Linuxのネットワーク設定に関する世界観B(ifupdown)です。Linuxネットワーク2(設定)やネットワークの世界観も参照してください。
現在は、DebianでもNetworkManagerの使用が推奨されます。Linux ネットワーク設定D(NetworkManager)を参照のこと。
WPAを使う場合、NetworkManagerはwpa_supplicantのフロントエンドでもあります。
WiFiを使う場合、詳しくは以下が参考になります。
Debian 10では、パッケージをコマンドラインの基本ツールだけインストールした場合、無線LANの設定をしてインストールした後で、設定がリセットされるため、もう一度設定する必要があります。
無線LANの設定は、iwconfigで表示されたネットワークインターフェース名を使って、/etc/network/interfaces.d/[インターフェース名]を作り、WPAやWPA2の場合SSIDとPSKを設定します。PSKはwpa_passphraseコマンドを使うことで暗号化された値を出力できます。
詳しくは以下を参照のこと。
無線通信も参照のこと。
設定ファイル | 説明 |
---|---|
/etc/hostname | Debianでのホスト名の設定。 |
/etc/network/interfaces | Debianの場合、/etc/network/interfacesでネットワークインターフェースの設定を行います。 ifupとifdown用のネットワークインターフェイス設定です。 |
ifupdownは、Debianでの高レベルネットワーク設定のデファクトスタンダード。
ifup eth0
とするだけでネットワークを立ち上げることができる。
設定ファイルは、/etc/network/interfacesにある。
公式のリファレンス:
以下のリンク先が参考になります。
以下のリンク先で、CentOSとDebianの設定ファイルの比較が分かります。
DHCPを使う場合。
auto eth0 iface eth0 inet dhcp
以上は以下のページからの引用です。
たとえば、静的にIPアドレスを設定する場合は以下のようになる。
iface eth0 inet static address 192.168.0.3 netmask 255.255.255.0 network 192.168.0.0 broadcast 192.168.0.255 gateway 192.168.1.1
以上は以下のページからの引用です。
2024.02.08編集
up (pre-up, post-up)を記述するとインターフェースの起動時に、down (post-down, pre-down)を記述するとインターフェースの停止時に、指定したコマンドを実行することができる。
また、マッピングを行うことで、インターフェースの使い分けをマップできる。staticとwirelessの使い分けなどが考えられる。
DebianについてはDebianを参照のこと。