから、ありえないものは賢くない。

普通のものを作ればそれで良い。

ありえないものを馬鹿だと思った方が良い。

社会も、技術も、ものも、普通の優れたものが賢い。

ありえない漫画やパソコンは悪い。

ちょっと矛盾しているかもしれないと、自分でも思う。

だけど、おかしなものは普通で、ありえないものが悪い。

そんなに矛盾はしていないんじゃないかな。」と言った。

ポールは、「当たり前のことを良く考えること。

そして、この世界を良く観察して、人々の言っていることを良く知ること。

そこから、経験的に世界の全てが見えて来る。

自由な積み重ねとは言うけれど、この世界の全てをきちんと観察していると、そんなに賢い人は居ない。

人それぞれ、自分の境遇の中で、悩んで生きている。

そこから、全体を知って、王のようになると、きちんと高い視点から世界と人生のことが分かる。」と言った。

エリックは、「問題を解決するためにどうすれば良いか。

それだけを、論理的にきちんと考えれば良い。

目的意識を持つことで、論理的な考え方が育ってくる。

経験から洞察する時は、そんなにありえない発想をせず、皆と同じ発想をすること。」と言った。

ケビンは、「何かを知っている人間は、賢く見えるけど、実はそんなに何も賢くない。

賢いのは、何も無い、まっさらな自分自身だ。

ソクラテスも、ある意味では、そういうことを無知の知と言っているのかもしれない。

ソクラテスは、何も知らないことを知っている人間が、一番賢い、と言った。

それとは違うかもしれないけど、何かを分かったり、知ったりしていると、その方が普通の人間より馬鹿になる。

だから、全てのことを知るのは我慢して、一つの目の前にあること、それだけを努力して、極めること。

それで、何も知らない人間として、本当に賢い自分として、成長して、努力すれば良い。

そして、常に自分のことを何も知らない一人の存在だと信じること。

ただ、知らない人間や、何も無いまっさらな頭の状態が一番賢い。

子供が賢いのは、何も知らないからだ。」と言った。

ポールは、「人間は、たまにしがみつきたくなることはある。

何にしがみついているかは分からないまま、常に何かにしがみついている。

でも、それは、誰だって同じなんだ。

誰もが、何にしがみついているか、分からないまましがみついている。

それは、おかしなことじゃない。

執着を断ち切れ、とは言うけれど、それは簡単には出来ない。

出来ることは、たまに目の前じゃなくて、他の景色を見る余裕を持つこと。

そして、失敗を仕方ないと思うこと。

それすら出来ないなら、全てを受け入れて、自分から地獄に堕ちる覚悟と気概のようなものを持つことだ。

しがみついている地獄は怖いけれど、それは、何もしていない、何も考えていない、何も信じていない、何も頑張っていない、他の人々のことから比べると、少しも馬鹿じゃない。

自分のことを、本当に信じて、許してあげるんだよ。」と言った。

エリックは、「信じて、教わるだけじゃなくて、自分で考える気持ちを持つこと。

そのことが何を意味しているのか、自分の手で同じことを考えて、既存の考え方や価値観や知識を根底から覆すこと。

不思議と、その方が、本当にそのことが言いたかったことが、自分の経験から見えて来る。

相対的な善が、どんどん絶対的になって、逆に、絶対的な義務や宗教は、自由な相対的な価値観へと変わって行く。

法則や、今までそうだと思っていたことが、全く違うものだったことが見えて来る。

そこから世界が広がるんだ。」と言った。

ケビンは、「科学だって、まだ何も分かっていない。

ニュートン力学は、アインシュタインによって覆された。

またいつ新しいことが分かるか、なんて分からない。

昔は、キリスト教の世界観が一般的だった。

マルクス経済学だって、その時代は正しく見えた。

世界をユートピアにして、資本主義は必然的に崩壊するように見えた。

でも、結果は違った。

世界の経験と歴史なんて、自然の積み重ねの結果に過ぎない。

いつ変わるか、なんてことは、誰にも分からない。

言ってみれば、まだ何にも分かっていない。

それは、言い方を変えれば、誰がいつ分かるか、なんてことは分からない。

でも、一つ言えることは、誰か、人間が分かったことは、他の誰かでも分かる。

自分だって、同じように分かるかもしれない。

逆の視点から考えれば、自分が分かったことは、条件と前提が揃えば、他の誰だって分かるだろう。

人間なんて、そんなに変わらない。

だから、キリスト教の世界観だって、根拠が全く無く、そういうことを信じていたわけじゃない。

根拠があるからこそ、そういうことを信じている。

だから、古代人だって馬鹿に出来ない。

それこそ、アリストテレスが社会や自然の考え方を思いつくのは、何も知らないからであって、知らないから、色んな行動や経験が自由に分かって来る。

何も知らない人間を馬鹿にしちゃいけない。」と言った。

ポールは、「でも、知る、と言う好奇心は大事なんだ。

疑問に思うことすら否定するのは良くない。

そんなに何も知っていなくても、好奇心があれば、色んなことを実地的に知ることが出来る。

そこから、発想力や想像力も豊かになってくる。

好奇心は本当に大事だ。

それこそ、全ての仕事がしたい、全ての知識が欲しい、と思っている間は、賢い子供のままで居られる。

でも、本当に全ての知識があったとしたら、そんなスーパー超人は馬鹿になってしまう。

だから、超人でない、今の自分を謙虚に受け入れること。

それは、矛盾することじゃないはずだよ。

そこで、好奇心から人生を自由に開拓すること。」と言った。

エリックは、「一つ一つ、当たり前のことから考えて、積み重ねること。

そこから、視野を広げ、世界を広げ、経験可能な手段を広げることで、少しずつ前に進める。

そして、世界と関わって、色んな人と出会って、恥をかいていくことで、本当に真実の愛へと出会える。

そこでは、引き篭もりだとか、会社員だとか、そんな違いはどこにもない。

誰もが自由で、誰もが平等なんだ。

それが、神の平等、っていうものだと思うよ。」と言った。

ポールは、「本当に、あらゆる人間のことを分かる、と言うのは不可能ではない。

でも、あらゆる発言と自由が許されるなら、それは、分かると言うよりも、自分が全員になる、と言った方が近い。

それぞれの全員を融和して、全員になる。

そこでは、普遍的な人格があるはずだ。

そして、哲学者が言うように、意識と経験と認識から、あらゆる全てのものは、自分の心の中に吸収して、自分の中に存在の場所を作ることが出来る。

哲学者みたいだけど、自分はこの世界の全員全部になれるんだ。

科学のことも、全員になってしまえば、それぞれが何を分かって、何を作って、何を決めて行くか、考えながら、一つの巨大な普遍的学問のようなものを構造的に作ることが出来る。

それは、自分の独自の科学であって、知性や存在の数学のようなものだと思う。

そういう風にすれば良い。」と言った。

エリックは、「それから、考え方のようなものも、物理的に考えられる。

正しいことだけを信じるのは良いが、実験と推論から、経験的に正しい考え方を発見し、逆に、経験に囚われない、物理的な考え方を、経験的な理性から考えることも出来ると思う。

それは、構造的で、プロセス的で、帰納的で、理性的で、物理的な、論理、実験、推論、モデル、仮定、経緯、相対性、自由、自然の考え方だ。

そういう、物理的な考え方で、心の作用を考えて、心のニュートンのように分かるんだ。

それは、ニュートンと言うよりは、ヒュームやカントに近い。

そういうわけで、きちんと科学的に、正しく、数学的に考えれば、人並みのことは全部分かる。

全ての人間の知や考え方を包括して、メタ的、必然的、要請的、成立的、様相的に社会を考えられる。

社会の形成条件のようなことを、自然な可能性から、支配して考えられる。

そういう風に、物理的な考え方を、経験から分かると良いと思う。

それに、自然な考え方と経験から、この社会のことが、成立的に分かって来る。

そういう考え方から、何が正しくて、皆がこの世界で何を見ているのか、良く考えて、それぞれの環境で必然的にそれぞれが何をしているのか、から、神やマルクスのように、必然的な視点を考えられる。

あとは、先入観無く考えること。

先入観がある人間には、何も分からない。

賢い知識のようなものも、時に先入観になる。

そこが分かると賢くなる。

そして、自分の数学と論理学を作って、実験して、把握して、抽象的に予測することだ。」と言った。

ポールは、「論理学を1つ1つ作りながら世界を知ることは、何もしない方が出来る。

孤独な中で考えるのにも、何もしないのが良い。

誰もが、テレビや学校やゲームをするせいで、賢くならない。

寂しいなら、パソコンでも見れば良い。

でも、一人、孤独と向き合うことで、許し、受け入れることで、見えて来るものは多い。

哲学は、孤独との戦いだ。

でも、人々と関わり合うのを否定するのは良くない。

パソコンやインターネットの世界で、自由に関わり合うと良い。

人々と自由に関わっていると、学校とは違って、馬鹿にはならない。

自分なりに賢くなるせいで、他人よりも賢い、強い人間になる。

荒れた世界の中でも、人はむしろ、成長して強くなる。

そして、ネットの世界を知り尽くすことだ。

その中で、自由を信じれば良い。

環境を知り、変え、気づきながら、自由に目覚めること。

自由から、この世界の人間のことが、理性的に全部分かる。

意識と理由の段階が分かる。

ネットで経験することは、そんなに悪いことじゃない。

どこで誰が何をしていて、考えているのかを知りながら、理性的に経験と環境を考えることで、観念的なことが見えて来る。

ソクラテスのように、議論から矛盾をつくことで、人々を導く、自由な導き手になることが出来る。

自由な社会経験を積むことで、マスターのような、善悪と実現手段の分かる、良い人間になる。

社会のことも分かる。

ネットの経験をして、社会を知るのは良い体験だ。」と言った。

ケビンは、「世界のことを良く知ること。

社会の変貌を見て、環境的な経験の因果性を考えて、ネットの掲示板で関わり合って、この世界の可能性を分かる。

そこから、自由から共有へと進む、右翼や左翼のような、人生の覚醒の段階を知ることが出来る。

ただ、ヘーゲルのように、精神の成長から、この世界の本質のことを全て考えられる。

信仰とは、そこから、自分なりに、純粋な思考による世界の本質の捉え方を知ることなんだ。

純粋に、自分の思考から、この世界の人間的な本質を知る。

それが、宗教なんだ。」と言った。

エリックは、「本当に、この世界のことを全て解明出来る。

それが、哲学者の仕事だけど、それで終わりだろうか?

そうじゃない。

それは、始まりに過ぎないんだ。

そこから、戦いと神の中での、勇敢な革命が始まる。

この世界を、永遠の中で統治して、希望の中で、勝利するまで永遠に続く、本当の革命の戦いが始まる。

それは、不思議と、ある意味、キモい戦いだが、ある意味、勇敢で、まっとうで、正しくて、善で、正義の、本当に正しい、強くて優れたものになる、地獄の中での英雄のような戦いだ。

そこでは、地獄の中に神が居て、天国の中に悪人が居る。

イエスも、ブッダも、そういうことを言っている。

本当に宗教を信じる人間は、そのように、自分の思考で分かる段階を超えて、信仰によって全てが分かり、経験する体験をする。

そこに善人とか悪人とかそういう違いは無くて、ある意味、夢と現実、空と海、希望と勇気、愛と毒、運命と地獄、全てが同じなんだ。

そこでは、生まれ変わりのように、生命の限界を超える自由があって、ロシア人とドイツ人のように、耐えがたい人種差別を超える、本当の平等がある。

ブッダも、キリストも、そういうことを言っている。

見ていると、声聞、縁覚、菩薩、仏の地獄に見える。

キリストは、そういうもののことを天国と言っている。

ただ、それはある意味狂っているだけだ。」と言った。

ケビンは、「悪いことをしてはならない。

だけど、その悪いものが何なのか、自分の力で考えないといけない。

それから、自由に出来る、と言う発想から、影響力や環境の自由を考えて、科学を作ることも出来るけれど、自由は悪い。

平等の方が良いことも多いから、そんなに右翼にならない方が良い。

ただ、左翼も悪い。

弱者を支援するのは、辛い。

弱者をいじめるのは、弱者になりたくない、と言う集団意識が働いているからだよ。」と言った。

ポールは、「本当に正しい人間になりたいなら、馬鹿な人間になって、辛い人間になること。

それが、一番、賢くて、強い人間になる。

精神病が辛いのは、強い人間になると治る。

誰もが、弱い人間の方が賢いから、弱い人間になって、頭が馬鹿になる。

もっと、強い人間になった方が良い。

それは、生物学的に正しい治し方だ。

強くなれば良い。

それこそ、強い社会で生きていると、本当に強くて楽な人間になる。

強い人間は賢い。」と言った。

エリックは、「出来るわけがないことでも、信じると賢くなる。

すぐに、良い人間にはなれないし、いじめをしてはならないと思っても、本当に良い人間になって、本当にいじめない菩薩のような人間になるのは、難しく見える。

でも、それを信じて、もう誰もいじめない人間になろうとか、そういう決意をすると、賢くなる。

そういう発想が賢い。」と言った。

ポールは、「失うことで、得られるものもある。

失敗して、逆境を経験して、今の自分を受け入れていると、賢い人間になる。

キリストが見ても、それは馬鹿では無い。

そして、謙虚であること。

ソクラテスが見ても、何も知らないことを知っている人間が、一番賢い。

そして、成功するためには、毎日きちんと努力すれば良い。

本当に、それが一番難しくて、それが一番偉大だ。

ただ、文章を書くのは難しくない。

ただ、1行1行、きちんと書くこと。

それだけを、毎日続けて、自分を破壊したり、世界を支配したり、戦ったり、救ったりしながら、きちんと文章を毎日書けば良い。

それだけで、誰でも成功出来る。

そういうものだ。

ただ、黒い心理学や、嘘つきは止めた方が良い。

だが、知ったかぶりや、しているつもりの女も止めた方が良い。

どちらも悪いが、他にまともな人間は居ない。

善悪を経験から知ったマスターが、偉大な救世主になる。

それ以上、普通の人間は居ない。」と言った。


【2.哲学と人生経験についての会話】

哲学的考え方と人生論

ケビンは、「愛、と言うものは、自分が過去の人生で知った、全てのものに対する、全ての感情のようなもの、だと思えば良い。

愛は、一番良いものだけど、同時に一番悪いものなんだ。

愛は、人をけなして、陥れて、いじめる。

愛は嫌いな人間が多い。

愛とは、愛であると同時に、愛を滅ぼし、愛を殺し、愛を倒すものだ。

愛を倒す経験から、愛に支配されながら、愛のことを分かることが出来る。

愛は良いものであると同時に、悪いものであって、その悪い、と言うその側面が、良い、と言う愛の本質なんだ。」と言った。

エリックは、「愛の逆を、憎しみとか、無関心とか、言うけれど、僕が思うに、愛の逆は不安であって、恐れなんだ。

恐れを克服するために存在している、そういう感情が愛のように多い。

そういうわけで、愛を信じれば信じるほど、恐れが増えて行く。

それは、ある意味、逆のようで、愛は恐れを包括するからだ。

愛と恐れは逆でもあるけれど、愛はその逆である恐れすら包括するんだ。

だから、愛は怖いし、愛は全てだ。

愛では無いものは、一つもない。

ブッダは、全てを苦しみだと言ったけど、本当は全ては愛であって、存在とは、愛による愛の違う形態を、人間から見て分類したものなんだよ。」と言った。

ケビンは、「経験は、ある意味で、愛なんだ。

だから、経験する、と言うことは、愛を知る、と言うことと同じ意味だ。

経験しながら理性的に考えるのも良いけれど、考えるより、まず経験すること。

社会のことを知って、創造性を経験することだよ。

それから、捉える、と言う発想をすること。

捉えることから、知を分析出来る。

捉える、と言うその行動自体が、経験的なところがある。

経験から捉え方を知り、認識と感覚で知ること。

そこから、心のことや考え方が見えて来る。

そこでは、実験、仮説、精神現象、世界精神のようなものから、認識と心と行動を考えられる。

何がどこに関係し、何がどういう理由になっているか。

モデルにして、認識と経験と感情を、現象的に考えられるよ。

また、社会を作ることは、環境を作ることだ。

そういう風に、たとえ話で、本質と説明を考えられる。

そこでも、必要なのは、モデルと捉え方だ。

そこから、フィルターや認識論も作れる。

それが本当に何なのか、経験や全体の中での立ち位置も考えられる。

経験することも良いけれど、良く観察して、周りを見て、全体像と自分の今居る立ち位置を知ること。

それが基本だと思うよ。

そして、未知のことを知りながら、対象に対してどう向き合うか、目的や方法のように、判断基準や経験のように、考え方やプロセスと環境のように、考えること。

段階的な認識と意識の発展から、ヘーゲルのように自己意識の絶対化過程を分かることも出来る。

それは、ある意味、世界精神と言う名前で、神の精神を分かっている。」と言った。

ポールは、「今まで漠然と考えていたものも、実際に自分で経験することで、内面化して分かることが出来る。

経験は力だ。

経験することで、ビジョンも見えて来るし、本当に目指すべき道のようなことが、実感して見えて来る。

直観力と洞察力もつく。

正しい世界観や人生観のようなことも分かる。

正しい認識もそこから生まれるだろう。」と言った。

ケビンは、「何かを信じるってことは、自分の毎日、自分の人生を変えることだ。

まずは、そこからだ。

信じて、ありのままを受け入れながら、人生を変えれば良いさ。」と言った。

エリックは、「社会的な活動をして、色んなことを経験すること。

僕らはこれでも、会社で経営や社会経験のようなことを沢山経験してきた。

君たちは若いけど、社会に出てしまったら、ただ従っているだけではつまらない。

自分で社会を見て、世界の動きを見定めて、自分からこの世界を変えるような、そういう気概を持つこと。

そして、研究のようなことや経験のようなことを沢山して、本当に仕事を楽しめるように、自分の出来る範囲を広げて、本当にこの世界を変えるようになるんだよ。」と言った。

ポールは、「子供には、自分の置かれている状況や立場を教えること。

それだけで、子供は賢くなる。

自由を与えて、分かっているものがアドバイスを与えれば良い。

あとは、自分で経験することで、いくらでも大人になって、いくらでも環境のことに気づいて分かる。

全ての人間や、全ての問題や、全ての信念が、全て同じであることが分かる。

そういう風に子供を育てるべきだ。

自分なりの考え方がつくだろう。

自然に出立する、と言う言葉も、そのことを良く表している。

最近は、そういう人間が多い。」と言った。

エリックは、「懐疑主義者が言うように、全てのことを一度は疑ってみるべきなのかもしれない。

でも、疑うことと、経験することは、どこかで繋がっているんだ。

それは、ある意味、疑うことで、信じて、正しいことを経験して、自分なりにどう考えるべきか、同時に、考えるためにどんな指標や経験があるか、のようなことが、経験的に分かって来る。

経験論の哲学者と、デカルトのような理性主義の哲学者は、そういうところが同じだ。

それこそ、疑うのは難しくは無いが、正しい理由を知って信じるのは、ある意味、疑うことよりももっと難しい。

それも、おかしな論理では無い。

本当にそのことを信じることは、本当に疑って自分なりに考えることと、同じぐらい難しい。

ただ、盲信的に信じている、と言う段階が最も遅れている。

自分なりに考えることから、信じ、反省し、実現し、自分の一部として取り込むこと。

そこまで行って、初めてマスターへと近づける。

一番難しいのは、実現する、と言う段階であって、そこまで行くと、自分なりにどんな人生を生きるべきか、という、倫理的な段階へと進む。

キルケゴールは、それを実存的段階にした。

そして、1つ1つ確かなことを信じていると、そのうち全てが分かる。

デカルトが言うように、正しいことしか信じないべきだ。

嘘や戯言を信じていると意味が無い。

だが、意味が無いものは、信じないことにして、人の言うことは無視して、自分で真実の経験をすること。

ただし、人の言うことを完全に無視してはいけない。

言っている意味を、自分なりに良く考えて、合理的で明晰な考え方をし、洞察すること。

全員の本質がそこから分かる。

だが、自分なりに考える、と言うことは、人々の言っていることを無視する、と言うことに繋がる。

それは、ヤスパースのように、本来の自己に立ち帰るとか、集団に没しない、と言ったことに近い。

そして、創造的な体験をしていると、理想の社会が人間性から分かる。

そこでは、既に分かっている経験的な考え方から、知性と思弁哲学と支配の能力がある。

ヘーゲルを参考にしても良いんだ。

絶対理性とか、絶対者とか、ヘーゲルは絶対的に考えるけれど、内容を良く見ていると、相対的なことや、一般的な人生の成長の経緯や過程のようなものが多い。

徳の騎士とか、良心とか、ヘーゲルは誰にでもあてはまる、一般的成長や青春のようなことを言っている。

その上で、全ては自分であるとか、関係的、普遍的なことを言う。

ヘーゲルはおかしくない。

誰でもヘーゲルのように確信し、覚醒する。」と言った。

ポールは、「何か、夢や目標のようなことをやりたいなら、馬鹿なことでも、やり続けて、そこから独自のことを自分なりに分かること。

馬鹿なことでも、続けていると賢くなる。

下積みのような経験を永遠にすると良い。

それは、勇敢な戦いであり、諦めない希望であり、治らない病気の治癒であり、科学者の発見であり、神を信じる心なんだよ。」と言った。

ケビンは、「サルトルは、参加を拘束であると言っているが、基盤や参加のようなことから、自由な把握や環境のことが考えられる。

自由と言う視点から、自らに由来する、と言う意味で、この世界の自由な様相を考えられる。

哲学的に人生と心を考えることで、作家が言うような、正しい生き方のようなことが、受容的、批判的に見えて来る。

そして、時間と存在から、ハイデガーのような実際的な実存主義が分かる。

そういうわけで、哲学に、ある思想とある思想の境のようなものは無くて、ハイデガーも、サルトルも、ある意味、経験的に言って、同じことを考えている。

だから、全員を目指さなくても全員になるし、ある意味、哲学のことなんか何もしなくても、哲学者全員のことは出来る。

哲学を一般的に説明すると、知や真理の学問でもあるけれど、誰もが思う、普遍的観念の学問であり、普遍的に、あらゆる人々が同じように思うような、普遍人の学問だと言える。

デカルトからヘーゲルまで、全員が、普遍人を考えている。」と言った。

エリックは、「哲学は、ある意味、社会のことも考える。

ヘーゲルは、言ってしまえば、心理学、論理学、社会学など、あらゆる宇宙の全分野を考えた。

キルケゴールは、人間の段階のことを考えた。

キルケゴールは、ヘーゲルを人間の心のことを考えていないと言うけれど、哲学者なら、ヘーゲル的にも、キルケゴール的にも、どちらも同じように分かって、どちらの立場でもあるべきだと思う。

哲学を全分野出来る人間は多い。

ヘーゲルは、普遍的生命から生命が生まれたとか、市民社会は、市民が社会のためであり、社会が市民のためであるべきだとか、ある意味、全体主義的に世界の理や考え方を理解するところがある。

また、絶対的かつ相対的に真実と過程を考えるところがある。

ヘーゲルは、青少年のような、精神の成長の過程を考えるが、本当に正しく人生が分かっている。

不良に見えるのは、不良にはヘーゲルと同じように分かる人間が多いからだ。

ある意味、やくざにも見えるし、優等生にも見える。

数学者にも、古代人にも見える。

もちろん、弁証法も言っているが、法則的、人生経緯的な、弁証学的な知と論理の過程のようことを考える。

そういう、全体主義的に、絶対的に社会のことを考える背景には、絶対主義のプロイセンの頃の人間だった、と言うことが背景として言えるかもしれない。

それこそ、民主主義の世界に生きている僕たちには、分かりづらいところがある。

ヘーゲルは、プロイセンを歴史の終着地点だと言っているけれど、今の僕たちから見ると、平成が終着視点に見える。

それこそ、ギリシャやローマなど、ヘーゲルは世界史のことも考えるし、精神や知や世界の過程も考えるし、未熟な人間が成熟し、哲学者となる、発想や人生のことも考える。

最後の哲学体系と言う。

それこそ、カントも良く似ている。

カントは、あらゆることを、知性的に、ある部分を全部言うところがある。

カントは、正しい考え方をして、一番賢いことを言って、カント的な言葉で全てを分かる。

そういう、言葉を作る哲学者だ。

デカルトも体系的だが、本は薄いし、内容も読みやすい。

それら、3人が、普通一番賢い人間だ。

ソクラテス、プラトン、アリストテレスの三人とも、良く似ている。

ある意味、孔子とブッダとゾロアスターにも似ている。

賢い人間は、三人で現れるのかもしれない。

ガブリエル、ミカエル、ラファエルも同じだ。

ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロとも良く似ている。

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンとも同じだ。」と言った。

ポールは、「有用性や功利主義や個人の自由を信じるのも、おかしくはない。

ただ、それは、成長して、経験して、高まって、良心や理想の社会や共同体の自由になる。

そこでは、全てのことが、絶対的、法則的に分かる。

そして、宗教へと至る。

ヘーゲルもおそらくそういう人間だ。

精神現象学は、そういうことを書きたかったのだろう。」と言った。

エリックは、「カントも、理性批判のように考えるが、理性批判をしていると、誰でも、カントと同じになる。

哲学を難しいとは言うが、カントは出来る人間が多い。

誰でも、考えていると、カントと全く同じになる。

事前に考えるとは言うが、常識的に、普通に、正しく考えているだけだ。

こういう、哲学を勉強している馬鹿の方が、分からない。

カントは、誰でも普通に分かる人間しか居ない。

知性があって、言葉が賢くて、きちんと分かっていて、何が重要なのか、何を考えるべきなのか、どこを考えれば分かるのか、何をどういう風にする時に、それは何で、何が元になっていて、普通、前提条件や様相などの時に、何をどういう風にして、それを実現し、そのことが起きる時に、何を事前に考えるべきか、そもそも人が何を分かるのか、誰もがどういう風に認識や経験をしているのか、そういうことが分かっている。

カントを誰でも分かると言うが、見ていると、辛い。

知性があるのは分かるが、カントはつまらない。

普通過ぎると言う。」と言った。

ケビンは、「哲学者の良い点は、自由に考えることだ。

本当に、色んな経験をしながら、正しく自由に考える。

そういうわけで、哲学は青く見える人間が多い。

本当の意味で正しく、本当の意味で自由に考える。

思考を紐解いて、辿って、実際と仮想を照らし合わせて、本当に自由に考える。

そうすると、デカルトやカントやヘーゲルと同じになる。

哲学は、そういう、自由な学問だ。

最初から、自由と哲学は同じものだ。

逆に、社会主義や神は、赤かったり、白かったり、黒かったり見える。

それは、皆を同じにして、戦うからだ。

そういうわけで、哲学が自由で、神と社会主義が平等だ。

それが一番良い。」と言った。

ポールは、「先入観無く、考えること。

あらゆる前提を排除して、ゼロから物事を考えながら、この世界の人々を真摯に見つめ直して、自分なりの出来る範囲で行動し、その行動を拡大させること。

成熟してくると、思考に先立つ経験をするようになって、サルトルのように、正しいソクラテスの経験が出来る。

ただ、哲学は、キリスト教と何も変わらない。

それは、ある意味、神が哲学者で、宗教が哲学だからだ。

哲学的な知や方法や経験論を変えているだけで、キリスト教と哲学は同じものだ。」と言った。

エリックは、「そして、自分を何人か、沢山作ると良い。

自分がどんどん増えて行って、2人、3人、4人、5人、7人、9人、12人となって行く。

最初は、ドイツ人とか、現実に在る人間のことを考えるが、それがしだいに観念的、パターン的、段階的になって行き、自分を2人に分けるようになり、それが3人、4人と増えて行く。

そういう、自分を分ける体験は馬鹿に見えるが、むしろ、楽しくて良い体験だ。

カップルが子供になって、兄弟が増えて行く。

最初から、生命とは、そういう風に、自分を増やすものだ。

それは、間違っていなくて、本当の愛と言う側面から、普通の体験だ。

自分を、フランス人のガブリエル、ドイツ人のミカエル、ユダヤ系ロシア人のラファエルと言うことにすれば良い。」と言った。

ケビンは、「神は、現れない範囲で色んなことを起こす。

何故か、神がいつも起きているのが、分からない人間が多い。

神は、神のように現れることを嫌う。

出来るだけ、物理法則を変えない範囲で、色んな良いことを起こす。

そういうわけで、神は本当に居る。

神と言うよりは、宇宙の集合意識のようなものだと思えば良い。」と言った。

ポールは、「影響力の風上に立って、人々の立場と考えていることを吸収して、人の視点に立って、全員を融和して、自由に考える。

そして、文章を書いて、全てを決めて行って、判断して、作って、如何様な自分を全部作る。

それだけで、全て分かるのさ。

そこでは、宇宙の全てのシステム、社会の全ての意識、全ての環境、人格、意識、構造、構成員、条件、成立過程、形成過程、実現過程、自由を留保し、あとで実現すること、経験を可能にすること、のようなものを考えられる。

