VirtualBox/Vagrantの導入方法です。VirtualBox/Vagrantも参照のこと。
自分の書いたブログ「わたしの名はフレイ」2020/09/30より。
VirtualBoxとVagrantを使って、作業所のMacと自宅のWindows 10にUbuntu 20.04を導入した。
やったことは、まず、Macでは、VirtualBoxの公式サイトからVirtualBoxをインストールし、Vagrantの公式サイトからVagrantをインストールする。
次に、デスクトップにvagrant_projectsディレクトリとその中のubuntu2004ディレクトリを作成。
そして、
cd vagrant_projects/ubuntu2004
のようにしてvagrant_projects/ubuntu2004ディレクトリに移動し、
vagrant init bento/ubuntu-20.04
を実行。
bento/ubuntu-20.04以外のイメージを使いたい場合は
Discover Vagrant Boxesを参照のこと。
vagrant_projects/ubuntu2004にVagrantfileができるので、
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
を設定(#を消す)。
これで、自分のネットワークを使ってUbuntu上でもネットワークに接続できるようになる。
そして
vagrant up
を実行。Ubuntuイメージのダウンロードが始まる。
しばらく待っていると完了する。
この状態でターミナルが入力待ちに戻ると、仮想環境でUbuntuが起動しているので、Macならば
ssh -p 2222 vagrant@localhost
を実行してUbuntuのターミナルに接続する。
最初のログインメッセージでは「Yes」を入力し、パスワードは「vagrant」を入力する。
このコマンドは
vagrant ssh
でもよい(僕はWindowsで実行する時にこちらのコマンドを使った)。
ログインできて感動したら、lsやpingなどを試してLinuxシステムが動くことを確認した後に、
sudo apt update sudo apt upgrade
でパッケージを最新版にする。
SSHからログアウトするには
exit
を実行する。
また、仮想環境のUbuntuを終了させるには
vagrant halt
とする。
次回の起動時は
vagrant up
とする。
仮想環境が何らかの理由で削除したくなった時は
vagrant destroy vagrant box remove bento/ubuntu-20.04
とする。
Windowsも同様の手順で行うが、PowerShellで行うことがポイント。
また、Windowsでは最初の起動の時に
vagrant up --provider=virtualbox
というようにプロバイダを設定しないとエラーがでる。
自分の書いたブログ「わたしの名はフレイ」2020/09/30より。
Ubuntuを仮想環境に導入したので、後はApacheやPHPやMySQL(あるいはMariaDB)を導入すれば、サーバ構築の練習になる。
僕はWordPressやRuby on Railsを導入してみたいと思っている。
仮想サーバは必要無くなればいつでも簡単に削除できるので、実マシン上に導入するのとは違って、手軽にシステムが壊れるようなことを試すことができる。
パッケージをaptで導入して、遊びと練習に使いたい。