VS-Codeの世界観です。
Visual Studio Codeはマイクロソフトによるオープンソースのテキストエディタ。Visual Studioのオープンソース版ではない。
オープンソース版は「vscode」と言う名前で知られる。
VS-Codeの良い点は、軽量なテキストエディタながら補完とデバッグができること。
コードの自動補完が完備されており(Intellisenseは超賢い)、Javaなどの開発がとてもしやすい。MSのサポート言語であるC++/C#/VBだけではなくJavaやPython/SQL/JSONにも対応。言語によっては拡張機能をインストールすることでデバッグができる。またGitにも対応している。
また、複数の場所にカーソルを挿入して同時に編集できるマルチカーソルという機能がある。これはDreamweaverにもある機能である。
VS-Codeが標準で対応している、HTMLタグなどを簡単に書けるEmmet記法については、以下のチートシートが参考になる。
Emmet記法について、詳しい解説は以下が参考になります。
言語サーバとは、プログラミング言語とコードエディタを繋ぐプロトコルのことで、言語の解析機能をエディタから利用できるようになる。VS-Codeの言語拡張で使われている。
後日注記:LSP(言語サーバプロトコル)と似たようなエディタ向けのパーサーとしてTree-sitterがある。
2023.05.14
2023.05.18編集
VS-Codeのおすすめの拡張機能は以下が参考になる。
2023.05.14
先日公開されたWeb版のVS-Codeが以下のURLから利用できる。インストール不要でブラウザで動作する。用途としては、Windowsのようにメモ帳しかテキストエディタがない環境で、エディタをインストールしたくない場合(他人のパソコンなど)や、iPadなどのようにテキストエディタをインストールすることが難しい環境でブラウザからテキストを編集したい場合などが考えられる。
Linux(Ubuntuなど)で、Snapパッケージから配布されるVS-Codeを導入した場合、日本語入力ができないことがあります。
このような時には、Microsoft公式から配布されているdebパッケージを導入すると、日本語入力ができます。
やっぱりMicrosoftは賢い。VS-Codeは有償のJava IDEであるIntelliJと比較されることも多い次世代のテキストエディタである。VimやEmacsやAtomやサクラエディタに比べても、最高である。
ちなみに「vscode」と書くと、何だかコードと戦っているようでやる気にさせられる。
最近は、プログラミング初心者におすすめのエディタとして、完全にVS-Codeが事実上の標準になりました。
これは、いつもの「Microsoftの勝利」ではありますが、実際、VS-Codeは「面倒臭くなく、そして使いやすい」のです。
たとえば、Progateやドットインストールでプログラミングの入門編(たとえばHTML/CSS)を学ぶ初心者には、VS-Codeが一番おすすめです。僕の知り合いも、「自動補完機能が超便利」と言っていました。
また、Pythonなどの学習でも、Anacondaを入れてまず最初に使うエディタは、VS-Codeだと思います。
また、最近のインターネット界は、SNSに犯罪バイトの勧誘があるなど、「とても暗く怪しいもの」になっており、簡単にアプリやフリーソフトを信頼できません。ここで「Microsoftが作ったオープンソースのVS-Code」はインパクトがあります。誰でもMSなら信用できます。また、Visual Studioのコードエディタではありませんが、Visual Studioのネームバリューがあるため、「無料でMSなら導入してみよう」となり、使った結果自動補完機能が便利すぎてハマってしまうのです。
少し前はAtomが流行っていましたが、今の流行はVS-Codeです。しかしながら、僕はいまだにサクラエディタやEmacsクローンのxyzzyを使っていますが、これはもうサクラエディタ流の検索・置換に慣れてしまったからです。
VS-Codeは、「テキストエディタ界の新しい覇者」となりつつあります。
以前から主要テキストエディタは、EmacsというLispで拡張できる最強のエディタと、古くから使われる全能なUNIXの標準テキストエディタのvi(あるいは改良版のVim)のどちらかであるとされてきました。
しかしながら、この2つのエディタは、とても使うのが難しいことでも知られています。特に、viの操作はとても難解で、ユーザーフレンドリーとはまったく言えません。
Microsoftの新しいテキストエディタであるVS-Codeは、このようなテキストエディタ界で天下を統一し、新しい覇者となろうとしています。
もし、Linuxを使っているのであれば、VS-Codeは入れておいた方がいいでしょう。なぜなら、GNOME標準のgeditは、アスキーテキスト(英語だけのテキスト)だけを操作するのであれば問題なく使えますが、日本語を混ぜると文字幅などの問題でおかしなことになります。特にプログラムを書く用途として、普段使うエディタとして導入するのであれば、VS-Codeを入れておけば間違いはありません。
また、Debianを使う場合、標準のvimはvim-tinyという最小ビルドのvimになっています。サーバや制限された環境で使うなら、これで我慢するというやり方もありかもしれませんが、普段使うマシンで設定ファイルの編集をするのであれば、aptでvimを入れておいて、デスクトップ用にVS-Codeを入れましょう。
Electronを参照のこと。
Microsoftによるテキストエディタ。
強力な自動補完(インテリセンス)やマルチカーソル・Emmet記法などモダンでとても賢く、そして軽量。
わざわざEmacsやviの使い方を覚えるよりも、特にWindowsやmacOSを使うなら素直にVS-Codeを使った方が良い。
AnacondaなどのPython開発環境でも事実上の標準になりつつある。