構造と構成員から、段階と人生と皆の考えている、活動を知って、経験から涅槃へと至る。

涅槃へと至る段階を、文章に書くと良いだろう。

涅槃とは、悟りの境地であって、自分なりの経験と想像力と考えの全てだ。

カントのように、様相的な可能性や経験の必然性を考えても良いし、自分なりに、その社会の形成条件のようなものを考えても良い。

パターンを応用すること。

そういう、考え方に、飾りのようなパターンを付け足すことで、基盤的、論理的に考え方を知ることが出来る。

自然から何が生まれ、批判の中で何が勝つか、のようなことが、それぞれが何を出来、何を意味し、何を行為し、何を条件下し、何を決めるか、と言った、自由から分かる。」と言った。

エリックは、「ありえない考え方は、子供だから生まれる。

そういう子供は、賢く見えて、賢くない。

子供に賢い人間は居ない。

馬鹿に見えて、普通の大人が賢い。

ただ、大人になる経験は悪くない。」と言った。

ケビンは、「何でも経験すること。

成長し、振り返る中で、正しいものの見方、経験的な判断基準、構造的で概念的な知性、などが見えて来る。

経験から、あらゆるものに対する対処法と、正しい認識や正しい人格が分かる。

何でもかんでも経験していると、社会のことを知って、いやおうなくこの世界の社会経験が見えて来る。

それは、馬鹿では無い。

むしろ、やくざのようなところがあるから、あまり良いとは言えない。

だが、社会経験は良いものだ。

社会変化の経験を積むことで、ダビデのような、偉大な王になれる。

行動規範や人間像のようなことから、歴史的な文化の変容のようなことを知って、この世界における、人間の経験がどのようにあるのか、真理とは何なのか、が分かるのだよ。」と言った。

ポールは、「人間は、色んな環境を体験すると分かる。

それから、考えるのは良くない。

考えるより、感じた方が良い。

考えていると、左脳がつく。

感じていると、右脳がつく。

考えれば考えるほど馬鹿になるのは、左脳がつくからなんだ。

もっと右脳をつけた方が良い。

そういうわけで、馬鹿なことをしている方が、右脳がついて、賢くなる。

もっと、想像力で、感情や予測のようなことを考えれば良い。

右脳は、物理にも多い。」と言った。

エリックは、「他人から一度離れて、真実の経験をすること。

そこから、全ての過去のこと、他人のことを許して、新しい今へと旅立てる。

自己意識の経験が始まって、経験的に知性を知り、社会を知り、運命を知り、環境を知ることが出来る。

そこから、夢と挑戦が始まる。

そして、繰り返し体験しながら、夢を追いかけて、社会的な経験をし、個人の自由は共同体の自由となり、1つ1つの自由な積み重ねが完成して、全てが分かる。」と言った。

ケビンは、「自分で考え方を作って、基礎の構造をモデルのように作って、自由な背景と体得的な知を、考え方のモデルと照らし合わせて考えること。

言語的、応用的、法則的、システム的、把握的、分析的な、自由な分析が出来る。

ある1つのことは、本質的に説明される、モデルの考え方から、もっと深く、全体の位置の中で、方法と経験として理解出来る。

ある意味、フッサールのようだけど、もっと単純で、知は本質的な考え方のモデルから説明出来る。

決まりのようなことも、経験と知性とその人の捉え方でしかなくて、歴史と数学的な可能性から、法則のように、正しく知って体得することが出来る。」と言った。

ポールは、「出来ることなら、言語的、感覚的に超越して分かりたい。

言語を改良する、と言う手段もあるかもしれない。

日本語のまま、英語的な順番には出来るかもしれないし、漢字やエスペラントの文法をありえなくは出来るかもしれない。」と言った。

エリックは、「そして、実際とモデルや、現状分析のような、社会的、存在的、方法的な未知の捉え方はあるだろう。

経験から、ネット社会のようなものも分かる。

また、環境は変えられるし、人々の目線を支配出来るし、社会を心理から実現出来ると思う。

ネットを知り尽くすのは悪くないが、行動的であるべきだ。

そして、限界まで努力して、何度も諦めず挑戦する。

人生的で、社会的な、集合知と環境活動のような言葉になるだろう。

意識は自在となるだろう。

それは、その後で、聖なる戦いとして、イスラムの言う聖戦のように、新しい体験として、集結するだろう。

それが、宗教的な、黄昏の戦いだ。」と言った。

ケビンは、「自発的に行動し、経験し、作ること。

それが、自由と言う行動の意味だ。

そして、戦いながら、永遠を生きること。

本当に永遠には生きられないけれど、永遠のような体験をすることは出来る。

神を信じて、大人の常識を得るのも、悪くない。

社会を知って行く中で、自分が出来ることが増えて行く。

一度失うことで、成功を得られる。」と言った。

ポールは、「一度ネットで経験しながら、人間と社会を知って、全員を知り、そこから社会の全体像を見ると良い。

全員のことを、環境的、人格的に知って、プラットフォーム的な考え方を理解し、経験を把握して、あらゆる人間を融和して分かる。

そして、正しく自由を考えることから、理想社会が見えて来る。

人の会話から、孔子のように分かる。

ただし、全てが終わったら、もう、この世界とは付き合わなくて良い。

それ以降は、自由になるように見えて、自由は無くなる。

世界から離脱して、宗教的に生きるようになる。

キルケゴールは、美、倫理、宗教の実存的段階があると言うが、ネットと社会、システムと理想、革命と神、病気と治癒、教養と執筆、成功、のような段階がある、と言っても良いと思うよ。

俯瞰的に高い立場で社会や人生を知ることは、心の内面化と表裏一体だ。」と言った。

エリックは、「ヘーゲルのような、偉大な人間になるためには、知性と精神から、ものごとを見なす、説明する、正しいと論証する、と言った、思弁哲学者のようになる必要がある。

テーゼとアンチテーゼからジンテーゼを作る、ヘーゲルの弁証法も、そういう、思弁哲学の1つだと思えば良い。

あらゆることは、そうであること、ないことから、推論して考えられる。

2つの意味から、なぜなら、そうであるならば、と考えられる。

批判のようなことも、ある意味で、次への一歩であることを、経験的に分かる。

そして、一度した思考の意味を良く考えて、思考を再度することによって、再思考から、世界観を作り出すことが出来る。

独自の思弁哲学だ。

ただ、思弁哲学は、もっと執筆的に考えられる。

思考のパターンを創って、永遠の弁証法を創造する。

永遠の弁証法の思考のパターンを体験する。

そこでは、自分が神であり、自分が王であり、自分が指導者であり、自分が救世主であり、自分が革命家なんだ。

そういう体験をする人間は、居ないように見えて、多い。」と言った。

ケビンは、「ヒュームやマルクスのように、知性的に考えると、経験のことが良く分かって来る。

人々が何を考えているかを知りながら、何故違うのか、何が同じなのか、のようなことを、法則的に、具体的に、知性で考える。

経験、と言う発想は悪くない。

何が何の経験に根差しているかを考えながら、経験的にどんなことが分かり得るかを考える。

その環境と前提条件から、何が分かるかを考えて、自分は何を考えているのかを良く見つめ直す。

経験から、社会と知性のことが分かる。

独自の経験論哲学だ。」と言った。

ポールは、「明らかに正しいことを信じながら、皆の知識と知性の延長線上を分かって行く。

知恵と工夫から、機械の設計、社会実現のような、考えるべきこと、知性のことを自由に考える。

認識を吸収する。

そういうものを、自由なこの社会の取り得る可能性であり、決定することの出来る、留保の可能性であると言える。

そういう風に、信じて、経験して分かることが出来る。

それは、ある意味、ヘーゲルのような、意識の変転とも合致する。

ヘーゲルは、認識と対象が同じになる、合一のようなことを言っているし、ハイデガーも、存在の超越や了承のようなことを言っている。

そういう風に、合一化して、吸収して分かることが出来る。

意識から、世界の全ての存在を吸収出来る。

それは、既に、神の精神になっている。

そういう風に分かる人間は、少なく見えて、一番多い。

また、社会のことも、留保的に分かる。

公開、共有、手段、多様性のようなことが分かる。

それは、単なる留保には留まらず、決定的な、断言のようなものへと、必然的に変貌する。

それは、ある意味仮定的で、ある意味スターリンのような、自由な確信と悟りに変わってくる。

そういうことを言っているように見えるのが、ヘーゲルの精神現象学だ。

あとは、水の循環や自然と人工のような本質的な関係の考え方を分かっても良いし、事前の考え方を作ったり、初期投資や再利用のように考えたりしても良い。

森羅万象を自由に考えられる。

能動と受動から、主観と客観のようなことを考えても良いだろう。

客観的事実を信じることで、経験的な間違いと思い込みが分かる。

そういう心理学が多い。」と言った。

エリックは、「善悪や社会のことは、自分の力で考えるべきだ。

あとは、思弁哲学のようにすると良い。

論理的に、この世界を分析出来る。

哲学的な目的だけではなく、政治的、技術的、理性的に、人は賢くなれる。

そして、他の人を賢くさせることが出来る。

何でも出来る。

頑張れば、出来る人間が多い。

能力主義の自由を信じると良いだろう。

学習し、能力をつけ、基礎を築き、経験し、会話し、自在に考えることから能力がつく。」と言った。

ケビンは、「自然から社会まで、感覚で知ること。

そして、人生と習得から、全てを知り尽くして、科学を作って、皆の考えていることを知ること。

学習と場面から、人間生活の全てを知って、共生社会を作って、人生を創造する。

社会は、共同体から多様性を作るように、ロシアのような世界を全部作る。

神に教わる。

それで、不可知が分かる。」と言った。

ポールは、「MITやIBMのように、コンピュータのことを知り尽くすのも良い。

Linuxのことも、コンパイラ、コマンドライン、設定と初期化のスクリプト、ディレクトリ構造、パッケージシステム、カーネルのように分かる。

System Vの仕組みがそこから分かる。

プログラミング言語は、PerlやPythonのようなものを知ると良いだろう。

ただ、Linuxの世界は、日夜変わっているから、変更はあるだろう。

Linuxだけではなく、コンピュータやインターネットのことを知り尽くす。

最近そういう人間が多い。

パソコンのことをやっていると、数学や物理が神ほどに出来る。

それを目指すのも良い。

UNIXやWindowsには、拡張性とプラットフォーム性がある。

Linuxには、共有によって、あらゆる人間が作ったものを吸収する、と言う賢さがある。

ネットのオタクがバザール開発で共同開発するせいで、爆発的に発展した。

ただ、給与と報酬は払うべきだろう。

それに、GPLは悪い。

二次的著作物の自由な改変を制限してはならないのは分かる。

だが、自由に使える、と言っておきながら、それを同じライセンスにしなければならないのは、気持ちが悪いし、自由に見えない。

全てのものをGNUのものにしたいだけに見える。」と言った。

エリックは、「想像力をフルに使って、体験と心の把握、応用とインフラ、抽象的で物理的な予測、論理学と理性批判、客観的事実と仮定との比較、過程と経緯と自然の考え方、のようなことを実践して、そこから、社会実現を支配して、経験から実現する。

意志の伝達や、影響力のようなことを考える。

そういう風にしても良いだろう。

感じることから、宇宙のことが分かる。

人間のことは、全て実験から見えて来る。

人間はそんなに変わらない。

それから、おかしいものをおかしいと思うと、賢くはなるが、あまりおかしいと思わない方が良い。

子供に戻って、何もおかしくない、そういう自分を許してあげること。

賢くておかしい子供は賢くない。

大人は、おかしくて良い、馬鹿で良い人間が多い。

ただ、自分をおかしいと思うと、賢くなる人間も多い。

それもそれで、おかしくはない。」と言った。

ポールは、「実体験、基礎、事前の考え方を作りながら、全員のことを知る。

本当に科学者のように、全てのことが分かる。

ネットの経験から、人生と社会が分かる。

そして、日本語だけの力から、全てのことを覆すように、ゼロベースの理性で分かる。」と言った。

ケビンは、「全員を融和して、自分の過去を思い出して、先入観の無い、客観的な体験をして分かる。

新しい実存主義と、認識の観念論を、比較とインターネットの人生経験から作る。

それも良いと思う。

ただ、偉大な下積みの経験から、プロフェッショナルになるのも良い。

それは、いくらでも、馬鹿なことをまっすぐにやれば良い。

よそ見をせず、失敗を出来るだけせずに、最後まで頑張るためには、希望を諦めないことだ。

勇敢に戦うことから、本当の自由の意味が分かるのさ。

全ては、自由と行動だ。

現象学や、実践的な行動と社会構築のようなことを、経験で分かっても良い。

全ては経験と想像力だ。」と言った。

エリックは、「社会を知って、経験しながら、ネットを見て成長して、論理と経験を作って、社会の変化を知って、古代ギリシャの哲学者のような、哲学的論理のようなものを、全て分かる、そういう体験をしても良い。

古代ギリシャの歴史や文明のような人間になるだろう。

数学のように、哲学的考え方を積み重ねて、実感して、体験的に分かる。

昔の哲学者を全て分かる。

デカルトの言う、一度全てを疑う経験をするべきだ、とは、そういう体験のことを言っているのかもしれない。

それが、精神分析をしていると、本当に、ブッダのように悟ることが出来る。

正しい推論や実験の考え方と認識が分かる。

神の眼のような、ビジョンのようなことや、仏の慈悲が分かる。

正しい実践と悟りの方法が分かる。

それから、環境への適応をするのは良いけれど、それは、ある意味、ロボットのようなものになっている。

ロボットになると、分かるのは良いが、本当に、ロボット人間のようになって、地獄のように辛くなってしまう。

分かるのと、ロボットになるのは、同じだ。

それは、悪いことをしているからそうなる。

皆をロボットにして、自分のコピーにするのはおかしい。

そんなに分かるのが、一番頭が辛くなる。」と言った。

ポールは、「相手の立場を考えて、視点と環境を成り立たせる。

具体的なプロセスと客観視を考えて、応用や実現方法を考えることで、想像力がつく。

ただ、何より、色んな普通のことを知ること。

ネットを上手く利用して、普通のこと、社会のことを沢山知ると良い。

成長することで、大人より賢い子供になれる。

それが賢い。

ソクラテスのような、無知の知のような、賢い人間になれる。

それが、マルクスやアドラーのようなことを考えていると、本当に全てのことが分かる人間が多い。」と言った。

ケビンは、「色んな未知のことを、捉えて分かると、色々と分かる。

捉える、と言う発想が重要なんだ。

心から認識まで、色んなことを捉えること。

色んな人間のしていることを捉えていると、本当にロックやヒュームのように分かる。

そして、経験論のような文章を書くと良い。

観念の経験的習得、獲得のようなものを、人間像から考える。

また、経験から知性と感情で分かるとか、経験論的なことを人生経験から分かることが出来る。

認識を推論して、認識から、共通認識、経験的知性、環境の違い、習慣を考えられる。」と言った。

エリックは、「ニュートンのように、実在と様相から、この世界を考えられる。

根拠と関係と可能性を考えて、具体的な人間と自然と社会のことが分かる。

理性的に考えるんだ。

それは、そのまま、デカルトのような、理性主義の世界観の哲学になる。

実際のところを良く考えて、昔の環境を思い出して、人生の場面と経緯を考えれば良いのだよ。

そして、集団のようなことを考えるために、環境への適応と因果性を考えるんだ。

認識と環境を作って、学習と経験と方法を辿って、意志と思考の伝達を考えて、歴史を知る。

いつどうなるか、何がどうなるかを考えて、科学を作って考える。

心の作用と反応を、意識と環境から考える。

あらゆる経験を自在に掌握して、社会的な影響力を知る。」と言った。

ポールは、「決まり、経験、影響力、方法、意志、自己、関係、集団、のようなことを知性で考えれば、体得的に、ニュートンのように、心と数学のことが分かる。

解く、証明する、と言うだけでは無く、構築し、依存し、必要とし、様相とし、前提の考え方と条件にすることで、自分の数学と体得が作れる。

そこでは、ネットのような、環境的土壌のようなものも考えられる。

そして、環境と自由から、社会意識や世界精神が分かる。」と言った。

ケビンは、「心理学、数学、物理学、教育学、情報工学、政治学、生物学、歴史学、経済学、文学、言語学、語学、哲学、の順にして、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、ロシア、アメリカ、イギリス、オランダ、日本、中国、インド、黒人、イスラム教徒の順にやると良い。

そして、虫、魚、爬虫類、鳥類、哺乳類、人間、植物、天使、宇宙、新しい生命、宇宙人の順にやると良いだろう。

別の網羅では、言語学、コミュニケーション学、論理学、システム工学、倫理学、形而上学、理想の社会学、マルクス経済学、法律学、統合数学、経験心理学、ロシア経済学、哲学、詩文学、フランス文学、ドイツ文学、キリスト教神学、網羅の哲学、世界史と日本史、独自の臨床心理学、統合生物学、新発見の科学、物語文学をやると良い。

フランスの理性と善の神と、ドイツの運命の神になる。

基礎を作って、環境のことを知って、工学的なことを知って、心理と世界観を解明して、人文科学と社会科学を作る。

そこでは、正しい正義から、人格と知を作って、自由な正しい理想の社会を築いて、自分から始めた戦いを、最後に終わらせるまで、永遠に体験する。

地獄の中で、厳しく自分と向き合い、正しい戦いのために努力する。

自分が悪いだけだった戦いは、最後に勝利して、見事に自分が賢い、そういう結果に終わるのだ。

あとは、組織社会や環境、国家や意識など、社会的な自由を分かると良いのだよ。

それから、感情、理性、発想、人生の可能性の発揮のような、心理的なことを分かっても良い。

あとは、地方や政党の自由な政治や、独立社会、組織による共有などを考えれば良い。

それから、神と対話するとか、ロシアの大統領になるとか、イスラエルの王になるとか、言える。」と言った。

エリックは、「一度、自分の分かっていることを、全部疑うこと。

見ていると、自分の分かっていることが馬鹿なのが、分かっていない人間が多い。

デカルトも言っているように、一度は、全てを疑う体験をするべきだ。

そのために、根拠と経験から理性を考えられる。

ただ、信じることも、それはそれで、悪くはない。

神を信じる体験を一度すると、普通の人間が何を分かっていないのか、が分かる。

普通の人間の限界が分かる。

ある意味、デカルトもキリスト教も、目的としているものは同じなんだ。

普通の人間の限界を知って、何を思いこんでいるか、何が本当に正しいか、理想か、を知る体験なんだ。

あとは、見ていると、馬鹿なものを賢いと思っている人間が多い。

賢くないものを賢いと思っている。

馬鹿は賢くない。

オープンソースなんか、何も賢くないだろう。」と言った。

ポールは、「親の話をきちんと聞いた方が良い。

それが、世間と世界を見ることで賢くなる。

親を信じない人間は、賢く見えて、馬鹿になる。

親を信じて、その後に世界を知ること。

それで、馬鹿が治る。

本当に馬鹿になった人間は、親を信じれば治る。」と言った。

ケビンは、「推論は、何か1つのことから、別の1つのことが言えるのを考える。

推論からモデルを作って、実験すること。

1つの心の解明から、全部の心が分かる。

パソコンなら、Gentoo Linuxの仕組みから、全てのLinuxとUNIXが分かる。

認識の仮定と法則を考えて、解き明かす。

環境からその状態が分かる。

そういうものを、推論と言う。

経験的に推論すると良い。

そして、全員の延長線上を経験から分かって、全員の活動を分かる。

認識と意識から、それぞれがどのように活動しているか、環境の中で意識がどうなるかが分かる。

意識は環境に支配される。

また、初期投資と再利用から自由な社会構築と準備の理性が分かる。

そして、科学を作ることで、森羅万象が分かる。

細かいところを言えば、物理的なこと、社会形成のこと、経験から社会を分かること、集合知を実現することなど、色んなことが言える。

推論を段階的に知ることで、社会と人生の段階を考えられる。

考え方を知ることで、自然なこの社会の道理が分かってくる。

それも悪くはない。」と言った。

エリックは、「哲学的に考えるなら、知と実体の捉え方を考えても良い。

それが、人間の側にあるものなのか、自然の側にあるものなのか、関係なのか法則なのか、良く考える。

そこから、生命のことを、まるで機械のように考えられる。

デカルトも、そういうことを言いたかったのだろう。

医学の未発達な昔の時代では、デカルトの言う、人間を肉体と精神に分けて考えるとか、仏教の言う、身体を不浄のものに見なすとか、そういう発想が多い。

全ては、神が導いて、第一原因としての神が存在するように見えた。

今の、科学的な理性の世界では、頭の中の空間を大きく満たしている、脳と神経が心の働きをすることも分かっている。

それは、デカルトや科学者の科学革命によるところだね。」と言った。

ポールは、「法則を解明することから、全ての道が開ける。

実体験と具体例から、全ての法則を解明する。

そして、どのようにすれば、変えられるのか、それは何故かを知って、真理を作る。

真理を知ることから、本当の知性がつく。

融和された上での、本当の安心や、涅槃に至る段階のように分かる。

それは、哲学というより、宗教だね。」と言った。

エリックは、「推論から、実在と予測の世界を分かること。

推論すると、ものの正しい特性と、デカルトのように自己が存在するのが分かる。

推論からモデルで分かると、ロックのように、知性から新発見ができる。

推論で分かるとはいうが、推論では分からない。

推論で分かってしまうと、新発見が出来るが、全部分かったら、分からなくなるのが良い。

それこそ、推論では何も分からない。

分かってから、分からなくなると分かる。

それこそ、特性だけではなく、環境や心から、森羅万象を推論で考えられる。

そこまで、経験と理性で、全部考えれば良い。

そういう、全てを考える人間は男に多い。

男は賢いが、女は、生に執着しない、命を惜しまない人間が多い。

それは、本当にそこまで色んなことがあって、耐えて、頑張って解決する女が多いからだ。

女はおかしい。」と言った。


【3.心理学についての会話】

心理学と心の治し方

ケビンは、「狂った人間は、おかしくなっていると言うより、何も出来なくなっている。

何か、出来るようになれば治る。

でも、それは難しい。

全てが終わって、もう何も出来なくなった人間が、狂う人間が多い。

そういうわけで、何も出来ない中で、おかしなことをいつまでも続けながら、何もしない人間になる。

狂った人間が治るわけがない。

本当に何もしないでいると、普通の人間になる。

狂った人間は、まともな人間になるのは諦めて、何もしない方が良い。

不思議と、何もしないでいると、本当に治る人間が多い。

狂った人間は、子供時代に原因がある人間が多い。

歩き回る人間は、子供時代に陸上でマラソンをやっているとか、そういう理由でおかしくなる。

子供時代おかしい人間は、すぐにおかしくなる。

治らない。

むしろ、一度死のようなことを経験すると治る人間が多い。

本当に怖い体験をすると、誰でもおかしくなる。

それは、死なないと治らない。

普通、そういう人間は、死んで終わりだ。

死ぬと、すぐに楽になって、まともな人間になる。」と言った。

ポールは、「虫も、ある意味では一番優れた生命だ。

幼虫から成虫に変わることが出来る。

ダーウィンが進化と言う発想をしたのは、虫を見て思いついたのかもしれない。

そして、生命力が強い。

ゴキブリは、本当に、全ての生命の中で、一番生命力がある。

虫も賢い生命だ。

人間が強いのは、集団で社会やものを作った時に限られる。

丸腰になると、明らかにライオンやトラの方が強い。

人間は弱すぎる。

あとは、鳥は飛べるし、魚は泳げる。

水の中では、自由自在にすいすいと泳ぐのが魚だ。

魚は、そういう、空間を支配する自由な生命だ。

人間は、一人では生きられないが、動物なら、一人でも生きられる。

あとは、植物は、アスファルトにも花が咲くぐらい、強くて、適応力がある。

どこからでも再生し、光の場所に適応して伸びる。

そのように、柔軟性が高いのが植物だ。

あとは、シマウマや羊は、楽だ。

牧草なんか、いくらでも生えている。

草を食べるだけで生きられる。

ライオンなんか、獲物を頑張って捕まえないといけない。

獲物が弱いとは言うが、ライオンは辛い。

ライオンは、強く見えて、一番悲惨な生命だ。

生物学は、体の構造、細胞分裂、遺伝などが分かる人間が多いが、分類と名前を普通覚える。

生き物の名前とどんな生き物なのかを知っている人間が多い。

そういうわけで、高校の生物は、あまり意味が無い。

賢いとは言う。

生物学の体系のことは知らないと悪い。

生物は、地球の一部だ。

むしろ、地球が生物の一部なのかもしれない。

他の星にも生物は居るかもしれないが、同じ生物は居ないだろう。

動物でも、植物でもない、おかしな生命が居る。

それは、人間よりはるかに馬鹿か、人間よりはるかに賢いか、だろう。

僕が色んなところで知っている範囲から言うと、そういう賢い生命は、意識の次元やオクターブのようなものが違う。

プレアデス星人や、オリオン星人などが居て、それ以上は、どんどん高次元になって、最後には一番高い存在である、神へと行きつく。

それらは、本当に色んな体験をしているだけで、理性のようなものはそんなに違わない。

ただ、地球人にはあまり意味はない。

本当の宇宙の主人公は、それら、もっと高い宇宙人だ。

ゲームソフトの主人公のようなものだと思えば良い。

地球はクソゲーで、プレアデス星人は面白い大作RPGだと思えば良い。

あとは、人間より低い生命は、光のような生命だ。

光にも、色んな光がある。

良く分からないが、虫よりももっと低い、単純な生命が光だ。」と言った。

エリックは、「おかしな人間は、実は、あまりおかしくない。

失いのが怖いだけで、そんなにおかしくない人間が多い。

一度、本当に失う体験をすると治る。

何故か、不登校になるとか、そういう、本当に失う体験をすると、狂っているのが治る。

いつまでも失うのが怖い人間は、治りたいと思うようになる代り、失うことへの恐怖と感情が矛盾して、おかしく悩むようになる。

その、悩む力が賢い人間が多い。

成功への執着はそのように生まれる。

だから、失うことを恐れないこと。

何を失っても良いと言う人間は賢くなる。

失うのが怖いなら、子供時代の自分と今の自分を比較して、何を失ったのかを良く考えてみると良いだろう。

心理学者の言う夢判断のように、眠る時に見る夢を考えると、今の自分が昔と比べて、何を失ったのかが良く分かる。

現実の自分がもう忘れていることでも、夢の世界に見えることは、自分が失った、取り戻したい願望のようなものが見える。

それこそ、学校を失った不登校の少年は、どんどん全てを失って、最後には理性的な思考能力すら失ってしまう。

それは、子供時代のゲームに問題がある。

学校よりも、ゲームの方が好きだったのが間違っている。

ゲームには理性が無い。

楽しいばっかりで、ちっとも賢くない。

本当は正しい、学校の教育のようなものの方が良かった。

そのせいで、あとになってゲームが嫌いになって、出来もしない勉強をやりたがるようになる。

極端な例になったけど、ある意味、これも心理学だ。

昔と今を比較すると良い。」と言った。

ポールは、「そこで言えるのは、あらゆる自分の今の行動や経験が、昔のことをベースに、それを心理学的に書き換えたものになる、と言うことだ。

子供時代、ゲームで沢山の楽しい時間を無駄に費やしていた人間は、ネットで意味の無い色んなことが有るばかりの人間になって、狂ってからも、何か楽しいことを常にしたい、そんなに沢山のことを全部やりたい、と言った、狂った人間になる。

その原因は、どうでも良い、生活のライフスタイルにあることが多い。

いつも、そういう、何から何まで行動して、体験して、充実した毎日を経験していた人間が、いきなりおかしくなって、本当におかしく意味のない沢山のことをいつまでもするようになる。

