哲学に戻る

ライプニッツ

ドイツの大陸合理論の哲学者。

ライプニッツ

ライプニッツ。

画像はパブリックドメイン。

ライプニッツ

自分の書いたブログ「わたしの名はフレイ」2020/09/07より。

ライプニッツは、ドイツの合理論の哲学者。

モナド論と呼ばれる、「全ての物質は単子によって成り立つ」という理論(モナドロジー)が有名で、他にも「予定調和」という、「全てのことは神によって予定的に正しく起きる」という、運命論のような人生の宿命論を、予定的(その時適したタイミングで調和されて起きていく)とした。

モナド

ライプニッツは、宇宙の物質的・精神的なものを、1つ1つの単子(モナド)の組み合わせであると考えました。

後日注記:ライプニッツのモナド論は、とても理解するのが難しい。モナドはそれ以上分割することのできない単子であり、「個別性」という考え方に基づく。モナドは体や精神など、単なる物質だけではない、「個別性全般」について言えるものであり、それ自体が状態と属性を持ち、「欲求」に従って変化する。

(詳しくはモナド (哲学) - Wikipediaドイツ古典哲学 (文庫クセジュ)が参考になります。)

予定調和

ライプニッツは、神は「その時点でそのことが予定的に自然に起きる」と言う、予定調和を唱えました。

後日注記:ライプニッツの予定調和において、神はまだ起きなくていいことをすぐには起こさない。多くのことが終わって、もう起きても構わない状況になった段階で、はじめてそのことを起こす。そのため、重要な出来事は起きるべき時が決まっており、その時その時、「予定調和」で起こる。

微積分における貢献

ライプニッツはアイザック・ニュートンとは独立して微積分を発見・発明しました。

積分の「インテグラル記号」を考案するなど、現在使われている微積分の記号は彼が作りました。

微積分も参照のこと。

著作

「モナドロジー」、など。