IntelliJ IDEAによるプログラミングに関する世界観です。Javaの世界観1(言語)も参照のこと。
IntelliJとは、最近人気のJavaのIDE(統合開発環境)。
無料版はオープンソースで、Android Studioのベースにもなっている。チェコのJetBrains社が開発。
JetBrains社はRubyとRuby on Railsの開発が行えるRubyMineなどの派生IDEでも有名であり、Javaの代替言語であるKotlinの開発でも知られる。
KotlinはロシアのサンクトペテルブルグにあるJetBrains社の研究所から生まれた「ロシア製言語」として有名。
現在、IntelliJ IDEAはJavaの一番人気のIDEとなっている。
Kotlinも参照のこと。
JavaにはもともとEclipseというIBMのオープンソースIDEがあったが、なぜ、JavaではIDEを使った開発を行うのか。
それは、単に「文字列が長いから」である。
Javaのクラスライブラリなどの文字列は、いちいち長い。これが、「JavaにはIDEが必要」という誤った方法論を生んでいる。
また、Javaの開発環境を入れるのは、Rubyなどに比べていちいち面倒くさい。
今のJavaの開発にはIntelliJを入れるのが一番ベスト。詳しくは以下が参考になる。
Eclipseも参照のこと。
Webの情報を見ていると、無償版にはサーバー機能がない。有償版を使うのがおすすめである模様である。
後日注記:IntelliJはどこでも「有償のIDE」として紹介されている。個人購入であれば年間149ドル、1万6千円ぐらい。
RubyMineとPyCharmは、Ruby on RailsやPythonの開発に使用できる、ジェットブレイン社の製品。
関数名やクラス名から関数定義やクラス定義にジャンプでき、コンソールによる操作、ブレークポイントで停止させた上での変数値の確認など、「最強」の機能を持つ。
特にRailsでは簡単にrailsコマンドをコンソールで実行できるため、サーバの再起動やルーティングの確認、マイグレーションの実行などに大活躍する。
Google Chromeなどのブラウザの検証機能と組み合わせて使おう。
RubyのツールやRuby on RailsやPythonのツールも参照のこと。
Android StudioはIntelliJ IDEAをベースに作られている。Androidも参照のこと。
JetBrainsによる有料IDE(機能制限されたオープンソース版もある)。
Android Studioのベース。