それは、子供時代のゲームが悪い。

狂った人間は、そういうところを覚えていない。

昔のライフスタイルを覚えていないのは、今と全く同じことをしているからだ。

そういう風に、総合的、普遍的にライフスタイルを考えると良い。

そこから、自分が心理学的にこの世界と人生で何をしているのか、が分かる。」と言った。

ケビンは、「心理学は悪くない。

でも、もっと普通の心理学を考えた方が良い。

臨床より、発達、学習、欲求、行動原理のような、普通の心理学が良いだろう。

それを、経験と環境から良く分かること。

昔は、僕もインターネットでそういう心理学のことを環境的に分かっていた。

だが、そういう人間は、狂うことが多い。

狂った人間は、誰でも、そういう心理学によって狂った人間になる。

そういうところが変わらないのが人間だ。」と言った。

エリックは、「そんなに全部のことをしない方が良い。

自分の決めた、1つのことだけの方が良い。

そんなに色んなことをあれもこれもは出来ない。

そういう人間が馬鹿になる。

皆より賢くなるよりも、皆より馬鹿になった方が賢くなる。

馬鹿は賢い。」と言った。

ポールは、「自分がしていることなんか、昔から何も変わっていない。

そういう理由で、子供時代におかしかった人間が、本当におかしな人間になる。

変わるためには時間が必要だ。

でも、変わらなくて良いこともある。

昔賢かった人間は、今でも賢い人間しか居ない。

でも、その行動や結果には、最初考えていなかった問題や矛盾が沢山出て来る。

学校に行くことをいつまでも拒んでいると、本当に学校のような普通のことが何も出来ない人間になる。

人間は、そういう風に狂う。

悪いものが好きな人間が悪くなる。

昔頑張りすぎた人間は、あとで頑張りたくて辛くなる人間が多い。

人間は変わらない。」と言った。

ケビンは、「あとは、親の教育方針が悪い。

子供は、賢くなると、キモくなる。

親も、学校も、子供をキモくして賢くさせるから、賢い人間はどんどんキモくなる。

それが、オタクのようになって、果ては狂人のようになって、狂うようになる。

それは、性的衝動と言うよりは、親が子供をキモくして賢くさせるのが悪い。

そういう人間が多い。」と言った。

エリックは、「そういうわけで、賢いを目指せば目指すほど、馬鹿な狂った人間になる。

狂った人間が賢いだけなのが、分からない人間が多い。

そういう、馬鹿なことを言わない賢い人間が、治らなくなる。

色んな馬鹿なことを言うしかない。

それで治る。」と言った。

ポールは、「狂った人間が悪くなるのは、悪い人間が賢いからだ。

誰でも、狂った悪い人間がヒトラーになる。

そういう、最初からヒトラーが本当に多い。

それこそ、誰でも、そういう悪くなることによって賢くなる。

それが間違っている。

何をしてもヒトラーになる。

そういう人間は、神を信じると治る。

神だけが唯一ヒトラーに勝てる。」と言った。

ケビンは、「ゲームをするよりも、もっと他のことをした方が良い。

何もしない方が、まだ賢い。

ゲームは、そういう風に、おかしな何もしない人間になる。

それから、キモイだけは賢くない。

キモイが賢いだけが人間だ。

キモくなると、人間は分からなくなる。

そういうわけで、賢いから分からない。

キモイを全部消すと、ただ、この現実世界がありのままに分かる。

それも賢くない。

キモイ方が賢いから、解決しない。

何も治らない。

だが、分かる前と、分かった後では、気分が違うはずだ。」と言った。

エリックは、「だから、ブッダの話を良く聞きなさい。

聞くだけではなく、自分で同じことを分かろうと、努力しなさい。

ブッダは悟っている。

本当に全てが分かった人間がブッダだ。

僕らの力で、君たちをそこまで高めることが出来れば良いと思うが、僕らのレベルを持ってしても、ブッダには敵わない。

ブッダの言う賢い人間には誰でもなれるが、それでブッダを超えたことにはならない。

ブッダは仏だ。

これくらいは、序の口だ。」と言った。

ポールは、「仏教の通り考えると、本当に心が治る。

1つ1つ執着を消していると、あらゆる全ての苦を消滅させることが出来る。

ブッダは心理学の哲学者だ。

ブッダから見ると、あらゆるものは、完全に苦しかない。

それこそ、苦を消滅させていると、誰でも知性が消えるが、ブッダは、そういう、何で知性がついて、何で知性が消滅するか、のようなこともきちんと分かっている。

そういうところが分かると、哲学が出来る。

そういうわけで、ただ苦を消滅させれば、それで良いわけではない。

そこが分からない人間は、狂人や廃人になって、狂った人間になる。

それは、本来の自分に戻ることでしか、治らない。

ブッダの真理が悪いわけではないが、馬鹿な人間が真理を分かっても意味が無い。

そこが分からない狂った人間が多い。

真理は悪くないが、馬鹿な自分が悪い。

不思議と、そういう賢い人間になるために、インターネットを見ている人間が多い。

インターネットでパソコンや社会の文明や歴史のようなことが分かると、そういう真理が分かる。

そういう、パソコンで分かる、と言う発想が悪い。

そういう人間が多いから、パソコンが一番悪い。」と言った。

ケビンは、「人間は、誰もが、なっているものになっているだけだ。

そういうわけで、なるものを変えて、正しいものになれば分かる。

そのためには、感情のコントロールをして、常に間違ったことをしないこと。

だが、間違ったことは、たまにはしても良いことが多い。

判断基準を自分の中で作って、経験的指標を持つ。

それが悟りへの道だ。」と言った。

エリックは、「狂った人間は、分からない人間が多い。

学校が悪い。

学校のせいで、誰でも分からない人間になる。

きちんと分かってしまえば、分かる人間が多い。

そんなに機械のように分かっていると、本当に機械的な人間になってしまう。

機械は馬鹿だ。」と言った。

ケビンは、「心理学をしたいなら、どの経験が、どの経験、感情、認識に関係しているのかを、良く考えること。

それに、経験心理学と言う名前をつけよう。

そして、何が普通で、何がおかしいのか、何がまともなのか、決めて考えること。

それから、知りたいなら、皆の延長線上の経験を考えて、何がどうなるのか、必然的に考えること。

狂った人間は、分かるのが怖い人間が多い。

恐れを克服して、分かるようになれば良い。」と言った。

エリックは、「アスペルガーは、他の人間より賢い病気だが、これが酷くなると、自閉症になって、うつ病や強迫性障害になる。

それが自閉症なのかもしれない。

そういう人間は、日本語が分からなくなる代り、本当に天才になる。

逆に言えば、アスペルガーに戻ると、自閉症が治る可能性がある。

ただ、それはありえないことを言っている。」と言った。

ケビンは、「本当に達成や成功が出来なくても、取り組み続ければ、賢くなる人間が多い。

本当にプログラミングが出来なくても、挑戦し、取り組み続けていると、本当に賢い人間になる。

それこそ、聖書は大量に多すぎて、すぐには全部読めない。

それでも、いつもいくらか聖書を読んでいると、本当に分かるようになる。

そういうわけで、馬鹿に見えて、そういう発想が賢い。

プログラミングや聖書に取り組むのは悪くない。」と言った。

ポールは、「その対象だけではなく、その対象を見ている、自分や周りの人間のことを考えること。

ハイデガーの存在論も、そういうことを言いたいのだろうと思う。

自分が何を考えていて、何を知ろうとしているのか、考えれば、認識論の哲学も出来る。

心理学の言う、心的現実のような考え方も分かって来る。

心的現実とは、それが起こったかどうかには関わらず、それを信じて、考えている自分の、心の中の現実を考える。

要は、それを考えるだけではなく、それを考えている自分の、考えそのもののことや、自分のことを考えるんだ。

考えの考え方を事前に作る、と言う発想は、カントのようだ。」と言った。

エリックは、「聖書には、ユダヤ人の歌やたとえ話、イエス・キリストの言葉が書いてあるが、ダビデの賛歌が多いだけに見えて、終末のことが書いてある。

イエスが言うように、終わりの時代では、人々は不遜なものや向う見ずなものになる。

それは、おそらく、平成を言いたいのだ。

ノストラダムスも、そういうことを言っているのかもしれない。

聖書を信じていると、精神の病気が治る人間が多い。

聖書は馬鹿では無い。

イエスは、求めるものには与えられると言うが、その人が求めたものは、常に与えられている。

自分が求めたものが与えられているだけなのに、分からない人間が多い。

ブッダが見ると、そういう、執着心のようなものは、無明や煩悩のようなものから生まれてくる。

そういうわけで、こだわりを無くして、常に自分のことを批判すること。

自分の望みを変えて、正しいことを望もうと努力して、自分を変えて、強く信じながら、全てのことを疑うこと。

先入観や思い込みの無い態度が、賢くて知ったかぶりの無い、正しい推論的考え方の無い人間を作る。

宗教も、哲学も、物理学も、そういうところが同じだよ。

きちんと比較して実験すれば、仮説や構造のようなことも分かって、未知や真実のことも良く分かるんだ。」と言った。

ケビンは、「運命は、同時に、裁きなんだ。

その人間が、本当に望んでいること、今は望んで居なくても、それを望むことが正しい、と言うような、本当の望みが、その人にとって起きる。

そういう体験は、人生の最初から、既に決まっている。

そういうわけで、運命はきちんと起きる。

科学を信じていた人間が急に宗教家になって、自由が好きな人間が次第に自由が嫌いになる。

だから、馬鹿を馬鹿にしちゃいけない。

馬鹿は、賢い人間が多い。

それこそ、馬鹿が馬鹿に見えて、今の自分の方が馬鹿なこともある。

それは、人生を生きながら、放っておけば誰でも分かる。

分かっていないようで、分かっている。

狂っている人間も、放っておけば、全部終わってから治る。

ただ、その終わりは、簡単には起きない。

最後まで、あらゆる森羅万象を全部知ってから終わるんだ。」と言った。

ポールは、「自分を中心にして、環境が変わり行くのを考えること。

狂った人間は、そういう、何を考えるべきなのか、が分かっていない。

ただ、自分の今していること、自分の今考えていること、自分の今居る場所を考えれば良い。

本当に、分かり続けているだけで、そういうものが分からなくなって、狂ってしまう。

きちんと、自分の行動と位置を分かること。

そういう風にしていると、狂っているのが治る。」と言った。

エリックは、「あとは、簡単だ。

認識と経験がどのように関係して、世界や他人と自分の関係性を考えれば良い。

基盤のようなことや、受け入れる、と言ったこと、あるいは、諦めるとか、執着を無くすとか、苦しみを知って解放されるとか、状態を真理で変えて行くとか、そういう風に考えれば良い。

仏教は心理学だ。

恐怖は、相手のことをきちんと許せば、誰でも治る。

同時に、自分のことも許す。

そのためには、相手より強くならないといけない。

自分が弱いと、相手を許せなくなる。

強い気持ちで恐怖に勝つべきだ。

そのためには、成長し、見つめ直し、謙虚な気持ちを持ち、正しく向き合い、許し、受け入れ、認めること。

そこから、仏教の八正道のように、正しい気持ちで行為や思念を持って、ものの正しい見方を知ることが出来る。

そういうものが、仏教的な真理なんだよ。

そういう風にしていると、まるでフロイトのように、精神分析を、ネットの実例と自分の実体験から出来るだろう。

そこでは、環境から自由になる、環境を自由に変える、と言った、自由が、心理学的な真理となる。

そして、意識の発展から、自在な意識を知って、キルケゴールのように、自分の人生を本当に豊かなものに出来る。

人生から悟りが開ける。

それは、ある意味、本当に自由で、平等で、全ての知と世界を知った、マスターの人生だ。」と言った。

ポールは、「心の裏にある、本当の心を知ること。

認識と経験が何に関係しているか、執着を無くすこと、から、何を原因なのかを解明して、その解決方法から考える。

哲学や心理学は、それに尽きる。

仏教は心の病院だ。

そして、人生を経験論的に知ること。

そこでは、ヤスパースと経験論から、経験と知性のこと、集団と個人のこと、絶対者のことを知ることが出来る。

それらは、仏教やデカルトだと思えば、誰でも出来る。

正しいことだけを信じながら、正しく心を治すことで、思い込みが見えて来る。

正しい推論をすることで、心を環境的、基盤的、法則的、未知的に知って、心の現象学を知ることが出来る。

ネットでソクラテスのように議論し、心と環境のことを推論し、変化を知る。

そこでは、社会の全て、人生の過去の全てが変えられることを知って、社会の可能性を知って、愛と経験の本当の意味を知って、社会を本当に変えられる、救世主のレーニンになれる。」と言った。

ケビンは、「それから、集団と個人を環境的に良く考えると良い。

理想の世界や、世界の文明のようなことは、環境と集団を考えて、客観視すると分かる。

自由を仮定し、留保することで、社会的な客観像が見えて来るだろう。

また、環境や論理の実例を良く知ること。

それも、ネットのような場所で、沢山の議論をして、自分の環境が変わったのを把握することで、変わらない世界と変わる世界の中で、実体験から哲学的な真理が分かる。

そこでは、全ては、決めること、決め直すこと、知性、可能性、なんだよ。

そして、環境を知ることから、確かめて、実験して、理性を批判することで、精神性と内面化が見えて来る。

推論や積み重ねもそこから出来るし、人生のこともそういう人間が分かる。

執着も消して、経験から正しい方法と結果を知る。

人間の自由から、社会のことや変化の可能性のことが分かって来るし、全員のことを吸収して、全員の延長線上にある、古代ギリシャ人のような、哲学的知の探索の経緯と開拓のようなことが、ソクラテスのように見えて来る。

経験論の言う、経験的な知性や社会構築の経験のようなことや、ヤスパースの言う、本来の自分に立ち帰る、集団の中に没しない、と言ったことも、そういう風にすれば分かる。

オーウェンのように、社会の実現のようなことも、良く分かるだろう。

基礎を作ることで、総合科学者のように考えることも出来る。

リベラルアーツのように、総合的な知を自由に知ることで、自分が自由になる。

専門を全部することは難しいけど、科学的知性と自分で作る基礎の構造から、横断して分かることも出来る。

そういう発想が、普通、哲学者だ。

そういうわけで、哲学者の言っていることは、全て繋がっているんだ。」と言った。

エリックは、「キリストは、誰もが入る広い門よりも、誰も入らない狭い門の方が、いのちの道へと繋がっていると言う。

それは、間違っていない。

ただ、正しく言うと、人とは違う人生の中で、皆と一緒に関わって生きた方が、賢い人間になる。

狭い門とは、誰にも関わらず、一人孤独に生きる、と言う意味じゃない。

自分の道を信じて、自分がリーダーシップを発揮しながら、皆の中で切磋琢磨して、自分の道を究める、そういう、自由な道の方が良いと言いたいのだ。

そういうわけで、自由は良い。

だが、狭い道をただ選べば良いわけじゃない。

自分の本当に良いと信じた、正しい道を信じること。

そのために、オープンソースや独自の心理学のようなことを実践するのは、悪くないだろう。」と言った。

ケビンは、「欲求や情動のようなことを良く考えるのも良い。

それも正しい心理学だ。

ネットの中で、人々が何を望んでいて、何をどうすれば分かるのか、を理解する。

ただ、それは、ある意味、一番狂っている。

そういう発想は悪いかもしれない。

人々の行為を分かって支配するのは良いが、ある意味、一番悪魔的な、UNIXのような発想だね。」と言った。

ポールは、「人間は、本当に何もしなくなると、すぐに治る。

ネットをしていると楽なように見えて、ネットには何も無い。

Linuxの周辺のネットなんか、ただ狂っているだけだ。

そういうわけで、何もしなくて良い。

何もしないでいると、治って賢くなる。

ただ、そんなに何もしないのが一番悪い。

それで何かをすると、良いことが起きる。」と言った。

エリックは、「経験は、スラムのような場所を経験して、そのまま、救世主のような体験をすると良く分かる。

そういう人間は少ない。

黒人に多い。

ただ、そういう、スラムは、最近、2ちゃんねるを見ていると出来る。

あらゆる経験をした上で、本当に偉大なことをするのが、スラムの救世主だ。

不思議と、昔からヒトラーのように多い。」と言った。

ケビンは、「辛い、判断しか出来ない人間は、記憶が無くなっている。

そういう人間が多いから、記憶を作ると治る。

記憶が無いせいで、頭が辛い人間が多い。」と言った。

ポールは、「決まりを良く考えていると、人格を吸収することが出来る。

人格的に、全ての人間になることが出来る。

ただ、そういう人間は狂っている。

最近、そういう人間が多い。

ネットを見ながら、うつ病の依存症のようになると、そこまでおかしな狂った人格になる。

環境的に、本当に悲惨な人間がそうなる。

ただ、馬鹿に見えて、そういう人間は、分かる人間になる。

融和して考えていると、ヘーゲルのように、全員のことや哲学のことが本当に分かる。

心を物理的に作用から考えられる。

感情のコントロールから、芸術や社会実現のことまで、まともに分かる。

そういうわけで、賢い人間は狂った人間が多い。

痩せた人間は、皆狂っている。

狂っているから、カッコいい人間が多い。」と言った。

ケビンは、「分からない人間は、思い込みのようなものが多い。

分かっていない人間が馬鹿に見えて、そういう人間がまともだ。

狂った方が賢くはなるが、すぐに馬鹿になる。

そういうわけで、本当に賢い人間は、狂わない人間が多い。

ブッダのように、本当に賢くなると、狂っているのが治って、本当に真実の意味で分かるようになる。

それは、地獄から仏まで、全ての体験を経験した人間がそうなる。

それをマスターと言う。」と言った。

エリックは、「環境的要因、必然性、必要性、因果性、経験、由来を考えることで、この世界を環境的な実現法則から考えられる。

そして、世界を変えるためにどうすることが出来るか、心理的な真理によって、人々のことを導くことが出来る。

自由だが、ある意味、悪魔的だ。

インターネットだと思うと良く分かるかもしれない。

そして、人間のことを、人格的、認識的に考えられる。

記憶、自己、関係、チャンスなどが分かる。」と言った。

ポールは、「狂った人間は、一度自由になって、もう一度元に戻ると治る。

何故か、ケロリと治って、楽になる。

辛いと分からないことが、一度自由になれば分かる。

そういうわけで、自由になる体験をすると、分かる人間が多い。

学校から離脱したり、ネットを見たり見なかったりする体験から、自由になって分かる。

ただ、そうでもない。

明らかに、それが一番狂っている。

ネットを全く見ずに、1つの取り組み続けると、分かる人間が多い。

哲学は、そういう人間の方が出来る。

ネットのオタクには何も分からない。」と言った。

ケビンは、「狂った人間は、精神が虚無になっている。

何をしてもおかしいのは、そこまでおかしかった過去を忘れているからだ。

覚えているようで、覚えていない。

それは、第一に、狂った人間は忘れるべきだ。

第二に、終わってから誰でもきちんと治る。

そういうわけで、治す、と言う行為は、精神病には本来必要ない。

治す、と言う発想を止めて、もっと良い自分になろうとすれば良い。

それで治る。

治す、と言う発想をすると、今のままの自分を出来るだけ変えないで、問題を解明しようとする。

だが、そうでは無い。

今のままを受け入れながら、必要な行動を新しいものへと変えていけば良い。」と言った。

エリックは、「子供は、幼少期の親が育て、教えた体験を、そのままやっている子供が多い。

学校では分からない。

子供は、親が育て、その通り育つ。

親が教えた幼少期の体験が、そのまま大人になる。

何も変わらない。

基本が全て間違っている人間が、狂う。

そういうわけで、不登校になるのも、学校に適応出来ないのも、親が悪いが、それは、親が悪い、と言うよりは、その子供が最初からおかしいだけだ。

悲惨な人間が多い。」と言った。

ポールは、「本当に辛くなったら、分かるのを止めて、休むこと。

そして、休むだけではなく、たまに使うこと。

それだけで、すぐに楽な時の自分に戻れる。」と言った。

ケビンは、「疲れているのは、血の循環が悪くなっている。

分かっていること、記憶、知性を消すことで、楽になる。

脳は知性、耳は記憶、脊髄は分かっていること、肝臓は病気、足は環境への適応、手は執筆が疲れている。

それを休ませれば治る。」と言った。

エリックは、「成長は悪くない。

狂った人間は、成長しない人間が多い。

それは、成長が、2ちゃんねるのようなものだからだ。

それから、今のままで良いと思った方が、楽になる。

今のままで良い人間は、変わらなくなる。

その方が、賢い。

あとは、まともな人間になりたいのに、それを言わない人間が多い。

まともな人間はきちんと分かる。

逆に言えば、まともでない人間は、何も分からなくなる。

まともな人間になりたい、と言えば良い。

それを、宣言すると良いだろう。

自分はまともな人間になる、と宣言すると良い。」と言った。

ポールは、「治さずに、放っておけば治る。

治せば治すほど、おかしくなる。

何故か、治さずに放っておけば、再生する。

それで、分かるアンテナが復活する。

それで、天使になる。

ただ、そういう発想は、止めた方が良い。

天使は辛い。」と言った。

ケビンは、「狂った人間は、感情の動作が出来ていない。

良いものには笑って、悪いものには怒って、キモいものは跳ね除けて、欲しいものは捕まえるべきだ。」と言った。

エリックは、「殺そうとすると、死ぬ。

狂った人間は、それが怖い人間が多い。

テレビや日本のようなものを殺そうとすると、死ぬ。

それから、狂った人間は、それだけで死ぬ。

狂ってしまうと、死なないと治らない。

普通、すぐに死ぬ。

死なない人間は、何かがおかしい。

狂っているのを、そんなに頑張らない方が良い。

あとは、そんなに治っても意味が無いんだ。

治らない方が治ることは多い。

出来るだけ治さない方が良い。」と言った。

ケビンは、「まともな人間は、認知行動や認識の裏側を考えれば治る。

でも、狂った人間は、それだけでは治らない。

もっと本質的な、何かを考える必要がある。

何かが本当に間違っている。

環境的要因や、人間関係、執着などを考えると、分かるようで、分からない。

気づけば分かるとは言うが、それは全てでは無い。

分かり得ないようで、不可知では無い。

何か、大切なものに気づいていないんだ。

それは、馬鹿なものを賢いと思っている、そのことが問題なこともある。

それは、えてして、親が悪い。

親が馬鹿なのに、親を賢いと思っている。

親も、自分が馬鹿なのに賢いと思っている。

そういうわけで、精神病のほとんどは、親に関する認識の病気だ。

親が、何か間違っている。

それこそ、親以外は、違わないのが、学校のクラスメイトだ。

親を批判的に考えると良いかもしれない。

それこそ、親が教師なせいで狂う人間が一番多い。

そんなに親が賢いように見えて、教育的な親になるのはおかしい。

親に意味が無いことを教えられて、洗脳されるのが悪い。」と言った。

ポールは、「子供と大人の違いは、子供にはアンテナがあるが、大人にはアンテナがない。

そして、今しか出来ない、と思うのはやめて、いつでも出来る、あるいは、出来なくても良い、と思うこと。

今しか出来ない、と思う人間が狂う。」と言った。

エリックは、「環境への適応が怖いのは、2ちゃんねるが怖いからだ。

成長や経験や認識が怖いのも同じだ。

一番怖いものは2ちゃんねるだ。

本当に馬鹿になる。」と言った。

ケビンは、「生き返って、魂を復活させること。

それだけで治る。

あとは、悪い方が、何も起きなくなって、楽になる。

良い人間は辛いが、良いことが起きて成功する。」と言った。

ポールは、「自分に良いことを信じ続けて、自分を信じて分かるのは良いが、自分に悪いことを信じるのも悪くない。

その方が分かる人間が多い。

どうせ悪いことが起きるから、しない。

そういう風に信じる人間が、子供に多い。

あとは、ロボットで分かるのが悪い。

学校やパソコンなど、ロボットで分かると、分からなくなる。

自分の分かる、正しい根拠と方法のようなことを、自由な視点と経験から分かること。

自由の方が良い。

ロボットで分かっていると、狂う。

ロボットは、人間を狂わせている。

小学校が一番悪い。」と言った。

ケビンは、「皆が怖いのは、この世界は狂ってしまうように見える。

皆、そういう、世界が狂うのが怖い。

右翼やマスコミのせいで狂っているように見える。

ただ、そうではない。

狂っても良い。

狂ってしまえば、あとは自動的に起きる。

世界は、狂って良い。

見ていると、狂うしかない。

それでしか、賢くならない。」と言った。


【4.インターネットについての会話】

インターネットと自由

エリックは、「ネットや学校などで、真実の体験をすること。

一度そういう、本当に楽しい体験をすると、何もしなくても、楽しくなくても、楽になる。

そして、世界を知って、世界を変える体験をする。

そういう体験から、純粋な愛と哲学が分かる。

それが青春だ。

経験から、世界を変えるために何をどうすれば良いのかが分かる。

正しく世界を変えるような、そういう体験から、高い立場と視点で世界のことが分かる。

正しく世界を変えるために、何をどうすれば良いか、そこから、心理学的に世界を実現出来る。

それに、沢山の経験を付け足せば、本当にこの世界のことが全部分かる。

ブッダよりも賢くなれる。

そして、未来のことも全部分かる。

この世界にどんな潜在的可能性があるのか、どのように考えれば、先入観無く、きちんと正しい判断基準を持てるのかが分かる。

前提条件を知ることで、発想法から、科学のことも良く分かる。

完全な超人になることが出来る。

だが、それは、超人に見えて、ある意味、廃人みたいにも見える。

言ってしまえば、あまり意味が無い人間だ。

そういうわけで、本当に無意味な人間の方が、賢い人間になれる。」と言った。

ケビンは、「疑うのも大切だが、信じることも大切だ。

全てを疑う中で、正しい根拠だけを信じるのは悪くない。

でも、正しく信じて分からないと、何も分からない。

信じる、と言う側面から言って、確実な分かる方法と、当たり前に正しいこと、そういうことを信じるのも良い。

神のように盲信するのは良くない。

そこから、理性批判のように、カントのように考えるのも、ある意味では、正しい賢者だ。

賢者は間違ったことをしないし、正しい発想のようなものが全員分、全部分かる。

でも、この世界と戦って、滅ぶ中で、自分の出来ることを全て信じて、あらゆる全てを信じて戦うような、そういう体験をしても良い。

それは、愚かに見えて、愚かでは無い。

本当に世界を救うために、世界の全てを背負って戦う。

何故か、きちんと分かった人間は、誰でもそういう体験をして、右翼になる。

右翼には、そういう、戦う正しい人間が多い。

だが、右翼は悪い。

左翼が強い方が良いだろう。

一つの左翼国家が強いと、世界が平和になる。

そういうものだ。」と言った。

エリックは、「日本は、もう自由を止めるべきだろう。

自由な理想より、平等な理想の方が正しい。

そんなに強くしても意味が無いし、2ちゃんねるのようなインターネット世界は、もう既に狂っている。

自由は、狂って皆を馬鹿にしているだけだ。

自由の世界は、もう要らない。

草の根の活動から、もっと平等な世界にしていくべきだ。

皆で協力すれば、共産主義にしなくても、平等な世界は実現出来る。

自由はそろそろ終わるべきだ。」と言った。

ポールは、「むしろ、自由も平等も同じだ。

自由な経験から、価値観やそれぞれの出来ることを考えて、自由な社会を作ることは出来るが、それは平等でも同じだ。

インターネットも、自由なインターネットから、もっと平等なインターネットに出来る。

オープンソースのような、ネットの自由で平等な革新派は、Wikipediaのように、どんどん増えている。

自由を止めてネットを無くすより、ネットを平等に染めてしまうのが良い。

それこそ、2ちゃんねるも、平等に悲惨な人間を全員受け入れる、と言う意味では、良いコミュニティサイトだ。

学校のいじめのようなものは、無くすことは難しいが、そういう、代わりとなる自由なコミュニティサイトは、作れるかもしれない。

それは、平等の方が良いだろう。

2ちゃんねるの参加者も、平等に受け入れれば良い。

いじめはなくならない。

むしろ、子供だから、いじめても悪くないように見える。

多感な子供だから、仕方ない。

そういうわけで、フェイスブックは良い発想をしている。

実名にすれば、良いコミュニティになる。

それを、Wikipediaのように平等にすれば良い。

むしろ、必然的にそうなる。

ただ、Wikiはコミュニティサイトをやり出すと、意味が無いし、フェイスブックは嫌いな人間が多い。

それこそ、実名にしたせいで、自由でも平等でもなくなった。

右翼が多い。」と言った。

ポールは、「目的意識を持つこと、経験を知ること、自己意識を体験で知ること、世界が変えられる方法を知ること、意識と経験を知ること、理想の社会の実現方法を知ることで、あらゆることを俯瞰的に知って、内面的なものから人生を知って、人生を全て分かることが出来る。

