Cairoの世界観です。
最近のLinuxでは、2Dのグラフィックスを取り扱うためにCairoというベクターグラフィックスのAPIを使う。
ベクターグラフィックスであるため、拡大してもなめらかで綺麗なままを保ってくれる。
GTKやFirefoxでは描画エンジンにCairoを使っている。特に、最近のGTKではGDKのAPIを直接使うのではなくCairoを使うことが一般的。
出力バックエンドも豊富で、X11以外にGDI、Quartzのほか、多くの画像ファイル形式にも対応している。
Cairoには、サーフェス(キャンバスのこと)、パス(線や形のこと)、ソース(色のこと)という3つの概念がある。
RubyからCairoを使うには以下の記事が参考になります。
以下はCairoに関するリンク集。
Wikipedia
ソースコード
X11プログラミングについては、X11設定とプログラミングを参照のこと。
GTKについては、GTKを参照のこと。
WindowsのGDIについては、GDIを参照のこと。