Cairoの世界観です。
最近のLinuxでは、2Dのグラフィックスを取り扱うためにCairoというベクターグラフィックスのAPIを使う。
ベクターグラフィックスであるため、拡大してもなめらかで綺麗なままを保ってくれる。
GTKやFirefoxでは描画エンジンにCairoを使っている。特に、最近のGTKではGDKのAPIを直接使うのではなくCairoを使うことが一般的。
出力バックエンドも豊富で、X11以外にGDI、Quartzのほか、多くの画像ファイル形式にも対応している。
Cairoには、
概念 | 説明 |
---|---|
サーフェス | キャンバスのこと |
パス | 線や形のこと |
ソース | 色のこと |
という3つの概念がある。
2024.10.06編集
RubyからCairoを使うには以下の記事が参考になります。
以下はCairoに関するリンク集。
Wikipedia
ソースコード
X11プログラミングについては、X11設定とプログラミングを参照のこと。
GTKについては、GTKを参照のこと。
WindowsのGDIについては、GDIを参照のこと。