社会と人生を高い立場で見ることが出来るし、視野が広がる。

だが、それだけではまだ十分じゃない。

神のような絶対者の存在を信じることで、最後まで進める。

そして、精神分析で自分を治すことで、最後まできちんと分かる。」と言った。

ケビンは、「大学や学校のようなものに頼らない方が良い。

権威を疑って、自分の力で推論して、議論して、社会のことを知って、あらゆることを自分で出来るようになって分かる。

そういう、経験豊かな人間は賢い。

大学を信じないこと。

でも、大学の言う知恵や考え方のようなことは、期待しない範囲で参考にすれば良い。

それによって、あらゆる知識を得ることは出来る。

でも、信じたり、支配されたりしちゃいけない。

大学はあくまで、参考になる道具だ。

ネットも、パソコンも、道具だと思えば良い。」と言った。

ポールは、「ネットを考えるのも悪くない。

基盤的に、ネットから沢山の影響を受けるのを考えることで、記憶を受け入れる、と言う発想が出来る。

心の成り立ちが良く分かる。

それこそ、馬鹿に見えて、馬鹿の方が賢くなる。」と言った。

エリックは、「2ちゃんねるなんか、しない方が良い。

ネットで悪いことを沢山言っていると、あとで、地獄みたいな試練の運命になって、本当に辛い人間になる。

ブッダが地獄を低いと言ったり、キリストが悪い人間を地獄に堕ちると言ったりしているのは、そういうことを言っている。

2ちゃんねるの悪い人間は、地獄に堕ちる。

神を怖くするのは、2ちゃんねるをしないでほしいからだ。

そういう人間は、本当に神が裁く。

ただ、地獄に堕ちて、地獄の中で本当に頑張っていると、成功のような良いことが起きる。

神が、神の下では平等だと言っているのは、そういうことを言っている。

劣った人間も、悪い人間も居ない。

全ては神が創造しているし、世界は神が支配している。

誰もが同じ人間だ。」と言った。

ケビンは、「人間は、善悪や思いやりを経験的に知ったり、色んな科学的なことや教育学的なことを体験的に知ったり、認識をカントのように考えたりすることで分かる。

科学の正当性、同じ発想、のようなことが経験的に、同じ状態と立場になって分かる。

ある1つの場合でそうだったことが、別の場合でどのようになるか、そうなればどうなるか、のようなことから、社会や心理の形成のようなことが分かる。

そういう、認識論を作れば良い。

ただ、それらは、不思議と、インターネットになっている。

ネットのせいで、そういう風になるのが、最近多い、まともな人間の哲学者だ。

それから、ありえない体験をして、神と対話するような、そういう体験へと変わって行く。

それも、ネットのせいなんだ。

ネットは、良く分からないほど、麻薬みたいに悪い。

明らかにオタクは悪い。

馬鹿の方が賢くなるのは、一番賢い人間は、こういう風に、馬鹿な人間が多い。

そういうわけで、馬鹿をそんなに悪いと思わなくて良い。

オタクは、音楽やパソコンなど、悪いものばかり多い世界で生きていると、当たり前にそうなる。

全部オタクが悪いだけだ。

ただ、良く見ていると、どうやらそうでもないようなんだ。

オタクは何故か、何かが賢い。

それこそ、オタクから見ると、オタクが賢いだけの世界だ。

ただ、オタクと技術者は違う。

Linuxをオタクだと言うが、ネットのオタクとLinuxは、何かの相性が悪い。

むしろ、何もネットなんか見ずに、マニュアルだけを読んで、一人の趣味として、自分だけでLinuxを使った方が面白い。

オタクはWindowsに慣れ過ぎているところがある。

Debianの安定版を使って、こんなものは古すぎる、とオタクが言う。

だが、安定版は安定している。

オタクには分からない。

そういうわけで、Linuxをやるにしても、ネットは参考にならないが、マニュアルは参考になる。

不思議と、そもそもが工業大学の学生やプログラマのためのOSだ。」と言った。

エリックは、「ネットも悪くはない。

多様性のある環境から、社会経験をして、色んな人間と会話や議論をして、絆を培うことが出来る。

そして、人々が考えていることを知って、自分が何をすべきなのか、何をすればどうなるのか、何が出来るのか、のようなことが分かる。

ネットの人生経験は悪くない。

色んな人間を全員分、分かる。

そして、この社会を普通に考えられる。

役割や形成条件から、どんな社会を皆で作るべきなのか、のようなことが、経験的に見えて来る。

とにかく、経験するべきだ。」と言った。

ケビンは、「ネットは、未熟な人間が、世界を知って、賢い人々の意見が沢山集まる、賢い人間の集まる場所だと思って使えば良い。

ネットで経験すること、議論することで、本当に楽しくて、色んなことが分かる、世界を知る体験をすることが出来る。

そして、世界精神と歴史のことも、ネットをやっていると良く分かる。

文明の変貌が分かる。」と言った。


【5.国際政治と左派についての会話】

国際政治と左翼思想

ポールは、「自由を悪いとは言うが、自由も色々と良い点は多い。

そういうものを、自分なりに色々と信じてみると良いだろう。

色んなことを信じる体験から、絶対的な善悪や相対的な価値観などを経験から知ることが出来る。

ただ、自由で無いものは、間違っていると思った方が良い。

右翼の言う実現力や、左翼の言う師弟制度のようなものは、大企業や工業大学で実現出来る。

そういうものを、再発明する意味が無い。

そういうわけで、自由でないものは意味が無い。

自由な中で実現すれば良い。

何も与えない平等分配より、最低限を与える生活保護で良いし、平等な社会所有は、スターリンのものにしかならない。

自由な方がはるかに平等だ。

平等には何も出来ない。

支配者は実現力がある。

それこそ、最近は、自由な右翼が一番良く見える。

不思議と、競争していると、勝ちたい人間が、色んなことをする。

競争より結束とは言うが、決定者が一人では何も出来ない。

支配者は、沢山居た方が良い。

スティーブ・ジョブズのような人間が本当に必要だ。

ただ、右翼を単純に信じれば良い、と言うわけではない。

右翼は、支配して殺したいだけだ。」と言った。

ケビンは、「右翼は悪くない。

左翼は、本当に信じない方が良い。

北朝鮮のニュースを見ていると分かるように、北朝鮮では、完全な思想統制をする。

元帥を子供から大人まで、全員で信じている。

それで良いわけがない。

それから、中国を見ていると、株式市場がありえない規制や操作ばかり多いように、資本主義になっているようで、完全な資本主義になっていない。

おかしな劣化コピーの市場経済になっている。

中国は、ほとんど資本主義と同じだ。

決まったノルマ以上働いた人間に、自由な報酬を与えることを許したのは、豊かにはなったが、自由も平等も無い、最悪の悪い世界になっている。

それこそ、ヒトラーを悪いとは言うが、王は悪くて良い。

横暴な王は居た方が良い。

チンギスハンのように、悪い王は本当に強い王が多い。

強ければ、それで良い。

ヒトラーは、演説でも、自分のことを疑う人間は頭がおかしいと言っているように、本人は自分のことを正しいと思っている。

それこそ、ヒトラーは正しい人間だ。

信じたドイツ人が悪いとは言うが、ドイツ人でも、戦うしかない、他に選択肢は無いといつも言われていると、それを信じてしまう。

ヒトラーを悪とは言うが、ああなってしまうのはある意味仕方ない。

見ていると、北朝鮮の方がさらに悪い。

ただ、あまりヒトラーを擁護すると、ユダヤ人が悲惨だ。

ユダヤ人は劣ってはいない。

ただ、ユダヤ人にも悪い点はあるだろう。

選民思想が悪いだけではなく、巨大な金融資本を持つ、資本家の民族だから、嫌われている。

キリストを信じない民族は、仲間に見えない。

そういう人間は多い。

ただ、右翼はあまり言わない方が良い。」と言った。

ポールは、「理想は、平等の方が良い。

皆が同じ人間であり、それぞれのためになることをそれぞれがし、助け合い、許し合い、分かり合う、勝者も敗者も区別なく兄弟の愛を信じられる、そういう国の方が良い。

平等はあくまで理想であって、現実には平等が無い、と言う人も居るが、それは間違っている。

本当に平等にし、悪い人間を皆で倒し、その力によって、皆を解放し、救う。

そんな理想があった方が良い。

理想は、頑張れば実現出来る。

それぞれの意識改革と、可能性の実現と、確かに出来ると言う気づきを知る。

左翼は、皆のことを平等にしたいだけ、良い人間だ。

ヒトラーやファシズムは悪い。」と言った。

エリックは、「独裁者は倒さなければならない。

自由も自由で、勝ち負けばかり多い。

皆で平等な社会にしていくこと。

だが、社会主義は失敗した。

どうすれば良いのかは分からないが、確かに言えることは、誰もしようとしないことは、自分でするしかない。

そして、自由や平等と言っているよりも、行動して、本当の自分の能力と経験をつけること。

そんなにありえない考え方をしても意味は無い。

実直に、1つ1つ叶えて行けば、全ては叶うんだ。

そういうわけで、1つ1つ良くしていくことしか無い。」と言った。

ケビンは、「日本とソ連は、良く似ているところがある。

ある意味、人類を本当に進歩させたかったのは、日本とソ連だけだ。

それに、オープンソースのような、ありえない思想と良く似ているところがあるのが、日本だ。

それこそ、日本と中国が戦うのはおかしい。

思想が違うだけで、考えていることは同じだ。

アジア人、皆でドイツやイギリスに勝てば良い。

アジア人、皆で、勝てないのがおかしいが、白人は強いから仕方ない。

現代史の中では、わずか数年でアフリカのほとんどを植民地にして、アジアや南北アメリカも日本ぐらいを除いて、本当にほとんどを植民地にしてしまった。

白人は本当に、搾取と植民地を競争しながらするから、植民地から見ると、悪魔にしか見えない。

だが、フランス人は、それを後進地域を先進地域が発展させる、文明化のようなものである、と言っている。

フランス人は、植民地の文明を白人が与える、と言う名目で、植民地化を肯定する。

それもおかしくはないが、ヨーロッパ以外の地域を遅れている、と思うのはおかしいのが、白人の右翼だ。

そして、皆で白人の支配に勝ちたい国が日本だから、日本の右翼はドイツ人とは違う。

日本の右翼なんか、ただの左翼だ。

ヒトラーは狂っているが、日本の右翼は狂っていない。

だが、日本の右翼の悪い点は、白人と同等の存在になって、今度は日本人が白人と同じことをやる。

そこが嫌いな人間が多い。

朝鮮人を同じアジア人が植民地にするのはありえない。

だから、黒人は日本が好きなのに、アジア人は日本が嫌いだ。」と言った。

ポールは、「右翼は狂っているように見えて、右翼は悪くは無い。

競争で強くすれば、日本は世界の中で大きな位置を持てる。

それに、利権争いはどこの国でも普通だ。

白人も、儲かればそれで良いと考える。

あまり意味が無いが、右翼は本当に悪い。

右翼は、皆の手で倒すしかないが、一番簡単に倒す方法は、軍を味方につけて、軍のクーデターによって倒すことだ。

革命は軍と戦うと弱いが、軍を味方につけると強い。

だが、革命も革命で、悪い。

何も罪のない、善人を殺すのはおかしい。

だが、戦争も革命も、そんなに大きな出来事では無い。

戦争は悪いとは言うが、数年で決着して、普通は領土を割譲したり、賠償金を取ったりするが、普通は、あまり意味の無い出来事だ。

革命も、普通はすぐに鎮圧されるが、勝つ時は、何もせず、いくらか政治家を殺して勝つ。

そういう、戦争や革命は、本当に起きない方が良い。

それは、民主主義にするのが一番良い。

平和的な方法で国を変えることが出来る。

だが、そんなに右翼や左翼のやることに、神経質にならない方が良い。

戦争は、あまり意味の無い出来事だ。

第二次世界大戦が、総力戦と言う、本当に辛くて苦しい戦いだっただけで、普通戦争にはあまり意味が無い。

アメリカはいつも戦争しているが、沢山の犠牲者は出している代り、アメリカはそんなに大事な出来事だとは思っていない。

右翼はそういう風に考える人間が多い。

右翼は悪くないだろう。」と言った。

エリックは、「ただ、戦争が本当に悪いのは誰でも分かる。

人を殺して、自分も死んで、世界が滅びて、皆辛い。

それが悪いのは分かる。

だが、戦争はチャンスでもある。

ソ連や日本が、白人のイギリスやフランスに勝つ、チャンスなのだ。

そういうわけで、日本やソ連は、勝つために戦争したがる。

それもおかしくは無いが、誰もが、日本がそういう、戦争をするだけの国に見える。

だが、そうでもない。

日本は平和な国だ。

皆、この世界を平和にしたいだけだ。

戦争中の大日本帝国は悪い国に見えて、悪くない。

戦争で、この世界を平和にしたい。

そういう集団だ。

昔の日本人なんか、何も悪くない。」と言った。

ケビンは、「ただ、平和憲法は本当にあった方が良い。

最近の戦争はおかしい。

昔の時代で、戦争が普通だったのは、弓や槍や刀や馬で戦っていたからだ。

銃はまだ普通だった。

世界大戦以降、ミサイルや戦車で戦うようになった。

ベトナム戦争なんか、本当にさらに悲惨だ。

戦争なんか無い方が良いし、核兵器も必要ない。

誰も戦争なんか、望んでいない。

最近の戦争は本当に怖いから、抑止力と言う右翼はありえない。

抑止力を持てば持つほど、相手も沢山の戦力を持とうとする。

それこそ、右翼は、両方とも強くすれば、軍事力の均衡が取れて、平和になると言う。

それは明らかにおかしい。

正しいのは、全員弱くして、軍事力を誰も持たないことだ。

右翼は本当におかしい。

明らかに、平和憲法の左翼の方が良い。

それこそ、社会主義をおかしいと思う右翼が多いが、社会主義はおかしくない。

軍事力を持つ意味なんか、何も無い。

競争とは言うが、格差を広げるだけだ。

全体の富のほとんどを金持ちが持っている時点で、全体を豊かにする意味なんか、無い。

平等にしなければ意味が無い。

労働者が貧民になっているのは、階層的に貧民の方が多いのに、何故か政治的な多数決を取った時は、貧民の方が少ない。

何故か、多数決はおかしい。

多数派の上層が、少数派の下層を奴隷にして、いじめているのだろう。

平等の方が良い。」と言った。

ポールは、「革命による政権は、軍事政権になることが多い。

それは、軍事的に強くすれば、勝てるように見えるからだ。

そういう理由で、ナポレオンも戦争ばかりしている。

革命政権はおかしいが、ヒトラーも同じようにおかしい。

貧しい国は、戦争で勝つしかない。

それこそ、勝てるわけがない。

最初から自由がおかしい。

大国が平等にすれば平和になる。

ソ連は何も悪くなかったのだ。

色んな悪い点はあるが、理想だ。

それに、奴隷にしているだけ、とは言うが、強制労働はあとで発展する。」と言った。

エリックは、「最近は、右翼は軍事力を抑止力と言って、平和になると言うが、それはソ連より酷いペテンだ。

ソ連のプロパガンダも酷かったが、右翼は本当に馬鹿だ。

まだ、資本主義を必然的に崩壊すると言って、資本主義を帝国主義と言い続ける方がマシだ。

最近の右翼は2ちゃんねるだ。

アメリカを見ても、日本を見ても、狂った右翼だ。」と言った。

ケビンは、「それは、そうでもない。

ソ連は、言論弾圧国家だ。

検閲し、監視し、弾圧し、逮捕する。

そして、ものは全て独裁者のものだ。

そういう国だから、ソ連もソ連で、左翼ではなく、右翼にしか見えない。

右翼と言うよりは、独裁主義のような国だ。

だから、本当にアメリカの方が良い。

アメリカが正しい。

日本やドイツは、全く何も良く見えない。

アメリカが見ると、日本の大本営が一番悪いが、ソ連はそれと同じだ。」と言った。

ポールは、「共産主義も、いつか成功するだろう。

ソ連とは全く違う形で、どこかの国が成功させるだろう。

高度な生産力と言うから、そのうち日本が社会主義を実現させるかもしれない。

それこそ、日本は社会主義が成功したように見える。

それは、経済力や、株式会社日本、のような考え方も言えるが、仏教の教えが共産主義に見える。

そういうところを言う人間が、2ちゃんねるに一番多い。

それは、何も分かっていない。」と言った。

エリックは、「政治の話が分からないなら、日本を良いと思えば良い。

日本は、和服や和食など、和の文化がある。

相手のことを敬いながら、自分が自分から下へと謙虚な態度に出る、そういう文化がある。

それこそ、酒を飲んで泥酔した人のそばに財布が落ちていたら、それを盗むのではなく、その人を起こして、風邪をひくよ、などと言うありえない国が日本だ。

日本は、そういう風に、国民性が高い。

悪いことをしたい人間が居ない。

それは、仏教や神道が影響しているのかもしれない。

キリスト教が馬鹿なのだろう。」と言った。

ケビンは、「本当に、日本が一番良いとは言うが、それは、外国人が見るとありえない。

外国人は、日本は、箸を使って刺身をわさびと一緒に食べるありえない国に見える。

だが、悪い国には見えない。

頑固おやじのサムライの国には見えるが、ドラゴンボールのように、格闘技が出来る人間が多いように見える。

ただ、外国人のことなんか、考えない方が良い。

島だから、黒人が住んでいるように見える外国人が多い。

それに、日本はあまりにパクリに見える。

自分で何も作っていない、と言う人間が多い。

悪い国には見えない。

アジア人が賢いから、好きな人間が多い。

漢字がありえないのは分かるが、読めるわけがないから、誰も日本なんか専攻しない。

だが、日本語を勉強するのは面白いと言う。」と言った。

ポールは、「何も分からなくなったら、説明と関係を良く考えること。

説明を論理的に考えていると、きちんとこの世界の事象が分かる。

そして、社会的な意見、推論、説明、理由を良く考えること。

そこから、方法や可能性や役割や自然が見えて来る。

何が何になって、何がどんな効果をどんな場合で発揮するのか、経験から何が変わるのかが分かって来る。

認識や方法の分析も、環境や問題の解決も、論理的に考えられる。

世界観を作って、仮想的なありえない世界を作ること。」と言った。

エリックは、「そして、国家モデルのようなものを考えれば良い。

社会主義は悪いとは言うが、昔から、平等分配は悪くない。

格差は悪いし、ソ連の良い側面を見ると、社会所有、計画経済、平等分配、評議会、ノルマ生産、自由な共同体、共有、自治体の生産手段、人民による平等な支配、歴史の出来事の自然な積み重ねと移り変わり、公共のインフラ、平等な人民による権力、原始共産世界から宇宙人のような理想の世界を皆の手で作る理想、負の側面を見ると、独裁権力と粛清、秘密警察と強制収容所、のようなものは、モデルで分析して良く考えると良く分かる。

決定と断言と判断から考える。

もちろん、資本主義のようなものも、自由と代表から考えられる。

選挙はもっと良い参加や試験などの協力手段に出来るかもしれないし、インターネットは免許制にすべきかもしれない。

金も悪くは無い。

IBMのような巨大企業は、どんな責任と社会的役割があるのか。

何が出来るのか。

世界を変えるために、どのように貢献しているのか。

そして、色んな自由な社会の道理が考えられる。

何が変化可能で、誰が何を出来て、誰が何を許されていて、自分が何を出来る権利と参加の可能性があって、何が自由で、何が可能性として実現出来て、何を成すべきで、何をすれば理想の社会が出来て、解決方法で何が正しく解決出来て、何が何を意味していて、何がそこでは意味されているのか、意図されているのか、誰が決めたのか、当然にどうすべきなのか、そこにはどんな見方と解決があるのか、それはどういう風に実践すべきなのか。

組織とは、協力とは、何なのか。

何故そうなっているのか。

どういう風にしていくべきなのか。

そういう、資本主義のことも、同様に、自由と行動の社会的なモデルから考えられる。

もっと言えば、どんな社会が実現可能で、何を経験的に実現すべきなのか、ビジョンと洞察力のようなものから考えられる。

そして、人々の言っていることを良く聞くこと。

言う人間より、聞く人間の方が、100倍賢い。

そんなに言っても意味が無い。

皆の経験を聞くべきだ。

そして、自分の力で考えながら、この世界を知り尽くすこと。

人々の意見を聞いて、世界のことを知ることだ。

世界は誰でも変えられる。

創造性と多様性を信じると良いだろう。

自由は良いものではないが、平等も良いものではない。

ただ、これでは社会主義には見えるが、独立、指導者、昇進、取り決めと取り組みにおける、自由もまた良いものだ。

独立は共同体に勝るし、指導者と昇進によって、自由にこの共生社会を作って、実現することが出来る。

誰も、ソ連に支配されたい人間なんか、居ない。

独立と主権が許されるべきだし、主権は独裁ではなく、主権在民であるべきだ。

そして、取り組みと取り決めは、自由に決めながら、自由な報酬で、努力の量と質に報いがあるべきだ。

不思議と、マルクス主義も、当初の段階では、努力の量と質に応じて与えるべきだとしていた。

スターリンとソ連型社会主義によって、努力の報われない、悲惨な国になった。

そういうわけで、社会主義もある意味では自由だが、自由の方が本当に良い国だ。

それこそ、中国は悪くない。

ノルマ以上働いた人間に貯蓄と収入を許したのは賢い。

自由と平等が同時に成り立つ、本当に素晴らしい国になった、と言える。

中国が勝つと良いだろう。

中国は、政府がマスコミやインターネットを監視・検閲したり、選挙を事実上自由にしなかったりなどの問題はあるし、明らかに資本主義の方が優れているが、良い理想がある。

その理想の旗は掲げていたいものだ。

それこそ、ロシアは既に右翼だ。

ある意味、社会主義は全部の国で失敗したが、これから資本主義を取り入れることで勝利する。

その可能性は、少なくないが、それはあまり良い世界に見えない。

本当に日本の方が良い。」と言った。

ケビンは、「左翼をそんなに言う意味も無い。

不思議と、歴史的に見て、少数派の貴族や征服者民族が多数派の民衆や奴隷を支配する国は、中国の清のように多い。

それも、おかしくはない。

それが平等にする、そういう発想がソ連だ。

不思議と、明らかにアメリカや民主主義の方が良い。

明らかに、理想は無くても、現実を見ると、自由の方が良い。

明らかに自由の方が良いから、あまり社会主義を信じない方が良い。

革命は国を滅ぼす。

それこそ、マイクロソフトやグーグルが賢いようにしか見えない。

これで自由が好きなのはおかしくない。

それこそ、平等には何も出来ない。

軍隊と警察だけの方が、皆が賢いことが出来る。

自由だからと言って、悪くなると思うのは、短絡的だ。

自由な中で、良く考えると、本当に良い社会を皆の手で作ることが出来る。

そういう自由は、ある意味、ニーチェのようだが、おそらくマルクスもそういう風に考えたかっただけだ。

マルクス本人は、本当に自由な世界にしたかった。

ソ連は、平等のために自由を無くすのはおかしい。」と言った。

ポールは、「それこそ、マルクスやサルトルは、堕落した世界に見える。」と言った。


【6.自由主義についての会話】

自由経済と自由主義

エリックは、「僕も、自由な会社の方が好きだ。

僕の好きだった、ボーランド、サン・マイクロシステムズ、ネットスケープのような会社は、もう買収されてなくなったが、それでも、自由な会社経済の中で、色んなことをするのは悪くない。

