Objective-Cによるプログラミングに関する世界観です。オブジェクト指向も参照のこと。
MacはObjective-Cというプログラミング言語を中心に使う。これは、インラインでSmalltalkが書けるC言語である、と簡単に説明されることが多い。
以下にサンプルコードがあります。
Macにおけるアプリケーションフレームワーク。
Macで開発を行うための環境。gccなどもインストールされる。
Macでの開発は、主にこのXcodeを用いて行う。Mac App Storeからの無料でダウンロード・インストールできる。
MacやiOSやGNUツールチェインも参照のこと。
Objective-CでCの中にSmalltalkを書く、という発想は、僕はスティーブ・ジョブズがパロアルト研究所でアラン・ケイのダイナブック構想を知った、ということに帰依するのではないかと思います。
もちろん、パロアルト研究所で動いていたコンピュータは、Smalltalkで動いていたはずです。
実際のところを僕は全く知りませんが、きっとCとSmalltalkを混在して書けるようにすることで、ジョブズは「ダイナブック構想の提唱の通りのコンピュータ」を作りたかったのではないかと思います。
今のmacOSではSwiftというプログラミング言語が良く知られていますが、Objective-Cは長年macOSの主要言語としてMacを支えてきました。またiOSアプリの開発にも使われていました。
ただし、調べたところ、Objective-Cが公に使われ出したのは、NeXTSTEP時代のようです。Mac OS XのCocoaフレームワークはNeXTSTEP(OPENSTEP)のAPIをベースとして登場しました。LisaはObjective-Cで開発されたわけでもなく、Lisa WorkshopはPascalやObject Pascalを開発言語に採用していました。詳細は以下を参照のこと。
最近、MacやiOS向けの開発は、新しいJavaに近い言語であるSwiftで開発するのが一般的になった。
Swiftを参照のこと。