オンラインストレージの世界観です。
Googleドライブは、Googleアカウントを持っていて専用のソフトをインストールするだけで、簡単にファイルの同期が出来る。最近の会社ではこれが使われることが多い。
また、Adobe製品を購入した場合は、Adobe Creative Cloudのストレージサービスなどが使える場合もある。そのほかMicrosoftのOneDriveやDropboxなども使うことが出来る。
ネット上で不特定多数にある程度の大きさのファイルを公開したい時は、こうしたサービスを利用してファイルを「公開設定」にすることも出来る。
オープンソースのフリーソフトウェアなど、ソフトウェアの開発母体が欲しい時はGitHubなどを使うのが便利だ。
後日注記:Google Driveの欠点は、15GBと非常に容量が小さいこと。逆に長所は、インターネットでGoogleアカウントにログインすれば使えるため、LANの中だけではなくどこでもファイルにアクセスできること。
オンラインストレージサービス。Google DriveよりDropboxの方が有名なのかもしれない。
Googleによるオンラインストレージサービス。15Gと少し容量が少なめだが、会社のビジネス用途でも使える。公開するためのファイルであれば、gitとGitHubを使うという手もあり。
Googleも参照のこと。
Yahoo!によるオンラインストレージサービス。5GBと容量が少ない。
Microsoftによるオンラインストレージサービス。
AppleによるMac向けのオンラインストレージサービス。
AdobeによるAdobe CC製品購入者向けのオンラインストレージサービス。容量が多いため僕の作業所ではこれを使っている。
NextcloudとownCloudはOSSのオンラインストレージ作成ソフトウェア。
サービス企業にデータを預けるのではなく、自分でデータを制御し、自分たち自身のクラウドサーバーを作るために利用出来る。
誰でもどこからでも編集や保存ができるクラウドサービスの利点は欲しいが、他社にデータを預けたくない(そもそもできない)時に利用出来る。
こうしたオンラインストレージサービスだが、良い側面と悪い側面がある。
良い側面としては、とても便利だということ。アプリを入れてログインするだけで、どの端末からもファイルにアクセスでき、同期もしてくれる。
また、ローカルだと損失するリスクがある。ハードウェアが壊れれば終わりである。クラウドのオンラインストレージサービスは、もし削除されてもそれぞれのパソコンのゴミ箱にファイルが残っている。また、Googleなどが管理するため信頼がおける。
悪い側面は、本当にGoogleが信用ができるかどうか、とかの側面。
しかしながら、最近は「クラウドがなければ仕事にならない」状態である。エンジニアの方なども、ローカルのストレージを使わず、仕事の大切なファイルは全部クラウドに置く人が増えている。
Google Driveは、WindowsとLinuxの間でファイルを共有するのに使える。
Windowsでは、Googleからアプリをダウンロードする必要がある。Linuxでは、GNOMEのオンラインアカウント認証でアカウントにログインすれば、ファイルマネージャからクラウドストレージにアクセスできる。
WindowsからLinuxにファイルを移動したい場合は、Google Driveにコピーして移動すればよい。同期のために少し時間がかかるが、USBメモリを使うよりも手軽で、15GBの容量があるのは嬉しい。
Google Driveを使う場合、ファイルを削除してもサーバ上のゴミ箱に残っていることがあることに注意しよう。ゴミ箱からも消さなければ使用しているファイル容量は変わらない。ゴミ箱はWeb版のGoogle Driveからアクセスできる。
また、このようなクラウドストレージは、すべてのデバイスで同期をする関係で、PCの容量を無駄に食うこともあるので注意しよう。Adobe Creative Cloudなどはファイル容量が大きいため、古いパソコンだとストレージがすぐに一杯になる。削除した場合、それぞれのパソコンのゴミ箱に削除されることも注意しておこう。