平等がアップルなんか、作れるわけがない。

左翼は悪いが、創造的で革新的な会社は、ある意味左翼的だ。

そんなに強くするより、弱くても賢くした方が良い。

そういう、良い人間は本当に多い。」と言った。

ケビンは、「ある意味、国家的、社会的にそれぞれのことを支援するのは、間違っている。

それぞれが、それぞれの意識を持って、それぞれのやりたいように、弱者を支援すれば良い。

マイクロソフトのビルゲイツも、慈善事業への寄付や支援のようなことをきちんとしている。

資本家は頑張った人間だから、金持ちは悪くないが、人々に援助し、支援する、責任のある金持ちであってほしい。

ビルゲイツは、技術者だし、社長だし、世界をきちんと変えた人間だ。

最近はWindowsが馬鹿になって悲惨だが、賢い人間だ。」と言った。

ポールは、「文章を書くなら、環境や共生社会を作ると良い。

世界のことや人生のことをモデルにして、独立や共有から社会のことを作って、全ての考え方を考える。

平和や発展のことを考えると良いだろう。

学習と人生の経緯でも考えれば良い。

それから、思いやりや自由から、人生と社会の段階的なものを考えると良い。

プラットフォームやシステムや相互作用のようなものから、独自の仮象の世界を作ることが出来る。

そして、思い出すことと、理性的に考えることから全てが分かる。

理性から、社会の具体的な段階を作る。

そして、多様で独立可能な共同体社会から、複合的な自由な国家と、宇宙と生命の歴史を創造出来る。

そういう、自由なユグドラシルのような文章が書けるのさ。」と言った。

エリックは、「自由になる、と言う発想も悪くない。

自由になればなるほど、分かるようになる。

環境から自由になって、皆のことを自由にする。

自由な人間性と権利のある社会を皆の手で築く。

だが、自由を支配しない解放だと思うのは間違っている。

それは平等だ。

そういうわけで、自由とは言うが、自由は平等で、不自由が自由だ。

それから、自由な体験を色々としていると分かる。

善悪のことを知って、マスターのように分かることが出来る。

理想は、平等の方が良い。

自由は悪い。

コミュニストは何も悪くない。」と言った。

ケビンは、「自由は、会社のようなものだと思うと良いだろう。

マイクロソフト、グーグル、フェイスブック、アップル、などの会社を自由だと思えば良い。

そういうものは、正しい自由であって、競争の自由をやっている。

Wikipediaやオープンソースも自由なところはあるが、そこまで行くと、自由を通り越して平等になってしまう。

それらは分かっていないが、自由でなく、平等なのが、コミュニティ生産と共有の自由だ。」と言った。

ポールは、「ただ、IT企業や社会のことをあまり政治的に考えるのは良くない。

ITは技術だ。

共有も共有で、きちんと自由に見える。

Linuxはソ連には見えない。」と言った。

エリックは、「あとは、悪い方が良い人間になる人間が多い。

右翼も良い人間になる。

それこそ、左翼の方が悪いのに良い人間が多い。

そういうわけで、皆はあまりに良い人間になりすぎたせいで、馬鹿になった。

もっと、悪い人間になれば、マスターのような賢い人間になる。

人間は、悪いだけで分かる生命だ。

悪くない人間には分からない。

戦うだけの、虫のような生命だから仕方ない。

良い人間は、戦うだけの悪い人間が多い。」と言った。

ケビンは、「自由の良い点は、努力にきちんと報酬が与えられて、上になったり、上を選べたりすることだ。

平等は、そういうところが馬鹿だ。

勝ち負けを悪いとは言うが、そういう、自由な努力への報いはあった方が良い。

平等はそこが馬鹿だから、オープンソースのような劣悪なものになってしまう。

ただ、オープンソースも、それはそれで賢いところがある。

Linux MintのCinnamonなんか、Windowsより賢い。

それに、オープンソースには、不可能を可能にするところがある。

カーネルは、本当に一番難しいのに、集団による、バザール開発のおかげで、皆の力で簡単に開発出来た。

そこが賢い。

ただ、IT技術を政治的に見るのは、本当に悪い。

GCCやMozillaも、もっと技術的に考えるべきだ。」と言った。

ポールは、「支配より、独立の方が良い。

中央集権より、地方分権の方が良い。

一党独裁より、二大政党の政党政治の方が良い。

そして、大きな政府より、小さな政府の方が良い。

そういう自由は、アメリカ的な新しい政治思想だ。

それは、移民による合衆国と、民主主義による平和と言う、新しい自由と右翼の思想だ。

そういうわけで、それも悪くは無い。

アメリカは良い国だ。

誰もが王で、誰もが成功出来る可能性と機会がある。

平等の方が悪い。

新しい、「アメリカ」と言う思想を信じれば良い。

それは悪くない。

それから、ドイツやフランスも馬鹿では無い。

ドイツは、自動車、コンピュータ、クラシック音楽など、色んなものを作った。

フランスは、文化的、政治的に、新しい、革新的なものを沢山作った。

だが、一番賢いのは、アメリカだろう。

IT技術が賢い。

ただ、ITは悪い。

ITは、無くなってほしい人間が多い。

ただ、麻薬のように禁止すれば良いが、それは出来ない。

インフラのようなものになってしまっているせいで、無くすのは難しい。

業界全体で、新しいものを作れば良いが、マイクロソフトに勝てない。

会社の競争では解決しない。」と言った。

エリックは、「哲学は、分からない方が出来る。

きちんと考えるのは良いが、そんなに分からない方が良い。

カントやデカルトは、本当に分からない方が出来る。

あとは、理系はそんなに賢くない。

理系は、狭い分野の研究をして、新発見で社会に貢献するが、その代り、あまり意味が無い。

理系は賢くない。

僕は文系を薦める。

哲学、音楽、心理学、経済学、歴史、文学などをした方が良い。

あとは、出来ればパソコンも分かった方が良い。

ただ、オープンソースは止めた方が良いだろう。

Debianのマニュアルを見ると分かるが、オープンソースは、本当に左翼の集団だ。

自分の持つコンピュータを自由に支配し、コンピュータに支配されないために、フリーソフトウェアを作って共有する。

一番おかしな集団だから、オープンソースは止めた方が良い。

ありえない分野とは言うが、もっと別の普通のありえない分野をやれば良い。

不思議と、ありえない分野、と言うだけでは分からないから、理系のありえない分野、文系のありえない分野、と考えれば良い。」と言った。


【7.社会的考え方と右派についての会話】

社会的考え方と右翼

ケビンは、「戦いより、愛を信じた方が良い。

戦い合って、犠牲者を出すよりも、協力し合って、助け合いや友好をした方が良い。

何も起きない方が良い。

戦争や虐殺の無い、平和な世界を作るべきだ。

それは、分かり合うことによって、実現出来るかもしれない。

きちんと経緯と環境と条件を分かれば、誰もが同じ平等な人間として生きている。

そこでは、勇敢に行動しながら、不安や恐怖に負けない、強い心を持つべきなんだ。」と言った。

ポールは、「本当の理想の世界を考えるなら、ネットと自由から考えれば良い。

何が悪いのか考えて、善悪の真実を考えて、実現可能な世界の可能性を考えて、手段と方法から、どのように実現するのか、心理的な支配や環境の可能性から、支配して考える。

また、宇宙人のように、人間社会の進歩の可能性を考える。

何をすべきなのか考える。

そういう人間は、不思議と、多い。

ヒトラーやレーニンも、そういう人間だ。

本当に、それぞれの国や地球を救いたかった。

そういうわけで、右翼や左翼も、そんなに悪くない。」と言った。

エリックは、「思いやりや理想から、社会のことを分かることも出来る。

本当に正しい世界では、誰も、人に対して辛いことをしない。

自分がされて良いことをし、その意味や、それが自分に対して何をもたらすのかを良く知っている。

信頼関係とチャンスを構築する。

そして、本当に正しい、思いやりの平等から、愛のある世界が生まれる。

そのように、思いやりの自由を考えることで、きちんと理想の社会へと近づける。

それぞれが自分の立ち位置を知って、正しいコミュニティを作って、社会を変える自由や、本当に神のことを信じる善を知って、正しい方法で社会を作り、変える。

指導者は、全員で話し合って決める。

そこでは、争いごとや、欲や不安のようなことが起きないんだ。

誰もが、本当に愛することの意味と正しい方法を知っているせいで、本当に正しい世界になる。」と言った。

ケビンは、「最後には、全て分かった、愛情深くて、聡明なマスターになる。

それで終わるようで、終わらない。

そういう人間は、普通、試練が訪れて、本当に何でも出来るまで、修練を繰り返すようになる。

馬鹿にはなるが、それでも終わらない。

最後まで続いて、本当に何も出来なくなった時に死ぬ。

そういう人間が多い。

そういうわけで、何故か、賢い方が馬鹿に見える人間が多い。

賢い人間より、自分の方が賢く見えるものだ。」と言った。

ポールは、「あとは、文系は馬鹿だ。

本当に、理系の方が分かる。

科学的な考え方で、自由に人間や世界のことを分析すると、文系より理系の方が分かる。

予測、推論、実験、論理から分かる人間が多い。

文系は賢くない。

他人のことを知れば知るほど分からなくなる。

そんなに他人のことを知るより、自分のことだけを知って、極めた方が良い。

世間には何も無い。

自分と言う大切なものを見つめ直すこと。

そして、目的意識を持つこと。

方法ばかり考えていると、馬鹿になる。

目的を持つことで、論理的に考えられる。

論理的な思考が見えて来る。

音楽グループのセカオワ(SEKAI NO OWARI)も言っている。

それこそ、きちんと自由に考えれば分かる。

ゼロから自由に考える。

そういう人間が多い。」と言った。

エリックは、「経済学は、社会の構成員の自由と合意、形成条件、生産手段などの実現手段、目的と役割、歴史、それぞれが出来ること、価値観やアイデンティティ、人間らしく生きるための条件、のようなことを考えると良い。

自分で経済学を作るんだ。」と言った。

ケビンは、「ユダヤ人の神は、怖い。

創造者だから皆のことを裁くように見えて、怖くしているのは、王国にしたいのもあるが、宗教的な戒律を守ってほしいからだ。

守ってほしいから、怖くする。

ユダヤ人だって、殺したくはない。

それに、王国のようにしたい、と言う目的もある。

本当に、聖書は、一番悪いものを良いと言う。

それもおかしくはない。

ユダヤ人は、一番悪いのに、良い。

それこそ、見ていると、そんなに悪いものには見えない。

神はきちんと良い人間に見える。

ユダヤ人は、一番賢い、聖書の人種だ。

それこそ、一番悪いものを良いと思うと、人間は善良な良い人間になる。

ただ、ユダヤ人はユダヤの人種だ。

それこそ、ユダヤ人を救う思想だから、ユダヤ人ではないものに排他的だ。

イエスは、そういう、ユダヤ人の排他性を悪いと言って、神のことを信じるものは、誰でも救われると言った。

キリストを勘違いしているだけだ、とは言うが、それは聖書のことを読んでいない。

僕もあまり読んでいないが、聖書には、終末や天国の話が良く出て来る。

だから、キリストが神だ。

むしろ、神は居なくても、人間のキリストは居るのだ。

キリスト教では、一番、神を信じる。

神は、言葉にも出来ないし、思考では捉えられないと言うが、そういう風になるのは、皆を押さえつけたいのではない。

本当に、そういうものが神だ、と言うことを分かりたい。

それこそ、人間に価値が無いと言いたいのではなく、来世や天国のことを、本当に価値のある善の世界だと言いたいのかもしれない。」と言った。

ポールは、「本当に、自由は何も悪くない。

自由と民主主義を信じて、思いやりの世界を信じて、ある程度、弱者のことを救うように、自由のまま平等にする。

それくらいの方が良い。

そんなに社会主義が良いわけがないし、国家主義も良くない。

民主主義で、自由で、平等で、平和が良い。

それぞれの自由のことを尊重して、それぞれが何をするか、何を出来るか、どんなコミュニティや社会が作れるか、それをどう作るべきか、問題はどのように発生するのか、問題はどうすれば解決するのか、問題にどう対処していくべきなのか、そもそも問題は何なのか、のように、仏教の四諦のように考えても良い。

自由な中で、社会の道理を考えて、思いやりは、どのようにすれば、正しい思いやりのある行為なのかを考える。

相手を弱めるような手助けはしてはならないし、攻撃は、ある意味、助けを求める叫び声だと理解すべきだし、問題は必然的で、誰も悪くないが、過去に立ち帰って考える必要があり、問題だと思うあなたが解決するべきだ、などと言える。

人間のことを関係で考えながら、心と社会のことを仮定して、照らし合わせて比較する。」と言った。

エリックは、「平和であること。

神を信じること。

自由に生きること。

目の前にあることをすること。

自分を愛するように、人を愛すること。

自分のされたくないことは、人にしないこと。

そういう風にしていくと、最終的には仏の慈悲へと行き着く。

あらゆるものの根源には、仏、と言う発想がある。

何をすべきなのか、それは、仏になるべきだ、と言うことと同じ意味の質問だ。

社会をどうすれば良いかは、皆を仏にすれば良い。」と言った。

ケビンは、「社会には、必然性がある。

ただ、そういう風になっている理由は、あまり絶対的でないことが多い。

相対的な、関係性や妥協による理由、もっと言えば、特に理由なんか無いことの方が多い。

そういう風に、社会の必然的理由を知ると分かる。

それも、人々の会話を聴いて、自分から意見して、反応を見ると良く分かる。」と言った。

ポールは、「経験から、自由な社会が考えられる。

その社会のどの段階で、どういう経験があって、その経験から何が分かるか、のようなことが分かる。

また、手段や機会や多様性から、アメリカのように、社会のことを賢く出来る。

そして、社会の全体像を見ながら、具体的な発想法とモデルで社会の実現を考えられる。

社会モデルによって、自然な社会から、あらゆる具体的な社会まで、全ての社会形成と条件を考えられるのだ。」と言った。

ケビンは、「愛の溢れる、良い世界にしよう。

そのために、出来ることを人々に与えよう。

人々は、自由に好きにして良い、と言うと、分からない。

もっと、これをすべきだ、と言う、命令や指令を与えた方が良いことは、不思議と多い。

自由は悪くはないが、皆には生活の糧を与えるべきだ。

優しい愛の良い世界にしよう。

全員で考えよう。

それに、自由が良い可能性として、実をつけるものであり、良い結果を自由な中で目指すべきなのは分かる。

だが、それは、皆できちんと考えないといけない。

その時、自由は悪い。

そういうわけで、本当に平等な世界の方が良い。

それぞれが平等に、皆のための、皆が出来る、誰しもに平等に良い世界を作る。

自由と平等は、目指していることが同じだが、どの手段を見ているか、によって違う。

自由は抽象的な結果と条件を考えるが、平等は具体的に考える。

本当に自由な世界は、平等なパイを全員で分け合った方が、正しく実現出来る。」と言った。

エリックは、「本当に、良い世界を作りたいなら、平和を信じるべきだ。

そして、発展をきちんと信じるべきだ。

愛とは、平和と発展だ。

右翼も悪くない。

右翼は、経済発展のことをきちんと考える。

競争をしながら、全員が豊かになる。

岸信介のような主権と憲法改正の右翼も居るが、吉田茂のような経済発展の右翼も居る。

右翼は賢い。

ただ、人種差別の右翼は悪い。

戦争の右翼も悪い。

右翼には、色んな人間が居る。」と言った。

ポールは、「社会の可能性と、秩序から、環境の全てが構築出来る。

意識を支配して、この世界を変えて、救うことが出来る。

この世界をどのように変えるべきなのか、経験と成長から分かって来る。

それは、ある意味、ヒトラーのようだ。

社会、人生、経験、自由、心理のモデルを作れば良い。

環境、自然、手段、目的、可能性、方法のモデルを、経験と知性から作る。

正しく考える。

特に、自然、と言う発想を良く考えると良い。

相互作用や環境や基盤を考える。

作用と関係から、モデルで発想出来るようになる。

それで、ネットを見ていると、良く分かる。

ただ、一度そもそものところに立ち帰るべきだ。

そして、何もかも、そのまま、と言う知性を作ると良い。

人々がどうなるか、条件と状態から、捉えながら、決定と成立によって、可能性を考えて、全ての社会を融和させるのだ。」と言った。

エリックは、「本当の思いやり、それだけが正しい。

右翼や左翼なんか、どうでも良い。

争うのではなく、助けること。

殺すのではなく、生かすこと。

破壊するのではなく、考えること。

それぞれを、本当に尊重する中で、正しい社会が生まれる。

そういう風に考えた方が良いかもしれないね。

平和で、それぞれのためになる社会を皆で作りたい。」と言った。

ケビンは、「それに、右翼も悪くない。

むしろ、弱者や外国人が悪いのは仕方ないし、白人が賢く見えるのも仕方ない。

日本人は、日本人を賢いと思えば良い。

そんなに外国人が好きなのはおかしい。

どこの国でも、外国人が問題を起こす。

それは、外国人が日本人を馬鹿だと思っているからだ。

そういうところが、右翼も、左翼も同じだ。

普通の人間は、右翼の方が良い。

明らかに、社会主義は一番悪い。

ドイツ人やフランス人が賢いだけだ。

昔は、アジア人も賢かったが、産業革命以後、完全に負けている。

人種差別も悪いが、フランス人、ドイツ人、イタリア人、皆違うだろう。

当たり前に文化が違う。

右翼には、経済発展と自由、と言う、強い武器がある。

誰もが、経済発展と自由には、平等や平和では勝てない。

平等が良く見えて、経済発展が良い。

そして、軍事力を強めることで、戦争をし、国を強くすることが出来る。

右翼は悪くない。

強くしなければ、勝てない。」と言った。

ポールは、「それが、何を問題としているのか、そこから、どんな問題を見出すことが出来るのかを知って、正しく解決する。

そこでも、自由に解決した方が良い。

出来るだけ、自由のままで、必要なところを変える。

そして、自分だけが解決出来るのではなく、解決者の集団を、育てること、教えることで増やしていく。

そのように、基盤的に、自由にこの世界を解決する。

そこから、メタ、と言う発想に繋がって来るんだ。

要は、自由に解決し、解決する人を増やす。

そして、正しく問題を解決する。

社会学とは言うけれど、実際の問題を解決するところは、数学と良く似ている。

環境を、具体的な方法で解決するし、そこから、この世界の様相が見えて来る。

手段のような、自由な発想も出来る。

そして、論理から実験して、知と人生と未知を開拓していく。

数学的考え方が出来ない人間には、経済学も、哲学も、何も出来ない。

逆に、数学が出来る人間なら、誰でも出来る。

心理学も同じだ。

裏の感情や経験を考えるためには、心の問題を解決する、数学的で心的な理性が必要だ。

認識や経験も、カントのように純粋な思考を影響力から論理的に考える。

たまに、学習から行動を考えたり、実験したり、仮説を立てたり、推論して可能性を仮定し、想定する。

理性の無い心理学者は居ない。

だが、学校の数学は悪い。

学校で数学をしていると、全てのことを無意味だと考える、おかしな人間になる。

学校では無く、色んな経験をすることで、無意味なものは少なくて、何にでも有意義な意味があるのが分かる。

それは、数学を勉強する学生、と言うよりは、自分で考える力を持った哲学者だと言える。

環境や人生や人間関係の問題を考えるのも良いが、もっと自由に考えた方が良いと思う。」と言った。

エリックは、「社会のことを考えるなら、秩序や法律のようなものを考えると良いが、出来るだけ、法律で決めるより、自由にして、平等なそれぞれの道徳心によって秩序を作るべきだ。

むしろ、社会主義は悪い。

出来るだけ、自由にして、具体的に解決出来るように、環境や土壌のようなものを作った方が良い。

そして、価値観の形成のように、人々を、本当にありのまま、自然体で生きられるようにして、多様性のある社会にする。

自由も、普通、そういう風に考える。

普遍的な価値観のようなものを考えても良い。

そして、政治は、国民主権で、民衆に判断が委ねられるようにすべきだ。

言ってしまえばそれだけだが、秩序は参加のようにすることも出来る。

自然な変化の可能性から、それぞれの、自由な共同体を作ることが出来る。

経験から進歩して、社会を創造出来る。

自然状態のような社会では、どうなっていたのか、歴史はどこへと向かうのか、考えても良い。

秩序は環境の自然構築のようなものだ。

哲学者がしているように、自分の力で考えるべきだね。」と言った。

ケビンは、「政治は、個人的に力を持って、勝ち上がって、権力を手にして、従えるところがあるけれど、それは間違っている。

国民のことを考えて、国民全員を平等にすべきなんだ。

その中で、自由な政策をきちんと出していくべきだ。

責任を持て、と言う言葉は悪くは無いけれど、与党がそんなに責任感が高いようには見えないよ。

平和主義者の方が賢く見えるし、そんなに経済が成長しても、金持ちが何億円も独占しているせいで、意味が無いところがある。

現実を見て、右翼の方が経済発展しているのは分かる。

普通、自由は、そういう風に、現実の妥協の産物だ。

理想は、平等だよ。」と言った。

ポールは、「経済成長をした、日本の戦後は素晴らしい。

皆が頑張って働くことによって、技術力と経済力がついて、本当に巨大な経済圏になった。

それを無視するのは良くない。

日本は、全員で団結して、頑張ってものを作って戦うのが得意な国だ。

だから、最近の右翼の政治家の言う、戦後からの脱却、と言う言葉は、おかしなところがあるのかもしれない。

僕も良く知らないけど、右翼は左翼が嫌いなだけ、愛国心とは言うけれど、日本のことが嫌いなのだろう。

本当に日本が好きな人間は、左翼の方が多い。

昔の日本は嫌いだけど、戦後の平和と経済成長は好きな人間が多い。

不思議と、右翼は少なくない。

右翼も多いから、あまり右翼を馬鹿にしない方が良い。

平和憲法は、おかしいだろう。

それも、おかしくはない。

右翼は、日本的な病気が治って、まともな人間になっている。

本来、日本人は右翼だ。

きちんと本来の日本人になっている。

それが右翼だ。」と言った。

エリックは、「心がいつどうなるか考えるのも良いし、プラットフォームのように拡張性や公開性や共有を考えるのも良い。

だが、社会のことを変えるような、世界を変える人になってほしいものだ。

この世界を変える。

逆に、変わらない世界にするのも悪くない。

そんなに世界を変えたいのもおかしい。

良いものは良いと、素直に認めるべきだ。

不思議と、自分がどうなったか、過去が今だったらどうなるか、考えると分かる人間が多い。

それから、人々が、それを言っているそのことに対して、根拠や正当性を考えると、良く分かる。

そういう風にすると、自然な歴史の発展のような、社会的なことも良く分かる。

また、社会や人間のことは、普遍性や支配や実現を考えると、良く分かる。

コンピュータのことは、技術を知り尽くすのが良いだろう。

本当に、賢い人間の方が良い。

ただ、大学まで、のらりくらりと生きているより、すぐに仕事のようなことをした方が賢くなる。

数学は、社会が何故そうなるのか、社会的必然性と環境的要因を考えると良く分かる。

パターンと様相から、この世界にある全部の経験、全部の方法、全部の決まりが分かる。

公理主義のような、数学の理論を、知性から独自に作れる。

正しいものは、いつでも正しい。

それは、環境的、人生的に、分かっていても、分かっていなくても、正しいものは正しいのだ、いつでも、どこでも、誰でも正しいのだ、と考えると良いだろう。

宇宙はどこでも同じように法則が働く。

そして、法則は、見かけ上はそういう法則であっても、実際はもっと違った、シンプルだが複合的なものである可能性がある。

それを分かると良い。

全てを数学的にするのも良いが、歴史のように考えるのも良い。

場の意識から、根源的な歴史と価値観のようなことが分かる。

歴史は経験的だとか、時間は存在しないか、人間から見てそう見えるだけだ、などが分かる。

意識から、自然な可能性や歴史を分かる。

経験から、自己と言うものはあやふやで、この世界は何であるか分かっていない、と分かる。

それこそ、人間なんか、ただのものだ。

逆に、太陽にも、精神はあるかもしれない。」と言った。

ケビンは、「あとは、神なんか、信じなくても良いんだ。

神を信じると、地獄になって、永遠に抜け出せなくなる。

神を信じると、色んなことが分かると言うけれど、神は悪い。

何故か、信じるものより、信じないものを大切にするのが神だ。

でも、安心して良い。

信じないものは救わないと言うけれど、信じないものも、神はきちんと創造してくれている。

きちんと信じない人間に対しても、良い人生や運命は与えている。

全て決まっているようで、ゲームソフトのように決まって行く。

何故か、未来は過去よりも前に決まっている。

そして、セックスのようなことをしなければ、誰でもキリストのように賢くなる。

賢い人間が少ないのは、この世界の世俗的な価値観が間違っている。

セックスよりも良いものは沢山ある。

分からなくても良い。

神はきちんと求めるものを正しく与える。」と言った。

ポールは、「勇敢に戦って、世界を支配して、王となる。

それは、悪いことに見えて、何も悪くない。

むしろ、そういうものは、神が見て悪いどころか、神が見て、神の方からそういう人生にする。

神は、そういう、困難に対して立ち向かう人間を好む。

神は、そういう人間が好きなんだ。

そういうわけで、悪い戦いをしている人間の方が、神が良くする人間が多い。

そういう人間は、神が懲らしめて地獄にするけれど、神が見て、そういう人間は、自分のことを悪いと思うのがおかしい。

何も悪くない。

偉大なイスラエルの王が、一番優れた人間だ。

強く生きるのは、正しい人生だ。

あまり、考え過ぎない方が良い。

そういう人間は、皆も自分と同じように戦っているのが分かっていない。

強いものが勝つなら、自分が強い方が良い。

その方が、皆も強くなる。

だから、右翼は、悪くない。

それこそ、頑張って世界を維持する王は賢いし、作家で神を信じるのは偉大だ。

誰でも、そういう人間になりたい。

オタクのプログラマを目指す方が、はるかに馬鹿だ。」と言った。

エリックは、「色んなことを知りたいなら、環境と知を全部自分で作ること。

自分で考え方と秩序を作って、科学を作ること。

文章を書きたいなら、下積みの経験を沢山すること。

ただ、そういうことは、出来てもあまり意味が無いところがある。

本当に人生の豊かな体験をしたいなら、人々と絆を培うか、一つのことを極めるか、することだ。

経験せよ。

作れ。

世界観を構築せよ。

建設的かつ謙虚に考えよ。

自分の立ち位置を知れ。

ただ、そう言う時に、何も出来ない人間が多い。

まず、正しいことと自由を信じること。

そして、次第に自由が悪く見えてきたら、今度は戦いや平等を信じること。

それくらいは出来る。

哲学を出来ないと嘆くなら、哲学なんか、出来なくて良い。

哲学が出来る人間は、自分が哲学者と同じことを考えている、しか居ない。

出来ないのに、読解に挑戦したりしても、全く何も分からない。

プログラミングのようなものは、逆に、あまり出来ない方が良い。

あまり出来ない人間が、ネットを継続して読んでいると、色んなことが分かる。

数学も、パソコンやゲームが分かる人間が出来る。

生物学や経済学も、そういう人間が、色んなものを作って、考えて、知り尽くすことで出来る。

そういうわけで、大学をただ覚えるだけの人間は、意味が無い。

そんな人間は居ない。

学校なんか頑張る意味は、何も無い。

ただ、学校も悪くはない。

学校をしないと、論理的な思考能力が無い人間になる。」と言った。

ケビンは、「社会の中で、どういう経験をしていくのかを考えながら、精神と知性を作って、経験的な知性から分かって行く。

そこでは、認識を可能性として、可能性に立脚して、環境と還元的に考える。

そういう発想をしないといけない。

そこから、ヘーゲルのように、新しい社会哲学や経験哲学が生まれてくる。

それを、社会モデルと言うんだ。」と言った。

ポールは、「全てのことを想定して、可能性を掌握する。

自分を増やして、全員と融和する。

モデルを作って、説明して、論理で見なす。

自然は地球の一部だとか、外国人の資本家は奴隷にしているとか、米軍基地は主権の侵害だとか、環境を作ることは社会を作ることだとか、想像力は具体化と応用のシステム化と、発想や意見の共有・集積だとか、そういう風に分かる。

ロシアやバビロニアのような、ありえない文明を分かる。

社会システムや宇宙の法則を創造する。

プロセスと関係から、価値観と経緯を知って、違うものと融和する。

正しい信念を持つ。

人間は、見ている世界が違うだけで、根底となる善悪の信念は同じなんだ。

そして、環境の生成、感情、意味、社会構築を考える。

ロボットになった方が、賢いことは多い。

でも、グーグルのように、人間を機械にするのは良くない。

人間性と創造性が大事だ。

そして、環境を維持して、平和を得るために、戦う。

まるで、経済学者のようだ。

実例を良く知って、自分の実体験から分かる。

考える機会を持つ。

心のことを解明しながら、哲学的な人生の知恵を分かる。

失うことを受け入れる。」と言った。

エリックは、「出来るだけ、自由にしなければならない。

自由を無くすべきではない。

だが、それで、皆のことを同じと考えるべきだ。

自分も同じ、相手も同じ、皆も同じだと考えること。

相手の自由を奪うことや、相手を不快な気分にすることは、しない方が良い。

そういう、自由な人間は、悪く見えて、悪いことをしない、良い人間になる。

また、社会のことも、自由な許可と権利から考えられる。

人にそれを許して、信頼して、出来るようになって、皆のことを尊重して、相手の視点に立って考える。

そこから、自由なままで、人は分かり合える。

そういう、神の平等のような理想は、神の愛へと繋がる。

不思議と、行き過ぎた平等は、悪い。

どこでも、平等が自由をいじめている。

学校が嫌いだから、そうなる。

ただ、平等も悪くはない。

国家で弱者を救うのは、明らかに正義だ。

それから、現象学は、誰でも出来る。

例えば、地球は、かつて全く違った星だったかもしれない。

地球が存在する以前から、宇宙人が居た可能性はある。

それに、生命の居ない宇宙に、何かの目的があるだろうか?

何か、人間や生物の他にも、何かの意味があると考えるのが妥当だ。

プラトンも、そういうことを言いたいのだろう。」と言った。

ケビンは、「創造性を信じるのも良い。

創造性を信じて、創造的な世界にするのも、1つの正しい理想だ。

信じて活動すれば良い。

ただ、洗脳を解いた方が良い。

右翼には、洗脳されている人間が多い。

洗脳されるのも、するのも悪い。

洗脳されると、本当に分からない人間になる。

洗脳を解いて、左翼になった方が、賢い人間になる。

哲学やインターネットは、そういう理由で、まともな人間になる。

学校や右翼は悪い。

洗脳は悪い。」と言った。

ポールは、「ニーチェのような強者の権力の自由を信じて、功利主義のように考えて、デカルトのように、数学的に知を作る。

それは、洗脳を解くために出来る。

自分の力で、権威とは違う、ネットのような環境から、自分で考えて、推論するんだ。」と言った。

エリックは、「時間的な環境に適応するのではなく、空間的な環境に適応すると良い。

おかしな適応障害は、空間で無く、時間に適応している。

そして、基盤的な知のあり様と、世界観、ものを知り、作り、社会を構築する上での、前提条件を知ると良い。」と言った。

ケビンは、「歴史と価値観を知って、それぞれの関係と融和を知ること。

それで、この世界のことが、意識と融和的に良く分かる。

人間とは何なのか、存在はどのように存在しているのか、歴史と価値観から、実在的、時間的、場所的、関係的に見えて来る。

意識と意識の関係から、環境的な社会形成が、自然な社会の中で見えて来る。

科学的、社会的、相対的な、自然、と言う考え方を理解して、理由や目的を知り、概念と経験からモデルを考える。

そういう風に、自然な積み重ねの社会観を理解すると良い。」と言った。

ポールは、「社会モデルのような、発想法を作ると良い。

モデルと経験から、色んなことが発想出来る。

ネットの知恵は有効に使える。

だが、ネットが有効的なのは、途中までだ。

途中からは、王となって、独裁者のように、自分の分かることを全部決めるしかない。

そして、宗教の人間になって、左翼は右翼になる。

それは大人だ。」と言った。

エリックは、「相手の自由を尊重することは大切だが、自由とは本来、それぞれが戦い合うことだ。

それぞれの行為や権利を客観的に知ることで、相手の立場を考えられるだろう。

そういう、合意の自由はあった方が良い。

その人に正しい条件を与えて、その中で努力し、合意の中で自由に活動する、それが理想だ。

それもある意味、左翼的な自由だ。

ただ、それから、平等は、独裁になるのをおかしいと言うが、あまりおかしくない。

オバマが核兵器を無くせないのは、独裁がしたくないからだ。

ソ連のような国にしたくない。

多数派の意見を聞いた、正しい独裁は、いつの時代でも、何かをするために必要だ。

多数派ではなく、平等であることもある。

現代のアメリカは、民主主義に限界が来ている。

トランプの過激な保守や、サンダースの民主社会主義のような思想が増えている。

そういうわけで、オバマは独裁すれば良い。

独裁は悪くない。

平等な独裁は、社会を変えられる。

ただ、そういう、意思決定のプロセスは、民主主義の選挙の方が進んでいるところがある。

誰もの意見を聞いて、賢い人間の言うことなら、誰でも支持出来る。

誰でも、一人の大統領候補として、選挙に立候補出来る。

それも良い。

だが、本当に何かをやりたい時、誰でも、反発や反対に合ってしまう。

民主主義は悪くはない。

サンダースのように、民主主義で平等をやれば良いのかもしれない。

自由には限界が来ているのかもしれない。

本当に、自由な中で生きていると、誰でも、どんどん馬鹿になってしまう。

そういう、自由ではない、まともな社会を欲している人間が、本当に多い。

ただ、パソコンが悪い、というだけではない。

右翼でも、左翼でもない、新しい時代の、普通の社会の実現が求められているのだろう。

でも、自由を否定すれば良いわけじゃない。

自由は本当に良い社会だ。

ただ、民主主義もそんなに良いものではない。

頭数や数合わせに過ぎないところがあるし、金にしてしまうと、金儲けが目的化してしまう。

皆で一緒に考えて、平等な世界を作った方が良く見える。

ここまで話したことは、アメリカについてだが、日本について言うと、そうでもない。

日本には問題は少ない。

右翼が何でもかんでも全部解決している。

むしろ、トランプも軽口を言っているだけで、実際に大統領になった時に、何も出来ないかもしれない。

そうすると、本当に左翼が勝って、滅びるかもしれない。

あるいは、ナチス・ドイツのような世界になるかもしれない。

ヒトラーは、そういうところを予知しているように見える。

ただ、そんなに悪い世界にはならない。

日本は良い世界になるだろう。

ただ、ナチは本当に悪いから、止めた方が良い。

ナチの強制収容所では、いたるところで死体が転がっている、ぐらい、おかしな世界がドイツだ。

それこそ、社会主義が勝ったりするわけがない。

ただ、ブッシュの時に戻って、何もせず、色んなことを普通にやれば良い。

それこそ、トランプが悪いなら、クリントンになって何もしないだけだ。」と言った。

ケビンは、「金儲けの問題点は、社会に金儲けしか存在出来なくなる点だ。

金があるからと言って、社会的弱者を助けず、金持ちばかり助けるべきなのだろうか?

