Firebaseに関する世界観です。
FirebaseはmBaaS(mobile backend as a Service)と言われている、スマートフォンアプリで良く使われている機能をクラウドから提供するサービスの1つ。
Googleによって提供されている。
Firebaseでは、リアルタイム同期型のデータベースを利用出来る。アプリケーションはローカルにデータベースの複製を持ち、ローカルに書き込む。それがリアルタイムでサーバーと同期される。このため、応答が速く、オフライン処理にも対応できる。
FirebaseはNuxt.js(Vue.js)やNext.js(React)と組み合わせて開発することが多い。SPA + Firebaseで簡単なWebアプリケーションを開発できる。
リアルタイム同期型のデータベースのほか、写真や動画などのバイナリファイルを保管する機能や、認証機能やメッセージ通知機能など、Firebaseにはたくさんの機能がある。iOSやAndroidのほか、WebやUnityやC++やFlutterにもSDKが対応している。
このため、Firebaseを使ってモバイルアプリを開発すると、バックエンドを用意する必要が無い。バックエンドの部分は全部Firebaseを使って構築することができる。
React/Next.jsとFirebaseを組み合わせると、バックエンドを別に用意する必要がありません。バックエンドは、データベースだけをFirebaseとして使い、ほかは全部フロントエンドのReact/Next.jsのようなJavaScriptフレームワークだけで開発できます。
バックエンドが要らないということは、すなわち、サーバーサイドのプログラミングが必要ないということです。
なので、PHPやRubyが動くような、リッチなサーバーを用意することなく、データベースとしてFirebaseだけをサーバーに用意し、あとは全部クライアントサイドのHTML/CSSとJavaScriptフレームワークだけで行うことができます。
Firebaseを用いたWeb・モバイル開発では、PHPやMySQLの動くような、リッチなサーバーは必要ありません。サーバーとして必要なのはデータベースのFirebaseだけであり、あとは全部静的HTML技術とJavaScriptで行えます。これはとても画期的です。SPAなどと組み合わせることで、今までとはまったく違う、シンプルで柔軟なWeb開発を行うことができます。
2024.02.19
Firebaseには、単にバックエンドの開発・保守を省略できるだけではなく、Googleの提供するさまざまな機能があります。特にmBaaSとして知られている通り、モバイル向けの機能(リアルタイムなデータの同期など)が多いです。以下のページが参考になります。
2024.02.19
ReactとFirebaseを使ってWebアプリを作る方法については、以下のようなページが参考になる。
Reactも参照のこと。
2024.07.30
FlutterとFirebaseを使ってWebアプリを作る方法については、以下のようなページが参考になる。
Flutterも参照のこと。
2024.07.30
Googleを参照のこと。
iOS/iPhoneやAndroidやFlutterも参照のこと。
Unityも参照のこと。