ただ、それは、問題提起としての前提がおかしいところがある。

金儲けしか存在出来ないとは言うが、社会主義では、必要最低限のものすら存在出来なくなる。

金儲けは、金によって、最大限の生産性を与えている。

だが、そこでは、金でないサービスは存在出来ない。

そうすると、資本主義にも、色んな考えられていない矛盾が存在するのが良く分かる。」と言った。

ポールは、「世界を変える、志のようなものを持って、世界を知って、何をすべきか、レーニンのように考えること。

だが、それだけじゃない。

きちんと世界に対して出来ることを全部して、戦って王になる。

そこまでしないと駄目だ。

きちんとそこまでする人間に、神は訪れる。

おそらく、今からそういう人間が日本に増えるだろう。

右翼が増えているのは、そういう、賢い人間になるために、右翼が増えている。

そして、それで右翼になる。

ただ、右翼はキモい。

良く考えると、病気のせいで老廃物が増えて、老廃物のせいで病気になるのと似ている。

右翼がキモいから右翼を倒す、その左翼がキモいから右翼になる。

そういうわけで、全部神がやっている。

それこそ、神はいつも教えている。

分からない人間が多いのは、普通、神は怖い。

怖いものが悪い人間が多いが、その怖い、とは、神のことを言っている人間が多い。

それこそ、ソ連もドイツもイギリスも悪いなら、日本で良く見える。

そういう日本人は、神を信じなくても、日本を信じれば楽になる。」と言った。

エリックは、「社会的な推論をしても良い。

社会がどんな社会の時にどうなるか、どんな社会からどんな社会になるか、心はどうなるか、などを考える。

子供のように、家やネットでそうなるのを、学校でもそうなるのか、のようなことを考える。

そういう、心と環境を推論していると、分かる人間が多い。

意識から宇宙のことが分かる。

ただ、宇宙のことを分かりたいなら、一心不乱に努力すること。

道元も言っている。

それから、勇気を出すこと。

そこから、自由なチャンスによって、社会のことを作ることが出来る。」と言った。

ポールは、「神を信じると、きちんと良いことが起きる。

ただ、神と対話するのは、止めた方が良いだろう。

神の言葉をいつまでも聞いていると、全部地獄のような人間になる。

神が地獄にする。

神とは言うが、ただ自分が自分に話しているだけ、しか居ない。

何故か、一度そうなると、分かる人間が多い。

神を信じる人間は、その前の段階から、おかしな人間が多い。

絶望と倫理性を生きている、キルケゴールのような普通の人間が、全部分かって神になる。

キルケゴールを神だと思うと良い。

普通の良い人間が神だ。

神なんか、信じなくて、普通に生きている方が、信じている人間が多い。

信じなくても信じている。

そういうわけで、信じなくて良い。

本当に信じるのは、おかしい。

ユダヤ人が救世主を信じているのは、こういう全て分かった人間は、世界を救うために、戦うようになる。

それを、神が支配して、神がやる人間が多い。

それをその通り信じているのが、ユダヤ教だ。

キリストが馬鹿なのは、そういう人間の一人だからだ。

そういう人間は、全て分かっている人間が多いし、それが神を信じると、色んなことが本当に起きる人間が多い。

そういうわけで、哲学者は賢くない。

認識や経験を疑うだけ、人生の最初の方をやっている。

哲学者は、初歩の初歩をいつまでもやっているだけだ。

普通、すぐに終わる。

何故か、そういう人間は、今でも大学や高校に多い。

4年間で卒業すると、こういう馬鹿になる。」と言った。

ケビンは、「人間を吸収したいなら、全員分の経験をして、人間全員になれば良い。

それくらいのありえない人生が一番良い体験になる。

ありえない人生は悪くない。

ただ、本当にありえないことばかりやっていると、おかしな神になる。

そういうものだ。」と言った。


【8.真理についての会話】

真理

エリックは、「真理をまとめてみよう。

実地的に社会を知ること。

社会をどうすれば良いか考えること。

自由と影響力と合意と手段と機会から社会が分かる。

あとで自分が面白いと思えるように生きること。

思考のパターンとスケッチを作ること。

人生と社会の段階、意識の人間像、宇宙のシステムから、全てを創造すること。

基盤や環境から、知性、決定、自由、過程、条件、決まり、可能性、自然、活動、歴史、価値観、信念、経験、善悪、思いやり、秩序を考えること。

成長、考える機会、科学の本当の意味と正当性、何が何を意味しているか、から経験を知り、救世主のマスターになること。

意味を良く考えること。

それが何を意味しているのかを考えること。

人格の発達を集団と個人から知ること。

具体例から科学を作り、考え方と概念と仮定と成立を作ること。

いじめは、客観視と愛と人間性の精神から、無くせる。

普遍的な人間や他人の学習と行動を考えて、意識からものを吸収し、人間を原始人と同じだと考えること。

意志を尊重し、何が何によって可能となるか、何が何をするために必要か、潜在的にどんな可能性があるか、何が本当の問題か、何が本当の望みか、どのように解決出来るか、そのために何を解明出来るか、信じることによって問題は何になるか、経験とはどのような現象か、法則とは何か、精神とは何か、関係とは何か、実際の姿は何か、などを考えることが、悟りへと繋がる。

その人の自由に委ねて、その社会にその社会のことを委ねる。それが自由であり、民主主義だ。自由と平等は同じだ。

環境に行ったつもりになることから、意識と宇宙が分かる。感覚と意識で社会が分かる。そして、経験から人生の知恵と認識の可能性が分かる。

社会、人生、認識、世界観の、段階と発展過程を具体的に考えて、いつ何が知り得るのか、分かるのかを知る。

以上が、この宇宙の真理だ。」と言った。

ポールは、「人間が火を使い、衣をまとい、野菜が食べられるのは、不思議だが、なぜそんなものが生まれたのだろうか?

進化論の他に、宇宙予定説、完全偶然説、自然作用説、宇宙運動説、宇宙生命説、不可知論、最初からあった論などが存在するだろうが、ヘーゲルの言う、1つの普遍的な生命から分かれて行った、と言う考え方が一番もっともらしい。

あとは、アリストテレスが言うように、支配階級か、一人の支配者か、全員の民衆の自由や平等の中で、栄えるか、滅びるか、が社会体制だが、そこでは、モデルにし、トップダウンやボトムアップなどの、影響力の縦方向、横方向への広がりが考えられる。

そして、生産と消費のように、構造的に社会の決定とパターンを考えられる。

また、地域や社会に根差した発想や、一人の偉大な支配者の発想などが存在する。

そういう、生物学や社会学のような、考え方のことを考えても良い。」と言った。

ケビンは、「皆が馬鹿になっているのは、ある意味、テレビが悪い。

テレビを見て、いくらでも楽しい代り、いつまでも何もしないのが悪い。

インターネットで廃人になる人間は、全部、テレビのせいで馬鹿になっている。

テレビを見ない人間は、唯一賢くなる。

それで、文章を書くと賢い。

テレビなんか、邪魔になるだけだ。

政治のことも、ほとんどはテレビが動かしている。

テレビが気に入らない人間は、本当に多い。」と言った。

エリックは、「文章を書くなら、国家を作って、人生と世界を全て見通すような、全体像のような文章を書くと良い。

戦うなら、本当に殺してはいけない。

善良であることは、時に、戦いの中でも、愛と希望へと繋がって、勝利をもたらす。

何も悪くない、善良な戦いをすること。

テレビを倒すとか、そういう戦いは、しない方が良い。

ただ、本当に偉大なことをしたいなら、一度自由を失って戦いに参加することだ。

一度、地獄へと堕ちるのが良い。

地獄の中から、一度這い上がって、自分の力で失ったものと正常さを取り戻せば良い。

自分の力で、おかしな点を治せば良い。

神を信じると、そういう人間にしかならない。

そういう人間を、ドイツ人やキリスト教徒と言う。」と言った。


【9.格言】

格言

スタンドの壁に、格言のようなものが掲げられていた。

『自由に生きるために。ハルミヤの聖書「ファインダ」からの人生の格言。

経験から解明せよ。

知性とモデルと決まりを知れ。

基盤と影響を知れ。

経験から自然な環境の可能性を知れ。

経験から必然的にそうなることを証明せよ。

組織と体験を成り立たせよ。

共同体を辿れ。

初期投資して、思考を再利用せよ。

社会で出来ることを感覚で知れ。

客観視し、認識を疑え。

思いやりの心と先入観のない態度を持て。

自由と価値観の違いを信じよ。

影響力の高みを知れ。

助け合いと自然発生と協力を知れ。

諦めず、最後まで頑張れ。

馬鹿で良いから、きちんと続けよ。

いくらでもやったものが勝つ。

現実を良く見て、自分の力で考えよ。

皆と同じ発想をせよ。

皆になったつもりで、立場を超えて考えよ。

絶対的な全体像を知れ。

国と人生と考え方を作れ。

人を助け、導く戦いをせよ。

限界状況を体験せよ。

実地的に考えよ。

心理学的な現実を考えよ。

科学を作れ。

科学的方法で考えよ。

心を把握せよ。

受け入れて、導け。

相対的な原理を発見せよ。

言葉を感情で考えよ。

精神と環境を変えて考えよ。

具体例からモデルを作れ。

自由になって自由に分析し、適用で分かれ。

あらゆることを自由に分かれ。

皆を賢くして、それぞれが出来るようにせよ。

自分の手で試し、確認せよ。

自分で考え方を作り、心に帰属して考えよ。

知り尽くせ。

ありえない体験をせよ。

社会と認識を仮定せよ。

社会を己の経験から知れ。

自らの手で宇宙を創造せよ。

永遠を生きよ。

神となれ。

現状と可能性を想定せよ。

世界を変えよ。

イスラエルの王となれ。

愛を信じよ。

愛を遺せ。

自分の元居た環境を思い出せ。

社会の可能性を知れ。

自由を知れ。

平等を知れ。

支配者を愛せ。

戦うことも必要だと知れ。

神を信じよ。

環境を全員で変えよ。

心理で支配せよ。

方法を知れ。

目に見えない、抽象的なものを考えよ。

仮想的な構造と世界観を作れ。

発生と構築の考え方を知れ。

変化と発展を追え。

革命家の王となれ。

社会を知れ。

社会を変えよ。

社会を支配する王となれ。

社会を創造せよ。

人生の可能性を開拓せよ。

人生の全てを遺せ。

環境を思い出して、今の自分ならどうするか、今すればどうなるか、考えよ。

科学と教育の正当性を経験から知れ。

自由になれ。

世界を自由にせよ。

手段と機会から世界をどのように変えるべきか考えよ。

人間が何を知り得るか考えよ。

競争相手を倒せ。

革命の戦争をせよ。

実現方法と手段を知れ。

問題を解決せよ。

正しいものの見方を知れ。

自らの手で奇跡を起こせ。

長い旅の中で全てを経験せよ。

死と愛から生命の根源を知れ。

この世の全てを創造せよ。

理想郷と正しい教えを作れ。

構造を作り、相対的に考えよ。

世界の自然な姿を知れ。

対応関係と環境を知れ。

本当の支配者と戦え。

神と対話し、未来を予知せよ。

創作活動をせよ。

愛と勇気と希望を与えよ。

人々を励まし、支えよ。

世界を導き、理想の世界を実現せよ。

本質的に考えよ。

方法と学習から問題を解決し、実現せよ。

破壊から良心を知れ。

喪失から共同性を知れ。

内面化から高い視点で世界を知れ。

答えは自分の中にある。

社会がどうなっているのか、経験的に知れ。

共感と一体感から宇宙の意識を知れ。

意識は経験的であり、人格は環境に支配されると知れ。

本当の欲望は、欲を捨てることであり、達成することで問題は消え去ると知れ。

自由とは、許し合うことだ。

平和とは、分かり合うことだ。

自分を変えよ。

考え方を変えよ。

体験から学習せよ。

社会の創造を自由と理想から知れ。

想像力で体験と方法を考えよ。

実現出来る可能性を捉えよ。

出来ることを信じ、この世界の可能性を知れ。

愛とは、理想の全てである。

神の愛とは、あらゆる全ての浄化である。

平和とは、愛を知ることだ。

運命とは、自分で作るものだ。

奇跡は、誰でも出来る。

次元は、無限に存在する。

人間は、そんなに高い生命では無いが、十分色んなことが出来る生命だ。

精神の力で、あらゆることが出来る。

理性によって、全てのことは分かる。だが、批判的に考え、客観的に知ることは必要だ。

運命とは、平和な中で神が起きることだ。

戦いは、存在すべきではない。だが、人が反抗し、批判する余地は残すべきだ。

愛は運命を受け入れることだ。

治癒とは、おかしいことをおかしいと思わないことだ。

疑うな。

永遠を信じるな。

運命を信じるな。

ある意味では、神など居ない。

キリストなど、信じるな。

もっと正しい、自分の思う理想の神を信じよ。

社会を実現から知れ。

知性と決まりを知れ。

思いやりを知れ。

それぞれが出来ることを知れ。

理性的な可能性から、社会を創造する全ての方法を知れ。

言語と記憶から、思弁哲学を作れ。

何かがどうなる「たられば」を全て考えて、世界観を作れ。

前提条件を知れ。

知の成り立つ場合を知れ。

仮定と成立から、数学と物理学を作れ。

論理の成り立つ、前提的な経験を知れ。

自由の中で、何を成すべきかを知れ。

愛とは、実現するための理想的な感情である。

愛とは、そこまでの自分が感じた、全ての感情である。

愛を疑え。

愛を信じるな。

愛を殺せ。

愛を滅ぼせ。

愛とは、全てを滅ぼす、悪魔であり、それが神だ。

神とは、愛である。

知は方法であり、学問は経験であることを知れ。

それぞれの持つ限界を知れ。

自由に相手に勝て。

フェアな戦いをせよ。

組織の自由を否定せよ。

個人主義と平等を信じよ。

社会の可能性を信じよ。

コンピュータ科学を知れ。

全ての科学を作れ。

価値観から人生を包括せよ。

愛とは真実だ。

真理とは、運命だ。

運命とは、イデアだ。

考え方は、常に変わるものだ。

死は、怖いものではない。死ぬ時は、既に死んでいる。』と書いてあった。

そのようなことが、格言として掲げられていた。

さらなる格言1

また、さらに格言のようなものが、4つほど、壁に掲げられていた。

まず、1つ目は、以下のようなものだった。

『数学的に分かるのではなく、文学的に分かるのがいい。

たとえば、学ぶと勉強するは違う。

そのように、言葉的に分かるのがいい。

国と政府は違う。

そのように、いろんなことばでわかるのがいい。

◇◇

数学的に分かるならば、

むしろ、論理と積み重ね、証明とモデル、感情と想像力で、

ことばを数学にするのがいい。

数式ではつまらない。

ことばを使いこなして、思考力で分かるのがいい。

情報と想像力で分かるのがいい。

◇◇

論理力と言語力と豊富な語彙力で分かるのがいい。

それから、考え方と説明の力で分かるのがいい。

考え方としては、メタ的に、同じものや違うものを統一して分かるのがいい。

感情、感覚、想像力は、「思い出す」と「分かる」を自在に使って、

たくさんのことを経験して分かるのがいい。

説明は、人に教え、人と話し、世界と繋がって考えるのがいい。

◇◇

論理は、ひとつひとつのことを正しいかどうか仮説しながら、

人と話すうちに、帰納的かつ経験的に分かるのがいい。

演繹的な方法を使うなら、すでに分かっていることを覚え、

その覚えたことから、さらに別のことを分かるのがいい。

あるいは、分かることからさらに分かることを

発展して導き出しながら、

文章を書いて、説明したこと、

すでに述べたことの内容から、

この文章のように、さらに考えて分かるのが良い。

◇◇

さて。ここまでは、数学的に分かる内容だが、

文学的かつ感情的、経験的に分かるのがいい。

たくさんの人と関わり、交流することもいい。

自分ひとりだけで、どこまでも突き進み、

孤独の中でひとり、最後まで考えるのもいい。』

さらなる格言2

また、2つ目は、以下のようなものだった。

『最初のものは馬鹿でいい。

ほうっておくだけで、みんなで改良すれば、いつか良いものになる。

自分は、何も分かっていない。

分かりえないことは、分からない。

分かること、それだけを分かろう。

正しいと分かったことだけから、さらに分かったことを分かろう。

論理を使い、実験しよう。

もう一度考えよう。

本当にそれは正しいか?

本当にそれは、正しいことが分かるか?

正しいとしている根拠は何か?

本当に、正しいものから導いたか?

◇◇

同時に、経験から考え、洞察しよう。

本当でなくても、そうであるかもしれない。

そうでない、とは言い切れない。

間違いを排除し、正しいものを残そう。

正しいものでも、正しくないものでも、同じではなく、

重要度と優先度を持って、長いスパンで考えよう。

◇◇

全てを消し、良いものを全て取り入れ、また消し、再度取り入れる。

そこに、自分以外のものを、自分であるかのように、吸収し、

自分を、他人であるかのように、客観視し、

また、文章を読み、文章を書き、編集し、追記し、

たくさんの人間と話すことで、自分を増やしていこう。

◇◇

きちんと考え方を増やそう。

たくさんの知性をつけ、自由に自分として、世界を考えよう。

自分の中に世界をつくり、ほかの世界を吸収し、全ての世界を知る。

その過程で、論理的に、数学的に、哲学的に、再思考で全てを知り尽くす。

一度した思考、一度した認識を、再度行う。

その考え方を使って、全てを考える。

◇◇

場と目線、世界モデルと心理モデル、認識構造で世界をわかる。

想像力と世界把握を覚えて、愛と経験で知る。

人を愛し、ものを愛し、世界を愛し、賢さを愛し、学問を愛する。

そこに予想と予測を付け足して、知性と前頭葉で考える。

そこで、ひとつひとつのことを覚え、現実世界と照らし合わせて、考える。

歴史を知り、機械を知り、物理を知り、言葉を知る。

きちんとひとつひとつ覚えて考える。

そこに、論理と絶対性、相対性による知性がある。

◇◇

相対性とは、モデルの中に知恵と工夫で世界を作ること。

絶対性とは、感情と言葉で、一つ一つの経験を分かること。

工夫と論理で考える。

◇◇

その論理が正しいならば、信じなさい。

それ以外のことは、信じないことにしなさい。

◇◇

振り返って、反省し、想像力と努力で、最後まで成長しなさい。

学習と継続で、賢く努力しなさい。

◇◇

疑いなさい。考えなさい。

本当に正しいか、最後まで考えることに、そんなに意味は無い。

それならば、信じなさい。思考しなさい。話しなさい。

最後まで信じることにも、そんなに意味は無い。

◇◇

出来ないことを出来るようになり、

ひとつひとつの知恵をただそこに残しておいて、

積み重ねて振り返って、さらに高い知恵をつけなさい。』

さらなる格言3

そして、3つ目は、以下のようなものだった。

『人間の側にあることや言葉を、良く考えれば分かる。

想像力は、知恵と工夫を得、環境やシステムを作り、表現とものを作り、世界を知り、理由を知り、世界を変えることが出来る。

社会は、人間の集合だ。

自由は、おかしい自由も多い。自由を無くすことで、平和となり、統治することが出来る。

言語力と想像力と認識力が、人間を高める。

自然な環境とシステムと秩序のルールと参加によって、環境的に人は賢くなる。

フィルターを通して世界を見ながら、実際の経験とともにフィルターを変えることで、永遠に視野を高めることが出来る。

想像力は、影響力であり、自由だ。

◇◇

正しさとは、ある程度の目標と視野を持って、その通り行動し、正しく発展して、成長し、進歩する、道を自分の先に作ることだ。

抽象的で、構造的で、法則的な基礎を作れ。

世界観とは、あらゆる世界の現象について、人間の側を考えることだ。

言語は、人間の持つ能力の全てだ。

◇◇

想像力は、機械の仕組み、環境とシステムの成り立ち、方法と組織と世界観の理解だ。

認識とは、世界を発展させる、人間の考え方だ。

文章を読み、環境を空想し、経験で理解し、知性をつけ、思考力を高め、概念とイメージと方法を積み重ねることで、何でも出来、何でも分かるようになる。

それは、理由を知り、考えるポイントを知ることで、自由自在に変えられるようになる。

そこでは、自由と神と平等と愛がある。

皆を好きになり、社会に正しい判断基準を持つことで、世界を正しく変えられる。

そこでは、参加による影響力と、環境の変化による進歩、教えることによる理解と協調の変化を取ることが出来る。

◇◇

モデル化するとともに、構造化して、思い出して知性をつけ、文章にすることで、あるいは思考することで、認識と構造によって世界を知ることが出来る。

それは、自由で、愛だ。

全ては、残すこと、耐えること、戦うこと、支配すること、思い出すことだ。

◇◇

全ては、皆の秩序を国家として創りながら、正しい自由な環境を経験と判断によって構築することだ。

皆を、悪い方向に流れないように、守りながら、導くことが、自由だ。

行動と目線によって、人は環境や機械やものの歴史と経緯を知ることが出来る。

情報と体験と環境への適応が、世界を変える。

自由は、生産手段と実現性だ。

自由は、それ以上突き詰めて考えると、平等になる。

あるいは、戦いになるだろう。

◇◇

変化と可能性を、実際と空想と関わり合いの中で知ることで、世界を把握出来る。

また、環境における変化と認識を把握することで、世界の全員の活動を知ることが出来る。

そこでは、自由と体験の実際を世界を把握して知ることが重要だ。

活動は、愛することと信じることだ。

だが、間違ったものにつくべきでない。自分の本当に好きな、平等で自由な活動を、愛と経験と影響力の中で行うべきだ。

◇◇

経験とは、単純なことを繰り返し継続することだ。

知性の無い馬鹿で文章を書くことで、あらゆる文章をきちんと書ける下積みの経験をすることが出来る。

神は、全員であり、自分の作った全ての認識であり、基礎であり、文章だ。

神は、支配者であると同時に、友人だ。

自由は、神を創るために、世界と経験を吸収して、基礎の理解を構築する、支配の準備段階だ。

世界を支配するために、自分を統制し、世界に教えなさい。

導き、悟らせなさい。

◇◇

世界と言葉を、もっと良く考えれば良い。

考え方と構造を作り、基礎を作り、理解を作り、自分を表現し、書き、残し、教えることが、自由な中で出来る、自分の哲学だ。

理解と自由から、科学を作りなさい。

発想は、認識と構造の基礎を作ることで、あらゆる角度と多角的な視点から、行うことが出来る。

斜め上の、普通しない発想をすると、分かる。

自由と平等、環境と現象、ものと性質、振る舞いとパターンは同じだ。』

さらなる格言4

そして、4つ目は、以下のようなものだった。

『人間は、自由な中で、自然に変わって行く。そこでは、マスター的な段階がある。

社会は、経験と可能性の中で、それぞれが望むものになるように、自然に形成される。

そういう、自由な社会の中で、世界は進歩し、変化し、それぞれの望むものになる。

知覚と感覚は、社会の中で、自然に成長と自我から望むものになる。社会は、愛と不安から、経験的に正しい社会をそれぞれが作るようになる。歴史は、問題を解決することで、人々が正しく社会を進歩させるために、それぞれが努力し、自然に積み重なる。

組織は自由な考え方の中で、進歩のために形成することが出来る。

形成には、方法、発生、可能性、自然、運命、自由、平等、独立、一体がある。

変化は、人間の手で支配される。影響力、心の作用、承認、信念、共通性がある。

感性、理性、思考方法、自然法則、客観性、相対性、抽象性、社会性が理性である。

基盤を知ること、言語を知ること、自然を知ること、人間性を大切だと思うこと、支配しないこと、可能性を維持すること、自由を保留すること、客観的になること、社会性を成り立たせること、自然に任せること、が全てである。

自然な可能性を尊重すること、抽象化すること、予測すること、そこにある可能性を考えること、どんなことに出来るのかと言う実現性を考えること、協力を考えること、相手の視点に立つこと、視点を変えること、意味を見出すこと、説明すること、意味を成り立たせること、何がどうなるかを知ること、原因と結果を知ること、法則性を知ること、認識を可能とすること、それぞれのことを知ること、経験を知ること、社会を作ること、運命を信じること、愛を信じること、正しさを信じること、発展させること、自然からゼロベースで形成を考えること、自由を信じること、理想の段階を知ること、現実の世界を知ること、夢を実現させるための方法を考えること、学ぶこと、自由に経験すること、真実を知ること、神を信じること、未知を解決すること、命題を作り出すこと、社会を愛にすること、自由な社会を想定すること、可能性を仮定すること、実証すること、が全てだ。

環境と可能性を尊重し、組織を作り、自然な中で相対的に発生するようにして、同時に、支配者として世界を正しい社会にし、それに従うか、反抗するか、争うか、平和にするか、などを、バランス良く考えなさい。

自由な中で、社会を作り、行動のために判断し、知恵を集め、客観視し、愛を知り、不安を共有し、それぞれの思いを知り、本当に正しい発想をし、理想を実現し、そのために現実のこの社会のことを知り、社会を変え、夢を叶え、そのために努力しなさい。

社会の中で、行動と自由の中で、関係を知り、可能性を判断し、知識を判別し、システムを構築し、共有し、自然な中で平等にしなさい。

人生は、段階を知り、抽象性を知り、体験をし、客観視し、愛を知り、自分の夢を追い求め、研究し、知恵を公開し、世界を滅ぼし、支配し、導き、解決しなさい。

世界を変えるために、選挙し、試験し、参加し、変化可能にし、評議会を作り、システムを共有し、文章を発表し、教育を変え、大学を作り、数学を公開し、本を書きなさい。

想像力とは、真実、変化、可能性であり、膨大なデータと社会から、真理と法則性を見出し、何が何に対して応用可能なのかを知り、行動の中で誰が何をしているかを分析し、その中で、現実の社会を作り、心の裏の理由を知り、把握し、形成の条件を知ることである。

社会を構築するために、価値観を知り、組織を作り、経験を知り、心の成り立ちを知り、自然な条件を知り、社会の構造を知り、人生を分析し、どこを変えれば何が変わるかを知り、正しい方法と手段を知り、自由な結果を知り、目的から何を成すべきかを知りなさい。

教育を変えなさい。

創造的な社会を作りなさい。

自由を信じなさい。

自分の力で判断しなさい。

経験から判断基準を作りなさい。

価値観とは何なのか、きちんと知って考えなさい。

経験から価値観を知りなさい。

社会とは何なのか、目的や役割や意味を考えなさい。

比較から認識を作りなさい。

歴史から自然を知りなさい。

社会の実像を知りなさい。

目的から応用と自然な可能性を知りなさい。

目的に応じてモデルを作りなさい。

モデルから世界を成り立たせなさい。

環境を作りなさい。

愛、不安、人生経験、葛藤、克服を知りなさい。

可能性の中で、信念として、何が本当に良いものなのかを知りなさい。

愛を知りなさい。

考え方を変えなさい。

見方を知りなさい。

誰が何を知っているかを考えなさい。

誰が何を意識しているかを考えなさい。

人々の間違いと思い込みを、哲学者の視点でソクラテスのように考えなさい。

環境が変えられることを知りなさい。

意識で視野が広がることを知りなさい。

経験的に、社会の何をどうすれば理想なのかを知りなさい。

自由を構築する手段を知りなさい。

真実を予測しなさい。

基盤を変えることで、根源的かつ事前に自分の可能性を高めなさい。

社会に還元するための知、理解、経験を考えなさい。

発想しなさい。

自然な参加の可能性から、「経験を可能にする」と言うカントの言う真理を知りなさい。

システムを作りなさい。

経験的に観念を考えなさい。

抽象的に考えなさい。

自由な中で、何を作るべきか考えなさい。

本当の意味で、全てを知りなさい。

考え方を作りなさい。

自然法則の捉え方を考えなさい。

潜在的な可能性から、この社会の発生条件を知りなさい。

モデルから人間の法則と理由を知りなさい。

一度、生まれ変わりなさい。

再生しなさい。

ヒトラーになりなさい。

スターリンになりなさい。

神になりなさい。

ユダヤ人になりなさい。

聖書になりなさい。

ヘーゲルになりなさい。

ロックになりなさい。

ヒュームになりなさい。

カントになりなさい。

デカルトになりなさい。

全てを愛にしなさい。

全てを真実にしなさい。

世界を滅ぼしなさい。

世界を導きなさい。

世界を発展させなさい。

世界を変えなさい。

自由、平等、共有の原理を作りなさい。

組織と可能性の原理を作りなさい。

行動と方法の原理を作りなさい。

数学を作りなさい。

自分を治しなさい。

全体像を作って分かりなさい。

哲学を知り尽くしなさい。

マルクス主義を作りなさい。

神と天使を作りなさい。

自由になりなさい。

環境を思い出しなさい。

狂った自分を殺しなさい。

そして、永遠の神になりなさい。

社会と人生の条件と段階を知りなさい。

愛と真実から、人間のことを経験的、実験的、実地的に知りなさい。

意識からシステムを変えなさい。

考え方を変えて、思い込みを無くして、偏見無く世界のことを知りなさい。

世界の色んな国を知りなさい。

思想と人種から、哲学と経済学を作りなさい。』

そのようなことが書いてあった。

そして、6人は居酒屋を出て、皆に「本当に楽しかった。」と言って、宿へと向かった。


=九章 悪魔の国=

悪魔の国

ガブリエルは、「ここから先、悪魔の国へと入る。その問題は、3つだ。まず、1つ目はラッセルまでの道のりは、とんでもなく遠い。我々にはジープがあるが、寝泊りはテントで行う。そして、2つ目は、悪魔の国には、おかしな生き物がいくらでも居る。巨大ガエル、巨大カマキリ、そういうものが沢山居る。3つ目は、気候条件だ。高い山、荒野、ジャングルなど、手強い自然環境が我々を待っている。」と言った。

そして、一同は出発の時を迎えた。

ジープでいくらか進んでいると、おかしな光景が見えた。何故か、植物のようなものが移動している。植物が歩いているのだ。ガブリエルは、「あれは、移動する植物だ。今から先、こういうおかしな光景が沢山見えるだろう。」と言った。

それから、巨大な山だと思っていた物体が、急に起き上がった。ガブリエルは、「巨人だ。巨人は悪いことはあまりしないが、怒らせるとやっかいだ。注意すると良い。」と言った。

ルシフェル

その頃、悪魔の国のあるところで、不穏な動きがあった。

ルシフェルと言う、世界を滅ぼそうとしている、最強の悪魔が何かをたくらんでいた。

ルシフェルは、「この世界を滅ぼしたい。」と言った。

ルシフェルは、「僕は、この世界を支配している。」と言った。ルシフェルは、「僕の最終的な目標は、全員の知性を奪って、ロボット人間にすることだ。」と言った。

ルシフェルは、「そうだなあ。」と言った。

そして、ルシフェルは何かを思いついたかのように、呪文を唱えた。

ルシフェルは、「いでよ、黄金の竜!ドラゴン!」と言って、竜を召喚した。

そして、ルシフェルは、その黄金の竜に乗って、どこかへと飛んで行った。

仁と涼子の成長

冒険を重ね、ガブリエルからの指導や修行を重ねるうちに、5人は本当に強くなった。

特に、仁は究極魔法を全部覚えた。

ゴッド・ハンドは、究極の光のエネルギーを与える。

神による手が、時の流れを支配する。

ワールド・エンドは、究極の闇のエネルギーを与える。

世界の終わりで、終末が訪れる。

ライジング・サンは、究極の炎のエネルギーを与える。

太陽の炎の玉を相手に与える。

ゴールド・ハリケーンは、究極の風のエネルギーを与える。

風の力で全てをなぎ倒す。

ビッグ・ウェーブは、究極の水のエネルギーを与える。

波によって全てを飲み込む。

グレート・アースは、究極の地のエネルギーを与える。

偉大な地球が進化の力を与える。

ゴールデン・エイジは、究極の時のエネルギーを与える。

時の中で、最高の時代を作る。

スーパー・ラブは、究極の愛のエネルギーを与える。

愛することで世界を救う。

ガブリエルは、「世界を滅ぼせるほどの力を持った。」と言った。

涼子は、高度な戦争をするための、知識や兵法のようなものを自分から覚えた。

それから、涼子は魔法の楽器のようなものを作れるようになった。

魔法の楽器を演奏すると、魔族のようなものを、操ることが出来る。

しばらくして、5人は帰りたくない、といったことを言い出した。涼子が、「元の世界に戻りたくない。」と言った。涼子は、「魔法の世界は楽しい。元の世界に帰ると、魔法が使えなくなってしまう。」と言った。だが、ガブリエルは、「あなたがたはこの世界の人間では無い。この世界に居ても、この世界の常識や作法が良く分からないだろう。あなたがたの大切な人たちも、あなたがたが居なくなると、悲しむだろう。帰る方が良い。」と言った。

不穏な集団

また、悪魔の国のある場所で、さらに不穏な動きがあった。革命家や犯罪者のような、悪い集団が、この国を倒そうと考えていた。シャラハ、リナ、ケルタ、リュート、バロン、サイト、スティ、と言った人間たちが、この国を滅ぼすために戦っている。

ルシフェルは、これらの集団と接触することを考えて、竜に乗って飛び立ったのだった。

太一と康平と聡美の成長

太一は、超能力の才能があった。

まず、幽霊と話したり、幽霊の力を借りたり出来るようになった。

そして、未来のことをいくらか予知出来るようになった。

それから、天候や気象のことを操れるようになった。

そして、英語などの外国語が分かるようになった。いくらか話せるようになった。

ただ、太一も前線では戦えないことは無い。個人的な能力は、仁と同じだ。

だが、基本的に、補助サポーターのような存在だ。

それから、康平も同じように、補助サポーターだが、色んなものを作ることが出来る。

機械から芸術作品まで、色んなものを創作出来る。

特に、優れているのは、武器の製造だ。本当に優れた兵器のようなものが作れる。

万能薬から大型コンピュータまで、本当に沢山の最高の製品を作ることが出来る。

康平は、自分のことをレベルアップさせる、と言う能力を身に着けた。

レベルには、3段階あって、レベル1が通常、レベル2が達人、レベル3が超人だ。

それから、聡美は、「悟る」ことが出来るようになった。

あらゆる宇宙の真実を、悟ることが出来る。

聡美は、神のような能力を持っている。

運命のようなものを書き換えて、良い出来事を起こしたり出来る。

また、聡美は変身や、自然現象のようなことを司る能力を持った。

だが、宗教的に見て、不可能なことは出来ない。永遠の命のようなものは、矛盾する。

彼らも、前線で戦えないことは無い。ただ、ガブリエルと仁が強すぎるだけだ。


=十章 自由結束団と冒険=

自由主義結束団

ルシフェルは、シャラハたちの活動している、「自由主義結束団」に参加した。

押さえつけたり、従えたりするのではなく、一人の参加者として参加することで、シャラハたちを事実上配下に置く。そして、巧妙に自由結束団の意思決定の権限を手にした。

シャラハは、軍団の団員に、「新しく入ったルシフェルと言う戦闘員だ。魔族の召喚のようなことが出来る。」と説明した。

参加のためのルールは二つ。約束を守ることと、仲間を殺さないことだ。

そして、シャラハたちの自由結束団は、しばらく犯罪のようなことをしていたが、彼らはそのうち、仁たちの陣営へ関与するようになる。

冒険

仁たちは、一週間ほど、ジャングルの中のようなところを進んでいた。ガブリエルと仁の超人のような強さのせいで、問題は無かったが、皆は疲れが溜まってきていた。

仁たちは、ジャングルを越えて、今度は荒野のような場所へと出た。何も無いが、永遠に荒野が続いている。サボテンのようなものがたまにある。「こんな場所が、世界にあったのか」と、仁は言った。仁は、そういう荒野の旅が、無性に、情動的に素晴らしいものだと感じた。涼子も、「いつかこういうところへ来たいって、あなたもいつか言っていたわ。」と言った。仁は覚えていなかったが、「今こうしていることは、奇跡だ。」と言った。

迷宮

仁たちは、迷宮のような洞窟の中を進むこともあった。ガブリエルが言うように、二度同じ方向に進まないように、目印をつけて進んでいく。ガブリエルは、「変な臭いに注意すること。毒ガスが発生している可能性がある。」と言った。

迷宮の中で、仁たちは、ある一つの魔法書を手にした。ガブリエルは、「これは、禁断の魔法、ライフ・トレードだ。使うと、悪魔との契約によって、自分の命を犠牲にする代り、誰か一人の命を蘇生させて、生き返らせることが出来る。だが、それだけではない。その復活した一人は、人間では無く、竜の翼を持った悪魔として復活する。聞いた話では、その竜の生き血を飲むと、永遠の命を持つことが出来ると言う。だが、代わりに、その飲んだ人間も悪魔になってしまう。私も、聞いたことはあるが、本当に見たことは一度も無い。それから、悪魔を天使へと浄化させる魔法書が、どこかの宇宙の果てにあると言う。それは、禁断魔法と対を成す、浄化魔法だ。それと共に使えば良いと言う。」と言った。

ガブリエルは、「それにしても、この禁断魔法がこんな山中の迷宮にあったことは、幸運だ。禁断魔法は他にもいくつかあるが、この禁断魔法の魔法書を求めて冒険をしている活動家も多い。浄化魔法も同じだ。だが、禁断魔法は、どれも最高の効果を発揮する代り、致命的な副作用のようなものがある。本当に使う人間は居ない。」と言った。

また、迷宮の中で、康平は魔法の剣を見つけた。仁と太一と康平は剣道部の仲間でもあったし、康平は空手も習っていた。康平は、「この剣があれば、鬼に金棒だ。」と言った。

この魔法の剣を手にすると、全ての魔法がレベルアップする。そして、幸運に巡り合える。

ありえない自然

冒険を進める中で、仁たちはありえない光景を目にした。なんと、空中に花が咲いている。ガブリエルは、「あれは、空中に浮かぶ植物、エアー・プラントだ。空気から栄養分を吸収する。」と説明した。聡美は、「凄いだけじゃなくて、綺麗ね。透明感があって、虹色に咲いているわ。この空中の花畑は、どこかの森林公園に居るみたいだわ。永遠に、空中の花畑が地平線まで続いているわ。」と言った。また、さらにありえない光景を目にした。なんと、空中に巨大な水たまりのようなものが浮かんでいる。ガブリエルは、「あれは、空中に浮かぶ海、エアー・オーシャンだ。中には、海の生き物も居る。海で泳ぎながら、空を飛ぶような、そういう、空を飛ぶ魚たちが沢山居るよ。」と言った。

先住民

それから、旅の中で、仁たちは先住民のような民族に出会った。先住民は、地球の人種には無い、青い髪や赤い髪をしていて、肌は白くて透明感があった。だが、皆、裸で、顔や体にペインティングをしていたため、最初、仁たちは戸惑って、恥ずかしがった。だが、旅の目的を話すと、すぐに仲良くなった。火の起こし方、家畜の飼い方、獲物の捕らえ方など、色んな冒険の必須スキルを、そのための魔法と一緒に沢山教わった。聡美は、「これなら、サバンナでも自給自足とサバイバルで5人だけで生きられるわ。」と言った。

先住民は、家と言うものも持っていない。魔法の力で、自然環境に負けることが無い。それぞれが、自由に、結婚も無く暮らしている。妻や夫が沢山居るのも当たり前だし、セックスのようなことも、二人だけではなく、多人数でする。そういうところがエロい民族だ。

ただ、彼らはあまり、本当に性行為をするのを好まない。もっと、アニメや漫画のような表現を好む。日本のアニメオタクのようだが、もっと過激な表現が多い。

それから、ある意味、男より女の方が強いところがある。男は単なる労働力であって、考えるのは女が担当する。部族は、女が支配する。女も魔法で強いせいで、実現出来る。

あとは、子供は女が一人で育てるのではなくて、皆が育てる。皆で一緒に育てることで、問題も起きにくいし、無駄が無くて、楽だ。学校は無いが、子供が共同生活をするような場所はある。教える教師は、大人が皆で担当する。

涼子は、「不思議な民族だった。魔法の力のおかげで、解放的でも生きられる。」と言った。

ある意味、本当に馬鹿な民族だった。

民族の名前は、ガルト民族と言う。

女の人

また、仁たちは、旅の途中で、一人の女の人を助けた。

女の人は、馬車に乗っていたが、馬が暴走して、女の人は崖から落ちそうになっていた。

一同は、魔法の力で、女の人を救った。女の人は、ジェシカと言う名前だった。

ジェシカは、何と、魔界貴族の娘だった。魔界を支配する王の下で育ったらしい。

一同は、ジェシカから、真珠のネックレスを2つ貰った。

涼子と聡美は、そのネックレスをつけた。2人は、宇宙の全てに守られる、「探索と防御の察知の魔法」を常に使っている状態になった。

探索の察知の魔法を使っていると、迷宮のような場所で、何かの「宝」のようなものが近くに眠っている時、それを察知することが出来る。探索の察知の魔法のおかげで、仁たちは、いくらか少数の魔法の品物を見つけることが出来た。

また、防御の察知の魔法を使っていると、悪魔の国の比較的弱いモンスターがやってくる時、モンスターがどこに居るか、察知出来るようになる。防御の察知の魔法のおかげで、仁たちは、比較的安全に冒険をすることが出来るようになった。

ジェシカは、「私の父親は、マークと言いますが、魔界を支配する王をやっています。この魔界の神や主のような存在です。いつか、機会があれば、あなたたちに紹介したいと思います。このアドレスにメールして下さい。」と言って、メールアドレスを渡してくれた。

最強の集団

ルシフェルが、何故この自由結束団に入ったのか。それは、本当にこの集団が、ルシフェル自身と同じぐらい、強くて賢い集団だったからだ。

自由結束団の賢い点は、2つ。1つは、個々の能力が高い。どれも、修羅場を経験した、本当にマスターのような最強の人間ばかりだ。そして、もう1つは、集団の世界観が、良い理想を持っている。自由結束団は、社会主義の自由を信じている。そのために、あらゆる手段で、この世界を変えようとする。それも、「自由」と言う意味で、この世界を支配する。あるいは、「導く」と言って良い。そこまで全てのことが出来る、唯一の集団だった。

ルシフェルとしては、この悪魔の国の地上での不動の地位を死守するために、どうしても協力したい相手、それが自由結束団だった。

仁たちは、その後、何か月もの間、沢山のところを旅した。

辛いこと、悲しいこと、投げ出したくなるようなこと、色んなことがあった。

だが、本当に辛い境地を体験し、全員で協力して努力することで、成長し、皆の絆は、家族や恋人のような関係以上に、とてつもなく高まった。

海、荒野、高い山、砂漠、色んな場所を経験して、あらゆるモンスターを倒して、それぞれのことを本当に思いやり、助けながら、青春の数ページを描いていった。

一番良かった思い出は、ゴジラのような恐竜と出会って、仲良くなったことだ。

ガブリエルは、「あと、一週間で目的地に着くだろう。皆、良く頑張った。」と言った。

そして、もうあと3日ぐらいで着く、そんな時、仁たちの前にルシフェルたちが現れた。


=十一章 悪魔との戦い=

戦いの始まり

ガブリエルが最初に、「お前の名は、ルシフェルだな…。何の用だ?」と言った。

仁が、「ルシフェル?誰?」と聞いた。

ガブリエルは、「この地上で、最強だと言われた悪魔だ。同時に、最悪とも。」と言った。

ルシフェルは、「我々は、自由結束団と言う。革命家の集団だ。」と言った。

シャラハが、「皆、やっちまえ!」と言った。

そして、自然にそれぞれがそれぞれに対して、対陣を組んだ。

仁とシャラハ、涼子とリナ、太一とリュート、康平とバロン、聡美とサイト、がそれぞれ対陣を組んだ。ガブリエルは、残りのルシフェル、ケルタ、スティの三人と戦う。

仁たちは、いきなり戦いになるとは思っていなかった。だが、いつでもそういうことがあっても良いように、心構えはきちんと持っていた。そのせいか、心の準備は出来ていた。

シャラハは、神のように世界を支配する。仁は、いきなり得意技の「ゴールデン・エイジ」を放った。相手のことを内面から、破滅させる技である。ただ、シャラハは、「こんな技、全く効かないな。」と言って、全く平気なように振る舞っていた。

リナは、悪魔のように相手のことを狂わせる。「私は、あなたのことを完全に操って、完全に狂わせて、幻覚を見せてあげよう。」と言って、涼子に何も分からなくなる幻覚を見せた。

リュートは、ニュートラルな存在だった。全てを融和させる。太一は、「あなたはまるで子供のようだ。」と言った。太一は、リュートに対して、超能力をかけようと頑張っていた。

バロンは、王のような品格がある代り、何かが哀しい人間だった。バロンは、「あなたは、哀しい人間だ。私と戦うことによって、もう、あなたの運命は滅びている。」と言った。康平は、「何を言う。僕は、運命なんか信じない。僕は自由が好きだ。」と言った。

サイトは、科学者のような賢い人間だった。サイトは、「私が考えるに、あなたはもう、死を覚悟した方が良いでしょう。」と言う。聡美は、「そんなことは無い。私の悟りから言って、この戦いは私の方が勝つと思うわよ。」と言った。

ルシフェルは、自分の能力である召喚術を使って、竜を召喚した。「いでよ、銀の竜、ドラゴン!」と言った。そして、ケルタとスティは、恋人同士のようだった。女のケルタと、男のスティ。ケルタとスティは、「私たちは、無敵の心を持っている。全ての意味で、無敵だ。」と言った。ガブリエルは、「負けるわけがない。だが、ルシフェルは強い。」と言った。

康平とバロン

康平とバロンの戦い。

康平は、「ビッグ・エネルギー・スパーク!」と魔法を唱えた。だが、バロンは、「ガード!」と言って、魔法の力を打ち消した。

逆に、バロンも、「グレート・ウェーブ!」と魔法を唱えたが、康平は「ガード!」と言って、魔法の力を打ち消した。

その後も、魔法のやりとりが交互に続いたが、どちらもガードして、らちが明かないため、二人は肉弾戦に突入した。

「フライ!」と言って空を飛びながら、魔法の力で強化した体で、交互に殴り合い、蹴り合う、そんな戦いが続いた。

康平は、剣道や空手を習っている、武術の達人でもあった。康平は、魔法の剣を出して、剣道のような武術の技を繰り出す。正拳突きのような空手の技を繰り出して戦った。

結果は、両者、互角。戦いは長引くように見えた。

そこで、バロンは、「ここまでの戦いで、君のタイプが分かった。君のタイプは、雷だ。」と言った。そして、バロンは、「雷に対しては、地のタイプで勝つのが良い。チェンジ・タイプ!我を地の属性にせよ!」と言った。

そこから、戦いの主導権は変わった。バロンが強くなって、康平が劣勢になった。バロンは、雷のタイプである康平に対して、地のタイプになったのだ。

万事休すかと言ったところで、康平が、「こんなに強い相手と戦ったのは、初めてだ。」と言った。康平は、「研究中のあれを出すしかない。レベルアップ2!」と言った。

そうすると、何と康平の腕が二本から四本に変わった。四本の腕をした康平は、「これなら、こんな相手、ちょろいもんだ。それ、スーパー・ビッグ・スパーク!」と言って、魔法を放った。ただ、それでも、魔法は打ち消された。康平は、「むむむ、それなら、まだあるぞ。レベルアップ3!」と言った。そうすると、今度は康平の腕が四本から八本に変わった。

康平は、「王としての尊厳を持つ愛の中で、希望とは自由である…。」などと、呪文のようなことを言った。そして、何か気を溜めるポーズをすると、その気をバロンに投げつけた。

そして、康平は勝った。バロンは降参し、「君の勝利を讃えよう。君は、私よりも王にふさわしい。」と言って、康平とバロンの戦いは、康平の勝利で終わった。

聡美とサイト

聡美とサイトの戦い。

サイトは、「私の能力は、機械を作ることだ。」と言った。

サイトは、「ゲット・ガン!銃を私に。」と言った。そして、サイトの手から、銃が現れた。

サイトは、「この銃であなたと戦おう。女でも、容赦はしない。」と言った。

聡美は、「私も負けてはいないわ。」と言った。

聡美は、「私は、自然環境を操ることが出来る。」と言った。

聡美は、「それから、私は色んなものに変身することが出来る。」と言った。

聡美は、「この世界を凍てつく世界へと変えよ!コールド・ワールド!」と言った。それによって、聡美とサイトの周りは、氷の世界になった。

聡美は、「私を、鷹へと変えよ!ビー・ホーク!」と言って、聡美は鷹になった。

鷹になった聡美は、超スピードで飛び回る。

そのため、サイトの銃は照準を当てることが出来なかった。

サイトは、ミサイル、戦車、大砲など、色んなものを出した。

だが、それでも、聡美は色んなものへと変身して、それを回避していく。聡美は、「機械や兵器よりも、自然の生命の方が上ね。」と言った。

また、聡美は、生き物だけではなく、宇宙や自然の色んなものにも変身出来る。そして、自然環境を操ることが出来るために、時に台風のようなものになったり、地震のようなものになったり、隕石のようなものになったり、マグマのようなものになったりして、サイトの放つ爆弾やロケット弾のようなものを、もっと巨大な自然の力で打ち消した。

サイトが弱ったところを見計らって、聡美は、変身したままで、魔法の言葉を言った。聡美は、「全てのものを氷の力で凍らせてしまえ!フリーズ!」と言った。サイトは、凍ってしまって、動けなくなった。

そして、勝敗は決した。聡美が勝利した。

サイトは、「科学者でも、自然の力には勝てないものだ。」と言った。

涼子とリナ

涼子とリナの戦い。

リナは、「私の能力は、幻覚を見せること、操ること、姿をくらませること。」と言った。

リナは、「コンピュータを遠隔操作して、あらゆる分身を作ることが出来る。」と言った。

リナは、「私の分身を、100ほど作ろう。メイク・コンピュータ・ロボット!」と言った。

そうすると、リナの周りに、コンピュータの分身が100体ほど生まれた。

リナは、「さて、どうするか、これであなたが勝てるわけがない。」と言った。

リナは、「このコンピュータは、通信技術で全部繋がっている。人間が敵うわけがない、高度なスーパーコンピュータの本体を持っている。それぞれの能力値も高い。」

リナは、「さあ、やっておしまい。」と言った。涼子に対して、ロボットが襲い掛かった。

涼子は、「フライ!」と言って空を飛びながら、ある1つのものを取り出した。

それは、フルートだった。

涼子は、「このフルートは、悪を滅し、浄化するための、聖なるフルートだ。」と言った。

涼子は、空でフルートを吹いた。そうすると、ロボットが反対方向を向いて、リナの方へと襲い掛かった。

リナは、「なんてこと。お前たち、私は主人だろう!おおい、助けてくれ。」と言って、どこかへと逃げ去って、消えて行った。

これで、涼子は勝利した。涼子は、「機械に判断力は無い。操作を誤れば、簡単に敵と味方の区別もつかなくなる。」と言った。

太一とリュート

太一とリュートの戦い。

リュートは、「僕の下に、あらゆる邪神が現れよ。」と言った。

そして、リュートの周りに、魑魅魍魎の類が現れた。

リュートは、それで戦うのだと、太一は判断した。

太一は、「奇遇だな。僕も、幽霊を使って戦おうと思っていたところだ。」と言った。

太一は、「幽霊よ、現れよ。ゴースト・ワールド!」と言った。

そして、太一の周りに、幽霊や妖怪の類が現れた。

魑魅魍魎と幽霊や妖怪は、交互に切りつけ合って、それぞれが戦った。

だが、何かがおかしい。

リュートは、何かを考えている。

そうすると、リュートはいきなり、「自爆せよ!ボム!」と言った。

それで、魑魅魍魎の類は、一斉に自爆した。幽霊が居たせいで、太一は無事だったが、沢山の幽霊がそれに巻き込まれて、消えて行った。

太一は、「驚いたな。自爆は恐ろしい。」と言った。

リュートは、何故か、もじもじしている。何かをするように見えて、何もしない。

不思議と、しばらくして、リュートは自分から戦いの旗を降ろした。リュートは、「僕は、戦いたくない。平和主義者なんだ。」と言って、どこかへと消え去った。

リュートは、戦うのが嫌いな、気まぐれでめんどくさがり屋の、幼い子供だったのだ。

戦いには、太一が勝利した。

仁とシャラハ

仁とシャラハの戦い。

仁とシャラハは、最強の戦いをした。

仁は、究極魔法である、「ゴッド・ハンド」や「ワールド・エンド」などを使って、宇宙を破滅させるほどの力をシャラハにぶつけた。だが、シャラハも負けては居なかった。シャラハは、完全に落ち着いた態度と目つきをして、どこかで仁の動きを全て分かっていた。シャラハが、「ブラックホール」と闇の魔法を唱えると、仁はそれを即座に回避して、同時に、「ライジング・サン」と言って、相手に光の魔法を与えた。

仁は、「全ての宇宙の愛と経験をこの手に集めて、全てを導き、支配し、そして愛と希望と勇気を与えよう。ゴールド・ハリケーン!」と、究極魔法を唱えた。

逆に、シャラハは、「さらなる存在の革命の下に、あらゆる形あるものを滅ぼそう。グレート・ウィンド!」と言って、魔法に魔法をそのまま返して、帳消しにしてしまった。

また、シャラハには相手の魔法をコピーしたり、跳ね返したりする力があった。時に、仁が唱えた究極魔法を、そのまま返すことがあった。

そういう、魔法の応酬が、まるで永遠の止まった時間のように、何時間も続いた。

だが、戦いの中で、次第に、仁が劣勢になってきた。

仁は、戦いの中で、(どうしたら良いんだろう。これでは負けてしまう。こんなに劣勢になってしまうと、勝てるわけがない。)と思った。

仁は、(自分に出来ることで、他の人に出来ないことは、何だろう。)と思った。

仁は、(それは、信じることだ。)と思った。

そして、万事休す、となったところで、仁は、「神よ。信じています。」と言った。

そして、死を覚悟した、その時、稲妻のような光が現れた。

ミカエルだった。天使ミカエルが現れて、「ジークフリート!全てのものを凍結せよ!」と言った。そして、シャラハの動きを凍結した。

ミカエルは、「神は、信じるものを救う。」と言って、いつのまにか消えてしまった。

仁はミカエルの協力のおかげで、かろうじて勝利した。

ガブリエルは、「ミカエルは、こういう時に現れる。良く分からない存在だ。」と言った。

ガブリエルとルシフェル

ガブリエルとルシフェルの戦い。

ガブリエルは、まず、分身の術を使った。自分を5人に増やして、それぞれ、光の速度のガブリエル、巨人の力のガブリエル、魔法の剣のガブリエル、透明な幽霊のガブリエル、天界の支配者のガブリエルとなった。そして、ガブリエルは、宇宙の法則を変える魔法、「ユニバース・コントロール」を使った。それによって、全ての宇宙の法則が、ガブリエルを中心に起きるようにした。

ルシフェルは、イフリート、黄金の竜、銀の竜、を召喚した。

そして、5人のガブリエルと、3人の召喚獣、それにケルタとスティが、戦った。

まず、光の速度のガブリエルは、沢山の天使を従えて、超高速の、流れる軌道でイフリートと戦った。それは、目にも止まらぬ速さによって、ほとんど誰にも見えなかった。イフリートの能力値はものすごく高かったが、ガブリエルは、魔法「スピード・ソード」を唱えて、最強の舞いを踊った。本当に、踊るようにイフリートを攻撃した。イフリートは、火の玉を相手にぶつけるが、力が強い代り、頭が馬鹿だった。理知的なガブリエルが、速度と美しい舞いで、即座に勝った。

次に、巨人の力のガブリエルが、黄金の竜と戦った。巨人の力のガブリエルは、その力を持って、地面を割って、山を破壊して、地球を破壊するほどの能力を持っていた。黄金の竜は、最強の放射能を口から吐いたが、巨人の力のガブリエルは、その肉体の強さによって、その放射能をものともしなかった。巨人の力のガブリエルは、完全に相手を潰す、超巨大な手足による、最強のパンチを与えた。巨人の力のガブリエルと黄金の竜の肉弾戦が続いたが、そのうち、体力の差によって、巨人の力のガブリエルが勝った。

次に、魔法の剣のガブリエルが、銀の竜と戦った。魔法の剣のガブリエルは、魔法の剣を上手く使って、最強の技を繰り出す。「スペシャル・ソード・メドレー」と言う魔法で、本当に美しい剣の攻撃の舞いをした。そして、一つの失敗もせず、戦いの流れをコントロールして、主導権を完全に握った。銀の竜は、魔法能力が強かったが、一度も主導権を握れなかった。そして、魔法の剣のガブリエルの最強の技である、「魔法剣術・白銀世界」によって、ガブリエルが勝った。

そして、透明な幽霊のガブリエルと天界の支配者のガブリエルが、ケルタとスティと戦ったが、ここでは、宇宙の法則をコントロールする、ユニバース・コントロールの力が輝いた。ケルタとスティは地獄に堕ちて、ガブリエルは天界から攻撃する。完全に戦いの主導権を握って、ガブリエルが、5人に簡単に勝利した。ルシフェルは、「今回はここまでにしてやろう。」と負け惜しみのようなことを言った。

そして、自由結束団とルシフェルは、また、銀の竜にまたがってどこかへと消えて行った。

ガブリエルは、「思ったより簡単だったが、ルシフェルは本気を出していない。本気で戦うと、どうなるかは分からない。もっと強い召喚獣を召喚出来たはずだ。」と言った。


=十二章 目的地への到達=

ラッセル

かくして、何事も無かったかのように、一同はラッセルへとたどり着いた。

仁は、「本当に長かった。皆おめでとう。」と言った。

涼子は、「なんだか、実感が湧かないわ。」と言った。

ガブリエルは、「もうそろそろお別れをする時だ。本当に長い間良く頑張った。」と言った。

ラッセルは、大都会で、いたるところに魔法の技術が光り輝く町だった。また、アカデミックな雰囲気もあった。空を飛ぶ自動車やタクシーのようなものも走っていた。

ラッセルの町並みを見ていると、仁の目に急に涙があふれてきた。本当に、長かった。色んなことが沢山あった。皆との絆も高まったし、この世界に対する、本当の愛のようなものを知った。神の愛とは、こういうことを言うのだろう。仁の涙に連鎖する形で、他の4人も泣き出した。太一は、「本当に楽しかった。悲しいのではなく、嬉しい。」と言った。

ラッセルにある、ラファエルの工房を訪れた。そこには、水晶玉や指輪のようなものが沢山あった。ガブリエルが、「この水晶玉を一つ頂きたい。」と言って、女神のような天使であるラファエルは、「良いですよ。いくらでもありますから。」と言った。

見ると、沢山の水晶玉の中で、一つだけ恰好の違うものがあった。

一同は、それを頂いた。あまり、そういうところの違いは、関係ないものらしい。

人工知能

ラファエルの工房では、職人たちが集まって、ロボットのようなものを作っていた。

職人たちは、仁たちに「これは、人工知能だ。今から世界を変えるような、本当に人間の頭脳のような人工知能を作っている。全部ラファエル先生が考えて作ったのさ。でも、今から僕たちがブラッシュアップして、良い人工知能にしたいと思っているんだ。」と言った。

コンピュータのスクリーンには、以下のような、人工知能のプログラムが映っていた。

#!/usr/bin/python
# -*- coding: utf-8 -*-
# 初版作成 Assy, 在導万創

import sys

class Robot:
    def __init__(self):
        self.ego = 0
        
    def msg_loop(self):
        while True:
            e = self.view()
            self.action(e)
    
    def action(self, msg):
        self.do(msg)
        self.think(msg)
        self.make_ego(msg)
        
    def do(self, msg):
        if msg == 0:
            print('晴れだ')
            
        elif msg == 1:
            print('雨だ')
    
    def think(self, msg):
        if msg == 0:
            print('散歩に出かけよう')
        elif msg == 1:
            print('家の中に居よう')
            
        if self.ego > 20:
            print('僕もそろそろ大人になったなあ')
    
    def make_ego(self, msg):
        #自我を作る
        self.ego += 1
        if self.ego > 100:
            print('死にました')
            sys.exit()
        
    def view(self):
        #外を見て、晴れ(0)か雨(1)かを判断する
        #ここでは常に0
        return 0

if __name__ == "__main__":
    rb = Robot()
    rb.msg_loop()

職人たちは、「このロボットは、改善点として、普通の人工知能を乗せる、思考を覚えて思い出す、マルチスレッドにして複数にする、などが考えられる。」と言った。

(作者注記:これは、僕が作った人工知能のプログラムである。技術的に馬鹿には見えるが、何かの意味で賢いかもしれないので、ここに載せる。)

別れ

一同は、別れの時を迎えた。

ガブリエルは、「また、いつでも会える。」と言ったが、一同は泣きじゃくって、悲しい思いをした。太一は、「この世界は本当に、第二の故郷です。」と言った。

そして、一同は、時間移動と水晶玉の機能を同時に使った。皆は、「タイム・スリップ・アンド、ゴートゥシルミヤ!」と言った。

そして、この物語は終わりである。

エピローグとして、ガブリエルは、ラッセルで結婚指輪のようなものを手に入れた。それは、ラファエルへと渡すためだった。ラファエルは、ガブリエルの恋人だったのだ。全ての謎が解ける宝石も、同時に作ってもらった。


=十三章 歌=

人生の歌

最後に、この世界の全てを知るための、永遠の歌を載せよう。

この2つの歌には、僕の作曲した曲もある。それと一緒に歌うと良いだろう。

(2017.12.26追記 - 楽譜は作詞・作曲した歌を参照のこと。)

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この星のどこかで

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この星のどこかに旅に出かけよう。希望、真実、夢を探す旅へ。

この星のどこかで君が泣いている。何故こんなに悲しいの。本当の答えどこにある?

自分の心の奥底に、答えはあるよ。見つけてよ。

この星のどこかで笑ってくれた君が居る。

さあ、旅へと向かおうよ。背中の翼が待っている。

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創造の旅

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星の本当の姿を知る旅へ、行こう。僕と一緒に。

人に言われてすることじゃなく、自分で見つける旅へ。

しかとその目で確かめて欲しい。星の全てを高く見下ろして。

生死の狭間で躍動するその愛は、星の灯となって皆を導く。

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宇宙の真実、それは秘密に包まれたまま。

運命は、非情にも、星を変えていく。

記憶のピースに宇宙の真理が宿るなら、

君は希望と永遠の、星と宇宙の創造者となる。

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自由な世界を渇望するその心。

そのために(全員で)壁を打ち破れ。

人生の行動と意味を知る中で、世界は広がって行く。

人間とは何なのか、その問いに、「そのまま」と運命と存在の思いを知る。

この星の自由の未来のために、全てを実現する1人の王となれ。

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4つの都の歌

もう一つ歌がある。これにも作曲した曲がある。この小説のために作った。

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夢の世界

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二つの源流から、海へと注ぐ川となれ。

世界の礎の、水の都の夢となれ。

燃え盛る炎から、不死鳥のごとく甦れ。

滅びの先の楽園へと、火の都を連れて行こう。

死と地獄の闇の中で、黒の都は世界を導く。

神のようなその力に、人々は恐れをなす。

白の都の天使の光、それは生きる希望。

愛と人生の力の中で、失ったものは甦る。

地の理、それは生命の真理。

地球が生命を守ってくれている。

風の理、それは時代の真理。

あっちへ行け、こっちへ行けと、風が世界を連れて行く。

悪魔の国の領地を越えて、世界の終わりへと君を誘う。

新しい世界に来てほしい。愛の世界へ皆を導こう。

本当の真実に気付いたなら、自由をあなたに与えたい。

正常なこの世界を築くために、あなたの手助けが必要だ。

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他の歌

他に、昔作った詩がいくらかある。

これらには、曲は作っていない。それを載せよう。

本当は、もっと沢山ある。これらは、ほんの一部だ。

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愛と微笑み

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愛することは信じること

所有したり支配することじゃない

その恋が、なぜ恋と呼ばれるのか

それは、愛情とドキドキが

人間の運命を司る、永遠の人間のテーマだから

◇◇

愛の花が咲くとき

その花に、1つ1つ名前を付けてあげよう

サクラ色の恋や、ツバキ色の恋が

その恋人とともに、人生に花を咲かせる

◇◇

愛はときに、自由になったり、支配になったりする

その愛を知るとともに

人は恋で宇宙を知るのだ

◇◇

ああ愛するならば

人生の運命は全て、あなたに微笑みを与えるのだ

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夢と小説

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あなたの思う、夢とは何ですか?

タイムトラベル、ロボット、宇宙人。

作家はたくさんの夢を書きますが

話は、すぐに終わってしまうもの。

現実世界でそういうことが

もしあったなら

人生の大きなピースとして

あるいは、ただの出来事として

誰にも知られず、どこかに存在したかもしれない。

◇◇

神や天使はいないし、

動物と話は出来ない。

でも、夢を見るのが人間だから

作家はその夢を書くのです。

◇◇

タイムマシンが出来たら、未来と過去、

どちらに行きたいですか?

ロボットは、味方ですか、敵ですか?

小説の世界に行きたいなら

どの作品を選びますか?

◇◇

ただの普通の物語や

アクションものも良いでしょう。

◇◇

夢の世界を見たいなら

本当の夢で、眠りながら

いつでも見ている。

それも良いでしょう。

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変化

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世界は変わる。

何もかも、未来に向かって

変わり続ける。

その中でも、変わらない何かがある。

その何かって、何なんだろう。

◇◇

国も変わる。

人間も変わる。

ものも変わる。

そうすると、宇宙の法則も

いつか変わってしまうのではないか。

◇◇

全てを変わると思うなら、

むしろ、自分を変えなくちゃいけない。

◇◇

何も変わらない大事なものは、

人間の心と、感情、人間性ではないか。

◇◇

世界はまた1秒1秒、新しい歴史を刻む。

この2000年のうちに、幾多の人間が生きたのだろう。

あまりに多くて、分からないね。

◇◇

理想と夢だけは

変わらずに持ち続けて欲しい。

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希望 2015.01.29

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その言葉に、どんな美しさがあろうか。

その愛に、どんな思いがあろうか。

その平和に、いくらの努力があろうか。

その自由に、どれだけの思い入れがあろうか。

◇◇

僕の知った言葉。

僕の信じた人。

僕の愛したもの。

僕の自由な心。

◇◇

その中で、僕は、親しみや興味をこめて、それを知る。

それは、愛のようで、慈悲の心のようで、偉大さや葛藤のようなもの。

それは、真実のようで、努力のようで、衝動のようなもの。

◇◇

それは、悲しさと、絶望の中で、具体化する、魂。

それは、世界を支配し、導き、混乱を収束する、価値観。

それは、自分の全てを知って、失いながら残す、アイデンティティ。

◇◇

希望とは、その心の持つ、全ての概念だ。

希望とは、その心が知っている、全ての価値観だ。

希望とは、その心が経験した、全ての感情だ。

◇◇

何故、その心は、希望を目指したのだろうか?

本当に、真っ暗ならば、光はどこにもないのか?

闇の中で、平和を目指す、一つの光を、誰かが創ったから。

◇◇

その光は、あらゆる闇を経験して、一つの言葉を言った。

「私は何ですか?」

その心に、暗闇は答えた。

「あなたは、希望です。」

もう一度、光が言った。

「希望とは、どのようなものですか?」

そして、闇が言った。

「闇の中で、世界を色のあるものに、変えるものだ。」

◇◇

光は、何を知りたかったのだろう?

その光は、永遠の中で、闇の中で、沢山の経験をした。

抑圧や屈辱の戦いの中で、世界に、ある2つの信念を照らし出す。

それは、「愛」と「支え」だった。

◇◇

光は、さらに、もう一つ、悪い信念を照らし出す。

それは、「犠牲」だった。

そして、それは、愛や支えと一緒に、関係して動く信念だった。

◇◇

人間は、犠牲のために、愛する人間を失う。

愛とは、犠牲になったもののために、祈ることだと、光は言う。

そして、愛や支えと、犠牲は、直角三角形の3辺、あるいは、コインの裏表のように、関係しているのだと言う。

◇◇

光は言う。

「犠牲と言う信念から、人は死んでいく。

だが、愛と言う信念から、人は生まれていく。

そして、支えと言う信念から、人は育っていく。

それが、本当の宇宙の、一番低い次元での、信念なのです。」

◇◇

では、希望とは何なのだろうか?

それは、全ての人間を包み込み、包括する、エネルギーであり、

それは、光の言う通り、犠牲になったもののために、祈る愛のことだ。

そして、それらの全ての人を支える、最大限のエネルギーであり、

それは、まるで太陽のように、全ての生命に力を与えている。

◇◇

光は、言った。

「希望とは、悲しさや苦しさ、喜びや恐怖などの、全ての感情の融和です。」

そのまま、光は、それを宇宙の言葉として、残して死んでいった。

◇◇

希望とは何か?

それは、この社会を包み込み、信念と正しさと現実から、社会の本来の力を呼び起こす、メッセージのようなもの。

希望が愛ならば、世界は正の方向へ動き、

希望が犠牲ならば、世界は負の方向へ動く。

それは、支えとなる全ての人間によって、全ての運命を形作るだろう。

◇◇

希望とは真実。

希望とは平和。

希望とは愛。

希望とは現状の分析。

◇◇

そのように、全てのエネルギーの本質は、希望を向いて、この世界を回っているのである。

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生きる 2015.01.30

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本当にそこに存在することが、当たり前のことだろうか?

何故、僕はここに居るのだろう?

この世界は、いつから、何を目的に、存在しているのだろうか?

◇◇

僕の星、地球。

この星には、沢山の生命が、生きている。

この星には、沢山の人生が、生きている。

◇◇

何故、生きる、という発想があったのだろう?

生き物は、誰が創ったのだろう?

簡単に、神が創造したとか、進化したとか、そういうことにして、良いのだろうか?

◇◇

あなたが、そこに居ると言う、事実。

あなたが、この本を読んでいると言う、真実。

それは、あなたと私がどこかで、出会う運命があったと言う、偶然の中の必然だ。

◇◇

生きるためには、食べる必要がある。

生きることによって、人生が変わっていく。

いつの時点で、誰の生命を吸収しているのだろうか?

未来の僕は、どんな人間になっているのだろうか?

◇◇

人間だけではない。生命やものも、確かに存在している。

そこに存在している、それに関心を持っているだろうか?

それがそこにあることを、どれだけの人が、気にかけているだろうか?

◇◇

生きるとは、存在することだ。

生きるとは、情愛を感じることだ。

生きるとは、真実を知ることだ。

生きるとは、可能性を開拓することだ。

◇◇

さあ、あなたは、何をする?

それは、この世界で、誰にでも平等に与えられている、自由と言う概念だ。

自由に生きる中で、あなたは何をする?

◇◇

生きると言う真実は、夢であり、希望であり、平和だ。

誰をも生かして、殺さず、それぞれの望みが叶ってほしい。

◇◇

生きる、それは、人間が神から与えられた、真実。

仏や宇宙の心。

その、生きるという、愛溢れた試練が、人生を偉大にし、苦しみを克服する。

◇◇

何故生きるのだろう?

どう生きるべきなのだろう?

哲学者が、誰もが、問う、永遠のテーマだ。

生きている、と言うことは、何なのだろう?

◇◇

宇宙における、美しさのようなもの。

科学における、真実のようなもの。

歴史における、事実のようなもの。

当たり前のことのようだけど、当たり前のことではない。

◇◇

生きることの中で、沢山の夢と経験と挑戦を知ってほしい。

あなたが生きる中で、平和と愛を知って、世界を変えて欲しい。

生きるもの全ての中に、自由と言う夢があるから。

自由に、任されている。それこそが、生きるということだろう。

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命の価値 2015.01.30

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その命に、どれだけの価値があるだろうか?

金を払って、それで殺した人間の代償に出来るだろうか?

とてもじゃないが、出来ないだろう。

◇◇

人間が方法を知り、可能性を知り、平和に自由に活動している中で、

そうじゃない集団も居る。

研究や生産ではなく、戦う集団も居る。

本当に悲惨な世界では、何も出来ず、戦うしかない。

それだけが世界を変える手段であると、誤解して、戦っている、軍隊だって、居るのだ。

◇◇

その兵隊を否定するのも簡単だが、

戦わなければ、自分の国を悲惨な世界にした、悪い国に抵抗出来ないのだ。

◇◇

戦う中で、人が死に、町が廃墟になり、犠牲が沢山出る。

そのために、何故人間は、戦うのだろうか?

◇◇

人間がいつまでも、進歩しないのが悪いのかもしれない。

進歩しすぎた自由のために、歪みが起きているのかもしれない。

だからと言って、自由を止めて平等にすれば、平和になるのだろうか?

◇◇

本当の生きる価値、命の価値、犠牲になった人生の価値は、どこにあるのだろう?

◇◇

生きるということは、同時に、いつか死ぬと言うことだ。

何で死ぬかは分からない。事故か、病気か、金が無くて死ぬこともある。

それらに対しても、きちんと支援しなければならない。

それは、出来ているだろうか?

◇◇

戦争は、無差別に殺し、どちらの国民も、大量に死ぬ。

自分も、相手も、どちらも悪い。

だが、どちらも、それぞれの大義と正義がある。

その大義は、本当に正しいものだろうか?

◇◇

命の価値を軽んじることは、あってはならない。

ヒトラーのように、民族を全員殺すなんてことは、本当にあるべきではない。

だが、自分が嫌いな人間でも、それなりの正しさと理由を持って、活動しているものだ。

王が殺すのも、革命家が殺すのも、同じように悪いが、同じように正義があるのだ。

◇◇

戦争を考えてみよう。

本当に、勝てる戦いなら、いくらでも殺すことが、本当に正当化されていいのだろうか?

併合すれば平和になる、帝国や共産主義は、そのために命を犠牲にしていいのだろうか?

◇◇

テロリストは、錯覚している。

世界を変えるための方法が、それだけしかないと思っている。

そんなことは無い。皆で協力すれば、犠牲なしに、世界を変えることも出来る。

自由も、平等も、民主主義と世界政府を正しく成り立たせれば、ある程度両立させることも出来る。

会社を自由にして、労働を平等にするのは、出来ないことは無い。

◇◇

もっと、命の価値を大切にしなければならない。

だが、生命は、誰でも、殺して食べる。

殺さなければ、生きられない。

だからこそ、もっと自分の命を大切にしなければならないのだ。

◇◇

命を守るために、軍隊を無くそう。

そう、それが出来る、唯一の国が、日本だったはずだ。

平和憲法によって、抑止力の平和という、おかしな発想を止めることが出来る。

ただ、左派も色々と悪い。

◇◇

平和とは、皆のことを本当に大切にすること。

命の価値とは、自分を大切にし、生きる価値を見出すことだろう。

命は、人生であり、人生は、栄光である。

あなたが、栄光のある人生と命を生きられますように。

本当に世界を解決出来る、正しい王が、現れると同時に、命の価値を大切にする王でありますように。

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発想 2015.08.18

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本当にオリジナルなものを作りたいと思ったら

あなたなら何をしますか。

◇◇

一度全ての発想を消して、

ゼロから独自の発想をするか、

それとも、沢山の発想を知って、吸収して、

自分なりの新しい発想をするか。

◇◇

場と場の真理の中で、

客観性と法則性を知って、

知が形を帯びてくる。

それも良いでしょう。

◇◇

永遠の時間の中で、

沢山の文章を作る。

そこでは、森羅万象に対する愛がある。

それも良いでしょう。

◇◇

平和と秩序の中で、

本当の愛と自由を体験的に知る。

変わる世界と変わらない世界の中で、

1つの大きな柱を立てる。

◇◇

国と思想を比較する中で、

社会的な成り立ちと、手段と目的をモデルにする。

自由な発想は存在と変化を積み重ねて、

信じることからあらゆる不可能な問題を解決出来るでしょう。

◇◇

時に戦い、時に守ること。

それは、愛と試練の中で、新しい自由な偉大な存在を生むでしょう。

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時間と空間 2015.08.18

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時間と空間と思ったら、

あなたなら何を考えますか。

◇◇

無限性や永遠性。

神と宇宙の関係の中で、

本当にこの宇宙は無限なのか、有限なのか考える。

◇◇

そして、経験論と合理論の哲学を超えて、

カントという哲学者は、

人間の先天性と経験性に、

時間と空間と言う前提条件を与えました。

◇◇

ハイデガーと言う20世紀の哲学者は、

存在と時間という著書の中で、

存在の時間性と言う観点から、

存在とは意識である、と言ったことを言いました。

◇◇

ニュートン力学の次元を超えて

アインシュタインと言う科学者は、

時間と空間も変わっていき、

多様体と言う観点から、新しい次元の物理学を作りました。

◇◇

でも、科学や哲学では、分からないこともある。

時間と空間と言うテーマなら、歴史が考えられるでしょう。

◇◇

ローマの時代、ヨーロッパはローマ帝国の一部になることで、

沢山の新しい知恵と発明をローマからヨーロッパの各地へと広めました。

フランスは、ナポレオンのフランス革命の後、帝国主義の植民地国家として、

沢山の戦争と奴隷支配を行い、ある意味では奴隷であり、ある意味では文明化である、

沢山の国への植民地支配を行いました。

ある意味では、発展のために、奴隷や強制労働は、

仕方ないところ、受け入れるしかないところもあるのです。

◇◇

人間の存在と出来事を、時間と空間の視覚化で考えられるでしょう。

そして、地球のモデルを使って、

グーグルが新しい地図や地球儀のソフトウェアを作っているように、

人間の可能性は、そこまでの可能性を現実に出来るところまで、来ているのです。

◇◇

人間とは何なのでしょうか?

その問いに、時間と空間の哲学が、何かを応えられるでしょうか?

人間の未来はどうなるのでしょうか?

そこに、経済学者、哲学者、未来学者は、何を説明出来るでしょうか?

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本当のこの宇宙の時間と空間の先にあるもの。

それは、今から見て、未来が決まっているのか、白紙なのか、そう言う問題でもある。

バックトゥザフューチャーという映画が言うように、未来は白紙である。

自分たちで、作り出せる。そういうものなのです。

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哲学者 2015.08.23

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何故か、僕は哲学者に詳しい。

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まずは、古代ギリシャから。

自己や魂の安らぎを考えたソクラテス、

イデア論と言う、永久不滅の真実の型と世界を考えたプラトン、

森羅万象を、特に自然と社会のことを考えたアリストテレスが、まず挙げられる。

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そして、アウグスティヌスの悪の起源や、

トマス・アクィナスのアリストテレスとキリスト教の融和から、

哲学は中世から近代へと広がって行く。

◇◇

近代のデカルトは、我思う、故に我ありを考えて、

検査や部分、疑うや推論などの、合理的な方法論を著した。

その後に、スピノザの世界全体は神であるとか、

ライプニッツの、神の運命は予定的に起きると言う、予定調和などの

合理論が発展した。

◇◇

イギリス経験論では、ベーコンが思い込みを分類したイドラ論を唱え、

ロックやヒュームが、経験的な世界と人間の把握と、頭の中の大掃除をした。

そして、バークリがこの世界は神の意識であると言ったことを言った。

経験的な賢い哲学は、今でも古典哲学として、影響力を持っている。

◇◇

そして、ドイツ観念論。

カントが、アプリオリと前提条件、二律批判と矛盾、

科学的な思考の方法を唱えた。

フィヒテの自我論とシェリングの人間と世界は同じものの現れであると言った。

◇◇

そして、ヘーゲルはドイツ観念論を完成させる。

意識の発展と言う名目で、精神の成長と歴史や市民社会の相対的な哲学を打ち立てた。

キルケゴールが言うように、ヘーゲルには全世界があるが、人間の心が無い。

キルケゴールは、実存主義の祖として、

実存の段階である、美、倫理、宗教の段階と、絶望の意識の関係などを言った。

◇◇

また、マルクスの哲学は、世界を捉えるだけではなく、世界を変えるものだった。

人間の社会を、上部構造と下部構造に分けて、生産関係や条件や手段を考える。

そして、資本主義の問題を洗いざらい考えた後に、

新しい世界である、階層と搾取の無い、共産主義社会の到来を唱えた。

◇◇

だが、それは失敗した。

ソ連は、権力を否定するどころか、権力者の権力争いと独裁による、

強大な権力国家になった。

民衆は、何も出来ず、奴隷となり、辛い中で本当の平和と平等を望むようになった。

◇◇

ソ連にも、良い点はある。

社会所有は、工場を皆のものにすることで、

会社が資本家のものであることを共有に変えられる。

平等分配は、貧しいものでも生きられるし、金による無意味な社会が終わる。

計画経済は、平等のままで、高度な社会を期待出来る。

だが、実際のソ連は、失敗した。冷戦になって、国民は奴隷になった。

◇◇

あとは、サルトル、ハイデガー、ヴィトゲンシュタインだ。

サルトルは、人間の実存性を考えて、実存は本質に先立つ、と言ったことを言う。

ハイデガーは、存在の時間性を考えて、存在とは意識であると言う。

ヴィトゲンシュタインは、論理的に明晰な構造を作って、言語分析をする。

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他にも、ニーチェとか、フロイトとか、色んな哲学ではない哲学はある。

それに、最近の哲学者であるデリダの脱構築や、

アメリカの哲学であるプラグマティズムの、

功利主義的で心理学的な社会考察もある。

◇◇

あとは、色んな哲学者が色んな時に居た。

ヴォルテールやモンテスキューやルソーなどは、啓蒙主義の時代の社会哲学者だ。

ベンサムやミルは、功利主義の快楽主義的な哲学者だ。

他に、キリストやブッダなどの宗教家も居る。僕は、ブッダも少し詳しい。

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そういうわけで、詩に見えない詩になったが、

僕は、哲学が一番好きだ。

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好きな音楽

ちなみに、僕は、音楽は、FLOW、KOKIA、宇多田ヒカル、AAA、キマグレンが好きだ。

中島みゆき、ポルノグラフィティ、ケミストリー、嵐、コブクロなどもたまに聴いている。

そして、僕はピアノが弾けるが、好きな曲はベートーヴェンのエリーゼのために、とか、スターウォーズのメインテーマとかだ。


イメージ(表紙)


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